JPH10176357A - 浴室ユニットの床パン - Google Patents
浴室ユニットの床パンInfo
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- JPH10176357A JPH10176357A JP33881296A JP33881296A JPH10176357A JP H10176357 A JPH10176357 A JP H10176357A JP 33881296 A JP33881296 A JP 33881296A JP 33881296 A JP33881296 A JP 33881296A JP H10176357 A JPH10176357 A JP H10176357A
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Abstract
2部分とを有し、ピットの無い平坦な建築躯体床上に載
置される床パンで、浴室出入口の段差が低く、浴槽の跨
ぎ高さが低く、排水トラップの排水管接続部の建築躯体
からの適正な高さが確保された浴室ユニットの床パンを
提供する。 【解決手段】 洗い場を含む第1部分と浴槽載置部を含
む第2部分とを有する床パンの第2部分が第1部分より
下方に配設され、床パンの第1部分に第1排水口が形成
され、床パンの第2部分に第2排水口と第3排水口とが
形成され、第3排水口は床パンの第2部分の最下部に形
成され、第1排水口に排水トラップが接続され、第2排
水口が浴槽載置部に載置された浴槽の排水孔に水密状態
で接続され、第2排水口から延びる排水管が第1排水口
に接続された排水トラップに接続され、第3排水口から
延びる排水管が床パンの第2部分の下方で延在する部分
が上に凸に屈曲して管トラップが形成される。
Description
関するものである。
以下が挙げられる。 浴室出入口の段差が低いこと。浴室と脱衣室との間
のスムーズな往来を保証するために、特に高齢者に配慮
して、浴室出入口の段差を低くする必要がある。 浴槽の跨ぎ高さが低いこと。浴槽への出入りを容易
にするために、特に高齢者に配慮して、浴槽の跨ぎ高さ
を低くする必要がある。 排水トラップの排水管接続部の建築躯体床からの適
正な高さが確保されていること。排水トラップから延び
る排水管の適正な傾斜を確保するために、排水トラップ
の排水管接続部の建築躯体床からの適正な高さを確保す
る必要がある。
第2部分とを有し、排水トラップが床パン最下部に取り
付けられた従来の床パンで、且つピットの無い平坦な建
築躯体床上に載置される床パンで、上記の要求仕様の幾
つかを満たすものとして、以下が挙げられる。 (1) 図3に示すように、床パンの第2部分2を第1部分
1の下方に配設し、且つ建築躯体床Aからの設置高さを
低くし、浴室出入口の段差H1と浴槽Bの跨ぎ高さH2
とを低くして、床パン要求仕様のととを満たした床
パン。 (2) 図4に示すように、床パンの第2部分2を第1部分
1の下方に配設し、且つ建築躯体床Aからの設置高さを
適正に確保し、浴槽Bの跨ぎ高さH2を低くし、且つ排
水トラップ4の排水管接続部4aの建築躯体床Aからの
高さH3を適正に確保して、床パン要求仕様のとと
を満たした床パン。 (3) 図5に示すように、床パンの第1部分1と第2部分
2との間に段差を設けず、且つ建築躯体床Aからの設置
高さを適正に確保し、浴室出入口の段差H1を低くし、
且つ排水トラップ4の排水管接続部4aの建築躯体床A
からの高さH3を適正に確保して、床パン要求仕様の
ととを満たした床パン。
は、排水トラップ4の排水管接続部4aの建築躯体床A
からの高さH3が低くなり、床パン要求仕様のを満た
さないという問題がある。図4に示す床パンには、床パ
ンの第1部分1の高さが増加して浴室出入口の段差H1
が高くなり、床パン要求仕様のを満たさないという問
題がある。図5に示す床パンには、浴槽Bの跨ぎ高さH
2が大になり、床パン要求仕様のを満たさないという
問題がある。本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、洗い場を含む第1部分と浴槽載置部を含む第2
部分とを有し、ピットの無い平坦な建築躯体床上に載置
される床パンで、上記の床パン要求仕様の全てを満たす
浴室ユニットの床パンを提供することを目的とする。
に、本発明においては、洗い場を含む第1部分と浴槽載
置部を含む第2部分とを有する床パンの第2部分が第1
部分より下方に配設され、床パンの第1部分に第1排水
口が形成され、床パンの第2部分に第2排水口と第3排
水口とが形成され、第3排水口は床パンの第2部分の最
下部に形成され、第1排水口に排水トラップが接続さ
れ、第2排水口が浴槽載置部に載置された浴槽の排水孔
に水密状態で接続され、第2排水口から延びる排水管が
第1排水口に接続された排水トラップに接続され、第3
排水口から延びる排水管の床パンの第2部分の下方で延
在する部分が上に凸に屈曲して管トラップが形成される
ことを特徴とする浴室ユニットの床パンを提供する。
ては、浴槽載置部を含む第2部分を洗い場部を含む第1
部分より下方に配設することにより、浴槽の跨ぎ高さを
低くする。
ては、排水トラップを床パンの第1部分、すなわち床パ
ンの最下部以外の部位に取り付け、床パンの第2部分か
ら延びる排水管の床パンの第1部分の下方で延在する部
分を上に凸に屈曲させて管トラップを形成して、排水ト
ラップと管トラップとを含む床パンの厚さを薄くするこ
とにより、排水トラップと管トラップの排水管接続部の
建築躯体床からの適正な高さを確保しつつ、第1部分の
建築躯体床からの高さの増加を抑制して、浴室出入口の
段差を低くすることを可能にする。
ては、第2排水口を浴槽の排水孔に水密状態で接続する
ことにより、浴槽の湯水を第2部分に流すことなく直接
第2排水口から排水する。第1部分に第1排水口を形成
し、第2部分の最下部に第3排水口を形成することによ
り、第1部分に大量の湯水が排出された場合、該排水の
一部を第1排水口を介して排水し、残余の部分を第1部
分より低い第2部分へ流入させた後第3排水口を介して
排水する。本発明に係る浴室ユニットの床パンにおいて
は、浴槽の湯水を第2部分に流すことなく直接第2排水
口から排水し、第1部分に大量の湯水が排出された場合
に、第1部分より低い第2部分を遊水池として機能させ
て第1部分から速やかに排水することにより、浴室出入
口を介して床パンから脱衣室へ漏水する事態の発生を防
止する。
ては、第1排水口、第3排水口にそれぞれ排水トラップ
を設け、処理排水量を増大させて、床パン上に排水が溢
れる事態の発生を防止し、浴室出入口を介して床パンか
ら隣接する脱衣室へ漏水する事態の発生を防止する。
ラップの封水面の高さ及び管トラップの封水面の高さ
が、床パンの第2部分の最下部の高さと略同一に、且つ
床パンの第2部分の最下部の高さを超えないように設定
される。排水トラップの封水面の高さ及び管トラップの
封水面の高さを、床パンの第2部分の最下部の高さと略
同一として、排水トラップと管トラップとを含む床パン
の厚さを薄くすることにより、第1部分の建築躯体床か
らの高さを低くして、浴室出入口の段差を低くすること
を可能にする。第3排水口から延びる排水管に形成され
た管トラップの封水面の高さを、床パンの第2部分の最
下部の高さを超えないようにして、排水が第3排水口か
ら床パンの第2部分ヘ逆流するのを防止する。
と浴槽載置部を含む第2部分とを有する床パンの第2部
分が第1部分より下方に配設され、床パンの第1部分に
第1排水口が形成され、床パンの第2部分に第2排水口
と第3排水口とが形成され、第3排水口は床パンの第2
部分の最下部に形成され、第2排水口が浴槽載置部に載
置された浴槽の排水孔に水密状態で接続され、第2排水
口から延びる排水管の床パンの第2部分の下方で延在す
る部分が上に凸に屈曲して管トラップが形成され、第3
排水口から延びる排水管の床パンの第2部分の下方で延
在する部分が上に凸に屈曲して管トラップが形成され、
第1排水口から延びる排水管が第2排水口から延びる排
水管に形成された管トラップに接続されることを特徴と
する浴室ユニットの床パンを提供する。
ては、浴槽載置部を含む第2部分を洗い場部を含む第1
部分より下方に配設することにより、浴槽の跨ぎ高さを
低くする。
ては、床パンの第2部分から延びる2本の排水管の床パ
ンの第1部分の下方で延在する部分を上に凸に屈曲させ
て管トラップを形成して、管トラップを含む床パンの厚
さを薄くすることにより、管トラップの排水管接続部の
建築躯体床からの適正な高さを確保しつつ、第1部分の
建築躯体床からの高さの増加を抑制して、浴室出入口の
段差を低くすることを可能にする。
ては、第2排水口を浴槽の排水孔に水密状態で接続する
ことにより、浴槽の湯水を第2部分に流すことなく直接
第2排水口から排水する。第1部分に第1排水口を形成
し、第2部分の最下部に第3排水口を形成することによ
り、第1部分に大量の湯水が排出された場合、該排水の
一部を第1排水口を介して排水し、残余の部分を第1部
分より低い第2部分へ流入させた後第3排水口を介して
排水する。本発明に係る浴室ユニットの床パンにおいて
は、浴槽の湯水を第2部分に流すことなく直接第2排水
口から排水し、第1部分に大量の湯水が排出された場合
に、第1部分より低い第2部分を遊水池として機能させ
て第1部分から速やかに排水することにより、浴室出入
口を介して床パンから脱衣室へ漏水する事態の発生を防
止する。
ては、第1排水口、第3排水口にそれぞれ排水トラップ
を設け、処理排水量を増大させて、床パン上に排水が溢
れる事態の発生を防止し、浴室出入口を介して床パンか
ら隣接する脱衣室へ漏水する事態の発生を防止する。
水口から延びる排水管に形成された管トラップの封水面
の高さ及び第3排水口から延びる排水管に形成された管
トラップの封水面の高さが、床パンの第2部分の最下部
の高さと略同一に、且つ床パンの第2部分の最下部の高
さを超えないように設定される。第2排水口から延びる
排水管に形成された管トラップの封水面の高さ及び第3
排水口から延びる排水管に形成された管トラップの封水
面の高さを、床パンの第2部分の最下部の高さと略同一
として、管トラップを含む床パンの厚さを薄くすること
により、第1部分の建築躯体床からの高さを低くして、
浴室出入口の段差を低くすることを可能にする。第3排
水口から延びる排水管の管トラップの封水面の高さを、
床パンの第2部分の最下部の高さを超えないようにし
て、排水が第3排水口から床パンの第2部分ヘ逆流する
のを防止する。
水口は、床パンの第1部分の浴槽長手方向の中央部に形
成される。第1排水口を、床パンの第1部分の浴槽長手
方向の中央部に形成し、傾斜落差を小さくして、第1部
分の厚さを薄くすることにより、第1部分の建築躯体床
からの高さを低くして浴室出入口の段差を低くすること
を可能にする。
水口は、床パンの第2部分の浴槽載置部に載置された浴
槽の排水孔に密接状態で接続される。第2排水口を、床
パンの第2部分の浴槽載置部に載置された浴槽の排水孔
に密接状態で接続することにより、第2排水口を浴槽の
排水孔に水密状態で接続し、浴槽排水が第2部分に溢れ
出る事態の発生を防止する。
1に基づいて説明する。図1に示すように、本実施例に
係る浴室の床パン100は、洗い場を含む第1部分1
と、浴槽載置部を含む第2部分2とを有している。第2
部分2は第1部分1より下方に配設されている。第1部
分1の第2部分2との境界部に隆起した土手部1aが形
成されている。土手部1aの頂部は、第1部分1の周縁
の立ち上がり部である巾木1bの頂部よりも下方に位置
決めされている。第1部分1は浴室出入口側の端部から
土手部1aヘ向かって下方ヘ傾斜している。床パン10
0はピットの無い平坦な建築躯体床A上に載置されてい
る。
第1排水口3が形成されている。第1排水口3に逆ベル
タイプの排水トラップ4が接続されている。逆ベルタイ
プの排水トラップ4の排水管接続部4aに排水管5が接
続されている。排水管5は下方へ傾斜しつつ側方ヘ延び
ている。第2部分2の浴槽載置部に第2排水口6が形成
されている。第2排水口6から排水管7が延びている。
排水管7は逆ベルタイプの排水トラップ4に接続されて
いる。第2部分2の最下部に第3排水口9が形成されて
いる。第3排水口9から排水管10が延びている。排水
管10の第2部分1の下方で延在する部分10aが上に
凸に屈曲し、排水管10の屈曲部10aと屈曲部10a
よりも上流の部分とにより、管トラップ11が形成され
ている。屈曲部10aの下流端、すなわち管トラップ1
1の排水管接続部11aから、下方へ傾斜した排水管1
0の延長部が側方ヘ延びている。逆ベルタイプの排水ト
ラップ4、管トラップ11の封水面の高さhは、第2部
分2の最下部の高さと略同一になるように、且つ第2部
分2の最下部の高さをを超えないように設定されてい
る。
21が位置決めされている。第2排水口6は、第2部分
2と浴槽200との間に配設され、浴槽200の重さを
受けて浴槽200の底面と第2部分2の上面とに圧接し
た環状パッキン12を介して、浴槽200の排水孔21
に密接状態で接続されている。
トの床パン100においては、浴槽載置部を含む第2部
分2を洗い場部を含む第1部分1より下方に配設するこ
とにより、浴槽の跨ぎ高さH2を低くしている。
においては、逆ベルタイプの排水トラップ4を床パンの
第1部分1、すなわち床パンの最下部以外の部位に取り
付け、床パンの第2部分2から延びる排水管10の床パ
ンの第1部分1の下方で延在する部分10aを上に凸に
屈曲させて管トラップ11を形成して、逆ベルタイプの
排水トラップ4と管トラップ11とを含む床パンの厚さ
を薄くすることにより、逆ベルタイプの排水トラップ4
の排水管接続部4aの建築躯体床Aからの高さH3と、
管トラップ11の排水管接続部11aの建築躯体床Aか
らの高さH5とを適正に確保しつつ、第1部分1の建築
躯体床Aからの高さを低くして浴室出入口の段差H1を
低くすることを可能にしている。
0においては、第2排水口6を環状パッキン12を介し
て浴槽200の排水孔21に密接状態で、ひいては水密
状態で接続することにより、浴槽200の湯水を第2部
分2に流すことなく直接第2排水口6から排水する。第
1部分1に第1排水口3を形成し、第2部分の最下部に
第3排水口9を形成することにより、第1部分1に大量
の湯水が排出された場合、該湯水の一部を第1排水口3
を介して排水し、残余の湯水を土手部1aを乗り越えさ
せて第1部分1より低い第2部分2へ流入させた後、第
3排水口9を介して排水する。本実施例に係る浴室ユニ
ットの床パン100においては、浴槽200の湯水を第
2部分2に流すことなく直接第2排水口6から排水し、
第1部分1に大量の湯水が排出された場合に、第1部分
1より低い第2部分2を遊水池として機能させて第1部
分1から速やかに排水することにより、浴室出入口を介
して床パン100から隣接する脱衣室へ漏水する事態の
発生を防止している。
0においては、第1排水口3に逆ベルタイプの排水トラ
ップ4を設け、第3排水口9に管トラップ11を設け、
処理排水量を増大させて、床パン100上に排水が溢れ
る事態の発生を防止し、浴室出入口を介して床パン10
0から隣接する脱衣室へ漏水する事態の発生を防止す
る。
0においては、逆ベルタイプの排水トラップ4、管トラ
ップ11の封水面の高さhを、床パンの第2部分2の最
下部の高さと略同一として、逆ベルタイプの排水トラッ
プ4と管トラップ11とを含む床パンの厚さを薄くする
ことにより、第1部分1の建築躯体床Aからの高さを低
くして浴室出入口の段差H1を低くすることを可能にし
ている。管トラップ11の封水面の高さhを、床パンの
第2部分の最下部2の高さを超えないようにして、排水
が排水口9から床パンの第2部分2ヘ逆流するのを防止
している。
図2に基づいて説明する。図2から分かるように、本実
施例においては、第2排水口6から延びる排水管7の床
パンの第1部分1の下方で延在する部分7aが上に凸に
屈曲して、排水管7の屈曲部7aと屈曲部7aよりも上
流の部分とにより、管トラップ8が形成されている。屈
曲部7aの下流端、すなわち管トラップ8の排水管接続
部8aから、下方へ傾斜した排水管7の延長部が側方ヘ
延びている。管トラップ8の封水面の高さhは、第2部
分2の最下部の高さと略同一になるように、且つ第2部
分2の最下部の高さをを超えないように設定されてい
る。第1排水口3には逆ベルタイプの排水トラップは接
続されていない。第1排水口3から延びる排水管13が
管トラップ8に接続されている。上記を除き、第2実施
例に係る浴室の床パンの構造は、第1実施例に係る浴室
の床パンの構造と同様である。本実施例に係る浴室の床
パンにおいても、第1実施例に係る浴室の床パンの効果
と同様の効果が得られる。
パンの第1部分1の浴槽長手方向の中央部に形成するの
が望ましい。床パンの第1部分1には第1排水口3へ向
かっう傾斜が形成されるので、第1排水口3を、床パン
の第1部分1の浴槽長手方向の端部に形成せず中央部に
形成することにより、傾斜落差を小さくして、第1部分
1の厚さを薄くすることができ、ひいては第1部分1の
建築躯体床Aからの高さを低くして浴室出入口の段差H
1を低くすることが可能となる。
パンの第2部分2上に載置した排水管を介して、浴槽2
00の排水孔21に水密状態で接続しても良い。
と第2部分2とは一体形成されても良く、別体で形成さ
れ浴室に載置される際に連結されても良い。上記実施例
において、逆ベルタイプの排水トラップ4は、床パン1
00とは別体で形成されて第1部分1に接続されても良
く、第1部分1と一体形成されても良い。上記実施例に
おいて、逆ベルタイプの排水トラップ4の一部が第1部
分1の土手部1aに掛かっても良い。第1実施例におい
て、床パンの第1部分1に設ける排水トラップを逆ベル
タイプの排水トラップ4としたが、床パンの第1部分1
に設ける排水トラップは逆ベルタイプに限定されない。
管トラップでも良く、或いは他の形式のトラップでも良
い。土手部1aの一部を切り欠いて、床パンの第1部分
1に大量の湯水が排出された場合に、第2部分2へ流れ
込み易くなるようにしても良い。
いては、浴槽載置部を含む第2部分を洗い場部を含む第
1部分より下方に配設することにより、浴槽の跨ぎ高さ
を低くしている。
ては、排水トラップを床パンの第1部分、すなわち床パ
ンの最下部以外の部位に取り付け、床パンの第2部分か
ら延びる排水管の床パンの第1部分の下方で延在する部
分を上に凸に屈曲させて管トラップを形成して、排水ト
ラップと管トラップとを含む床パンの厚さを薄くするこ
とにより、排水トラップと管トラップの排水管接続部の
建築躯体床からの適正な高さを確保しつつ、第1部分の
建築躯体床からの高さの増加を抑制して、浴室出入口の
段差を低くすることを可能にしている。
ては、浴槽の湯水を第2部分に流すことなく直接第2排
水口から排水し、第1部分に大量の湯水が排出された場
合に、第1部分より低い第2部分を遊水池として機能さ
せて第1部分から速やかに排水することにより、浴室出
入口を介して床パンから脱衣室へ漏水する事態の発生を
防止している。
ては、第1排水口、第3排水口にそれぞれ排水トラップ
を設け、処理排水量を増大させて、床パン上に排水が溢
れる事態の発生を防止し、浴室出入口を介して床パンか
ら隣接する脱衣室へ漏水する事態の発生を防止してい
る。
ては、排水トラップの封水面の高さ及び管トラップの封
水面の高さを、床パンの第2部分の最下部の高さと略同
一として、排水トラップと管トラップとを含む床パンの
厚さを薄くすることにより、第1部分の建築躯体床から
の高さを低くして、浴室出入口の段差を低くすることを
可能にしている。本発明に係る浴室ユニットの床パンに
おいては、第3排水口から延びる排水管に形成された管
トラップの封水面の高さを、床パンの第2部分の最下部
の高さを超えないように設定して、排水が第3排水口か
ら床パンの第2部分ヘ逆流するのを防止している。
ては、床パンの第2部分から延びる2本の排水管の床パ
ンの第1部分の下方で延在する部分を上に凸に屈曲させ
て管トラップを形成して、管トラップを含む床パンの厚
さを薄くすることにより、管トラップの排水管接続部の
建築躯体床からの適正な高さを確保しつつ、第1部分の
建築躯体床からの高さの増加を抑制して、浴室出入口の
段差を低くすることを可能にしている。
ては、床パンの第2部分から延びる2本の排水管に形成
した管トラップの封水面の高さを、床パンの第2部分の
最下部の高さと略同一として、管トラップを含む床パン
の厚さを薄くすることにより、第1部分の建築躯体床か
らの高さを低くして浴室出入口の段差を低くすることを
可能にしている。本発明に係る浴室ユニットの床パンに
おいては、第3排水口から延びる排水管に形成した管ト
ラップの封水面の高さを、床パンの第2部分の最下部の
高さを超えないようにして、排水が第3排水口から床パ
ンの第2部分ヘ逆流するのを防止している。
ては、第1排水口を、床パンの第1部分の浴槽長手方向
の中央部に形成し、傾斜落差を小さくして、第1部分の
厚さを薄くすることにより、第1部分の建築躯体床から
の高さを低くして浴室出入口の段差を低くすることを可
能にしている。
ては、第2排水口を、床パンの第2部分の浴槽載置部に
載置された浴槽の排水孔に密接状態で接続することによ
り、第2排水口を浴槽の排水孔に水密状態で接続し、浴
槽排水が第2部分に溢れ出る事態の発生を防止してい
る。
ンの断面図である。(a)は床パンの第2部分の最下部
から延びる排水管に形成された管トラップの図示を省略
した図であり、(b)は逆ベルタイプの排水トラップの
図示と浴槽の排水孔に連通する排水管の図示とを省略し
た図である。
ンの断面図である。
躯体床からの高さ h 排水トラップの封水面の高さ 100 浴室ユニットの床パン 200 浴槽 A 建築躯体床
Claims (6)
- 【請求項1】 洗い場を含む第1部分と浴槽載置部を含
む第2部分とを有する床パンの第2部分が第1部分より
下方に配設され、床パンの第1部分に第1排水口が形成
され、床パンの第2部分に第2排水口と第3排水口とが
形成され、第3排水口は床パンの第2部分の最下部に形
成され、第1排水口に排水トラップが接続され、第2排
水口が浴槽載置部に載置された浴槽の排水孔に水密状態
で接続され、第2排水口から延びる排水管が第1排水口
に接続された排水トラップに接続され、第3排水口から
延びる排水管が床パンの第2部分の下方で延在する部分
が上に凸に屈曲して管トラップが形成されることを特徴
とする浴室ユニットの床パン。 - 【請求項2】 排水トラップの封水面の高さ及び管トラ
ップの封水面の高さが、床パンの第2部分の最下部の高
さと略同一に、且つ床パンの第2部分の最下部の高さを
超えないように設定されることを特徴とする請求項1に
記載の浴室ユニットの床パン。 - 【請求項3】 洗い場を含む第1部分と浴槽載置部を含
む第2部分とを有する床パンの第2部分が第1部分より
下方に配設され、床パンの第1部分に第1排水口が形成
され、床パンの第2部分に第2排水口と第3排水口とが
形成され、第3排水口は床パンの第2部分の最下部に形
成され、第2排水口が浴槽載置部に載置された浴槽の排
水孔に水密状態で接続され、第2排水口から延びる排水
管の床パンの第2部分の下方で延在する部分が上に凸に
屈曲して管トラップが形成され、第3排水口から延びる
排水管の床パンの第2部分の下方で延在する部分が上に
凸に屈曲して管トラップが形成され、第1排水口から延
びる排水管が第2排水口から延びる排水管に形成された
管トラップに接続されることを特徴とする浴室ユニット
の床パン。 - 【請求項4】 管トラップの封水面の高さが、床パンの
第2部分の最下部の高さと略同一に、且つ床パンの第2
部分の最下部の高さを超えないように設定されることを
特徴とする請求項3に記載の浴室ユニットの床パン。 - 【請求項5】 第1排水口が、床パンの第1部分の浴槽
長手方向の中央部に形成されることを特徴とする請求項
1乃至4の何れか1項に記載の浴室ユニットの床パン。 - 【請求項6】 第2排水口が浴槽載置部に載置された浴
槽の排水孔に密接状態で接続されることを特徴とする請
求項1乃至5の何れか1項に記載の浴室ユニットの床パ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33881296A JP3588790B2 (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 浴室ユニットの床パン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33881296A JP3588790B2 (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 浴室ユニットの床パン |
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1996
- 1996-12-19 JP JP33881296A patent/JP3588790B2/ja not_active Expired - Fee Related
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