JPH1017808A - 記録液 - Google Patents

記録液

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JPH1017808A
JPH1017808A JP8372997A JP8372997A JPH1017808A JP H1017808 A JPH1017808 A JP H1017808A JP 8372997 A JP8372997 A JP 8372997A JP 8372997 A JP8372997 A JP 8372997A JP H1017808 A JPH1017808 A JP H1017808A
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昌宏 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 普通紙に記録した場合にも耐水性が良好で、
記録濃度が高く、印字品位、耐光性など耐水性以外の堅
牢性も良好な黒色の記録物を得ることが可能であり、該
記録液の高温下での長期保存安定性も良好である記録液
を得る。また記録の信頼性も高く、特にインクジェット
記録用に使用した場合、記録液の吐出安定性、吐出応答
性や、間欠吐出の場合の安定性にも優れた記録液を提供
する。 【解決手段】 水性媒体、及び下記物性を有するカーボ
ンブラックを含有することを特徴とする記録液。 カーボンブラック物性 DBP吸油量:140ml/100g以上、 揮発分:4重量%以下。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性媒体記録液、
特にインクジェット用記録液、もしくは筆記具用記録液
に適した黒色系の記録液に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット記録用の記録液と
しては酸性染料や直接染料を水性媒体中に溶解した水性
インク、あるいは、油溶性染料を有機溶剤中に溶解した
溶剤系インクが使用されている。溶剤系インクは溶剤を
使用するため、環境安全面で問題があり、用途が限られ
オフィスなどでの使用は適さないなど用途が限られてい
る。一方水性インクは水溶性の色素を使用するため、特
に普通紙に記録した場合、記録物の耐水性が劣ることが
問題である。また、これらの染料を用いたインクの記録
物は耐光性の面でも不十分である。また、このようなこ
とはインクジェット用のみならず、筆記具用記録液につ
いても同様である。
【0003】前記の問題点を改良するため、色材として
耐水性及び耐光性に優れたカーボンブラックを用い、カ
ーボンブラックを水性媒体中に分散した水性分散インク
が一部で用いられている。しかし、従来のカーボンブラ
ックの水性分散インクは長期の保存安定性や記録物の記
録濃度が不十分なことや、吐出耐久性の面などで問題が
ある。
【0004】工業的なカーボンブラックとして、これま
でチャンネルブラック、ファーネスブラック等がよく知
られている。しかしながら、これらの工業的なカーボン
ブラックの物性としては、これまで、チャンネルブラッ
クについては、高DBP吸油量かつ高揮発分のものが、
また、ファーネスブラックについては、低DBP吸油量
かつ低揮発分のものが一般的であり、記録液用途向けに
もこのような物性のカーボンブラックが用いられてい
る。
【0005】即ち、特開平3−134073号公報では
吐出安定性の向上を目的として中性及び塩基性(pH7
〜10)のファーネスカーボンブラックと水溶性樹脂を
含有するインクジェット記録用記録液を記載している
が、カーボンブラックのDBP吸油量及び揮発分と印字
濃度についての記載はない。実際にはDBP吸油量及び
揮発分のいずれかが本発明の特定の物性を満たさないカ
ーボンブラックであり、十分な性能は得られない。
【0006】また特開平3−210373号公報では、
酸性のカーボンブラックと水溶性樹脂を含有する印字濃
度の向上する記録液を記載しているが、揮発分が3.5
〜8重量%、DBP吸油量が45〜170ml/100
gと大きいものと小さいものとを同等に記載しており、
実際にはDBP吸油量及び揮発分のいずれかが、本発明
の特定の物性を満たさないカーボンブラックであること
から、十分な性能は得られない。印字濃度とDBP吸油
量との関係については全く示唆していない上、高温で長
時間保存した場合の安定性が不十分であるため、分散剤
を十分選択して使用する必要がある。更に、特開平7−
331141号公報には、DBP吸油量が75ml/1
00g以上のカーボンブラックを用いたインクジェット
記録用記録液を記載しているが、カーボンブラックの揮
発分について記載されておらず、また、実際には揮発分
が本発明の範囲を満たさない高揮発分であることから十
分な性能は得られない。
【0007】一方、特開平2−276872号、特開平
2−276873号、特開平2−276875号、特開
平3−66768号、特開平3−140377号、特開
平4−57859号、特開平4−57860号、特開平
4−57861号、特開平4−57862号、特開平4
−57863号、特開平4−58864号、特開平4−
57865号、特開平4−59879号、特開平4−3
32773号、特開平5−247391号等各号公報で
は、これらの問題点を改良する目的で、アゾ染料、フタ
ロシアニン染料などの水溶性色素を併用しているが、該
水溶性の色素を使用することから、耐水性の面で問題が
ある。このように、カーボンブラックの水性分散系記録
液は、未だ工業的に十分な性能を達成するに至っていな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はインクジェッ
ト記録用もしくは筆記具用として、普通紙に記録した場
合にも耐水性が良好で、高濃度の記録が可能で、記録の
信頼性も高く(例えばインクジェット記録に使用する際
などに、吐出安定性、吐出応答性、間欠吐出の際の安定
性などが優れる)、記録物の印字品位、耐光性など耐水
性以外の堅牢性も良好な記録が可能であると共に、特に
高温で長期間保存した場合でも安定性が良好であるカー
ボンブラックを使用した水性分散インク、及び、加熱に
よる記録液の状態変化を利用してインクジェット記録を
行ういわゆる加熱型のインクジェットプリンターにおい
ても加熱手段である電極板上の不純物の析出(コゲーシ
ョン)などが極めて少ない等、吐出耐久性に優れるカー
ボンブラックを使用した水性分散インクを提供すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは記録液用の
水性顔料分散ブラックインクの印字濃度向上、耐水性向
上、保存安定性向上、吐出安定性向上を種々検討した結
果、水系媒体及び特定の物性を有するカーボンブラック
を含む記録液を用いると、得られた印字物の印字濃度が
向上するだけでなく、該記録液を用いた時の保存安定性
や吐出安定性が向上することを見出し本発明に至ったも
のである。本発明は、水性媒体及び下記物性を有するカ
ーボンブラックを含有することを特徴とする記録液に存
する。 カーボンブラック物性 DBP吸油量:140ml/100g以上 揮発分:4重量%以下。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のカーボンブラックのDBP吸油量は、通常14
0ml/100g以上の範囲であるが、150ml/1
00g以上が好ましい。上限としては通常280ml/
100g以下である。また、揮発分は4重量%以下の範
囲のものを使用するが、3重量%以下が好ましい。
【0011】該揮発分範囲とすることにより、特に、加
熱型のインクジェットプリンターにおいて、加熱手段で
ある電極板上の不純物の析出(コゲーション)などが極
めて少なくなるなど、吐出耐久性を良好にすることがで
きる。pHとしては7〜14のものを用いると、記録液
の長期間の保存中にも、使用したカーボンブラックの粒
度が上昇することもなく非常に保存安定性が良好であ
る。ここでpH7〜14のカーボンブラックとは、いわ
ゆる中性カーボンブラック及びアルカリ性カーボンブラ
ックのことである。それ以外にBET比表面積は100
2 /g以上が好ましく、150m2 /g以上が更に好
ましく、200〜700m2 /gのものが特に好まし
い。1次粒子径については24nm以下が好ましく18
nm以下のものが特に好ましい。また、カーボンブラッ
クとしてはファーネスブラックを用いることが好まし
い。
【0012】尚、ここでいうカーボンブラックのDBP
吸油量はJIS K6221 A法で測定した値、pH
は試料10gに蒸留水100mlを加え、ホットプレー
ト上で10分間煮沸し室温までに冷却した後、上澄みを
分離し泥状物のpHをガラス電極pHメーターを用いて
測定した値、揮発分はJIS K6221の方法で測定
した値、BET比表面積はASTM D3037 D法
で求めた値、1次粒子径は電子顕微鏡による算術平均径
のことである。これらの特徴を有する本発明の記録液を
用いて印字を行うと、高濃度の記録物を得ることがで
き、記録物の印字品位、耐光性など耐水性以外の堅牢性
も良好な記録が可能であると共に、記録液の保存安定性
や吐出安定性に優れる。
【0013】本発明の記録液に使用されるカーボンブラ
ックとしては、上記の物性を有するものならば、カーボ
ンブラックを化学的に処理したもの(酸化処理、フッ素
化処理等)や、分散剤、界面活性剤などを物理的または
化学的に結合させたもの(グラフト化処理、分散剤を分
散前にあらかじめ吸着させたもの等)等を使用してもよ
い。なお、これらの表面処理を施したカーボンブラック
の揮発分とは、これらを大量の塩酸水でpH1以下の酸
性条件下で懸濁させた後、濾別して乾燥し、前記の方法
(JIS K6221)で測定した値である。
【0014】また、カーボンブラックとして工業的に入
手可能な製品としては、極めて限られた特殊なグレード
であるが、三菱化学(株)の製品で、商品名が#305
0B、#3350B、#3250、#3750等、コロ
ンビアン社の製品で、商品名がConductex 9
75 ULTRA等、キャボット社の製品で、商品名が
VULCAN XC72R、VULCAN XC72等
が挙げられる。またこれらのカーボンブラックを化学的
に処理したもの(フッ素化処理等)や、分散剤、界面活
性剤などを物理的または化学的にカーボンブラックに結
合させたもの(グラフトカーボン、分散前に分散剤をあ
らかじめ吸着させたカーボンブラック等)等で、上記の
条件を満足するものが挙げられる。
【0015】本発明の記録液には分散剤を用いても良
い。使用できる分散剤としては、各種の陰イオン性界面
活性剤、非イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性
剤、両性界面活性剤、高分子系分散剤等が挙げられる。
陰イオン性界面活性剤としては脂肪酸塩類、アルキル硫
酸エステル塩類、アルキルベンゼンスルホン酸塩類、ア
ルキルナフタレンスルホン酸塩類、アルキルスルホコハ
ク酸塩類、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩
類、アルキルリン酸塩類、ポリオキシエチレンアルキル
硫酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキルアリー
ル硫酸エステル塩類、アルカンスルホン酸塩類、ナフタ
レンスルホン酸ホルマリン縮合物類、ポリオキシエチレ
ンアルキルリン酸エステル類、α−オレフィンスルホン
酸塩類等が挙げられる。
【0016】非イオン性界面活性剤としてはポリオキシ
エチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアル
キルアリールエーテル類、ポリオキシエチレン誘導体
類、オキシエチレン/オキシプロピレンブロックコポリ
マー類、ソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン
ソルビトール脂肪酸エステル類、グリセリン脂肪酸エス
テル類、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル類、ポリオ
キシエチレンアルキルアミン類等が挙げられる。
【0017】陽イオン性界面活性剤及び両性界面活性剤
としてはアルキルアミン塩類、第4級アンモニウム塩
類、アルキルベタイン類、アミノキサイド類が挙げられ
る。また、高分子系分散剤としてはポリアクリル酸、ス
チレン/アクリル酸共重合体、スチレン/アクリル酸/
アクリル酸エステル共重合体、スチレン/マレイン酸共
重合体、スチレン/マレイン酸/アクリル酸エステル共
重合体、スチレン/メタクリル酸共重合体、スチレン/
メタクリル酸/アクリル酸エステル共重合体、スチレン
/マレイン酸ハーフエステル共重合体、α−オレフィン
/アリルエーテル/マレイン酸共重合体、スチレン/ス
チレンスルフォン酸共重合体、ビニルナフタレン/マレ
イン酸共重合体、ビニルナフタレン/アクリル酸共重合
体あるいはこれらの塩(リチウム、ナトリウム、カリウ
ム等のアルカリ金属塩、トリエタノールアミン、モノエ
タノールアミン、2−アミノ−2−プロピルアルコール
等の有機アミン塩等)等が挙げられる。これらの内陰イ
オン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤及び高分子系
分散剤が特に優れている。
【0018】本発明の記録液に用いられる水性媒体は水
を主体とするが、水に水溶性有機溶剤を添加して用いる
のが好ましい。水溶性有機溶剤としてはエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエ
チレングリコール(#200、#300、#400、#
600)、グリセリン、上記グリコール類のアルキルエ
ーテル類、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチルイ
ミダゾリノン、チオジグリコール、2−ピロリドン、ス
ルホラン、ジメチルスルホキシド、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、エタノール、イソプロパノ
ール等が挙げられる。
【0019】本発明の記録液には上記の成分の他に、水
溶性樹脂、防黴剤、殺菌剤、pH調整剤、尿素化合物
(尿素誘導体、チオ尿素)等を必要に応じて添加しても
良い。これらのカーボンブラック、分散剤及び有機溶剤
は1種類の物を単独で用いても良いが、場合により2種
以上の物を併用することにより、より一層の効果をあげ
ることができる。
【0020】カーボンブラックの使用量は記録液全重量
に対し1〜10重量%の範囲が良いが、3〜8重量%が
好ましい。分散剤を使用する場合の使用量はカーボンブ
ラックの重量に対して3〜100重量%の範囲が良い
が、20〜80重量%が好ましい。記録液中の水溶性有
機溶剤の使用量は5〜30重量%の範囲が良いが、10
〜20重量%が好ましい。また、その他の添加剤を用い
る場合は、それぞれ添加の効果が現れ、記録液としての
性能を阻害されない程度に使用されていればよい。通常
は合計で2重量%以下、中でも0.1〜2重量%、特に
0.1〜1重量%の範囲で用いられる。
【0021】本発明の記録液の調製方法としては上記の
各成分を混合し、分散機を用いてカーボンブラックを微
粒子に摩砕、分散処理することにより行われる。分散機
としてはボールミル、ロールミル、サンドグラインドミ
ル以外に、メディアを用いずに粉砕処理できるナノマイ
ザー、アルティマイザー等のジェットミルが用いられる
が、特にサンドグラインドミル、もしくはメディアに由
来する汚染の少ないジェットミルが好ましい。この摩
砕、分散処理の後、濾過機あるいは遠心分離機を用いて
粗大粒子を除去する。カーボンブラック、分散剤、水以
外の成分は摩砕、分散処理後に添加しても良い。
【0022】本発明では、記録液中において、カーボン
ブラックの粒径(カーボンブラックの記録液中に存在し
ている状態=凝集体の粒径を表す)の最大値(粒度分布
の上限)が、3μm、好ましくは1μmであるのがよ
い。平均粒径(体積平均粒子径:体積が50%の値、以
下「D−ave」と示す)で表した場合は、0.02〜
1.0μmの範囲であるようにするのが好ましく、更に
0.05〜0.5μmの範囲であるようにするのがより
好ましい。また、摩砕、分散処理は高濃度で調製するこ
とにより効率的実施できるので、高濃度(例えばカーボ
ンブラックの分散液中濃度を5〜20重量%程度)で摩
砕、分散処理し、該処理液を、水性媒体で希釈して前記
のような最終的な記録液の濃度に調整することが好まし
い。
【0023】本発明の記録液を用いて印字を行うと、高
濃度で印字品位の優れた記録物を得ることができ、該記
録物の耐光性など耐水性以外の堅牢性も良好な記録が可
能であると共に、記録液としての保存安定性にも優れ
る。特に、加熱型のインクジェットプリンターにおい
て、加熱手段である電極板上の不純物の析出(コゲーシ
ョン)などが極めて少ない等、吐出耐久性に優れてい
る。また、pHが7から14であるカーボンブラックを
用いた場合には、記録液の長期間の保存中にも、使用し
たカーボンブラックの粒度の上昇を生じることもなく非
常に保存安定性が良好である。
【0024】
【実施例】以下本発明を実施例によって更に詳細に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限りこれらの実施
例に限定されるものではない。尚、以下の実施例におい
て「部」及び「%」は重量基準である。 実施例1 (記録液の調製) 記録液の組成 使用量(部) グリセリン 8 エチレングリコール 7 スチレン/スチレンスルフォン酸共重合体Na塩 1 (モル比=7/3、重量平均分子量(Mw)=4300) カーボンブラック A(物性値第2表参照) 5 イオン交換水 23 ───────────────────────────────── 合計 44
【0025】上記の各成分を内部をウレタン樹脂でコー
ティングした円筒形の容器に取り、平均0.5mm径の
ジルコニアビーズ67部と共にサンドグラインダーを用
いて12時間粉砕処理を行った。得られた液をイオン交
換水56部で希釈、撹拌した後、No.5Cの濾紙を用
いて加圧濾過し、ここで得られた液を記録液とした。 (印字試験)上記実施例に記された方法で得られた記録
液を用いて、加熱型インクジェットプリンター(ヒュー
レット・パッカード社製 DeskWriter C)
で電子写真用紙(Xerox 4024紙、Xerox
製品)にインクジェット記録を行った結果、目詰まりな
ど無く安定でかつ良好な吐出性を示し、印字品位の良好
な印字物が得られた。
【0026】(印字濃度評価)上記の印字試験で得た印
字物の濃度をマクベス反射濃度計(マクベス社製 RD
914)を用いて測定した。評価結果は下記第1表に示
した。 (耐水性試験)印字試験で得た印字物をビーカーに取っ
た水道水に5秒浸漬した。印字物乾燥後、字汚れの有無
を目視評価した。結果は以下のように分類し、下記第1
表に示した。 ○──────字汚れほとんどなし △──────かすかに字汚れあるが実用上問題なし ×──────字汚れが目立つ
【0027】(耐光性試験)印字物をキセノンフェード
メーター(スガ試験機(株)製造)を用いて100時間
照射した後の変退色を目視評価した。結果は以下のよう
に分類し、下記第1表に示した。 ○──────良好 △──────変退色あるが実用上問題なし ×──────変退色が目立つ
【0028】(コゲーション試験)上記実施例に記され
た方法で得られた記録液を用いて、加熱型インクジェッ
トプリンター(ヒューレット・パッカード社製 Des
kWriter C)で15cm×25cmのベタ印字
を電子写真用紙(Xerox 4024紙、Xerox
製品)25枚に行った後、ヘッドを静かに分解し電極板
をイオン交換水で静かに洗浄する。乾燥後光学顕微鏡で
電極板上付着物を観察する。結果は以下のように分類
し、下記第1表に示した。 ○──────かすかに付着物がみられるが実用上問題
なし △──────付着物が少し見られる ×──────付着物がひどい
【0029】実施例2 (記録液の調製) 記録液の組成 使用量(部) グリセリン 5 エチレングリコール 10 ポリスターS2−1020(不揮発分) 1.5 (スチレン/マレイン酸塩共重合体、日本油脂(株)製) カーボンブラック B(物性値第2表参照) 5 イオン交換水 22.5 ───────────────────────────────── 合計 44
【0030】上記の各成分を内部をウレタン樹脂でコー
ティングした円筒形の容器に取り、平均0.5mm径の
ジルコニアビーズ67部と共にサンドグラインダーを用
いて12時間粉砕処理を行った。得られた液をイオン交
換水56部で希釈、撹拌した後、No.5Cの濾紙を用
いて加圧濾過し、ここで得られた液を記録液とした。印
字試験、耐水性試験、耐光性試験、コゲーション試験、
及び印字濃度評価は実施例1と同様の方法で行った。評
価結果は下記第1表に示した。なお、印字試験結果は実
施例1と同様であった。
【0031】実施例3 (記録液の調製) 分散液の組成 使用量(部) ジエチレングリコール 8 エチレングリコール 5 ポリスターS2−1020(不揮発分) 2 (日本油脂(株)製) カーボンブラック C(物性値第2表参照) 6 イオン交換水 23 ───────────────────────────────── 合計 44
【0032】上記の各成分を内部をウレタン樹脂でコー
ティングした円筒形の容器に取り、平均0.5mm径の
ジルコニアビーズ67部と共にサンドグラインダーを用
いて12時間粉砕処理を行った。得られた液をイオン交
換水56部で希釈、撹拌した後、No.5Cの濾紙を用
いて加圧濾過し、ここで得られた液を記録液とした。印
字試験、耐水性試験、耐光性試験、コゲーション試験、
及び印字濃度評価は実施例1と同様の方法で行った。評
価結果は下記第1表に示した。なお、印字試験結果は実
施例1と同様であった。
【0033】実施例4 (記録液の調製) 記録液の組成 使用量(部) グリセリン 8 N−メチルピロリドン 3 トリエタノールアミン 3 スチレン/スチレンスルフォン酸塩共重合体 1 (モル比=1/1、重量平均分子量(Mw)=8000) カーボンブラック D(物性値第2表参照) 5 イオン交換水 24 ───────────────────────────────── 合計 44
【0034】上記の各成分を内部をウレタン樹脂でコー
ティングした円筒形の容器に取り、平均0.5mm径の
ジルコニアビーズ67部と共にサンドグラインダーを用
いて12時間粉砕処理を行った。得られた液をイオン交
換水56部で希釈、撹拌した後、No.5Cの濾紙を用
いて加圧濾過し、ここで得られた液を記録液とした。印
字試験、耐水性試験、耐光性試験、コゲーション試験、
及び印字濃度評価は実施例1と同様の方法で行った。評
価結果は下記第1表に示した。なお、印字試験結果は実
施例1と同様であった。
【0035】実施例5 (記録液の調製) 記録液の組成 使用量(部) グリセリン 7 N−メチルピロリドン 7 α−オレフィン(炭素数平均46)/ペンタエチレン 3.5 グリコールメチルアリルエーテル/マレイン酸 ジカリウム共重合体 (モル比=4:6:10、重量平均分子量Mw=9000)) カーボンブラック E(物性値第2表参照) 5 イオン交換水 21.5 ───────────────────────────────── 合計 44
【0036】上記の各成分を内部をウレタン樹脂でコー
ティングした円筒形の容器に取り、平均0.5mm径の
ジルコニアビーズ67部と共にサンドグラインダーを用
いて12時間粉砕処理を行った。得られた液をイオン交
換水56部で希釈、撹拌した後、No.5Cの濾紙を用
いて加圧濾過し、ここで得られた液を記録液とした。印
字試験、耐水性試験、耐光性試験、コゲーション試験、
及び印字濃度評価は実施例1と同様の方法で行った。評
価結果は下記第1表に示した。なお、印字試験結果は実
施例1と同様であった。
【0037】比較例1 実施例1において、カーボンブラックとしてカーボンブ
ラックAを用いる代わりに、Color Black
FW18(カーボンブラック、商品名、デグッサ社製
品、物性値第2表参照)を用いた以外は全て同様の方法
で記録液を得た。印字試験、耐水性試験、耐光性試験、
コゲーション試験、及び印字濃度評価は実施例1と同様
の方法で行った。評価結果は下記第1表に示した。な
お、印字試験結果は実施例1と同様であった。
【0038】比較例2 実施例2において、カーボンブラックとしてカーボンブ
ラックBを用いる代わりに、Color Black
S170(カーボンブラック、商品名、デグッサ社製
品、物性値第2表参照)を用いた以外は全て同様の方法
で記録液を得た。印字試験、耐水性試験、耐光性試験、
コゲーション試験、及び印字濃度評価は実施例2と同様
の方法で行った。評価結果は下記第1表に示した。な
お、印字試験結果は実施例1と同様であった。
【0039】比較例3 実施例1において、カーボンブラックとしてカーボンブ
ラックAを用いる代わりに、MCF88(カーボンブラ
ック、商品名、三菱化学(株)製品、物性値第2表参
照)を用いる以外は全て同様の方法で記録液を得た。印
字試験、耐水性試験、耐光性試験、コゲーション試験、
及び印字濃度評価は実施例2と同様の方法で行った。評
価結果は下記第1表に示した。なお、印字試験結果は実
施例1と同様であった。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】実施例6 (記録液の調製) 記録液の組成 使用量(部) グリセリン 16 エチレングリコール 18 リポランPB−800 2 (ライオン(株)製品、商品名) カーボンブラック #3350B 14 (三菱化学(株)製品、商品名) イオン交換水 50 ───────────────────────────────── 合計 100
【0043】上記の各成分をステンレス製の容器に取
り、平均0.5mm径のガラスビーズ152部と共にサ
ンドグラインダーを用いて60時間粉砕処理を行った。
得られた液をイオン交換水127部で希釈、撹拌した
後、No.5Cの濾紙を用いて加圧濾過し、ここで得ら
れた液を記録液とした。 (粒度分布測定)上記実施例に記された方法で得られた
記録液の粒度分布をレーザードップラー式粒度分布計
(商品名:Microtrac UPA、日機装販売)
を用いて測定し、結果はD−ave(μm)の値を下記
第3表に示した。測定は記録液を希釈せずに行った。
【0044】(記録液の保存安定性試験) 記録液をテフロン容器に密閉し、70℃で1ヶ月間保
存した。ゲル化や沈澱物の有無を目視評価した。結果は
以下のように分類し、下記第3表に示した。 ○──────ゲル化や沈澱物ほとんどなし △──────かすかにゲル化や沈澱物がみられるが実
用上問題なし ×──────ゲル化や沈澱物が目立つ 上記の70℃で1ヶ月間保存した記録液を室温にまで
戻し、前記と同様の機器で同様に粒度分布を測定し、D
−ave(μm)の値を下記第3表に示した。この他、
印字試験、印字濃度評価、耐水性試験、耐光性試験を実
施例1と同様に行った結果を第3表に示した。なお、印
字試験結果は実施例1と同様であった。本実施例の記録
液は、1ヶ月間保存後も平均粒子径の変化がほとんど無
く、極めて安定な記録液であることがわかる。
【0045】実施例7 (記録液の調製) 記録液の組成 使用量(部) グリセリン 16 エチレングリコール 18 ポリスターS2−1020(不揮発分) 3 (商品名、スチレン/マレイン酸塩共重合体、日本油脂(株)製品) カーボンブラック VULCAN XC72R 7 (商品名、キャボット社製品) イオン交換水 56 ───────────────────────────────── 合計 100
【0046】上記の各成分をステンレス製の容器に取
り、平均0.5mm径のガラスビーズ152部と共にサ
ンドグラインダーを用いて60時間粉砕処理を行った。
得られた液をイオン交換水127部で希釈、撹拌した
後、No.5Cの濾紙を用いて加圧濾過し、ここで得ら
れた液を記録液とした。この記録液を用いて実施例6と
同様に粒度分布測定、印字試験、印字濃度評価、耐水性
試験、耐光性試験、及び記録液の保存安定性試験を行っ
た結果を第3表に示す。なお、印字試験結果は実施例6
と同様であった。
【0047】実施例8 (記録液の調製) 分散液の組成 使用量(部) ジエチレングリコール 16 エチレングリコール 18 ポリスターS2−1020(不揮発分) 2 カーボンブラック #3050B 11 (商品名、三菱化学(株)製品) イオン交換水 53 ───────────────────────────────── 合計 100
【0048】上記の各成分をステンレス製の容器に取
り、平均0.5mm径のガラスビーズ152部と共にサ
ンドグラインダーを用いて60時間粉砕処理を行った。
得られた液をイオン交換水127部で希釈、撹拌した
後、No.5Cの濾紙を用いて加圧濾過し、ここで得ら
れた液を記録液とした。この記録液を用いて実施例6と
同様に粒度分布測定、印字試験、印字濃度評価、耐水性
試験、耐光性試験、及び記録液の保存安定性試験を行っ
た結果を第3表に示す。なお、印字試験結果は実施例6
と同様であった。
【0049】実施例9 (記録液の調製) 記録液の組成 使用量(部) グリセリン 18 イソプロピルアルコール 11 トリエタノールアミン 7 スチレン/スチレンスルフォン酸塩共重合体 5 (モル比=1:1、重量平均分子量=約2,800) カーボンブラック #3750 7 (商品名、三菱化学(株)製品) イオン交換水 52 ───────────────────────────────── 合計 100
【0050】上記の各成分をステンレス製の容器に取
り、平均0.5mm径のガラスビーズ152部と共にサ
ンドグラインダーを用いて60時間粉砕処理を行った。
得られた液をイオン交換水127部で希釈、撹拌した
後、No.5Cの濾紙を用いて加圧濾過し、ここで得ら
れた液を記録液とした。この記録液を用いて実施例6と
同様に粒度分布測定、印字試験、印字濃度評価、耐水性
試験、耐光性試験、及び記録液の保存安定性試験を行っ
た結果を第3表に示す。なお、印字試験結果は実施例6
と同様であった。
【0051】実施例10 (記録液の調製) 記録液の組成 使用量(部) ポリエチレングリコール#300 11 2−ピロリドン 11 N−メチル−2−ピロリドン 4.5 α−オレフィン(炭素数平均46)/ペンタエチレン 7.5 グリコールメチルアリルエーテル/マレイン酸 ジカリウム共重合体 (モル比=4:6:10、重量平均分子量Mw=9000)) カーボンブラック #3350B 11 (商品名、三菱化学(株)製品) イオン交換水 55 ───────────────────────────────── 合計 100
【0052】上記の各成分をステンレス製の容器に取
り、平均0.5mm径のガラスビーズ152部と共にサ
ンドグラインダーを用いて60時間粉砕処理を行った。
得られた液をイオン交換水127部で希釈、撹拌した
後、No.5Cの濾紙を用いて加圧濾過し、ここで得ら
れた液を記録液とした。この記録液を用いて実施例6と
同様に粒度分布測定、印字試験、印字濃度評価、耐水性
試験、耐光性試験、及び記録液の保存安定性試験を行っ
た結果を第3表に示す。なお、印字試験結果は実施例1
と同様であった。
【0053】比較例4 実施例6でカーボンブラックとして#3350Bを用い
る代わりに、Color Black FW1(カーボ
ンブラック、商品名、デグッサ社製品、特開平4−21
0373号記載のもの、物性値第4表参照)を用いる以
外は全て同様の方法で記録液を得た。この記録液を用い
て実施例6と同様に粒度分布測定、印字試験、印字濃度
評価、耐水性試験、耐光性試験、及び記録液の保存安定
性試験を行った結果を第3表に示す。なお、印字試験結
果は実施例6と同様であった。
【0054】比較例5 実施例7でカーボンブラックとしてVULCAN XC
72Rを用いる代わりに、Color Black S
170(カーボンブラック、商品名、デグッサ社製品、
特開平4−210373号記載のもの、物性値第4表参
照)を用いる以外は全て同様の方法で記録液を得た。こ
の記録液を用いて実施例6と同様に粒度分布測定、印字
試験、印字濃度評価、耐水性試験、耐光性試験、及び記
録液の保存安定性試験を行った結果を第3表に示す。な
お、印字試験結果は実施例6と同様であった。
【0055】比較例6 実施例6でカーボンブラックとして#3350Bを用い
る代わりにMCF88(カーボンブラック、商品名、三
菱化学(株)製品、物性値第4表参照)を用いる以外は
全て同様の方法で記録液を得た。この記録液を用いて実
施例5と同様に粒度分布測定、印字試験、印字濃度評
価、耐水性試験、耐光性試験、及び記録液の保存安定性
試験を行った結果を第3表に示す。なお、印字試験結果
は実施例6と同様であった。
【0056】
【表3】
【0057】
【表4】
【0058】
【表5】
【0059】上記第4表中、 粒子径=一次粒子径(nm) FC:Furnace Carbon Black CC:Channel Carbon Black をそれぞれ表す。
【0060】
【発明の効果】本発明の記録液を用いることにより、普
通紙に記録した場合にも耐水性が良好で、記録濃度が高
く、印字品位、耐光性など耐水性以外の堅牢性も良好な
黒色の記録物を得ることが可能であり、記録液の吐出安
定性も良好である。本発明は上記の特性を有するのでイ
ンクジェット用及び筆記具用に止まらず、他の用途の記
録液として使用する事も出来る。
【0061】本発明の記録液は、特にインクジェット記
録用に使用するのが好ましい。該インクジェット記録方
法としては、電気エネルギーを利用したもの、熱エネル
ギーを利用したものなど特に限定されず何れにおいても
好ましく使用できる。中でも、加熱型のインクジェット
プリンターにおいて、加熱手段である電極板上の不純物
の析出(コゲーション)などが極めて少ない等、吐出耐
久性に優れているので有利である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水性媒体及び下記物性を有するカーボン
    ブラックを含有することを特徴とする記録液。 カーボンブラック物性 DBP吸油量:140ml/100g以上 揮発分:4重量%以下。
  2. 【請求項2】 水性媒体、及び下記物性を有するカーボ
    ンブラックを含有することを特徴とする記録液。 カーボンブラック物性 DBP吸油量:140ml/100g以上 揮発分:4重量%以下 pH:7〜14。
  3. 【請求項3】 カーボンブラックが更に下記物性を有す
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録液。 カーボンブラック物性 BET比表面積:100m2 /g以上。
  4. 【請求項4】 カーボンブラックが更に下記物性を有す
    ることを特徴とする請求項3記載の記録液。 カーボンブラック物性 1次粒子径:24nm以下。
  5. 【請求項5】 カーボンブラックとしてファーネスブラ
    ックを用いることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1項に記載の記録液。
  6. 【請求項6】 加熱型インクジェット記録用に用いるこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の記
    録液。
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