JPH07227591A - 有機廃棄物の処理方法および処理装置 - Google Patents

有機廃棄物の処理方法および処理装置

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JPH07227591A
JPH07227591A JP6043196A JP4319694A JPH07227591A JP H07227591 A JPH07227591 A JP H07227591A JP 6043196 A JP6043196 A JP 6043196A JP 4319694 A JP4319694 A JP 4319694A JP H07227591 A JPH07227591 A JP H07227591A
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JP
Japan
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organic waste
crushing
chitin
crushed
effective
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JP6043196A
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English (en)
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Katsumi Iwata
克己 岩田
Ryoji Yamamoto
良二 山本
Keiichi Nakasa
圭市 仲佐
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YASUGI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
YASUGI SEISAKUSHO KK
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば大型の厨房等から発生する多量の有機
廃棄物を短時間で処理ができる有機廃棄物の処理方法、
および処理装置を提供する。 【構成】 機械的に破砕した有機廃棄物にキチン質と有
効微生物群とを複合添加して、キチン質と有効微生物群
を反応させて有機廃棄物を分解することを特徴とする有
機廃棄物の処理方法であり、その処理装置はキチン質と
有効微生物群とを有機廃棄物に複合添加する手段と、有
機廃棄物を破砕する破砕装置と、破砕された有機廃棄物
を醗酵槽に送る搬送手段と、搬送された有機廃棄物を醗
酵させる醗酵槽からなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械的な粉砕処理と生
化学的な醗酵処理を併用して有機廃棄物を短期間で分解
する有機廃棄物の処理方法および処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、有機廃棄物、例えば一般家庭の台
所や大きな厨房から発生する生ごみ等は焼却処分されて
きたが、これ等の生ごみ等は野菜屑、肉や魚の屑、残飯
等がその多くを占めていて、非常に多くの水分を含んで
おり、焼却のために多量の熱源が必要である。さらに生
ごみの発生量は年々増加する傾向にもあり、各地の自治
体は、生ごみの処理に苦慮しているため、大きな社会問
題にもなっている。そこでこのような背景から生ごみを
速やかに処理してしまいたいと言う要望が生じてきたの
で、最近では生ごみに有効微生物群(EM菌と呼ばれ
る)を添加して生ごみを醗酵分解処理して堆肥化する生
ごみ処理容器も市販されている。
【0003】そして「微生物を用いて生ごみから液肥を
作る普及型の処理装置と製法の新技術」と称する出願が
特開平5−872号として公開されている。この公報に
は市販されているポリバケツや鉢植用のプラスチック製
の長鉢等を利用して生ごみに有効微生物(EM菌)を添
加して、生ごみを醗酵させて液肥化する技術が記載され
ている。また特開平4−214086号公報に開示され
たものは「堆肥製造装置」と称し、微生物を利用して厨
芥等の有機性廃棄物から飼料や堆肥を得る装置であっ
て、内壁に螺旋突条を有するドラムをその軸回りに回転
させる装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の生ごみ
処理装置および処理方法は、有効微生物群が活発に活動
するのは15〜40℃であるとされており、冬期には処
理時間が長くなる傾向になる。したがって処理容器等を
加温してやる必要があり、場合によっては、特に大型の
厨房等では処理能力が不足することもある。そのため特
開平5−872号公報に開示された処理装置および方法
は、容器等は市販のものを利用しているため非常に安価
なものであるが、処理温度を維持するためポリエチレン
製の袋に中に収容したり屋内で処理するようにしてい
る。そして、この処理方法では醗酵に失敗すると悪臭を
発生するので、このような時には、頻繁に切り返しを行
なって微生物相を乳酸菌中心に戻さなければならず、こ
のような手間が必要になる。
【0005】特開平4−214086号に記載された堆
肥製造装置では廃棄物を急速に醗酵させるために、好熱
菌胞子に熱ショックを与えるための加熱バーナを備えて
いる。好熱菌胞子による醗酵を安定させるためには、か
なりの高温度が必要で、廃棄物が平均品温75℃に到達
するまで加熱バーナを燃焼させるとの記載があり、高額
の燃料費がかかるという不具合がある。そこで近年、従
来の処理装置よりも安価で迅速にしかもあまり手をかけ
ないで処理ができて、処理後も取扱いやすい状態にでき
る処理装置が要求されるよになってきた。本発明は上記
の要求に応じるべく、多量の有機廃棄物が短時間で処理
が可能な有機廃棄物の処理方法、および処理装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明者は前述の要求
に応じるべく種々検討し、実験した結果、有機廃棄物に
有効微生物群とキチン質を複合で添加することによっ
て、通常では最適な温度や環境でしか働かない有効微生
物をキチン質で活性化して、有機廃棄物の醗酵を促進さ
せ短時間で分解させることができることを見出して、本
発明を完成したものである。さらに有機廃棄物をできる
だけ機械的に細く粉砕してキチン質を含んだ有効微生物
と混合しておけばさらに醗酵が速くなることも見出した
結果に基づき本発明の方法を効果的に行なえる装置を発
明した。
【0007】より具体的に本発明の方法は、機械的に破
砕した有機廃棄物にキチン質と有効微生物群とを添加し
て、前記キチン質と前記有効微生物群を反応させて前記
有機廃棄物を分解することを特徴とする有機廃棄物の処
理方法である。本発明の方法は、有効微生物による有機
廃棄物の醗酵分解を主とするが、キチン質との併用によ
って有効微生物の活動を活発にすること、およびそのた
めの手段として有機廃棄物を予め機械的に破砕しておく
ことに特徴がある。
【0008】本発明の第2の発明は、キチン質と有効微
生物群とを有機廃棄物に添加する手段と前記有機廃棄物
を破砕する破砕装置と、破砕された前記有機廃棄物を醗
酵させる醗酵槽とからなり、主に醗酵槽中で前記キチン
質と前記有効微生物群の共同の働きによって前記有機廃
棄物を分解させることを特徴とする有機廃棄物の処理装
置に特徴づけられる。この発明では、破砕装置は醗酵槽
とほぼ直結されてつながれる。より具体的には図9で示
されるように破砕装置を醗酵槽の上部に設置し、破砕さ
れた有機廃棄物を破砕装置の下部から落下させる手段が
とれる。さらに他の手段としては、破砕装置と醗酵槽を
並べて置き、破砕装置からパイプ等で醗酵槽と連絡する
こともできる。この場合、パイプには逆止弁を有するバ
ルブを設けると醗酵槽からの液状体の逆流を防止でき
る。
【0009】本発明の第3の発明は、キチン質と有効微
生物群とを有機廃棄物に添加する手段と前記有機廃棄物
を破砕する破砕装置と、破砕された前記有機廃棄物を醗
酵槽に送る搬送手段と、搬送された前記有機廃棄物を醗
酵させる醗酵槽とからなり、主に醗酵槽中で前記キチン
質と前記有効微生物群の共同の働きによって前記有機廃
棄物を分解させることを特徴とする有機廃棄物の処理装
置である。第3の発明は、破砕装置と醗酵槽間を搬送手
段で結び、破砕された有機廃棄物を強制的に醗酵槽に搬
送するところに装置としての特徴がある。
【0010】本発明の第4の発明は、キチン質と有効微
生物群とを有機廃棄物に添加する手段と前記有機廃棄物
を破砕する破砕装置と、破砕された前記有機廃棄物を醗
酵槽に送る搬送手段と、送られた前記有機廃棄物を醗酵
させる醗酵槽、および醗酵した前記有機廃棄物を脱水乾
燥させる手段からなり、主に醗酵槽中で前記キチン質と
前記有効微生物群の共同の働きによって前記有機廃棄物
を分解させることを特徴とする有機廃棄物の処理装置で
あり、特に醗酵済みの有機廃棄物を脱水乾燥させる手段
を備えているところに特徴がある。
【0011】本発明の第5の発明は、破砕装置はその内
部に漏斗を有し前記有機廃棄物を収容する収納容器と、
該収納容器に設けられキチン質と有効微生物群とを前記
有機廃棄物に添加する添加装置と、前記収納容器の内部
に装着され前記有機廃棄物を破砕する破砕機と、前記収
納容器の下部に配置され破砕された前記有機廃棄物をよ
り細かく粉砕する粉砕機とから構成される有機廃棄物を
機械的に破砕する破砕手段と、シリンダと高圧空気を送
る空気導通管を有するスクリュから構成され前記破砕装
置より前記有機廃棄物を醗酵槽に送る搬送手段、および
醗酵手段とからなり、前記醗酵手段は一個または二個以
上の醗酵槽で構成されてなり、前記キチン質と前記有効
微生物群とを反応させて前記有機廃棄物を分解すること
を特徴とする有機廃棄物の処理装置であり、搬送手段に
特徴があるこの搬送手段を備えることで有機廃棄物と水
との混合した液状体であっても醗酵槽の上部へ搬送でき
るという特徴がある。
【0012】本発明の第6の発明は、破砕装置はその内
部に漏斗を有し前記有機廃棄物を収容する収納容器と、
該収納容器に設けられキチン質と有効微生物群とを前記
有機廃棄物に添加する添加装置と、前記収納容器の内部
に装着され前記有機廃棄物を破砕する破砕機と、前記収
納容器の下部に配置され破砕された前記有機廃棄物をよ
り細かく粉砕する粉砕機とから構成される有機廃棄物を
機械的に破砕する破砕手段、および前記破砕手段に連結
される醗酵手段とからなり、前記醗酵手段は一個または
二個以上の醗酵槽で構成されてなり、前記キチン質と前
記有効微生物群とを反応させて前記有機廃棄物を分解す
ることを特徴とする有機廃棄物の処理装置である。上記
の本発明に共通している特徴は、いずれもキチン質が有
効微生物群と一緒になって機械的に破砕された有機廃棄
物の醗酵に寄与しているということである。
【0013】
【作用】本発明においては、有機廃棄物にキチン質と有
効微生物群を複合で添加することに一つの特徴がある。
キチン質と有効微生物群を複合することにより、両者が
反応して有効微生物群をより活発に働くようにして有機
廃棄物をより速く分解させるものである。本発明でいう
有効微生物群は、主として酵母菌、放線菌、光合成菌、
乳酸菌等の一種または二種以上の混合物を総称するもの
である。またキチン質とは、キチンとキトサンを総称す
るものであり、本発明ではいずれか一方、または両方を
含む意味である。キチン質は主として蟹、海老等の甲殻
類の殻に含まれるものであり、特に蟹殻に多く含まれ
る。キチンはN−アセチル−β−D−グルコサミンの結
合した生体高分子であり、キトサンはキチンのN−脱ア
セチル化物として知られている。有機廃棄物に添加する
有効微生物群にキチン質を混ぜることによって、有効微
生物群を活性化させて処理能力を大幅に向上することが
できるし、腐敗菌等の雑菌の浸入を排除すると共に、害
虫の繁殖をも防止する。
【0014】従来、有機廃棄物を有効微生物群で分解す
ることは提案されていたが、これのみでは有効微生物群
の活動する温度や雰囲気(特に酸素や窒素量の割合)を
コントロールする必要があった。本発明はさらにキチン
質を混合させることで有効微生物群の増殖を助け、相対
的に少ない有効微生物群を添加するだけでも有機廃棄物
の分解を効果的に進行させるという作用を付与させるも
のである。
【0015】本発明では、さらに有効微生物群とキチン
質を複合で添加して有機廃棄物を分解する際、有機廃棄
物を粉砕することによって、より早く醗酵させることに
もう一つの特徴がある。収納容器中に投入された有機廃
棄物は破砕機によって破砕されるが、有効微生物群とキ
チン質の添加は、有機廃棄物が破砕される前、破砕され
た後、または破砕前と破砕後の2回のうちのいずれかに
行なえばよい。また、キチン質の添加は2回以上行なっ
てもよい。破砕された有機廃棄物は収納容器の下方に落
下するのでここに設置された粉砕機によってさらに細か
く粉砕されて醗酵しやすくなる。本発明の第2〜第6の
発明の他の特徴は、収納容器の下部に設置された粉砕機
で再度細かく有機廃棄物を粉砕することである。この粉
砕手段は、例えばモータ駆動の回転翼で達成されるが、
ある程度小さくなった有機廃棄物を粉々に粉砕すること
で有効微生物群やキチン質との接触面積を広げ、次に送
られる醗酵槽中での醗酵を助けるために有効である。
【0016】粉砕まで到達した有機廃棄物は液状物(水
分)と固形物が混じり合った状態となっていて、搬送手
段によって醗酵槽に送られるが、装置全体の配置等によ
っては、自然流下等によって、醗酵槽におくることがで
きるので、複雑な搬送手段は省略することができる。こ
の場合は、醗酵槽と破砕装置との間をバルブ等で調整す
れば逆流が防止できる。この場合の搬送手段は、せいぜ
い破砕装置と醗酵槽を連絡するパイプ程度でよい。この
パイプに少し傾きを持たせ、破砕装置からの流出を助け
ると簡単にして有効な搬送手段となる。いずれにしろ破
砕装置と醗酵槽をパイプ(搬送手段の一つである)で連
絡する場合は、逆止弁を備えたバルブを装備することが
有効である。
【0017】しかし、液状体となった有機廃棄物は逆流
しやすいから、バルブ等が必要となるのでハンドリング
の手間が生じる。そこで、本発明の第4発明では、破砕
装置から醗酵槽の上部への供給を可能にするために、内
部に高圧空気を送る空気管を有するスクリュとシリンダ
を用いるものである。空気管によって送られた高圧空気
は、シリンダとスクリュとの間の隙間に噴出すると、こ
の部分に高圧の空気溜りが発生し、高圧空気の圧力によ
って液状体となった有機廃棄物が押し上げられると共
に、スクリュの回転による物体の移動作用の二つの働き
によって、液状体となった有機廃棄物でも容易に上部へ
移送し、醗酵槽の上部から供給することができるのであ
る。
【0018】醗酵槽に入った有機廃棄物は、通常しばら
くの間貯蔵されて、有効微生物群の分解力で醗酵が進
む、この時に本発明ではキチン質も混合添加されている
ので、増殖された多量の有効微生物群で効果的に有機廃
棄物の分解が進むのである。醗酵槽は一槽でもよいが、
すでに分解されたものと新に追加供給される有機廃棄物
をできるだけ分離するために二槽またはそれ以上を設け
ると良い。二槽設ける場合には、第一槽と第二槽の間の
流れがスムーズに行くように、第一の醗酵槽は第二槽へ
のオーバーフロー孔を設けると好ましい。
【0019】有機廃棄物は、醗酵槽で概ね液状化される
と本発明の装置から取り出される。本発明のさらなる特
徴は、醗酵槽で液状化された状態では未だキチン質と有
効微生物群が残っており、そのまま液肥として使用すれ
ば、土壌の中にキチン質と有効微生物と共に有機廃棄物
が入り、引き続き微生物による分解が進んで植物に有効
な肥料として使えることである。従来の方法であれば、
処理装置の中で有効微生物群は使いつくされることが多
く、醗酵後の液肥の肥料としての有効成分量は限られた
ものになっていた。このように肥料への利用を考えると
本発明のキチン質の有効性は肥料の分解性と持続性を保
つ作用として顕著なものである。
【0020】有効微生物群の活動は、20〜40℃位で
最も活発となる。したがって、本発明の装置は、特に効
果を高めるために有機廃棄物と有効微生物群およびキチ
ン質の混合物を加熱するとよい。加熱手段は本装置のい
ずれの場所に設置しても良く、加熱方法も内熱式、外熱
式のいずれでも効果がある。例えば破砕装置中で昇温す
れば初期から有機廃棄物の分解が開始されて有効であ
り、醗酵槽を内部、または外部で加熱すれば多量の廃棄
物の分解を早めるという効果がある。醗酵槽を外部から
加熱するには電熱ヒータやガスバーナが使えるし、内部
から加熱する時には、例えば発熱密度が小さい帯状のヒ
ータを醗酵槽の内壁に張り付ける方法がある。
【0021】さらに本発明では、醗酵槽で分解済みの有
機廃棄物を脱水乾燥する手段を設け、有機廃棄物を固形
の肥料とすることもできる。図8は第二醗酵槽の近傍に
脱水乾燥する手段を設けた一例を示すものである。この
場合でも、本発明の方法や装置では固形の肥料中にキチ
ン質と有効微生物群が移行し、肥料としての有効性をさ
らに強めるという作用を有する。上記したように、本発
明によれば厨房や台所で大量に発生する有機廃棄物を効
果的に再利用できる形にすることができ、資源のリサイ
クル化の効果を有するものである。醗酵槽で醗酵分解し
た有機廃棄物は肥料化を考えない場合は、そのまま廃却
することも可能である。この場合でも本発明に使用する
キチン質は人工的な薬品と異なり、自然物なので環境に
やさしい下水として処理することができるのである。
【0022】
【実施例】次に本発明を実施例と図面に基づいて詳細に
説明する。図1は本発明の有機廃棄物の処理装置に係る
一実施例を示す正面図であり、図2は図1の平面図であ
る。処理装置は図示されてない架台上に取付け、車輪に
よって自由に移動が可能な構造にして、所望の位置で地
面に固定するための止め金具を備えておけば便利であ
る。投入用扉15aは破砕装置1の上部の投入口15の
位置に装着され、この投入用扉15aは図示されない蝶
番を支点として開閉される。投入用扉15aは有機廃棄
物の投入時に開閉されるが、各ユニットの駆動部と連結
されており、投入用扉15aが開いた状態では各ユニッ
トの駆動部の動力は電気的に遮断されるよう制御盤を介
して制御される。
【0023】図1に示すように収納容器としての粉砕槽
11は、概ねその中央部が漏斗11aを形成して有機廃
棄物を破砕機13に導きやすくしており、漏斗11aの
下部に破砕機13を装着する。さらに粉砕層11の上部
には添加装置13と水洗ノズル17を装着し、下部には
粉砕機14を装着するとともに、通路16を設けてあ
る。図4、図5に示すように破砕機13は駆動ロール1
3aと従動ロール13d並びにこれ等を駆動するための
モータ13gとから形成され、粉砕槽11のほぼ中央部
にしかも漏斗11aの下部に軸受けによって支持され
る。駆動ロール13aと従動ロール13dは駆動側破砕
機13bと従動側破砕機13eとが互いに噛み合って、
モータ13gの回転によって、それぞれが反対方向に回
転する。
【0024】すなわち破砕歯13bと13eとは互いに
噛み合って有機廃棄物を破砕すると共に、駆動側と従動
側を連結する二つの動きをするのである。また駆動ロー
ル13aと従動ロール13dにはそれぞれ放射状に有機
廃棄物を掻き込むための駆動側掻込みフック13cとが
従動側掻込みフック13fとが形成され、駆動ロール1
3aと、従動ロール13dが互いに干渉しないように掻
込みフックが相対する位置に溝が設けられ掻込みフック
13cおよび13fはこの溝に陥没しながら回転する。
破砕機14と粉砕槽11との間の隙間には有機廃棄物が
洩れて落ちないように障害板を取り付けてある。破砕機
13は投入された有機廃棄物の破砕が完了するまで予め
制御盤で運転時間が設定されて、破砕が完了した後水洗
ノズル17から水洗水が噴霧される。
【0025】添加装置12は粉砕槽11の上部に配置さ
れ、図3に示すようにキチン質と有効微生物群を収納す
る収納箱12aと、モータにより駆動される供給スクリ
ュ12bとから形成される。収納箱12aに収納された
キチン質と有効微生物群は、有機廃棄物が投入された
後、制御盤で予め設定された添加量が供給スクリュ12
bの回転数に応じて添加される。粉砕槽11の下部には
図6に示すような構造の粉砕機14が配設される。可動
刃14a、固定刃14b、およびインペラ14cが軸、
軸受け箱、底板、パッキン等を介して粉砕槽11の底部
にボルトによって固定され、プーリ、ベルトを介してモ
ータにより回転駆動される。
【0026】粉砕機13によって破砕された有機廃棄物
とキチン質および有効微生物群の混合物は可動刃14a
と、固定刃14bにより粉砕され、さらにインペラ14
cで撹拌混合されながら所望の粒度になるまで粉砕され
て粉砕物となる。所望の粉砕粒度は制御盤で予め設定さ
れている。次に有機廃棄物を醗酵槽へ送るための搬送手
段の構造について説明する。図7に示すように搬送手段
としてのスクリュコンベア2はシリンダ21の中にスク
リュ22が挿入されており、かつスクリュ22の芯部に
は高圧空気の通気のための空気導通管22aが設けら
れ、空気吹き出し口22cを通してシリンダ21とスク
リュ22の溝底の空間に噴出される。スクリュ22はモ
ータによって駆動される。
【0027】スクリュ22の回転と空気吹き出し口22
cから噴出される高圧空気の浮上作用により、有機廃棄
物とキチン質および有効微生物群が粉砕されて形成した
固形部と液状部の両者からなる粉砕物は上方向に搬送さ
れ、第一醗酵槽31に送られる。粉砕物の搬送は制御盤
に予め設定された所望の時間継続される。また粉砕槽1
1の下部に残留する粉砕物をセンサで感知させ、スクリ
ュ22と空気吹き出し口22cからの高圧空気の噴出を
制御させることもできる。またシリンダ21の下部には
粉砕物の取り込み口21aと醗酵槽への排出口21bを
設けておく。搬送手段は本実施例に示すようなスクリュ
コンベアだけでなく、例えば水中ポンプやバケット方式
等の搬送手段を用いても良く、また搬送方法によっては
粉砕槽11の下部と第一醗酵槽31の下部を直結しても
よい。あるいは図9に示すように破砕装置1全体を例え
ば第一醗酵槽31の上方に設置すれば搬送手段を設けな
くても粉砕物を送ることができる。
【0028】図2に示す醗酵槽3は下部に空気吹き出し
管31aを有する第一醗酵槽31と、下部に図示してな
い撹拌機を有する第二醗酵槽32とで構成した。醗酵槽
3は所望の処理能力、用途に応じて醗酵槽の数を増減さ
せる。第一醗酵槽31と、第二醗酵槽32の各々の下部
には図示してない電熱ヒータが配設され、有効微生物群
の活性度を上げるための好適な温度に保持される。有効
微生物群は通常7℃以上の温度で活動し、20〜40℃
の温度で最も活発に活動するので、この温度範囲に加熱
するとよい。また電熱ヒータで加温された熱量並びに醗
酵によって発生した熱量の処理装置外への放熱あるいは
処理装置の外部からの余分な熱量の浸入を防ぐために、
装置の側面、上下面には保温剤を装着した方がよい。第
一醗酵槽31で醗酵が進んだ粉砕物である液状体はオー
バーフロー孔31bを通過して第二醗酵槽32へ送られ
る。
【0029】本実施例では第一醗酵槽31、第二醗酵槽
32ともに醗酵を円滑に促進するために図示してない菌
床を設け、第一醗酵槽31では主として好気性菌を主体
に醗酵を進め、第二醗酵槽32では嫌気性菌主体の醗酵
とした。この組み合わせは目的によって種々変えること
もできる。第一醗酵槽31に送られ、貯留された粉砕物
は第一醗酵槽31の下部に設けられた空気吹き出し管3
1aから高圧空気が供給されかつ撹拌もされる。第一醗
酵槽31からオーバーフローし第二醗酵槽32に送られ
て、貯留された粉砕物は、撹拌機で撹拌され醗酵が促進
される。第二醗酵槽32では嫌気性醗酵を主体としてい
るため、醗酵の進展に伴って発生する炭酸ガス等のガス
の排出の妨げにならぬ程度の密閉性の高いふたで上部を
覆って、外部の雰囲気よりも若干高い圧力に保持する。
【0030】次いで本装置の操作方法や作動順等につい
て説明する。投入用扉15aを開け、投入口15から魚
屑。野菜屑、残飯、骨、卵殻等の有機廃棄物を投入し、
投入用扉15aを閉じる。そして操作盤を操作すること
により破砕機13により有機廃棄物の破砕が開始され、
同時に添加装置12から予め設定された量のキチン質と
有効微生物群が添加される。破砕が完了すると破砕機1
3並びに粉砕槽11上部の水洗ノズル17から水洗水が
噴霧され有機廃棄物はきれいに洗い流される。水洗水、
有機廃棄物、キチン質および有効微生物群の混合物は粉
砕槽11の下部に貯留される。しかる後に粉砕機14が
回転を開始し、混合体は可動刃14aと固定刃14bに
よって粉砕されインペラ14cで撹拌され、予め設定さ
れた所定の時間粉砕される。
【0031】粉砕が完了した時点でスクリュコンベア2
が作動を開始し、スクリュ22の回転と、高圧空気の噴
出により固形と、液状の混じった粉砕物が搬送される。
その時好ましくは粉砕機12を作動させておくと、イン
ペラ12cの遠心力により容易に通路16を通してスク
リュコンベア2に送り込むことができる。粉砕槽11の
粉砕物が第一醗酵槽31に搬送が完了するとスクリュコ
ンベア2は停止する。そして上述したように粉砕物は醗
酵槽で醗酵して概ね液状物になる。連続して多量の有機
廃棄物を処理する時は破砕機や粉砕機を度々停止して断
続的に作動させなくても連続した作動をさせればよい。
醗酵を終えた液状物は外部へ排出され、そのまま下水に
流せるし、必要に応じて貯留箱に貯留することもでき
る。貯留した液状物は液肥として利用すればよい。ある
いは図8に示すように醗酵を終えた液状物を例えば電熱
ヒータやバーナ等により加温して除湿し、粉末にして肥
料として利用することもできる。
【0032】本実施例の図1に示す処理装置を用いて、
給食センターの残飯を毎日連続的に処理を開始したとこ
ろ、第一醗酵槽、第二醗酵槽が満たされた後、腐敗臭の
無い透明な液体が毎日ほぼ一定量ずつ排出されるのが確
認でき、また投入口からも腐敗臭等の異臭は発生してい
なかった。排出した液体を液肥として使用したところ植
物の活性度が上がり、成長も早いことが確認できた。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、有
機廃棄物を粉砕し、キチン質と有効微生物群を混合添加
して醗酵させることによって早期に分解させることがで
きる。分解されて概ね液状となった有機廃棄物は液肥と
して利用できるし、脱水乾燥して堆肥とすることもでき
る。したがって、厨房や台所で大量に発生する有機廃棄
物を効果的に再利用できる形にすることができ、資源の
リサイクル化の効果を有する。
【0034】また、肥料として利用できない場合は、そ
のまま下水に流せるので後処理が非常に楽になるし、脱
水乾燥した場合でも軽量のごみとして処理できる。本発
明に使用するキチン質や有効微生物群は、人工的な薬品
ではなく自然界に存在する物質であるので肥料として利
用する場合、下水に流す場合、両方ともに環境を汚染す
ることがない。また、キチン質の働きによって醗酵が進
む時、臭気が発生しないからこの点でも非常に大きな効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有機廃棄物の処理装置に係る一実施例
を示す正面図である。
【図2】本発明の有機廃棄物の処理装置に係る一実施例
を示す平面図である。
【図3】本発明の有機廃棄物の処理装置に使用する添加
装置の一実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の有機廃棄物の処理装置に搭載する破砕
機の一実施例を示す側面図である。
【図5】本発明の有機廃棄物の処理装置に搭載する破砕
機の一実施例を示す平面図である。
【図6】本発明の有機廃棄物の処理装置に用いられる粉
砕機の一実施例を示す図である。
【図7】本発明の有機廃棄物の処理装置に使用される搬
送手段であるスクリュコンベアの一実施例を示す断面図
である。
【図8】本発明の有機廃棄物の処理装置に係る他の実施
例を示し、第二醗酵槽の近傍に脱水乾燥する手段を設け
た図である。
【図9】本発明の有機廃棄物の処理装置に係るさらに他
の実施例を示し、醗酵槽の上部に破砕装置を配置した図
である。
【符号の説明】
1 破砕装置,11 粉砕槽,11a 漏斗,12 添
加装置,12a 収納箱,12b 供給スクリュ,13
破砕機,13a 駆動ロール,13b 駆動側破砕
歯,13c 駆動側掻込みフック,13d 従動ロー
ル,13e 従動破砕歯,13f 従動側掻込みフッ
ク,13g モータ,14 粉砕機,14a可動刃,1
4b 固定刃,14c インペラ,15 投入口,15
a 投入用扉,16 通路,17 水洗ノズル,2 ス
クリュコンベア,21 シリンダ,21a 取入口,2
1b 排出口,22 スクリュ,22a 空気導通管,
22b空気導入口,22c 空気吹出口,3 醗酵槽,
31 第一醗酵槽,31a空気吹出管,31b オーバ
ーフロー孔,32 第二醗酵槽,33 脱水乾燥槽,3
3a 電熱ヒータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械的に破砕した有機廃棄物にキチン質
    と有効微生物群とを添加して、前記キチン質と前記有効
    微生物群を反応させて前記有機廃棄物を分解することを
    特徴とする有機廃棄物の処理方法。
  2. 【請求項2】 キチン質と有効微生物群とを有機廃棄物
    に添加する手段と前記有機廃棄物を破砕する破砕装置
    と、破砕された前記有機廃棄物を醗酵させる醗酵槽とか
    らなり、主に醗酵槽中で前記キチン質と前記有効微生物
    群の共同の働きによって前記有機廃棄物を分解させるこ
    とを特徴とする有機廃棄物の処理装置。
  3. 【請求項3】 キチン質と有効微生物群とを有機廃棄物
    に添加する手段と前記有機廃棄物を破砕する破砕装置
    と、破砕された前記有機廃棄物を醗酵槽に送る搬送手段
    と、搬送された前記有機廃棄物を醗酵させる醗酵槽とか
    らなり、主に醗酵槽中で前記キチン質と前記有効微生物
    群の共同の働きによって前記有機廃棄物を分解させるこ
    とを特徴とする有機廃棄物の処理装置。
  4. 【請求項4】 キチン質と有効微生物群とを有機廃棄物
    に添加する手段と前記有機廃棄物を破砕する破砕装置
    と、破砕された前記有機廃棄物を醗酵槽に送る搬送手段
    と、送られた前記有機廃棄物を醗酵させる醗酵槽、およ
    び醗酵した前記有機廃棄物を脱水乾燥させる手段からな
    り、主に醗酵槽中で前記キチン質と前記有効微生物群の
    共同の働きによって前記有機廃棄物を分解させることを
    特徴とする有機廃棄物の処理装置。
  5. 【請求項5】 破砕装置はその内部に漏斗を有し前記有
    機廃棄物を収容する収納容器と、該収納容器に設けられ
    キチン質と有効微生物群とを前記有機廃棄物に添加する
    添加装置と、前記収納容器の内部に装着され前記有機廃
    棄物を破砕する破砕機と、前記収納容器の下部に配置さ
    れ破砕された前記有機廃棄物をより細かく粉砕する粉砕
    機とから構成される有機廃棄物を機械的に破砕する破砕
    手段と、シリンダと高圧空気を送る空気導通管を有する
    スクリュから構成され前記破砕装置より前記有機廃棄物
    を醗酵槽に送る搬送手段、および醗酵手段とからなり、
    前記醗酵手段は一個または二個以上の醗酵槽で構成され
    てなり、前記キチン質と前記有効微生物群とを反応させ
    て前記有機廃棄物を分解することを特徴とする有機廃棄
    物の処理装置。
  6. 【請求項6】 破砕装置はその内部に漏斗を有し前記有
    機廃棄物を収容する収納容器と、該収納容器に設けられ
    キチン質と有効微生物群とを前記有機廃棄物に添加する
    添加装置と、前記収納容器の内部に装着され前記有機廃
    棄物を破砕する破砕機と、前記収納容器の下部に配置さ
    れ破砕された前記有機廃棄物をより細かく粉砕する粉砕
    機とから構成される有機廃棄物を機械的に破砕する破砕
    手段、および前記破砕手段に連結される醗酵手段とから
    なり、前記醗酵手段は一個または二個以上の醗酵槽で構
    成されてなり、前記キチン質と前記有効微生物群とを反
    応させて前記有機廃棄物を分解することを特徴とする有
    機廃棄物の処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014500843A (ja) * 2011-10-04 2014-01-16 ジュン キム,サン 生草発酵液体肥料とその製造方法、および生草粉砕機
CN110153149A (zh) * 2019-06-03 2019-08-23 唐国臣 餐厨垃圾处理工艺及系统
CN112108487A (zh) * 2020-08-28 2020-12-22 江苏欧尔润生物科技有限公司 一种利用微生物降解餐厨垃圾的设备及其使用方法
CN113372180A (zh) * 2021-07-30 2021-09-10 山东晨阳生物科技有限公司 一种具有甲壳素的生物有机肥及其制备方法

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