JPH10168371A - 記録液 - Google Patents
記録液Info
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- JPH10168371A JPH10168371A JP33086296A JP33086296A JPH10168371A JP H10168371 A JPH10168371 A JP H10168371A JP 33086296 A JP33086296 A JP 33086296A JP 33086296 A JP33086296 A JP 33086296A JP H10168371 A JPH10168371 A JP H10168371A
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- JP
- Japan
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- recording liquid
- recording
- pigment
- carbon black
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- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 普通紙に記録した場合にも耐水性が良好で、
記録濃度が高く、印字品位、耐光性など耐水性以外の堅
牢性も良好な記録物を得ることができ、該記録液として
の保存安定性も良好である記録液を提供する。特にカー
ボンブラックを用いた場合、上記の特性を有し、筆記具
用等の用途の他、特にインクジェット記録に適した記録
液を提供する。 【解決手段】 水性媒体中、D1/2/Dmodの比が0.5
3以下である顔料(特に好ましくはカーボンブラック)
を含有することを特徴とする記録液。(尚、D1/2は最
大頻度ストークス相当径での半値幅(nm)を表し、D
modは最大頻度ストークス相当径(nm)を表す)
記録濃度が高く、印字品位、耐光性など耐水性以外の堅
牢性も良好な記録物を得ることができ、該記録液として
の保存安定性も良好である記録液を提供する。特にカー
ボンブラックを用いた場合、上記の特性を有し、筆記具
用等の用途の他、特にインクジェット記録に適した記録
液を提供する。 【解決手段】 水性媒体中、D1/2/Dmodの比が0.5
3以下である顔料(特に好ましくはカーボンブラック)
を含有することを特徴とする記録液。(尚、D1/2は最
大頻度ストークス相当径での半値幅(nm)を表し、D
modは最大頻度ストークス相当径(nm)を表す)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水性記録液、特にイ
ンクジェット用又は筆記具用に適した記録液に関するも
のである。
ンクジェット用又は筆記具用に適した記録液に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット記録用の記録液と
しては酸性染料や直接染料を水性媒体中に溶解した水性
インク、あるいは、油溶性染料を有機溶剤中に溶解した
溶剤系インクが使用されている。溶剤系インクは溶剤を
使用するため、環境安全面で問題があり、用途が限ら
れ、オフィスなどでの使用はできない。一方水性インク
は水溶性の染料を使用するため、特に普通紙に記録した
場合等、記録物の耐水性が劣ることが問題である。ま
た、これらの染料を用いたインクの記録物は耐光性の面
でも不十分である。また筆記具用記録液についても同様
である。
しては酸性染料や直接染料を水性媒体中に溶解した水性
インク、あるいは、油溶性染料を有機溶剤中に溶解した
溶剤系インクが使用されている。溶剤系インクは溶剤を
使用するため、環境安全面で問題があり、用途が限ら
れ、オフィスなどでの使用はできない。一方水性インク
は水溶性の染料を使用するため、特に普通紙に記録した
場合等、記録物の耐水性が劣ることが問題である。ま
た、これらの染料を用いたインクの記録物は耐光性の面
でも不十分である。また筆記具用記録液についても同様
である。
【0003】前記の問題点を改良するため、色材として
耐水性、耐光性に優れたカーボンブラックを用い、カー
ボンブラックを水性媒体中に分散した水性分散インクが
一部で用いられている。しかし、従来のカーボンブラッ
クの水性分散インクは長期の保存性や記録物の記録濃度
が不十分なことなどが問題である。例えば特開平2−2
76872号、特開平2−276873号、特開平2−
276875号、特開平3−66768号、特開平3−
140377号、特開平4−57859〜57865
号、特開平4−59879号、特開平4−332773
号、特開平5−247391号等の各号公報では、これ
らの問題点を改良する目的で、アゾ染料、フタロシアニ
ン染料などを併用しているが、耐水性の面で問題があ
る。また特開平3−210373号公報には印字濃度の
向上を目的とした発明を記載しているが、高温で長時間
保存した場合の安定性が不十分である。特開平3−13
4073号公報には中性及び塩基性のカーボンブラック
を使用しているが、印字濃度については全く考慮させて
いない。
耐水性、耐光性に優れたカーボンブラックを用い、カー
ボンブラックを水性媒体中に分散した水性分散インクが
一部で用いられている。しかし、従来のカーボンブラッ
クの水性分散インクは長期の保存性や記録物の記録濃度
が不十分なことなどが問題である。例えば特開平2−2
76872号、特開平2−276873号、特開平2−
276875号、特開平3−66768号、特開平3−
140377号、特開平4−57859〜57865
号、特開平4−59879号、特開平4−332773
号、特開平5−247391号等の各号公報では、これ
らの問題点を改良する目的で、アゾ染料、フタロシアニ
ン染料などを併用しているが、耐水性の面で問題があ
る。また特開平3−210373号公報には印字濃度の
向上を目的とした発明を記載しているが、高温で長時間
保存した場合の安定性が不十分である。特開平3−13
4073号公報には中性及び塩基性のカーボンブラック
を使用しているが、印字濃度については全く考慮させて
いない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はインクジェッ
ト記録用、又は筆記具用として、ノズルやペン先の目詰
まり、インクジェット記録の場合には吐出応答性や吐出
安定性、さらには熱エネルギーを記録液に作用させて印
字を行う方式のインクジェット記録の場合には、その熱
エネルギーを作用するサーマルヘッドのコゲの回避等の
記録の信頼性が高く、高濃度の記録が可能で、記録物の
印字品位や、普通紙に記録した場合にも耐水性や耐光性
など種々の堅牢性も良好な記録が可能であると共に、記
録液としての保存安定性が良好である、顔料やカーボン
ブラックを使用した水性分散インクを提供することを目
的とするものである。
ト記録用、又は筆記具用として、ノズルやペン先の目詰
まり、インクジェット記録の場合には吐出応答性や吐出
安定性、さらには熱エネルギーを記録液に作用させて印
字を行う方式のインクジェット記録の場合には、その熱
エネルギーを作用するサーマルヘッドのコゲの回避等の
記録の信頼性が高く、高濃度の記録が可能で、記録物の
印字品位や、普通紙に記録した場合にも耐水性や耐光性
など種々の堅牢性も良好な記録が可能であると共に、記
録液としての保存安定性が良好である、顔料やカーボン
ブラックを使用した水性分散インクを提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、水性媒
体中、D1/2/Dmodの比が0.53以下である顔料を含
有することを特徴とする記録液に存する。
体中、D1/2/Dmodの比が0.53以下である顔料を含
有することを特徴とする記録液に存する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の記録液に使用される顔料としては、そのD1/2/
Dmodの比が0.53以下のものならば限定されない
が、D1/2/Dmodの比が0.50以下のものが好まし
い。ここでいうD1/2とは、遠心沈降法による凝集体ス
トークス相当径分布における最大頻度ストークス相当径
での半値幅のことであり、Dmodとは最大頻度ストーク
ス相当径のことである。その測定方法の一例としては以
下の通りの方法が挙げられる。 (測定方法の例)凝集体分布を測定したい試料5mgに
分散剤としてノニデットP40(商品名、岩井化学薬品
(株)商品、ノニオン系界面活性剤、アルキルフェニル
エーテルエチレンオキサイド付加物)を2〜3滴滴下
し、ガラス棒で撹拌してよくなじませた後、20%エタ
ノール水溶液50mlを入れ、液温を20〜25℃に保
ち、超音波で6分間分散させる。ディスク型遠心沈降方
式の粒度分布測定装置(例えばJLオートメーション社
製品、DCF3型)のディスク部に10mlの純水を入
れ、回転数をセットしてディスクを回転させ、20%エ
タノール水溶液1mlをディスクの中心部に注射器で注
入する。次に先ほど超音波で分散したスラリー液0.5
mlを同様に中心部に注入すると同時に測定をスタート
する。
本発明の記録液に使用される顔料としては、そのD1/2/
Dmodの比が0.53以下のものならば限定されない
が、D1/2/Dmodの比が0.50以下のものが好まし
い。ここでいうD1/2とは、遠心沈降法による凝集体ス
トークス相当径分布における最大頻度ストークス相当径
での半値幅のことであり、Dmodとは最大頻度ストーク
ス相当径のことである。その測定方法の一例としては以
下の通りの方法が挙げられる。 (測定方法の例)凝集体分布を測定したい試料5mgに
分散剤としてノニデットP40(商品名、岩井化学薬品
(株)商品、ノニオン系界面活性剤、アルキルフェニル
エーテルエチレンオキサイド付加物)を2〜3滴滴下
し、ガラス棒で撹拌してよくなじませた後、20%エタ
ノール水溶液50mlを入れ、液温を20〜25℃に保
ち、超音波で6分間分散させる。ディスク型遠心沈降方
式の粒度分布測定装置(例えばJLオートメーション社
製品、DCF3型)のディスク部に10mlの純水を入
れ、回転数をセットしてディスクを回転させ、20%エ
タノール水溶液1mlをディスクの中心部に注射器で注
入する。次に先ほど超音波で分散したスラリー液0.5
mlを同様に中心部に注入すると同時に測定をスタート
する。
【0007】このD1/2/Dmodの値は、凝集体の粒度分
布のシャープさを表す指標であり、D1/2/Dmodが小さ
いほど分布がシャープであることを表す。これら顔料の
具体例としては、カーボンブラックの他、黄色1〜5
号、13号、16号、17号、74号、83号、97
号、116号、154号、205号、401号、橙色2
04号 赤色5号、7号、12号、48号、57号、112号、
104号、122号、201号、202号、204号、
220号、226〜228号、405号 青色1〜3号、15号、16号、22号、404号等の
有機顔料、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、
酸化鉄、群青、紺青、酸化クロームなどの無機顔料を用
いることができる。
布のシャープさを表す指標であり、D1/2/Dmodが小さ
いほど分布がシャープであることを表す。これら顔料の
具体例としては、カーボンブラックの他、黄色1〜5
号、13号、16号、17号、74号、83号、97
号、116号、154号、205号、401号、橙色2
04号 赤色5号、7号、12号、48号、57号、112号、
104号、122号、201号、202号、204号、
220号、226〜228号、405号 青色1〜3号、15号、16号、22号、404号等の
有機顔料、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、
酸化鉄、群青、紺青、酸化クロームなどの無機顔料を用
いることができる。
【0008】本発明において、顔料としてカーボンブラ
ックを使用するときは、そのうち揮発分が4%以下のも
のが、保存安定性や、加熱型インクジェットで印字する
場合には、コゲーション(加熱電極板上の付着堆積物)
の回避という点で好ましい。さらにファーネスブラック
が特に好ましく、またpH7以上、特にはpH7〜9の
物が特に好ましい。
ックを使用するときは、そのうち揮発分が4%以下のも
のが、保存安定性や、加熱型インクジェットで印字する
場合には、コゲーション(加熱電極板上の付着堆積物)
の回避という点で好ましい。さらにファーネスブラック
が特に好ましく、またpH7以上、特にはpH7〜9の
物が特に好ましい。
【0009】また上記の物性の範囲に入る物ならば、顔
料を化学的に処理したもの(酸化処理、フッ素化処理
等)や、分散剤、界面活性剤などを物理的または化学的
に結合させたもの(グラフト化処理、分散剤を分散前に
あらかじめ吸着させた顔料等)等を使用してもよい。記
録液の保存安定性に優れ、長期間の保存中に顔料の粒度
の上昇を生じる事がない。
料を化学的に処理したもの(酸化処理、フッ素化処理
等)や、分散剤、界面活性剤などを物理的または化学的
に結合させたもの(グラフト化処理、分散剤を分散前に
あらかじめ吸着させた顔料等)等を使用してもよい。記
録液の保存安定性に優れ、長期間の保存中に顔料の粒度
の上昇を生じる事がない。
【0010】さらに本発明で使用する上記特性を有する
カーボンブラックは、特願平8−41445号に記載さ
れている新規なカーボンブラックであり、その製造方法
は、同明細書に記載の方法で行うことができ、特にその
特徴としては、カーボンブラックが生成する反応帯域の
条件を均一にすることにより、得られるものである。例
えばファーネスブラックでの製造方法では、1600℃
以上、好ましくは1700〜2400℃の高温で燃焼工
程を行うのが良い。またこの時の燃焼ガス中の酸素濃度
は、原料炭化水素の一部燃焼をできるだけ少なくするた
めに、好ましくは3容量%以下、より好ましくは0.0
5〜1容量%の範囲とする。さらに原料炭化水素を反応
帯域に導入する際には、燃焼ガス流を例えば250m/
s以上でアトマイズによる微細噴霧化することが必要で
ある。また、反応炉内で均一に分散させるために原料炭
化水素を2つ以上のノズルから導入するのが好ましい。
さらに炉内に高撹乱場が出来る限り少ないことが均一な
凝集体を得るのに必要な条件の一つであり、そのため流
路変化等を起こす絞り部内での滞留時間を0.4ms以
上とする。
カーボンブラックは、特願平8−41445号に記載さ
れている新規なカーボンブラックであり、その製造方法
は、同明細書に記載の方法で行うことができ、特にその
特徴としては、カーボンブラックが生成する反応帯域の
条件を均一にすることにより、得られるものである。例
えばファーネスブラックでの製造方法では、1600℃
以上、好ましくは1700〜2400℃の高温で燃焼工
程を行うのが良い。またこの時の燃焼ガス中の酸素濃度
は、原料炭化水素の一部燃焼をできるだけ少なくするた
めに、好ましくは3容量%以下、より好ましくは0.0
5〜1容量%の範囲とする。さらに原料炭化水素を反応
帯域に導入する際には、燃焼ガス流を例えば250m/
s以上でアトマイズによる微細噴霧化することが必要で
ある。また、反応炉内で均一に分散させるために原料炭
化水素を2つ以上のノズルから導入するのが好ましい。
さらに炉内に高撹乱場が出来る限り少ないことが均一な
凝集体を得るのに必要な条件の一つであり、そのため流
路変化等を起こす絞り部内での滞留時間を0.4ms以
上とする。
【0011】本発明の記録液には分散剤を用いなくても
よいが、分散剤を添加する方が好ましい。用いられる分
散剤としては、各種の陰イオン性界面活性剤、非イオン
性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活性
剤、高分子系分散剤等が挙げられる。陰イオン性界面活
性剤としては、例えば脂肪酸塩類、アルキル硫酸エステ
ル塩類、アルキルベンゼンスルフォン酸塩類、アルキル
ナフタレンスルフォン酸塩類、アルキルスルホコハク酸
塩類、アルキルジフェニルエーテルジスルフォン酸塩
類、アルキルリン酸塩類、ポリオキシエチレンアルキル
硫酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキルアリー
ル硫酸エステル塩類、アルカンスルフォン酸塩類、ナフ
タレンスルフォン酸ホルマリン縮合物類、ポリオキシエ
チレンアルキルリン酸エステル類、αーオレフィンスル
フォン酸塩類等が挙げられる。非イオン性界面活性剤と
しては、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル
類、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル類、
ポリオキシエチレン誘導体類、オキシエチレン/オキシ
プロピレンブロックコポリマー類、ソルビタン脂肪酸エ
ステル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル類、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル
類、グリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン
脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンアルキルアミン
類等が挙げられる。陽イオン性界面活性剤及び両性界面
活性剤としては、例えばアルキルアミン塩類、第4級ア
ンモニウム塩類、アルキルベタイン類、アミノキサイド
類が挙げられる。また、高分子系分散剤としてはポリア
クリル酸、スチレン/アクリル酸共重合体、スチレン/
アクリル酸/アクリル酸エステル共重合体、スチレン/
マレイン酸共重合体、スチレン/マレイン酸/アクリル
酸エステル共重合体、スチレン/メタクリル酸共重合
体、スチレン/メタクリル酸/アクリル酸エステル共重
合体、スチレン/マレイン酸ハーフエステル共重合体、
スチレン/スチレンスルフォン酸共重合体、ビニルナフ
タレン/マレイン酸共重合体、ビニルナフタレン/アク
リル酸共重合体あるいはこれらの塩等が挙げられる。こ
れらの内陰イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤
及び高分子系分散剤が特に優れている。
よいが、分散剤を添加する方が好ましい。用いられる分
散剤としては、各種の陰イオン性界面活性剤、非イオン
性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活性
剤、高分子系分散剤等が挙げられる。陰イオン性界面活
性剤としては、例えば脂肪酸塩類、アルキル硫酸エステ
ル塩類、アルキルベンゼンスルフォン酸塩類、アルキル
ナフタレンスルフォン酸塩類、アルキルスルホコハク酸
塩類、アルキルジフェニルエーテルジスルフォン酸塩
類、アルキルリン酸塩類、ポリオキシエチレンアルキル
硫酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキルアリー
ル硫酸エステル塩類、アルカンスルフォン酸塩類、ナフ
タレンスルフォン酸ホルマリン縮合物類、ポリオキシエ
チレンアルキルリン酸エステル類、αーオレフィンスル
フォン酸塩類等が挙げられる。非イオン性界面活性剤と
しては、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル
類、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル類、
ポリオキシエチレン誘導体類、オキシエチレン/オキシ
プロピレンブロックコポリマー類、ソルビタン脂肪酸エ
ステル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル類、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル
類、グリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン
脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンアルキルアミン
類等が挙げられる。陽イオン性界面活性剤及び両性界面
活性剤としては、例えばアルキルアミン塩類、第4級ア
ンモニウム塩類、アルキルベタイン類、アミノキサイド
類が挙げられる。また、高分子系分散剤としてはポリア
クリル酸、スチレン/アクリル酸共重合体、スチレン/
アクリル酸/アクリル酸エステル共重合体、スチレン/
マレイン酸共重合体、スチレン/マレイン酸/アクリル
酸エステル共重合体、スチレン/メタクリル酸共重合
体、スチレン/メタクリル酸/アクリル酸エステル共重
合体、スチレン/マレイン酸ハーフエステル共重合体、
スチレン/スチレンスルフォン酸共重合体、ビニルナフ
タレン/マレイン酸共重合体、ビニルナフタレン/アク
リル酸共重合体あるいはこれらの塩等が挙げられる。こ
れらの内陰イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤
及び高分子系分散剤が特に優れている。
【0012】本発明の記録液に用いられる水性媒体は水
を主体とするが、水に水溶性有機溶剤を添加して用いる
のが好ましい。該水溶性有機溶剤としてはエチレングリ
コール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、重量
平均分子量約190〜400のポリエチレングリコー
ル、グリセリン、上記グリコール類のアルキルエーテル
類、N−メチルピロリドン、1,3ージメチルイミダゾ
リノン、チオジグリコール、2ーピロリドン、スルホラ
ン、ジメチルスルホキシド、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、エタノール、イソプロパノール等が
挙げられる。
を主体とするが、水に水溶性有機溶剤を添加して用いる
のが好ましい。該水溶性有機溶剤としてはエチレングリ
コール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、重量
平均分子量約190〜400のポリエチレングリコー
ル、グリセリン、上記グリコール類のアルキルエーテル
類、N−メチルピロリドン、1,3ージメチルイミダゾ
リノン、チオジグリコール、2ーピロリドン、スルホラ
ン、ジメチルスルホキシド、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、エタノール、イソプロパノール等が
挙げられる。
【0013】本発明の記録液には上記の成分の他に、水
溶性樹脂、防黴剤、殺菌剤、pH調整剤、尿素等を必要
に応じて添加しても良い。本発明の記録液の調製方法と
しては上記の各成分を混合し、分散機を用いて顔料を微
粒子に摩砕、分散処理することにより行われる。分散機
としてはボールミル、ロールミル、サンドグラインドミ
ル等が用いられるが、特にサンドグラインドミルが好ま
しい。また最近では、分散にメディアを用いない液体ジ
ェットミル式分散機(ナノマイザー、アルティマイザー
等)の使用が好ましい。この摩砕、分散処理の後、濾過
機あるいは遠心分離機を用いて粗大粒子を除去する。顔
料、分散剤、水以外の成分は摩砕、分散処理後に添加し
ても良い。また、摩砕、分散処理は高濃度で調製するこ
とにより効率的に実施できるので、目的の記録液の顔料
濃度よりも高濃度で摩砕、分散した処理液を、最終的に
水性媒体で希釈して該目的の記録液の濃度に調整するこ
とが好ましい。
溶性樹脂、防黴剤、殺菌剤、pH調整剤、尿素等を必要
に応じて添加しても良い。本発明の記録液の調製方法と
しては上記の各成分を混合し、分散機を用いて顔料を微
粒子に摩砕、分散処理することにより行われる。分散機
としてはボールミル、ロールミル、サンドグラインドミ
ル等が用いられるが、特にサンドグラインドミルが好ま
しい。また最近では、分散にメディアを用いない液体ジ
ェットミル式分散機(ナノマイザー、アルティマイザー
等)の使用が好ましい。この摩砕、分散処理の後、濾過
機あるいは遠心分離機を用いて粗大粒子を除去する。顔
料、分散剤、水以外の成分は摩砕、分散処理後に添加し
ても良い。また、摩砕、分散処理は高濃度で調製するこ
とにより効率的に実施できるので、目的の記録液の顔料
濃度よりも高濃度で摩砕、分散した処理液を、最終的に
水性媒体で希釈して該目的の記録液の濃度に調整するこ
とが好ましい。
【0014】顔料は記録液中、1〜10重量%の範囲で
用いられるが、3〜8重量%の範囲が好ましい。分散剤
は必要ならば顔料に対して5〜100重量%の範囲で用
いられるが、10〜40重量%の範囲が好ましい。記録
液中の水溶性有機溶剤の使用量は5〜30重量%の範囲
であるが10〜20重量%の範囲が好ましい。これらの
顔料、分散剤及び有機溶剤は、それぞれ1種類の物を単
独で用いても良いが、場合により2種以上の物を併用す
ることにより、より一層の効果をあげることができる。
用いられるが、3〜8重量%の範囲が好ましい。分散剤
は必要ならば顔料に対して5〜100重量%の範囲で用
いられるが、10〜40重量%の範囲が好ましい。記録
液中の水溶性有機溶剤の使用量は5〜30重量%の範囲
であるが10〜20重量%の範囲が好ましい。これらの
顔料、分散剤及び有機溶剤は、それぞれ1種類の物を単
独で用いても良いが、場合により2種以上の物を併用す
ることにより、より一層の効果をあげることができる。
【0015】
【実施例】以下本発明を実施例によって更に詳細に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限りこれらの実施
例に限定されるものではない。尚、以下の実施例で使用
したカーボンA〜Dは以下のようにして製造したもので
あり、後記第3表のような物性を有するものである。
(比表面積とcDBP吸油量は、それぞれASTM D
3037−88とASTM D3493−88による値
である。) [カーボンブラックA〜Dの製造例]空気導入ダクトと
燃焼バーナーを備える内径500mm、長さ1400m
mの燃焼域、該燃焼域から連接され、周辺から2本の原
料ノズルを貫設した内径50mm、長さ300mmの狭
径部からなる原料導入域、クエンチ装置を備えた内径1
00mm、長さ6000mmの後部反応域、及び絞り機
構として内弁径80mmのコントロールバルブを順次結
合した構造のカーボンブラック炉を設置した。
するが、本発明はその要旨を越えない限りこれらの実施
例に限定されるものではない。尚、以下の実施例で使用
したカーボンA〜Dは以下のようにして製造したもので
あり、後記第3表のような物性を有するものである。
(比表面積とcDBP吸油量は、それぞれASTM D
3037−88とASTM D3493−88による値
である。) [カーボンブラックA〜Dの製造例]空気導入ダクトと
燃焼バーナーを備える内径500mm、長さ1400m
mの燃焼域、該燃焼域から連接され、周辺から2本の原
料ノズルを貫設した内径50mm、長さ300mmの狭
径部からなる原料導入域、クエンチ装置を備えた内径1
00mm、長さ6000mmの後部反応域、及び絞り機
構として内弁径80mmのコントロールバルブを順次結
合した構造のカーボンブラック炉を設置した。
【0016】上記の炉により燃料及び、原料炭化水素に
クレオソート油を使用し、下記第1表に示す各条件によ
り本発明のカーボンブラックA〜Dを製造した。
クレオソート油を使用し、下記第1表に示す各条件によ
り本発明のカーボンブラックA〜Dを製造した。
【0017】
【表1】
【0018】表中: =燃料量(kg/h)、=空気量(Nm3/h)、=燃焼ガス酸
素濃度(dryvol%)、=燃焼ガス流速(m/s)、=原料量
(kg/h)、=炉内圧力(kg/cm2g)、=原料に対するカ
リウムの濃度(ppm)、=絞り部滞留時間(ms)
素濃度(dryvol%)、=燃焼ガス流速(m/s)、=原料量
(kg/h)、=炉内圧力(kg/cm2g)、=原料に対するカ
リウムの濃度(ppm)、=絞り部滞留時間(ms)
【0019】
【表2】 [実施例1] (記録液の調製)
【0020】
【表3】 記録液の組成 使用量(重量部) グリセリン 7 エチレングリコール 8 リポランPB−800 0.4 (商品名、陰イオン界面活性剤、αーオレフィンスルフォン酸塩類、ライオン (株)製品) カーボンブラック A 4 イオン交換水 24.6 上記の各成分をステンレス製の容器に取り、平均0.5
mm径のガラスビーズ67重量部と共にサンドグライン
ダーを用いて40時間粉砕処理を行った。得られた液を
イオン交換水56重量部で希釈、攪拌した後、No.5
Cの濾紙を用いて加圧濾過し、ここで得られた液を記録
液とした。 (印字試験)上記実施例に記された方法で得られた記録
液を用いて、インクジェットプリンター(ヒューレット
・パッカード社製品、商品名:DeskWriter
C)で電子写真用紙(商品名:Xerox 4024
紙、Xerox製品)にインクジェット記録を行った結
果、目詰まりなど無く安定でかつ良好な吐出性を示し、
印字品位の良好な印字物が得られた。 (印字濃度評価)上記の印字試験で得た印字物の濃度を
マクベス反射濃度計(商品名:RD914)を用いて測
定した。評価結果は下記第3表に示した通りであった。 (耐水性試験)印字試験で得た印字物をビーカーに取っ
た水道水に5秒間浸漬した。印字物乾燥後、字汚れの有
無を目視評価した。結果は以下のように分類し、下記第
3表に示した。
mm径のガラスビーズ67重量部と共にサンドグライン
ダーを用いて40時間粉砕処理を行った。得られた液を
イオン交換水56重量部で希釈、攪拌した後、No.5
Cの濾紙を用いて加圧濾過し、ここで得られた液を記録
液とした。 (印字試験)上記実施例に記された方法で得られた記録
液を用いて、インクジェットプリンター(ヒューレット
・パッカード社製品、商品名:DeskWriter
C)で電子写真用紙(商品名:Xerox 4024
紙、Xerox製品)にインクジェット記録を行った結
果、目詰まりなど無く安定でかつ良好な吐出性を示し、
印字品位の良好な印字物が得られた。 (印字濃度評価)上記の印字試験で得た印字物の濃度を
マクベス反射濃度計(商品名:RD914)を用いて測
定した。評価結果は下記第3表に示した通りであった。 (耐水性試験)印字試験で得た印字物をビーカーに取っ
た水道水に5秒間浸漬した。印字物乾燥後、字汚れの有
無を目視評価した。結果は以下のように分類し、下記第
3表に示した。
【0021】
【表4】 ○────字汚れほとんどなし △────かすかに字汚れあるが実用上問題なし ×────字汚れがひどい (耐光性試験)印字物をキセノンフェードメーター(ス
ガ試験機(株)製品)を用いて100時間照射した後の
変退色を目視評価した。結果は以下のように分類し、下
記第3表に示した。
ガ試験機(株)製品)を用いて100時間照射した後の
変退色を目視評価した。結果は以下のように分類し、下
記第3表に示した。
【0022】
【表5】 ○────良好 △────変退色あるが実用上問題なし ×────変退色がひどい (記録液の保存安定試験)記録液をテフロン容器に密閉
し、60℃で1カ月間保存した。ゲル化や沈澱物の有無
を目視評価した。結果は以下のように分類し、下記第3
表に示した。
し、60℃で1カ月間保存した。ゲル化や沈澱物の有無
を目視評価した。結果は以下のように分類し、下記第3
表に示した。
【0023】
【表6】 ○────ゲル化や沈澱物ほとんどなし △────かすかにゲル化や沈澱物がみられるが実用上
問題なし ×────ゲル化や沈澱物がひどい [実施例2] (記録液の調製)
問題なし ×────ゲル化や沈澱物がひどい [実施例2] (記録液の調製)
【0024】
【表7】 記録液の組成 使用量(重量部) グリセリン 7 エチレングリコール 8 ポリスターS2−1020(不揮発分) 1 (商品名、高分子系分散剤、スチレン/マレイン酸共重合体塩、日本油脂(株 )製品) カーボンブラック B 5 イオン交換水 23 上記の各成分をステンレス製の容器に取り、平均0.5
mm径のガラスビーズ67重量部と共にサンドグライン
ダーを用いて40時間粉砕処理を行った。得られた液を
イオン交換水56重量部で希釈、攪拌した後、No.5
Cの濾紙を用いて加圧濾過し、ここで得られた液を記録
液とした。
mm径のガラスビーズ67重量部と共にサンドグライン
ダーを用いて40時間粉砕処理を行った。得られた液を
イオン交換水56重量部で希釈、攪拌した後、No.5
Cの濾紙を用いて加圧濾過し、ここで得られた液を記録
液とした。
【0025】印字試験、耐水性試験、耐光性試験、保存
安定性試験、及びその評価は実施例1と同様の方法で行
った。評価結果は下記第3表に示した通りであった。 [実施例3] (記録液の調製)
安定性試験、及びその評価は実施例1と同様の方法で行
った。評価結果は下記第3表に示した通りであった。 [実施例3] (記録液の調製)
【0026】
【表8】 分散液の組成 使用量(重量部) ジエチレングリコール 3 エチレングリコール 15 スチレン/スチレンスルフォン酸共重合体Na塩 1 (スチレン/スルフォン酸塩=7/3(mol比)、重量平均分子量(Mw)= 4300) カーボンブラック C 5 イオン交換水 20 上記の各成分をステンレス製の容器に取り、平均0.5
mm径のガラスビーズ67重量部と共にサンドグライン
ダーを用いて40時間粉砕処理を行った。得られた液を
イオン交換水56重量部で希釈、攪拌した後、No.5
Cの濾紙を用いて加圧濾過し、ここで得られた液を記録
液とした。
mm径のガラスビーズ67重量部と共にサンドグライン
ダーを用いて40時間粉砕処理を行った。得られた液を
イオン交換水56重量部で希釈、攪拌した後、No.5
Cの濾紙を用いて加圧濾過し、ここで得られた液を記録
液とした。
【0027】印字試験、耐水性試験、耐光性試験、保存
安定性試験、及びその評価は実施例1と同様の方法で行
った。評価結果は下記第3表に示した通りであった。 [実施例4] (記録液の調製)
安定性試験、及びその評価は実施例1と同様の方法で行
った。評価結果は下記第3表に示した通りであった。 [実施例4] (記録液の調製)
【0028】
【表9】 記録液の組成 使用量(重量部) グリセリン 7 イソプロピルアルコール 2 トリエタノールアミン 3 スチレン/スチレンスルフォン酸共重合体Na塩 1 (スチレン/スチレンスルフォン酸=1/1(mol比)、Mw=8000) カーボンブラック D 5 イオン交換水 26 上記の各成分をステンレス製の容器に取り、平均0.5
mm径のガラスビーズ67重量部と共にサンドグライン
ダーを用いて60時間粉砕処理を行った。得られた液を
イオン交換水56重量部で希釈、攪拌した後、No.5
Cの濾紙を用いて加圧濾過し、ここで得られた液を記録
液とした。
mm径のガラスビーズ67重量部と共にサンドグライン
ダーを用いて60時間粉砕処理を行った。得られた液を
イオン交換水56重量部で希釈、攪拌した後、No.5
Cの濾紙を用いて加圧濾過し、ここで得られた液を記録
液とした。
【0029】印字試験、耐水性試験、耐光性試験、保存
安定性試験、及びその評価は実施例1と同様の方法で行
った。評価結果は下記第3表に示した通りであった。 [比較例1]実施例1でカーボンブラックAを用いる代
わりに、カーボンブラック#40(商品名、三菱化学
(株)製品)を用いる以外は全て同様の方法で記録液を
得た。
安定性試験、及びその評価は実施例1と同様の方法で行
った。評価結果は下記第3表に示した通りであった。 [比較例1]実施例1でカーボンブラックAを用いる代
わりに、カーボンブラック#40(商品名、三菱化学
(株)製品)を用いる以外は全て同様の方法で記録液を
得た。
【0030】印字試験、耐水性試験、耐光性試験、保存
安定性試験、及びその評価は実施例1と同様の方法で行
った。評価結果は下記第3表に示した通りであった。 [比較例2]実施例2でカーボンブラックAを用いる代
わりに、カーボンブラック#47(商品名、三菱化学
(株)製品)を用いる以外は全て同様の方法で記録液を
得た。
安定性試験、及びその評価は実施例1と同様の方法で行
った。評価結果は下記第3表に示した通りであった。 [比較例2]実施例2でカーボンブラックAを用いる代
わりに、カーボンブラック#47(商品名、三菱化学
(株)製品)を用いる以外は全て同様の方法で記録液を
得た。
【0031】印字試験、耐水性試験、耐光性試験、保存
安定性試験、及びその評価は実施例1と同様の方法で行
った。評価結果は下記第3表に示した通りであった。
安定性試験、及びその評価は実施例1と同様の方法で行
った。評価結果は下記第3表に示した通りであった。
【0032】
【表10】
【0033】
【発明の効果】本発明の記録液を用いることにより、普
通紙に記録した場合にも耐水性が良好で、記録濃度が高
く、印字品位、耐光性など耐水性以外の堅牢性も良好な
記録物を得ることが可能であり、該記録液の保存安定性
も良好である。本発明において、特にカーボンブラック
を用いた場合、上記の特性を有するので、筆記具用等の
用途の他、特にインクジェット記録に適した記録液とし
て使用することが出来る。
通紙に記録した場合にも耐水性が良好で、記録濃度が高
く、印字品位、耐光性など耐水性以外の堅牢性も良好な
記録物を得ることが可能であり、該記録液の保存安定性
も良好である。本発明において、特にカーボンブラック
を用いた場合、上記の特性を有するので、筆記具用等の
用途の他、特にインクジェット記録に適した記録液とし
て使用することが出来る。
Claims (6)
- 【請求項1】 水性媒体中、D1/2/Dmodの比が0.5
3以下である顔料を含有することを特徴とする記録液。
(尚、D1/2は最大頻度ストークス相当径での半値幅
(nm)を表し、Dmodは最大頻度ストークス相当径
(nm)を表す) - 【請求項2】 水性媒体中、D1/2/Dmodの比が0.5
3以下であるカーボンブラックを含有することを特徴と
する記録液。 - 【請求項3】 水性媒体中、D1/2/Dmodの比が0.5
3以下であり、かつ揮発分が4%以下であるカーボンブ
ラックを含有することを特徴とする記録液。 - 【請求項4】 カーボンブラックがファーネスブラック
であることを特徴とする請求項2または3のいずれかに
記載の記録液。 - 【請求項5】 カーボンブラックのpHが7以上以上で
あることを特徴とする請求項2、3又は4のいずれか1
項に記載の記録液。 - 【請求項6】 D1/2/Dmodの比が0.50以下である
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項記載
の記録液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33086296A JPH10168371A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 記録液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33086296A JPH10168371A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 記録液 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10168371A true JPH10168371A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18237363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33086296A Pending JPH10168371A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | 記録液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10168371A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001164147A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-06-19 | Tokai Carbon Co Ltd | 水性インキ用カーボンブラック顔料 |
WO2005030880A1 (ja) | 2003-09-26 | 2005-04-07 | Mitsubishi Chemical Corporation | カーボンブラックおよびこれを用いた記録液 |
JP2011219556A (ja) * | 2010-04-06 | 2011-11-04 | Mitsubishi Chemicals Corp | カーボンブラック分散液、インク組成物及びインクジェット記録方法 |
-
1996
- 1996-12-11 JP JP33086296A patent/JPH10168371A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001164147A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-06-19 | Tokai Carbon Co Ltd | 水性インキ用カーボンブラック顔料 |
WO2005030880A1 (ja) | 2003-09-26 | 2005-04-07 | Mitsubishi Chemical Corporation | カーボンブラックおよびこれを用いた記録液 |
JP2011219556A (ja) * | 2010-04-06 | 2011-11-04 | Mitsubishi Chemicals Corp | カーボンブラック分散液、インク組成物及びインクジェット記録方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050531 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060104 |