JPH10174999A - 汚泥処理装置 - Google Patents
汚泥処理装置Info
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- JPH10174999A JPH10174999A JP8340840A JP34084096A JPH10174999A JP H10174999 A JPH10174999 A JP H10174999A JP 8340840 A JP8340840 A JP 8340840A JP 34084096 A JP34084096 A JP 34084096A JP H10174999 A JPH10174999 A JP H10174999A
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- chamber
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- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
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- Fertilizers (AREA)
Abstract
提供して、環境保護に貢献する。 【解決手段】 投入口45から醗酵室14内へ汚泥及び
籾殻を入れておき、汚泥を醗酵処理した後、送出手段1
6によって乾燥室へ送り出す汚泥処理装置であり、醗酵
室14内を上部醗酵室18と下部醗酵室20とに仕切る
とともに、汚泥等を上部醗酵室18から下部醗酵室20
へ適時送ることが可能な仕切り手段22を備えた。
Description
て利用するために、汚泥を醗酵処理する汚泥処理装置に
関する。
の有効利用のために、糞尿等の汚泥の処理が行われてい
る。汚泥の処理方法としては、分離操作と化学反応を用
いた物理化学処理と、微生物の働きを利用した生物処理
とがある。生物処理は、自然界の浄化作用に近く、又は
コストも物理化学反応より安価という点で、生物処理の
方が物理化学反応より好ましく、生物処理は生活排水の
ような有機性排水処理に広く使用されている。
は、自然界の浄化作用よりも効率を上げる必要があるた
め、生物処理を利用した汚泥処理装置の開発は困難な面
があった。また、汚泥が装置内で凝固してしまい、装置
が破損したり、処理降下が激減する等の課題があった。
決するべく鋭意研究した結果、本発明に到達した。
要旨とするところは、投入口から醗酵室内へ汚泥及び微
生物担体を入れておき、該汚泥を醗酵処理した後、送出
手段によって醗酵室外へ送り出す汚泥処理装置であり、
該醗酵室内を上部醗酵室と下部醗酵室に仕切るととも
に、該汚泥等を該上部醗酵室から該下部醗酵室へ適時送
ることが可能な仕切り手段を備えたことにある。
ず、攪拌機等で混合された汚泥と微生物担体との混合原
料が、投入口から醗酵室の上部醗酵室内へ送られる。上
部醗酵室へ送られた混合原料は、仕切り手段上に溜めら
れ、混合原料の汚泥が、この上部醗酵室内で、微生物担
体に固着した微生物によって、醗酵させられていく。こ
こで、混合原料が上部醗酵室内に充満した場合には、仕
切り手段上の混合原料が下部醗酵室へ適時落とされる。
混合原料の汚泥は、この下部醗酵室内においても醗酵さ
せられていく。次に、醗酵室内の汚泥が完全に醗酵させ
られると、下部醗酵室に溜まっている混合原料が、送出
手段によって醗酵室外へ送り出される。
料は、取出口の方向へ送られ、取出口からコンベアを介
して袋詰ホッパーへ送られ、袋詰ホッパーにおいて袋に
詰められていく。袋詰めされた混合原料は、肥料等とし
て、販売され使用される。
ところは、前記汚泥処理装置において、前記送出手段及
び/又は仕切り手段が、回動軸のまわりに回動可能な複
数の羽根車を該回動軸同志並列させて成ることにある。
手段において、全ての羽根車の少なくとも一の羽根同志
が水平である状態で、下部醗酵室に製造物が溜められ
る。一方、羽根車の回動軸を回動させ、羽根車同志の間
に隙間を空けることにより、下部醗酵室に溜まった製造
物が、その隙間から下へ適時落とされる。また、仕切り
手段において、複数の羽根車により上部醗酵室に汚泥が
溜められる。一方、羽根車の回動軸を回動させ、羽根車
同志の間に隙間を空けることにより、上部醗酵室に溜ま
った汚泥が、その隙間から下部醗酵室へ適時落とされ
る。
ところは、前記汚泥処理装置において、前記醗酵室で醗
酵させられ、前記送出手段によって送り出された製造物
を有空気状態で攪拌しつつ一定方向へ送り、取出口から
取り出すことが可能である乾燥室を備えたことにある。
ここで、本明細書において、汚泥又は混合原料とは、醗
酵処理前のものを言い、製造物とは、醗酵処理後のもの
を言う。
室内で醗酵させられ、送出手段によって送り出された製
造物が乾燥室へ適時落とされる。乾燥室内の製造物は、
有空気状態で攪拌されつつ乾燥されていく。また、取出
口の方向へ送られ、取出口から取り出されていく。
ところは、前記汚泥処理装置において、前記乾燥室内
に、前記取出口に向かって延びる回動軸と、該回動軸の
まわりに間隔を設けつつ固定された略螺旋状の棒状部材
とを備え、該棒状部材を該回動軸のまわりに回動させる
ことにより製造物を攪拌することが可能であることにあ
る。
部材が回動軸のまわりに間隔を設けつつ固定されてお
り、スクリューのように回動軸のまわりの製造物が完全
に送られることはない。回動軸のまわりの製造物が完全
に送られることはないため、空洞が空いてしまったり、
凝固してしまうことがない。一方、棒状部材は螺旋状に
構成されているため、回動軸のまわりに正転又は反転さ
せることにより、製造物が、ある程度、取出口の方向又
は逆方向へ送られていく。
の実施の形態について、図面に基づいて詳しく説明す
る。
に係る汚泥処理装置である。この汚泥処理装置10は、
投入口12から醗酵室14内へ汚泥及び微生物担体を入
れておき、汚泥を醗酵処理した後、送出手段16によっ
て醗酵室14外へ送り出す汚泥処理装置10である。な
お、汚泥とは、特に限定されないが、主として、糞尿の
ような生活廃棄物をいう。また、微生物担体は、微生物
が繁殖固着できるものであれば特に限定されないが、主
として、籾殻のような植物性のものが使用される。ま
た、籾殻は、そのまま使用しても良いが、破砕又は蒸し
焼きにして使用しても良い。
続されており、スクリュー46を図示しないモーターに
よって回動させることにより、入口45に入れた汚泥及
び微生物担体を投入口12へ送り、投入口12から醗酵
室14内へ投入することができるように構成されてい
る。
室18と下部醗酵室20に仕切るとともに、ある程度の
汚泥が上部醗酵室18に溜まった時に下部醗酵室20へ
適時落として送ることが可能な仕切り手段22を備えて
いる。この仕切り手段22は、9本の羽根車24から構
成され、各羽根車24は、回動軸26の周囲に4枚の平
行な羽根28を備えて構成されている。この仕切り手段
22は、複数の羽根車24により上部醗酵室18に汚泥
を溜めることができる。一方、図示しないモーターによ
ってチエーンベルト車25を回動させて回動軸26を回
動させることにより、羽根車24同志の間に隙間を空け
て上部醗酵室18に溜まった汚泥を、その隙間から下部
醗酵室20へ適時落として送ることができる。なお、羽
根車24の本数は9本に限定されず、8本以下又は10
本以上であっても良い。
るとともに、中空部から外へ通じる孔50が備えられて
いる。また、この回動軸26の中空部には送風口52か
ら空気を送ることができるようにされており、孔50か
ら醗酵室14内へ空気を送って、微生物担体に固着して
いる微生物による醗酵作用を促進させることができるよ
うに構成されている。なお、送風口52には空気の流入
量を調節できるバルブ54が備えられている。また、上
部醗酵室18の上部には、スクリュー48が備えられて
おり、このスクリュー48を図示しないモーターによっ
て回動させることにより、汚泥等を上部醗酵室18内に
均一に充填させることができるようにされている。ま
た、醗酵室14内には、熱交換用の配管56が備えられ
ており、熱交換用送風口58から空気を送るとともに熱
交換用排気口60から空気を排気することにより、熱交
換できるようにされている。
0から構成され、各羽根車30は、回動軸32の周囲に
4枚の平行な羽根34を備えて構成されている。この送
出手段16は、全ての羽根車30の2枚の羽根34が水
平であるとともに他の2枚の羽根34が鉛直である状態
で、下部醗酵室20に汚泥を溜めることができる。一
方、図示しないモーターによってチエーンベルト車31
を回動させて回動軸32を回動させ、全ての羽根車30
の4枚の羽根34が、鉛直方向と略45度になるように
回動させることにより、羽根車30同志の間に隙間を空
けて下部醗酵室20に溜まった製造物を、その隙間から
乾燥室36へ適時落として送ることができる。
16によって醗酵室14から送り出された製造物を有空
気状態で攪拌しつつ一定方向へ送り、取出口38から取
り出すことが可能である乾燥室36を、醗酵室14の下
側に備えている。この乾燥室36内には、取出口38に
向かって延びる回動軸40と、回動軸40のまわりに固
定された略螺旋状の2本の棒状部材42とを備え、図示
しないモーターによって棒状部材42を回動軸40のま
わりに回動させることにより製造物を攪拌することが可
能なように構成されている。ここで、棒状部材42は、
回動軸40のまわりに螺旋を描くように巻かれ、かつ、
直線状の構成部分から成るようにして、回動軸40に固
定部材59を介して固定されている。
口64が設けられており、送風口62から乾燥室36内
へ空気を送り込むことにより、排気口64から自然に排
気され、乾燥室36内の乾燥効果を高めることができる
ようにされている。また、棒状部材42の下には、取出
口38の上まで延びるスクリュー66が備えられ、この
スクリュー66を図示しないモーターによって回動させ
ることにより、乾燥後の製造物を、取出口38の方向へ
送って取出口38から取り出すことができるようにされ
ている。
例えば、図7に示すような汚泥処理施設70の一部とし
て使用される。この汚泥処理施設70は、汚泥を汚泥ホ
ッパー72からコンベア74を介して攪拌機76へ送る
とともに、籾殻を籾殻貯蔵庫78からコンベア80及び
82を介して攪拌機76へ送り、汚泥と籾殻との混合原
料を攪拌機76からコンベア84を介して汚泥処理装置
10の投入口45へ送ることができるようにされてい
る。なお、籾殻貯蔵庫78へは、籾殻ホッパー96から
コンベア98を介して籾殻を供給できるようにされてい
る。また、汚泥処理装置10の取出口38からコンベア
86、コンベア88、及びコンベア90を介して袋詰ホ
ッパー92へ送ることができるようにされている。さら
に、処理を一旦終えた製造物をコンベア94から攪拌機
76へ返送して、混合原料の水分調節等を行えるように
されている。
泥及び籾殻を混合した混合原料が、攪拌機76からコン
ベア84を介して、投入口45へ送られ、投入口45か
ら投入口用コンベア44によって醗酵室14の上部醗酵
室18内へ送られる。上部醗酵室18へ送られた混合原
料は、仕切り手段22上に溜められ、混合原料の汚泥
が、この上部醗酵室18内で、微生物担体に固着した微
生物によって、醗酵させられていく。なお、上部醗酵室
18内に混合原料が不均一に盛られた場合にはスクリュ
ー48が回動させられることにより、混合原料がスクリ
ュー48の回動軸方向へ移動させられて均一にさせられ
つつ充填させられる。
満した場合には、羽根車24が45度程度回動させら
れ、羽根車24同志の間に隙間が空けられ、上部醗酵室
18に溜まっている混合原料が、その隙間から下部醗酵
室20へ適時落とされる。混合原料の汚泥は、この下部
醗酵室20内においても醗酵させられていく。
せられて製造物となると、羽根車30が45度程度回動
させられ、羽根車30同志の間に隙間が空けられ、下部
醗酵室20に溜まっている製造物が、その隙間から乾燥
室36へ適時落とされる。乾燥室36内の製造物は、棒
状部材42が回動させられることにより、攪拌されつつ
乾燥させられていく。なお、送風口62から空気が乾燥
室36内へ送られ、排気口64から出ていくことによ
り、製造物の乾燥が促進される。この、送風口62に送
られる空気の温度は、特に限定されない。
りに間隔を設けつつ固定されており、スクリューのよう
に回動軸のまわりの製造物が完全に送られることはな
い。回動軸のまわりの製造物が完全に送られることはな
いため、汚泥層に空洞が空いてしまったり、取出口38
付近で凝固してしまうことがない。一方、棒状部材42
は螺旋状に構成されているため、汚泥等が、ある程度、
取出口38の方向又は逆方向へ送られていく。
は、スクリュー66が回動させられることにより、取出
口38の方向へ送られ、取出口38からコンベア86上
に送られる。コンベア86に送られた製造物は、コンベ
ア88及びコンベア90を介して袋詰ホッパー92まで
送られ、袋詰ホッパー92において袋に詰められてい
く。
れば、糞尿等の汚泥を醗酵し乾燥させることにより、汚
泥を分解して粒状体又は固体の製造物に変化させること
ができる。このため、汚泥処理により環境保護に寄与で
きるとともに、糞尿等の汚泥を肥料等として利用するこ
とができる。また、微生物によって醗酵処理するため、
脱臭装置がなくとも、臭いを取り除くことができる。
ば、仕切り手段22によって醗酵室14内を上部醗酵室
18と下部醗酵室20とに仕切ることができる。このた
め、汚泥等を上部醗酵室18と下部醗酵室20との2層
に分けることにより、固化するのを防止して、醗酵作用
の効率を向上させることができ、自然界の浄化作用より
も効率を向上させることが可能となる。また、羽根車2
4を回動させることにより、汚泥等を上部醗酵室18か
ら下部醗酵室20へ適時送ることができるため、醗酵室
内に汚泥等が付着したり、又は凝固するのを防止するこ
とができる。このため、装置が破損したり、処理効果が
激減することがなくなる。
ば、醗酵室14内で完全に醗酵させられた製造物を、乾
燥室36内で乾燥させることができる。このため、醗酵
させられた製造物を、固体又は粒状体にして取り扱い易
くすることができ、肥料等として使用し販売することが
可能となる。また、製造物を有空気状態で攪拌すること
ができるため、乾燥効率を向上させることができる。こ
のため、汚泥処理装置10全体の処理効率を向上させる
ことができる。また、スクリュー62を回動させること
により、乾燥室36内の製造物を取出口38の方向へ送
り、取出口38から取り出すことができる。このため、
醗酵乾燥後の製造物をコンベア86上へ取り出すことが
でき、汚泥処理施設70の一部とすることにより、汚泥
処理施設70の物流を円滑に行うことができる。
ば、棒状部材42が回動軸40のまわりに間隔を設けつ
つ固定されているため、スクリューのように回動軸のま
わりの製造物が完全に送られることはない。このため、
空洞が空いてしまったり、取出口38付近で凝固してし
まうのを防止することができる。一方、棒状部材42は
螺旋状に構成されているため、汚泥等を、ある程度は、
取出口38の方向又は逆方向へ送ることができる。この
ため、乾燥室36の最下部付近の製造物をスクリュー6
6によって送るだけでなく、乾燥室36全体に渡って製
造物を取出口38の方向へ送ることができる。また、棒
状部材42によって製造物を粉砕しつつ攪拌できるた
め、乾燥効率を向上させることができる。
したが、本発明に係る汚泥処理装置は、その他の態様で
も実施し得るものである。
に示すような汚泥処理装置112であっても良い。この
汚泥処理装置112は、乾燥室36を有しないで構成さ
れている。このような汚泥処理装置112は、汚泥が醗
酵室14内で醗酵のみさせられ乾燥させられずに、取出
口38から取り出される。このような汚泥処理装置11
2によっても、汚泥の醗酵処理をすることができる。
形態について、図面に基づいて種々説明したが、図示し
たものに限定されるものではない。
糞尿処理に限定されず、台所等で発生する生ゴミ、工場
で発生する産業廃棄物等、その他の汚泥の処理であって
も良い。また、本発明の汚泥処理装置によって処理した
汚泥の用途は、農作物の肥料、樹木や花の肥料等、特に
限定されない。
燥室36を備えずに、醗酵室14を2段に備えても良
い。この場合、醗酵室14の下方向から空気を送ること
が望ましい。また、乾燥室14を3段以上に備えても良
い。また、送出手段及び仕切り手段の羽根車の羽根は、
4枚に限定されず、2枚、3枚又は5枚以上であっても
良い。また、羽根車及びスクリューを回動させるモータ
ーを制御装置によって自動的又は連動させて制御できる
ように構成しても良い。
囲で当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、変形を
加えた態様で実施できるものである。
の汚泥を醗酵し乾燥させることにより、汚泥を分解して
粒状体又は固体の製造物に変化させることができる。こ
のため、汚泥処理により環境保護に寄与できるととも
に、糞尿等の汚泥を肥料等として利用することができ
る。また、微生物によって醗酵処理するため、脱臭装置
がなくとも、臭いを取り除くことができる。
切り手段によって醗酵室内を上部醗酵室と下部醗酵室と
に仕切ることができる。このため、汚泥等を上部醗酵室
と下部醗酵室との2層に分けることにより、汚泥等が固
化するのを防止して、醗酵作用の効率を向上させること
ができ、自然界の浄化作用よりも効率を向上させること
が可能となる。また、仕切り手段により、汚泥等を上部
醗酵室から下部醗酵室へ適時送ることができるため、醗
酵室内に汚泥等が付着したり、又は凝固するのを防止す
ることができる。このため、装置が破損したり、処理効
果が激減することがなくなる。
回動軸のまわりに回動可能な複数の羽根車を回動軸同志
並列させて成ることを特徴とする本発明の汚泥処理装置
によれば、送出手段において、羽根車を回動させ、羽根
車同志の間に隙間を空けることにより、下部醗酵室に溜
まった製造物を、その隙間から下へ適時落とすことがで
きる。このため、下部醗酵室に溜まった製造物を容易に
醗酵室外へ送り出すことができ、下部醗酵室に製造物が
付着し又は凝固するのを防止できる。また、仕切り手段
において、羽根車の回動軸を回動させ、羽根車同志の間
に隙間を空けることにより、上部醗酵室に溜まった汚泥
を、その隙間から下部醗酵室へ適時落とすことができ
る。このため、上部醗酵室に溜まった汚泥を容易に下部
醗酵室へ送ることができ、上部醗酵室に汚泥が付着し又
は凝固するのを防止できる。
よって送り出された製造物を有空気状態で攪拌しつつ一
定方向へ送り、取出口から取り出すことが可能である乾
燥室を備えたことを特徴とする本発明の汚泥処理装置に
よれば、醗酵室内で完全に醗酵させられた製造物を、乾
燥室内で乾燥させることができる。このため、醗酵させ
られた製造物を、固体又は粒状体にして取り扱い易くす
ることができ、肥料等として使用し販売することが可能
となる。また、製造物を有空気状態で攪拌することがで
きるため、乾燥効率を向上させることができる。このた
め、汚泥処理装置全体の処理効率を向上させることがで
きる。
軸と、回動軸のまわりに間隔を設けつつ固定された略螺
旋状の棒状部材とを備え、棒状部材を回動軸のまわりに
回動させることにより製造物を攪拌することが可能であ
ることを特徴とする本発明の汚泥処理装置によれば、棒
状部材が回動軸のまわりに間隔を設けつつ固定されてお
り、スクリューのように回動軸のまわりの製造物が完全
に送られるのを防止できる。このため、汚泥層に空洞が
空いてしまったり、凝固してしまうのを防止できる。そ
の一方で、棒状部材は螺旋状に構成されているため、製
造物を、ある程度、取出口の方向又は逆方向へ送ること
ができる。
車を示す斜視図である。
材を示す斜視図である。
(a)は側面図であり、同図(b)は正面図である。
施設を示す構成図である。
す側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 投入口から醗酵室内へ汚泥及び微生物担
体を入れておき、該汚泥を醗酵処理した後、送出手段に
よって醗酵室外へ送り出す汚泥処理装置であり、該醗酵
室内を上部醗酵室と下部醗酵室とに仕切るとともに、該
汚泥等を該上部醗酵室から該下部醗酵室へ適時送ること
が可能な仕切り手段を備えたことを特徴とする汚泥処理
装置。 - 【請求項2】 前記送出手段及び/又は仕切り手段が、
回動軸のまわりに回動可能な複数の羽根車を該回動軸同
志並列させて成ることを特徴とする請求項1に記載する
汚泥処理装置。 - 【請求項3】 前記醗酵室で醗酵させられ、前記送出手
段によって送り出された製造物を有空気状態で攪拌しつ
つ一定方向へ送り、取出口から取り出すことが可能であ
る乾燥室を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項
2に記載する汚泥処理装置。 - 【請求項4】 前記乾燥室内に、前記取出口に向かって
延びる回動軸と、該回動軸のまわりに間隔を設けつつ固
定された略螺旋状の棒状部材とを備え、該棒状部材を該
回動軸のまわりに回動させることにより製造物を攪拌す
ることが可能であることを特徴とする請求項1乃至請求
項3のいずれかに記載する汚泥処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34084096A JP3880016B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 汚泥処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34084096A JP3880016B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 汚泥処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10174999A true JPH10174999A (ja) | 1998-06-30 |
JP3880016B2 JP3880016B2 (ja) | 2007-02-14 |
Family
ID=18340796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34084096A Expired - Fee Related JP3880016B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | 汚泥処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3880016B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003012388A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-15 | Yuji Osuga | 深層醗酵槽 |
-
1996
- 1996-12-20 JP JP34084096A patent/JP3880016B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003012388A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-15 | Yuji Osuga | 深層醗酵槽 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3880016B2 (ja) | 2007-02-14 |
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