JPH10178810A - トラクタ - Google Patents

トラクタ

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JPH10178810A
JPH10178810A JP35697896A JP35697896A JPH10178810A JP H10178810 A JPH10178810 A JP H10178810A JP 35697896 A JP35697896 A JP 35697896A JP 35697896 A JP35697896 A JP 35697896A JP H10178810 A JPH10178810 A JP H10178810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
lowering
engine rotation
engine speed
rotation number
Prior art date
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Pending
Application number
JP35697896A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhiko Nojima
辰彦 野島
Takeshi Wakuta
毅 涌田
Shigeharu Kimura
重治 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP35697896A priority Critical patent/JPH10178810A/ja
Publication of JPH10178810A publication Critical patent/JPH10178810A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Agricultural Machines (AREA)
  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機体旋回操作もしくは作業機上昇操作に連動
してエンジン回転数を自動的に低下させるにあたり、必
要以上に車速が落ちて作業効率が低下する不都合を解消
する。 【解決手段】 機体旋回時に操作される昇降操作スイッ
チ8の上昇操作に連動してエンジン回転数を自動的に低
下させるにあたり、エンジン回転数が高回転域である場
合にのみエンジン回転数を低下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機体旋回時にエン
ジン回転数を自動的に低下させる機能を備えるトラクタ
の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】近来、この種トラクタにおいては、作業
時の車速を上げて作業効率を向上させる試みがあるが、
この様なものでは、機体旋回時に、車速を旋回適正速度
まで落とすべく、エンジン回転数を低下させる必要があ
るため、機体旋回時の操作が煩雑になるという不都合が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、機体旋回操作
もしくは作業機上昇操作に連動してエンジン回転数を自
動的に低下させるエンジン回転数自動低下機能を設ける
ことが考えられるが、旋回適正速度以下で作業をしてい
るときにエンジン回転数自動低下機能が働いた場合に
は、必要以上に車速が落ちて作業効率が低下する不都合
があり、また、従来のエンジン回転数制御機構は、エン
ジン回転数全域を制御できるように構成されているた
め、構造の複雑化やコストアップを招く不都合があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を解決することができるトラクタ
を提供することを目的として創作されたものであって、
スロットル操作具によって設定されるエンジン回転数
を、アクチュエータの駆動に基づいて低下させるエンジ
ン回転数低下機構を備えるトラクタであって、該トラク
タに、機体旋回操作もしくは作業機上昇操作に連動して
エンジン回転数を自動的に低下させるエンジン回転数自
動低下手段を設けるにあたり、エンジン回転数が低回転
域である場合にエンジン回転数低下機構の作動を規制す
るエンジン回転数自動低下規制手段を設けたものであ
る。つまり、エンジン回転数が高回転域である場合にの
みエンジン回転数自動低下機能が働くため、必要以上に
車速が落ちる不都合を解消して作業効率を向上させるこ
とができる。
【0005】また、上記のものにおいて、スロットル操
作具からエンジンに至るスロットル操作経路中に、ソレ
ノイドの駆動に基づいてエンジン回転数を低下させるエ
ンジン回転数低下機構を介設すると共に、スロットル操
作に伴うエンジン回転数低下機構の位置変化を検出する
位置検出手段を設け、該位置検出に基づいてエンジン回
転数が低回転域であるか否かを判断するものである。つ
まり、エンジン回転数低下機構の構造を簡略化すること
ができるため、部品点数の削減やコストダウンを計るこ
とができ、しかも、エンジン回転数低下機構の位置変化
に基づいて低回転域であるか否かを判断するため、リミ
ットスイッチ程度の簡単な検出装置を採用することがで
きる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の一つ
を図面に基づいて説明する。図面において、1はトラク
タの走行機体であって、該走行機体1の操作部2には、
エンジン回転数を操作するためのアクセルペダル3(自
動復帰型スロットル操作具)およびエンジンコントロー
ルレバー4(残留型スロットル操作具)、メインクラッ
チ機構を操作するためのクラッチペダル(図示せず)、
左右のサイドブレーキ機構(サイドクラッチ機構)を操
作するためのサイドブレーキペダル(図示せず)、ステ
アリング機構を操作するためのハンドル5、走行変速機
構を操作するための走行変速レバー(図示せず)等の走
行系操作具や、機体後部に連結される作業機6を昇降操
作するためのポジションレバー7、上昇側操作に基づい
て作業機6を最上げ位置まで上昇させ、かつ下降側操作
に基づいて作業機6をポジション設定位置(ポジション
制御時)もしくは耕深設定位置(耕深自動制御時)まで
復帰下降させることが可能な昇降操作スイッチ8等の作
業系操作具が設けられている。そして、前記昇降操作ス
イッチ8は、ハンドル5の近傍に設けられているため、
機体旋回開始時の作業機上昇操作および旋回終了時の作
業機下降操作は、専ら昇降操作スイッチ8で行われる
が、これらの基本構成は何れも従来通りである。
【0007】9は走行機体1の前部に搭載されるエンジ
ンであって、該エンジン9の一側面部には、前後揺動自
在なスロットルレバー(ガバナレバー)10が設けられ
ており、該スロットルレバー10の前後揺動位置に応じ
てエンジン9の回転数が変化するが、スロットルレバー
10の上端部は、ハンドル5の近傍に上下揺動自在に支
持されるスロットルプレート11に連結ロッド12を介
して連動連結されている。尚、13はスロットルレバー
10を低回転側に付勢する弾機、14はスロットルプレ
ート11を低回転側に付勢する弾機である。
【0008】15は前記アクセルペダル3のペダル軸に
一体的に設けられるペダルアームであって、該ペダルア
ーム15の先端部は、前記スロットルプレート11の前
端部に連結ワイヤ16を介して連動連結されているた
め、アクセルペダル3を踏込み操作した場合には、連結
ワイヤ16、スロットルプレート11および連結ロッド
12を介してスロットルレバー10が引かれてエンジン
回転数が上昇するようになっている。
【0009】17は前記エンジンコントロールレバー4
の基端部に一体的に設けられるレバーアームであって、
該レバーアーム17の先端側は、前記スロットルプレー
ト11に突設されるピン(図示せず)に前方から接当す
るため、エンジンコントロールレバー4を手前側に回動
操作した場合には、スロットルプレート11および連結
ロッド12を介してスロットルレバー10が引かれてエ
ンジン回転数が上昇するが、エンジンコントロールレバ
ー4は操作した回動位置に残留するため、エンジン回転
数を所望の回転数に維持することができ、また、エンジ
ンコントロールレバー操作状態でアクセルペダル3の踏
込み操作があった場合には、回転数上昇側への操作のみ
を許容するようになっている。
【0010】18は前記スロットルレバー10と連結ロ
ッド12との間に介設されるエンジン回転数低下機構で
あって、該エンジン回転数低下機構18は、連結ロッド
12側に一体的に連結されるL字プレート19と、該L
字プレート19およびスロットルレバー10に対して揺
動自在に枢結される切換プレート20と、プランジャ2
1aが切換プレート20の凸部20aに下方から接当す
るようL字プレート19に組付けられるソレノイド21
と、上記切換プレート20をプランジャ21a側に付勢
する弾機22と、上記切換プレート20の上方揺動角を
規制するストッパ23とで構成されている。そして、前
記ソレノイド21の非通電時には、スロットルレバー1
0の切換プレート連結点と、連結ロッド12のL字プレ
ート連結点との離間距離がL1であるが、ソレノイド2
1を通電すると、プランジャ21aの突出作動に伴って
切換プレート20が上方に揺動し、前記離間距離がL2
(L2>L1)になるため、スロットルレバー10が前
方に押されてエンジン回転数が所定量だけ低下するよう
になっている。
【0011】24は前記L字プレート19の後端面に設
けられるリミットスイッチ(マイクロスイッチ)であっ
て、該リミットスイッチ24から下方に突出する検出レ
バー24aは、エンジンルーム後端部に突設される接当
ピン25に対向している。そして、前記アクセルペダル
3およびエンジンコントロールレバー4の操作位置が低
回転域である場合には、エンジン回転数低下機構18が
前側に位置するため、リミットスイッチ24がOFF状
態を維持するが、アクセルペダル3もしくはエンジンコ
ントロールレバー4の操作位置が高回転域である場合に
は、エンジン回転数低下機構18が連結ロッド12に引
かれて後方に移動するため、検出レバー24aが接当ピ
ン25に接当してリミットスイッチ24がON状態に切
換るようになっている。
【0012】さらに、26は前記ソレノイド21を制御
する制御部であって、該制御部26の入力側には、前記
昇降操作スイッチ8およびリミットスイッチ24が接続
される一方、出力側には、ソレノイド21が接続されて
おり、以下、制御部26のメモリ(ROM)に予め書き
込まれるエンジン回転数自動低下制御の制御手順をフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0013】前記エンジン回転数自動低下制御において
は、まず、昇降操作スイッチ8の操作を判断する。そし
て、昇降操作スイッチ8の上昇操作を判断した場合に
は、ソレノイド21をONにしてエンジン回転数(スロ
ットル操作具による設定回転数)を自動的に低下させる
一方、昇降操作スイッチ8の下降操作を判断した場合に
は、ソレノイド21をOFFにして低下させたエンジン
回転数を元のエンジン回転数(スロットル操作具による
設定回転数)まで自動的に上昇させるが、昇降操作スイ
ッチ8の上昇操作を判断しても、前記リミットスイッチ
24がOFFである場合には、ソレノイド21をOFF
状態に維持するようになっている。即ち、リミットスイ
ッチ24の検出信号に基づいてエンジン回転数の回転数
域を判断すると共に、エンジン回転数が高回転数域であ
る場合にのみ、昇降操作スイッチ8の上昇操作に基づい
てエンジン回転数を自動的に低下させるようになってい
る。
【0014】叙述の如く構成されたものにおいて、機体
旋回時に操作される昇降操作スイッチ8の上昇操作に連
動してエンジン回転数を自動的に低下させるが、エンジ
ン回転数が低回転域である場合にはエンジン回転数を低
下させないため、必要以上に車速が落ちてしまうことが
なく、その結果、旋回に時間がかかって作業効率が低下
する不都合を解消することができる。
【0015】しかも、エンジン回転数低下機構18は、
スロットルレバー10と連結ロッド12との間に介設さ
れると共に、ソレノイド21の作動に基づいてエンジン
回転数を一定量だけ低下させるべく構成されるため、エ
ンジン回転数全域を制御し得るエンジン回転数制御機構
を用いる場合に比して構造を簡略化することができる許
りでなく、部品点数の削減やコストダウンも計ることが
できる。
【0016】また、スロットル操作具の操作に伴うエン
ジン回転数低下機構18の位置変化をリミットスイッチ
24で検出し、該リミットスイッチ24の検出信号に基
づいてエンジン回転数が高回転域(もしくは低回転域)
であるか否かを判断するため、回転センサ等を用いる場
合に比してエンジン回転数検出機構を簡略化することが
できる許りでなく、入力インタフェース回路や制御プロ
グラムも簡略化することができる。
【0017】尚、本発明は、前記実施形態に限定されな
いものであることは勿論であって、例えば前記実施形態
では、作業機上昇操作に連動してエンジン回転数を低下
させているが、ハンドルの旋回操作に連動してエンジン
回転数を低下させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタの側面図である。
【図2】スロットル操作機構を示す要部側面図である。
【図3】エンジン回転数非低下状態を示すエンジン回転
数低下機構の側面図である。
【図4】エンジン回転数低下状態を示す同上側面図であ
る。
【図5】制御部の入出力を示すブロック図である。
【図6】エンジン回転数自動低下制御を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 走行機体 3 アクセルペダル 4 エンジンコントロールレバー 6 作業機 8 昇降操作スイッチ 10 スロットルレバー 12 連結ロッド 18 エンジン回転数低下機構 21 ソレノイド 24 リミットスイッチ 26 制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットル操作具によって設定されるエ
    ンジン回転数を、アクチュエータの駆動に基づいて低下
    させるエンジン回転数低下機構を備えるトラクタであっ
    て、該トラクタに、機体旋回操作もしくは作業機上昇操
    作に連動してエンジン回転数を自動的に低下させるエン
    ジン回転数自動低下手段を設けるにあたり、エンジン回
    転数が低回転域である場合にエンジン回転数低下機構の
    作動を規制するエンジン回転数自動低下規制手段を設け
    たトラクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、スロットル操作具か
    らエンジンに至るスロットル操作経路中に、ソレノイド
    の駆動に基づいてエンジン回転数を低下させるエンジン
    回転数低下機構を介設すると共に、スロットル操作に伴
    うエンジン回転数低下機構の位置変化を検出する位置検
    出手段を設け、該位置検出に基づいてエンジン回転数が
    低回転域であるか否かを判断するトラクタ。
JP35697896A 1996-12-26 1996-12-26 トラクタ Pending JPH10178810A (ja)

Priority Applications (1)

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JP35697896A JPH10178810A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 トラクタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP35697896A JPH10178810A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 トラクタ

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JPH10178810A true JPH10178810A (ja) 1998-07-07

Family

ID=18451741

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35697896A Pending JPH10178810A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 トラクタ

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JP (1) JPH10178810A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006320252A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Yanmar Co Ltd 乗用トラクタの走行速度制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006320252A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Yanmar Co Ltd 乗用トラクタの走行速度制御装置

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