JPS6325911B2 - - Google Patents
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- JPS6325911B2 JPS6325911B2 JP59086925A JP8692584A JPS6325911B2 JP S6325911 B2 JPS6325911 B2 JP S6325911B2 JP 59086925 A JP59086925 A JP 59086925A JP 8692584 A JP8692584 A JP 8692584A JP S6325911 B2 JPS6325911 B2 JP S6325911B2
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- JP
- Japan
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- golf ball
- grindstone
- gripper
- midsection
- held
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
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- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 3
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 12
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 6
- 210000000245 forearm Anatomy 0.000 description 5
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はゴルフボールの成形に伴つて残るバリ
を削り取る方法及びこの方法の実施に使用する機
械に係り、その目的はゴルフボールの真球度を損
うことなくバリのみを削り取る方法とこの方法の
実施に用いる機械を提供することにある。
を削り取る方法及びこの方法の実施に使用する機
械に係り、その目的はゴルフボールの真球度を損
うことなくバリのみを削り取る方法とこの方法の
実施に用いる機械を提供することにある。
ゴルフボールは製作の関係から赤道の周りにリ
ング状又は点状のバリを生ずることを避けられな
い。従来はこのバリをサンドペーパや回転砥石で
削り取つているが、大量生産されるゴルフボール
はその直径に幾分の誤差があるので、定寸で研磨
すると削り巾に誤差を生じ、この結果ボールの真
球度が損われる製品価値を悪くし、良品率の低下
を招くことになり、これがゴルフボールのバリ取
り研磨の自動化を妨げる原因になつている。次に
ゴルフボールの自動バリ取り機として特開昭50―
65334号及び同50―126439号が提案されているが、
このバリ取り機はゴルフボールを定位置で回転さ
せ、その赤道に円板状の砥石と2組のナライロー
ラを近づけてバリを削り取るように構成してお
り、高速回転する砥石とナライローラを移動可能
に支持しているから芯振れを生じやすく、また、
ナライローラは砥石に対しゴルフボールの回転方
向に前後方向に間隔をおいて配置されており砥石
の作用位置と離れている。従つてバリ取りの均一
性がそこなわれる欠点があるので、このバリ取り
機は実用化されていない。
ング状又は点状のバリを生ずることを避けられな
い。従来はこのバリをサンドペーパや回転砥石で
削り取つているが、大量生産されるゴルフボール
はその直径に幾分の誤差があるので、定寸で研磨
すると削り巾に誤差を生じ、この結果ボールの真
球度が損われる製品価値を悪くし、良品率の低下
を招くことになり、これがゴルフボールのバリ取
り研磨の自動化を妨げる原因になつている。次に
ゴルフボールの自動バリ取り機として特開昭50―
65334号及び同50―126439号が提案されているが、
このバリ取り機はゴルフボールを定位置で回転さ
せ、その赤道に円板状の砥石と2組のナライロー
ラを近づけてバリを削り取るように構成してお
り、高速回転する砥石とナライローラを移動可能
に支持しているから芯振れを生じやすく、また、
ナライローラは砥石に対しゴルフボールの回転方
向に前後方向に間隔をおいて配置されており砥石
の作用位置と離れている。従つてバリ取りの均一
性がそこなわれる欠点があるので、このバリ取り
機は実用化されていない。
本発明方法は積極回転する円板状の回転砥石と
ゴルフボールの中腹部に添う上下一対のナライロ
ーラを定位置に保持し、ゴルフボールを上下の把
持器で挾持して回転させつつその中腹部をナライ
ローラに押付け、砥石にゴルフボールの赤道を接
触させるようにし、これによりゴルフボールの直
径に幾分の誤差があつてもその真球度を損うこと
なくバリのみを削り取ることに成功したのであ
る。
ゴルフボールの中腹部に添う上下一対のナライロ
ーラを定位置に保持し、ゴルフボールを上下の把
持器で挾持して回転させつつその中腹部をナライ
ローラに押付け、砥石にゴルフボールの赤道を接
触させるようにし、これによりゴルフボールの直
径に幾分の誤差があつてもその真球度を損うこと
なくバリのみを削り取ることに成功したのであ
る。
本発明に係るバリ取り機は割出しテーブルの周
縁部に設けた縦筒の芯棒に上下の腕片を相対して
取付け、上腕片の先端に挿通した上軸にゴルフボ
ールの頂部にかぶせる把持器を遊嵌すると共に圧
下ばねを設け、下腕片の先端に遊嵌した下軸にゴ
ルフボールの下部を載せ把持器と従動輪を取付
け、この従動輪に対する駆動輪を支持腕に承持さ
せて両輪を離接させるカムとばねを設け、積極回
転する円板状の砥石とゴルフボールの中腹部に添
う少なくとも上下一対のナライローラを定位置に
保持し、上下の把持器に挾持されて回転するゴル
フボールの中腹部をナライローラに押付け、砥石
にゴルフボールの赤道を接触させるように構成
し、これにより本発明方法を適確に実施してゴル
フボールの真球度を損うことなくバリ取り研磨を
自動的に行うことに成功した。
縁部に設けた縦筒の芯棒に上下の腕片を相対して
取付け、上腕片の先端に挿通した上軸にゴルフボ
ールの頂部にかぶせる把持器を遊嵌すると共に圧
下ばねを設け、下腕片の先端に遊嵌した下軸にゴ
ルフボールの下部を載せ把持器と従動輪を取付
け、この従動輪に対する駆動輪を支持腕に承持さ
せて両輪を離接させるカムとばねを設け、積極回
転する円板状の砥石とゴルフボールの中腹部に添
う少なくとも上下一対のナライローラを定位置に
保持し、上下の把持器に挾持されて回転するゴル
フボールの中腹部をナライローラに押付け、砥石
にゴルフボールの赤道を接触させるように構成
し、これにより本発明方法を適確に実施してゴル
フボールの真球度を損うことなくバリ取り研磨を
自動的に行うことに成功した。
本発明方法に用いるバリ取り機の実施例を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
第1〜3図において、1は円板状の割出しテー
ブルで、芯軸2に水平に取付けて矢印Aの時計方
向に60゜ずつ間欠的に旋回させ、周縁部に6つの
縦筒3を等分角に配置してその基片4をボルトで
固定する。5は縦筒3に遊嵌した芯棒で、上下の
突出端に腕片6,7のボスを取付け、上下の腕杆
6,7を割出しテーブル1の回転方向の後側へ向
わせてその周縁に沿わせ、上側の腕片6のボスに
引付けばね8を巻いてその両端をピン9,9に掛
け、このばねで腕片6,7を割出しテーブル1の
周縁沿いに保持する。B1〜B6は6個のゴルフボ
ールで、赤道を巡つてバリCが残つている。10
と20は上下の把持器で、相対する端面の凹みに
それぞれゴルフボールB4の頂部と下部を納め、
赤道のバリCを水平にしてゴルフボールB4を挾
持する。
ブルで、芯軸2に水平に取付けて矢印Aの時計方
向に60゜ずつ間欠的に旋回させ、周縁部に6つの
縦筒3を等分角に配置してその基片4をボルトで
固定する。5は縦筒3に遊嵌した芯棒で、上下の
突出端に腕片6,7のボスを取付け、上下の腕杆
6,7を割出しテーブル1の回転方向の後側へ向
わせてその周縁に沿わせ、上側の腕片6のボスに
引付けばね8を巻いてその両端をピン9,9に掛
け、このばねで腕片6,7を割出しテーブル1の
周縁沿いに保持する。B1〜B6は6個のゴルフボ
ールで、赤道を巡つてバリCが残つている。10
と20は上下の把持器で、相対する端面の凹みに
それぞれゴルフボールB4の頂部と下部を納め、
赤道のバリCを水平にしてゴルフボールB4を挾
持する。
11は上側の把持器10を可転的に保持する上
軸で、かなりの長さに作つてほゞ全長にキー溝1
2を切り、上腕片6の先端の筒金13に挿通して
キー(図示なし)で昇降のみ可能に係合させ、把
持器10を上軸11の下端部の周りに自由に回転
させる。14は上軸11の上端の突出部に固定し
た座板で、この座板に横軸15を突設して転子1
6を遊嵌する。17は上腕片の筒金13にかぶせ
た縦長のばね筒で、側面に窓孔18を一杯に切つ
て横軸15を通し、内蔵する圧下ばね19で座板
14を押下げて把持器10をゴルフボールB4の
頂部に圧接させ、転子16を偏心カム(図示な
し)で適時に押上げて上側の把持器10をゴルフ
ボールB4から離す。なお第1図では座板14と
転子16及びばね筒17を省略した。
軸で、かなりの長さに作つてほゞ全長にキー溝1
2を切り、上腕片6の先端の筒金13に挿通して
キー(図示なし)で昇降のみ可能に係合させ、把
持器10を上軸11の下端部の周りに自由に回転
させる。14は上軸11の上端の突出部に固定し
た座板で、この座板に横軸15を突設して転子1
6を遊嵌する。17は上腕片の筒金13にかぶせ
た縦長のばね筒で、側面に窓孔18を一杯に切つ
て横軸15を通し、内蔵する圧下ばね19で座板
14を押下げて把持器10をゴルフボールB4の
頂部に圧接させ、転子16を偏心カム(図示な
し)で適時に押上げて上側の把持器10をゴルフ
ボールB4から離す。なお第1図では座板14と
転子16及びばね筒17を省略した。
21は下側の把持器に固定した下軸で、下腕片
7の先端の筒金22に遊嵌して下端に溝付き摩擦
輪23を固定する。なお第1図では研磨位置S4に
のみ摩擦輪23を示し、これ以外の位置では摩擦
車23を省略した。このようにして上下の把持器
10,20をそれぞれ上軸11及び下軸21によ
り上下の腕片6,7に支持させ、6組の把持器1
0,20を割出しテーブル1の周縁外に等分角に
配置してゴルフボールB1〜B6を挾持させる。
こゝに各ゴルフボールの位置を割出しテーブル1
の右側縁から順次に供給位置S1、検査位置S2、遊
び位置S3、左側縁の研磨位置S4、良品排出位置
S5、不良品排出位置S6とし、割出しテーブル1の
間欠旋回によりゴルフボールB1〜B6を順次に各
位置S1〜S6へ移す。なお上側の把持器10を押上
げるカムは供給位置S1と排出位置S5,S6に設けら
れる。
7の先端の筒金22に遊嵌して下端に溝付き摩擦
輪23を固定する。なお第1図では研磨位置S4に
のみ摩擦輪23を示し、これ以外の位置では摩擦
車23を省略した。このようにして上下の把持器
10,20をそれぞれ上軸11及び下軸21によ
り上下の腕片6,7に支持させ、6組の把持器1
0,20を割出しテーブル1の周縁外に等分角に
配置してゴルフボールB1〜B6を挾持させる。
こゝに各ゴルフボールの位置を割出しテーブル1
の右側縁から順次に供給位置S1、検査位置S2、遊
び位置S3、左側縁の研磨位置S4、良品排出位置
S5、不良品排出位置S6とし、割出しテーブル1の
間欠旋回によりゴルフボールB1〜B6を順次に各
位置S1〜S6へ移す。なお上側の把持器10を押上
げるカムは供給位置S1と排出位置S5,S6に設けら
れる。
24は駆動用摩擦輪で、割出しテーブル1の研
摩位置S4に配置して従動用摩擦輪23の右側に臨
ませ、芯軸をL字形の支持腕26の先端の筒金2
7に遊嵌して下端にプーリ25を取付ける。支持
腕26は割出しテーブル1の左側縁から手前側へ
水平に延び、肘部を支軸29に枢着して前腕26
aを右方へ延ばし、これに引付けばね8よりも強
い押付けばね28を掛けて摩擦輪24を摩擦輪2
3に常に圧接させ、前腕の右端に設けた転子30
を偏心カム31により適時に手前へ押し、支持腕
26を矢印Dの方向に揺動させて摩擦車24を摩
擦車23から離なす。32は支持腕26の肘部の
直下に設けたモータで、モータ軸上のプーリ33
と摩擦輪24の芯軸上のプーリ34とにロープ3
5を掛け、モータ32を駆動源として摩擦輪24
を毎分120〜240回転させ、摩擦車23を介して把
持器20とこれに載るゴルフボールB4を毎分120
〜240回転させる。35は薄い円板状の砥石で、
割出しテーブルの研摩位置S4の左側に臨ませ、芯
軸36をブラケツト37の先端に備える軸受38
に遊嵌し、芯軸の下端の調車39とモータ40に
取付けた調車41にベルト42を掛け、砥石35
を定位置で毎分4000〜7000回転させる。43,4
3は一対のナライローラで、周面をゴルフボール
の中腹部に添う斜面に作り、砥石35の右側縁の
上下に配置して斜面を砥石の周面から左側へ突出
させ、芯軸44をブラケツト45の先端に備える
軸受46に遊嵌して自由に回転させ、上下のナラ
イローラ43,43を定位置で自由に回転させ
る。
摩位置S4に配置して従動用摩擦輪23の右側に臨
ませ、芯軸をL字形の支持腕26の先端の筒金2
7に遊嵌して下端にプーリ25を取付ける。支持
腕26は割出しテーブル1の左側縁から手前側へ
水平に延び、肘部を支軸29に枢着して前腕26
aを右方へ延ばし、これに引付けばね8よりも強
い押付けばね28を掛けて摩擦輪24を摩擦輪2
3に常に圧接させ、前腕の右端に設けた転子30
を偏心カム31により適時に手前へ押し、支持腕
26を矢印Dの方向に揺動させて摩擦車24を摩
擦車23から離なす。32は支持腕26の肘部の
直下に設けたモータで、モータ軸上のプーリ33
と摩擦輪24の芯軸上のプーリ34とにロープ3
5を掛け、モータ32を駆動源として摩擦輪24
を毎分120〜240回転させ、摩擦車23を介して把
持器20とこれに載るゴルフボールB4を毎分120
〜240回転させる。35は薄い円板状の砥石で、
割出しテーブルの研摩位置S4の左側に臨ませ、芯
軸36をブラケツト37の先端に備える軸受38
に遊嵌し、芯軸の下端の調車39とモータ40に
取付けた調車41にベルト42を掛け、砥石35
を定位置で毎分4000〜7000回転させる。43,4
3は一対のナライローラで、周面をゴルフボール
の中腹部に添う斜面に作り、砥石35の右側縁の
上下に配置して斜面を砥石の周面から左側へ突出
させ、芯軸44をブラケツト45の先端に備える
軸受46に遊嵌して自由に回転させ、上下のナラ
イローラ43,43を定位置で自由に回転させ
る。
本発明の一実施例は以上の構成からなり、この
実施例を用いるバリ取り方法は次の通りである。
実施例を用いるバリ取り方法は次の通りである。
() 供給位置S1においては上側の把持器10
はカム(図示なし)によりばね18に抗して上
昇しており、ゴルフボールB1が赤道のバリC
に水平にして下側の把持器20へ送入まれる
と、上側の把持器10が降下して上下の把持器
10,20でゴルフボールB1を挾持する。
はカム(図示なし)によりばね18に抗して上
昇しており、ゴルフボールB1が赤道のバリC
に水平にして下側の把持器20へ送入まれる
と、上側の把持器10が降下して上下の把持器
10,20でゴルフボールB1を挾持する。
() 割出しテーブル1が60゜回転してゴルフ
ボールB1を検査位置S2へ移し、こゝでゴルフ
ボールB2を緩るく回転させてバリCが水平か
どうかを光電装置でチエツクする。
ボールB1を検査位置S2へ移し、こゝでゴルフ
ボールB2を緩るく回転させてバリCが水平か
どうかを光電装置でチエツクする。
() 割出しテーブル1が60゜回転し、検査ず
みのゴルフボールB2を遊び位置S3へ移す。こ
の位置は割出しテーブルを60゜ずつ回転させる
ために設けたもので、こゝではゴルフボール
B3に対して何もしない。
みのゴルフボールB2を遊び位置S3へ移す。こ
の位置は割出しテーブルを60゜ずつ回転させる
ために設けたもので、こゝではゴルフボール
B3に対して何もしない。
() 割出しテーブル1が60゜回転してゴルフ
ボールB3を研磨位置S4へ移す。この研磨位置
には摩擦輪24と砥石35及びナライローラ4
3,43が配置されており、バリCの水平なゴ
ルフボールB4を挾持した上下の把持器10,
20が検査位置S4へ来ると、摩擦車24が支持
腕の前腕26aに働く押付けばね28により摩
擦輪23に接触し、下側の把持器20とこれに
載るゴルフボールB4を毎分120〜240回転させ、
上側の把持器10はゴルフボールに伴われて自
由に回転する。
ボールB3を研磨位置S4へ移す。この研磨位置
には摩擦輪24と砥石35及びナライローラ4
3,43が配置されており、バリCの水平なゴ
ルフボールB4を挾持した上下の把持器10,
20が検査位置S4へ来ると、摩擦車24が支持
腕の前腕26aに働く押付けばね28により摩
擦輪23に接触し、下側の把持器20とこれに
載るゴルフボールB4を毎分120〜240回転させ、
上側の把持器10はゴルフボールに伴われて自
由に回転する。
これと同時に押付けばね28の弾力が芯棒5
に巻いた引付けばね8に打勝つて把持器10,
20を左方へ押し、ゴルフボールB4の上下の
中腹部をナライローラ43,43に押付けて自
由に回転させ、高速回転する砥石35にゴルフ
ボールの赤道が接触してバリCを削り取る。
こゝに砥石35とナライローラ43,43は定
位置で回転するから、芯振れを生ずることなく
正確に回転し、砥石35がゴルフボールの周面
に喰込んで真球度を損うようなことがなく、赤
道からはみ出すバリCのみを完全に削り取る。
に巻いた引付けばね8に打勝つて把持器10,
20を左方へ押し、ゴルフボールB4の上下の
中腹部をナライローラ43,43に押付けて自
由に回転させ、高速回転する砥石35にゴルフ
ボールの赤道が接触してバリCを削り取る。
こゝに砥石35とナライローラ43,43は定
位置で回転するから、芯振れを生ずることなく
正確に回転し、砥石35がゴルフボールの周面
に喰込んで真球度を損うようなことがなく、赤
道からはみ出すバリCのみを完全に削り取る。
バリ取りが終るとカム31が支持腕の前腕2
6aを押して摩擦輪24を摩擦輪23から離
し、上下の把持器10,20は芯棒5に捲いた
引付けばね8の弾力で右方へ寄り、ゴルフボー
ルB4を砥石35とナライローラ43,43か
ら離す。
6aを押して摩擦輪24を摩擦輪23から離
し、上下の把持器10,20は芯棒5に捲いた
引付けばね8の弾力で右方へ寄り、ゴルフボー
ルB4を砥石35とナライローラ43,43か
ら離す。
() 割出しテーブル1が60゜回転してゴルフ
ボールB4を良品排出位置S5へ移し、こゝで上
側の把持器10が上昇して研磨ずみの良品のゴ
ルフボールB5を排出する。
ボールB4を良品排出位置S5へ移し、こゝで上
側の把持器10が上昇して研磨ずみの良品のゴ
ルフボールB5を排出する。
() 割出しテーブル1がさらに60゜回転し、
こゝでも上側の把持器10が上昇して不良品の
ゴルフボールB6を排出する。検査位置S2でバ
リの水平度が不良と判断されたゴルフボールを
研磨しても、バリを完全に削れないだけでなく
周面を削つてしまうおそれがある。従つてこの
ゴルフボールが研磨位置S4へ移つた場合は、支
持腕の前腕26aとカム31で押して摩擦輪2
4摩擦輪23から離したまゝとし、ゴルフボー
ルを砥石35に接触させないでバリを残した
まゝ良品排出位置S5を通過させ、不良品排出位
置S6で排出して供給位置S1へ戻す。
こゝでも上側の把持器10が上昇して不良品の
ゴルフボールB6を排出する。検査位置S2でバ
リの水平度が不良と判断されたゴルフボールを
研磨しても、バリを完全に削れないだけでなく
周面を削つてしまうおそれがある。従つてこの
ゴルフボールが研磨位置S4へ移つた場合は、支
持腕の前腕26aとカム31で押して摩擦輪2
4摩擦輪23から離したまゝとし、ゴルフボー
ルを砥石35に接触させないでバリを残した
まゝ良品排出位置S5を通過させ、不良品排出位
置S6で排出して供給位置S1へ戻す。
これらの操作()〜()を繰返してゴル
フボールのバリを自動的に削取る。
フボールのバリを自動的に削取る。
以上は本発明方法及機械の実施例を説明したも
ので、本発明はこの実施例に限定されることな
く、発明の要旨内において設計変更することがで
きる。
ので、本発明はこの実施例に限定されることな
く、発明の要旨内において設計変更することがで
きる。
本発明においては、積極回転する円板状の砥石
とゴルフボールの中腹部に添い前記回転砥石を挾
んで上下対向させて上下一対のナライローラを定
位置に保持し、ゴルフボールを上下の把持器で挾
持して回転させつつその中腹部をナライローラに
押付け、砥石にゴルフボールの赤道を接触させ、
かつゴルフボールの赤道の近傍に位置して切削作
用中の砥石を挾んで上下にナライローラを位置さ
せるから、ゴルフボールの直径に幾分の誤差があ
つてもその真球度を損うことなくバリのみを削り
取ることができ、面倒なバリ取り作業を能率よく
行ないうる効果がある。
とゴルフボールの中腹部に添い前記回転砥石を挾
んで上下対向させて上下一対のナライローラを定
位置に保持し、ゴルフボールを上下の把持器で挾
持して回転させつつその中腹部をナライローラに
押付け、砥石にゴルフボールの赤道を接触させ、
かつゴルフボールの赤道の近傍に位置して切削作
用中の砥石を挾んで上下にナライローラを位置さ
せるから、ゴルフボールの直径に幾分の誤差があ
つてもその真球度を損うことなくバリのみを削り
取ることができ、面倒なバリ取り作業を能率よく
行ないうる効果がある。
本発明に係るバリ取り機は割出しテーブルの周
縁部に設けた縦筒の芯棒に上下の腕片を相対して
取付け、上腕片の先端に挿通した上軸にゴルフボ
ールの頂部にかぶせる把持器を遊嵌すると共に圧
下ばねを設け、下腕片の遊嵌した下軸にゴルフボ
ールの下部を載せる把持器と従動輪を取付け、こ
の従動輪に対する駆動輪を支持腕に承持させ両輪
を離接させるカムとばねを設け、積極回転する円
板状の砥石とゴルフボールの中腹部に添い前記回
転する砥石を挾んで上下に対向させて上下一対の
ナライローラを定位置に保持し、上下の把持器に
挾持されて回転するゴルフボールの中腹部をナラ
イローラに押付け、砥石にゴルフボールの赤道を
接触させると共に、砥石とゴルフボールとの接触
個所の上方および下方にそれぞれ位置させて上下
一対のナライローラをゴルフボールに接触させる
ように構成しており、これにより本発明方法を適
確に実施できるから、ゴルフボールの真球度を損
うことなくバリ取り研磨を自動的に行ないうる効
果がある。
縁部に設けた縦筒の芯棒に上下の腕片を相対して
取付け、上腕片の先端に挿通した上軸にゴルフボ
ールの頂部にかぶせる把持器を遊嵌すると共に圧
下ばねを設け、下腕片の遊嵌した下軸にゴルフボ
ールの下部を載せる把持器と従動輪を取付け、こ
の従動輪に対する駆動輪を支持腕に承持させ両輪
を離接させるカムとばねを設け、積極回転する円
板状の砥石とゴルフボールの中腹部に添い前記回
転する砥石を挾んで上下に対向させて上下一対の
ナライローラを定位置に保持し、上下の把持器に
挾持されて回転するゴルフボールの中腹部をナラ
イローラに押付け、砥石にゴルフボールの赤道を
接触させると共に、砥石とゴルフボールとの接触
個所の上方および下方にそれぞれ位置させて上下
一対のナライローラをゴルフボールに接触させる
ように構成しており、これにより本発明方法を適
確に実施できるから、ゴルフボールの真球度を損
うことなくバリ取り研磨を自動的に行ないうる効
果がある。
図面は本発明に係るバリ取り機械の一実施例を
示すもので、第1図はその平面図、第2図はその
中央断面図、第3図は支持腕の側面図である。 なお1は割出しテーブル、B1〜B6はゴルフボ
ール、Cはバリ、3は縦筒、5は芯棒、6は上腕
片、7は下腕片、10は把持器、11は上軸、1
9は圧下ばね、20は把持器、21は下軸、23
は従動輪、24は駆動輪、26は支持腕、28は
ばね、31はカム、35は砥石、43はナライロ
ーラである。
示すもので、第1図はその平面図、第2図はその
中央断面図、第3図は支持腕の側面図である。 なお1は割出しテーブル、B1〜B6はゴルフボ
ール、Cはバリ、3は縦筒、5は芯棒、6は上腕
片、7は下腕片、10は把持器、11は上軸、1
9は圧下ばね、20は把持器、21は下軸、23
は従動輪、24は駆動輪、26は支持腕、28は
ばね、31はカム、35は砥石、43はナライロ
ーラである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 積極回転する円板状の回転砥石とゴルフボー
ルの中腹部に添い前記回転砥石を挾んで上下に対
向させて上下一対のナライローナを定位置に保持
し、ゴルフボールを上下の把持器で挾持して回転
させつつその中腹部をナライローラに押付け、砥
石にゴルフボールの赤道を接触させ且つゴルフボ
ールの赤道の近傍に位置して切削作用中の砥石を
挾んで上下にナライローラを位置させることを特
徴とするゴルフボールのバリ取り方法。 2 割出しテーブルの周縁部に設けた縦筒の芯棒
に上下の腕片を相対して取付け、上腕片の先端に
挿通した上軸にゴルフボールの頂部にかぶせる把
持器を遊嵌すると共に圧入ばねを設け、下腕片の
先端に遊嵌した下軸にゴルフボールの下部を載せ
る把持器と従動輪を取付け、この従動輪に対する
駆動輪を支持腕に承持させて両輪を離接させるカ
ムとばねを設け、積極回転する円板状の砥石とゴ
ルフボールの中腹部に添い前記回転する砥石を挾
んで上下に対向させて上下一対のナライローラを
定位置に保持し、上下の把持器に挾持されて回転
するゴルフボールの中腹部をナライローラに押付
け、砥石にゴルフボールの赤道を接触させると共
に砥石とゴルフボールとの接触個所の上方および
下方にそれぞれ位置させた上下一対のナライロー
ラをゴルフボールに接触させるように構成したこ
とを特徴とするゴルフボールのバリ取り機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8692584A JPS60232861A (ja) | 1984-04-28 | 1984-04-28 | ゴルフボ−ルのバリ取り方法及びバリ取り機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8692584A JPS60232861A (ja) | 1984-04-28 | 1984-04-28 | ゴルフボ−ルのバリ取り方法及びバリ取り機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60232861A JPS60232861A (ja) | 1985-11-19 |
JPS6325911B2 true JPS6325911B2 (ja) | 1988-05-27 |
Family
ID=13900436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8692584A Granted JPS60232861A (ja) | 1984-04-28 | 1984-04-28 | ゴルフボ−ルのバリ取り方法及びバリ取り機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60232861A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03123418U (ja) * | 1990-03-26 | 1991-12-16 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NZ220795A (en) * | 1986-06-27 | 1991-03-26 | Acushnet Co | Automatic removal of flash ring on golf balls; two-stage process of cutting and sanding |
JPS63174801A (ja) * | 1987-01-13 | 1988-07-19 | Hinode Eng Kk | 樹脂系表皮のゴルフボ−ルのバリ取り方法及びバリ取り機 |
US6126522A (en) * | 1995-05-12 | 2000-10-03 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Method for manufacturing golf ball |
JP3789731B2 (ja) | 2000-06-19 | 2006-06-28 | Sriスポーツ株式会社 | ゴルフボール用のシーム位置判定装置及びゴルフボールの製造方法 |
JP4024655B2 (ja) | 2002-11-19 | 2007-12-19 | Sriスポーツ株式会社 | 球体用の姿勢調整装置及びゴルフボール製造方法 |
JP4198476B2 (ja) | 2003-01-16 | 2008-12-17 | Sriスポーツ株式会社 | ゴルフボール製造方法 |
JP4330958B2 (ja) | 2003-08-29 | 2009-09-16 | Sriスポーツ株式会社 | ゴルフボール製造方法 |
US8469773B2 (en) * | 2010-12-14 | 2013-06-25 | Nike, Inc. | Golf ball deburring apparatus |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4821117U (ja) * | 1971-07-19 | 1973-03-10 | ||
JPS5065334A (ja) * | 1973-10-12 | 1975-06-03 |
-
1984
- 1984-04-28 JP JP8692584A patent/JPS60232861A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4821117U (ja) * | 1971-07-19 | 1973-03-10 | ||
JPS5065334A (ja) * | 1973-10-12 | 1975-06-03 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03123418U (ja) * | 1990-03-26 | 1991-12-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60232861A (ja) | 1985-11-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |