JPH0227210B2 - Hosokiniokeruhosoyofuirumuorikomisochi - Google Patents

Hosokiniokeruhosoyofuirumuorikomisochi

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JPH0227210B2
JPH0227210B2 JP10050883A JP10050883A JPH0227210B2 JP H0227210 B2 JPH0227210 B2 JP H0227210B2 JP 10050883 A JP10050883 A JP 10050883A JP 10050883 A JP10050883 A JP 10050883A JP H0227210 B2 JPH0227210 B2 JP H0227210B2
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folding
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packaging film
edge
packaging
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JP10050883A
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JPS602408A (ja
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Yoshuki Takamura
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Fuji Pack System Ltd
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Fuji Pack System Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は、例えば青果物用包装機において、
その包装部に展張された包装用フイルムを品物に
対し折込んで品物を包装するための折込み装置に
関するものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題
点) 従来(特願昭56−71920号参照)においては、
本願第13図に示すように、包装部Sの前後左右
に押え部材26,37,47,48が配設されて
いた。この構造のものでは、包装用フイルム押え
装置全体が複雑になるばかりでなく大きな設置ス
ペースも必要としていた。さらには、包装用フイ
ルムFの長手方向最大長さfが制限され、包装し
得る品物W1,W2の大きさが限定されていた。
そのため、左右両押え部材47,48を省いて
前後両押え部材26,37のみにした構成(特願
昭56−189426号参照)のものが考えられた。この
構造のものでは、折込み時に前後両押え部材2
6,37で包装用フイルムFの幅方向両端縁を同
時に挾持したままで折込まれるため、品物W1,
W2の上昇により張られた包装用フイルムFの左
右両端部が左右両折込み部材82のくい込みによ
り破られるおそれがあつた。特に、左右方向に長
い品物W1を包装する場合には、左右両折込み部
材82の折込み縁82aの中間部が品物W1の後
部両側下方位置(図中上部両側)の包装用フイル
ムFにまずくい込み、そのくい込みに引き続いて
同折込み縁82aの中間部より先端側が順次くい
込んでいく。折込み縁82aの中間部のくい込み
は、包装用フイルムFを前後両押え部材26,3
7で挾持したまであるため、できる限り遅らせて
くい込みによる包装用フイルムFの破れを防止
し、折込み縁82aの中間部と先端部とのくい込
み時期を近ずけて包装用フイルムFに対し折込み
縁82aを平均してくい込ませることが望まし
い。一方、左右方向に短い品物W2を包装する場
合には、左右両折込み部材82が互いに接近した
状態でその折込み縁82aが包装用フイルムFに
くい込むため、折込み縁82aの中間部と先端部
とではくい込み時期にあまり差がなく、前述した
点は考慮する必要がない。
又、後方及び左右両方向からの折込み後前方か
らの折込み時に、品物W1,W2の前部下方両側
位置(図中下部両側)の包装用フイルムFに折り
残しが生じ易い問題もある。
本発明は以上の欠点を解消するためになされた
ものであつて、その目的は包装する品物の形状、
大きさに応じて左右両折込み部材のフイルムへの
くい込みが最適な状態で折込み、その包装状態を
一層良好なものにすることにある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は後記する実施例の図面に示
すように、折込み部Rの後側で左右両折込み部材
82の基端部を軸84により回動可能に支持して
同左右両折込み部材82の先端部を前方へ延設す
るとともに、前記折込み部Rの後側には後折込み
部材77を設けて同後折込み部材77の前後移動
に伴い左右両折込み部材82を互いに開閉可能に
連動し、又、折込み部Rの前側には前折込み部材
89を設けた包装用フイルム折込み装置におい
て、前記左右両折込み部材82には折込み部R側
の折込み縁82aから折込み部Rへ向けてばね1
89の付勢力により突出させた折込み縁調節部材
186を取着したものである。
(作用) そして、第14図に示すように、左右方向に長
い品物W1を包装する場合には、折込み縁調節部
材186は折込み時にフイルムFとの当接による
抵抗でばね189の付勢力に抗して互いに開き、
その抵抗に対するクツシヨンとなるとともに、そ
の突出量は小さくなり、フイルムFへのくい込み
は浅くなる。この開きは長い品物W1ほど大きく
なる。
一方、第14図に示すように、左右方向に短い
品物W2を包装する場合には、折込み縁調節部材
186への前記抵抗は小さくなり、折込み縁調節
部材186はあまり開くことがなくフイルムFに
深くくい込み易くなる。
(実施例) 以下、本発明の包装用フイルム折込み装置を備
えた包装機について説明した後、本発明と従来例
とを比較すると、第1〜6図に機台上部に設置し
た包装用フイルム搬送装置1を示し、第2,3図
に示すように、前後両固定枠2間の左側には外側
より2本のローラ軸3,4を回動可能に架設する
とともに軸5、上下一対の軸6,7及び上下一対
の軸8,9を固定し、一方右側には上下一対の軸
10,11を固定している。12は前記軸6の前
後両端部に対し上下方向への回動可能に支持した
一対の開閉枠であつて、同軸6から前記ローラ軸
3,4の中間上方まで延び、両開閉枠12の先端
部間には把手14を有する支持枠13を固定し、
同支持枠13よりも基端側には一対のローラ軸1
5,17を回動可能に架設するとともに軸16を
固定している。
第3図において、18は前記上下一対の軸1
6,5の前端部に対し回動可能に支持した上下一
対のローラ、19は前記上下一対の軸6,7の前
端部に対し回動可能に支持した上下一対のローラ
であつて、両ローラ18,19間の後部側に5本
の無端状丸ベルト20を上下対向させて架け渡し
ている。21は前記上下一対の軸10,11の前
端部に対し回動可能に支持した上下一対のローラ
であつて、上側のローラ21と前記上側のローラ
18の前部側との間に前記上側のローラ19を介
して3本の無端状丸ベルト22を架け渡すととも
に、下側のローラ21と前記下側のローラ18の
前部側との間に前記下側のローラ19を介して4
本の無端状丸ベルト23を架け渡し、第4図に示
すように、下側の丸ベルト23の上側走行部23
a間に前記上側の丸ベルト22の下側走行部22
aを介在させ、両走行部22a,23aを1本ず
つ交互に並べて配置して7本のベルト列Mとして
いる。24は前記上下一対の軸8,9の前端部に
対し回動可能に支持した上下一対のローラ、25
は前記ローラ21の内側において固定枠2に対し
回動可能に支持した上下一対のローラであつて、
両ローラ24,25により前記上下両丸ベルト2
2,23を緊張させている。なお、前記ローラ軸
17によつても前記上側の丸ベルト20,22を
緊張させている。
26は前側の固定枠2に対し上下移動可能に支
持した筒状の前押え部材であつて、第4図に示す
ように、前記下側の丸ベルト23のうち内側の3
本の丸ベルト23の下側走行部を挿入して押圧部
26aを同丸ベルト23の上下両走行部間に介在
させている。なお、この押圧部26aは前記ベル
ト列Mのうち内側の5本の対応している。27は
固定枠2から前記押え部材26に対応して延設し
た受圧板であつて、第4図に示すように、前記上
側の丸ベルト22の上下両走行部間に介在されて
いる。
28は前記下側の軸5,7,9,11に対しそ
の軸線方向への移動可能に挿通した移動枠であつ
て、その左右両側から前側の固定枠2を通して外
側へ延設した操作バー29により移動調節可能で
あり、前記上側の軸16,17,6,8,10は
この移動枠28の上縁部に形成した切込み28a
にくい込み得るようになつている。30は移動枠
28内に位置し得るように前記上下一対の軸1
6,5に対しその軸線方向への移動可能に且つ回
動可能に支持した上下一対のローラ、31は前記
上下一対の軸6,7に対し同様に支持した上下一
対のローラ、32は前記上下一対の軸10,11
に対し同様に支持した上下一対のローラであつ
て、これらローラ30,31,32は移動枠28
の移動調節に伴い移動枠28に押されるため、移
動枠28に追従して軸線方向へ移動するようにな
つている。
33は前記上側のローラ30,32間に前記上
側のローラ31を介して架け渡した5本の無端状
丸ベルト、34は前記下側のローラ30,32間
に前記下側のローラ31を介して架け渡した6本
の無端状丸ベルトであつて、第4図に示すよう
に、下側の丸ベルト34の上側走行部34a間に
前記上側の丸ベルト33の下側走行部33aを介
在させ、両走行部33a,34aを1本ずつ交互
に並べて配置して11本のベルト列Mとしている。
35は移動枠28内に位置し得るように前記上下
一対の軸8,9に対しその軸心方向への移動可能
に且つ回動可能に支持した上下一対のローラであ
つて、移動枠28の移動調節に伴い追従して軸線
方向へ移動し、前記ローラ32の内側において移
動枠28に対し回動可能に支持した上下一対のロ
ーラ36とにより前記上下両丸ベルト33,34
を緊張させている。なお、前記ローラ軸17によ
つても前記上側の丸ベルト33を緊張させてい
る。
37は前記移動枠28に対し上下移動操作可能
に支持した筒状の後押え部材、38は移動枠28
の上部に前記後押え部材37に対応して延設した
受圧板であつて、これら後押え部材37及び受圧
板38と上下両丸ベルト33,34との位置関係
は前記押え部材26の場合と同様である。
39は第3図に示すように前記ローラ軸3,4
の後端部に対し支持した一対のプーリーであつ
て、両プーリー39間に無端状丸ベルト40を架
け渡している。第3図中41は前記上下両ローラ
21に固定したギヤ、42は前記上下両ローラ3
2に固定され、同ローラ32とともに軸線方向へ
の移動可能なギヤであつて、両ギヤ41,42に
前記下側の軸11の駆動回転が伝えられ、ローラ
21,32、丸ベルト22,23,33,34等
を介して各部に回転が伝えられる。第2図中43
は固定枠2左側の両ローラ軸3,4間に設けた鋸
刃であつて、上方へ向けて移動可能となつてい
る。
以上のように構成された包装用フイルム搬送装
置1に対し、機台の左側に上下一対設けた巻取ロ
ール44のうちその一つから包装用フイルムFを
セツトする場合について説明する。この場合予
め、操作バー29を操作して移動枠28の位置を
包装用フイルムFの幅寸法に合わせて移動調節し
ておく。そして、第2図に示す機台左側の把手1
4をつかんで上方へ持ち上げると、開閉枠12が
軸6を中心に上方へ回動し、上側のローラ18,
30と下側のローラ18,30との間が離間して
フイルム供給口Pが開く。この状態から、巻取ロ
ール44の包装用フイルムFの始端を両ローラ軸
3,4を介して供給口Pに導き、下側の丸ベルト
20,23,34上に載せる。次に、開閉枠12
を下方へ戻して上側のローラ18,30と下側の
ローラ18,30とを接近させ、フイルム供給口
Pを閉じると、包装用フイルムFの幅方向両端縁
は第4図に示すように、上側の丸ベルト22,3
3の下側走行部22a,33aと下側の丸ベルト
23,34の上側走行部23a,34aとのベル
ト列Mに対し、内側から1列目の走行部23a,
34aの上、2列目の走行部22a,33aの
下、3列目の走行部23a,34aの上へと交互
に挾入されて上下蛇行状態になる。このセツト状
態から包装用フイルムFは搬送装置1の駆動によ
り包装部Sに展張される。
第7〜11図に前記搬送装置1の上方に設置し
た本発明の包装用フイルム折込み装置76を示
し、77は第9図に示すように機台上部の左右両
側に配置したレール78に対し前後方向への移動
可能に支持した両スライダ79をガイド板80及
びその前後両側のローラ81で連結した後折込み
部材、82は同後折込み部材77の後方において
前記両レール78間に架設した支持板83に対し
左右方向への回動可能に軸84着した一対の左右
折込み部材であつて、同軸84着部から前方へ延
び、その長手方向に沿つてガイド溝85を透設し
ている。なお、この左右両折込み部材82内側の
折込み縁82aの中間部は若干凹状に形成されて
いる。
186は左右両折込み部材82の下側において
その基端部側に回動可能に軸188着した折込み
縁調節部材であつて、第9図に示すように、折込
み部材82の先端部に形成した長孔190に対し
ピン191により連係され、その長孔190の範
囲で前記左右両折込み部材82の折込み縁82a
からこれに沿つて突出可能であるとともに、第9
図の想像線で示すようにその折込み縁82aの内
側へ退避可能であり、又先端部の補助折込み部1
87を左右両折込み部材82の先端部82bから
突出させている。189は折込み部材82の先端
部下側に取着した板ばねであつて、その付勢によ
り前記折込み縁調節部材186を折込み部材82
の折込み縁82aから常には突出させるようにし
ている。従つて、折込み縁調節部材186は弾性
を持つ。折込み縁調節部材186先端の補助折込
み部187はその回動に伴い左右両折込み部材8
2の先端縁82bに沿つて移動されるようになつ
ている。
87は前記後折込み部材77のガイド板80下
面の左右両側位置に回動可能に軸88着したガイ
ド片であつて、前記左右両折込み部材82のガイ
ド溝85に嵌入され、第11図に示すように、外
周全体に形成した嵌合溝87aにガイド溝85の
両側縁を係入している。
89は前記両レール78の前端部間に複数のロ
ーラ90を架設してなる前折込み部材であつて、
ベルト91によりローラ90をC矢印方向へのみ
回転させるようにしている。
93は前記レール78の後端部上に立設したブ
ラケツト、94は同ブラケツト93の上部間に回
動可能に架設した支軸95に対し固定したレバー
であつて、上下駆動される連動杆96に回動可能
に軸96a着している。97は前記ブラケツト9
3の外側において支軸95の両端部に対し固定し
た一対のレバー、98は同レバー97の先端部に
回動可能に軸99着したリンクであつて、前記ス
ライダ79の先端部に回動可能に軸100着して
いる。
そして、前記連動杆96が上動位置にあるとき
には、第9図に示すように、前記後折込み部材7
7が後退位置にあるとともに、前記左右折込み部
材82が互いに開いた状態にある。この状態から
連動杆96が下動すると、第7図に示すように後
折込み部材77がレバー97及びリンク98に押
されて前進するとともに、後折込み部材77のガ
イド片87に左右折込み部材82のガイド溝85
が位置規制されて左右両折込み部材82が互いに
閉じ、これらの前後左右折込み部材89,77,
82間を折込み部Rとしている。この折込み部R
は前記搬送装置1の包装部Sに対応される。
第7,8図に品物Wの搬出装置101を示し、
102は前記両ブラケツト93の下部間に架設し
た支軸103に対し回動可能に支持した一対の支
持板であつて、同支軸103から前方へ延び、そ
の前半部間にはスポンジ製の無端状ベルト104
aを架け渡したコンベア104を支持して同コン
ベア104を前記搬送装置1の包装部Sに対応さ
せている。106は前記支軸103の後方におい
て前記ブラケツト93間に架設した支軸107に
対し3位置を取り得るように支持したストツパで
あつて、その下方において前記支持板102間に
架設したストツパ軸105に係合して前記コンベ
ア104の傾きを調節できるようになつている。
108は前記コンベア104の駆動軸104b
に固定したベルト車、109は前記支軸103に
回動可能に支持したベルト車であつて、両ベルト
車108,109間にベルト110を架け渡して
いる。111はベルト車109に連動するように
前記支軸103に対して回動可能に支持したスプ
ロケツトであつて、チエーン112により駆動回
転されるようになつている。
そして、チエーン112がD矢印方向へ回転さ
れると、スプロケツト111、ベルト車109、
ベルト110、ベルト車108を介してコンベア
104のベルト104aが送り出し方向Eへ回動
する。しかし、スプロケツト111はワンウエイ
クラツチ111aにて支軸103に支持されてい
るため、チエーン112の回転がスプロケツト1
11に伝達されず、コンベア104のベルト10
4aが逆回転しない。
次に、実際に包装作用の概略について説明す
る。第1図に示す供給装置45に載せられた品物
Wが移送され、下動してきた受台46上に載置さ
れる。このとき、後折込み部材77は連動杆96
の上動により後退される。
この給送に同調して搬送装置1が駆動される
と、供給口Pに位置する包装用フイルムFの始端
は搬送装置1中央部の包装部Sに向けて搬送され
ていく。その途中において、前記鋸刃43が瞬時
上動して包装用フイルムFの一定長さごとに幅方
向のミシン目が形成され、さらに前記ローラ軸4
に瞬時ブレーキがかかつて上下両軸15,4に挾
持されている包装用フイルムFが引張られ、この
引張力により前記ミシン目で切断され、第3図に
想像線で示すように包装部S上まで搬送される。
包装部S上の包装用フイルムFは、第5,6図
に示すように、前後両押え部材26,37が上動
されて受圧板27,38との間で挾持される。
この包装用フイルムセツト状態から、受台46
が上動され、品物Wが第2図の想像線で示すよう
に包装位置に押し上げられると、連動杆96が下
動され、後退位置にある後折込み部材77が前進
するとともに、その前進に伴い左右両折込み部材
82が互いに閉じられる。そして、受台46が再
び下動されると、品物Wが後折込み部材77上に
載りながら、品物Wの下側において後方及び左右
両方向から包装用フイルムFの折込み動作が行わ
れる。
その後、連動杆96が再び上動されて後折込み
部材77が後退し、その後退に伴い左右両折込み
部材82が互いに開くとともに、前後両押え部材
26,37が下動されてクランプ状態が解除され
る。従つて、ベルト104aの回転により品物W
が前方へ搬送され、このとき品物Wの下側におい
て包装用フイルムFが前折込み部材89に当たつ
て前方からも折込まれ、同前折込み部材89上を
品物Wが通過するときには後方及び左右両方向か
らの折込みに前方からの折込みが重なつて第12
図に示すように品物Wの下側で折りたたみ部F1
となる。
包装後、同品物Wは搬出され、一工程が終了す
る。
なお、前折込み部材89も前後方向への往復移
動可能とし、前後左右方向からの折込み後品物W
を搬出するように構成してもよい。
次に、以上のように構成した本発明の作用を説
明すると、実際の包装時において、第14図に示
すように、左右方向に長い品物W1を包装する場
合、折込み縁調節部材186は折込み時にフイル
ムFとの当接による抵抗で板ばね189の付勢力
に抗して互いに開き、その抵抗に対するクツシヨ
ンとなるとともに、その突出量は小さくなり、フ
イルムFへのくい込みは浅くなる。この開きは長
い品物W1ほど大きくなる。この場合、前述した
実施例のように、折込み縁82aの中間部及び折
込み縁調節部材186の中間部を凹状に形成すれ
ば、それらの中間部と先端部とのくい込み時期の
差がなくなる。一方、第14図に示すように、左
右方向に短い品物W2を包装する場合には、折込
み縁調節部材186への前記抵抗は小さくなり、
折込み縁調節部材186はあまり開くことがなく
フイルムFに深くくい込み易くなる。
従つて、折込み縁調節部材186の突出量は折
込み時に品物Wの形状、大きさに応じて自在に変
更され、フイルムFへのくい込みが最適な状態で
折込まれる。
又、前述した実施例のように、折込み縁調節部
材186先端の補助折込み部187を左右両折込
み部材82の先端縁82bから突出して折込み縁
調節部材186の回動に伴い同先端縁82bに沿
つて移動可能にしたので、後方及び左右両方向か
らの折込み後、前方からの折込み時において左右
両折込み部材82が互いに接近したとき、品物W
1,W2の前部下方両側位置(図中下部両側)の
包装用フイルムFに深くくい込ませて品物W1,
W2に対し包装用フイルムFを確実に折込むこと
ができる。特に、左右方向に短い品物W2を包装
する場合に、折込み縁調節部材186が第14図
に示すように折込み縁82aから大きく突出する
と、補助折込み部187が先端部82bの内側寄
りに位置されるため、左右両折込み部材82が互
いに接近したとき、包装用フイルムFに対しより
一層深くくい込み易くなつて確実に折込むことが
できる。一方、左右方向に長い品物W1において
は、左右方向に短い品物W2の場合に比較して確
実に折込まれ易いため、補助折込み部材187は
先端縁82bの中央部に位置されてもよく、必ず
しも先端縁82bの内側寄りに位置される必要は
ないが、あまり深くくい込ませると、包装用フイ
ルムFがかえつて破れ易くなるため、先端縁82
bの中央部に位置されることが望ましい。
なお、前記板ばね189に代えてコイルスプリ
ング等の他のばねを用いてもよいし、又折込み縁
調節部材186の基部を板ばねとしてそれ自身に
弾性を持たせてもよい。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、品物W
の形状、大きさに応じて折込み縁調節部材186
の突出量がばね189の付勢力に抗して自在に変
更されるので、フイルムFへのくい込み時に抵抗
に対するクツシヨンとなつてフイルムFの破れ並
びにフイルムFの張りによる品物Wのへこみは防
止されるとともに、フイルムFへのくい込みが最
適な状態で折込まれ、折込み時に包装用フイルム
Fに適度な張りが生じて包装状態をより一層良好
なものにすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる包装用フイルム折込み
装置を利用した青果物用包装機の概略側面図、第
2図は同じく概略正面図、第3図は包装フイルム
搬送装置の概略平面図、第4図は第3図のX−X
線概略拡大断面図、第5図及び第6図は前後両押
え部材によるクランプ状態を示す第4図の部分側
面断面図、第7図は折込み装置及び搬出装置の側
面概略断面図、第8図は第1図の正面概略断面
図、第9図は折込み装置の概略平面図、第10図
は同じく側面概略断面図、第11図は折込み装置
において後折込み部材のガイド片と左右両折込み
部材のガイド溝との係合状態を示す部分断面図、
第12図は包装用フイルムで包装された品物を示
す断面図、第13図は従来の包装用フイルム折込
み装置の作用説明図、第14図は本発明にかかる
包装用フイルム折込み装置の作用説明図である。 搬送装置……1、丸ベルト……22,23,3
3,34、前押え部材……26、受圧板……2
7、後押え部材……37、受圧板……38、折込
み装置……76、後折込み部材……77、左右両
折込み部材……82、軸……84、折込み縁調節
部材……186、補助折込み部……187、前折
込み部材……89、コンベア……104、折込み
部……R、包装部……S、品物……W、包装用フ
イルム……F。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 折込み部Rの後側で左右両折込み部材82の
    基端部を軸84により回動可能に支持して同左右
    両折込み部材82の先端部を前方へ延設するとと
    もに、前記折込み部Rの後側には後折込み部材7
    7を設けて同後折込み部材77の前後移動に伴い
    左右両折込み部材82を互いに開閉可能に連動
    し、又、折込み部Rの前側には前折込み部材89
    を設けた包装用フイルム折込み装置において、 前記左右両折込み部材82には折込み部R側の
    折込み縁82aから折込み部Rへ向けてばね18
    9の付勢力により突出させた折込み縁調節部材1
    86を取着したことを特徴とする包装機における
    包装用フイルム折込み装置。 2 折込み縁調節部材186は左右両折込み部材
    82の下側においてその基端部側に回動可能に軸
    188着され、同折込み部材82に取着した板ば
    ね189により付勢されている特許請求の範囲第
    1項に記載の包装機における包装用フイルム折込
    み装置。 3 折込み縁調節部材186の先端部は左右両折
    込み部材82の先端縁82bから突出され、折込
    み縁調節部材186の回動に伴い同先端縁82b
    に沿つて移動可能な補助折込み部187になつて
    いる特許請求の範囲第2項に記載の包装機におけ
    る包装用フイルム折込み装置。
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