JPH10181789A - ロール状物の紙製宙吊り用部材及び宙吊り方法 - Google Patents

ロール状物の紙製宙吊り用部材及び宙吊り方法

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JPH10181789A
JPH10181789A JP1541797A JP1541797A JPH10181789A JP H10181789 A JPH10181789 A JP H10181789A JP 1541797 A JP1541797 A JP 1541797A JP 1541797 A JP1541797 A JP 1541797A JP H10181789 A JPH10181789 A JP H10181789A
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JP
Japan
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paper
side plate
roll
corrugated cardboard
hanging
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JP1541797A
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Norio Oketani
稚夫 桶谷
Michiyoshi Honda
迪好 本田
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はプラスチック樹脂を用いずに、それと
同等の強度を持つ紙製のロール状物の宙吊り用部材を提
供する。 【解決手段】巻芯に巻き付けられたロール状物の両方の
端面において、前記巻芯を保持して該ロール状物を宙吊
り状態に保持するための紙製の宙吊り用部材であって、
該宙吊り用部材が1枚の段ボールシートを折り曲げて重
ね合わせた側板からなり、該側板の略中央にロール状物
の巻芯を保持する保持軸を有することを特徴とするロー
ル状物の紙製宙吊り用部材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料等のロー
ル状物を宙吊り状態に保持するための紙製の宙吊り用部
材、及びそれを用いた宙吊り方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ロール状物を直に置いた場合、その自重
によって局所的に集中荷重がかかり、ロール状物の変
形、局部的な損傷等が生じるという問題がある。特に数
十μm〜数百μmの厚みのプラスチックフィルムやアル
ミ箔等のロール状物、及び外的な圧力によってカブリ等
の品質損傷を招き易い感光材料は、上記問題は深刻であ
る。従って、その保管及び輸送時の包装形態に工夫がな
されている。
【0003】例えば、外装箱とロール状物の空隙に発泡
樹脂等の緩衝材を入れることが従来から一般的に行われ
ているが、手間がかかる割に効果は充分ではなかった。
そこで、感光材料等のロール状物に対しては、宙吊りに
する方法が採用されるようになってきた。
【0004】図9は外装箱(図示しない)の中でのロー
ル状物の宙吊り状態を示す解体斜視図である。ロール状
物11の両方の端面において、巻芯12の中空部に挿入
されて巻芯を保持する保持軸13と、該保持軸13を固
定する側板14とからなる宙吊り用部材15によって、
ロール状物11は宙吊り状態に保持される形態になって
いる。
【0005】従来、この宙吊り用部材は、保持軸と側板
を一体的に、プラスチック樹脂で成形したものが用いら
れているが、コスト(成形用金型等の費用を含むランニ
ングコスト)が高いという問題、及びプラスチック樹脂
の廃棄に関わる環境上の問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明はプラ
スチック樹脂を用いずに、プラスチック樹脂の宙吊り用
部材と同等の強度を有するロール状物の紙製宙吊り用部
材を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、巻
芯に巻き付けられたロール状物の両方の端面において、
前記巻芯を保持して該ロール状物を宙吊り状態に保持す
るための紙製の宙吊り用部材であって、該宙吊り用部材
が1枚の段ボールシートを折り曲げて重ね合わせた側板
からなり、該側板の略中央にロール状物の巻芯を保持す
る保持軸を有することを特徴とするロール状物の紙製宙
吊り用部材によって基本的に達成された。
【0008】本発明者は、プラスチック樹脂成形品と同
定度の強度を有する紙性の宙吊り用部材の実現のため
に、鋭意研究した結果、紙性の宙吊り用部材は側板の強
度に弱点があることが分かった。即ち、側板の各部位の
中でも、とりわけ大きい荷重がかかる底辺部の変形を解
消することが重要であることを認識した。そこで、側板
に段ボールシートを折り曲げて重ね合わせてたものを用
いることによって、プラスチック樹脂成形品と同定度の
強度が得られることを見いだした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の紙製の宙吊り用部材は、前記した図9と同様に
用いられる。図9において、とりわけ大きい荷重がかか
り最も強度が必要とされる部分は、aで示す側板の底辺
部である。従って、本発明は1枚の段ボールシートを折
り曲げて重ね合わせた側板を用い、少なくとも折り曲げ
部が底辺になるように配置する。また、側板全体の強度
を得るために、1枚の段ボールシートを少なくとも3重
に折り曲げて重ね合わせることが好ましい。
【0010】側板のサイズ及び形状は、外装箱のそれに
合わせることが好ましく、一般的には正方形である。ロ
ール状物の両方の端面から宙吊り用部材で保持すること
によって、輸送中に外装箱内でロール状物が動くことは
ない。
【0011】ロール状物の巻芯を保持するための保持軸
は、側板の略中央部に設けられ、その形状は、巻芯の形
状及び巻芯がロール状物の端面から突出しているか否か
によって設定される。例えば、ロール状物の端面から巻
芯が突出している場合は、側板の中央部に巻芯の突出部
が嵌合するような円形の切抜き部を設けて、それを保持
軸としてもよい。また更に円形の切抜き部の強度を保つ
ために、紙管等の円筒形部材を円形切抜き部にはめ込ん
でもよい。
【0012】図9に示すような中空の巻芯の場合は中空
部に嵌合するように、円筒形もしくは円柱形の保持軸を
設ける。この場合、保持軸の側板への固定手段は特に限
定されないが、例えば、円筒形の保持軸に対して、側板
の中央に保持軸の外径と同定度の円形の切抜きを設け、
保持軸を円形の切抜き部に挿入することによって固定す
ることができる。更に両者の接触部を接着剤で固定して
もよい。更に、後述する固定補助部材を用いることによ
って、固定状態がより強固になる。
【0013】保持軸は紙で形成されるが、その材質はク
ラフトパルプ等を用いた紙製の巻芯(紙管)と同様の構
成にすることができる。
【0014】本発明において、側板は1枚の段ボールシ
ートで形成される。用いる段ボールの種類は、側版を何
重におり曲げて重ね合わせるかによって選択するのがよ
い。例えば4重以上に折り曲げて重ね合わせる場合は一
般的なBフルートの段ボールが好ましく、3重以下であ
れば複両面段ボールが好ましい。複両面段ボールは、図
8に示すように波状に成形された2つの中しん21を使
用して作った段ボールである。これは、段ボール業界で
一般的に知られているものである。
【0015】1枚の段ボールシートを折り曲げ、そして
貼合わせて略正方形の側板が形成されるが、折り曲げに
際して予め適度な深さと幅の罫線を入れておく必要があ
る。この罫線は、精度よくそして容易に折り曲げ加工を
行う上で必要であるが、罫線が深くなり過ぎると、折り
曲げ部の強度が低下し、保持力が低下する。従って罫線
の深さは、0.5〜1mm程度が好ましく、罫線の幅は
1.1〜3mmが好ましい。
【0016】以下、本発明の好ましい形態を図面を用い
て説明する。先ず、1枚の段ボールシートを3重に折り
曲げて重ね合わせた側板の態様を説明する。図1は本発
明の一実施態様を示す宙吊り用部材の斜視図である。図
2は図1の宙吊り用部材をYの方向から見た側面図であ
る。円筒形の保持軸1は略正方形の側板2の中央に挿入
されて、接着固定されている。保持軸1の固定を更に確
実なものにするために、固定補助部材8が保持軸1の周
面と側板2とに接着されている。固定補助部材8は、保
持軸1と同じ素材、同じ形状のものを用い、円筒形の一
部を切り取った円弧状にする。円弧状にすることによっ
て、保持軸1を締め付ける方向に力が働くので好まし
い。
【0017】次に、側板2を形成するための1枚の段ボ
ールシートの展開図及び側板の成形過程を図3を用いて
説明する。段ボールシート4は円形の切抜き部を有する
略正方形5の4辺の各々に、半円形の切り欠きを有する
フラップ3a、3b、3c、3dを有する。正方形5の
中央には保持軸を挿入するための円形の切抜き部7が設
けられている。フラップは罫線6に従って折り曲げられ
る。点線で示す罫線6は反対側の面に設けられたもので
ある。フラップの折り曲げに際して、対向する2つのフ
ラップ3aと3cを同一方向(手前側)に折り曲げて、
正方形5の同一面に重ね合わせて接着剤で貼合わせる。
次にもう一方の対向する2つのフラップ3b、3dを反
対方向(裏側)に折り曲げ、正方形5の反対側の面に重
ね合わせて接着剤で貼合わせて、側板2が出来上がる。
次に側板2に設けれた円形の切抜き部に、円筒形の保持
軸を挿入し接着剤で固定して宙吊り用部材が完成する。
【0018】前記フラップの長さLは、正方形5の1辺
の長さの約1/2が好ましい。
【0019】上記態様は側板の4辺のいずれもが、折り
曲げ部によって構成されており、前記したように高い強
度が要求される底辺としての機能を有する。従って、ロ
ール状物の包装時における宙吊り用部材の配置間違いが
なく、また、保管時及び輸送時に外装箱が転倒して、宙
吊り用部材の側板の底辺が代わっても、何ら問題が生じ
ない。
【0020】本発明の宙吊り用部材を構成する側板の他
の態様について、図4a、4bにその展開図を示す。図
4aは罫線6を境に折り曲げて2重構成にするものであ
る。図4bは罫線6を境にして前後に折り曲げて3重構
成にするものである。いずれも、折り曲げ部が底辺にな
るように配置する必要がある。保持軸の固定は、前記図
1及び2の態様に準じる。
【0021】本発明において、側板は前記図3の構成が
好ましいが、ロール状物の大きさ、重量によって、側板
の構成を使い分けることもできる。例えば、比較的重量
の小さいロール状物の場合は、図4aの側板で対応でき
る。
【0022】次に、1枚の段ボールシートを4重以上に
折り曲げて重ね合わせた側板の態様について説明する。
側板2を形成するための1枚の段ボールシートの展開図
を図5を用いて説明する。段ボールシート34は円形の
切抜き部を有する略正方形31の4辺の各々に、円形の
切り欠きを持つ略正方形のフラップ32a、32b、3
2c、32dを有する。各々のフラップは罫線36、3
7に従って折り曲げられる。フラップの折り曲げる方向
は特に制限されないが、対向するフラップ(32aと3
2c、32bと32d)を同一方向に折り曲げるのが好
ましく、更に好ましくは、4つのフラップを全て同一方
向に折り曲げることである。
【0023】フラップの折り曲げる順番は、好ましくは
対向するフラップが折り重なるようにする。例えば、3
2a、32c、32b、32dの順に4つのフラップを
手前側に折り曲げて重ね合わせる。この場合、2番目以
降に折り曲げるフラップは、既に折り曲げられたフラッ
プの厚みを考慮して、2段階に折り曲げることが必要で
あり、そのために罫線を2つ(36、37)設ける。
【0024】フラップのサイズは、折り曲げて重ね合わ
せたときに正方形31と丁度重なる大きさにし、更に4
つのフラップを重ね合わせたときに、中央に設けられた
円形切抜き部の位置が一致するようにする。
【0025】上記のようにして側板を成形した後、図6
に示す円筒形の保持軸38をフラップ32dの側から側
板の円形切抜き部35に矢印Xの方向に挿入して、紙製
宙吊り用部材を完成させる。保持軸38には固定補助部
材39を保持軸38の少なくとも半周を覆うように保持
軸の外周面に接着剤で固定する。好ましくは、前述した
ように保持軸と同じ材質、形状の物を特定の幅(約0.
5〜2cm)に加工し、切断した円弧状の固定補助部材
を用いる。
【0026】フラップ32dの側から保持軸を挿入する
ことによって、保持軸の固定補助部材39によりフラッ
プの浮き上がりが防止できるため、フラップを接着剤で
貼合わせる必要がなくなり、成形の作業性が向上する。
【0027】更に、側版は段ボールが5重に折り重なっ
ているので、挿入された保持軸は接着剤を用いなくて
も、十分に固定される。この場合、保持軸の外径に対し
て側板の円形切抜き部の径は同定度にする。
【0028】ロール状物の形態として、ロール状物の端
面より巻芯が突出しているものと、全く突出していない
ものとがある。巻芯が突出している場合は、前記した円
筒形の保持軸は必ずしも必要ではない。側板の中央部に
巻芯が嵌合する円形切抜き部を設け、それを保持軸とす
ることができる。更に円形切抜き部に側板の厚みと同程
度の幅の円筒形部材をはめ込んで、保持軸の強度を補っ
てもよい。
【0029】ロール状物の端面から巻芯が突出していな
い場合は、図1及び6に示すように円筒形の保持軸が必
要である。本発明において、宙吊り用部材の成形の作業
性及び強度の面から、図5、6に示すものが最も好まし
い。特に側板の形成過程及び保持軸と側板の固定に接着
剤を用いない方が側板の強度に有利であり、このことは
予想外の発見であった。
【0030】前記図5の側板をモディファイした態様を
図7に示す。本発明において、略正方形の側板とは、図
7の展開図に示す正方形の4つの角を切り取ったものも
含む。この側板にすることによって、折り曲げ成形が容
易になる。
【0031】
【実施例】次に、本発明の紙製宙吊り用部材の優位性に
ついて、実用試験の結果を基に説明する。
【0032】実施例1 下記の3種類の宙吊り用部材を作成した。
【0033】A(本発明):図1、2及び3の構成から
なる紙性宙吊り用部材で、側板は複両面段ボール、保持
軸はクラフトパルプからなる紙管を用いた。 B(比較例):側板として3枚の複両面段ボールを貼合
わせたものを用いる以外は、上記Aと同じ構成にした。 C(比較例):図6に示すようなABS樹脂で一体成形
したプラスチック樹脂の宙吊り用部材。
【0034】ロール状物として、幅508mm、巻長さ
61mの写真感光フィルム材料(重量は約5Kg)を、
外装箱内に上記宙吊り用部材を用いてロール状物を宙吊
り状態で包装した。
【0035】上記3種類について、落下テスト(JIS
−Z0202に準じる)及び振動テスト(JIS−Z0
232に準じる)を行った。その結果、本発明Aと比較
例Cは、ロール状物が宙吊り状態で確実に保持されてい
た。比較例Bは宙吊り用部材が変形し、ロール状物を宙
吊り状態に保持できていなかった。
【0036】上記結果より、本発明の紙性宙吊り用部材
は、プラスチック樹脂成形部材と同等の強度を有し、実
用に際して何ら問題がないことが分かる。また、本発明
はプラスチック樹脂成形部材に比べて、コスト面及び環
境面で優れていることは云うまでもない。
【0037】実施例2 本発明の紙製宙吊り用部材として、図5、6に示すもの
を作製した。側板はBフルートの段ボールシートを用
い、保持軸はクラフトパルプからなる紙管を用いた。ロ
ール状物は幅812mm、巻長さ61mの写真感光フィ
ルム材料(重量は約8Kg)を、外装箱内に上記宙吊り
用部材を用いてロール状物を宙吊り状態で包装した。
【0038】実施例1と同様に、落下テスト及び振動テ
ストを行った。その結果、ロール状物のサイズ、重量が
大きくなったにも関わらず、本発明の宙吊り用部材を用
いた場合は、何等問題なく、ロール状物が宙吊り状態で
確実に保持されていた。
【0039】
【発明の効果】本発明の紙製のロール状物宙吊り用部材
を用いることによって、従来のプラスチック樹脂からな
る宙吊り用部材と同等の強度が得られ、かつコストを低
減することができ、またプラスチック樹脂の廃棄に関わ
る環境上の問題が解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロール状物の宙吊り用部材の斜視図。
【図2】図1をY方向から見た側面図。
【図3】本発明の宙吊り用部材の一実施態様を示す側板
の展開図及び成形過程を示す図。
【図4】本発明の別の実施態様を示す側板の展開図。
【図5】本発明の宙吊り用部材の一実施態様を示す側板
の展開図。
【図6】本発明の宙吊り用部材の側板と保持軸の関係を
示す図
【図7】本発明の宙吊り用部材の一実施態様を示す側板
の展開図。
【図8】複両面段ボールの断面図。
【図9】ロール状物の宙吊り状態を示す解体斜視図。
【符号の説明】
1 紙製の円筒形保持軸 2 側板 3a、3b、3c、3d フラップ 4 段ボールシート 5 略正方形 8 固定補助部材 15 宙吊り用部材 22 ライナー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻芯に巻き付けられたロール状物の両方
    の端面において、前記巻芯を保持して該ロール状物を宙
    吊り状態に保持するための紙製の宙吊り用部材であっ
    て、該宙吊り用部材が1枚の段ボールシートを折り曲げ
    て重ね合わせた側板からなり、該側板の略中央にロール
    状物の巻芯を保持する保持軸を有することを特徴とする
    ロール状物の紙製宙吊り用部材。
  2. 【請求項2】 前記ロール状物の巻芯を保持する保持軸
    が円筒形の紙製保持軸であり、該紙製保持軸が前記側板
    に固定されたことを特徴とする請求項1に記載のロール
    状物の紙製宙吊り用部材。
  3. 【請求項3】 前記側板が1枚の段ボールシートを少な
    くとも3重に折り曲げて重ね合わせたものであることを
    特徴とする請求項1または2に記載のロール状物の紙製
    宙吊り用部材。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の紙製の宙吊り用部材にお
    いて、前記巻芯を保持する円筒形の紙製保持軸(1)
    と、これを略中央で固定する段ボール製の側板(2)を
    有する紙製宙吊り用部材であって、該側板(2)は中央
    に円形の切抜きを有する略正方形(5)の4辺の各々
    に、半円形の切り欠き部を持つフラップ(3a、3b、
    3c、3d)を有する1枚の段ボールシート(4)で構
    成され、該段ボールシート(4)の対向する2つのフラ
    ップ(3a、3c)を折り曲げて前記略正方形(5)の
    同一面に重ねて貼合わせ、もう一方の対向する2つのフ
    ラップ(3b、3d)を前記対向する2つのフラップ
    (3a、3c)とは反対方向に折り曲げて、前記略正方
    形(5)の反対側の面に重ねて貼合わせて成形された側
    板(2)の略中央に設けられた円形の切り抜き部(7)
    に前記紙製保持軸(1)を挿入し固定したことを特徴と
    するロール状物の紙製宙吊り用部材。
  5. 【請求項5】 前記側板を構成する段ボールシートが複
    両面段ボールである請求項4記載のロール状物の紙製宙
    吊り用部材。
  6. 【請求項6】 前記側板が中央に円形の切抜きを有する
    略正方形の4辺の各々に、中央に円形の切抜きを持つ略
    正方形のフラップを有する1枚の段ボールシートを折り
    曲げて重ね合わせて成形された略正方形の側板であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のロール状物の紙製宙吊
    り用部材。
  7. 【請求項7】 中央に円形の切抜きを有する略正方形
    (31)の4辺の各々に、中央に円形の切抜きを持つ略
    正方形のフラップ(32a、32b、32c、32d)
    を有する1枚の段ボールシートを、フラップ(32
    a)、(32c)、(32b)、(32d)の順に、同
    一方向に折り曲げて重ね合わせて側板を成形した後、円
    筒形の紙製保持軸を該側板の円形切抜き部に挿入したも
    のである請求項1に記載のロール状物の紙製宙吊り用部
    材。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の紙製宙吊り用部材にお
    いて、側板から突出した一方の側の紙製保持軸の外周の
    少なくとも半周を覆うように固定補助部材(39)を有
    することを特徴とするロール状物の紙製宙吊り用部材。
  9. 【請求項9】 請求項1または2記載の紙製宙吊り用部
    材を用いたロール状物の宙吊り方法であって、前記紙製
    宙吊り用部材の側版を構成する段ボールシートの折り曲
    げ部が側板の底辺になるように、前記紙製宙吊り用部材
    を配置したことを特徴とするロール状物の宙吊り方法。
JP1541797A 1996-11-06 1997-01-29 ロール状物の紙製宙吊り用部材及び宙吊り方法 Pending JPH10181789A (ja)

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JP29346696 1996-11-06
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007084099A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Rengo Co Ltd 梱包用固定材及びパッド
JP2011073698A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Dainippon Printing Co Ltd 収納体
JP2016124561A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 村角株式会社 ロール製品用ケース

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