JPH1040508A - 磁気ヘッド摺動面加工装置及び磁気ヘッド摺動面加工方法 - Google Patents

磁気ヘッド摺動面加工装置及び磁気ヘッド摺動面加工方法

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JPH1040508A
JPH1040508A JP19068596A JP19068596A JPH1040508A JP H1040508 A JPH1040508 A JP H1040508A JP 19068596 A JP19068596 A JP 19068596A JP 19068596 A JP19068596 A JP 19068596A JP H1040508 A JPH1040508 A JP H1040508A
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JP
Japan
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magnetic head
sliding surface
work holding
tilt angle
head block
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Application number
JP19068596A
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English (en)
Inventor
Takashi Tsumagari
孝 津曲
Takao Sato
隆夫 佐藤
Hiroshi Joko
弘 上甲
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気ヘッドブロックの摺動面を加工する際に高
いデプス精度を得ることができる磁気ヘッド摺動面加工
装置を提供すること。 【解決手段】テープ走行面2aをX方向に沿わせた状態
で磁気ヘッドブロック5を保持するクランプ68と、ク
ランプ68をX方向に沿って設けられた揺動中心軸Pを
中心に揺動させる揺動機構65と、クランプ68に保持
された磁気ヘッドブロック5のテープ走行面2aを研削
する回転砥石機構70と、クランプ68に保持された磁
気ヘッドブロック5を撮像しテープ走行面2aのX方向
に対する傾き角度を検出する計測部80と、傾き角度に
基づいてクランプ68をX方向に直交するZ方向回りに
回動させることにより傾き角度を調整するθテーブル6
3とを備えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ビデオテ
ープレコーダ用の磁気ヘッドチップの摺動面(テープ走
行面)を研削する磁気ヘッド摺動面加工装置及び磁気ヘ
ッド摺動面加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビデオテープレコーダ用の磁気
ヘッドとして図10に示すような磁気ヘッド1が用いら
れている。この磁気ヘッド1はフェライトチップ2と、
このフェライトチップ2を支持するベース板3とから構
成されている。フェライトチップ2の先端は磁気テープ
と摺動接触する湾曲したテープ走行面2a(摺動面)が
形成されている。なお、図10中2bはギャップデプス
を示している。また、ベース板3には端子板3aが接着
されている。
【0003】このような磁気ヘッド1は通常、次のよう
な工程で製造される。すなわち、図11の(a),
(b)に示すようにフェライトチップ2の基本部分とな
る長さの異なる2つの角棒体5a,5bを接着して磁気
ヘッドブロック5を形成する。次にこの磁気ヘッドブロ
ック5を図12の(a)に示すようなブロック固定治具
6にねじ止め式の取付金具6aを利用して仮止めする。
このようなブロック固定治具6を図12の(b)に示す
ような円筒研削治具7にそれぞれ2本のねじを締め付け
て複数個取り付ける。このときの締め付け力は後述する
研削加工機8による研削抵抗よりも大きくする。
【0004】次に円筒研削治具7を位置決め装置(不図
示)において磁気ヘッドブロック5の両端を双対物2視
野顕微鏡とカメラを用いてモニタに写しだし、このモニ
タを見ながら作業者が図12の(c)に示すように、仮
止めされたブロック固定治具6の図中下面から矢印α方
向に止めねじ(不図示)で押し上げることにより、2つ
のデプスエンドd1,d2及びヘアラインh1,h2を
基準にして、平行合わせと所定位置への位置決めを行う
ようにしていた。この位置決めを高精度に行うことによ
りギャップデプスの精度、すなわちデプス精度を高める
ことができ、磁気ヘッドの所定の性能を発揮させること
ができる。
【0005】この後、円筒研削治具7を図13の(a)
に示すような研削加工機8に両芯押し軸8aにより揺動
自在に取り付ける。研削加工機8は円筒研削砥石9を備
えており、図13の(b)に示すように円筒研削治具7
を揺動させることによりテープ走行面2aをR形状に研
削加工する。また、円筒研削砥石9を図13の(a)中
矢印β方向に移動させることで磁気ヘッドブロック5の
テープ走行面2aを連続的に加工する。
【0006】このようにして加工された磁気ヘッドブロ
ック5をワイヤソー或いは外周型切断機等により、図1
4の(a),(b)に示すように薄くスライスし、フェ
ライトチップ2を形成する。そして、フェライトチップ
2をベース板3に対し高精度に位置合わせして接着し、
フェライトチップ2に巻線を施す。この後、テープ走行
面2aを乾式のラッピングテープ等により鏡面加工する
とともに、ベース板3に取り付けた際の誤差を修正し
て、磁気ヘッド1が完成する。
【0007】一方、磁気ヘッドブロックのテープ走行面
2aの半径は、機種によって5〜10Rの範囲で数種類
に分類される。従来はこれらのテープ走行面に合わせた
専用のブロック固定治具を用いて加工していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の研削加
工機8を用いて磁気ヘッドブロック5のテープ走行面2
aを研削加工する場合には次のような問題があった。す
なわち、研削加工前に位置決め装置によりデプスエンド
d1,d2及びヘアーラインh1,h2を基準にして加
工位置決めを高い精度で行って円筒研削治具7に取り付
けても、円筒研削治具7を研削加工機8にセットする際
にゴミを挟み込んだり、円筒研削治具7の摩耗等の影響
により加工位置が変化し、デプス精度が悪くなることが
ある。
【0009】また、円筒研削砥石9を用いた加工では、
加工位置決めや工具管理など作業者の熟練を必要とし、
工程管理も困難である。そこで本発明は、磁気ヘッドブ
ロックのテープ走行面を加工する際に加工位置のずれを
防止することで高いデプス精度を得ることができる磁気
ヘッド摺動面加工装置及び磁気ヘッド摺動面加工方法を
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載された発明は、磁気ヘ
ッドブロックの摺動面を研削加工する磁気ヘッド摺動面
加工装置において、前記摺動面を所定の第1方向に沿わ
せた状態で前記磁気ヘッドブロックを保持するワーク保
持部と、このワーク保持部を前記第1方向に沿って設け
られた揺動軸を中心に揺動させるワーク揺動機構と、前
記ワーク保持部に保持された前記磁気ヘッドブロックの
前記摺動面を研削する摺動面研削部と、前記ワーク保持
部に保持された前記磁気ヘッドブロックを撮像し前記摺
動面の前記第1方向に対する傾き角度を検出する傾き角
度検出部と、この傾き角度検出部により検出された前記
傾き角度に基づいて前記ワーク保持部を前記第1方向に
直交する第2方向回りに回動させることにより前記傾き
角度を調整する回転機構部とを備えるようにした。
【0011】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載された発明において、前記ワーク保持部には、前記
摺動面と前記揺動中心軸との距離を調整する調整機構が
設けられるようにした。
【0012】請求項3に記載された発明は、請求項1に
記載された発明において、前記ワーク保持部と前記摺動
面研削部とを前記第1方向に沿って相対移動させる移動
機構を備えるようにした。
【0013】請求項4に記載された発明は、磁気ヘッド
ブロックの摺動面を面取り用砥石で面取り加工するとと
もに、研削用砥石で研削加工する磁気ヘッド摺動面加工
方法において、前記摺動面を所定の第1方向に沿わせた
状態で前記磁気ヘッドブロックをワーク保持部に保持さ
せるワーク保持工程と、このワーク保持工程により前記
ワーク保持部に保持された前記磁気ヘッドブロックの摺
動面の前記第1方向に対する傾き角度を検出する傾き角
度検出工程と、この傾き角度検出工程により検出された
前記傾き角度に基づいて前記ワーク保持部を前記第1方
向に直交する第2方向回りに回動させることにより前記
傾き角度を調整する傾き角度調整工程と、この傾き角度
調整工程により調整された前記傾き角度を維持した状態
で、かつ、前記第1方向に沿った揺動中心軸回りの角度
位置を一定位置に維持した状態で前記ワーク保持部に保
持された前記磁気ヘッドブロックと前記面取り用砥石と
を前記第1方向に沿って相対運動させることにより前記
摺動面の面取り加工を行う面取り加工工程と、この面取
り加工工程の後に、前記ワーク保持部に保持された前記
磁気ヘッドブロックを前記揺動中心軸回りに揺動させた
状態で、前記研削用砥石により前記摺動面を曲面加工す
る摺動面加工工程とを備えるようにした。
【0014】上記手段を講じた結果、次のような作用が
生じる。すなわち、請求項1に記載された発明では、ワ
ーク保持部により摺動面を所定の第1方向に沿わせた状
態で保持された磁気ヘッドブロックの両端部を撮像する
ことで摺動面の第1方向に対する傾き角度を検出するこ
とができる。この検出された傾き角度に基づいて回転機
構部によりワーク保持部を第1方向に直交する第2方向
回りに回動させることにより傾き角度を調整することが
できる。すなわち、磁気ヘッドブロックを磁気ヘッド摺
動面加工装置に取り付けた状態で摺動面研削部と摺動面
との平行度を合わせることができ高いデプス精度が得ら
れる。
【0015】請求項2に記載された発明では、ワーク保
持部には摺動面と揺動中心軸との距離を調整する調整機
構が設けられているので、摺動面の半径の大きさを治具
を変更することなく容易に調整することができる。
【0016】請求項3に記載された発明では、ワーク保
持部と摺動面研削部とを第1方向に沿って相対移動させ
る移動機構を備えるようにしたので、摺動面の面取り加
工を容易に行うことができる。
【0017】請求項4に記載された発明では、ワーク保
持工程において摺動面を所定の第1方向に沿わせた状態
で磁気ヘッドブロックをワーク保持部に保持させ、傾き
角度検出工程においてワーク保持部に保持された磁気ヘ
ッドブロックの摺動面の第1方向に対する傾き角度を検
出し、傾き角度調整工程において傾き角度に基づいてワ
ーク保持部を第1方向に直交する第2方向回りに回動さ
せて傾き角度を調整することができる。このため、摺動
面と研削用砥石との平行度を合わせることができる。次
に面取り加工工程において傾き角度を維持した状態で、
かつ、第1方向に沿った揺動中心軸回りの角度位置を一
定位置に維持した状態でワーク保持部に保持された磁気
ヘッドブロックと面取り用砥石とを第1方向に沿って相
対運動させることにより摺動面の面取り加工を行うこと
ができる。そして、摺動面加工工程においてワーク保持
部に保持された磁気ヘッドブロックを揺動中心軸回りに
揺動させた状態で、研削用砥石により摺動面を曲面加工
することにより高いデプス精度を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
る磁気ヘッド摺動面加工装置20を示す斜視図、図2は
平面図、図3は側面図である。図4及び図5は要部拡大
図、図6〜図9は本磁気ヘッド摺動面加工装置20の動
作を説明するための図である。これらの図において、図
10〜14と同一機能部分には同一符号を付し、重複す
る部分の詳しい説明は省略する。また、図中矢印XYZ
は互いに直交する三方向を示しており、特に矢印Zは鉛
直方向を示している。
【0019】磁気ヘッド摺動面加工装置20は、ベース
30と、このベース30上に配置されたマガジン搬送機
構40と、このマガジン搬送機構40と後述する治具保
持機構60との間に配置されマガジン搬送機構40と治
具保持機構60相互間のブロック固定治具6の移載を行
う治具移載機構50と、ブロック固定治具6を保持し、
後述する回転砥石機構70、計測部80に適宜位置決め
する治具保持機構60と、ヘッドブロック5の摺動面2
aを研削加工するために回転砥石を駆動する回転砥石機
構70(摺動面研削部)と、この回転砥石機構70に隣
接して配置され磁気ヘッドブロック5のギャップ・トラ
ック2b(ギャップデプス)を測定する計測部80(傾
き角度検出部)と、これら各機構を連携制御する制御部
100とを備えている。なお、図中Mはブロック固定治
具6を図1中矢印X方向(第1方向)に沿って一列に並
べて収容するマガジンを示している。
【0020】マガジン搬送機構40は、ベース30上に
図1中矢印X方向に沿って設けられ、後述する搬送ベル
ト42を支持する支持部41と、この支持部41に支持
され図中矢印X1方向に間欠駆動される搬送ベルト42
と、支持部41に隣接して設けられたマガジン供給部4
3と、このマガジン供給部43に収容されたマガジンM
を搬送ベルト42上に移載するマガジン移載機構44
(図1,図3には不図示)と、支持部41に隣接して設
けられたマガジン収容部45と、搬送ベルト42上のマ
ガジンMをマガジン収容部45に移載するマガジン移載
機構46(図1には不図示)とを備えている。
【0021】マガジン供給部43には、マガジンMを昇
降させる昇降機構43aが設けられており、マガジン収
容部45には、マガジンMを昇降させる昇降機構45a
が設けられている。
【0022】治具移載機構50は、搬送ベルト42上の
マガジンMから所定のブロック固定治具6を取り出し、
治具保持機構60の後述するクランプ68に取り付ける
機能と、クランプ68に取り付けられたブロック固定治
具6を取り外し、マガジンMの所定の位置に収容する機
能とを有している。
【0023】治具保持機構60は、図2に示すようにベ
ース30に取り付けられたガイド部61と、このガイド
部61に図中矢印X方向に沿って往復動自在に支持され
たスライダ62と、このスライダ62をガイド部61に
沿って駆動する駆動機構(不図示)と、スライダ62上
に配置され図2中矢印Z方向(第2方向)の回転軸を有
するθテーブル63(回転機構部)と、このθテーブル
63上に配置されたガイド部64と、このガイド部64
上に図中矢印X方向に沿って往復動自在に支持された揺
動機構65(ワーク揺動機構)と、この揺動機構65を
ガイド部64に沿って駆動する駆動機構(不図示)とを
備えている。なお、治具保持機構60は後述する回転砥
石機構70とにより摺動面研削部を形成している。
【0024】揺動機構65は、軸支持部66と、この軸
支持部66に取り付けられ図1中矢印X方向の揺動中心
軸Pを有し、図中矢印R方向に揺動する揺動軸67と、
この揺動軸67の先端に取り付けられブロック固定治具
6を挟持するクランプ68(ワーク保持部)とを備えて
いる。
【0025】クランプ68は、図4の(a),(b)に
示すようにブロック固定治具6を載置するベース68a
を備えている。ベース68aはブロック固定治具6を位
置決めすることで、揺動軸67の揺動及び後述する回転
砥石73の作用によりブロック固定治具6に保持された
磁気ヘッドブロック5のテープ走行面2aを所定の半径
rとなるように研削する機能を有している。また、ベー
ス68aには、その一端部が上記ブロック固定治具6の
上面に当接し、かつ、他端部が後述するロッド68dに
取り付けられたクランプバー68bがその中間部がX方
向の軸回りに揺動自在に取り付けられている。さらに、
ベース68aにはZ方向に作動するシリンダ68cが取
り付けられており、そのロッド68dの先端がクランプ
バー68bの他端部に取り付けられている。すなわち、
シリンダ68cを作動させてロッド68dを図中矢印Z
1方向に移動させることにより、クランプバー68bを
揺動させてベース68aにブロック固定治具6を押しつ
ける機能を有している。
【0026】ガイド部61及びスライダ62は後述する
ようなタイミングでクランプ67に挟持された治具を回
転砥石機構70、測定部80に位置決めする機能を有し
ており、ガイド部64及び揺動機構65はスライダ62
が回転砥石機構70側に位置決めされた際に幅範囲内で
小刻みに往復動させる機能を有している。
【0027】なお、クランプ68においてベース68a
にブロック固定治具6を載置する位置を調整することに
よってテープ走行面2aの半径を所望の値に変えること
ができる。
【0028】回転砥石機構70は、図2に示すようにベ
ース30に設けられたガイド部71と、このガイド部7
1に図1中矢印Y方向に往復動自在に案内され、後述す
る回転砥石73を図1中矢印G方向に回転駆動する回転
駆動モータ72と、この回転駆動モータ72を所定のタ
イミングで図2中矢印Y方向に沿って駆動する駆動モー
タ(不図示)と、回転駆動モータ72に回転駆動される
回転砥石73とを備えている。
【0029】回転砥石73は、図5に示すように回転駆
動モータ72との連結に供される軸部73aと、この軸
部73aに支持された二重構造砥石73bとから構成さ
れている。二重構造砥石73bは、外周側に配置された
粗加工用砥粒により形成された粗加工砥石73cと、内
周側に配置された仕上げ加工用砥粒により形成された仕
上加工砥石73dとを備えている。なお、これは内周側
を粗加工用砥石とすると粗加工を行う際に遠心力で粗加
工用砥粒が外周側に配置された仕上げ加工用砥粒に付着
し、仕上げ粗さが低下するのを防止するためである。
【0030】なお、二重構造砥石73bの粗加工砥石7
3cと仕上加工砥石73dとでは加工周速が異なるた
め、それぞれの砥粒に適した加工周速になるように回転
駆動モータ72の回転数を適宜変更する。
【0031】計測部80は、図2に示すようにベース3
0に設けられたガイド部81と、このガイド部81に図
1中矢印Y方向に往復動自在に案内されたスライダ82
と、このスライダ82を所定のタイミングで図2中矢印
Y方向に沿って駆動する駆動モータ(不図示)と、スラ
イダ82に支持された光学顕微鏡83と、この光学顕微
鏡83によって得られた画像を処理する画像処理部84
とを備えている。
【0032】なお、光学顕微鏡83は、図6に示すよう
にブロック固定治具6に保持された磁気ヘッドブロック
5の両端部Q1,Q2とを切り替えて撮像するように配
置されている。また、画像処理部84では端部Q1,Q
2を図7の(a),(b)に示すような画像となるよう
に処理し、後述するモニタ102へ出力する。
【0033】制御部100は、後述するように各機構を
連携制御する制御装置101と、制御状態等を表示する
モニタ102とを備えている。このように構成された磁
気ヘッド摺動面加工装置20では、次のようにして磁気
ヘッドブロック5のテープ走行面2aの加工を行う。な
お、磁気ヘッドブロック5のテープ走行面2aの加工
は、ブロック固定治具6をクランプ68にセットする
「治具セット工程」と、磁気ヘッドブロック5のテープ
走行面2aを面取り加工する「面取り加工工程」と、磁
気ヘッドブロック5のテープ走行面2aを所定のR面形
状に研削加工する「研削加工工程」と、クランプ68に
セットされたブロック固定治具6をマガジンMに収容
し、このマガジンMをマガジン収容部45に回収する
「治具回収工程」とからなる。
【0034】「治具セット工程」では以下のようにして
クランプ68にブロック固定治具6をセットする。すな
わち、予めマガジン供給部43に積載されたマガジンM
のうち、最上部に載置されたマガジンMの下面が搬送ベ
ルト42の上面とほぼ同じ高さとなるように昇降機構4
3aを作動させる。次にマガジン移載機構44により図
中Y2方向に最上位置のマガジンMを押し出し、搬送ベ
ルト42上に移載する。一方、治具保持機構60のスラ
イダ62をガイド部61に沿って移動させ、クランプ6
8を図2中実線で示す位置で待機させておく。
【0035】続いて搬送ベルト42を図2中X1方向に
駆動し、マガジンMに収容された治具のうち最先端に位
置するブロック固定治具6を治具移載機構50により治
具保持機構60のクランプ68のベース68a上に載置
する。ブロック固定治具6が所定の位置に載置された時
点でシリンダ68cを作動させることでロッド68dを
図4の(b)中矢印Z1方向に移動させ、クランプバー
68bの先端でブロック固定治具6を固定する。なお、
図4の(b)中δは揺動軸67からデプスエンドまでの
距離を示している。
【0036】次に計測部80のスライダ82を駆動モー
タにより図2中矢印Y2方向に移動し、光学顕微鏡83
の撮像範囲を図6に示す磁気ヘッドブロック5の端部Q
1に調整する。このとき、モニタ102には図7の
(a)に示すような画像を表示させることでデプスエン
ドD1を認識する。次に光学顕微鏡83の撮像範囲を図
6に示す磁気ヘッドブロック5の端部Q2に調整する。
同様にしてデプスエンドD2を認識する。そして、認識
されたデプスエンドD1とデプスエンドD2とが平行と
なるように、治具保持機構60のθテーブル63をZ方
向(第2方向)の軸を中心に回動させて補正する。以上
により「治具セット工程」を終了する。
【0037】次に「面取り加工工程」では以下のように
して磁気ヘッドブロック5のテープ走行面2aを面取り
加工を行う。すなわち、スライダ62を図2中矢印X2
方向に移動してブロック固定治具6を回転砥石機構70
近傍に位置決めする。次に揺動軸67を駆動して図8の
(a)に示すように水平位置から10°上方に傾ける。
一方、回転駆動モータ72を作動させ、回転砥石73の
粗加工砥石73cを適正な周速で回転駆動するととも
に、回転駆動モータ72を図2中矢印Y1方向に移動
し、粗加工砥石73cと磁気ヘッドブロック5のテープ
走行面2aの上端部、すなわち角部が所定の切り込み量
をもって接触するように調整する。そして、揺動機構6
5をガイド部64に沿って移動させることでテープ走行
面2aの面取り加工を行う。なお、揺動機構65は適宜
往復動させる。
【0038】この後、揺動軸67を駆動して図8の
(b)に示すように水平位置から10°下方に傾ける。
同様にして粗加工砥石73cと磁気ヘッドブロック5の
テープ走行面2aの下端部、すなわち角部が所定の切り
込み量をもって接触するように調整し、揺動機構65を
ガイド部64に沿って移動させることでテープ走行面2
aの面取り加工を行う。以上により「面取り加工工程」
を終了する。
【0039】次に「研削加工工程」では以下にようにし
て磁気ヘッドブロック5のテープ走行面2aを所定のR
面形状に研削加工する。すなわち、スライダ62をさら
に図2中矢印X2方向に移動してブロック固定治具6を
仕上加工砥石73d近傍に位置決めする。続いて揺動軸
67を駆動して図8に示すように水平位置から±10〜
30°の範囲で揺動させる。一方、回転駆動モータ72
により回転砥石73cの仕上加工砥石73dを適正な周
速で回転駆動するとともに、回転駆動モータ72を図2
中矢印Y2方向に移動し、仕上加工砥石73dと磁気ヘ
ッドブロック5のテープ走行面2aが所定の切り込み量
をもって接触するように調整する。さらに、揺動機構6
5をガイド部64に沿って往復動させる。
【0040】これらの作動によりブロック固定治具6に
保持された磁気ヘッドブロック5のテープ走行面2aが
R面に研削される。一方、所定時間が経過した後、揺動
軸67の揺動を一旦停止し、スライダ62を移動して、
ブロック固定治具6を光学顕微鏡83の下方に移動す
る。ここで、上述した「治具セット工程」の場合と同様
にして両端部Q1,Q2を撮像し、デプスエンドD1,
D2をモニタ102により認識する。なお、モニタ10
2には図7の(b)に示すようにヘアラインH1,H2
がデプスエンドD1,D2に近付いている。
【0041】ヘアラインH1,H2がデプスエンドD
1,D2に達していない場合には、さらに仕上加工砥石
63dの切り込み量を増やして研削を行い、光学顕微鏡
83により両端部Q1,Q2を撮像する。なお、仕上加
工砥石73dの切り込み量は研削前後のヘアラインH
1,H2とデプスエンドD1,D2との距離に基づいて
調節する。このようにしてヘアラインH1,H2がデプ
スエンドD1,D2に達した時点で「研削加工工程」を
終了する。
【0042】なお、この「研削加工工程」においてデプ
スエンドD1,D2を超えて研削加工をした場合には不
良品となり、図示しない搬送コンベア等で装置外へ搬出
する。
【0043】次に「治具回収工程」では以下のようにし
てクランプ68にセットされたブロック固定治具6をマ
ガジンMに収容し、このマガジンMをマガジン収容部4
5に回収する。すなわち、研削加工の終了した磁気ヘッ
ドブロック5を保持するブロック固定治具6を挟持する
クランプ68をスライダ62により図2中実線で示す位
置に移動する。
【0044】続いて治具移載機構50により、ブロック
固定治具6を移載搬送ベルト42上のマガジンM内に収
容する。次に搬送ベルト42を図2中X1方向に駆動
し、マガジンMを図1中二点鎖線M′で示す位置まで搬
送する。そして、マガジン移載機構46によりマガジン
収容部45側に押し出して回収する。なお、移載される
際にマガジンMがほぼ水平移動となるように昇降機構4
5aにより既に収容されているマガジンMの上面高さ位
置を予め適当な高さ位置に位置決めしておく。以上で
「治具回収工程」を終了する。
【0045】上述したように本実施の形態に係る磁気ヘ
ッドの磁気ヘッド摺動面加工装置20では、磁気ヘッド
ブロック5を保持したブロック固定治具6を位置決めす
る際に、クランプ68にブロック固定治具6をセットし
た状態でクランプ68を支持するθテーブル63を駆動
して補正するようにしている。このため、ブロック固定
治具6をクランプ68にセットする際にゴミが入った
り、ブロック固定治具6自体が摩耗によって位置ずれを
生じてもその影響を修正することができる。したがっ
て、高い精度で磁気ヘッドブロック5のテープ走行面2
aと仕上加工砥石73dとの平行度をとることができ、
ギャップデプスが安定し、特性が安定した磁気ヘッド1
を効率良く製造することが可能となる。
【0046】また、磁気ヘッドブロック5の大きさやテ
ープ走行面2aの半径を変える場合には、ブロック固定
治具6を変えることなくクランプ68により保持する位
置を調整すればよい。
【0047】さらに、クランプ68を一定の角度で固定
することにより容易に面取り加工を行うことができる。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるもので
はない。すなわち上記実施の形態では、シングルアジマ
スヘッドに用いられる磁気ヘッドブロックについて説明
したが、ダブルアジマスヘッドに用いられる磁気ヘッド
ブロックについても同様の測定を行うことができる。ま
た、磁気ヘッドブロックを治具にねじ止め式の取付金具
を用いて固定しているが、接着して固定するようにして
も良い。さらに、円環状に形成された二重構造の回転砥
石を用いているが、別々に設けられた円環状の回転砥石
を用いてもよい。また、往復動する平板状の砥石を用い
てもよい。このほか本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施可能であるのは勿論である。
【0048】
【発明の効果】請求項1に記載された発明では、ワーク
保持部により摺動面を所定の第1方向に沿わせた状態で
保持された磁気ヘッドブロックを撮像することで摺動面
の第1方向に対する傾き角度を検出することができる。
この検出された傾き角度に基づいて回転機構部によりワ
ーク保持部を第1方向に直交する第2方向回りに回動さ
せることにより傾き角度を調整することができる。すな
わち、磁気ヘッドブロックを磁気ヘッド摺動面加工装置
に取り付けた状態で摺動面研削部と摺動面との平行度を
合わせることができ高いデプス精度が得られる。
【0049】請求項2に記載された発明では、ワーク保
持部には摺動面と揺動中心軸との距離を調整する調整機
構が設けられているので、摺動面の半径の大きさを治具
を変更することなく容易に調整することができる。
【0050】請求項3に記載された発明では、ワーク保
持部と摺動面研削部とを第1方向に沿って相対移動させ
る移動機構を備えるようにしたので、摺動面の面取り加
工を容易に行うことができる。
【0051】請求項4に記載された発明では、ワーク保
持工程において摺動面を所定の第1方向に沿わせた状態
で磁気ヘッドブロックをワーク保持部に保持させ、傾き
角度検出工程においてワーク保持部に保持された磁気ヘ
ッドブロックの摺動面の第1方向に対する傾き角度を検
出し、傾き角度調整工程において傾き角度に基づいてワ
ーク保持部を第1方向に直交する第2方向回りに回動さ
せて傾き角度を調整することができる。このため、摺動
面と研削用砥石との平行度を合わせることができる。次
に面取り加工工程において傾き角度を維持した状態で、
かつ、第1方向に沿った揺動中心軸回りの角度位置を一
定位置に維持した状態でワーク保持部に保持された磁気
ヘッドブロックと面取り用砥石とを第1方向に沿って相
対運動させることにより摺動面の面取り加工を行うこと
ができる。そして、摺動面加工工程においてワーク保持
部に保持された磁気ヘッドブロックを揺動中心軸回りに
揺動させた状態で、研削用砥石により摺動面を曲面加工
することにより高いデプス精度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る磁気ヘッド摺動面
加工装置を示す斜視図。
【図2】同装置の平面図。
【図3】同装置の側面図。
【図4】同装置に組み込まれたクランプを示す図。
【図5】同装置に組み込まれた回転砥石及びクランプを
一部切欠して示す平面図。
【図6】磁気ヘッドブロックを光学顕微鏡で拡大する位
置を示す平面図。
【図7】光学顕微鏡にて得られた画像を示す図。
【図8】面取り加工工程におけるクランプの角度を示す
側面図。
【図9】研削加工工程におけるクランプの角度を示す側
面図。
【図10】一般的な磁気ヘッドを示す側面図。
【図11】磁気ヘッドブロックを示す図。
【図12】従来の磁気ヘッドブロックの平行度調整方法
を示す図。
【図13】従来の磁気ヘッドブロックの研削加工方法を
示す図。
【図14】フェライトチップを示す図。
【符号の説明】
20…磁気ヘッド摺動面加工装置 40…マガジン搬送機構 50…治具移載機構 60…治具保持機構 61…ガイド部 62…スライダ 63…θテーブル 64…ガイド部 65…揺動機構 66…軸支持部 67…揺動軸 68…クランプ 68a…ベース 68b…クランプバー 68c…シリンダ 68d…ロッド 70…回転砥石機構 73…回転砥石 73a…軸部 73b…二重構造砥石 73c…粗加工砥石 73d…仕上加工砥石 80…計測部 81…ガイド部 82…スライダ 83…光学顕微鏡 84…画像処理部 100…制御部 101…制御装置 102…モニタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドブロックの摺動面を研削加工す
    る磁気ヘッド摺動面加工装置において、 前記摺動面を所定の第1方向に沿わせた状態で前記磁気
    ヘッドブロックを保持するワーク保持部と、 このワーク保持部を前記第1方向に沿って設けられた揺
    動軸を中心に揺動させるワーク揺動機構と、 前記ワーク保持部に保持された前記磁気ヘッドブロック
    の前記摺動面を研削する摺動面研削部と、 前記ワーク保持部に保持された前記磁気ヘッドブロック
    を撮像し前記摺動面の前記第1方向に対する傾き角度を
    検出する傾き角度検出部と、 この傾き角度検出部により検出された前記傾き角度に基
    づいて前記ワーク保持部を前記第1方向に直交する第2
    方向回りに回動させることにより前記傾き角度を調整す
    る回転機構部とを備えていることを特徴とする磁気ヘッ
    ド摺動面加工装置。
  2. 【請求項2】前記ワーク保持部には、前記摺動面と前記
    揺動中心軸との距離を調整する調整機構が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド摺動面
    加工装置。
  3. 【請求項3】前記ワーク保持部と前記摺動面研削部とを
    前記第1方向に沿って相対移動させる移動機構を備えて
    いることを特徴とする請求項1に記載の磁気ヘッド摺動
    面加工装置。
  4. 【請求項4】磁気ヘッドブロックの摺動面を面取り用砥
    石で面取り加工するとともに、研削用砥石で研削加工す
    る磁気ヘッド摺動面加工方法において、 前記摺動面を所定の第1方向に沿わせた状態で前記磁気
    ヘッドブロックをワーク保持部に保持させるワーク保持
    工程と、 このワーク保持工程により前記ワーク保持部に保持され
    た前記磁気ヘッドブロックの摺動面の前記第1方向に対
    する傾き角度を検出する傾き角度検出工程と、 この傾き角度検出工程により検出された前記傾き角度に
    基づいて前記ワーク保持部を前記第1方向に直交する第
    2方向回りに回動させることにより前記傾き角度を調整
    する傾き角度調整工程と、 この傾き角度調整工程により調整された前記傾き角度を
    維持した状態で、かつ、前記第1方向に沿った揺動中心
    軸回りの角度位置を一定位置に維持した状態で前記ワー
    ク保持部に保持された前記磁気ヘッドブロックと前記面
    取り用砥石とを前記第1方向に沿って相対運動させるこ
    とにより前記摺動面の面取り加工を行う面取り加工工程
    と、 この面取り加工工程の後に、前記ワーク保持部に保持さ
    れた前記磁気ヘッドブロックを前記揺動中心軸回りに揺
    動させた状態で、前記研削用砥石により前記摺動面を曲
    面加工する摺動面加工工程とを備えていることを特徴と
    する磁気ヘッド摺動面加工方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003039289A (ja) * 2001-07-26 2003-02-12 Nagase Integrex Co Ltd 研削盤及び研削方法
CN103302313A (zh) * 2012-03-15 2013-09-18 浙江伟星实业发展股份有限公司 一种金属钮扣加工设备
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