JPH10175152A - 回転軸接着面の面荒らし装置 - Google Patents

回転軸接着面の面荒らし装置

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JPH10175152A
JPH10175152A JP35279296A JP35279296A JPH10175152A JP H10175152 A JPH10175152 A JP H10175152A JP 35279296 A JP35279296 A JP 35279296A JP 35279296 A JP35279296 A JP 35279296A JP H10175152 A JPH10175152 A JP H10175152A
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rotary shaft
rotating shaft
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shuttle table
pivot pin
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Katsutoshi Kuramoto
勝利 倉本
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転軸に整流子などを取り付ける接着面の接
着効果を高めるために、軸方向の傷による面荒らし作業
を効率的に行う面荒らし装置を提供する。 【解決手段】 ベース1に、ガイドレール3に沿って往
復移動するシャトル台4と、シャトル台4の支持板5に
移動方向と平行な軸心で設けた一対の保持ローラ6、7
をそなえ、この保持ローラ6、7に研磨面を外側にした
帯状のサンドペーパー27を掛け回し、この保持ローラ
6、7上にサンドペーパー27を介して回転軸30の接
着面31を圧接保持させ、回転軸30を回転方向にのみ
移動できるように支持してシャトル台4を接着面31の
軸方向幅に応じて往復移動させるとともに、回転軸30
を低速で回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機の軸に整
流子などを接着する場合に、その接着面を粗面にするた
めの面荒らし装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、小形の回転電機においては、回転
軸に整流子や回転子などの部品を取り付ける場合に、キ
ーを用いないで焼き嵌めや接着剤で取り付けるようにし
ているが、とくに接着の場合は、軸表面が平滑で接着効
果が低いため、回転軸の接着面外周を、やすりあるいは
布や紙のサンドペーパーを用いて研削する面荒らし作業
によって粗面にしている。このような面荒らし作業は、
やすりやサンドペーパーを使って手作業で行うか、軸を
回転させて接着部にサンドペーパーを押し当てて粗面を
形成させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、手作業で行
う場合は、接着面以外の軸表面を傷つけたり、均一な粗
面が得られないことが多く、軸を回転させてペーパーを
押し付けるものでは、作業時間が短縮されるが、粗面の
傷が周方向に形成されるため回転方向の接着強度が弱い
欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガイドレール
に沿って往復移動するシャトル台と、このシャトル台に
移動方向と平行な軸心で設けた一対の保持ローラをそな
え、前記保持ローラの少なくとも一方に、研磨面を外側
にした帯状のサンドペーパーを掛け回し、このサンドペ
ーパーを介して回転軸の接着面を圧接させ、回転軸を回
転方向にのみ移動できるように保持して、シャトル台を
接着面の軸方向幅に応じて往復移動させるとともに、回
転軸を低速で回転させるようにしている。
【0005】
【発明の実施の形態】このため、ガイドレールに沿って
往復移動するシャトル台と、このシャトル台を往復移動
させるクランク機構をそなえ、シャトル台に移動方向と
平行な軸心で設けた一対の保持ローラをそなえ、この保
持ローラの少なくとも一方に、研磨面を外側にした帯状
のサンドペーパーを掛け回し、保持ローラ上に回転軸
を、接着面を前記サンドペーパーに圧接させて回転方向
にのみ移動できるように載置保持させ、シャトル台をク
ランク機構により接着面のはばに応じて往復移動させな
がら、回転軸を低速で回転させるようにしている。な
お、前記クランク機構は、シャトル台に設けた移動方向
に位置調整される枢持ピンと、回転駆動板の径方向に位
置調整される枢持ピンとの間を連結するクランクアーム
をそなえて、シャトル台と接着面の位置合わせ、および
面荒らしの幅を調節できるようにしている。また、保持
ローラに軸方向の凹部を設けて、凹部の両側で接着面に
接触させることにより、面荒らしの作業効率を高め得る
ようにしている。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。1はベース、2はベースの一方に設けたシャフト
受け、3はベースに設けたガイドレール、4は前記シャ
フト受け2と反対側で前記ガイドレールに沿って移動す
るシャトル台で、移動方向と直角方向の面をもった支持
板5をそなえている。6、7は支持板5上部の回転軸挿
入用の切り欠ぎ8を挟んで、軸心を移動方向と平行にし
て設けた保持ローラ、9は切り欠ぎ8の下部に取り付け
た中間ローラ、10、11は支持板5の下方に設けたガ
イドローラである。12はシャトル台4の移動方向の溝
13に係合して取付位置を調整できるようにした枢持ピ
ン、14はベース1上に設けたモータ15の軸に取り付
けて回転する回転駆動板、16は回転駆動板の径方向の
長孔17に係合させ取付位置を調整できるようにした枢
持ピン、18は一方端を枢持ピン16に連結した第1ク
ランクアーム、19はベース1の支持ピン20に回動可
能に支持させ、一方端を枢持ピン12に連結し、他方端
を前記第1クランクアーム18に枢持ピン21で連結し
た第2クランクアームで、枢持ピン16の移動量を縮小
して枢持ピン12を移動させる。22、23はベース1
の両端に設けたストッパーで、押し付けピース24、2
5をそなえており、一方のストッパー22は押し付けピ
ース24をばね26で押し出すようにしている。27は
ガイドローラ10を介して保持ローラ6と、保持ローラ
6から中間ローラ9を介して保持ローラ7に掛け回し、
ガイドローラ11から引き出すようにした帯状の布また
は紙製のサンドペーパーで、研磨面が保持ローラ6、7
の外側になるように掛け回わされている。30は加工さ
れる回転軸、31は整流子を取り付ける接着面である。
【0007】回転軸30の面荒らしを行う接着面31の
軸方向の幅は、あらかじめ回転駆動板14の枢持ピン1
6の取付位置で調整され、シャトル台4の接着面31と
の関係位置は、枢持ピン12の取付位置によって保持ロ
ーラ6、7が接着面31の位置になるように調整され
る。シャフト受け2と保持ローラ6、7に回転軸30を
載置してストッパー22、23で軸方向に移動しないよ
うに位置決めし、モータ15を回転させると、回転駆動
板14の回転によって第1クランクアーム18と第2ク
ランクアーム19を介してシャトル台4がガイドレール
3に沿って接着面31の幅とサンドペーパー27の幅と
の差に応じて往復移動する。このため、保持ローラ6、
7に掛け回わされたサンドペーパー27が、回転軸の重
量で接着面31に押し付けられたままで軸方向に摺動し
て接着面31に軸方向の傷が付けられ、回転軸30を低
速で回転させることにより1回転以内で接着面31の全
周に面荒らしが施工される。1回転で面荒らしが不十分
であれば、連続して回転させればよい。
【0008】回転軸30の回転は、手動で行ってもよ
く、ストッパー22を回転チャックに替えて低速回転さ
せてもよい。この場合、シャフト受け2を省略できる。
また、サンドペーパー27は、図示しない巻き取り装置
で間欠的または連続的に低速で送るようにする。なお、
サンドペーパー27は、保持ローラ6、7の少なくとも
一方に掛け回しておけばよいが、両方に掛け回しておけ
ば、軸の両側で同時に面荒らしが行われて効率的であ
る。
【0009】また、図3は保持ローラの別の実施例を示
すもので、保持ローラ6、7に軸方向の凹部28を設け
ており、図2と同じ部分に同一の符号を付している。こ
の凹部28により、接着面31と保持ローラ6、7がそ
れぞれ2カ所で接触してサンドペーパー27を接着面3
1に押し付けるので、面荒らし作業をさらに効果的に行
うことができる。
【0010】
【発明の効果】このように本発明は、ガイドレールに沿
って往復移動するシャトル台と、このシャトル台に移動
方向と平行な軸心で設けた保持ローラをそなえ、前記保
持ローラに、研磨面を外側にした帯状のサンドペーパー
を介して、回転軸の接着面を圧接保持させ、シャトル台
を接着面の軸方向幅に応じて移動させるとともに、回転
軸を低速で回転させるようにしてあるので、接着面に軸
方向の傷を付け、回転方向の接着強度を増大させて、整
流子などの取付を確実にし、接着面以外の回転軸表面に
傷を付けることがない。また、作業中は回転軸を低速で
回転させるので、周方向のムラを無くし均一な面荒らし
を行うことができる。また、シャトル台の往復移動を、
シャトル台の移動方向に位置調整される枢持ピンと、回
転駆動板の径方向に位置調整される枢持ピンを連結する
クランクアームで行わせることにより、面荒らしの軸方
向幅と面荒らし位置を、回転軸の接着面位置に簡単確実
に調整することができる。また、サンドペーパーは保持
ローラの少なくとも一方に掛け回しておけばよいが、保
持ローラに軸方向の凹部を設けることにより、それぞれ
凹部の両側で回転軸に接触し、2カ所で接着面に傷を付
けることができ、作業効率を向上させ得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す平面図である。
【図2】 図1のA−A線に沿う側断面面図である。
【図3】 別の実施例における保持ローラ部分の側面図
である。
【符号の説明】
1 ベース 2 シャフト受け 3 ガイドレール 4 シャトル台 5 支持板 6、7 保持ローラ 8 切り欠ぎ 9 中間ローラ 10、11 ガイドローラ 12 枢持ピン 13 溝 14 回転駆動板 15 モータ 16 枢持ピン 17 長孔 18 第1クランクアーム 19 第2クランクアーム 20 支持ピン 21 枢持ピン 22、23 ストッパー 24、25 押し付けピース 26 ばね 27 サンドペーパー 28 凹部 30 回転軸 31 接着面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドレールに沿って往復移動するシャ
    トル台と、このシャトル台に移動方向と平行な軸心で取
    り付けた一対の保持ローラをそなえ、前記保持ローラの
    少なくとも一方に、研磨面を外側にした帯状のサンドペ
    ーパーを掛け回し、この保持ローラ上に回転軸の接着面
    を圧接させて、回転軸を回転方向にのみ移動できるよう
    に保持させ、シャトル台を接着面の軸方向幅に応じて往
    復移動させるとともに、回転軸を低速で回転させること
    を特徴とする回転軸接着面の面荒らし装置。
  2. 【請求項2】 前記シャトル台が、シャトル台の移動方
    向に位置調整される枢持ピンと、回転駆動板の径方向に
    位置調整される枢持ピンを連結するクランクアームによ
    って往復移動させる請求項1の回転軸接着面の面荒らし
    装置。
  3. 【請求項3】 前記保持ローラが、軸方向の凹部をそな
    えている請求項1の回転軸接着面の面荒らし装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013082072A (ja) * 2007-12-28 2013-05-09 Shin-Etsu Chemical Co Ltd 外周切断刃及びその製造方法
TWI574788B (zh) * 2015-02-02 2017-03-21 Grinding device

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