JP2690176B2 - 包装機における物品供給装置 - Google Patents
包装機における物品供給装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] この発明は物品をその上方から包装用フィルムにより
覆った状態で物品の下側に包装用フィルムを折込む包装
機において、包装部に物品を供給する装置に関するもの
である。
覆った状態で物品の下側に包装用フィルムを折込む包装
機において、包装部に物品を供給する装置に関するもの
である。
[従来の技術] 従来、この種の装置としては、例えば特開昭58−1576
26号公報に示すものがある。同装置においては、包装部
の下方で物品を載せて昇降し、その昇降に伴い、包装部
に供給された包装用フィルムに物品を当接させてフィル
ムを持上げる物品受台装置と、この物品受台装置の物品
受台上に物品を供給する物品搬送装置とを備えている。
そして、物品を物分搬送装置に載せると、物品は物品受
台装置へ向けて移送され、最下降位置にある物品受台上
に載置される。その後、物品受台が包装部まで上昇し、
そこで物品に対しフィルムが包装される。
26号公報に示すものがある。同装置においては、包装部
の下方で物品を載せて昇降し、その昇降に伴い、包装部
に供給された包装用フィルムに物品を当接させてフィル
ムを持上げる物品受台装置と、この物品受台装置の物品
受台上に物品を供給する物品搬送装置とを備えている。
そして、物品を物分搬送装置に載せると、物品は物品受
台装置へ向けて移送され、最下降位置にある物品受台上
に載置される。その後、物品受台が包装部まで上昇し、
そこで物品に対しフィルムが包装される。
ところで、従来の包装形式としては、トレイに収納物
を入れてフィルムにより包装するトレイ方式と、収納物
を直接フィルムにより包装するノートレイ方式とがあ
る。ノートレイ方式の場合には、物品の外形状が一定で
ないため、物品搬送装置による物品の搬送時や物品受台
装置への物品の載置時に物品が不安定な状態となり易
い。従って、前記特開昭58−157626号公報に記載の包装
機においては、その物品供給装置の構造上、ノートレイ
方式は難しくトレイ方式のみ利用することが可能であっ
た。そこで、ノートレイ方式専用の包装機としては例え
ば特開昭57−68325号公報に記載のものがある。
を入れてフィルムにより包装するトレイ方式と、収納物
を直接フィルムにより包装するノートレイ方式とがあ
る。ノートレイ方式の場合には、物品の外形状が一定で
ないため、物品搬送装置による物品の搬送時や物品受台
装置への物品の載置時に物品が不安定な状態となり易
い。従って、前記特開昭58−157626号公報に記載の包装
機においては、その物品供給装置の構造上、ノートレイ
方式は難しくトレイ方式のみ利用することが可能であっ
た。そこで、ノートレイ方式専用の包装機としては例え
ば特開昭57−68325号公報に記載のものがある。
本発明は前述したような物品受台装置と物品搬送装置
とを備えた形式の包装機においてトレイ方式ばかりでは
なくノートレイ方式をも行うことができる物品搬送装置
を提供することを目的としている。
とを備えた形式の包装機においてトレイ方式ばかりでは
なくノートレイ方式をも行うことができる物品搬送装置
を提供することを目的としている。
発明の構成 [課題を解決するための手段] この目的に鑑み本発明に係る物品供給装置は、後記す
る実施例の図面に示すように、包装部Sの下方で物品6
9,70を載せて昇降し、その昇降に伴い、包装部Sに供給
された包装材Fに物品69,70を当接させて包装材Fを持
上げる物品受台装置1と、この物品受台装置1の物品受
台6上に物品69,70を供給する物品搬送装置39とを備え
た包装機において、前記物品搬送装置39には、物品69,7
0の搬送方向Aに沿う無端状回転索51,52を物品受台装置
1における物品受台6の昇降空間を越える位置まで延設
し、前記無端状回転索51,52には物品69,70に対し後方か
ら当接する搬送部53とその物品69,70に対し前方から当
接する挟持部54とで一組をなす物品位置決め部材55を複
数組所定間隔をおいて取着したものである。
る実施例の図面に示すように、包装部Sの下方で物品6
9,70を載せて昇降し、その昇降に伴い、包装部Sに供給
された包装材Fに物品69,70を当接させて包装材Fを持
上げる物品受台装置1と、この物品受台装置1の物品受
台6上に物品69,70を供給する物品搬送装置39とを備え
た包装機において、前記物品搬送装置39には、物品69,7
0の搬送方向Aに沿う無端状回転索51,52を物品受台装置
1における物品受台6の昇降空間を越える位置まで延設
し、前記無端状回転索51,52には物品69,70に対し後方か
ら当接する搬送部53とその物品69,70に対し前方から当
接する挟持部54とで一組をなす物品位置決め部材55を複
数組所定間隔をおいて取着したものである。
[作用] さて、ノートレイ物品69を物品搬送装置39と物品受台
装置1とにより包装部Sに供給する場合、物品搬送装置
39において物品位置決め部材55の搬送部53及び挟持部54
によりノートレイ物品69を挟持して物品受台装置1に搬
送する。この挟持により、ノートレイ物品69は確実に位
置決めされて物品受台6上に載せられる。
装置1とにより包装部Sに供給する場合、物品搬送装置
39において物品位置決め部材55の搬送部53及び挟持部54
によりノートレイ物品69を挟持して物品受台装置1に搬
送する。この挟持により、ノートレイ物品69は確実に位
置決めされて物品受台6上に載せられる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に従って説明する。
まず、物品受台装置1について詳述する。
機枠2内の左右両側には支柱3が立設され、この両支
柱3には上下一対の摺動部材4,5が支柱3に沿って上下
動可能に挿嵌されている。上側の左右両摺動部材4間に
は物品受台6が連結されている。
柱3には上下一対の摺動部材4,5が支柱3に沿って上下
動可能に挿嵌されている。上側の左右両摺動部材4間に
は物品受台6が連結されている。
この物品受台6においては、左右両摺動部材4間の中
央部において4本の支扞7が上方へ延設され、各支扞7
の上端部には支軸8が取着されて後方へ水平状態で延設
されている。下側の左右両摺動部材5間にも4本の支杆
9が上方へ延設され、この各支扞9の上端部にも支軸10
が取着されて後方へ水平状態で延設されている。この各
支軸10は前記各支軸8の後側でこれと同一軸心上にあ
る。前記各支軸8にはメイン支持部材11が嵌着されてい
るとともに、前記各支軸10にはサブ支持部材12が嵌着さ
れ、各支持部材11,12は傾動可能な載置台11a,12aを有し
ている。
央部において4本の支扞7が上方へ延設され、各支扞7
の上端部には支軸8が取着されて後方へ水平状態で延設
されている。下側の左右両摺動部材5間にも4本の支杆
9が上方へ延設され、この各支扞9の上端部にも支軸10
が取着されて後方へ水平状態で延設されている。この各
支軸10は前記各支軸8の後側でこれと同一軸心上にあ
る。前記各支軸8にはメイン支持部材11が嵌着されてい
るとともに、前記各支軸10にはサブ支持部材12が嵌着さ
れ、各支持部材11,12は傾動可能な載置台11a,12aを有し
ている。
前記上側の左右両摺動部材4上にある4本の支扞7の
うち中央の両支扞7にはそれぞれ上下一対のレバー13,1
4が軸13a,14aにより上下方向へ回動可能に支持され、こ
の両レバー13,14の前端部間には挟持杆15が軸15a,15bに
より回動可能に支持されて上側のレバー13の上方へ延設
されている。挟持杆15の下端部と支扞7との間にはばね
16が連結され、このばね16の付勢力により両レバー13,1
4が下方へ回動して挟持扞15が前記各支持部材11,12の載
置台11a,12a上よりも下方位置にある。上側の左右両摺
動部材4間の中央部にはソレノイド17が取着され、この
ソレノイド17の励磁により下動するロッド17aが前記下
側の左右両レバー14の後端部間に連結されている。そし
て、ソレノイド17が励磁すると、そのロッド17aが下動
して両レバー13,14が上方へ回動し、挟持扞15がばね16
の付勢力に抗して各支持部材11,12の載置台11a,12aの上
方へ平行移動する。
うち中央の両支扞7にはそれぞれ上下一対のレバー13,1
4が軸13a,14aにより上下方向へ回動可能に支持され、こ
の両レバー13,14の前端部間には挟持杆15が軸15a,15bに
より回動可能に支持されて上側のレバー13の上方へ延設
されている。挟持杆15の下端部と支扞7との間にはばね
16が連結され、このばね16の付勢力により両レバー13,1
4が下方へ回動して挟持扞15が前記各支持部材11,12の載
置台11a,12a上よりも下方位置にある。上側の左右両摺
動部材4間の中央部にはソレノイド17が取着され、この
ソレノイド17の励磁により下動するロッド17aが前記下
側の左右両レバー14の後端部間に連結されている。そし
て、ソレノイド17が励磁すると、そのロッド17aが下動
して両レバー13,14が上方へ回動し、挟持扞15がばね16
の付勢力に抗して各支持部材11,12の載置台11a,12aの上
方へ平行移動する。
後側の機枠2の内側には駆動軸18が支持され、この駆
動軸18の両端部に駆動レバー19が取着されているととも
に、この両レバー19間で駆動軸18の両側には連結筒20a
により一体化された駆動レバー20が回動可能に支持され
ている。この両駆動レバー20はクラッチ21を介して駆動
軸18に連動している。各駆動レバー19,20は駆動軸18か
ら前方へ延設され、外側の両駆動レバー19が前記上側の
左右両摺動部材4に取着されているとともに、内側の両
駆動レバー20が前記下側の左右両摺動部材5に取着され
ている。外側の両駆動レバー19のうち一方の駆動レバー
19に対応して機枠2内に電動モータ22とこれに連動する
減速機23とが設置され、減速機23の出力軸23aに取着さ
れた溝カム24に対し一方の駆動レバー19が連動するよう
になっている。そして、電動モータ22が駆動すると、減
速機23を介して溝カム24が回転し、駆動軸18が回動して
外側の両駆動レバー19が上下方向へ往復傾動するととも
に、クラッチ21が入った状態で内側の両駆動レバー20が
上下方向へ往復傾動する。外側の両駆動レバー19が傾動
すると、前記上側の両摺動部材4が支柱3に沿って上下
動し、各メイン支持部材11も上下動する。又、内側の両
駆動レバー20が傾動すると、前記下側の両摺動部材5が
支柱3に沿って上下動し、各サブ支持部材12も上下動す
る。
動軸18の両端部に駆動レバー19が取着されているととも
に、この両レバー19間で駆動軸18の両側には連結筒20a
により一体化された駆動レバー20が回動可能に支持され
ている。この両駆動レバー20はクラッチ21を介して駆動
軸18に連動している。各駆動レバー19,20は駆動軸18か
ら前方へ延設され、外側の両駆動レバー19が前記上側の
左右両摺動部材4に取着されているとともに、内側の両
駆動レバー20が前記下側の左右両摺動部材5に取着され
ている。外側の両駆動レバー19のうち一方の駆動レバー
19に対応して機枠2内に電動モータ22とこれに連動する
減速機23とが設置され、減速機23の出力軸23aに取着さ
れた溝カム24に対し一方の駆動レバー19が連動するよう
になっている。そして、電動モータ22が駆動すると、減
速機23を介して溝カム24が回転し、駆動軸18が回動して
外側の両駆動レバー19が上下方向へ往復傾動するととも
に、クラッチ21が入った状態で内側の両駆動レバー20が
上下方向へ往復傾動する。外側の両駆動レバー19が傾動
すると、前記上側の両摺動部材4が支柱3に沿って上下
動し、各メイン支持部材11も上下動する。又、内側の両
駆動レバー20が傾動すると、前記下側の両摺動部材5が
支柱3に沿って上下動し、各サブ支持部材12も上下動す
る。
前記駆動軸18よりも上方において後側の機枠2の内側
にはブラケット25が取着され、このブラケット25の下側
に設けられたレール26にスライド板27が前後方向へ水平
に移動するように支持されている。このスライド板27に
はストッパ部材28が前後方向へ移動可能に支持され、そ
れらの間に連結されたばね29によりストッパ部材28は前
方へ付勢されている。このストッパ部材28の前端部には
門形のガイド板30が取着され、このガイド板30の下端部
に空間(図示せず)が形成されているとともに、このガ
イド板30の左右両側にころ(図示せず)が上下方向へ並
設されている。前記ブラケット25の下方において機枠2
の内側に取着されたブラケット33には電動モータ34によ
り回転するタイミングベルト35が両プーリ35a,35b間で
掛渡され、前記スライド板27がこのタイミングベルト35
に取着されているとともに、電動モータ34に対しギヤ3
6,37を介してエンコーダ38が連動するようになってい
る。そして、電動モータ34によりタイミングベルト35が
回転すると、スライド板27とともにストッパ部材28が前
後方向へ移動する。このストッパ部材28のガイド板30は
前記左右両挾持扞15が上動した時これに対向するように
なっている。
にはブラケット25が取着され、このブラケット25の下側
に設けられたレール26にスライド板27が前後方向へ水平
に移動するように支持されている。このスライド板27に
はストッパ部材28が前後方向へ移動可能に支持され、そ
れらの間に連結されたばね29によりストッパ部材28は前
方へ付勢されている。このストッパ部材28の前端部には
門形のガイド板30が取着され、このガイド板30の下端部
に空間(図示せず)が形成されているとともに、このガ
イド板30の左右両側にころ(図示せず)が上下方向へ並
設されている。前記ブラケット25の下方において機枠2
の内側に取着されたブラケット33には電動モータ34によ
り回転するタイミングベルト35が両プーリ35a,35b間で
掛渡され、前記スライド板27がこのタイミングベルト35
に取着されているとともに、電動モータ34に対しギヤ3
6,37を介してエンコーダ38が連動するようになってい
る。そして、電動モータ34によりタイミングベルト35が
回転すると、スライド板27とともにストッパ部材28が前
後方向へ移動する。このストッパ部材28のガイド板30は
前記左右両挾持扞15が上動した時これに対向するように
なっている。
次に、前記物品受台装置1の物品受台6上に物品69,7
0を供給する物品搬送装置39を詳述する。
0を供給する物品搬送装置39を詳述する。
複数本の丸ベルト41,42が前記物品受台装置1から機
枠2の前方外側へ各プーリ43,44,45間に掛渡され、水平
状態で左右方向へ平行に並設された状態となっている。
最も前方外側のプーリ45を支持する回転軸45aには一対
のスプロケット46,47が支持され、一方のスプロケット4
6は同軸45aと一体回転可能であるとともに、他方のスプ
ロケット47は同軸45aに対し回転可能となっている。前
記物品受台装置1付近において後側の機枠2の内側に支
持された回転軸48には一対のスプロケット49,50が支持
され、一方のスプロケット49は同軸48と一体回転可能で
あるとともに、他方のスプロケット50は同軸48に対し回
転可能となっている。前記両スプロケット46,49間には
無端状チェーン51が丸ベルト41,42と平行に巻掛けられ
ているとともに、前記両スプロケット47,50間には無端
状チェーン52が前記チェーン51に隣接して平行に巻掛け
られている。一方のチェーン51には複数個の搬送部53が
等間隔で取着されているとともに、他方のチェーン52に
は搬送部53と同数の挾持部54が搬送部53に対し後方へ離
れた位置で等間隔に取着され、搬送部53と挾持部54とに
より一組の物品位置決め部材55となっている。なお、挾
持部54は搬送部53に対し接近する方向へ付勢されて静止
している。
枠2の前方外側へ各プーリ43,44,45間に掛渡され、水平
状態で左右方向へ平行に並設された状態となっている。
最も前方外側のプーリ45を支持する回転軸45aには一対
のスプロケット46,47が支持され、一方のスプロケット4
6は同軸45aと一体回転可能であるとともに、他方のスプ
ロケット47は同軸45aに対し回転可能となっている。前
記物品受台装置1付近において後側の機枠2の内側に支
持された回転軸48には一対のスプロケット49,50が支持
され、一方のスプロケット49は同軸48と一体回転可能で
あるとともに、他方のスプロケット50は同軸48に対し回
転可能となっている。前記両スプロケット46,49間には
無端状チェーン51が丸ベルト41,42と平行に巻掛けられ
ているとともに、前記両スプロケット47,50間には無端
状チェーン52が前記チェーン51に隣接して平行に巻掛け
られている。一方のチェーン51には複数個の搬送部53が
等間隔で取着されているとともに、他方のチェーン52に
は搬送部53と同数の挾持部54が搬送部53に対し後方へ離
れた位置で等間隔に取着され、搬送部53と挾持部54とに
より一組の物品位置決め部材55となっている。なお、挾
持部54は搬送部53に対し接近する方向へ付勢されて静止
している。
前記回転軸48に隣接して後側機枠2の内側には両回転
軸56,57が同一軸心上で支持され、両回転軸56,57は差動
歯車機構58により連結されている。この作動歯車機構58
は従来周知のものであり、一方の回転軸56に取着された
傘歯車58aと、他方の回転軸57に取着された傘歯車58b
と、この両傘歯車58a,58bに噛合う一対の遊星傘歯車58
c,58dとを備え、この両傘歯車58c,58dは他方の回転軸57
の回りを回転するようになっている。そして、一方の回
転軸56が一回転すると他方の回転軸57も一回転するが、
他方の回転軸57の回転は一方の回転軸56に伝達されない
ように、各傘歯車58a,58b,58c,58dの歯数が設定されて
いる。
軸56,57が同一軸心上で支持され、両回転軸56,57は差動
歯車機構58により連結されている。この作動歯車機構58
は従来周知のものであり、一方の回転軸56に取着された
傘歯車58aと、他方の回転軸57に取着された傘歯車58b
と、この両傘歯車58a,58bに噛合う一対の遊星傘歯車58
c,58dとを備え、この両傘歯車58c,58dは他方の回転軸57
の回りを回転するようになっている。そして、一方の回
転軸56が一回転すると他方の回転軸57も一回転するが、
他方の回転軸57の回転は一方の回転軸56に伝達されない
ように、各傘歯車58a,58b,58c,58dの歯数が設定されて
いる。
回転軸48,56にはスプロケット59,60が取着され、この
両スプロケット59,60にチェーン61が巻掛けられてい
る。回転軸57にもスプロケット62が取着され、このスプ
ロケット62と回転軸48上のスプロケット50との間にもチ
ェーン63が巻掛けられている。回転軸48は前記減速機23
の出力軸23aに対し間欠伝達装置(図示せず)を介して
連結されている。そして、出力軸23aが回転すると、回
転軸48が間欠回転し、その間欠回転はチェーン61を介し
て一方の回転軸56に伝達されるようになっている。
両スプロケット59,60にチェーン61が巻掛けられてい
る。回転軸57にもスプロケット62が取着され、このスプ
ロケット62と回転軸48上のスプロケット50との間にもチ
ェーン63が巻掛けられている。回転軸48は前記減速機23
の出力軸23aに対し間欠伝達装置(図示せず)を介して
連結されている。そして、出力軸23aが回転すると、回
転軸48が間欠回転し、その間欠回転はチェーン61を介し
て一方の回転軸56に伝達されるようになっている。
前記差動歯車機構58に連結された回転軸57には電動モ
ータ64の出力軸64aの回転がギヤ65,66を介して伝達され
るとともに、その回転はギヤ66,67を介してポテンショ
メータ68にも伝達されるようになっている。
ータ64の出力軸64aの回転がギヤ65,66を介して伝達され
るとともに、その回転はギヤ66,67を介してポテンショ
メータ68にも伝達されるようになっている。
次に、本実施例に係る物品供給装置の作用を詳述す
る。
る。
まず、第1〜3図に示すように、ノートレイ物品69を
包装する場合には、図示しないマイクロコンピュータに
物品69の種類及び幅寸法に関する信号が入力されると、
物品受台装置1において、電動モータ34と連動するエン
コーダ38の出力が、物品69の幅寸法毎に予め記憶された
出力になるまで、電動モータ34が駆動され、スライド板
27及びストッパ部材28が前後方向へ移動し、ストッパ部
材28のガイド板30と物品受台6の挾持扞15(上動位置)
との間の間隔Wが自動的に調節される。又、物品搬送装
置39において、電動モータ64と連動するポテンショメー
タ68の出力が、物品69の幅寸法毎に予め記憶された出力
になるまで、電動モータ64が駆動され、その回転がギヤ
65,66、回転軸57及びチェーン63を介してチェーン52に
伝達され、各物品位置決め部材55の挾持部54が前後方向
へ移動し、各物品位置決め部材52の挾持部54と搬送部53
との間の間隔Wが自動的に調節される。この場合、差動
歯車機構58があるため、回転軸57が回転してもその回転
は回転軸56に伝達されず、各搬送部53が取着されたチェ
ーン51は回転しない。
包装する場合には、図示しないマイクロコンピュータに
物品69の種類及び幅寸法に関する信号が入力されると、
物品受台装置1において、電動モータ34と連動するエン
コーダ38の出力が、物品69の幅寸法毎に予め記憶された
出力になるまで、電動モータ34が駆動され、スライド板
27及びストッパ部材28が前後方向へ移動し、ストッパ部
材28のガイド板30と物品受台6の挾持扞15(上動位置)
との間の間隔Wが自動的に調節される。又、物品搬送装
置39において、電動モータ64と連動するポテンショメー
タ68の出力が、物品69の幅寸法毎に予め記憶された出力
になるまで、電動モータ64が駆動され、その回転がギヤ
65,66、回転軸57及びチェーン63を介してチェーン52に
伝達され、各物品位置決め部材55の挾持部54が前後方向
へ移動し、各物品位置決め部材52の挾持部54と搬送部53
との間の間隔Wが自動的に調節される。この場合、差動
歯車機構58があるため、回転軸57が回転してもその回転
は回転軸56に伝達されず、各搬送部53が取着されたチェ
ーン51は回転しない。
電動モータ22が駆動すると、物品受台装置1において
物品受台6のメイン支持部材11及びサブ支持部材12が昇
降するとともに、物品搬送装置39において両チェーン5
1,52の回転により物品位置決め部材55の搬送部53及び54
が物品受台装置1へ向けて移動する。物品受台装置1に
おいて挾持扞15が下動した状態で物品受台6が最下降位
置に達すると、物品位置決め部材55の搬送部53と挾持部
54との間に挾持されたノートレイ物品69が物品受台6上
に載せられ、ストッパ部材28のガイド板30に当接して物
品位置決め部材55とともに停止する。そして、挾持扞15
が上動してノートレイ物品69が挾持扞15とストッパ部材
28のガイド板30との間で挾持される。その後、物品受台
6が挾持扞15とともに上昇すると、トートレイ物品69は
ガイド板30のころに沿って滑りながら物品受台6ととも
に上昇する。この上昇に伴い両チェーン51,52が再び回
転して物品位置決め部材55の搬送部53及び挾持部54がス
トッパ部材28の下半部の空間を通って移動する。
物品受台6のメイン支持部材11及びサブ支持部材12が昇
降するとともに、物品搬送装置39において両チェーン5
1,52の回転により物品位置決め部材55の搬送部53及び54
が物品受台装置1へ向けて移動する。物品受台装置1に
おいて挾持扞15が下動した状態で物品受台6が最下降位
置に達すると、物品位置決め部材55の搬送部53と挾持部
54との間に挾持されたノートレイ物品69が物品受台6上
に載せられ、ストッパ部材28のガイド板30に当接して物
品位置決め部材55とともに停止する。そして、挾持扞15
が上動してノートレイ物品69が挾持扞15とストッパ部材
28のガイド板30との間で挾持される。その後、物品受台
6が挾持扞15とともに上昇すると、トートレイ物品69は
ガイド板30のころに沿って滑りながら物品受台6ととも
に上昇する。この上昇に伴い両チェーン51,52が再び回
転して物品位置決め部材55の搬送部53及び挾持部54がス
トッパ部材28の下半部の空間を通って移動する。
図示はしないが、レートレイ物品69が包装部Sまで上
昇すると、同物品69が包装材としての包装用フィルムF
に当接して同フィルムFを持上げ、物品69の下側にフィ
ルムFが折込まれて包装が行われる。その包装途中で物
品受台6が最下降位置に達すると、前述した場合と同様
にして次のノートレイ物品69が物品受台6上に載せられ
る。
昇すると、同物品69が包装材としての包装用フィルムF
に当接して同フィルムFを持上げ、物品69の下側にフィ
ルムFが折込まれて包装が行われる。その包装途中で物
品受台6が最下降位置に達すると、前述した場合と同様
にして次のノートレイ物品69が物品受台6上に載せられ
る。
このようにノートレイ物品69を物品搬送装置39と物品
受台装置1とにより包装部Sに供給する場合、物品搬送
装置39において物品位置決め部材55の搬送部53及び挾持
部54によりノートレイ物品69を挾持して物品受台装置1
に搬送しているので、ノートレイ物品69を確実に位置決
めして物品受台6上に載せることができる。
受台装置1とにより包装部Sに供給する場合、物品搬送
装置39において物品位置決め部材55の搬送部53及び挾持
部54によりノートレイ物品69を挾持して物品受台装置1
に搬送しているので、ノートレイ物品69を確実に位置決
めして物品受台6上に載せることができる。
物品位置決め部材55においてその搬送部53を移動させ
るチェーン51と、その挾持部54を移動させるチェーン52
とは差動歯車機構58を介して連動しているため、ノート
レイ物品69を搬送部53と挾持部54との間で挾持してそれ
らを同一速度で移動させることができるばかりではな
く、ノートレイ物品69の幅寸法に応じて挾持部54のみを
搬送部53に対し移動調節してそれらの間隔Wを変更する
ことができる。
るチェーン51と、その挾持部54を移動させるチェーン52
とは差動歯車機構58を介して連動しているため、ノート
レイ物品69を搬送部53と挾持部54との間で挾持してそれ
らを同一速度で移動させることができるばかりではな
く、ノートレイ物品69の幅寸法に応じて挾持部54のみを
搬送部53に対し移動調節してそれらの間隔Wを変更する
ことができる。
一方、第4,5図に示すように、トレイ物品70を包装す
る場合、図示しないマイクロコンピュータに物品70の種
類及び幅寸法に関する信号が入力されると、物品搬送装
置39において、物品位置決め部材55の搬送部53と挾持部
54との間の間隔Wがトレイ物品70の幅寸法に関係なく最
も広がった状態となる。物品受台装置1においてストッ
パ部材28は最も前進した位置で停止する。そして、トレ
イ物品70が物品受台6上に達してストッパ部材28のガイ
ド板30に当接すると、ストッパ部材28がトレイ物品70と
ともに移動して徐々にトレイ物品70を停止させ、電動モ
ータ34と連動するエンコーダ38の出力が、トレイ物品70
の幅寸法毎に予め記憶された出力になるまで、電動モー
タ34が駆動され、物品受台6の挾持杆15(上動位置)と
の間の間隔Wで、ストッパ部材28がトレイ物品70ととも
に物品受台6上で停止する。その後、挾持扞15が上動し
てトレイ物品70を挾持扞15とストッパ部材28のガイド板
30との間で挾持する。それ以降の作用は前記ノートレイ
物品69で説明した場合と同様である。
る場合、図示しないマイクロコンピュータに物品70の種
類及び幅寸法に関する信号が入力されると、物品搬送装
置39において、物品位置決め部材55の搬送部53と挾持部
54との間の間隔Wがトレイ物品70の幅寸法に関係なく最
も広がった状態となる。物品受台装置1においてストッ
パ部材28は最も前進した位置で停止する。そして、トレ
イ物品70が物品受台6上に達してストッパ部材28のガイ
ド板30に当接すると、ストッパ部材28がトレイ物品70と
ともに移動して徐々にトレイ物品70を停止させ、電動モ
ータ34と連動するエンコーダ38の出力が、トレイ物品70
の幅寸法毎に予め記憶された出力になるまで、電動モー
タ34が駆動され、物品受台6の挾持杆15(上動位置)と
の間の間隔Wで、ストッパ部材28がトレイ物品70ととも
に物品受台6上で停止する。その後、挾持扞15が上動し
てトレイ物品70を挾持扞15とストッパ部材28のガイド板
30との間で挾持する。それ以降の作用は前記ノートレイ
物品69で説明した場合と同様である。
なお、物品受台装置1においてクラッチ21を切ると、
物品受台6のうちメイン支持部材11のみが昇降し、サブ
支持部材12は最下降位置で停止している。サブ支持部材
12の使い分けはノートレイ部品69やトレイ物品70のサイ
ズに応じて行う。
物品受台6のうちメイン支持部材11のみが昇降し、サブ
支持部材12は最下降位置で停止している。サブ支持部材
12の使い分けはノートレイ部品69やトレイ物品70のサイ
ズに応じて行う。
発明の効果 本発明によれば、搬送状態が不安定となり易いノート
レイ物品69の場合でも物品位置決め部材55の搬送部53と
挾持部54とにより前後から確実に位置決めした状態で物
品受台6上に載置するまで安定搬送することができる。
レイ物品69の場合でも物品位置決め部材55の搬送部53と
挾持部54とにより前後から確実に位置決めした状態で物
品受台6上に載置するまで安定搬送することができる。
第1図はノートレイ物品を包装する場合の本実施例に係
る物品供給装置において主に物品搬送装置を示す概略平
断面図、第2図は同物品供給装置において主に物品受台
装置を示す概略側断面図、第3図は同じく概略平断面
図、第4図はトレイ物品を包装する場合の本実施例の物
品供給装置において主に物品搬送装置を示す概略平断面
図、第5図は同物品供給装置において主に物品受台装置
を示す概略側断面図である。 1……物品受台装置、6……物品受台、39……物品搬送
装置、51……チェーン(回転索)、52……チェーン(回
転索)、53……搬送部、54……挾持部、55……物品位置
決め部材、58……差動歯車機構、64……電動モータ(回
転調節手段)、69……ノートレイ物品、70……トレイ物
品、S……包装部、F……包装用フィルム(包装材)。
る物品供給装置において主に物品搬送装置を示す概略平
断面図、第2図は同物品供給装置において主に物品受台
装置を示す概略側断面図、第3図は同じく概略平断面
図、第4図はトレイ物品を包装する場合の本実施例の物
品供給装置において主に物品搬送装置を示す概略平断面
図、第5図は同物品供給装置において主に物品受台装置
を示す概略側断面図である。 1……物品受台装置、6……物品受台、39……物品搬送
装置、51……チェーン(回転索)、52……チェーン(回
転索)、53……搬送部、54……挾持部、55……物品位置
決め部材、58……差動歯車機構、64……電動モータ(回
転調節手段)、69……ノートレイ物品、70……トレイ物
品、S……包装部、F……包装用フィルム(包装材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/30 B65G 47/30 L 47/86 47/86 F
Claims (1)
- 【請求項1】包装部(S)の下方で物品(69,70)を載
せて昇降し、その昇降に伴い、包装部(S)に供給され
た包装材(F)に物品(69,70)を当接させて包装材
(F)を持上げる物品受台装置(1)と、 この物品受台装置(1)の物品受台(6)上に物品(6
9,70)を供給する物品搬送装置(39)とを備えた包装機
において、 前記物品搬送装置(39)には、物品(69,70)の搬送方
向(A)に沿う無端状回転索(51,52)を物品受台装置
(1)における物品受台(6)の昇降空間を越える位置
まで延設し、前記無端状回転索(51,52)には物品(69,
70)に対し後方から当接する搬送部(53)とその物品
(69,70)に対し前方から当接する挟持部(54)とで一
組をなす物品位置決め部材(55)を複数組所定間隔をお
いて取着したことを特徴とする包装機における物品供給
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2163857A JP2690176B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 包装機における物品供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2163857A JP2690176B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 包装機における物品供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0457718A JPH0457718A (ja) | 1992-02-25 |
JP2690176B2 true JP2690176B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=15782077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2163857A Expired - Fee Related JP2690176B2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 包装機における物品供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2690176B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5473861A (en) * | 1992-10-30 | 1995-12-12 | Teraoka Seiko Co., Ltd. | Packing method and packing apparatus |
JP2532586Y2 (ja) * | 1992-11-05 | 1997-04-16 | 甫篁 松岡 | リーマ |
CN111532684B (zh) * | 2020-04-24 | 2021-12-14 | 昆山泰迅通电子科技有限公司 | 一种电气用可调式t型连接器输送机 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61190408A (ja) * | 1985-02-12 | 1986-08-25 | 株式会社寺岡精工 | 包装機におけるフイルム折り込み制御装置 |
JPH0168315U (ja) * | 1987-10-23 | 1989-05-02 |
-
1990
- 1990-06-21 JP JP2163857A patent/JP2690176B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0457718A (ja) | 1992-02-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |