JPH10181647A - 自転車用ハンドルロック装置 - Google Patents
自転車用ハンドルロック装置Info
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- JPH10181647A JPH10181647A JP35566296A JP35566296A JPH10181647A JP H10181647 A JPH10181647 A JP H10181647A JP 35566296 A JP35566296 A JP 35566296A JP 35566296 A JP35566296 A JP 35566296A JP H10181647 A JPH10181647 A JP H10181647A
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- stopper
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- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、自転車のハンドルをフレームに
対して所要の角度にロックするロック装置の提供。 【構成】 ヘッドパイプの上端に固着される上ワンに、
バネによってヘッドパイプの軸心方向に向かって常に摺
動するストッパーを設けたヘッドロック本体を適宜手段
により取付け、かつこのヘッドロック本体にシリンダー
錠を配備し、外方からロックキーを差込みシリンダー錠
に具備した操作突起を所要角度回動自在に設け、この操
作突起と前記ストッパーの連係部を連係し、前フォーク
ステムに嵌合・ロックされたロックギヤの周面に所要の
間隔で設けたロック溝の一つに前記ストッパーを選択係
合し、ハンドルをフレームに対して直線状の前向き状態
から、折曲した後向き状態までの角度にロックする自転
車用ハンドルロック装置。
対して所要の角度にロックするロック装置の提供。 【構成】 ヘッドパイプの上端に固着される上ワンに、
バネによってヘッドパイプの軸心方向に向かって常に摺
動するストッパーを設けたヘッドロック本体を適宜手段
により取付け、かつこのヘッドロック本体にシリンダー
錠を配備し、外方からロックキーを差込みシリンダー錠
に具備した操作突起を所要角度回動自在に設け、この操
作突起と前記ストッパーの連係部を連係し、前フォーク
ステムに嵌合・ロックされたロックギヤの周面に所要の
間隔で設けたロック溝の一つに前記ストッパーを選択係
合し、ハンドルをフレームに対して直線状の前向き状態
から、折曲した後向き状態までの角度にロックする自転
車用ハンドルロック装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、自転車のハンド
ルをフレームに対して所要の角度にロックするロック装
置に関する。
ルをフレームに対して所要の角度にロックするロック装
置に関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】従来、自転車用のハン
ドルロック装置は、ハンドル側に固着される係止杆と、
ヘッドパイプ側に固着される係止基杆とを、その係止杆
または係止基杆に設けた可動ピンによって、係止杆と係
止基杆を結合し、フレームに対してハンドルを一定角度
に固定するものが多い。
ドルロック装置は、ハンドル側に固着される係止杆と、
ヘッドパイプ側に固着される係止基杆とを、その係止杆
または係止基杆に設けた可動ピンによって、係止杆と係
止基杆を結合し、フレームに対してハンドルを一定角度
に固定するものが多い。
【０００３】そこで、そのハンドルロック装置をロック
するには、可動ピンを貫通する錠前を結合していた。
するには、可動ピンを貫通する錠前を結合していた。
【０００４】この発明は、前述の欠点を解消することを
目的になされたもので、併せて生産性を考慮し、簡易・
堅牢および組立容易の構造を提供しようとなされたもの
である。
目的になされたもので、併せて生産性を考慮し、簡易・
堅牢および組立容易の構造を提供しようとなされたもの
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】ヘッドパイプの上端に固
着される上ワンに、バネによってヘッドパイプの軸心方
向に向かって常に摺動するストッパーを設けたヘッドロ
ック本体を適宜手段により取付け、かつこのヘッドロッ
ク本体にシリンダー錠を配備し、外方からロックキーを
差込みシリンダー錠に具備した操作突起を所要角度回動
自在に設け、この操作突起と前記ストッパーの連係部を
連係し、前フォークステムに嵌合・ロックされたロック
ギヤの周面に所要の間隔で設けたロック溝に前記ストッ
パーを選択係合し、ハンドルをフレームに対して直線状
の前向き状態から、折曲した後向き状態までの角度にロ
ックする自転車用ハンドルロック装置にある。
着される上ワンに、バネによってヘッドパイプの軸心方
向に向かって常に摺動するストッパーを設けたヘッドロ
ック本体を適宜手段により取付け、かつこのヘッドロッ
ク本体にシリンダー錠を配備し、外方からロックキーを
差込みシリンダー錠に具備した操作突起を所要角度回動
自在に設け、この操作突起と前記ストッパーの連係部を
連係し、前フォークステムに嵌合・ロックされたロック
ギヤの周面に所要の間隔で設けたロック溝に前記ストッ
パーを選択係合し、ハンドルをフレームに対して直線状
の前向き状態から、折曲した後向き状態までの角度にロ
ックする自転車用ハンドルロック装置にある。
【０００６】前記上ワンは、その周縁およびその一部外
縁を方形等に延長した受台部を延設し、前記ヘッドロッ
ク本体は、底面を前記上ワンの受台部に対応するように
設けてもよいものである。
縁を方形等に延長した受台部を延設し、前記ヘッドロッ
ク本体は、底面を前記上ワンの受台部に対応するように
設けてもよいものである。
【０００７】前記ヘッドロック本体は、収容孔を設け、
この収容孔に前記シリンダー錠を横向きに、かつ所要角
回動自在に配備し、外方からロックキーを差込み、シリ
ンダー錠の後端に具備した操作突起を回動自在に設ける
と共に、ヘッドロック本体に配備されたバネによって常
に付勢されてヘッドパイプの軸心方向に向かって摺動す
るようにストッパーを設け、このストッパーに設けた連
係部と前記シリンダー錠の後端の操作突起を連係するよ
うに設けてもよいものである。
この収容孔に前記シリンダー錠を横向きに、かつ所要角
回動自在に配備し、外方からロックキーを差込み、シリ
ンダー錠の後端に具備した操作突起を回動自在に設ける
と共に、ヘッドロック本体に配備されたバネによって常
に付勢されてヘッドパイプの軸心方向に向かって摺動す
るようにストッパーを設け、このストッパーに設けた連
係部と前記シリンダー錠の後端の操作突起を連係するよ
うに設けてもよいものである。
【０００８】前記ロックギヤは、その内径面に設けた凸
部キーを前フォークステムに設けたキー溝に嵌合して前
フォークステムと結合すると共に、その結合部と所要角
移動した位置のロックギヤの内径面にキー溝を開口し、
そのキー溝にバネにより軸心方向に付勢する回止めキー
を収容し、この回止めキーの先端を前フォークステムに
開口したロック孔に嵌合し、ロックギヤと前フォークス
テムを二重に一体に結合し、かつロックギヤの周面に、
前記ヘッドロック本体に配備したストッパーと係合する
ロック溝を所要角度毎に設けて選択係合するように設け
てもよいものである。
部キーを前フォークステムに設けたキー溝に嵌合して前
フォークステムと結合すると共に、その結合部と所要角
移動した位置のロックギヤの内径面にキー溝を開口し、
そのキー溝にバネにより軸心方向に付勢する回止めキー
を収容し、この回止めキーの先端を前フォークステムに
開口したロック孔に嵌合し、ロックギヤと前フォークス
テムを二重に一体に結合し、かつロックギヤの周面に、
前記ヘッドロック本体に配備したストッパーと係合する
ロック溝を所要角度毎に設けて選択係合するように設け
てもよいものである。
【０００９】前記シリンダー錠の外周に安全係止溝を設
けて前記ヘッドロック本体に配備すると共に、このヘッ
ドロック本体の上面に突出する押ボタンを配備し、この
押ボタンに、一端の折曲部を操作方向とは横断方向に嵌
合して連動ロック杆を接続し、この連動ロック杆の他端
の差込係止端操作方向と逆向きに設けて、前記シリンダ
ー錠の安全係止溝に差込みロックするように設けてもよ
いものである。
けて前記ヘッドロック本体に配備すると共に、このヘッ
ドロック本体の上面に突出する押ボタンを配備し、この
押ボタンに、一端の折曲部を操作方向とは横断方向に嵌
合して連動ロック杆を接続し、この連動ロック杆の他端
の差込係止端操作方向と逆向きに設けて、前記シリンダ
ー錠の安全係止溝に差込みロックするように設けてもよ
いものである。
【００１０】前記ロックギヤを前記前フォークステムに
嵌合・ロックをした後、カバーをフォークステムに嵌合
し、カバーの下向きに折曲した外縁をヘッドロック本体
の上向き鍔の外側に被蓋するように設けてもよいもので
ある。
嵌合・ロックをした後、カバーをフォークステムに嵌合
し、カバーの下向きに折曲した外縁をヘッドロック本体
の上向き鍔の外側に被蓋するように設けてもよいもので
ある。
【００１１】
【発明の実施の形態】ヘッドパイプの上端に固着される
上ワンにおいて、その周縁およびその一部外縁を方形等
に延長した受台部を延設し、その受台部に底面を対応し
て設けたヘッドロック本体を適宜手段により取付け、前
記受台部の方形等に設けられる部分に対応するヘッドロ
ック本体には、シリンダー錠を横向きに、かつ所要角回
動自在に配備し、外方からロックキーを差込み自在とす
ると共に、後端に操作突起を一体に設けてこれを回動自
在にし、ヘッドロック本体に配備された拡張バネによっ
て常に付勢されてヘッドパイプの軸心方向に向かって摺
動するようにストッパー係合子を設け、このストッパー
係合子に設けた連係部と前記シリンダー錠の後端の操作
突起を連係し、前フォークステムに玉押しを螺合し、ベ
アリングを押して円滑に軸受した後、ロックギヤを前フ
ォークステムに嵌合し、このロックギヤの内径面に設け
た凸部キーをフォークステムに設けたキー溝に嵌合して
前フォークステムと結合すると共に、その結合部と所要
角移動した位置のロックギヤの内径面にキー溝を開口
し、そのキー溝にバネにより軸心方向に付勢する回止め
キーを収容し、この回止めキーの先端を前フォークステ
ムに開口したロック孔に嵌合し、ロックギヤと前フォー
クステムを二重に一体に結合し、かつロックギヤの周面
に、前記ヘッドロック本体に配備したストッパーと係合
するロック溝を所要角度毎に設けて選択係合し、ハンド
ルをフレームに対して直線状の前向き状態から、折曲し
た後向き状態まで角度を選択してロックすることを特徴
とする自転車用ハンドルロック装置。
上ワンにおいて、その周縁およびその一部外縁を方形等
に延長した受台部を延設し、その受台部に底面を対応し
て設けたヘッドロック本体を適宜手段により取付け、前
記受台部の方形等に設けられる部分に対応するヘッドロ
ック本体には、シリンダー錠を横向きに、かつ所要角回
動自在に配備し、外方からロックキーを差込み自在とす
ると共に、後端に操作突起を一体に設けてこれを回動自
在にし、ヘッドロック本体に配備された拡張バネによっ
て常に付勢されてヘッドパイプの軸心方向に向かって摺
動するようにストッパー係合子を設け、このストッパー
係合子に設けた連係部と前記シリンダー錠の後端の操作
突起を連係し、前フォークステムに玉押しを螺合し、ベ
アリングを押して円滑に軸受した後、ロックギヤを前フ
ォークステムに嵌合し、このロックギヤの内径面に設け
た凸部キーをフォークステムに設けたキー溝に嵌合して
前フォークステムと結合すると共に、その結合部と所要
角移動した位置のロックギヤの内径面にキー溝を開口
し、そのキー溝にバネにより軸心方向に付勢する回止め
キーを収容し、この回止めキーの先端を前フォークステ
ムに開口したロック孔に嵌合し、ロックギヤと前フォー
クステムを二重に一体に結合し、かつロックギヤの周面
に、前記ヘッドロック本体に配備したストッパーと係合
するロック溝を所要角度毎に設けて選択係合し、ハンド
ルをフレームに対して直線状の前向き状態から、折曲し
た後向き状態まで角度を選択してロックすることを特徴
とする自転車用ハンドルロック装置。
【００１２】
【実施例】以下、この発明の自転車用ハンドルロック装
置を実施の一例として示す図面により説明すると、ヘッ
ドパイプ１の上端に固着される上ワン２において、その
周縁およびその一部外縁を方形に延長した受台部２ａを
延設し、その受台部２ａの外縁近傍にねじ受孔３を所要
箇所設け、これに底面に対応して設けたヘッドロック本
体４をねじ５により上面に取付けている。
置を実施の一例として示す図面により説明すると、ヘッ
ドパイプ１の上端に固着される上ワン２において、その
周縁およびその一部外縁を方形に延長した受台部２ａを
延設し、その受台部２ａの外縁近傍にねじ受孔３を所要
箇所設け、これに底面に対応して設けたヘッドロック本
体４をねじ５により上面に取付けている。
【００１３】前記受台部２ａの方形に設けられる方形部
分２ａ１に対応するヘッドロック本体４には、シリンダ
ー錠収容孔４ａを設けてシリンダー錠６を横向きに、か
つ所要角回動自在に配備し、シリンダー錠６の前端をヘ
ッドロック本体４の外面に現出し、外方からロックキー
７を差込み自在とすると共に、後端に操作突起８を一体
に設けてこれを回動自在にしている。
分２ａ１に対応するヘッドロック本体４には、シリンダ
ー錠収容孔４ａを設けてシリンダー錠６を横向きに、か
つ所要角回動自在に配備し、シリンダー錠６の前端をヘ
ッドロック本体４の外面に現出し、外方からロックキー
７を差込み自在とすると共に、後端に操作突起８を一体
に設けてこれを回動自在にしている。
【００１４】ヘッドロック本体４に配備された拡張バネ
９によって常に付勢されてヘッドパイプの軸心方向に向
かって摺動するようにストッパー１０を設け、このスト
ッパー１０に設けた連係部１１と前記シリンダー錠６の
後端の操作突起８を連係している。
９によって常に付勢されてヘッドパイプの軸心方向に向
かって摺動するようにストッパー１０を設け、このスト
ッパー１０に設けた連係部１１と前記シリンダー錠６の
後端の操作突起８を連係している。
【００１５】前記ストッパー１０の連係部１１を、図１
０〜図１２に示すように、上段連接面部１１ａ、下段連
接面部１１ｂおよび中間突出仕切部１１ｃから設ける共
に、その下段連接面部１１ｂを、前記操作突起８の回転
中心にストッパー１０の押圧力が集中し、操作突起８が
回動しない凹陥面に形成している。
０〜図１２に示すように、上段連接面部１１ａ、下段連
接面部１１ｂおよび中間突出仕切部１１ｃから設ける共
に、その下段連接面部１１ｂを、前記操作突起８の回転
中心にストッパー１０の押圧力が集中し、操作突起８が
回動しない凹陥面に形成している。
【００１６】前フォークステム１２に玉押し１３を螺合
し、ベアリング１４を押して円滑に軸受した後、ロック
ギヤ１５を前フォークステム１２に嵌合し、このロック
ギヤ１５の内径面に設けた凸部キー１５ａを前フォーク
ステム１２に設けたキー溝１２ａに嵌合して前フォーク
ステム１２と結合すると共に、その結合部に対して９０
度移動した位置のロックギヤ１５の内径面にキー溝１６
を開口し、そのキー溝１６に拡開バネ１７により軸心方
向に付勢する回止めキー１８を収容し、この回止めキー
１８の先端を前フォークステム１２に開口したロック孔
１９に嵌合し、ロックギヤ１５と前フォークステム１２
を二重に一体に結合している。
し、ベアリング１４を押して円滑に軸受した後、ロック
ギヤ１５を前フォークステム１２に嵌合し、このロック
ギヤ１５の内径面に設けた凸部キー１５ａを前フォーク
ステム１２に設けたキー溝１２ａに嵌合して前フォーク
ステム１２と結合すると共に、その結合部に対して９０
度移動した位置のロックギヤ１５の内径面にキー溝１６
を開口し、そのキー溝１６に拡開バネ１７により軸心方
向に付勢する回止めキー１８を収容し、この回止めキー
１８の先端を前フォークステム１２に開口したロック孔
１９に嵌合し、ロックギヤ１５と前フォークステム１２
を二重に一体に結合している。
【００１７】前記ロックギヤ１５の周面には、前記ロッ
ク棒１０と係合するロック溝２０を所要角度毎に設けて
選択係合し、ハンドル２１をヘッドパイプ２、すなわ
ち、フレーム（図示しない）に対して直線状の前向き状
態から、折曲した後向き状態まで角度を選択してロック
する。
ク棒１０と係合するロック溝２０を所要角度毎に設けて
選択係合し、ハンドル２１をヘッドパイプ２、すなわ
ち、フレーム（図示しない）に対して直線状の前向き状
態から、折曲した後向き状態まで角度を選択してロック
する。
【００１８】ヘッドロックの安全機構として、前記シリ
ンダー錠６の外周に安全係止溝２２を設けてヘッドロッ
ク本体４に配備すると共に、このヘッドロック本体４の
上面にスプリング２３の作用で付勢されて突出する押ボ
タン２４を配備し、この押ボタン２４に、一端の折曲部
２５ａを操作方向とは横断方向に嵌合して連動ロック杆
２５を一体に接続し、この連動ロック杆２５の他端の差
込係止端２５ｂを操作方向と逆向きに設けて、前記シリ
ンダー錠６の安全係止溝２２に差込みロックするように
設けている。
ンダー錠６の外周に安全係止溝２２を設けてヘッドロッ
ク本体４に配備すると共に、このヘッドロック本体４の
上面にスプリング２３の作用で付勢されて突出する押ボ
タン２４を配備し、この押ボタン２４に、一端の折曲部
２５ａを操作方向とは横断方向に嵌合して連動ロック杆
２５を一体に接続し、この連動ロック杆２５の他端の差
込係止端２５ｂを操作方向と逆向きに設けて、前記シリ
ンダー錠６の安全係止溝２２に差込みロックするように
設けている。
【００１９】ヘッドロック本体４には、図４に示すよう
に、押ボタン２４の前半部を収容する押しボタン前半収
容部４ｂ１と、その押ボタン２４に接続する連動ロック
扞２５を収容する収容部４ｂ２を設けている。
に、押ボタン２４の前半部を収容する押しボタン前半収
容部４ｂ１と、その押ボタン２４に接続する連動ロック
扞２５を収容する収容部４ｂ２を設けている。
【００２０】また同じく、ヘッドロック本体４には、図
４および図５に示すように、押ボタン２４の後半部を収
容する押しボタン後半収容部４ｂ３と、その押ボタン２
４に接続する拡張スプリング２３を収容・支持する収容
受部４ｂ４を設けている。
４および図５に示すように、押ボタン２４の後半部を収
容する押しボタン後半収容部４ｂ３と、その押ボタン２
４に接続する拡張スプリング２３を収容・支持する収容
受部４ｂ４を設けている。
【００２１】また同じく、ヘッドロック本体４には、前
記シリンダー錠６を横向きに、かつ所要角回動自在に配
備するシリンダー錠収容孔４ａを、図４、図５および図
６に示すように、設けている。そして６ａはシリンダー
錠６の外周面に設けたロック表示部で、ヘッドロック本
体４の窓口４ｃ内に臨んだ時、ハンドル２１のヘッドロ
ック状態を表示する。
記シリンダー錠６を横向きに、かつ所要角回動自在に配
備するシリンダー錠収容孔４ａを、図４、図５および図
６に示すように、設けている。そして６ａはシリンダー
錠６の外周面に設けたロック表示部で、ヘッドロック本
体４の窓口４ｃ内に臨んだ時、ハンドル２１のヘッドロ
ック状態を表示する。
【００２２】前記のように、ロックギヤ１５を前フォー
クステム１２に嵌合・ロックをした後、カバー２６を前
フォークステム１２に嵌合し、カバー２６の下向きに折
曲した外縁２６ａをヘッドロック本体４の上向き鍔２７
の外側に被蓋し、カバー２６の上面を前フォークステム
１２に螺合した中ナット２８を圧接し、さらに、その上
にカゴブラケット３０を嵌合した後、袋ナット３０を前
フォークステム１２に嵌合して全体を締付けてなるもの
である。
クステム１２に嵌合・ロックをした後、カバー２６を前
フォークステム１２に嵌合し、カバー２６の下向きに折
曲した外縁２６ａをヘッドロック本体４の上向き鍔２７
の外側に被蓋し、カバー２６の上面を前フォークステム
１２に螺合した中ナット２８を圧接し、さらに、その上
にカゴブラケット３０を嵌合した後、袋ナット３０を前
フォークステム１２に嵌合して全体を締付けてなるもの
である。
【００２３】
【発明の効果】この発明の自転車用ハンドルロック装置
は、以上のように、上ワンの周縁を外方に延設して受台
部を設け、この受台部にヘッドロック本体を取付けるの
で、上ワンとヘッドロック本体を別々に製造し、上ワン
は従来同様にヘッドパイプに圧入その他の適宜手段で固
着することができ、その上ワンの受台部にヘッドロック
本体を簡易・堅牢に取付けることができる。
は、以上のように、上ワンの周縁を外方に延設して受台
部を設け、この受台部にヘッドロック本体を取付けるの
で、上ワンとヘッドロック本体を別々に製造し、上ワン
は従来同様にヘッドパイプに圧入その他の適宜手段で固
着することができ、その上ワンの受台部にヘッドロック
本体を簡易・堅牢に取付けることができる。
【００２４】また前フォークステムには、ロックギヤを
嵌合し、そのキー溝内に嵌合した弾発キーで簡単、かつ
緊密にロックさせることができ、その上下は上玉押しと
中ねじで挟持して前フォークステムに頑丈に取付けるこ
とができる。
嵌合し、そのキー溝内に嵌合した弾発キーで簡単、かつ
緊密にロックさせることができ、その上下は上玉押しと
中ねじで挟持して前フォークステムに頑丈に取付けるこ
とができる。
【００２５】またロックギヤは、その内径面に設けた凸
部キーを前フォークステムに設けたキー溝に嵌合して前
フォークステムと結合すると共に、その結合部に対して
所要角度移動した位置のロックギヤの内径面にキー溝を
開口し、そのキー溝に拡開バネにより軸心方向に付勢す
る回止めキーを収容し、この回止めキーの先端を前フォ
ークステムに開口したロック孔に嵌合し、ロックギヤと
前フォークステムを二箇所で結合しているのでより強固
な一体化ができる。
部キーを前フォークステムに設けたキー溝に嵌合して前
フォークステムと結合すると共に、その結合部に対して
所要角度移動した位置のロックギヤの内径面にキー溝を
開口し、そのキー溝に拡開バネにより軸心方向に付勢す
る回止めキーを収容し、この回止めキーの先端を前フォ
ークステムに開口したロック孔に嵌合し、ロックギヤと
前フォークステムを二箇所で結合しているのでより強固
な一体化ができる。
【００２６】またこのロックギヤとストッパーとの係合
は、ヘッドロック本体の軸受孔に支承され、後端に連接
するバネで前方に常時摺動するように付勢されて係合す
るものであるから、ハンドルの回転力をストッパーは横
断方向に受け、大きな剪断力に耐えることができ、そし
てそのストッパーを戻す操作力は付勢するバネを圧縮す
りだけでよいから、シリンダー錠の回転で軽くストッパ
ーを出入させることができるのである。
は、ヘッドロック本体の軸受孔に支承され、後端に連接
するバネで前方に常時摺動するように付勢されて係合す
るものであるから、ハンドルの回転力をストッパーは横
断方向に受け、大きな剪断力に耐えることができ、そし
てそのストッパーを戻す操作力は付勢するバネを圧縮す
りだけでよいから、シリンダー錠の回転で軽くストッパ
ーを出入させることができるのである。
【００２７】またシリンダー錠の外周に回止溝を設けて
これにバネにより連動ロック杆を係合させているから、
ストッパーがロックギヤに係合しているときバネにより
押し戻されることがなく、走行中の安全が確保されるて
いる。
これにバネにより連動ロック杆を係合させているから、
ストッパーがロックギヤに係合しているときバネにより
押し戻されることがなく、走行中の安全が確保されるて
いる。
【００２８】施錠の時に連動ロック杆に接続する押ボタ
ンを押すことにより連動ロック杆の先端がシリンー錠の
外周の安全ロック溝から外に出てシリンダー錠のロック
を解除し、ハンドルロックと施錠とが同時に行えるもの
である。
ンを押すことにより連動ロック杆の先端がシリンー錠の
外周の安全ロック溝から外に出てシリンダー錠のロック
を解除し、ハンドルロックと施錠とが同時に行えるもの
である。
【図１】この発明の自転車用ハンドルロック装置の全体
を示す一部切欠き断面・側面図である。
を示す一部切欠き断面・側面図である。
【図２】同じく、図１において中ナットより上方部品を
外した状態の平面図である。
外した状態の平面図である。
【図３】ヘッドロック本体単体の平面図である。
【図４】図３のＡ−Ａ線に沿って一部を断面した断面図
である。
である。
【図５】同じく、図３のＢ−Ｂ線に沿って一部を断面し
た断面図である。
た断面図である。
【図６】同じく、図３のＣ−Ｃ線に沿って一部を断面し
た断面図である。
た断面図である。
【図７】ヘッドロック本体を取付ける上ワン単体の平面
図である。
図である。
【図８】ロックギヤ単体の平面図である。
【図９】同じく、その図８のＤ−Ｄ線に沿う断面図であ
る。
る。
【図１０】シリンダー錠の操作突起とロック子との係合
連接状態を説明する平面図である。
連接状態を説明する平面図である。
【図１１】同じく、その係合連接状態を説明する側面図
である。
である。
【図１２】同じく、そのシリンダー錠操作突起とロック
子とがロック状態とロック開放状態とにある時のセルフ
安全ロック作動の一例を示す説明図である。
子とがロック状態とロック開放状態とにある時のセルフ
安全ロック作動の一例を示す説明図である。
【図１３】同じく、そのシリンダー錠に対してロックの
開放状態にある時、シリンダー錠をロック状態に維持す
る安全ロック機構の一実施例を示す拡大説明図である。
開放状態にある時、シリンダー錠をロック状態に維持す
る安全ロック機構の一実施例を示す拡大説明図である。
【図１４】同じく、その安全ロック機構において、押ボ
タンと連動ロック杆の連結構造示す一部断面説明図であ
る。
タンと連動ロック杆の連結構造示す一部断面説明図であ
る。
【図１５】同じく、この発明の自転車用ハンドルロック
装置全体の実施例を示す分解斜視図である。
装置全体の実施例を示す分解斜視図である。
【図１６】同じく、この発明の自転車用ハンドルロック
装置に使用される前フォークステム上部の斜視図であ
る。
装置に使用される前フォークステム上部の斜視図であ
る。
１ ヘッドパイプ ２ 上ワン ２ａ 受台部 ２ａ１ 方形部分 ３ ねじ受孔 ４ ヘッドロック本体 ４ａ シリンダー錠収容孔 ４ｂ１ 押しボタン前半収容部 ４ｂ２ 押しボタン連動ロック扞収容部 ４ｂ４ スプリング収容受部 ４ｃ 窓口 ４ｄ ねじ螺合孔 ５ ねじ ６ シリンダー錠 ６ａ ロック表示部 ７ シリンダキー ８ 操作突起 ９ 拡張バネ １０ ストッパー １１ 連係部 １１ａ 上段連接面部 １１ｂ 下段連接面部 １１ｃ 中間突出仕切部 １２ 前フォークステム １２ａ キー溝 １３ 玉押し １４ ベアリング １５ ロックギヤ １５ａ 凸部キー １６ キー溝 １７ 拡開バネ １８ 回止めキー １９ ロック孔 ２０ ロック溝 ２１ ハンドル ２２ 安全係止溝 ２３ 拡張スプリング ２４ 押ボタン ２５ 連動ロック杆 ２５ａ 折曲部 ２５ｂ 差込係止端 ２６ カバー ２６ａ 外縁 ２７ 上向き鍔 ２８ 中ナット ２９ カゴブラケット ３０ 袋ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 輝久 神奈川県茅ヶ崎市下町屋１丁目１番１号 宮田工業株式会社内 (72)発明者 江口 環 東京都北区西ケ原１丁目19番19号 株式会 社日乃本錠前内 (72)発明者 大高 正志 東京都北区西ケ原１丁目19番19号 株式会 社日乃本錠前内
Claims (6)
- 【請求項１】 ヘッドパイプの上端に固着される上ワン
に、バネによってヘッドパイプの軸心方向に向かって常
に摺動するストッパーを設けたヘッドロック本体を適宜
手段により取付け、かつこのヘッドロック本体にシリン
ダー錠を配備し、外方からロックキーを差込みシリンダ
ー錠に具備した操作突起を所要角度回動自在に設け、こ
の操作突起と前記ストッパーの連係部を連係し、前フォ
ークステムに嵌合・ロックされたロックギヤの周面に所
要の間隔で設けたロック溝に前記ストッパーを選択係合
し、ハンドルをフレームに対して直線状の前向き状態か
ら、折曲した後向き状態までの角度にロックする自転車
用ハンドルロック装置。 - 【請求項２】 前記上ワンは、その周縁およびその一部
外縁を方形等に延長した受台部を延設し、前記ヘッドロ
ック本体は、底面を前記上ワンの受台部に対応している
ことを特徴とする請求項１記載の自転車用ハンドルロッ
ク装置。 - 【請求項３】 前記ヘッドロック本体は、収容孔を設
け、この収容孔に前記シリンダ錠を横向きに、かつ所要
角回動自在に配備し、外方からロックキーを差込み、シ
リンダー錠の後端に具備した操作突起を回動自在に設け
ると共に、ヘッドロック本体に配備されたバネによって
常に付勢されてヘッドパイプの軸心方向に向かって摺動
するようにストッパーを設け、このストッパーに設けた
連係部と前記シリンダー錠の後端の操作突起を連係して
いることを特徴とする請求項１または請求項２記載の自
転車用ハンドルロック装置。 - 【請求項４】 前記ロックギヤは、その内径面に設けた
凸部キーを前フォークステムに設けたキー溝に嵌合して
前フォークステムと結合すると共に、その結合部と所要
角度を移動した位置のロックギヤの内径面にキー溝を開
口し、そのキー溝にバネにより軸心方向に付勢する回止
めキーを収容し、この回止めキーの先端を前フォークス
テムに開口したロック孔に嵌合し、ロックギヤと前フォ
ークステムを二重に一体に結合し、かつロックギヤの周
面に、前記ヘッドロック本体に配備したストッパーと係
合するロック溝を所要角度毎に設けて選択係合すること
を特徴とする請求項１、請求項２または請求項３記載の
自転車用ハンドルロック装置。 - 【請求項５】 前記シリンダー錠の外周に安全係止溝を
設けて前記ヘッドロック本体に配備すると共に、このヘ
ッドロック本体の上面に突出する押ボタンを配備し、こ
の押ボタンに、一端の折曲部を操作方向とは横断方向に
嵌合して連動ロック杆を接続し、この連動ロック杆の他
端の差込係止端を操作方向と逆向きに設けて、前記シリ
ンダー錠の安全係止溝に差込みロックするように設けて
いる請求項１、請求項２、請求項３または請求項４記載
の自転車用ハンドルロック装置。 - 【請求項６】 前記ロックギヤを前記前フォークステム
に嵌合・ロックをした後、カバーを前フォークステムに
嵌合し、カバーの下向きに折曲した外縁をヘッドロック
本体の上向き鍔の外側に被蓋してなること特徴とする請
求項１、請求項２、請求項３、請求項４または請求項５
記載の自転車用ハンドルロック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35566296A JP3855210B2 (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 自転車用ハンドルロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35566296A JP3855210B2 (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 自転車用ハンドルロック装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10181647A true JPH10181647A (ja) | 1998-07-07 |
| JP3855210B2 JP3855210B2 (ja) | 2006-12-06 |
Family
ID=18445130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35566296A Expired - Fee Related JP3855210B2 (ja) | 1996-12-24 | 1996-12-24 | 自転車用ハンドルロック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3855210B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109665028A (zh) * | 2018-04-25 | 2019-04-23 | 秦恩记 | 可调骑姿自行车把 |
-
1996
- 1996-12-24 JP JP35566296A patent/JP3855210B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109665028A (zh) * | 2018-04-25 | 2019-04-23 | 秦恩记 | 可调骑姿自行车把 |
| CN109665028B (zh) * | 2018-04-25 | 2024-05-28 | 秦恩记 | 可调骑姿自行车把 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3855210B2 (ja) | 2006-12-06 |
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