JPH024445B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH024445B2
JPH024445B2 JP56189426A JP18942681A JPH024445B2 JP H024445 B2 JPH024445 B2 JP H024445B2 JP 56189426 A JP56189426 A JP 56189426A JP 18942681 A JP18942681 A JP 18942681A JP H024445 B2 JPH024445 B2 JP H024445B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folding
packaging film
pair
folding member
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56189426A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5890010A (ja
Inventor
Yoshuki Takamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Pack System Ltd
Original Assignee
Fuji Pack System Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Pack System Ltd filed Critical Fuji Pack System Ltd
Priority to JP18942681A priority Critical patent/JPS5890010A/ja
Publication of JPS5890010A publication Critical patent/JPS5890010A/ja
Publication of JPH024445B2 publication Critical patent/JPH024445B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は、例えば青果物用包装機において、
その包装部に展張された包装用フイルムを品物に
対し折込んで包装するための折込み装置に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、この種の折込み装置としては、例えば特
公昭56−35573号公報に記載されたものがある。
この折込み装置においては、後折込み部材と左右
折込み部材とがリンクにより連動され、後折込み
部材の前後移動に伴い左右折込み部材が互いに開
閉可能になつている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前述したリンク機構を用いた場合、
次に示す問題点が生ずる。
すなわち、リンク機構を用いた場合、左右折込
み部材は後折込み部材に連結された部分と、リン
クに連結された部分の2個所でのみ支持されるこ
とになるが、品物の包装時には左右折込み部材の
内側部分に強い力が加わるため、この2点支持で
は左右折込み部材の一端側が振れて折込み不良を
起こすおそれがあるというものである。
そこで、折込み時における左右折込み部材を安
定的に支持して折込み不良を防止するようにした
ものが本願発明である。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は後記する実施例の図面中特
に第1,13〜17,21図に示すように、包装
用フイルムFで包装された品物Wが搬出される搬
出方向、すなわち前後方向へ延びる一対のレール
78間に同レール78に沿つて前記前後方向への
往復移動可能な後折込み部材77を架設し、同レ
ール78の後部側に前記前後方向と略直交する左
右方向への回動可能に支持した一対の左右折込み
部材82を設け、前記レール78の前部間には前
折込み部材89を移動不能に架設し、これら前後
左右折込み部材89,77,82間を、後折込み
部材77の前進に伴い各折込み部材89,77,
82が互いに接近する折込み部Rとし、同折込み
部Rの上方には前記包装された品物Wを前記前後
方向へ搬送するように無端状ベルト104aを掛
け渡した搬出用のコンベア104を配置した包装
機における包装用フイルム折込み装置において、
前記左右折込み部材82には前記後折込み部材7
7に取着したガイド片87が係入されるガイド溝
85を形成し、後折込み部材77の前後移動に伴
い左右折込み部材82を互いに開閉可能にしたも
のである。
(作用) このように構成された折込み装置においては、
包装部S上の包装用フイルムFを品物Wが押し上
げた状態で、後折込み部材77が前進すると、そ
のガイド片87に左右折込み部材82のガイド溝
85が位置規制されて左右折込み部材82が互い
に閉じ、包装用フイルムFが品物Wに対し後方及
び左右両方向から折込まれる。その後、ベルト1
04aの回転により品物Wが前方へ搬送され、こ
のとき品物Wの下側において包装用フイルムFが
前折込み部材89に当たつて前方からも折込ま
れ、同前折込み部材89上を品物Wが通過すると
きには後方及び左右両方向からの折込みに前方か
らの折込みが重なつて第21図に示すように品物
Wの下側で折りたたみ部F1となる。
(実施例) 以下、本発明にかかる包装用フイルム折込み装
置を備えた包装機について説明する。
第1〜6図に機台上部に設置した包装用フイル
ム搬送装置1を示し、第2,3図に示すように、
前後(包装用フイルムFで包装された品物Wが搬
出される搬出方向をいう)両固定枠2間の左側に
は外側より2本のローラ軸3,4を回動可能に架
設するとともに軸5、上下一対の軸6,7及び上
下一対の軸8,9を固定し、一方右側には上下一
対の軸10,11を固定している。12は前記軸
6の前後両端部に対し上下方向への回動可能に支
持した一対の開閉枠であつて、同軸6から前記ロ
ーラ軸3,4の中間上方まで延び、両開閉枠12
の先端部間には把手14を有する支持枠13を固
定し、同支持枠13よりも基端側には一対のロー
ラ軸15,17を回動可能に架設するとともに軸
16を固定している。
第3図において、18は前記上下一対の軸1
6,5の前端部に対し回動可能に支持した上下一
対のローラ、19は前記上下一対の軸6,7の前
端部に対し回動可能に支持した上下一対のローラ
であつて、両ローラ18,19間の後部側に5本
の無端状丸ベルト20を上下対向させて架け渡し
ている。21は前記上下一対の軸10,11の前
端部に対し回動可能に支持した上下一対のローラ
であつて、上側のローラ21と前記上側のローラ
18の前部側との間に前記上側のローラ19を介
して3本の無端状丸ベルト22を架け渡すととも
に、下側のローラ21と前記下側のローラ18の
前部側との間に前記下側のローラ19を介して4
本の無端状丸ベルト23を架け渡し、第4図に示
すように、下側の丸ベルト23の上側走行部23
a間に前記上側の丸ベルト22の下側走行部22
aを介在させ、両走行部22a,23aを1本ず
つ交互に並べて配置して7本のベルト列Mとして
いる。第3図に示すように、24は前記上下一対
の軸8,9の前端部に対し回動可能に支持した上
下一対のローラ、25は前記ローラ21の内側に
おいて固定枠2に対し回動可能に支持した上下一
対のローラであつて、両ローラ24,25により
前記上下両丸ベルト22,23を緊張させてい
る。なお、前記ローラ軸17によつても前記上側
の丸ベルト20,22を緊張させている。
第4図に示すように、26は前側の固定枠2に
対し上下移動可能に支持した筒状の前押え部材で
あつて、第4図に示すように、前記下側の丸ベル
ト23のうち内側の3本の丸ベルト23の下側走
行部を挿入して押圧部26aを同丸ベルト23の
上下両走行部間に介在させている。なお、この押
圧部26aは前記ベルト列Mのうち内側の5本に
対応している。27は固定枠2から前記押え部材
26に対応して延設した受圧板であつて、前記上
側の丸ベルト22の上下両走行部間に介在されて
いる。
第2,3図に示すように、28は前記下側の軸
5,7,9,11に対しその軸線方向への移動可
能に挿通した移動枠であつて、その左右両側から
前側の固定枠2を通して外側へ延設した操作レバ
ー29により移動調節可能であり、前記上側の軸
16,17,6,8,10はこの移動枠28の上
縁部に形成した切込み28aにくい込み得るよう
になつている。第2図に示すように、30は移動
枠28内に位置し得るように前記上下一対の軸1
6,5に対しその軸線方向への移動可能に且つ回
動可能に支持した上下一対のローラ、31は前記
上下一対の軸6,7に対し同様に支持した上下一
対のローラ、32は前記上下一対の軸10,11
に対し同様に支持した上下一対のローラであつ
て、これらローラ30,31,32は移動枠28
の移動調節に伴い移動枠28に押されるため、移
動枠28に追従して軸線方向へ移動するようにな
つている。
第3,4図に示すように、33は前記上側のロ
ーラ30,32間に前記上側のローラ31を介し
て架け渡した5本の無端状丸ベルト、34は前記
下側のローラ30,32間に前記下側のローラ3
1を介して架け渡した6本の無端状丸ベルトであ
つて、第4図に示すように、下側の丸ベルト34
の上側走行部34a間に前記上側の丸ベルト33
の下側走行部33aを介在させ、両走行部33
a,34aを1本ずつ交互に並べて配置して11本
のベルト列Mとしている。第3図に示すように、
35は移動枠28内に位置し得るように前記上下
一対の軸8,9に対しその軸心方向への移動可能
に且つ回動可能に支持した上下一対のローラであ
つて、移動枠28の移動調節に伴い追従して軸線
方向へ移動し、前記ローラ32の内側において移
動枠28に対し回動可能に支持した上下一対のロ
ーラ36とにより前記上下両丸ベルト33,34
を緊張させている。なお、前記ローラ軸17によ
つても前記上側の丸ベルト33を緊張させてい
る。
第3図に示すように37は前記移動枠28に対
し上下移動操作可能に支持した筒状の後押え部
材、38は移動枠28の上部に前記後押え部材3
7に対応して延設した受圧板であつて、これら後
押え部材37及び受圧板38と上下両丸ベルト3
0,34との位置関係は前記前押え部材26の場
合と同様である。
39は前記ローラ軸3,4の後端部に対し支持
した一対のプーリーであつて、両プーリー39間
に無端状丸ベルト40を架け渡している。
41は前記上下両ローラ21に固定したギヤ、
42は前記上下両ローラ32に固定され同ローラ
32とともに軸線方向へ移動可能なギヤであつ
て、両ギヤ41,42に前記下側の軸11の駆動
回転が伝えられ、ローラ21,32、丸ベルト2
2,23,33,34等を介して各部に回転が伝
えられる。第2図中43は固定枠2左側の両ロー
ラ軸3,4間に設けた鋸刃であつて、上方へ向け
て移動可能となつている。
以上のように構成された搬送装置1に対し、第
2図に示す機台の左側に上下一対設けた巻取ロー
ル44のうちその一つから包装用フイルムFをセ
ツトする場合について説明する。この場合、第3
図に示すように、予め操作バー29を操作して移
動枠28の位置を包装用フイルムFの幅寸法に合
わせて移動調節しておく。そして、第2図に示す
機台左側の把手14をつかんで上方へ持ち上げる
と、開閉枠12が軸6を中心に上方へ回動し、上
側のローラ18,30と下側のローラ18,30
との間が離間してフイルム供給口Pが開く。この
状態から、巻取ロール44の包装用フイルムFの
始端を両ローラ軸3,4を介して供給口Pに導
き、下側の丸ベルト20,23,34上に載せ
る。次に、開閉枠12を下方へ戻して上側のロー
ラ18,30と下側のローラ18,30とを接近
させ、フイルム供給口Pを閉じると、包装用フイ
ルムFの両端部は、第4図に示すように、上側の
丸ベルト22,33の下側走行部22a,33a
と下側の丸ベルト23,34の上側走行部23
a,34aとのベルト列Mに対し、内側から1列
目の走行部23a,34aの上、2列目の走行部
22a,33aの下、3列目の走行部23a,3
4aの上へと交互に挾入されて上下蛇行状態にな
る。
第1,7,8,9図に機台前部に設置した品物
供給装置45を示し、第7図に示すように、46
は前後方向へ延びる筒状のカバーであつて、その
上面を品物の受台部46aとし、第8図に示すよ
うに、同受台部46aの前端縁中央から後端中央
部にわたつて走行溝47を透設し、その後端部を
左右方向へ延ばして侵入溝47aとしている。第
7図に示すように、48はカバー46内の前後両
端部にそれぞれ一対ずつ対向させて支持した前後
両スプロケツト49間に架け渡した左右一対のチ
エーン、第9図に示すように、50は左右両チエ
ーン48間において両チエーン48に対し回動可
能に支持した走行部材であつて、支持部51とそ
の上端部に固定した移送部52とからなり、スプ
リング53の付勢により常には起立され、前記移
送部52の中央部に切欠部52aを形成し、前記
支持部51の片面に係合突起54を突設してい
る。55は前記走行溝47の後端部一側縁におい
て板ばね56に支持した係合片であつて、その上
下両面に斜状面55a,55bを形成している。
57は前記チエーン48の前端部上方において支
持したストツパであつて、前記走行部材50の移
送部52に当接可能となつている。58は前記走
行溝47の前端部一側縁において前記受台部46
aの上方へ露出するスイツチ作動杆である。
以上のように構成された供給装置45の品物移
送作用について説明する。第7図に示すように前
記走行部材50がチエーン48の前端部に待機し
ている状態において、受台部46a上に品物Wを
載せてスイツチ作動杆58を下方へ押し、チエー
ン48がA矢印方向へ回転されると、走行部材5
0の支持部51が受台部46aの走行溝47を通
つて走行部材50の移送部52が受台部46a上
をA矢印方向へ移動し、この移送部52に押され
て品物Wが移送される。この移送途中において走
行部材50の係合突起54が係合片55上面の斜
状面55bに当たると、係合片55が板ばね56
の付勢に抗して下方へ押され、走行部材50がさ
らに移動して第7図に示すように受台部46aの
侵入溝47aに到着する。この位置で品物Wは後
記する受台装置59上に載せられる。
そして、チエーン48が反転されると、走行部
材50の反A矢印方向へ移動し、その係合突起5
4が係合片55下面の斜状面55aに当たり、第
9図に示すように、走行部材50がスプリング5
3の付勢に抗して傾動される。この傾動により、
走行部材50の移送部52が侵入溝47aよりカ
バー46内に入つて受台部46aの内面に沿つて
移動する。走行部材50はチエーン48の前端部
においてスプリング53の付勢力により再び起立
され、移送部52がストツパ57に係止されたと
ころで停止される。この停止位置で走行部材50
は待機する。
第1,2,10,11,12図に前記供給装置
45から移送された品物Wが載る受台装置59を
示し、後述する駆動機構116により上下動され
る支柱60の上端部に同装置59の基台61が固
定されている。第12図に示すように、62は同
基台61上において回動可能に軸63着した載置
台であつて、スプリング64の付勢により常には
起立され、B矢印方向へ傾動可能になつている。
第11図に示すように、65は前記基台61に固
定したコ字形状の固定枠、第10,12図に示す
ように、66,67,68は同固定枠65の後枠
及び左右両枠に螺着した複数本の支持杆であつ
て、後側の支持杆66、左側の支持杆67、右側
の支持杆68ごとに一対の台板69を軸線方向へ
の移動可能に挿通し、後側の台板69を押え板6
6aで抜け出し不能としている。70,71,7
2は後側の両台板69、左側の両台板69及び右
側の両台板69上においてそれぞれ回動可能に軸
73着した複数の載置台であつて、スプリング7
4の付勢により常にはストツパ軸75に係止され
て起立され、B矢印方向へ傾動可能になつてい
る。なお、後側の載置台70の数は押え板66a
を取外すことにより変更することができる。
以上のように構成された受台装置59は第1図
に示すように、支柱60の下動位置において前記
供給装置45に対応し、供給装置45から移送さ
れてくる品物Wが各載置台62,70,71,7
2上に載せられ、支柱60の上動により前記搬送
装置1の包装部Sに押し上げられる。
第1,13,14,15,16,17図に前記
搬送装置1の上方に設置した包装用フイルム折込
み装置76を示し、77は第15図に示すように
機台上部の左右両側に配置したレール78に対し
前後方向への移動可能に支持した両スライダ79
をガイド板80及びその前後両側のローラ81で
連結した後折込み部材、82は同後折込み部材7
7の後方において前記両レール78間に架設した
支持板83に対し左右方向への回動可能に軸84
着した一対の左右折込み部材であつて、同軸84
着部から前方へ延び、その長手方向に沿つてガイ
ド溝85を透設し、先端部には補助折込み板86
を位置調節可能に螺着している。第17図に示す
ように、87は前記後折込み部材77のガイド板
80下面の左右両側位置に回動可能に軸88着し
たガイド片であつて、前記左右折込み部材82の
ガイド溝85に嵌入され、第17図に示すよう
に、外周全体に形成した嵌合溝87aにガイド溝
85の両側縁を係入している。
第15,16図に示すように、89は前記両レ
ール78の前端部間に複数のローラ90を架設し
てなる前折込み部材であつて、前記供給装置45
の一方のスプロケツト49と同軸上に設けたベル
ト車92と前記ローラ90との間にベルト91を
架け渡し、供給装置45のチエーン48に連動し
てローラ90をC矢印方向へのみ回転させるよう
にしている。
第14図に示すように、93は前記レール78
の後端部上に立設したブラケツト、94は同ブラ
ケツト93の上部間に回動可能に架設した支軸9
5に対し固定したレバーであつて、後述する駆動
機構116により上下動される連動杆96に回動
可能に軸96a着している。97は前記ブラケツ
ト93の外側において支軸95の両端部に対し固
定した一対のレバー、98は同レバー97の先端
部に回動可能に軸99着したリンクであつて、前
記スライダ79の先端部に回動可能に軸100着
している。
そして、前記連動杆96が上動位置にあるとき
には、第15図に示すように、前記後折込み部材
77が後退位置にあるとともに、前記左右折込み
部材82が互いに開いた状態にある。この状態か
ら連動杆96が下動すると、第13図に示すよう
に後折込み部材77がレバー97及びリンク98
に押されて前進するとともに、後折込み部材77
のガイド片87に左右折込み部材82のガイド溝
85が位置規制されて左右折込み部材82が互い
に閉じ、これらの前後左右折込み部材89,7
7,82間を折込み部Rとしている。
第1,13,14図に品物Wの搬出装置101
を示し、102は前記両ブラケツト93の下部間
に架設した支軸103に対し回動可能に支持した
一対の支持板であつて、同支軸103から前方へ
延び、その前半部間にはスポンジ製の無端状ベル
ト104aを架け渡したコンベア104を支持し
て同コンベア104を前記搬送装置1の包装部S
に対応させている。第13図に示すように、10
6は前記支軸103の後方において前記ブラケツ
ト93間に架設した支軸107に対し3位置を取
り得るように支持したストツパであつて、その下
方において前記支持板102間に架設したストツパ
軸105に係合して前記コンベア104の傾きを
調節できるようになつている。
108は前記コンベア104の駆動軸104b
に固定したベルト車、109は前記支軸103に
回動可能に支持したベルト車であつて、両ベルト
車108,109間にベルト110を架け渡して
いる。111はベルト車109に連動するように
前記支軸103に対し回動可能に支持したスプロ
ケツトであつて、前記供給装置45の一方のスプ
ロケツト49と同軸上に設けたスプロケツト11
4との間に一対のアイドラスプロケツト113を
介してチエーン112を架け渡し、供給装置45
のチエーン48に連動してスプロケツト111を
回転させるようになつている。115は後述する
駆動機構116により前後方向へ揺動される揺動
杆であつて、その上端部を前記チエーン112に
連結している。
そして、前記揺動杆115がD矢印方向へ回動
されると、チエーン112、スプロケツト11
1、ベルト車109、ベルト110、ベルト車1
08を介してコンベア104のベルト104aが
送り出し方向Eへ回動する。しかし、スプロケツ
ト111はワンウエイクラツチ111aにて支軸
103に支持されているため、揺動杆115が反
D矢印方向へ回動しても、チエーン112の回転
がスプロケツト111に伝達されず、コンベア1
04のベルト104aが逆回転しない。
第1,18図に機台内下部に設置した駆動機構
116を示し、117は駆動モータ、118は同
モータ117に取付けた減速機であつて、その出
力軸118aにはカム板119を固定している。
120はブラケツト121に対し回動可能に軸1
22着したレバーであつて、その先端部を前記支
柱60の中程に対し回動可能に軸123着すると
ともに、同レバー120の中間部に取着したロー
ラ120aを前記カム板119のカム溝(図示せ
ず)に係合している。124は固定軸125に対
し回動可能に支持したレバーであつて、その先端
部を前記支柱60の下端部に軸126着してい
る。そして、出力軸118aの回転によりカム板
119が回転すると、レバー120が軸122を
中心に上下方向へ揺動され、支柱60が上下動さ
れて、前記受台装置59も上下動される。
第18図に示すように、127は固定軸128
に対し回動可能に軸着した二叉状のレバーであつ
て、その一方のレバー129を前記連動杆96の
下端部に回動可能に軸130着し、そう一方のレ
バー131に取着したローラ131aを前記カム
板119に係合している。そして、出力軸118
aの回転によりカム板119が回転すると、レバ
ー127が固定軸128を中心に回動され、連動
杆96が上下動されて、前記折込み装置76の後
折込み部材77も前進後退される。
第18図に示すように、132は前記出力軸1
18aに固定した取付杆、133は同取付杆13
2に対し回動可能に軸134着したリンクであつ
て、固定軸136に対し回動可能に軸着した前記
揺動杆115の中程に同リンク133の先端部回
動可能に軸135着している。そして、出力軸1
18aの回転によりカム板119が回転すると、
取付杆132の回動に伴いリンク133が往復移
動され、揺動杆115が固定軸136を中心に揺
動されて、前記チエーン112が往復回転され
る。このチエーン112の往復回転により、前記
供給装置45のチエーン48も往復回転される。
第1図中137は機台前部に前記前折込み部材
89に対応させて設置したヒーター装置、第1
9,20図中138は前記供給装置45の左右両
側において回動可能に支持した一対の台板であつ
て、機台の左右両側に回動可能に支持した一対の
支持アーム139上に支持されるようになつてい
る。
次に、実際の包装作用の概略について説明す
る。第7図に示す供給装置45の受台部46aに
載せられた品物Wによりスイツチ作動杆58が押
されると、第18図に示すように、駆動モータ1
17により揺動杆115がD矢印方向へ傾動され
て供給装置45のチエーン48がA矢印方向へ回
転する。それに伴い、供給装置45の前端部に待
機している走行部材50がA矢印方向へ移動して
品物Wが同方向へ移送され、下動してきた受台装
置59上に載置される。このとき、後折込み部材
77は連動杆96の上動により後退される。
この給送に同調して搬送装置1が駆動される
と、第2図に示すように、供給口Pに位置する包
装用フイルムFの始端は搬送装置1中央部の包装
部Sに向けて搬送されていく。その途中におい
て、前記鋸刃43が瞬時上動して包装用フイルム
Fの一定長さごとに幅方向のミシン目が形成さ
れ、さらに前記ローラ軸4に瞬時ブレーキがかか
つて上下両軸15,4に挾持されている包装用フ
イルムFが引張られ、この引張力により前記ミシ
ン目で切断され、第2図に想像線で示すように包
装部S上まで搬送される。
包装部S上の包装用フイルムFは、第5,6図
に示すように、前後押え部材26,37が上動さ
れてそれらの押圧部26a,37aと受圧板2
7,38との間で挾持される。
この包装用フイルムセツト状態から、支柱60
の上動に伴い受台装置59が上動され、品物Wが
第2図の想像線で示すように包装位置に押し上げ
られると、連動杆96が下動され、第15図に示
すように後退位置にある後折込み部材77が前進
するとともに、その前進に伴い左右両折込み部材
82が互いに閉じられる。そして、後折込み部材
77により受台装置59の後載置台70及び中央
載置台62が第2図に示すB矢印方向へ傾動され
るとともに、左右両折込み部材82により受台装
置59の左右両載置台71,72がB矢印方向へ
傾動され、この傾動と同時に受台装置59が再び
下動されると、品物Wが後折込み部材77上に載
りながら、品物Wの下側において後方及び左右両
方向から包装用フイルムFの折込み動作が行われ
る。
その後、第1図に示すように、連動杆96が再
び上動されて後折込み部材77が後退し、その後
退に伴い左右両折込み部材82が互いに開くとと
もに、両押え部材26,37が下動されてクラン
プ状態が解除される。従つて、第1図に示すよう
に、ベルト104aの回転により品物Wが前方へ
搬出され、このとき品物Wの下側において包装用
フイルムFが前折込み部材89に当つて前方から
も折込まれ、同前折込み部材89上を品物Wが通
過するときには後方及び左右両方向からの折込み
に前方からの折込みが重なつて第21図に示すよ
うに品物Wの下側で折りたたみ部F1となる。
包装後、同品物Wはヒーター装置137上に搬
送され、ここで包装用フイルム折たたみ部F1
熱により密着される。そして、揺動杆115が反
D矢印方向へ傾動されると、供給装置45の走行
部材50が反A矢印方向へ移動されて待機状態に
なり、一工程が終了する。同装置137上の品物
Wは作業者により取除かれ、供給装置45上に再
び品物Wを載せると、次工程の包装が同様に行わ
れる。
発明の効果 要するに本発明によれば、後折込み部材77の
移動に伴いこの後折込み部材77に取着されたガ
イド片87が、前記左右折込み部材82のガイド
溝85に係入された状態でこのガイド溝85に沿
つて移動し、前記左右折込み部材82を開閉させ
るが、前記ガイド片87は前記ガイド溝85の一
端から他端へ順に移動するため、ガイド片87を
介して左右折込み部材82に加わる力も一端から
他端に順に移動することとなり、実質的に左右折
込み部材82全体を支持することと同一となつて
この左右折込み部材82を安定的に支持すること
ができる。従つて、包装用フイルムFの折込み時
に左右折込み部材82の一端側が振れて折込み不
良を起こすといつた不具合を防止して正確な折込
み作業を行うことができるという優れた効果を発
揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる折込み装置を利用した
青果物用包装機の概略側面図、第2図は同じく概
略正面図、第3図は搬送装置の概略平面図、第4
図は第3図のX−X線概略拡大断面図、第5図及
び第6図は前後両押え部材によるクランプ状態を
示す部分断面図、第7図は供給装置の側面概略断
面図、第8図は同じく概略平面図、第9図は供給
装置において走行部材の侵入作用を示す部分拡大
断面図、第10図は受台装置の側面概略断面図、
第11図は同じく概略平面図、第12図は同じく
正面概略正面図、第13図は折込み装置及び搬出
装置の側面概略断面図、第14図は同じく正面概
略断面図、第15図は本発明にかかる折込み装置
の概略平面図、第16図は同じく側面概略断面
図、第17図は折込み装置において後折込み部材
のガイド片と左右折込み部材のガイド溝との係合
状態を示す部分断面図、第18図は駆動機構の概
略側面図、第19図は機台前部の台板の不使用状
態を示す包装機の概略全体斜視図、第20図は同
じく使用状態を示す包装機の概略全体斜視図、第
21図は包装用フイルムで包装された品物を示す
断面図である。 搬送装置1、供給装置45、受台装置59、折
込み装置76、後折込み部材77、レール78、
ローラ81、左右折込み部材82、ガイド溝8
5、ガイド片87、前折込み部材89、ローラ9
0、搬出装置101、コンベア104、ベルト1
04a、駆動機構116、折込み部R、包装用フ
イルムF、折りたたみ部F1、品物W。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 包装用フイルムFで包装された品物Wが搬出
    される搬出方向、すなわち前後方向へ延びる一対
    のレール78間に同レール78に沿つて前記前後
    方向への往復移動可能な後折込み部材77を架設
    し、同レール78の後部側に前記前後方向と略直
    交する左右方向への回動可能に支持した一対の左
    右折込み部材82を設け、前記レール78の前部
    間には前折込み部材89を移動不能に架設し、こ
    れら前後左右折込み部材89,77,82間を、
    後折込み部材77の前進に伴い各折込み部材8
    9,77,82が互いに接近する折込み部Rと
    し、前記折込み部Rの上方には前記包装用フイル
    ムFで包装された品物Wを前方向へ搬出するよう
    に無端状ベルト104aを架け渡した搬出用のコ
    ンベア104を配置した包装機における包装用フ
    イルム折込み装置において、 前記左右折込み部材82には前記後折込み部材
    77に取着したガイド片87が係入されるガイド
    溝85を形成し、後折込み部材77の前後移動に
    伴い左右折込み部材82を互いに開閉可能にした
    ことを特徴とする包装機における包装用フイルム
    折込み装置。 2 前記後折込み部材77及び前折込み部材89
    は複数のローラ81,90をレール78間に架設
    したものである特許請求の範囲第1項に記載の包
    装機における包装用フイルム折込み装置。
JP18942681A 1981-11-26 1981-11-26 包装機における包装用フイルム折込み装置 Granted JPS5890010A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18942681A JPS5890010A (ja) 1981-11-26 1981-11-26 包装機における包装用フイルム折込み装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18942681A JPS5890010A (ja) 1981-11-26 1981-11-26 包装機における包装用フイルム折込み装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5890010A JPS5890010A (ja) 1983-05-28
JPH024445B2 true JPH024445B2 (ja) 1990-01-29

Family

ID=16241046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18942681A Granted JPS5890010A (ja) 1981-11-26 1981-11-26 包装機における包装用フイルム折込み装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5890010A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61142109A (ja) * 1984-11-30 1986-06-30 株式会社 フジパツクシステム 包装機における包装用フィルム折込装置及びその方法
JPH0624321Y2 (ja) * 1988-10-31 1994-06-29 日本精機株式会社 包装装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5635573A (en) * 1979-08-30 1981-04-08 Nec Corp Clamping device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5635573A (en) * 1979-08-30 1981-04-08 Nec Corp Clamping device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5890010A (ja) 1983-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4631903A (en) Wrapping machine and method of folding wrapping film in wrapping machine
JPH024445B2 (ja)
JPH0238442B2 (ja) Hosokiniokeruhosoyofuirumuosaesochi
JP2662079B2 (ja) 包装機における物品供給装置
JP2690176B2 (ja) 包装機における物品供給装置
JPH0227210B2 (ja) Hosokiniokeruhosoyofuirumuorikomisochi
JPH037282Y2 (ja)
JPS5890499A (ja) 包装機の包装用フイルム搬送装置におけるフイルム切断装置
JPS63272616A (ja) 包装機
JPH0237686Y2 (ja)
JPH0242725B2 (ja)
JPS6366737B2 (ja)
JPH0422771B2 (ja)
JPH0624321Y2 (ja) 包装装置
JPS61142113A (ja) 包装機における包装用フイルム折込方法
JP4103448B2 (ja) ストレッチフィルム包装機
JPH0422767B2 (ja)
JPS6246403B2 (ja)
JPH07121726B2 (ja) 包装機における品物搬出装置
JPS61273322A (ja) 包装機における包装部への蓋付トレイ搬送方法及び装置
JPS61142112A (ja) 包装機における包装用フイルム押え装置
JPS61164912A (ja) 包装機のフイルム折込装置
JPS6246404B2 (ja)
JPH0433703B2 (ja)
JPH03111217A (ja) 包装機