JP2000202766A - ウェ―ハ端部研磨装置 - Google Patents

ウェ―ハ端部研磨装置

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JP2000202766A
JP2000202766A JP717499A JP717499A JP2000202766A JP 2000202766 A JP2000202766 A JP 2000202766A JP 717499 A JP717499 A JP 717499A JP 717499 A JP717499 A JP 717499A JP 2000202766 A JP2000202766 A JP 2000202766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
polishing pad
pulley
plate
polishing
Prior art date
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Pending
Application number
JP717499A
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English (en)
Inventor
Yasushi Muto
寧 武藤
Shinji Tsuji
慎司 辻
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YAC Co Ltd
Original Assignee
YAC Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1台の装置で側面及び端面エッジ部の研磨が可
能で、設備コストの低減及び生産性の向上が図れる。 【解決手段】ウェーハ1の側面に対向して配設された研
磨パッド38は、回転軸6、7を中心としてモータ13
によって駆動されて揺動する。また研磨パッド38はエ
アシリンダ24によってウェーハ1の側面及び端面エッ
ジ部に圧接させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェーハの側面及
び端面エッジ部を研磨するウェーハ端部研磨装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ウェーハの製造工程には、ウェーハの側
面及び端面エッジ部を研磨する工程がある。従来、これ
らの研磨はそれぞれ別工程で行っている。即ち、側面研
磨装置でウェーハの側面を研磨した後、上面端面エッジ
部研磨装置でウェーハの上面の端面エッジ部を研磨し、
次に下面端面エッジ部研磨装置でウェーハの下面の端面
エッジ部を研磨する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、側面及び
端面エッジ部を研磨するのに3台の装置を必要とし、設
備コストが増大すると共に、工程が増えて生産性が悪い
という問題があった。
【0004】本発明の課題は、1台の装置で側面及び端
面エッジ部の研磨が可能で、設備コストの低減及び生産
性の向上が図れるウェーハ端部研磨装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の手段は、ウェーハを吸着保持して回転するテ
ーブルと、前記ウェーハの側面に対向して配設された研
磨パッドと、この研磨パッドを揺動させる研磨パッド揺
動手段と、前記研磨パッドを前記ウェーハの側面及び端
面エッジ部に圧接させる研磨パッド圧接手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1乃至
図4により説明する。図1及び図2に示すように、ウェ
ーハ1は、回転駆動される図示しないテーブルに真空吸
着保持される。ウェーハ1の側面側には、装置の固定部
2に固定されたベース板3が配設されている。ベース板
3の左右には、ウェーハ1側に伸びた2個一対の軸受ホ
ルダ4、5が固定されており、軸受ホルダ4、5には、
同一中心線上に配設された回転軸6、7が回転自在に支
承されている。回転軸6、7には、揺動支持板8、9が
固定されており、揺動支持板8、9には揺動板10が固
定されている。前記一方の回転軸7の端部には、図2及
び図3に示すように、歯車11が固定されており、歯車
11には歯車12が噛合している。歯車12は前記固定
部2に固定されたモータ13の出力軸に固定されてい
る。
【0007】前記揺動板10の下面には、図1、図2及
び図4に示すように、ウェーハ1の半径方向に配設され
たガイドレール20が固定されており、ガイドレール2
0にはスライダ21が摺動自在に設けられている。スラ
イダ21にはプーリ上支持板22が固定されており、プ
ーリ上支持板22には、揺動板10に形成された逃げ穴
10aを貫通して上方に伸びた作動板23が固定されて
いる。作動板23には、揺動板10に固定されたエアシ
リンダ24の作動ロッド25が対応して設けられ、作動
板23が作動ロッド25に圧接するように、揺動板10
と作動板23にはばね26が掛けられている。
【0008】前記プーリ上支持板22の下面の左右に
は、垂直板30、31を介してプーリ下支持板32、3
3が固定されている。プーリ上支持板22とプーリ下支
持板32、33には、プーリ軸34、35が回転自在に
支承されており、プーリ軸34、35にはプーリ36、
37が固定され、プーリ36、37にはベルト式の研磨
パッド38が掛けられている。また前記一方のプーリ軸
35の上端は、前記揺動板10に設けられた長穴10b
を貫通して上方に伸びており、上端部にプーリ39が固
定されている。
【0009】揺動板10の上面にはモータ支持支柱45
を介してモータ46が固定されており、モータ46の出
力軸にはプーリ47が固定され、プーリ39と47には
ベルト48が掛けられている。また揺動板10上には支
軸49が固定されており、支軸49にはレバー50が回
転自在に支承されている。レバー50の一端にはローラ
51が回転自在に支承され、ローラ51がベルト48に
圧接するようにレバー50の他端と揺動板10にはばね
52が掛けられている。またウェーハ1の端部側に研磨
液を供給するように、ウェーハ1の上方にはノズル53
が配設されている。
【0010】次に作用について説明する。エアシリンダ
24の作動ロッド25が引っ込んだ状態で、図示しない
テーブルにウェーハ1を真空吸着保持させる。次にテー
ブルが回転してウェーハ1が回転すると共に、モータ4
6が回転する。モータ46が回転すると、プーリ47、
ベルト48、プーリ39を介してプーリ軸35が回転
し、研磨パッド38が回転する。
【0011】この状態でエアシリンダ24の作動ロッド
25が突出すると共に、ノズル53より研磨液がウェー
ハ1上に滴下される。作動ロッド25が突出して作動板
23を押すと、プーリ上支持板22、垂直板30、3
1、プーリ下支持板32、33がウェーハ1の方向に移
動し、研磨パッド38がウェーハ1の側面に圧接する。
ノズル53よりウェーハ1上に滴下された研磨液はウェ
ーハ1の回転によりウェーハ1の側面に流れ、研磨液と
研磨パッド38によりウェーハ1の側面は研磨される。
【0012】一定時間後にモータ13が一定量回転す
る。モータ13が回転すると、歯車12、11を介して
回転軸7が回転する。回転軸7には揺動支持板9を介し
て揺動板10が固定されているので、回転軸7が回転す
ると、揺動板10は回転軸6、7を中心軸として回転
し、研磨パッド38が傾斜してウェーハ1の上面の端面
エッジ部に圧接する。これにより、ウェーハ1の上面の
端面エッジ部が研磨される。次にウェーハ1の下面の端
面エッジ部を研磨するようにモータ13は逆回転する。
【0013】ウェーハ1の下面の端面エッジ部の研磨が
終了すると、エアシリンダ24の作動ロッド25が引っ
込んで研磨パッド38はウェーハ1より離れ、またモー
タ13が回転して研磨パッド38がウェーハ1の側面に
対向し、更にモータ46の回転が停止すると共に、ノズ
ル53からの研磨液の滴下が停止する。これにより、ウ
ェーハ1の研磨の工程が終了する。
【0014】このように、研磨パッド38はウェーハ1
の側面に圧接可能で、かつ揺動可能に設けられているの
で、1台の装置でウェーハ1の側面及び端面エッジ部を
研磨することができる。なお、上記の実施の形態におい
ては、モータ46を回転させてベルト38を回転させた
が、ウェーハ1の品種によってはベルト38は回転させ
なくてもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、ウェーハを吸着保持し
て回転するテーブルと、前記ウェーハの側面に対向して
配設された研磨パッドと、この研磨パッドを揺動させる
研磨パッド揺動手段と、前記研磨パッドを前記ウェーハ
の側面及び端面エッジ部に圧接させる研磨パッド圧接手
段とを備えた構成よりなるので、1台の装置で側面及び
端面エッジ部の研磨が可能で、設備コストの低減及び生
産性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウェーハ端部研磨装置の一実施の形態
を示す平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 ウェーハ 6、7 回転軸 8、9 揺動支持板 10 揺動板 13 モータ 22 プーリ上支持板 23 作動板 24 エアシリンダ 32、33 プーリ下支持板 38 研磨パッド 46 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C049 AA05 AA07 AA11 AA12 AA16 AC04 CA01 CB03 CB05 3C058 AA05 AA07 AA11 AA12 AA16 AC04 CB03 CB05 DA17

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェーハを吸着保持して回転するテーブ
    ルと、前記ウェーハの側面に対向して配設された研磨パ
    ッドと、この研磨パッドを揺動させる研磨パッド揺動手
    段と、前記研磨パッドを前記ウェーハの側面及び端面エ
    ッジ部に圧接させる研磨パッド圧接手段とを備えたこと
    を特徴とするウェーハ端部研磨装置。
JP717499A 1999-01-14 1999-01-14 ウェ―ハ端部研磨装置 Pending JP2000202766A (ja)

Priority Applications (1)

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JP717499A JP2000202766A (ja) 1999-01-14 1999-01-14 ウェ―ハ端部研磨装置

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ID=11658725

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JP717499A Pending JP2000202766A (ja) 1999-01-14 1999-01-14 ウェ―ハ端部研磨装置

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JP (1) JP2000202766A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7559825B2 (en) 2006-12-21 2009-07-14 Memc Electronic Materials, Inc. Method of polishing a semiconductor wafer

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