JPH10173648A - 情報の送受信方法及びそれを用いたシステム - Google Patents

情報の送受信方法及びそれを用いたシステム

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JPH10173648A
JPH10173648A JP8333847A JP33384796A JPH10173648A JP H10173648 A JPH10173648 A JP H10173648A JP 8333847 A JP8333847 A JP 8333847A JP 33384796 A JP33384796 A JP 33384796A JP H10173648 A JPH10173648 A JP H10173648A
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Tomoya Ozaki
友哉 尾崎
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    • H04L69/329Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the application layer [OSI layer 7]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの内容を表わす内容コードをデータに
付加して送信し、その内容コードに基づき受信の可否を
判断する伝送方法およびシステムにおいて、情報受信装
置側での内容コードの設定がユーザにとって大きな負荷
であり、さらに、受信側の意志でのみ受信の可否が決定
されるため、情報送信側の戦略的意志によるデータ伝送
が困難であった。 【解決手段】 情報送信装置が、データの内容を表わす
内容コードと、その内容コードを登録すべき条件とを登
録メッセージとして送信し、情報受信装置は、前記登録
メッセージを受信し、受信した条件と予め設定された属
性とに基づき、内容コードを登録するか否かを決定する
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報送信装置と情
報受信装置間の情報伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報送信装置と情報受信装置間の
情報伝達方法の基本的な方法として、特開昭56−11
1353号公報に開示された内容コード通信方法があ
る。これは、情報送信装置は、データの内容を表わす内
容コードをデータに付加して送信し、情報受信装置は、
予め指定しておいた内容コードに基づき選択受信、つま
り、受信するか否かを判断後受信するという方法であ
る。
【0003】この方法では、情報送信装置側、または、
全体システム管理者が、内容コードの番号とその意味を
決定することになる。情報受信装置側は、予め使用可能
な内容コードの番号とその意味をなんらかの方法で知
り、自分の受信装置に必要な内容コードを手動で設定す
ることを特徴としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通信衛星やネットワー
クを用い、ある商品の広告・宣伝情報を一般家庭ユーザ
に配信する場合を考える。マーケット戦略者または商品
広告情報提供者は、マーケット戦略としてその商品を
「20代・女性・東京在住」の人だけに配信したいと考
えたとする。上記内容コード通信方法では、まずマーケ
ット戦略者が「20代・女性・東京在住」を意味する内
容コードは例えば「1001」番だと決め、それを情報
受信側ユーザに何らかの方法で知らせる。次に情報受信
側ユーザはこの「1001」番で送られてくるデータ、
つまり「20代・女性・東京在住」向きのデータが欲し
いなら、自分で手動でこの内容コードを設定しなければ
ならない。
【0005】次にマーケット戦略者が別の商品を「20
代・女性」の人だけに配信したいと考えると、「20代
・女性」を意味する内容コードは例えば「1002」番
だと決め、それを情報受信側ユーザに何らかの方法で知
らせ、次に情報受信側ユーザはこの「1002」番で送
られてくるデータ、つまり「20代・女性」向きのデー
タが欲しいなら、自分で手動でこの内容コードを設定し
なければならない。
【0006】このようなマーケット戦略者によるマーケ
ット戦略の設定・変更は頻繁に発生するものであり、し
かも「20代・女性・東京在住」と「20代・女性」の
ような、似ているがマーケット戦略的には重要な差があ
る戦略が存在する。情報受信側ユーザの立場から考えれ
ば、戦略の頻繁な設定・微妙な変更毎に自分で手動でこ
の内容コードを設定する作業は負荷が大きいという問題
がある。
【0007】また上記内容コード通信方法は、情報受信
側ユーザが自分の意志で自分に必要な内容コードのみを
設定することを特徴としている。したがって、このまま
では、情報受信側のユーザの意志通りにしかデータは選
択かつ受信されない。例えばもし情報受信側ユーザが
「1001」番の内容コードを設定してくれなければ、
「20代・女性・東京在住」に商品広告を配信したいと
いう戦略は、実質効果のないものになってしまう問題が
ある。つまり情報送信側のマーケット戦略者の意志また
は戦略で、情報受信側のユーザに選択受信させることが
できないという問題がある。
【0008】これは上記、広告・宣伝情報の配信だけで
なく、一般的な情報の配付についても同様のことが起こ
る。つまり、受け手の属性を送り手が様々に組み合わせ
て、対象となる受け手だけに情報を選択受信させること
ができない。
【0009】また上記内容コード通信方法は、情報受信
装置が予め指定しておいた内容コードに基づき選択受信
するだけなので、ある一定期間に複数の受信があった場
合でもすべてのデータを受信する。
【0010】このままでは、ある一定期間にデータを固
定数個しか受信したくない場合でも、それが不可能であ
る。例えば、テレビ番組における30秒のコマーシャル
時間帯に、商品広告情報を配信する場合、30秒間では
1個の商品広告情報しかリアルタイムで受信・表示でき
ないとする。もし上記のように、この30秒間に、「2
0代・女性・東京在住」にはA商品の広告を、「20代
・女性」にはB商品の広告を提供したいと考えた場合、
「20代・女性・東京在」の人は「20代・女性」の人
でもあるのでA、B両方の商品情報を受信してしまう。
どちらを受信すべき、または表示すべきなのかの判断が
できないという問題がある。
【0011】これは、内容コード通信だけではなく、一
般的な宛先アドレスを用いたアドレス通信でも同様な問
題が起きる。例えば、Cさんを宛て先指定して、同時間
帯に複数の商品広告情報を配信し、リアルタイムで複数
を受信・表示したとしても、情報受信側ユーザは、人間
の把握力の限界により有限個(おそらく1つか2つ)の
商品広告情報しか同時には読み取って理解できない。
【0012】本発明の目的は、内容コード通信方法にお
いて、情報受信装置側のユーザが使用可能な内容コード
を知った時、自分の受信装置に必要な内容コードを登録
するためのユーザの負荷を軽減することにある。
【0013】また本発明の別の目的は、内容コード通信
方法において、受け手の属性を、送り手が送り手の意志
で様々に組み合わせて、対象となる受け手だけに情報を
選択受信させることを可能にすることである。具体的に
は、例えば、情報受信装置側のユーザの意志だけでな
く、情報送信装置側の情報提供者の意志または戦略に基
づき、情報受信装置側の対象ユーザに選択受信させるこ
とを可能にすることである。
【0014】また本発明の別の目的は、一般のデータ通
信方法において、情報受信装置側において、ある一定期
間にデータを固定数個しか受信したくない場合、それを
可能とすることである。
【0015】本発明の具体的な目的は、情報送信装置側
の情報提供者の意志または戦略で、情報受信装置側のユ
ーザに情報を選択受信させることができる情報の送受信
方法及びそれを用いた情報の送受信システムを提供する
ことである。
【0016】より具体的には、情報受信装置側のユーザ
の属性を、情報送信装置側の情報提供者が情報提供者の
意志で様々に組み合わせて、対象となるユーザだけに情
報を選択受信させることができる情報の送受信方法及び
それを用いた情報の送受信システムを提供することであ
る。
【0017】本発明の他の目的は、前記情報の送受信シ
ステムに用いる情報の送信方法及びそれを用いた情報の
送信装置を提供することである。
【0018】本発明の他の目的は、前記情報の送受信シ
ステムに用いる情報の受信方法及びそれを用いた情報の
受信装置を提供することである。
【0019】本発明の他の目的は、前記情報の送受信シ
ステムに適したメッセージのフォーマットを提供するこ
とである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数の情報受信装置と、複数の情報送信
装置が伝送媒体を介して送信・受信するシステムにおい
て、情報送信装置が、データの内容を表わす内容コード
と、その内容コードを登録すべき条件とを登録メッセー
ジとして送信し、情報受信装置は、登録メッセージを受
信し、受信した条件と予め設定された属性とに基づき、
内容コードを登録するか否かを決定し、情報送信装置
が、データの内容を表わす内容コードをデータに付加し
データメッセージとして送信し、情報受信装置は、デー
タメッセージ到着時、受信した内容コードと前記登録さ
れた内容コードに基づき、データを受信するか否かを決
定するようにした。特に、属性として、情報受信装置の
ユーザのプロファイル、ユーザの好み、ユーザの状況に
関する情報、または既に登録された内容コードを使用し
た。
【0021】さらに、複数の情報受信装置と、複数の情
報送信装置が伝送媒体を介して送信・受信するシステム
において、情報送信装置は、データが一定期間のあいだ
他のデータと同期することを表わす同期番号をデータに
付加してデータメッセージとして送信し、情報受信装置
は、データメッセージ到着時、受信した同期番号と既に
受信した他のメッセージの同期番号に基づき、データを
受信するか否かを決定するようにしている。
【0022】
【発明を実施するための形態】本発明の実施例を以下に
説明する。
【0023】図1は本発明の実施例の構成を示す図であ
る。
【0024】本システムは、1つ以上のデータ送信装置
10−1、…、10−mと、1つ以上のデータ受信装置
20−1、…、20−nと、これら装置が通信するため
の媒介としての通信衛星1とから構成される。通信媒体
は、本実施例のような無線形態のものでも、有線形態の
物でもどちらでも実現可能である。
【0025】データ送信装置10の各々は、メッセージ
送信機能101、内容コード管理機能102、戦略管理
機能103、データ管理機能104、入出力機能10
5、の5つの基本機能を持つ。
【0026】データ受信装置20の各々は、メッセージ
選択受信機能201、内容コード管理機能202、ユー
ザ属性管理機能203、データ実行機能204、入出力
機能205、の5つの基本機能を持つ。
【0027】図2に、データ送信装置10の機能構成の
詳細を示す。データ送信装置10は、メッセージ送信機
能101、内容コード管理機能102、戦略管理機能1
03、データ管理機能104、入出力管理機能105、
の5つの基本機能に加え、属性項目管理機能106、述
語管理機能107、内容コード管理テーブル108、戦
略管理テーブル109、属性項目管理テーブル110、
述語管理テーブル111、データファイル112を持
つ。メッセージ送信機能101は放送送信装置134を
通じ電送媒体である通信衛星1に対してメッセージを送
信する。また、入出力管理機能105はディスプレイ、
キーボード、ディスク、通信装置等の入出力装置120
との入出力を管理する。
【0028】図3に、データ送信装置10のハードウェ
ア構成の詳細を示す。データ送信装置10は、CPUバ
ス121、拡張バス122、ブリッジ123、CPU
(中央処理部)124、キャッシュメモリ125、メモ
リ126、割り込み制御部127、放送送信制御部12
8、通信制御部129、ディスク制御部130、音声制
御部131、入力制御部132、画面制御部133で構
成される。キャッシュメモリ125、メモリ126は各
々コントローラを含み、また、メモリ126はROM、
RAMを含むものとする。
【0029】CPUバス121は、CPU(中央処理
部)124と接続するバスである。
【0030】CPUバス121には、ブリッジ123、
CPU124、キャッシュメモリ125、メモリ12
6、割り込み制御部127が接続される。
【0031】CPU124は、命令を解釈したり、実行
を制御し、メモリ126はプログラムやデータを記憶す
る。キャッシュメモリ125は、高速なメモリアクセス
を実現する装置である。割り込み制御部127は、CP
Uへの割り込み信号、つまりCPUの現在の処理を一時
中断し、自分の割り込み処理を要求する信号を管理する
制御部である。ブリッジ123は、CPUバス121と
拡張バス122との接続回路である。
【0032】拡張バス122はさまざまな入出力装置と
の間でデータ転送するためのバスである。拡張バス12
2には、放送送信制御部128、通信制御部129、デ
ィスク制御部130、音声制御部131、入力制御部1
32、画面制御部133が接続されている。放送送信制
御部128は、通信衛星1を使った放送送信を制御する
制御部であり、通信衛星1に放送電波を送信する放送送
信装置134に接続されている。通信制御部129は、
モデムやISDNのターミナルアダプタ等の通信装置1
35を介し、公衆、ISDN網等のネットワーク2を通
じて、他の装置(他のデータ受信装置20やデータ送信
装置10)との通信を行う際の制御を行う。ディスク制
御部130は、SCSI等のディスク制御部であり、交
換可能な可能な記憶媒体であるパッケージディスク3を
操作できるCD−ROM装置、DVD(Digital
Video Disk)装置等のパッケージディスク
装置136や、ハードディスク装置137と接続され
る。音声制御部131は、音声の入出力を制御する部分
であり、マイクやスピーカのような音声入出力装置13
8と接続される。入力制御部132は、キーボードやマ
ウス等の入力装置139を制御する。画面制御部133
は、CRT、LCD、PDP等の画面表示装置140を
制御する。
【0033】図2の機能構成と、図3のハードウエア構
成の関係を示す。図2のすべての機能は、CPU124
がそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈、実行す
ることにより達成される。各機能実行時には、対応する
プログラムはメモリ126またはキャッシュメモリ12
5に存在し、また、図2のすべてのテーブル、ファイル
も、実行時には、メモリ126またはキャッシュメモリ
125に存在する。非実行時には、各機能を実現するプ
ログラム、テーブル、ファイルともにメモリ126や、
ハードディスク装置137に存在する。
【0034】メッセージ送信機能101は、CPU12
4により解釈され、放送送信制御部128に対して放送
送信装置134を制御するための指示を出す。また、入
出力管理機能105は、CPU124により解釈され、
通信制御部129、ディスク制御部130、音声制御部
131、入力制御部132、画面制御部133を介し
て、通信装置135、パッケージディスク装置136、
ハードディスク装置137、音声入出力装置138、入
力装置139、画面表示装置140等の入出力装置12
0を制御する。
【0035】データ送信装置10における機能の動作
を、図を用いて説明する。
【0036】図4はデータ送信装置10において、CP
U124が実行する主要な処理フロー図である。
【0037】データ送信装置10の入出力管理機能10
5は、まず画面表示装置140へ管理メニュー表示を行
い(1001)、イベント待ちになる(1002)。イ
ベント待ちとは、例えばボタンのクリックや、メッセー
ジの受信といったイベント(事象)を待って停止してい
る状態を指す。
【0038】図10に上記管理メニューの一表示例を示
す。管理メニュー113には、データ管理ボタン113
1、属性項目管理ボタン1132、述語管理ボタン11
33、登録条件(内容コード)管理ボタン1134、戦
略管理ボタン1135、終了ボタン1136、ヘルプボ
タン1137がある。入力装置139を用いてデータ管
理ボタン1131をクリックするとデータ管理イベント
が発生する。同様に、属性項目管理ボタン1132をク
リックすると属性項目管理イベントが、述語管理ボタン
1133をクリックすると述語管理イベントが、登録条
件(内容コード)管理ボタン1134をクリックすると
内容コード管理イベントが、戦略管理ボタン1135を
クリックすると戦略管理イベントが、終了ボタン113
6をクリックすると終了イベントが、各々発生する。な
お、ヘルプボタン1137をクリックすると、各ボタン
の簡単な説明が得られる。
【0039】今、データ送信装置10のユーザ(使用
者)であるマーケット戦略者が以下の4つの手順で戦略
を設定していくとする。戦略とは条件部と実行部、つま
りIF A(条件部) THEN B(実行部)で示さ
れるマーケット戦略者(情報提供者)の意志である。条
件部は属性項目に関する条件式になっている。例えば、
年齢(属性項目)が20才以上ならば新発売のワイン
「BBB」を勧める、というような特定商品指定の設定
や、30代の人にならばジャズのCDを勧める、という
ような商品カテゴリ指定の設定等がある。
【0040】(1)商品情報(データ)の登録:情報受
信側のユーザに提供したいデータとそのカテゴリを登録
する。
【0041】(2)属性項目の登録:戦略を設定する上
で使用する、情報受信側のユーザに関係する属性の項目
を登録する。ユーザのプロファイル(住所、年齢、
等)、好み(お酒が好きか、等)、状況(日時、場所)
等が属性項目になる。
【0042】(3)述語の登録:戦略の条件部で良く使
う表現を、述語として登録する。述語とは一種の略語、
またはマクロである。例えば「20代」という述語を
「年齢という属性が、20才以上、30才未満」と定
義、登録する。
【0043】(4)戦略の設定:ある特定の商品、ある
いは商品カテゴリに対して、戦略を設定する。商品カテ
ゴリに対して戦略が設定された場合は、その商品カテゴ
リに属する商品の1つが何らかの方法(例えばランダム
選択)で選択される。
【0044】このようにして設定された戦略に基づき、
商品情報が送信される。なお、ここでの4つの手順は必
ずしもシーケンシャルなものではなく、4つの手順のい
ずれも単独で実行可能である。
【0045】以下、上記の4つの手順に従い、各ボタン
をクリックしてイベントが発生した場合の動作を説明す
る。
【0046】(1)管理メニュー113のデータ管理ボ
タン1131をクリックして、データ管理イベントが発
生した場合を、図5、図11を用いて説明する。
【0047】データ送信装置10の入出力管理機能10
5は、イベントの種類を判定し(1003)、データ管
理イベントなので戦略管理機能103を経由してデータ
管理機能104を呼出す(1004)。
【0048】図5に呼出されたデータ管理機能104に
おける主要な処理フロー図を示す。まずデータ定義用の
画面を表示しユーザ(送信側の戦略者)にデータ定義を
入力してもらう(1011)。この入力に基づき、デー
タファイル112にデータが書き込まれる(101
2)。ユーザがデータ定義を終了することによって、デ
ータ管理機能は処理を終了する(1013)。
【0049】図11にデータファイル112の構造の一
例を示す。データファイル112は、データ番号112
1、データ名1122、カテゴリ1123、データファ
イル名1124の4つのフィールドを持つ。ユーザ(送
信側の戦略者)は、この4つの項目を定義する。データ
番号1121はデータをユニークに識別するための番号
であり、データの所有者(所有会社)のコードとデータ
の番号を組み合せた番号を使うことが多い。カテゴリ1
123は、そのデータの属するカテゴリ(分類)を示
す。データファイル名1124は、データそのものを指
す。データそのものが、複数のファイルから構成され
る、いわゆるハイブリッド型のファイル、例えばハイパ
ーテキストであることもある。単純なデータとしては、
テキストファイルのデータがある。
【0050】(2)管理メニュー113の属性項目管理
ボタン1132をクリックして属性項目管理イベントが
発生した場合を図6、図12を用いて説明する。
【0051】データ送信装置10の入出力管理機能10
5は、イベントの種類を判定し(1003)、属性項目
管理イベントなので戦略管理機能103経由で属性項目
管理機能106を呼出す(1005)。
【0052】図6に呼出された属性項目管理機能106
における主要な処理フロー図を示す。まず属性項目定義
用の画面を表示しユーザ(送信側の戦略者)に属性項目
定義を入力してもらう(1021)。この入力に基づ
き、属性項目管理テーブル110に属性項目が書き込ま
れる(1022)。また、属性項目管理機能106は、
戦略管理機能103経由でメッセージ送信機能101を
用い、属性項目登録メッセージを送信する(102
3)。ユーザが属性項目定義を終了することによって、
属性項目管理機能は処理を終了する(1024)。属性
項目登録メッセージについては後述する。
【0053】図12に属性項目管理テーブル110の構
造の一例を示す。属性項目管理テーブル110は、属性
コード1101、属性項目名1102、属性値の制限1
103、の3つのフィールドを持つ。ユーザ(送信側の
戦略者)は、この3つの項目を定義する。属性コード1
101は属性項目をユニークに識別するための番号であ
る。属性項目名1102は文字通り、属性項目の名前で
ある。属性値の制限1103とは、その属性項目が属性
値として取りうる値の形式を規定するものである。計算
機言語の型定義と同等である。例えば、{男、女}は男
または女のどちらかの値しか取れないことを示してい
る。属性項目としては、データ受信装置のユーザに関す
ることならすべて定義可能である。
【0054】例えば、ユーザのプロファイル、例えば住
所、年齢等の固定的、半固定的属性や、ユーザの好み、
例えば、趣味、好き嫌い等の変化可能な属性や、ユーザ
の状況、例えば、家にいる/会社にいる、午前中/午後
等のユーザの環境的属性が可能である。これらの属性の
属性値は、ユーザが直接、入力指定することにより、ま
たは、データ受信装置が自動的に指定することにより
(ユーザの現在時刻等は簡単に実施できる)設定され
る。
【0055】(3)管理メニュー113の述語管理ボタ
ン1133をクリックして述語管理イベントが発生した
場合を図7、図13を用いて説明する。
【0056】データ送信装置10の入出力管理機能10
5は、イベントの種類を判定し(1003)、述語管理
イベントなので戦略管理機能103経由で述語管理機能
107を呼出す(1006)。
【0057】図7に呼出された述語管理機能107にお
ける主要な処理フロー図を示す。まず述語定義用の画面
を表示しユーザ(送信側の戦略者)に述語定義を入力し
てもらう(1031)。この入力に基づき、述語管理フ
ァイル111に述語が書き込まれる(1032)。ま
た、述語管理機能107は、戦略管理機能103経由で
メッセージ送信機能101を用い、述語登録メッセージ
を送信する(1033)。ユーザが述語定義を終了する
ことによって、述語管理機能は処理を終了する(103
4)。述語登録メッセージについては後述する。
【0058】図13に述語管理テーブル111の構造の
一例を示す。述語管理テーブル111は、述語コード1
111、述語名1112、述語定義1113、の3つの
フィールドを持つ。述語コード1111は述語をユニー
クに識別するための番号である。述語名1112は文字
通り、述語の名前である。述語定義1113とは、その
述語の定義である。ユーザ(送信側の戦略者)は、この
3つの項目を定義する。述語とは、一種の略語、または
マクロである。例えば「20代」という言葉は「年齢と
いう属性が、20才以上、30才未満」であることを示
す。また、同じ「年齢」という属性に関し、「年齢とい
う属性が、10才以上、30才未満」は「若者」と定義
することもできる。このように、述語によって、1つの
属性項目を複数の切り口で定義・分類することができ
る。
【0059】また、述語「東京在」の定義である「in
clude “東京都” in 住所」は、「住所とい
う属性において、その属性値に“東京都”が含まれてい
る」ことをさす。「“東京都”が含まれている」場合
は、述語は真であり、そうでない場合は偽である。ま
た、複数の属性項目に関する述語の定義も可能である。
例えば「酒好き男」を図12にある属性項目名1102
を用いて「お酒=好き&性別=男」と定義できる。
【0060】(4)管理メニュー113の戦略管理ボタ
ン1135をクリックして戦略管理イベントが発生した
場合を図8、図9、図14、図15、図16を用いて説
明する。
【0061】データ送信装置10の入出力管理機能10
5は、イベントの種類を判定し(1003)、戦略管理
イベントなので戦略管理機能103を呼出す(100
8)。図9に呼出された戦略管理機能103における主
要な処理フロー図を示す。まず戦略定義用の画面を表示
しユーザ(送信側の戦略者)に戦略定義を入力してもら
う(1051)。図14に、戦略定義画面114を示
す。まず戦略を設定したいデータ(または商品データ)
のデータ名1141またはデータ番号1142を選択す
る。次に、そのデータをどのようなユーザ(データ受信
者)に提供したいかを入力する。属性項目1143を選
択し、その属性値を選択または入力する動作をくりかえ
す。例えば、図14の画面状態は、戦略として、データ
番号が「10001」のデータを、「性別=女性&東京
在&20代」に薦めるよう入力している。この入力に基
づき、まず内容コード管理機能102が呼出される(1
052)。
【0062】図8に、図9の(1052)で呼出された
内容コード管理機能102における主要な処理フロー図
を示す。まず内容コード管理機能102は、図9の(1
051)で与えられた戦略条件(例えば、「性別=女性
&東京在&20代」)に従い、内容コードを自動的に定
義・作成する(1041)。既に同じ戦略条件が内容コ
ード管理テーブル108に登録されている場合はその限
りではない。次に定義・作成された内容コードは、内容
コード管理テーブル108に登録される(1042)。
例えば、上記戦略条件は、図16に示すように「10
2」という内容コードとして登録されている。
【0063】次に、内容コード管理機能102は、戦略
管理機能103経由でメッセージ送信機能101を用
い、内容コード登録メッセージを送信する(104
3)。内容コード定義が自動的に終了することによっ
て、内容コード管理機能102は処理を終了する(10
44)。内容コードメッセージについては後述する。
【0064】図16に内容コード管理テーブル108の
構造の一例を示す。内容コード管理テーブル108は、
内容コード1081と、その内容コードに定義された内
容即ち、戦略条件1082、状態1083、登録時刻1
084、休止時刻1085、再開時刻1086、削除時
刻1087との7つのフィールドを持つ。ユーザ(送信
側の戦略者)は、戦略条件1082を戦略定義画面11
4により指定するだけであり、後の6つのフィールドは
一般的には自動的に内容コード管理機能102が指定す
る。
【0065】例えば、内容コード1081は使用されて
いない番号が割り当てられ、登録時刻1084は現在時
間が設定され、休止時刻1085は登録時間の6ヶ月後
の時間が設定され、再開時刻1086は空白(「−」)
が設定され、削除時刻1087は、休止時刻の1年後の
時刻が設定されるようにデフォルトで決定しておくこと
ができる。もちろん、戦略者が手動で内容コードの番号
や各種時刻を設定することも可能である。
【0066】内容コード1081は定義されたデータの
内容を表わすコードである。戦略条件1082は、デー
タ提供の戦略のための条件を表わすもので、同時に、内
容コードの意味も表わすことになる。例えば、内容コー
ド「101」番が付加されたデータは、データの内容が
「30代&性別=男」向きのデータであることを示す。
逆に言えば、「30代&性別=男」に薦めたいデータに
は内容コード「101」番を付けて送信すれば良いこと
を示す。
【0067】状態1083は、「初期(=登録前)」→
「登録」←→「休止」→「初期(=削除後)」と遷移す
る内容コード1081の定義状態を表わす。登録前や削
除後は内容コードテーブル上には、該当する内容コード
に関する項目は存在しないので、初期状態は状態フィー
ルドには明示されない。状態1083は、内容コード登
録処理により初期状態から登録状態へ、休止処理により
登録状態から休止状態へ、再開処理により休止状態から
登録状態へ、削除処理により休止状態から初期状態にな
る(安全のため、直接、登録状態から初期(削除後)状
態にはならない)。登録時刻1084、休止時刻108
5、再開時刻1086、削除時刻1087は、各々登
録、休止、再開、削除の時刻(履歴または予定)であ
る。
【0068】例えば、現在の日時を1996年12月2
日とすると、内容コード「101」番は、1996年1
1月1日に登録されており、1997年5月1日に休止
になる予定であり、1998年5月1日に削除になる予
定であることを示す。フィールドが「−」であるのは予
定が無いことを示す。
【0069】内容コード管理テーブル108には、最初
から設定されている、すなわちシステムとして登録され
ている内容コードがいくつかある。図16では「09
9」番以下の内容コードがそれである。ユーザは、これ
らシステム内容コードを登録する必要はない。
【0070】図9の(1052)で呼び出された内容コ
ード管理機能102は処理を終了すると、再び処理は戦
略管理機能103に戻る。戦略管理機能103は、図1
5に示す戦略管理テーブル109に戦略を登録する(1
053)。その後、戦略管理テーブル109に基づき、
適切な内容コードが付加したデータメッセージが作成さ
れ送信される(1054)。ユーザが戦略定義を終了す
ることによって、戦略管理機能は処理を終了する(10
55)。データメッセージについては後述する。
【0071】図15に戦略管理テーブル109の構造の
一例を示す。戦略管理テーブル109は、戦略番号10
91、データ番号1092、内容コード1093、同期
番号1094、送信時刻1095、の5つのフィールド
を持つ。ユーザ(送信側の戦略者)は、戦略定義画面1
14(図14)による商品(データ)番号1142、同
期番号1145、送信時刻1146の指定により、デー
タ番号1092、同期番号1094、送信時刻1095
を明示的に、内容コードを暗示的に(戦略条件から導出
されるので)指定する。
【0072】戦略番号1091は戦略をユニークに識別
する番号であり、戦略管理機能103によって自動的に
設定される。データ番号1092は戦略が指定されたデ
ータの番号をしめす。内容コードは、暗示的に戦略条件
1082を表現している。同期番号1094とはデータ
が一定期間のあいだ同期することを表わす番号であり、
複数の戦略を1つのグループとし、ある時刻または時間
で同期させたい場合に用いる。同じ同期番号が付いた戦
略同士で競合が起きた場合などで効果を発する(後述す
る)。同期番号はシステムにユニークな番号である。シ
ステムでユニークな番号を割り当てるためには一般に
は、端末のユニークID、日付時刻、通し番号の3つを
組み合せて、例えば「112233+1996120312345600+0001
3」のように作成する。記述の簡略化のためここでは通
し番号のみ(例えば「13」)で記述しておく。送信時
刻1095は、戦略が登録された後、いつデータメッセ
ージを送出すべきかを設定する。
【0073】ここで、上述の各メッセージについて説明
する。
【0074】上述では、属性項目登録メッセージ、述語
登録メッセージ、内容コード登録メッセージは、各々の
設定時即座に送信される例を記述した。もちろん、即座
にではなく、一定時間後や、一定時間間隔でまとめて送
信する等の方法も可能である。データメッセージは戦略
定義画面114(図14)で指定された送信時刻に送信
される。送信時刻が指定されなければ即時送信される。
【0075】図17に属性項目登録メッセージのフォー
マットを示す。内容コード1151、同期番号115
2、通番1153、属性コード1154、属性名115
5、属性値制限1156から構成される。内容コード1
151には、図16で示したように属性項目登録用内容
コード「011」番が設定される。同期番号1152に
は無効を意味する「0」が設定される。通番1153は
送信時に付加される同期番号単位のメッセージ通番であ
り、同期番号が無効な時は無効を示す値、例えば「1/
E」が入る。属性コード1154、属性項目名115
5、属性値制限1156は、属性項目管理テーブル11
0(図12)の各フィールドが複写される。図18に述
語登録メッセージのフォーマットを示す。内容コード1
151、同期番号1152、通番1153、述語コード
1157、述語名1158、述語定義1159から構成
される。内容コード1151には、図16で示したよう
に述語登録用内容コード「021」番が設定される。同
期番号1152には無効を意味する「0」が設定され
る。通番1153は送信時に付加される同期番号単位の
メッセージ通番であり、同期番号が無効な時は無効を示
す値、例えば「1/E」が入る。述語コード1157、
述語名1158、述語定義1159は、述語管理テーブ
ル111(図13)の各フィールドが複写される。
【0076】図19に内容コード登録メッセージのフォ
ーマットを示す。内容コード1151、同期番号115
2、通番1153、被登録の内容コード1160、戦略
条件1161から構成される。内容コード1151に
は、図16で示したように内容コード登録用内容コード
「001」番が設定される。同期番号1152には無効
を意味する「0」が設定される。通番1153は送信時
に付加される同期番号単位のメッセージ通番であり、同
期番号が無効な時は無効を示す値、例えば「1/E」が
入る。被登録の内容コード1160、戦略条件1161
は、内容コード管理テーブル108(図16)の各フィ
ールドが複写される。
【0077】図20にデータメッセージのフォーマット
を示す。内容コード1151、同期番号1152、通番
1153、データ1162から構成される。内容コード
1151、同期番号1152には、戦略管理テーブル1
09(図15)中の同期番号1094が各々設定され
る。通番1153は送信時に付加される同期番号単位の
メッセージ通番であり、同期番号が有効な時は通番とな
り、メッセージの抜けを検知するため、最後のメッセー
ジを確認するために用いられる。データ1162には、
戦略管理テーブル109(図15)に登録されたデータ
番号に対応するデータがデータファイル112(図1
1)から取り出され、設定される。
【0078】その他多くの登録・休止・再開・削除・変
更メッセージがあるが、例として、内容コード削除・休
止メッセージのフォーマットを図21に、内容コード変
更メッセージのフォーマットを図22に示す。図21の
内容コード1163は削除または休止内容コードを、図
22の内容コード1164は変更前内容コード、内容コ
ード1165は変更後内容コードを示す。
【0079】図23に、戦略者が上述の4つの手順を踏
んだ場合について、データ送信装置10からデータ受信
装置20−1、…、20−nへ放送されるメッセージを
時系列に示す。
【0080】まず、属性項目設定時、属性項目管理機能
106により属性項目「住所」が属性項目管理テーブル
110に登録されたとすると、属性項目登録メッセージ
1171が送信される。
【0081】次に、述語設定時、述語管理機能107に
より述語「東京在」が述語管理テーブル111に登録さ
れたとすると、述語登録メッセージ1172が送信され
る。次に、戦略設定時、内容コード管理機能102によ
り、戦略条件「30代&性別=男」(つまり内容コード
「101」番として)と、戦略条件「20代&性別=女
&東京在」(つまり内容コード「102」番として)
と、戦略条件「無条件」(つまり内容コード「099」
番)と3つの戦略が設定され、これら3つの戦略が同一
同期番号「13」とされた時、内容コード管理テーブル
108には、内容コード「101」番と「102」番が
登録されたとすると(「099」番はシステム内容コー
ドでデフォルトで設定されている)、内容コード登録メ
ッセージ1173、1174が送信される。
【0082】その後、戦略管理テーブル109で指定さ
れた送信時刻1095に基づき、データメッセージ11
75、1176、1177が送信される。これら3つの
データメッセージは同一同期番号が付加される。
【0083】次にデータ受信装置について説明する。
【0084】図24に、データ受信装置20の機能構成
の詳細を示す。データ受信装置20は、メッセージ選択
受信機能201、内容コード管理機能202、ユーザ属
性管理機能203、データ実行機能204、入出力管理
機能205、の5つの基本機能に加え、属性項目管理機
能206、述語管理機能207、内容コード管理テーブ
ル208、ユーザ属性管理テーブル209、属性項目管
理テーブル210、述語管理テーブル211、同期番号
管理テーブルを持つ。メッセージ選択受信機能201は
電送媒体である通信衛星1から放送受信装置234を通
じメッセージを受信する。また、入出力管理機能205
はディスプレイ、キーボード、ディスク、通信装置等の
入出力装置220との入出力を管理する。
【0085】図25に、データ受信装置20のハードウ
ェア構成の詳細を示す。データ受信装置20は、CPU
バス221、拡張バス222、ブリッジ223、CPU
(中央処理部)224、キャッシュメモリ225、メモ
リ226、割り込み制御部227、放送受信制御部22
8、通信制御部229、ディスク制御部230、音声制
御部231、入力制御部232、画面制御部233で構
成される。キャッシュメモリ225、メモリ226は各
々コントローラを含み、また、メモリ226はROM、
RAMを含むものとする。
【0086】CPUバス221は、CPU(中央処理
部)224と接続するバスである。
【0087】CPUバス221には、ブリッジ223、
CPU224、キャッシュメモリ225、メモリ22
6、割り込み制御部227が接続される。
【0088】CPU224は、命令を解釈したり、実行
を制御し、メモリ226はプログラムやデータを記憶す
る。キャッシュメモリ225は、高速なメモリアクセス
を実現する装置である。割り込み制御部227は、CP
Uへの割り込み信号、つまりCPUの現在の処理を一時
中断し、自分の割り込み処理を要求する信号を管理する
制御部である。ブリッジ223は、CPUバス221と
拡張バス222との接続回路である。
【0089】拡張バス222はさまざまな入出力装置と
の間でデータ転送するためのバスである。拡張バス22
2には、放送受信制御部228、通信制御部229、デ
ィスク制御部230、音声制御部231、入力制御部2
32、画面制御部233が接続されている。放送受信制
御部228は、通信衛星1を使った放送送信を制御する
制御部であり、通信衛星1から放送電波を受信する放送
受信装置234に接続されている。通信制御部229
は、モデムやISDNのターミナルアダプタ等の通信装
置235を介し、公衆、ISDN網等のネットワーク2
を通じて、他の装置(他のデータ受信装置20やデータ
送信装置10)との通信を行う際の制御を行う。ディス
ク制御部230は、SCSI等のディスク制御部であ
り、交換可能な記憶媒体であるパッケージディスク3を
操作できるCD−ROM装置、DVD(Digital
Video Disk)装置等のパッケージディスク
装置236や、ハードディスク装置237、ICカード
装置238と接続される。音声制御部231は、音声の
入出力を制御する部分であり、マイクやスピーカのよう
な音声入出力装置239と接続される。入力制御部23
2は、キーボードやマウス等の入力装置240を制御す
る。画面制御部233は、CRT、LCD、PDP等の
画面表示装置241を制御する。
【0090】図24の機能構成と、図25のハードウエ
ア構成の関係を示す。図24のすべての機能は、CPU
224がそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈、
実行することにより達成される。各機能実行時には、対
応するプログラムはメモリ226またはキャッシュメモ
リ225に存在し、また、図24のすべてのテーブル、
ファイルも、実行時には、メモリ226またはキャッシ
ュメモリ225に存在する。非実行時には、各機能を実
現するプログラム、テーブル、ファイルともにメモリ2
26や、ハードディスク装置237、または、ICカー
ド装置238に存在する。特に、ユーザ属性管理テーブ
ルはICカード内に保存されている。
【0091】メッセージ受信機能201は、CPU22
4により解釈され、放送送信制御部228に対して放送
受信装置234を制御するための指示を出す。また、入
出力管理機能205は、CPU224により解釈され、
通信制御部229、ディスク制御部230、音声制御部
231、入力制御部232、画面制御部233を介し
て、通信装置235、パッケージディスク装置236、
ハードディスク装置237、ICカード装置238、音
声入出力装置239、入力装置240、画面表示装置2
41等の入出力装置220を制御する。
【0092】データ受信装置20における機能の動作
を、図を用いて説明する。
【0093】図26はデータ受信装置において、CPU
224が実行する主要な処理フロー図である。
【0094】まず、データ受信装置20は、まずイベン
ト待ちになる(2001)。
【0095】図23に示した順序でメッセージが、放送
受信装置234からデータ受信装置20に到着し、イベ
ントが発生したとする。データ受信装置20はイベント
発生時、イベントの種類を判断する(2002)。メッ
セージ受信時、メッセージの受信をメッセージ受信イベ
ントとしてとらえ、メッセージ選択受信機能201を呼
び出す(2003)。メッセージ選択受信機能201
は、メッセージの選択受信を行う。
【0096】図27に呼出されたメッセージ選択受信機
能201における主要な処理フロー図を示す。まず、メ
ッセージ受信時、図35に示す内容コード管理テーブル
208を参照する(2011)。そして、受信メッセー
ジに付加された内容コードが内容コード管理テーブル2
08に登録されているか判断する(2012)。登録さ
れていなければメッセージを破棄する(2014)。登
録されていれば、同期番号管理テーブル212を参照す
る(2013)。次に、同期番号管理テーブル212
(図36)に有効な同期番号が存在するかを判断する
(2015)。
【0097】有効な同期番号とは、同期番号の同期開始
時刻2122と同期終了時刻2123の間に現在の時刻
が含まれる事を意味する。有効な同期番号がなければ、
メッセージ中の同期番号を同期番号管理テーブル212
の同期番号2121に登録する(2016)。同期開始
時刻2122には現在時刻を、同期終了時刻2123に
は予め定められた時間を現在時刻に足した時刻を、受信
可能個数にも予め定められた時刻を、受信個数には
「0」を設定する。そして、受信が確定する(201
9)。
【0098】有効な同期番号があれば、メッセージの同
期番号と同一の同期番号かを判断する(2017)。同
一でないならメッセージは破棄される(2014)。同
一であれば、受信済み個数が受信可能個数未満かを判断
し(2018)、未満でないならメッセージは破棄され
る(2014)。未満なら、受信が確定する(201
9)。受信が確定した場合、メッセージは受信バッファ
等の受信メッセージを格納するエリアに待避され、受信
済個数2125が1つ数が増やされる。同期番号は、同
期終了時間2123が終了した時同期番号管理テーブル
212から消去される。
【0099】同期番号テーブルの受信可能個数を「1」
にしておくことにより、ある時間帯において、同期番号
を用い、1ユーザに1つ以下のデータメッセージを提供
することができる。
【0100】呼出されたメッセージ選択受信機能201
が処理を終了すると、次にデータ受信装置20は、内容
コード管理機能202を呼出し、上記受信したメッセー
ジの種類を内容コードにより判断する(2004)。
【0101】属性項目登録メッセージ(内容コード「0
11」)を受信した場合は、ユーザ属性管理機能203
経由で、属性項目管理機能206が呼び出される(20
05)。
【0102】図28に呼出された属性項目管理機能20
6における主要な処理フロー図を示す。まず、受信した
内容をそのまま、図34に示す属性項目管理テーブル2
09へ登録する(2021)。その後、ユーザに属性値
を入力してもらうために、ユーザ属性管理イベントを発
生する(2022)。属性項目管理テーブル209は、
データ送信装置の属性項目管理テーブル110(図1
2)とまったく同じ構造であり、メッセージ送受信時の
伝送抜けが無い限り内容もまったく同じである。
【0103】ユーザ属性管理イベントを受け取ったデー
タ受信装置20は、イベントの種類を判断することによ
り(2002)、ユーザ属性管理機能203を呼び出す
(2009)。
【0104】図29に呼出されたユーザ属性管理機能2
03における主要な処理フロー図を示す。まず、ユーザ
属性定義画面を表示しユーザによる属性値の入力を促す
(2031)。
【0105】図33に、ユーザ属性定義画面214の一
例を示す。ユーザ名2141、ユーザID2142、属
性項目2143、属性値2144、済フラグ2145等
から構成される。済フラグ2145はユーザが属性項目
を設定したかどうかを示す。ここでは、ユーザが、属性
項目登録メッセージ受信後、まだ属性値を設定していな
い属性項目に関し、設定を促している。これに対してユ
ーザは、例えば、属性項目「住所」に対し、属性値の制
限である全角文字40字以内で「東京都町田市町田1−
1」と入力したり、属性項目「年齢」に対し、属性値の
制限である0または正の整数の中から数字を選択したり
する。このとき、ユーザは、明確な設定を拒否すること
ができる。この場合「回答拒否」という項目を選択し、
設定すればよい。また、忙しい場合等の理由により、キ
ャンセルボタンをクリックし、入力をしないこともでき
る。
【0106】ユーザ入力後、ユーザ属性管理機能203
は、ユーザ属性管理テーブル209にユーザが入力した
属性値を登録する(2032)。図34に、ユーザ属性
管理テーブル209の構造の一例を示す。ユーザ属性管
理テーブル209は、属性コード2091、属性項目名
2092、属性値2093、の3つのフィールドを持
つ。その後、ユーザによる登録が終了しているか、つま
り、未設定の属性項目が無いかを判断する(2033)
(上記「回答拒否」は未設定ではなく、設定されたこと
になる)。
【0107】終了していない場合には、ユーザ属性管理
イベントを発生し(2034)、再度のユーザ属性定義
を促す。ユーザ属性管理イベントの発生は、即時発生す
るのではなく一定時間後に発生する。
【0108】述語登録メッセージ(内容コード「02
1」)を受信した場合は、ユーザ属性管理機能203経
由で、述語管理機能207が呼び出される(200
6)。
【0109】図30に呼出された属性項目管理機能20
6における主要な処理フロー図を示す。受信した内容を
そのまま、図示していない述語管理テーブル211へ登
録するだけである(2041)。述語管理テーブル21
1は、データ送信装置の述語管理テーブル111(図1
3)とまったく同じ構造であり、メッセージ送受信時の
伝送抜けが無い限り内容もまったく同じである。
【0110】内容コード登録メッセージ(内容コード
「001」)を受信した場合は、内容コード管理機能2
02が呼び出される(2007)。
【0111】図31に呼出された内容コード管理機能2
02における主要な処理フロー図を示す。まず、ユーザ
属性管理機能203経由で、ユーザ属性管理テーブルを
参照する(2051)。メッセージ中の戦略条件と参照
したユーザ属性を比較し、内容コードを登録すべきかを
判断する(2052)。必要なら、述語管理機能207
経由で、述語管理テーブル211を参照する。例えば、
ユーザ属性管理テーブル209が図34のようにユーザ
により設定されていたとする。ここで、図23で示した
内容コード登録メッセージ1174を受信したとする。
メッセージ中の戦略条件は「20代&性別=女&東京
在」である。まず、内容コード管理機能202は、述語
管理テーブル211を参照し、述語を属性項目と属性値
に翻訳する。つまり、戦略条件は「20≦年齢<30&
性別=女&include “東京都” in 住所」
と翻訳される。次に、ユーザ属性管理テーブル209を
参照し、「年齢=26」で真、「性別=女」で真、「住
所=東京都町田市」で真と判断し、戦略条件をクリアす
ることを確認する。戦略条件をクリアするなら、内容コ
ード管理テーブル208に内容コードと戦略条件を登録
する(2053)。図35に、内容コード管理テーブル
208の構造の一例を示す。内容コード2081、戦略
条件2082、状態2083から成る。
【0112】データメッセージを受信した場合は、メッ
セージ選択受信機能201を通過すれば、データ実行機
能204が呼び出される(2008)。
【0113】図32に呼出されたデータ実行機能204
における主要な処理フロー図を示す。受信した内容をそ
のままコマーシャルとしてリアルタイムに画面表示装置
241へ表示したり、あるいは、受信した内容を後ほど
呼び出される広告チラシとしてハードディスク装置23
7に書込む等の処理を行う(2061)。
【0114】このようにして、データメッセージがデー
タ送信装置10からデータ受信装置20−1〜20−n
へ伝送される。データ受信装置20の各々は、各々個別
のユーザ属性管理テーブル209に基づき内容コードが
設定され、その内容コードに基づき個別にメッセージの
選択受信が行われる。
【0115】尚、上記実施例では、戦略条件1062
(図16)として、データ受信装置のユーザの属性に関
する条件のみを用いたが、ここで、既に登録済みの内容
コードを戦略条件として用いることも、実施例1と同様
の方法で実施できる。この場合、戦略条件は、「既登録
内容コード=105」のように指定すればよい。
【0116】また、上記実施例で用いたデータメッセー
ジフォーマットは図20に示すものであるが、図37の
ように、広義の同期番号を、同期番号、同期開始時刻、
同期終了時刻、受信可能個数で構成することもできる。
この場合、図27の(2016)で同期番号管理テーブ
ルが設定される際、受信したメッセージに基づいて、同
期番号管理テーブル212の同期番号2121、同期開
始時刻2122、同期終了時刻2123、受信可能個数
2124が設定されることになる。メッセージフォーマ
ットの同期終了時刻の代わりに同期時間(同期を継続し
ている時間)を用いる方法でも同等の結果が得られる。
【0117】次に、他の実施例について説明する。
【0118】図38は本発明の実施例の構成を示す図で
ある。機能構成要素としてデータ送信装置30に、ユー
ザ属性管理機能306が加わる以外は、基本的に図1の
構成と同様である。差異については後述する。
【0119】図39に、データ送信装置30の機能構成
の詳細を示す。機能構成要素としてユーザ属性管理機能
313が、テーブルとしてユーザ属性管理テーブル31
4が加わる以外は、基本的に図2の構成と同様である。
差異については後述する。
【0120】データ送信装置30のハードウェア構成の
詳細は、図3と同様であるので説明を省略する。
【0121】図40はデータ送信装置において、CPU
が実行する主要な処理フロー図である。処理フローとし
て、ユーザ属性登録メッセージ受信イベント発生時の処
理であるユーザ属性管理機能の呼出3009が加わる以
外は、基本的に図4と同様である。
【0122】最初の実施例と同様に、戦略者が4つの手
順(1)商品情報(データ)の登録(2)属性項目の登
録(3)述語の登録(4)戦略の設定、を順に行った場
合について説明する。
【0123】(1)の商品情報(データ)の登録に関し
ては、図5の処理フローと変わらないので省略する。
【0124】(2)の属性項目の登録に関しても、図6
の処理フローと基本的に変わらない。ただし、属性項目
登録メッセージ送信(1023)において、送信される
メッセージのフォーマットが異なる。
【0125】図45に、属性項目登録メッセージのフォ
ーマットを示す。宛先アドレス3151、送信元アドレ
ス3152、内容コード3153、同期番号3154、
通番3155、属性コード3156、属性名3157、
属性値制限3158を構成要素として持つ。宛先アドレ
ス3151には、このメッセージがブロードキャスト
(同報通信)であることを表わすアドレス、例えば「1
11111」が設定される。送信元アドレスには、デー
タ送信装置30の通信用アドレス(例えば「00000
1」)が設定される。その他の項目は、図17と同様に
設定される。
【0126】図49に属性項目登録メッセージ3171
としての設定の例を示す。このメッセージを受信したデ
ータ送信装置40は、ユーザ属性登録メッセージを返信
してくる(詳しくは後述する)。図46に、このユーザ
属性登録メッセージのフォーマットを示す。属性項目登
録メッセージ(図45)に比べ、属性値制限3158が
属性値3159に置き換わった点が異なる。図49にユ
ーザ属性登録メッセージ3172としての設定の例を示
す。宛先アドレス3151にはデータ送信装置30の通
信用アドレス(例えば「000001」)が設定され
る。送信元アドレス3152には、データ受信装置40
の通信用アドレス(例えば「001001」)が設定さ
れる。これは1対1の通信である。属性値3159に
は、データ受信装置40のユーザによって設定された属
性値(例えば[東京都…])が設定されている。このユ
ーザ属性登録メッセージは、データ送信装置30におい
て通信装置135を介して受信され、ユーザ属性管理機
能の呼出(図40の3009)が行われる。
【0127】図42は、呼び出されたユーザ属性管理機
能313の処理フローを示す。ユーザ属性管理機能31
3は、受信したメッセージの送信元アドレスによりユー
ザを識別し、ユーザ毎に存在するユーザ属性管理テーブ
ル314に、メッセージ上の属性項目と属性値を設定す
る。図43にユーザ属性管理テーブル314の構成を示
す。これは、最初の実施例において、データ受信装置2
0が管理していたユーザ性管理テーブル209(図3
4)と同内容である。
【0128】(3)の述語の登録に関しては、図41に
処理フローを示す。述語登録メッセージの送信処理が削
除された以外は、図7と同様である。
【0129】(4)の戦略の設定に関しては、図9の処
理フローと基本的に変わらない。ただし、2つの処理に
おいて、若干の差異があるので以下に説明する。
【0130】図9の処理フローでは、途中で内容コード
管理機能が呼び出される。呼び出された内容コード管理
機能の処理フロー(図8)の処理1043について差異
を記述する。
【0131】内容コード管理機能102は、前処理ステ
ップ(1042)で登録された内容コードの戦略条件
と、すべてのユーザのユーザ属性管理テーブル314を
比較し、どのユーザがこの戦略条件を満たしているかを
調べる。この戦略条件を満たしているすべてのユーザに
対して、1対1通信で内容コード登録メッセージを送信
する。
【0132】図47に内容コード登録メッセージのフォ
ーマットを示す。宛先アドレス3151には戦略条件を
満たしたユーザ(データ受信装置)の通信用アドレスが
設定される。内容コード3153は、内容コード登録用
内容コード「001」が、内容コード群3160には、
登録したい内容コードが設定される。図49に内容コー
ド登録メッセージ3173、3174としての設定の例
を示す。内容コード登録メッセージ3173は、宛先ア
ドレス「001001」のデータ受信装置に対して、内
容コード「101」つまり「30代&性別=男性」の登
録が依頼されていることを示す。
【0133】また、図9の処理フローにおけるデータメ
ッセージ送信(1054)において、送信されるメッセ
ージのフォーマットが異なる。
【0134】図48に、データメッセージのフォーマッ
トを示す。宛先アドレス3151、送信元アドレス31
52、内容コード3153、同期番号3154、通番3
155、データ3161を構成要素として持つ。宛先ア
ドレス3151には、このメッセージがブロードキャス
ト(同報通信)であることを表わすアドレス、例えば
「111111」が設定される。送信元アドレスには、
データ送信装置30の通信用アドレス(例えば「000
001」)が設定される。その他の項目は、図20と同
様に設定される。図49にデータメッセージ3175、
3176、3177としての設定の例を示す。
【0135】次に、本実施例での受信装置40について
説明する。
【0136】図50に、データ受信装置40の機能構成
の詳細を示す。機能構成要素として述語管理機能207
が、テーブルとして述語管理テーブル211が削除され
ている以外は、基本的に図24の構成と同様である。差
異については後述する。
【0137】データ受信装置40のハードウェア構成の
詳細は、図25と同様であるので説明を省略する。
【0138】図51はデータ受信装置において、CPU
が実行する主要な処理フロー図である。処理フローとし
て、述語登録メッセージ受信イベント発生時の処理であ
る述語管理機能の呼出2006が削除される以外は、基
本的に図26と同様である。以下最初の実施例との差異
部分について説明する。
【0139】図49に示した順序でメッセージが、放送
受信装置434からデータ受信装置40に到着し、イベ
ントが発生したとする。データ受信装置40はイベント
発生時、イベントの種類を判断する(4002)。メッ
セージ受信時、メッセージの受信をメッセージ受信イベ
ントとしてとらえ、メッセージ選択受信機能401を呼
び出す(4003)。メッセージ選択受信機能401
は、メッセージの選択受信を行う。
【0140】図52に呼出されたメッセージ選択受信機
能401における主要な処理フロー図を示す。最初の処
理4010が追加された以外は、図27と同様なので省
略する。まず、到着したメッセージの宛先アドレスを判
断し(4010)、自分のアドレスまたはブロードキャ
ストアドレスなら以降の処理へ(4011)、そうでな
いならメッセージ廃棄処理(4041)へ遷移する処理
が付け加わるだけである。
【0141】図53に、ユーザ属性管理機能403にお
ける主要な処理フロー図を示す。ユーザ属性登録メッセ
ージ送信処理(4033)が、図29に追加されてい
る。図46に、このユーザ属性登録メッセージのフォー
マットを示す。属性項目登録メッセージ(図45)に比
べ、属性値制限3158が属性値3159に置き換わっ
た点が異なる。図49にユーザ属性登録メッセージ31
72としての設定の例を示す。宛先アドレス3151に
はデータ送信装置30の通信用アドレス(例えば「00
0001」)が設定される。送信元アドレス3152に
は、データ受信装置40の通信用アドレス(例えば「0
01001」)が設定される。これは1対1の通信であ
る。属性値3159には、データ受信装置40のユーザ
によって設定された属性値(例えば[東京都…])が設
定されている。このユーザ属性登録メッセージは、入出
力管理機能405を経由、通信装置を介してネットワー
クに送信される。
【0142】図54に、内容コード管理機能402にお
ける主要な処理フロー図を示す。単順に、受信した内容
コード登録メッセージに基づき、登録内容コードを内容
コード管理テーブルに設定するだけである。
【0143】上記実施例では、データ送信装置側にも、
ユーザ属性管理テーブルを持つ。そのため、基本的に
は、データ受信装置側にユーザ属性管理テーブルを持つ
必要が無い(上記実施例では持たせているが、存在しな
くても内容コード通信に影響はでないのは明らかであ
る)。また、ユーザ属性管理テーブルのデータを使っ
て、さまざまなマーケット分析を行えるというメリット
がある。例えば、データ送信装置において、戦略設定
時、戦略設定画面(図44)において、戦略条件に適合
するユーザが何人存在するのかを計算する事(314
7)が可能である。この数字は、戦略の効果を推定する
上で使用できる。
【0144】また、本実施例の複数のデータ送信装置
(30−1〜30−m)が持つ、ユーザ属性管理機能
を、より少ない数の装置(一つでも良い)として独立さ
せることも可能である。この場合は、データ送信装置と
ユーザ属性管理装置との間で、ユーザ属性についての通
信が発生するが、データ送信装置からユーザへ送られる
属性問い合わせが減り、属性問い合わせに対するユーザ
の回答負担を減らすことができる。
【0145】以上述べたように、本発明の情報の送受信
方法及びそれを用いた情報の送受信システムによれば、
情報送信装置側の情報提供者の意志または戦略で、情報
受信装置側のユーザに情報を選択受信させることがで
き、例えば広告の効果的な配信が可能になる。
【0146】また、本発明の情報の送信方法及びそれを
用いた情報の送信装置によれば、情報送信装置側の情報
提供者の意志または戦略で、情報受信装置側のユーザに
情報を選択受信させることができる情報の送受信システ
ムを実現することができる。また、本発明の情報の受信
方法及びそれを用いた情報の受信装置によれば、情報送
信装置側の情報提供者の意志または戦略で、情報受信装
置側のユーザに情報を選択受信させることができる情報
の送受信システムを実現することができる。また、本発
明のメッセージのフォーマットを用いれば、情報送信装
置側の情報提供者の意志または戦略で、情報受信装置側
のユーザに情報を選択受信させることができる情報の送
受信システムを実現することができる。
【0147】なお、上記実施例では、広告・宣伝情報の
配信を例に取ったが、これに限ることはなく、例えば、
音楽CDなどマルチメディアコンテンツの配送、製造業
者における本社と営業所間での、その営業所が必要とす
る部品情報の配付、大企業における関係者への社内通達
の配付など様々な応用が可能である。
【0148】
【発明の効果】本発明によれば、内容コード通信方法を
用いた情報の送受信システムにおいて、情報受信装置側
のユーザが使用可能な内容コードを知った時、自分の受
信装置に必要な内容コードを登録するためのユーザの負
荷を軽減することができる。
【0149】また本発明によれば、内容コード通信方法
を用いた情報の送受信システムにおいて、情報受信装置
側のユーザの意志だけでなく、情報送信装置側の情報提
供者の意志に基づき、情報受信装置側のユーザに選択受
信させることができる。
【0150】また本発明によれば、一般のデータ通信方
法において、情報受信装置側において、ある一定期間に
データを固定数個しか受信したくない場合、それを可能
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のシステム構成例を示す図である。
【図2】データ送信装置の機能構成例を示す図である。
【図3】データ送信装置のハードウェア構成例を示す図
である。
【図4】データ送信装置における主要な処理フロー例を
示す図である。
【図5】データ送信装置のデータ管理機能における主要
な処理フロー例を示す図である。
【図6】データ送信装置の属性項目管理管理機能におけ
る主要な処理フロー例を示す図である。
【図7】データ送信装置の述語管理機能における主要な
処理フロー例を示す図である。
【図8】データ送信装置の内容コード管理機能における
主要な処理フロー例を示す図である。
【図9】データ送信装置の戦略管理機能における主要な
処理フロー例を示す図である。
【図10】データ送信装置の管理メニュー画面の構成例
を示す図である。
【図11】データ送信装置のデータファイルの構成例を
示す図である。
【図12】データ送信装置の属性項目管理テーブルの構
成例を示す図である。
【図13】データ送信装置の述語管理テーブルの構成例
を示す図である。
【図14】データ送信装置の戦略管理機能における戦略
定義画面の構成例を示す図である。
【図15】データ送信装置の戦略管理テーブルの構成例
を示す図である。
【図16】データ送信装置の内容コード管理テーブルの
構成例を示す図である。
【図17】属性項目登録メッセージのメッセージフォー
マット例を示す図である。
【図18】述語登録メッセージのメッセージフォーマッ
ト例を示す図である。
【図19】内容コード登録メッセージのメッセージフォ
ーマット例を示す図である。
【図20】データメッセージのメッセージフォーマット
例を示す図である。
【図21】内容コード削除・休止メッセージのメッセー
ジフォーマット例を示す図である。
【図22】内容コード変更メッセージのメッセージフォ
ーマット例を示す図である。
【図23】データ送信装置からデータ受信装置へのメッ
セージシーケンス例を示す図である。
【図24】データ受信装置の機能構成例を示す図であ
る。
【図25】データ受信装置のハードウェア構成例を示す
図である。
【図26】データ受信装置における主要な処理フロー例
を示す図である。
【図27】データ受信装置のメッセージ選択受信機能に
おける主要な処理フロー例を示す図である。
【図28】データ受信装置の属性項目管理管理機能にお
ける主要な処理フロー例を示す図である。
【図29】データ受信装置のユーザ属性管理機能におけ
る主要な処理フロー例を示す図である。
【図30】データ受信装置の述語管理機能における主要
な処理フロー例を示す図である。
【図31】データ受信装置の内容コード管理機能におけ
る主要な処理フロー例を示す図である。
【図32】データ受信装置のデータ実行管理機能におけ
る主要な処理フロー例を示す図である。
【図33】データ受信装置のユーザ属性定義画面の構成
例を示す図である。
【図34】データ受信装置のユーザ属性管理テーブルの
構成例を示す図である。
【図35】データ受信装置の内容コード管理テーブルの
構成例を示す図である。
【図36】データ受信装置の同期番号管理テーブルの構
成例を示す図である。
【図37】データメッセージのメッセージフォーマット
の他の構成例を示す図である。
【図38】他の実施例のシステム構成例を示す図であ
る。
【図39】他の実施例におけるデータ送信装置の機能構
成例を示す図である。
【図40】他の実施例におけるデータ送信装置における
主要な処理フロー例を示す図である。
【図41】他の実施例におけるデータ送信装置の述語管
理機能における主要な処理フロー例を示す図である。
【図42】他の実施例におけるデータ送信装置のユーザ
属性管理機能における主要な処理フロー例を示す図であ
る。
【図43】他の実施例におけるデータ送信装置のユーザ
属性管理テーブルの構成例を示す図である。
【図44】他の実施例におけるデータ送信装置の戦略管
理機能における戦略定義画面の構成例を示す図である。
【図45】他の実施例における属性項目登録メッセージ
のメッセージフォーマット例を示す図である。
【図46】他の実施例におけるユーザ属性登録メッセー
ジのメッセージフォーマット例を示す図である。
【図47】他の実施例における内容コード登録メッセー
ジのメッセージフォーマット例を示す図である。
【図48】他の実施例におけるデータメッセージのメッ
セージフォーマット例を示す図である。
【図49】他の実施例におけるデータ送信装置とデータ
受信装置とのメッセージシーケンス例を示す図である。
【図50】他の実施例におけるデータ受信装置の機能構
成例を示す図である。
【図51】他の実施例におけるデータ受信装置における
主要な処理フロー例を示す図である。
【図52】他の実施例におけるデータ受信装置のメッセ
ージ選択受信機能における主要な処理フロー例を示す図
である。
【図53】他の実施例におけるデータ受信装置のユーザ
属性管理機能における主要な処理フロー例を示す図であ
る。
【図54】他の実施例におけるデータ受信装置の内容コ
ード管理機能における主要な処理フロー例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…通信衛星、10−1〜10−m…データ送信装置、
20−1〜20−n…データ受信装置、101…メッセ
ージ送信機能、102…内容コード管理機能、
103…戦略管理機能、104…データ管理機能、
105…入出力管理機能、106…属性項
目管理機能、 107…述語管理機能、10
8…内容コード管理テーブル、 109…戦略管理
テーブル、110…属性項目管理テーブル、 1
11…述語管理テーブル、112…データファイル、
201…メッセージ選択受信機能、202
…内容コード管理機能、 203…ユーザ属性
管理機能、204…データ実行機能、 2
05…入出力管理機能、206…属性項目管理機能、
207…述語管理機能、208…内容コード
管理テーブル、 209…ユーザ属性管理テーブ
ル、210…属性項目管理テーブル、 211…
述語管理テーブル、212…同期番号管理テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 禎司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内 (72)発明者 尾崎 友哉 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内 (72)発明者 矢川 雄一 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 矢島 章夫 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地株式 会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報送信を行う装置と、情報受信を行う装
    置とが伝送媒体を介して情報を送受信する情報の送受信
    システムにおいて、 前記情報送信を行う装置は、 データの内容を表わす内容コードと、その内容コードを
    登録すべき条件とからなる登録メッセージの作成手段
    と、 データの内容を表わす内容コードを送信すべきデータに
    付加したデータメッセージの作成手段と、 前記登録メッセージと、前記データメッセージの送信手
    段とを備え、 前記情報受信を行う装置は、 前記登録メッセージと前記データメッセージとの受信手
    段と、 前記登録メッセージ中の登録すべき条件と前記情報受信
    を行う装置に予め設定された属性と比較して内容コード
    を登録するか否かを決定する手段と、 前記データメッセージが到着した時、前記データメッセ
    ージ中の内容コードと前記登録された内容コードとを比
    較する手段と、 前記内容コードの比較手段の比較結果に従い、前記デー
    タメッセージ中のデータを受信するか否かを決定する手
    段とを備えることを特徴とする情報の送受信システム。
  2. 【請求項2】情報送信を行う装置と、情報受信を行う装
    置とが伝送媒体を介して情報を送受信する情報の送受信
    システムにおいて、 前記情報送信を行う装置は、 データの内容を表わす内容コードと、その内容コードを
    登録すべき条件とを設定し、前記登録すべき条件とあら
    かじめ設定された情報受信を行う装置の属性を比較し
    て、前記情報受信を行う装置に前記内容コードを登録す
    るか否かを決定し、前記内容コードと当該内容コードの
    登録要求とからなる要求メッセージの作成手段と、 データの内容を表わす内容コードを送信すべきデータに
    付加したデータメッセージの作成手段と、 前記要求メッセージと、前記データメッセージの送信手
    段とを備え、 前記情報受信を行う装置は、 前記要求メッセージと前記データメッセージとの受信手
    段と、 前記受信した要求メッセージ中の内容コードを登録する
    手段と、 前記データメッセージが到着した時、前記データメッセ
    ージ中の内容コードと前記登録された内容コードとを比
    較する手段と、 前記内容コードの比較手段の比較結果に従い、前記デー
    タメッセージ中のデータを受信するか否かを決定する手
    段とを備えることを特徴とする情報の送受信システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の情報の送受信シス
    テムにおいて、 前記登録すべき条件、及び予め設定された属性は、前記
    情報受信を行う装置のユーザのプロファイル、ユーザの
    好み、ユーザの状況に関する情報であることを特徴とす
    る情報の送受信システム。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載の情報の送受信シス
    テムにおいて、 前記登録すべき条件、及び予め設定された属性は、登録
    済内容コードに関する情報であることを特徴とする情報
    の送受信システム。
  5. 【請求項5】情報受信を行う装置と、情報送信を行う装
    置とが伝送媒体を介して送受信する情報の送受信システ
    ムにおいて、 前記情報送信を行う装置は、他のデータと一定期間のあ
    いだ同期することを表わす同期番号をデータに付加しデ
    ータメッセージとして送信する手段を備え、 前記情報受信を行う装置は、前記データメッセージ到着
    時、到着した当該データメッセージ中の同期番号と既に
    受信したメッセージの同期番号を比較し、データを受信
    するか否かを決定する手段を備えることを特徴とする情
    報の送受信システム。
  6. 【請求項6】請求項5記載の情報の送受信システムにお
    いて、 上記同期番号が、当該情報の送受信システムでユニーク
    な番号、同期開始時刻、同期終了時刻、同期データ数で
    構成されることを特徴とする情報の送受信システム。
  7. 【請求項7】情報受信を行う装置と伝送媒体を介して情
    報を送受信する、情報の送信装置において、 送信するデータの内容を表わす内容コードと、その内容
    コードを前記情報受信を行う装置に登録すべき条件とか
    らなる登録メッセージの作成手段と、 前記内容コードと前記送信するデータとからなるデータ
    メッセージの作成手段と、 前記登録メッセージと、前記データメッセージとを送信
    する手段とを備えることを特徴とする情報の送信装置。
  8. 【請求項8】情報送信を行う装置と伝送媒体を介して情
    報を送受信する、情報の受信装置において、 送信されるデータの内容を表わす内容コードと、前記内
    容コードを登録すべき条件とからなる登録メッセージを
    受信する手段と、 前記登録メッセージ中の登録すべき条件と当該情報受信
    を行う装置に予め設定された属性と比較して、前記内容
    コードを登録するか否かを決定する手段と、 前記データメッセージが到着した時、前記データメッセ
    ージ中の内容コードと前記登録された内容コードを比較
    する手段と、 前記内容コードの比較手段の比較結果に従い、前記デー
    タメッセージ中のデータを受信するか否かを決定する手
    段とを備えることを特徴とする情報の受信装置。
  9. 【請求項9】情報送信を行う装置と情報受信を行う装置
    とが伝送媒体を介して情報を送受信する情報の送受信シ
    ステムに用いるメッセージのフォーマットであって、 前記メッセージのフォーマットは、送受信するデータの
    内容を表わす内容コードと、その内容コードを前記情報
    を受信する装置に登録すべき条件とからなり、 前記登録すべき条件は、前記情報受信を行う装置に予め
    設定された属性と比較され、 前記メッセージは、前記比較結果に従って前記情報受信
    を行う装置に登録されるか否かが決定されるものである
    ことを特徴とする情報の送受信システムに用いるメッセ
    ージのフォーマット。
  10. 【請求項10】情報送信を行う装置と、情報受信を行う
    装置とが伝送媒体を介して情報を送受信する方法におい
    て、 前記情報送信を行う装置が、データの内容を表わす内容
    コードと、その内容コードを登録すべき条件とを登録メ
    ッセージとして送信し、 前記情報受信を行う装置は、前記登録メッセージを受信
    し、前記登録メッセージ中の登録すべき条件と前記情報
    受信を行う装置に予め設定された属性と比較して、内容
    コードを登録するか否かを決定し、 前記情報送信を行う装置が、データの内容を表わす内容
    コードをデータに付加しデータメッセージとして送信
    し、 前記情報受信を行う装置は、前記データメッセージが到
    着した時、前記データメッセージ中の内容コードと前記
    登録された内容コードを比較して、前記データメッセー
    ジ中のデータを受信するか否かを決定することを特徴と
    する情報の送受信方法。
  11. 【請求項11】請求項10記載の情報の送受信方法にお
    いて、 前記登録すべき条件、及び予め設定された属性は、前記
    情報受信を行う装置の使用者のプロファイル、使用者の
    好み、使用者の状況に関する情報であることを特徴とす
    る情報の送受信方法。
  12. 【請求項12】請求項10記載の情報の送受信方法にお
    いて、 前記登録すべき条件、及び予め設定された属性は、登録
    済内容コードに関する情報であることを特徴とする情報
    の送受信方法。
  13. 【請求項13】情報受信を行う装置と、情報送信を行う
    装置とが伝送媒体を介して送受信する情報の送受信方法
    において、 前記情報送信を行う装置が、他のデータと一定期間のあ
    いだ同期することを表わす同期番号をデータに付加しデ
    ータメッセージとして送信し、 前記情報受信を行う装置は、前記データメッセージ到着
    時、到着した当該データメッセージ中の同期番号と既に
    受信したメッセージの同期番号を比較し、データを受信
    するか否かを決定することを特徴とする情報の送受信方
    法。
  14. 【請求項14】請求項13記載の情報の送受信方法にお
    いて、 上記同期番号が、当該情報の送受信システムでユニーク
    な番号、同期開始時刻、同期終了時刻、同期データ数で
    構成されることを特徴とする情報の送受信方法。
  15. 【請求項15】情報受信を行う装置と伝送媒体を介して
    情報を送受信する、情報の送信方法において、 送信するデータの内容を表わす内容コードと、その内容
    コードを前記情報受信を行う装置に登録すべき条件とか
    らなる登録メッセージを送信し、 前記内容コードと前記送信するデータとからなるデータ
    メッセージを送信することを特徴とする情報の送信装
    置。
  16. 【請求項16】情報送信を行う装置と伝送媒体を介して
    情報を送受信する、情報の受信方法において、 送信されるデータの内容を表わす内容コードと、前記内
    容コードを登録すべき条件とからなる登録メッセージを
    受信し、 前記登録メッセージ中の登録すべき条件と当該情報受信
    を行う装置に予め設定された属性と比較し、 前記内容コードを登録するか否かを決定し、 前記データメッセージが到着した時、前記データメッセ
    ージ中の内容コードと前記登録された内容コードを比較
    し、 前記内容コードの比較手段の比較結果に従い、前記デー
    タメッセージ中のデータを受信するか否かを決定するこ
    とを特徴とする情報の受信方法。
  17. 【請求項17】請求項2記載の情報の送受信システムに
    おいて、 前記情報送信を行う装置は、前記情報受信を行う装置
    へ、あらかじめ情報受信を行う装置の属性を問い合わせ
    を行う手段を備え、 前記情報受信を行う装置は、前記問い合わせに対して回
    答する手段を備え、 前記情報送信を行う装置は、前記要求メッセージを送信
    する前に、あらかじめ前記情報受信を行う装置の属性を
    取得することを特徴とする情報の送受信システム。
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