JP2989173B1 - 二輪車等のペダル位置切換え装置 - Google Patents
二輪車等のペダル位置切換え装置Info
- Publication number
- JP2989173B1 JP2989173B1 JP21444598A JP21444598A JP2989173B1 JP 2989173 B1 JP2989173 B1 JP 2989173B1 JP 21444598 A JP21444598 A JP 21444598A JP 21444598 A JP21444598 A JP 21444598A JP 2989173 B1 JP2989173 B1 JP 2989173B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive shaft
- connecting rod
- rotary drive
- pedal
- clutch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
Abstract
駆動軸の斜め前下方に両ペダルを位置させることのでき
る二輪車等のペダル位置切換え装置を提供する。 【解決手段】 一方のペダル14を支持する連接棒13
Rの基端は回転駆動軸11に固定され、他方のペダルを
支持する連接棒13Lの基端は回転駆動軸に回転調節可
能に取り付けられている。連接棒13Rが回転駆動軸に
対し斜め前下方30度の角度位置をとるように回転駆動
軸を固定するため、操作レバ−機構35を操作して、係
合板12の凹部16内にロックピン45を係合させる。
これに関連して、レバ−44が、回転駆動軸に軸方向に
のみ摺動可能に嵌めた筒状クラッチ15に作用してそれ
を連接棒13Lから離れるように移動させる。すると、
クラッチ15が連接棒13Lとの係合状態から外れ、リ
タ−ンスプリング24の作用によって、連接棒13Rと
同じ角度位置に回動して固定される。
Description
自転車のような二輪車等のペダルに係り、特に、ペダル
を人力で漕ぐ場合と、原動機での走行時あるいは坂道を
下る時等、ペダルを漕ぐことを必要としない場合とで、
切換えることのできる二輪車等のペダル位置切換え装置
に関する。
1に示すようなものが知られている。このペタル機構1
は、回転駆動軸2と、この回転駆動軸2の両端に180
゜の角度をなして互いに反対方向に突出する連接棒3
と、これらの連接棒3の端部に枢着されたペダル部4と
を備えている。そして、回転駆動軸2にはスプロケット
5が固着されており、このスプロケット5にはチェーン
6が巻回されている。そして、回転駆動軸2の両側のペ
ダル4を両足で漕ぐことによりスプロケット5が回転
し、チェーン6を介して二輪車の後部車輪が駆動され
て、二輪車が走行するようになっている。
っていて、両足でペダル4を漕がない時には、両足をサ
ドルまたは回転駆動軸を通る垂直線に対し斜め前下方約
30゜をなす直線上の位置にあるペダル上に位置させる
と一番楽な姿勢となる。ところが、従来の二輪車のペダ
ル機構1では、反対方向に180゜の角度をなして左右
の2つのペダル4が取り付けられているので、例えば、
一方のペダル4を、サドルを通る垂直線に対し斜め前下
方約30゜をなす直線上の位置に置いても、他方のペダ
ル4は駆動軸2の後上方にあるから楽な姿勢をとること
はできない。
自転車のような二輪車等で、両足でペダルを漕いで走行
するときは、1対のペダルは、通常のように駆動軸に対
して180゜の角度をなして互いに反対方向にあるが、
ペダル機構で走行させる必要がないときには、両ペダル
を、サドルまたは回転駆動軸を通る垂直線に対し斜め前
下方に所定の角度、例えば約30゜をなす直線上の位置
に置くことができる二輪車等のペダル位置切換え装置を
提供することを目的とする。
解決するため、本発明の二輪車等のペダル位置切換え装
置では、車体に回転可能に支持された回転駆動軸と、こ
の回転駆動軸の両端から径方向に突出する連接棒と、こ
れらの連接棒の先端に支持されたペダルとを有する二輪
車等のペダル位置切換え装置において、回転駆動軸の一
端の第1の連接棒が回転駆動軸と共に一体的に回転する
ように回転駆動軸に固着され、回転駆動軸の他端の第2
の連接棒が回転駆動軸に対し相対回転可能に回転駆動軸
に取り付けられ、前記第1の連接棒が回転駆動軸の周り
で所定の角度位置で固定されるように回転駆動軸を車体
に対してロックするロック手段が設けられるとともに、
前記第2の連接棒を、前記第1の連設棒に対し回転駆動
軸周りで180゜をなす通常角度位置と、前記第1の連
設棒に対し回転駆動軸周りで同じ角度をなす等角度位置
とに選択的に位置させることを可能にする操作機構が設
けられ、前記回転駆動軸をロックするロック手段が回転
駆動軸をロックする位置にある時に、前記第2の連接棒
を前記通常角度位置と前記等角度位置とに選択的に位置
させることが可能になるように、前記ロック手段と前記
操作機構とを連動させる連動機構が設けられている。
前記通常角度位置と前記等角度位置とに選択的に位置さ
せることを可能にする操作機構が、回転駆動軸に対して
相対回転しないように回転駆動軸の周りに回転駆動軸に
沿い移動可能に支持されたクラッチ本体を備え、このク
ラッチ本体は、クラッチ本体の第2の連接棒への接近、
離隔に応じて第2の連接棒に係合、離脱可能とされ、ク
ラッチ本体が第2の連接棒から離脱する位置にある時
に、第2の連接棒が、前記通常角度位置と前記等角度位
置との間で移動可能となるように構成することができ
る。
置と前記等角度位置とに選択的に位置させることが可能
な状態において、前記第2の連接棒を、前記通常角度位
置から、前記等角度位置へ付勢する装置を設けることが
できる。
を、回転駆動軸と一体的に回転する係合部材と、この係
合部材に設けた係合部と、この係合部が所定の回転角度
位置にあるときにそれに係合するように車体に支持され
たロック部材とにより構成することができる。
係合部を係合板に設けた凹部とし、前記ロック部材をロ
ックピンにより構成することができる。
を、回転駆動軸と一体的に回転する係合部材と、この係
合部材に設けた係合部と、この係合部が所定の回転角度
位置にあるときに係合部に係合可能に車体に支持された
ロック部材とにより構成し、前記係合部材に回転駆動軸
方向に隣接して前記クラッチ本体を設け、前記ロック部
材は、クラッチ本体が第2の連接棒から離隔する方向に
変位した時に、係合部材の係合部に係合し、クラッチ本
体が第2の連接棒へ接近する方向に変位した時に、係合
部材の係合部から離脱するようにクラッチ本体に連繋さ
せることができる。
位置切換え装置(以下、切換え装置という)の実施の形
態を図1ないし図20を参照して説明する。
0は、回転駆動軸(以下、駆動軸と言う)11とその両
側の連接棒13と、各連接棒先端のペダル14とを備
え、駆動軸11の途中には、係合部材としての径方向係
合板12が突設され、係合板12に対向して係合手段と
してのクラッチ15が設けられている。駆動軸11には
従来のようにチエ−ンの駆動スプロケット5が取り付け
られている。
やや一側寄りに円盤形状の前記係合板12が形成されて
いる。そして、この係合板12の円周上の1箇所にはU
字状に切り欠いた凹部16(図6)が形成されている。
そして、駆動軸11の両端には、図3及び図4に示すよ
うに,通常、前記1対の連接棒13が180゜異なる方
向で駆動軸の半径方向にそれぞれ突出している。連接棒
13は、図3に示すように二輪車等の走行方向(矢印A
で示す)に対する一方の連接棒としての左連接棒13L
と、他方の連接棒としての右連接棒13Rとからなって
いる。
うに、基端部にある円盤部19と、この円盤部19に続
く細長い棒部20とを有している。そして、円盤部19
の周縁沿いには円盤部19の内面21より凹入する2つ
の係合凹部22が形成されている。図示の例では、2つ
の係合凹部22は棒部20の長手方向延長線上にある円
盤部19の直径上で対向する位置にある。また、円盤部
19の中心には駆動軸11と、後述のリターンスプリン
グ23の装着される孔部24が形成されている。孔部2
4は、外側の大径孔24aと内側の小径孔24bとから
構成される。そして、棒部20の内側面の円盤部19近
傍には、係合部としての凸部25が形成され、棒部20
の先端部にはペダル14の取付孔26が形成されてい
る。
ばね形式のリターンスプリングで、このリターンスプリ
ングはコイル状をなし、そのコイルの両端部23a,2
3bの向きが例えば90゜の角度をなしている。このリ
ターンスプリング23は、図16に示すように、左連接
棒13Lの円盤部19の前記大径孔24a内に次のよう
に装着されている。即ち、リターンスプリング23の一
端23aは大径孔24aの周面に形成したスプリング溝
28に挿入され、また他端23bは、小径孔24bに嵌
入した駆動軸11の一端の小径軸11L(図5)の端面
に形成した直径方向溝27に挿通されている。図16の
(a)に示す状態では、リターンスプリング23は時計
方向に弾力に抗して巻かれており、棒部20はリターン
スプリングの力で矢印Bで示す反時計方向に回動し、図
16の(b)で示す位置へ回動するよう付勢されてい
る。リターンスプリング23を大径孔24a内に上述の
ように装着した後、図19に示すカバー31が施され
る。
ように、棒部29の基端部に駆動軸11の装着される孔
部30が、そして、先端部にはペダル14の取付孔31
が形成されている。孔部30は外側の大径孔30aと駆
動軸11の非円形端部11R(図5)が挿入される非円
形断面の小径孔30bとからなっている。駆動軸11の
非円形端部11Rを非円形断面の小径孔30bに挿入
し、非円形端部11Rの先端にあるねじ軸11Ra(図
5)に大径孔30a内でナット30c(図3)をねじ込
んで締め付けることによって、右連接棒13Rはは駆動
軸の右端部に固定される。
15は、本体32と、スプリング34と、操作レバー機
構35とから構成されている。本体32は、図11、図
12及び図13に示すように、大鍔部36と小鍔部37
をそれぞれの端部に形成した円筒形状をなし、その内周
孔33は、駆動軸11の外周に摺動可能にはめられ、本
体32は駆動軸11の軸線に沿って移動可能になってい
る。ただし、後で説明するように、本体32は駆動軸1
1に対して相対回転できないようになっている。そし
て、大鍔部36の外面38には、図11に示すように1
対の径方向内側凸部39が設けられている。これら内側
凸部39は直径方向に対向する位置にあり、その一方は
垂直な直径方向基準線Zから斜め前下方30゜の位置
に、また他方の内側凸部39は前記一方の内側凸部39
に対し180゜の位置に配置されている。また、これら
内側凸部39は、その内側面40が左連接棒13Lの円
盤部19の外周面41(図7、図8)に嵌合する寸法に
形成されている。また、大鍔部36の外面38の外縁部
42には基準線Zの右側の位置、及び基準線Zの左側の
位置にそれぞれ径方向外側凸部43が形成され、これら
の外側凸部43は、左連接棒13Lの回転操作時にその
棒部20に形成されている前記凸部25(図7、図8)
の側面に当接するようになっている。1対の外側凸部4
3と1対の内側凹部39の相対位置は次のように定めら
れている。即ち、図11の上側の内側凸部39を通る径
線から時計方向に距離Wだけ離れて上側の外側凸部43
の周方向端面43aが位置し、下側の内側凸部39を通
る径線から反時計方向に距離Wだけ離れて下側の外側凸
部43の周方向端面43aが位置するようになってい
る。ここでWは、前記連接棒13(13L)の棒部2
0、即ち凸部25の幅の半分の値である。
円錐コイル形状であって、駆動軸11の係合板12と、
クラッチ15の本体32の小鍔部37との間に挿入され
ている。また、前記操作レバー機構35は、図1、図1
7及び図18に示すようにレバー44と、レバー44か
ら突出するロックピン45と、ワイヤー46とを有して
いる。
れており、これらの二股部44aは、図19に最も明瞭
に示すように、円筒形クラッチ本体32の外周に位置し
ている。そして、各二股部44aの先端にはロ−ラ47
が回転可能に軸で取り付けられている。これらのロ−ラ
47は前記クラッチ15の小鍔部37の側面に当接可能
になっており、ローラ47は小鍔部37の側面に当接す
るとクラッチ15の回転にならって回転するようになっ
ている。そして、図18に示すように、二股部44aの
基部には段付き孔部50が形成されており、この段付き
孔部50は、図17に示すように大孔部48と小孔部4
9とを有しており、この孔部50には一端に鍔部51の
形成されたロックピン45が挿入されている。また、大
孔部48には座部52が形成されており、この座部52
にはカバー53が装着され、このカバー53とロックピ
ン45の鍔部51との間にはスプリング54が挿入さ
れ、ロックピン45は、レバー44の外部に向かって常
に付勢されている。
間部の孔部55に挿入したピン56によりレバー44は
二輪車のフレームFに水平面内で回動自在に支持されて
いる。なお、フレームFには前記駆動軸11を回転可能
に支持するスリーブ60が一体的に設けられている。レ
バー44がピン56で枢着された状態で、前記ロックピ
ン45は、通常、係合板12の凹部16に係合してい
る。また、レバー44の先端の孔部57には前記ワイヤ
ー46の一端が挿着されており、このワイヤー46の他
端は図示しない操作ハンドルに連結されている。
に支持する駆動軸11には、そのクラッチ15側に直径
方向にピン63が挿入してあり、一方、クラッチ15の
内側の孔33には軸方向の溝64が形成してあり、ピン
63がこれらの溝64に係合するようになっている。し
たがって、クラッチ15は駆動軸11の回転に同期して
回転する。図11は、駆動軸11の周りでの、係合板1
2の凹部16と、内側凸部39と、外側凸部43の角度
位置の関係を示している。凹部16を通る径線と前記基
準線Zは90°をなしている。
置10の作用を説明する。
示しない操作ハンドルの操作により操作レバ−機構35
のりワイヤー46を弛める。すると、図3において、レ
バ−44が自由になるので、スプリング34の力により
クラッチ15は駆動軸11に沿って左連接棒13Lの側
へ移動する。このため、クラッチ15の小鍔部37がロ
−ラ32を介してレバ−44の二股部44aに作用し、
レバ−44は固定枢着ピン56周りで時計方向に回動し
てレバ−44のロックピン45は、係合板12の凹部1
6から外れる。一方、クラッチ15の両内側凸部39
は、左連接棒13Lの両係合凹部22に嵌合される。一
方、図11における右上の外側凸部43の端面43a
は、左連接棒13Lの凸部25の側面に当接する。内側
凸部39が係合凹部22にそれぞれ嵌合し、かつ図11
の右上の外側凸部43に左連接棒13Lの凸部25が当
接した時に、左連接棒13Lが右連接棒13Rに対し駆
動軸11周りで180゜の角度をなして反対方向に向く
ように設計されている。したがって、左右のペダル1
4,14は、通常の二輪車を漕ぐ位置をとる。したがっ
て、この状態で二輪車を漕いで進むことが可能となる。
乗せ(例えば、原動機付二輪車の足乗せ、あるいは自転
車で坂道を下る時等の足乗せ)とする場合、図示しない
操作ハンドルの操作によりワイヤー46を図3において
左方へ引張る。これにより、図4においてレバ−44は
固定枢着ピン56周りで反時計方向に回動する。この
時、図11に示すように、係合板12をその凹部16が
水平位置を取るように駆動軸11を回転しておけば、レ
バ−44のロックピン45は凹部16に嵌合し、係合板
12の角度位置は図11の位置にロックされる。この角
度位置で右連接棒13Rが図2のように駆動軸11の斜
め前下方30゜の位置に保持されるように設計しておけ
ば、右連接棒13Rはその位置に固定される。一方、レ
バ−44の固定枢着ピン56周りでの反時計方向回動に
よって、クラッチ15はレバ−44のローラに押され
て、スプリング34の力に抗して駆動軸11に沿って右
連接棒13Rの側へ移動する。このため、クラッチ15
の両内側凸部39は、左連接棒13Lの両係合凹部22
から外れ、したがって、リターンスプリング23の付勢
力によって左連接棒13Lは図11において反時計方向
に180゜回転して他方(下側)の外側凸部43の端面
43aに左連接棒13Lの凸部25の側面が当接する。
この当接位置で左連接棒13Lが右連接棒13Rと同じ
角度位置をとるように設計してあることにより、右連接
棒13Rと左連接棒13Lとは共に図1及び図2に示す
ように斜め前下方30゜の位置を保持する。したがっ
て、楽な姿勢で両足をペダル14,14に載せて走行す
ることができる。
手順をとればよい。なお、以上の説明では、両足をペダ
ル14,14に載せて走行する時の右連接棒13Rと左
連接棒13Lの角度を斜め前下方30゜としたが、角度
位置は任意に設定することができる。また、二輪車に適
用したものとして説明したが、三輪車等ペダルを漕ぐこ
とによって推進する任意の車両に本発明の原理を施すこ
とが可能である。また、左連接棒13Lと右連接棒13
Rの関係を逆に構成しても、本発明の原理を同様に実現
することができる。
操作機構を操作するだけで、二輪車等のペダルを通常の
足漕ぎ用として、あるいは、両足を揃えた足載せ用とし
て必要な時に簡単かつ容易に切換えを行うことができ、
ペダルの利用範囲が拡大する。また、本発明では、車体
に回転可能に支持された回転駆動軸を所定の角度位置に
ロック手段によりロックすることに連動して、回転駆動
軸の端部に支持した第2の連接棒を、第1の連接棒と1
80°の角度をなす通常角度位置と、第1の連接棒と同
角度をなす等角度位置のいずれかに選択的に位置させる
ことができるようになるので、ロック手段のロック操作
により、両側のペダルが両足を揃えた足載せ用となる位
置に連接棒を簡単かつ確実に動かすことができる。ま
た、ロック手段のロックを解くことによって、上記と反
対に、第1の連接棒と180°の角度をなす通常角度位
置に第2の連接棒を固定することが可能となる。
施の形態を示すペダルを揃えた場合の水平断面図。
の作用を示す水平断面図。
場合を示す水平断面図。
その作用を示す側面図。
図。
Claims (6)
- 【請求項1】車体に回転可能に支持された回転駆動軸
と、この回転駆動軸の両端から径方向に突出する連接棒
と、これらの連接棒の先端に支持されたペダルとを有す
る二輪車等のペダル位置切換え装置であって、 回転駆動軸の一端の第1の連接棒が回転駆動軸と共に一
体的に回転するように回転駆動軸に固着され、 回転駆動軸の他端の第2の連接棒が回転駆動軸に対し相
対回転可能に回転駆動軸に取り付けられ、 前記第1の連接棒が回転駆動軸の周りで所定の角度位置
で固定されるように回転駆動軸を車体に対してロックす
るロック手段が設けられるとともに、 前記第2の連接棒を、前記第1の連設棒に対し回転駆動
軸周りで180゜をなす通常角度位置と、前記第1の連
設棒に対し回転駆動軸周りで同じ角度をなす等角度位置
とに選択的に位置させることを可能にする操作機構が設
けられ、 前記回転駆動軸をロックするロック手段が回転駆動軸を
ロックする位置にある時に、前記第2の連接棒を前記通
常角度位置と前記等角度位置とに選択的に位置させるこ
とが可能になるように、前記ロック手段と前記操作機構
とを連動させる連動機構が設けられている、 ことを特徴とするペダル位置切換え装置。 - 【請求項2】前記第2の連接棒を、前記通常角度位置と
前記等角度位置とに選択的に位置させることを可能にす
る操作機構が、回転駆動軸に対して相対回転しないよう
に回転駆動軸の周りに回転駆動軸に沿い移動可能に支持
されたクラッチ本体を備え、このクラッチ本体は、クラ
ッチ本体の第2の連接棒への接近、離隔に応じて第2の
連接棒に係合、離脱可能とされ、クラッチ本体が第2の
連接棒から離脱する位置にある時に、第2の連接棒が、
前記通常角度位置と前記等角度位置との間で移動可能と
なるように構成されている請求項1記載のペダル位置切
換え装置。 - 【請求項3】前記第2の連接棒を前記通常角度位置と前
記等角度位置とに選択的に位置させることが可能な状態
において、前記第2の連接棒を、前記通常角度位置か
ら、前記等角度位置へ付勢する装置を備える請求項1ま
たは2記載のペダル位置切換え装置。 - 【請求項4】前記回転駆動軸をロックする手段が、回転
駆動軸と一体的に回転する係合部材と、この係合部材に
設けた係合部と、この係合部が所定の回転角度位置にあ
るときにそれに係合するように車体に支持されたロック
部材とを備える請求項1または2記載のペダル位置切換
え装置。 - 【請求項5】前記係合部材が係合板であり、前記係合部
が係合板に設けた凹部であり、前記ロック部材がロック
ピンである請求項4記載のペダル位置切換え装置。 - 【請求項6】前記回転駆動軸をロックする手段が、回転
駆動軸と一体的に回転する係合部材と、この係合部材に
設けた係合部と、この係合部が所定の回転角度位置にあ
るときに係合部に係合可能に車体に支持されたロック部
材とを備え、前記係合部材に回転駆動軸方向に隣接して
前記クラッチ本体が設けられ、前記ロック部材は、クラ
ッチ本体が第2の連接棒から離隔する方向に変位した時
に、係合部材の係合部に係合し、クラッチ本体が第2の
連接棒へ接近する方向に変位した時に、係合部材の係合
部から離脱するようにクラッチ本体と連繋している請求
項2記載のペダル位置切換え装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21444598A JP2989173B1 (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | 二輪車等のペダル位置切換え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21444598A JP2989173B1 (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | 二輪車等のペダル位置切換え装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2989173B1 true JP2989173B1 (ja) | 1999-12-13 |
JP2000043779A JP2000043779A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=16655893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21444598A Expired - Fee Related JP2989173B1 (ja) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | 二輪車等のペダル位置切換え装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2989173B1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106730616A (zh) * | 2016-12-31 | 2017-05-31 | 深圳市好家庭体育用品连锁经营有限公司 | 健身设备及健身车 |
FR3057846A1 (fr) * | 2016-10-25 | 2018-04-27 | Jean Bajard | Vehicule individuel de faible encombrement |
WO2020046097A1 (es) * | 2018-08-27 | 2020-03-05 | Servando Soto Velasco | Sistema de bloqueo/desbloqueo automatizado para sistemas de tracción accionados por palancas de pedaleo |
CN114789395A (zh) * | 2022-05-09 | 2022-07-26 | 山东运达机床股份有限公司 | 一种合金圆盘转动机构及抛光机 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020061904A (ko) * | 2001-01-18 | 2002-07-25 | 홍세성 | 자전거페달 자동복귀장치 |
CN100400371C (zh) * | 2005-06-08 | 2008-07-09 | 季莹 | 助力自行车踏板 |
US7607370B2 (en) * | 2005-08-16 | 2009-10-27 | Franklin J. Day | Crank with clutch and coupler |
JP2011025876A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-10 | Alps Electric Co Ltd | 自転車 |
KR101464198B1 (ko) | 2012-11-05 | 2014-11-21 | 서상남 | 자전거용 이중페달장치 |
TWM537062U (zh) * | 2016-08-09 | 2017-02-21 | Vivasports Co Ltd | 健身或腳踏車用之傳動裝置 |
CN109018166B (zh) * | 2018-08-17 | 2020-05-08 | 东台市康隆车业有限公司 | 一种双向可调自行车脚踏驱动系统 |
CN109018165B (zh) * | 2018-08-17 | 2020-11-24 | 深圳市三云科技有限公司 | 一种可拆卸自行车脚踏驱动系统 |
KR102232404B1 (ko) * | 2019-12-27 | 2021-03-26 | 고준희 | 승용 완구용 구동장치 |
JP7231577B2 (ja) * | 2020-03-12 | 2023-03-01 | 本田技研工業株式会社 | 自転車 |
-
1998
- 1998-07-29 JP JP21444598A patent/JP2989173B1/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3057846A1 (fr) * | 2016-10-25 | 2018-04-27 | Jean Bajard | Vehicule individuel de faible encombrement |
WO2018078274A1 (fr) * | 2016-10-25 | 2018-05-03 | Jean Bajard | Vehicule individuel a faible encombrement |
CN106730616A (zh) * | 2016-12-31 | 2017-05-31 | 深圳市好家庭体育用品连锁经营有限公司 | 健身设备及健身车 |
CN106730616B (zh) * | 2016-12-31 | 2022-06-17 | 深圳市好家庭体育用品连锁经营有限公司 | 健身设备及健身车 |
WO2020046097A1 (es) * | 2018-08-27 | 2020-03-05 | Servando Soto Velasco | Sistema de bloqueo/desbloqueo automatizado para sistemas de tracción accionados por palancas de pedaleo |
US11634193B2 (en) | 2018-08-27 | 2023-04-25 | Servando Soto Velasco | Automatic locking/unlocking system for traction systems, actuated by pedal levers |
CN114789395A (zh) * | 2022-05-09 | 2022-07-26 | 山东运达机床股份有限公司 | 一种合金圆盘转动机构及抛光机 |
CN114789395B (zh) * | 2022-05-09 | 2024-04-12 | 山东运达机床股份有限公司 | 一种合金圆盘转动机构及抛光机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000043779A (ja) | 2000-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2989173B1 (ja) | 二輪車等のペダル位置切換え装置 | |
US7204788B2 (en) | Pedal stroke adjuster for bicycles or the like | |
TWI310009B (ja) | ||
JPH0740878A (ja) | 電動自転車 | |
JPH08113175A (ja) | 二輪車用部品の取付装置 | |
JP2001247029A (ja) | ブレーキ装置 | |
TWI274687B (en) | Parking stand for a two-wheeled vehicle | |
JPH0735164A (ja) | 一方向クラッチ | |
KR200229069Y1 (ko) | 안장위치가 가변되는 자전거 | |
JP2968445B2 (ja) | 自転車用連動変速操作機構 | |
US20240274383A1 (en) | Switch module for vehicle and vehicle including the switch module | |
JPH07144677A (ja) | 自転車用折りたたみペダル | |
JPS6138878Y2 (ja) | ||
JPH0356474Y2 (ja) | ||
KR200306897Y1 (ko) | 편심 휠 | |
JPS6215396B2 (ja) | ||
CN215971922U (zh) | 前叉自动回正机构 | |
WO1998006622A1 (en) | Bicycle forward driving apparatus | |
JP7348455B2 (ja) | サドル高さ調節構造及び乗用具 | |
KR200252971Y1 (ko) | 어린이용 삼륜자전거의 축브레이크장치 | |
JP2652176B2 (ja) | バーハンドル型車両のメインスイッチ構造 | |
JP2585950Y2 (ja) | 折り畳み自転車用フレーム体 | |
JP3543958B2 (ja) | シグナルエレメント取付装置 | |
JPH076078U (ja) | 自転車用ペダル連結装置 | |
JPH0521515Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990831 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101008 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101008 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101008 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111008 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111008 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121008 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121008 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008 Year of fee payment: 14 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |