JP2980167B2 - 討議グループ作成支援システム - Google Patents
討議グループ作成支援システムInfo
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機ネットワー
ク上の討議支援システムに関し、特に、不特定多数のネ
ットワーク参加者のうち、特定の話題に興味を持つ集団
(SpecialInterest Group:以
下、SIGと略す)を選択して、その話題に関する討議
への参加を促し、また討議を続ける環境を提供する討議
グループ作成支援システムに関する。
ク上の討議支援システムに関し、特に、不特定多数のネ
ットワーク参加者のうち、特定の話題に興味を持つ集団
(SpecialInterest Group:以
下、SIGと略す)を選択して、その話題に関する討議
への参加を促し、また討議を続ける環境を提供する討議
グループ作成支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の討議グループ作成支援シ
ステムは、ある特定の話題に興味を持つネットワーク利
用者が閉鎖されたグループを作り、電子メールなどを用
いてグループ内でメッセージを同報・交換しあうために
用いられている。
ステムは、ある特定の話題に興味を持つネットワーク利
用者が閉鎖されたグループを作り、電子メールなどを用
いてグループ内でメッセージを同報・交換しあうために
用いられている。
【0003】従来の討議グループ作成支援システムで
は、SIGのメンバから発せられた電子メッセージを、
全メンバが共通に読めるようにする「メーリングリス
ト」または「電子掲示板」を用いるのが一般的である。
は、SIGのメンバから発せられた電子メッセージを、
全メンバが共通に読めるようにする「メーリングリス
ト」または「電子掲示板」を用いるのが一般的である。
【0004】メーリングリストは、電子メッセージを特
定の共有メールアドレスに送信すると、そのメールアド
レスが存在する計算機上で前記メッセージをSIGの各
メンバに再配布するシステムである。特開昭62−28
4537公報記載の「電子メールシステムにおける同報
メール文書管理方式」にある公知の技術を用いれば、任
意のネットワーク利用者が、自分のメッセージをSIG
メンバに同報することができる。
定の共有メールアドレスに送信すると、そのメールアド
レスが存在する計算機上で前記メッセージをSIGの各
メンバに再配布するシステムである。特開昭62−28
4537公報記載の「電子メールシステムにおける同報
メール文書管理方式」にある公知の技術を用いれば、任
意のネットワーク利用者が、自分のメッセージをSIG
メンバに同報することができる。
【0005】電子掲示板は、電子メッセージを特定の計
算機の記憶装置に蓄積し、利用者がその計算機に対して
メッセージの検索を行なうことにより、任意のメッセー
ジを随時読み出すシステムである。特開平7−2004
27号公報記載の「電子掲示板生成装置と電子掲示板シ
ステム」にある公知の技術を用いれば、任意のネットワ
ーク利用者が、自分の望む話題に関してメッセージを収
集・公開できるような掲示板を生成することができる。
算機の記憶装置に蓄積し、利用者がその計算機に対して
メッセージの検索を行なうことにより、任意のメッセー
ジを随時読み出すシステムである。特開平7−2004
27号公報記載の「電子掲示板生成装置と電子掲示板シ
ステム」にある公知の技術を用いれば、任意のネットワ
ーク利用者が、自分の望む話題に関してメッセージを収
集・公開できるような掲示板を生成することができる。
【0006】メーリングリストおよび電子掲示板自体
は、既に広く一般に利用されているネットワークサービ
スであるから、これ以上の詳細な説明は省略する。
は、既に広く一般に利用されているネットワークサービ
スであるから、これ以上の詳細な説明は省略する。
【0007】ところで、あるネットワーク利用者が特定
の話題に関するメーリングリストまたは掲示板を生成し
たとして、実際にSIGを成立させるためには、前記の
話題に興味を持つメンバを募り、前記のメーリングリス
トまたは掲示板のアクセス方法を伝えなければならな
い。しかし、SIGのメンバを効率よく募集する方法に
ついては、前記の公知技術では特に言及していない。
の話題に関するメーリングリストまたは掲示板を生成し
たとして、実際にSIGを成立させるためには、前記の
話題に興味を持つメンバを募り、前記のメーリングリス
トまたは掲示板のアクセス方法を伝えなければならな
い。しかし、SIGのメンバを効率よく募集する方法に
ついては、前記の公知技術では特に言及していない。
【0008】そのため、SIGの発起人は、別途、ネッ
トワーク上で誰もが読むような公共掲示板にSIGの話
題などを含む開設通知を掲示して、メンバを公募する必
要がある。
トワーク上で誰もが読むような公共掲示板にSIGの話
題などを含む開設通知を掲示して、メンバを公募する必
要がある。
【0009】これを支援する公知の技術として、特開平
5−2270203号公報記載の「最適掲示板自動選択
サービス方式」がある。
5−2270203号公報記載の「最適掲示板自動選択
サービス方式」がある。
【0010】図9を用いて説明すると、まず複数の電子
掲示板601を管理する電子メールセンタ602が、利
用者端末603から送信された掲示物メールをメール受
付部604で受け付け、メール内容解析部605で解析
し、メール内容解析結果蓄積部606に蓄積する。次い
で、最適掲示板選択部607が、このメール解析結果を
もとに、辞書608を用いて最適な掲示板を選択する。
最後に、掲示板登録部609が、この選択結果に基づい
て電子メールを最適な掲示板に登録する。
掲示板601を管理する電子メールセンタ602が、利
用者端末603から送信された掲示物メールをメール受
付部604で受け付け、メール内容解析部605で解析
し、メール内容解析結果蓄積部606に蓄積する。次い
で、最適掲示板選択部607が、このメール解析結果を
もとに、辞書608を用いて最適な掲示板を選択する。
最後に、掲示板登録部609が、この選択結果に基づい
て電子メールを最適な掲示板に登録する。
【0011】また、SIGの発起人は、公募に対して参
加を申し出たメンバを収集し、最終的なメンバを特定し
なければならない。
加を申し出たメンバを収集し、最終的なメンバを特定し
なければならない。
【0012】これを支援する公知の技術として、メーリ
ングリスト管理システムとして一般的である「majo
rdomo」では、参加を申し出るメンバが、メーリン
グリストのアドレスに特定の題目(majordomo
の場合は「subscribe」)を持つメッセージを
送信した場合に、システムがその差出人をメンバリスト
に追加することで、自動的にメンバを収集する。maj
ordomoについては、アスキー社刊「ユニックスマ
ガジン」1995年12月号に詳細な説明がある。
ングリスト管理システムとして一般的である「majo
rdomo」では、参加を申し出るメンバが、メーリン
グリストのアドレスに特定の題目(majordomo
の場合は「subscribe」)を持つメッセージを
送信した場合に、システムがその差出人をメンバリスト
に追加することで、自動的にメンバを収集する。maj
ordomoについては、アスキー社刊「ユニックスマ
ガジン」1995年12月号に詳細な説明がある。
【0013】また同様に、特開平2−128546号公
報記載の「電子メールシステム」では、複数の利用者
に、例えばSIGへの参加/不参加の回答を行なうため
の手順を含む電子メールを同報し、回答の入力が完了す
ると、システムが一旦回答を保管する。そして、最後の
メール受信者が回答を行なった時点で、保管されていた
全回答データをまとめて送信元へ回答メールとして返信
する。
報記載の「電子メールシステム」では、複数の利用者
に、例えばSIGへの参加/不参加の回答を行なうため
の手順を含む電子メールを同報し、回答の入力が完了す
ると、システムが一旦回答を保管する。そして、最後の
メール受信者が回答を行なった時点で、保管されていた
全回答データをまとめて送信元へ回答メールとして返信
する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の技
術の第1の問題点は、討議に参加するメンバを公募する
際に、討議の話題や主催者を電子ニュースなどを用いて
無差別に公開せざるを得ない点である。これは、例えば
企業が自社製品の開発を共同で進めるパートナを求める
場合のように、SIGの開設自体やパートナが誰かをで
きるだけ競合他社に知られたくない状況では、特に問題
となる。
術の第1の問題点は、討議に参加するメンバを公募する
際に、討議の話題や主催者を電子ニュースなどを用いて
無差別に公開せざるを得ない点である。これは、例えば
企業が自社製品の開発を共同で進めるパートナを求める
場合のように、SIGの開設自体やパートナが誰かをで
きるだけ競合他社に知られたくない状況では、特に問題
となる。
【0015】前記特開平5−227203号公報記載の
「最適掲示板自動選択サービス方式」は、開設通知を掲
示する掲示板をシステムが絞り込むことができたとして
も、その掲示板を読む不特定多数の利用者に、開設通知
が無差別に読まれてしまうことに変わりはない、という
点で第1の問題点を解決していない。
「最適掲示板自動選択サービス方式」は、開設通知を掲
示する掲示板をシステムが絞り込むことができたとして
も、その掲示板を読む不特定多数の利用者に、開設通知
が無差別に読まれてしまうことに変わりはない、という
点で第1の問題点を解決していない。
【0016】第2の問題点は、新規に参加するメンバと
旧メンバとの間で討議内容に関するギャップができてし
まう点である。その主な原因は、SIGのメンバを募集
する期間と、実際にSIGで討議を開始する時期とを明
確に区切っていないことにある。この点も、例えば、製
品の共同開発における討議のような、メンバ間での合意
事項を確認しながら進めなければならない討議では、特
に問題となる。
旧メンバとの間で討議内容に関するギャップができてし
まう点である。その主な原因は、SIGのメンバを募集
する期間と、実際にSIGで討議を開始する時期とを明
確に区切っていないことにある。この点も、例えば、製
品の共同開発における討議のような、メンバ間での合意
事項を確認しながら進めなければならない討議では、特
に問題となる。
【0017】前記majordomoのように、電子メ
ールを送付するだけで随時SIGに加入できてしまうシ
ステムの場合、新規メンバが加入前までの議論について
いけなかったり、旧メンバが過去の議論を説明したりす
る手間が掛かったりする。逆に、前記特開平2−128
546号公報の「電子メールシステム」では、同報配布
した電子メールの全てが返信されるまで討議を始められ
ないので、SIGの運用が不必要に遅れる恐れが大き
い。
ールを送付するだけで随時SIGに加入できてしまうシ
ステムの場合、新規メンバが加入前までの議論について
いけなかったり、旧メンバが過去の議論を説明したりす
る手間が掛かったりする。逆に、前記特開平2−128
546号公報の「電子メールシステム」では、同報配布
した電子メールの全てが返信されるまで討議を始められ
ないので、SIGの運用が不必要に遅れる恐れが大き
い。
【0018】第3の問題点は、SIGでの討議が、メッ
セージの交換だけでなく、交換したメッセージを蓄積し
ておいたり、後で蓄積したメッセージを検索したり(過
去の討議の経過確認のため等)するなど、様々なメッセ
ージの利用形態があるにもかかわらず、それらの利用環
境を総合的に調えるのが困難な点である。
セージの交換だけでなく、交換したメッセージを蓄積し
ておいたり、後で蓄積したメッセージを検索したり(過
去の討議の経過確認のため等)するなど、様々なメッセ
ージの利用形態があるにもかかわらず、それらの利用環
境を総合的に調えるのが困難な点である。
【0019】例えば、蓄積したメッセージの検索・閲覧
をSIGのメンバだけに許可するためには、メッセージ
の交換を行なうシステムが保持しているSIGメンバの
リストと、メッセージのデータベースを管理するシステ
ムが保持するアクセス可能な利用者のリストとが一致し
なければならない。従来のシステムでは、これらのリス
トが互いに流用可能であるにもかかわらず、個別のシス
テム毎で設定する必要があり、管理者の負担が大きい。
をSIGのメンバだけに許可するためには、メッセージ
の交換を行なうシステムが保持しているSIGメンバの
リストと、メッセージのデータベースを管理するシステ
ムが保持するアクセス可能な利用者のリストとが一致し
なければならない。従来のシステムでは、これらのリス
トが互いに流用可能であるにもかかわらず、個別のシス
テム毎で設定する必要があり、管理者の負担が大きい。
【0020】したがって、本発明の第1の目的は、SI
Gの開設の際に、計算機ネットワークの利用者の中から
SIGの内容に興味を持ちそうな人を自動的に選別し、
一対一の通信手段を用いて個別的に告知することができ
る討議グループ作成支援システムを提供することであ
る。
Gの開設の際に、計算機ネットワークの利用者の中から
SIGの内容に興味を持ちそうな人を自動的に選別し、
一対一の通信手段を用いて個別的に告知することができ
る討議グループ作成支援システムを提供することであ
る。
【0021】本発明の第2の目的は、SIG開設の告知
後に、参加の意志のある利用者だけを収集してSIGの
成立を自律的に判断し、かつ、SIGが成立するまで実
際の討議を遅延することができる討議グループ作成支援
システムを提供することである。
後に、参加の意志のある利用者だけを収集してSIGの
成立を自律的に判断し、かつ、SIGが成立するまで実
際の討議を遅延することができる討議グループ作成支援
システムを提供することである。
【0022】本発明の第3の目的は、SIGの参加者決
定の後に、参加者がメッセージを交換, 蓄積および検索
するためのアクセス環境を同時に生成し、前記参加者の
みにそのアクセス方法を告知することができる討議グル
ープ作成支援システムを提供することである。
定の後に、参加者がメッセージを交換, 蓄積および検索
するためのアクセス環境を同時に生成し、前記参加者の
みにそのアクセス方法を告知することができる討議グル
ープ作成支援システムを提供することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の討議グループ作
成支援システムは、利用者が、討議すべき内容を設定す
る討議グループ設定手段と、前記内容に合致するような
情報を発信している他の利用者を討議の参加候補者とし
て収集する候補選別手段と、前記収集された利用者に対
して討議への参加を呼びかける文書を配布する開設通知
配布手段とを備えている。
成支援システムは、利用者が、討議すべき内容を設定す
る討議グループ設定手段と、前記内容に合致するような
情報を発信している他の利用者を討議の参加候補者とし
て収集する候補選別手段と、前記収集された利用者に対
して討議への参加を呼びかける文書を配布する開設通知
配布手段とを備えている。
【0024】前記開設通知配布手段は、討議の参加呼び
かけを配布する条件を評価する開設通知条件評価部を有
し、前記条件が満たされたときに、参加を呼びかける文
書を他の利用者に配布することを特徴とする。
かけを配布する条件を評価する開設通知条件評価部を有
し、前記条件が満たされたときに、参加を呼びかける文
書を他の利用者に配布することを特徴とする。
【0025】さらに、前記開設通知配布手段は、討議の
参加呼びかけを配布する条件を評価して、前記条件が満
たされないときには、呼びかけを中止するか、引続き討
議の参加候補者を収集するかを、呼びかけを行なう利用
者に判断させることを特徴とする。
参加呼びかけを配布する条件を評価して、前記条件が満
たされないときには、呼びかけを中止するか、引続き討
議の参加候補者を収集するかを、呼びかけを行なう利用
者に判断させることを特徴とする。
【0026】また、本発明の討議グループ作成支援シス
テムは、他の利用者から配布された討議への参加呼びか
けを利用者に提示し、討議に参加するか否かを応答させ
る開設通知反応手段と、前記利用者からの参加または不
参加の応答によって討議への参加者を選別する討議参加
者選別手段と、前記討議への参加者が討議のメッセージ
を配布・蓄積・検索するためのメッセージ管理機構を設
定し、前記メッセージ管理機構へのアクセス手段を前記
討議への参加者に通知するメッセージ管理機構設定手段
とを備えている。
テムは、他の利用者から配布された討議への参加呼びか
けを利用者に提示し、討議に参加するか否かを応答させ
る開設通知反応手段と、前記利用者からの参加または不
参加の応答によって討議への参加者を選別する討議参加
者選別手段と、前記討議への参加者が討議のメッセージ
を配布・蓄積・検索するためのメッセージ管理機構を設
定し、前記メッセージ管理機構へのアクセス手段を前記
討議への参加者に通知するメッセージ管理機構設定手段
とを備えている。
【0027】前記討議参加者選別手段は、討議を開始す
る条件を評価する開設条件評価部を有し、前記条件が満
たされたときに、前記メッセージ管理機構の設定とアク
セス手段の通知を行なうことを特徴とする。
る条件を評価する開設条件評価部を有し、前記条件が満
たされたときに、前記メッセージ管理機構の設定とアク
セス手段の通知を行なうことを特徴とする。
【0028】さらに、前記討議参加者選別手段は、討議
を開始する条件を評価して、前記条件が満たされないと
きには、討議の開始を中止するか、引続き討議の参加者
の応答を待つかを、討議を主催する利用者に判断させる
ことを特徴とする。
を開始する条件を評価して、前記条件が満たされないと
きには、討議の開始を中止するか、引続き討議の参加者
の応答を待つかを、討議を主催する利用者に判断させる
ことを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下では、本発明の実施の形態に
ついて図面を参照して詳細に説明する。
ついて図面を参照して詳細に説明する。
【0030】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
討議グループ作成支援システムの構成を示すブロック図
である。本実施の形態に係る討議グループ作成支援シス
テムは、ネットワーク1と、討議グループ設定手段2
と、候補選別手段3と、開設通知配布手段4と、開設通
知反応手段5と、討議参加者選別別手段6と、メッセー
ジ管理機構設定手段7と、SIG発起人8と、入力装置
9と、出力装置10と、利用者11と、入力装置12
と、出力装置13とから構成されている。
討議グループ作成支援システムの構成を示すブロック図
である。本実施の形態に係る討議グループ作成支援シス
テムは、ネットワーク1と、討議グループ設定手段2
と、候補選別手段3と、開設通知配布手段4と、開設通
知反応手段5と、討議参加者選別別手段6と、メッセー
ジ管理機構設定手段7と、SIG発起人8と、入力装置
9と、出力装置10と、利用者11と、入力装置12
と、出力装置13とから構成されている。
【0031】ネットワーク1は、複数の利用者11の計
算機を相互に接続し、電子メール,電子ニュース, WW
W(World Wide Web)など、利用者11
が発信するデータを媒介する。
算機を相互に接続し、電子メール,電子ニュース, WW
W(World Wide Web)など、利用者11
が発信するデータを媒介する。
【0032】利用者11が発信するデータは、一般に発
信した利用者名を内包している。例えば、電子メールや
電子ニュースは、送受信されるテキストの「ヘッダ」と
呼ばれる先頭部分の行に、発信した利用者名が記されて
いる。これを用いて、ネットワーク1内に利用者11が
発信したデータを誰が書いたのかを特定することができ
る。
信した利用者名を内包している。例えば、電子メールや
電子ニュースは、送受信されるテキストの「ヘッダ」と
呼ばれる先頭部分の行に、発信した利用者名が記されて
いる。これを用いて、ネットワーク1内に利用者11が
発信したデータを誰が書いたのかを特定することができ
る。
【0033】また、利用者11は、ネットワーク1上で
の自発的な活動において、自分が興味を持つ話題に関し
て発言するのが一般的である。従って、発信する電子ニ
ュースやWWWページなどの内容にも、自分の興味に関
係する単語やURL(Universal Resou
rce Locator)などの要素データを含むと考
えることができる。
の自発的な活動において、自分が興味を持つ話題に関し
て発言するのが一般的である。従って、発信する電子ニ
ュースやWWWページなどの内容にも、自分の興味に関
係する単語やURL(Universal Resou
rce Locator)などの要素データを含むと考
えることができる。
【0034】SIG発起人8は、マウスやキーボードな
どの入力装置9を用いて、少なくともSIGの名前と、
そのSIGで討議したい話題と、SIGの説明文書と、
SIGの開設通知条件および開設条件とを、討議グルー
プ設定手段2に入力する。入力結果は、出力装置10を
用いて随時確認する。
どの入力装置9を用いて、少なくともSIGの名前と、
そのSIGで討議したい話題と、SIGの説明文書と、
SIGの開設通知条件および開設条件とを、討議グルー
プ設定手段2に入力する。入力結果は、出力装置10を
用いて随時確認する。
【0035】話題の形式は、例えば、複数のキーワード
あるいは複数の属性名−属性値の組などで表現される。
説明文書は、討議したい内容について説明した文字, 画
像,音声などのデータである。SIGの開設条件は、例
えばSIGを構成するのに必要な最低人数や、討議を始
める期限などを指定する。同じく開設通知条件は、例え
ば、SIGへの参加を呼びかける最低人数や、参加を呼
びかける期限などを指定する。
あるいは複数の属性名−属性値の組などで表現される。
説明文書は、討議したい内容について説明した文字, 画
像,音声などのデータである。SIGの開設条件は、例
えばSIGを構成するのに必要な最低人数や、討議を始
める期限などを指定する。同じく開設通知条件は、例え
ば、SIGへの参加を呼びかける最低人数や、参加を呼
びかける期限などを指定する。
【0036】例えば、SIG発起人8であるasaku
raが、″LNR4″という名称のソフトウェアを用い
た電子会議システムの開発を話題とする討議グループを
作成しようとしているものとする。asakuraは、
討議グループ設定手段2に、以下のような設定を行な
う。 名前「LNR4−AP」 話題「LNR4、電子会議、開発」 開設通知条件「通知人数=20人」 開設条件「最低人数=10人、討議開始期限=開設通知
から2週間後」 説明文「LNR4を用いた電子会議システムの開発に参
加する個人・企業を募集します」
raが、″LNR4″という名称のソフトウェアを用い
た電子会議システムの開発を話題とする討議グループを
作成しようとしているものとする。asakuraは、
討議グループ設定手段2に、以下のような設定を行な
う。 名前「LNR4−AP」 話題「LNR4、電子会議、開発」 開設通知条件「通知人数=20人」 開設条件「最低人数=10人、討議開始期限=開設通知
から2週間後」 説明文「LNR4を用いた電子会議システムの開発に参
加する個人・企業を募集します」
【0037】候補選別手段3は、電子ニュースの記事や
WWWのページなど、利用者11が発信したデータをネ
ットワーク1から収集して、その内容と討議グループ設
定手段2から与えられた話題のデータとの合致度を評価
する。
WWWのページなど、利用者11が発信したデータをネ
ットワーク1から収集して、その内容と討議グループ設
定手段2から与えられた話題のデータとの合致度を評価
する。
【0038】例えば、電子ニュースには、以下のような
記事が流れており、SIG発起人8が所属する組織でニ
ュースを購読していれば自動的に入手することができ
る。 行1 From:tabuchi@obp.cl.ne
c.co.jp 行2 Newsgroup:fj.sources 行3 Subject:LNR4 Unofficia
l Patch(1) 行4 ・・・ 行5 田淵です。 行6 LNR4にわずかですがバグが発見されましたの
で、修正点を 行7 非公式パッチとして配布します。 行8 開発環境:EWS4800、OS10.1、X1
1R6
記事が流れており、SIG発起人8が所属する組織でニ
ュースを購読していれば自動的に入手することができ
る。 行1 From:tabuchi@obp.cl.ne
c.co.jp 行2 Newsgroup:fj.sources 行3 Subject:LNR4 Unofficia
l Patch(1) 行4 ・・・ 行5 田淵です。 行6 LNR4にわずかですがバグが発見されましたの
で、修正点を 行7 非公式パッチとして配布します。 行8 開発環境:EWS4800、OS10.1、X1
1R6
【0039】ここで、行1はこの記事の発信者の利用者
名、行2はこの記事を投稿したグループ名、行3は記事
の主題、行5〜8は記事の本文である。
名、行2はこの記事を投稿したグループ名、行3は記事
の主題、行5〜8は記事の本文である。
【0040】ここで、例えば、合致度を、 (ヘッダ行で出現した話題の述べ文字数/ヘッダ行の全
文字数)×0.6+(本文で出現した話題の述べ文字数
/本文の全文字数)×0.4 で算出するとすれば、前記記事の例では、ヘッダ行(行
1〜3)88文字中に「LNR4」が1回、本文(行5
〜8)73文字中に「LNR4」と「開発」が各1回出
現するので、「LNR4−AP」への合致度は0.06
と算出できる。その他、利用者が公開しているWWWペ
ージも同様に評価する。
文字数)×0.6+(本文で出現した話題の述べ文字数
/本文の全文字数)×0.4 で算出するとすれば、前記記事の例では、ヘッダ行(行
1〜3)88文字中に「LNR4」が1回、本文(行5
〜8)73文字中に「LNR4」と「開発」が各1回出
現するので、「LNR4−AP」への合致度は0.06
と算出できる。その他、利用者が公開しているWWWペ
ージも同様に評価する。
【0041】このような合致度の評価は、特開平3−1
72966号公報記載の「類似文書検索装置」あるいは
平1−112331号公報記載の「キーワード重要度自
動評価装置」などの既知の技術で実現可能である。
72966号公報記載の「類似文書検索装置」あるいは
平1−112331号公報記載の「キーワード重要度自
動評価装置」などの既知の技術で実現可能である。
【0042】一定値以上の合致度を得たデータの発信元
である利用者11は、すなわちSIG発起人8が設定し
た話題に関連するデータを発信しているので、前記話題
に興味を持つと見なすことができる。従って、候補選別
手段3は、この利用者を前記話題に関するSIGへの参
加者の候補として選別する。
である利用者11は、すなわちSIG発起人8が設定し
た話題に関連するデータを発信しているので、前記話題
に興味を持つと見なすことができる。従って、候補選別
手段3は、この利用者を前記話題に関するSIGへの参
加者の候補として選別する。
【0043】開設通知配布手段4は、候補選別手段3か
らSIGの名前とそのSIGへの参加候補者との組を得
て、その組を記憶する。さらに討議グループ設定手段2
から、前記SIGの名前に対応するSIGの説明文書を
得る。そして、前記SIGへの参加者候補の数だけ前記
SIGの説明文書を複製し、ネットワーク1を介して該
当する利用者11に配布する。
らSIGの名前とそのSIGへの参加候補者との組を得
て、その組を記憶する。さらに討議グループ設定手段2
から、前記SIGの名前に対応するSIGの説明文書を
得る。そして、前記SIGへの参加者候補の数だけ前記
SIGの説明文書を複製し、ネットワーク1を介して該
当する利用者11に配布する。
【0044】利用者11は、開催通知反応手段5に前記
SIGの説明文書を読み込み、出力装置213に表示さ
せる。そして、マウスやキーボードなどの入力装置12
を用いて、SIGに参加するか否かの返答を入力する。
前記返答は、SIGの名前および反応した利用者11の
名前と組になって、ネットワーク1を介して再びSIG
発起人8に返送される。
SIGの説明文書を読み込み、出力装置213に表示さ
せる。そして、マウスやキーボードなどの入力装置12
を用いて、SIGに参加するか否かの返答を入力する。
前記返答は、SIGの名前および反応した利用者11の
名前と組になって、ネットワーク1を介して再びSIG
発起人8に返送される。
【0045】討議参加者選別手段6は、前記利用者11
から返送された返答を読み込み、「参加する」と返答し
た利用者名のみを選別する。選別された利用者名は、参
加するSIGの名前と組にして記憶される。
から返送された返答を読み込み、「参加する」と返答し
た利用者名のみを選別する。選別された利用者名は、参
加するSIGの名前と組にして記憶される。
【0046】メッセージ管理機構設定手段7は、1つの
SIGごとに、SIGの参加者が討議に参加する際に発
信するメッセージの配布, 蓄積, 表示などの管理の仕方
を設定する。
SIGごとに、SIGの参加者が討議に参加する際に発
信するメッセージの配布, 蓄積, 表示などの管理の仕方
を設定する。
【0047】例えば、メーリングリストを用いたメッセ
ージの同報配布の既存システム(majordomoな
ど)に対しては、メーリングリストのアドレスを前記S
IGの名前に、メーリングリストへの参加者リストを前
記利用者名リストに、各々設定する。
ージの同報配布の既存システム(majordomoな
ど)に対しては、メーリングリストのアドレスを前記S
IGの名前に、メーリングリストへの参加者リストを前
記利用者名リストに、各々設定する。
【0048】また、例えば、メーリングリストなどによ
る討議の間に蓄積されたメッセージを、WWWのブラウ
ザ(Netscapeなど)を用いて閲覧する既存シス
テムに対しては、メッセージを閲覧するためのページを
作成し、そのページ内に、閲覧するメッセージ群の名前
と、蓄積されたメッセージ群の識別子を検索するための
コマンドとを設定する。
る討議の間に蓄積されたメッセージを、WWWのブラウ
ザ(Netscapeなど)を用いて閲覧する既存シス
テムに対しては、メッセージを閲覧するためのページを
作成し、そのページ内に、閲覧するメッセージ群の名前
と、蓄積されたメッセージ群の識別子を検索するための
コマンドとを設定する。
【0049】以上説明した第1の実施の形態に係る討議
グループ作成支援システムでは、様々な変形が考えられ
る。例えば、開設通知配布手段4において、SIGの説
明文書をSIG参加者の候補となった利用者11の数だ
け複製して送信する代わりに、前記説明文書を計算機上
に保存し、そのURL表現を前記候補者に配送する、と
いう変形である。
グループ作成支援システムでは、様々な変形が考えられ
る。例えば、開設通知配布手段4において、SIGの説
明文書をSIG参加者の候補となった利用者11の数だ
け複製して送信する代わりに、前記説明文書を計算機上
に保存し、そのURL表現を前記候補者に配送する、と
いう変形である。
【0050】候補者は、WWWブラウザ上で前記URL
表現を指定して、前記SIGの説明文書を読むことがで
きる。URL表現は前記説明文書よりはるかに少ないフ
ァイル容量で記述できるので、この変形によって、利用
者に複製・送信するデータ量が減少し、ネットワーク1
の伝送負荷を減らすことができる。
表現を指定して、前記SIGの説明文書を読むことがで
きる。URL表現は前記説明文書よりはるかに少ないフ
ァイル容量で記述できるので、この変形によって、利用
者に複製・送信するデータ量が減少し、ネットワーク1
の伝送負荷を減らすことができる。
【0051】別の変形として、候補選別手段3が、利用
者の発信する電子ニュースやWWWページなどのデータ
を収集する際に、SIG発起人8が利用する計算機に前
記データが到達するのを待って収集する代わりに、ネッ
トワーク1内を移動する既存のデータ収集用ソフトウェ
アをSIG発起人8から発信することも考えられる。
者の発信する電子ニュースやWWWページなどのデータ
を収集する際に、SIG発起人8が利用する計算機に前
記データが到達するのを待って収集する代わりに、ネッ
トワーク1内を移動する既存のデータ収集用ソフトウェ
アをSIG発起人8から発信することも考えられる。
【0052】この変形によって、SIG発起人8が利用
する計算機以外の計算機が保持している利用者11の発
信データから、幅広くSIGの参加候補者を獲得するこ
とができ、しかもその獲得作業を発信した前記データ収
集用ソフトウェアの数だけ並行して効率良く行なうこと
ができる。
する計算機以外の計算機が保持している利用者11の発
信データから、幅広くSIGの参加候補者を獲得するこ
とができ、しかもその獲得作業を発信した前記データ収
集用ソフトウェアの数だけ並行して効率良く行なうこと
ができる。
【0053】この変形では、前記データ収集用ソフトウ
ェアは、討議グループ設定手段2が設定したSIGの名
前とその話題のデータとを保持した状態で移動し、ネッ
トワーク1に接続された計算機のいずれかにたどり着く
と、その計算機が保持している電子ニュースやWWWの
ページなど利用者が発信するデータを収集する。
ェアは、討議グループ設定手段2が設定したSIGの名
前とその話題のデータとを保持した状態で移動し、ネッ
トワーク1に接続された計算機のいずれかにたどり着く
と、その計算機が保持している電子ニュースやWWWの
ページなど利用者が発信するデータを収集する。
【0054】次に、第1の実施の形態と同様に、前記S
IG発起人8の話題のデータと利用者11の発信内容と
の合致度とを評価する。そして、一定値以上の合致度を
得た発信データの発信元である利用者11の名前と、前
記SIGの名前との組を、ネットワーク1を介してSI
G発起人8の候補選別手段3に送付する。送付し終った
前記データ収集用ソフトウェアは、ネットワーク1に接
続された別の計算機に移動し、同様の処理を行なう。
IG発起人8の話題のデータと利用者11の発信内容と
の合致度とを評価する。そして、一定値以上の合致度を
得た発信データの発信元である利用者11の名前と、前
記SIGの名前との組を、ネットワーク1を介してSI
G発起人8の候補選別手段3に送付する。送付し終った
前記データ収集用ソフトウェアは、ネットワーク1に接
続された別の計算機に移動し、同様の処理を行なう。
【0055】以上説明した第1の実施の形態に係る討議
グループ作成支援システムの各手段について、さらに詳
細に説明する。
グループ作成支援システムの各手段について、さらに詳
細に説明する。
【0056】図2は、第1の実施の形態に係る討議グル
ープ作成支援システムにおいて、特に開設通知配布手段
4の具体的な一構成例を示すブロック図である。開設通
知配布手段4は、参加候補者記憶部101と、開設通知
条件評価部102と、開設通知文書構成部103と、説
明文書取得部104とから構成されている。
ープ作成支援システムにおいて、特に開設通知配布手段
4の具体的な一構成例を示すブロック図である。開設通
知配布手段4は、参加候補者記憶部101と、開設通知
条件評価部102と、開設通知文書構成部103と、説
明文書取得部104とから構成されている。
【0057】参加候補者記憶部101は、候補選別手段
3で選別されたSIGへの参加者候補の名前を、そのS
IGの名前と組にして順次記憶していく。
3で選別されたSIGへの参加者候補の名前を、そのS
IGの名前と組にして順次記憶していく。
【0058】開設通知条件評価部102は、討議グルー
プ設定手段2で入力されたSIGの名前とそのSIGの
開設通知条件との組を記憶し、前記開設通知条件が満た
されるかどうかを定期的にチェックする。
プ設定手段2で入力されたSIGの名前とそのSIGの
開設通知条件との組を記憶し、前記開設通知条件が満た
されるかどうかを定期的にチェックする。
【0059】例えば、あるSIGの開設通知条件が参加
者の最低人数で与えられているとき、開設通知条件評価
部102は、定期的に参加候補者記憶部101を参照し
て、前記SIGの参加候補者の数を数える。また、例え
ば、あるSIGの開設通知条件が特定の日時で与えられ
ているとき、開設通知条件評価部102は、計算機内部
で計時している現在時刻と開設通知条件とを定期的に比
較する。
者の最低人数で与えられているとき、開設通知条件評価
部102は、定期的に参加候補者記憶部101を参照し
て、前記SIGの参加候補者の数を数える。また、例え
ば、あるSIGの開設通知条件が特定の日時で与えられ
ているとき、開設通知条件評価部102は、計算機内部
で計時している現在時刻と開設通知条件とを定期的に比
較する。
【0060】説明文書取得部104は、開設通知条件が
満たされたSIGの名前を開設通知条件評価部102か
ら得て、そのSIGの名前に対応するSIGの説明文書
を討議グループ設定手段2から検索して取得する。
満たされたSIGの名前を開設通知条件評価部102か
ら得て、そのSIGの名前に対応するSIGの説明文書
を討議グループ設定手段2から検索して取得する。
【0061】以上により得られた説明文書とSIGの名
前と参加候補者の名前とを元に、開設通知文書構成部1
03が、各人に送付する開設通知文書を構成する。
前と参加候補者の名前とを元に、開設通知文書構成部1
03が、各人に送付する開設通知文書を構成する。
【0062】例えば、電子メールで送付する場合、 行1 From:(SIG発起人名) 行2 To:(参加候補者名) 行3 Subject:(SIG名) 行4 ・・・ 行5 (説明文書) というメールを構成し、ネットワーク1に送信する。こ
こで、宛先(行2)が前記参加候補者の名前のうちの1
つ、主題(行3)が前記SIGの名前、メールの本文
(行5)が前記説明文書に相当する。
こで、宛先(行2)が前記参加候補者の名前のうちの1
つ、主題(行3)が前記SIGの名前、メールの本文
(行5)が前記説明文書に相当する。
【0063】例えば、前記のSIG「LNR4−AP」
において、利用者tabuchi@obp.cl.ne
c.co.jpに送る開設通知は、 From:asakura@iij.ad.jp To:tabuchi@obp.cl.nec.co.
jp Subject:LNR4−AP ・・・ LNR4を用いた電子会議システムの開発に参加する個
人・企業を募集しますというものになる。
において、利用者tabuchi@obp.cl.ne
c.co.jpに送る開設通知は、 From:asakura@iij.ad.jp To:tabuchi@obp.cl.nec.co.
jp Subject:LNR4−AP ・・・ LNR4を用いた電子会議システムの開発に参加する個
人・企業を募集しますというものになる。
【0064】また、例えば、開設通知文書をWWWのペ
ージとして提示する場合、SIGの名前と、その説明文
書と、利用者からの参加または不参加の反応を処理する
ためのCGI(Common Gateway Int
erface)スクリプトとを含む文書を 行1 <HTML> 行2 <FORM action=(CGIスクリプト
名) method=post> 行3 <input type=hidden nam
e=SIG名>(SIG名)<br> 行4 <input type=text name=
利用者名><br> 行5 <p>(説明文書)</p> 行6 <input type=radio name
=反応 value=参加>参加 行7 <input type=radio name
=反応 value=不参加>不参加 行8 <input type=submit val
ue=送信> 行9 </FORM> 行10 </HTML> のように構成し、そのURL表現のみを本文に書いた電
子メールを前記参加候補者に宛ててネットワーク1に送
信する。ここで、行2がCGIスクリプトの記述、行3
が前記SIGの名前、行4が前記参加候補者の名前を入
力するフィールド、行5が前記説明文書、行6から行7
が参加または不参加の反応を入力するボタン、行8が前
記CGIスクリプトの起動ボタンを、各々記述してい
る。
ージとして提示する場合、SIGの名前と、その説明文
書と、利用者からの参加または不参加の反応を処理する
ためのCGI(Common Gateway Int
erface)スクリプトとを含む文書を 行1 <HTML> 行2 <FORM action=(CGIスクリプト
名) method=post> 行3 <input type=hidden nam
e=SIG名>(SIG名)<br> 行4 <input type=text name=
利用者名><br> 行5 <p>(説明文書)</p> 行6 <input type=radio name
=反応 value=参加>参加 行7 <input type=radio name
=反応 value=不参加>不参加 行8 <input type=submit val
ue=送信> 行9 </FORM> 行10 </HTML> のように構成し、そのURL表現のみを本文に書いた電
子メールを前記参加候補者に宛ててネットワーク1に送
信する。ここで、行2がCGIスクリプトの記述、行3
が前記SIGの名前、行4が前記参加候補者の名前を入
力するフィールド、行5が前記説明文書、行6から行7
が参加または不参加の反応を入力するボタン、行8が前
記CGIスクリプトの起動ボタンを、各々記述してい
る。
【0065】WWWにおける文書の書式およびCGIの
書式は、インターネットドラフト「RFC1866;H
yper Text Markup Language
−2.0」で詳しく規定されている。
書式は、インターネットドラフト「RFC1866;H
yper Text Markup Language
−2.0」で詳しく規定されている。
【0066】図3は、第1の実施の形態に係る発明の討
議グループ作成支援システムにおいて、特に開設通知反
応手段5の具体的な一表示例を示す画面配置図である。
議グループ作成支援システムにおいて、特に開設通知反
応手段5の具体的な一表示例を示す画面配置図である。
【0067】開設通知反応手段5は、SIG発起人8か
ら発信された開設通知を読み込んで、利用者の出力装置
13に表示する。開設通知画面201には、少なくと
も、開設通知を発信したSIGの発起人名202と、利
用者名203と、SIGの名前204と、SIGの説明
文書205と、参加または不参加を表明するボタン群2
06とが表示される。
ら発信された開設通知を読み込んで、利用者の出力装置
13に表示する。開設通知画面201には、少なくと
も、開設通知を発信したSIGの発起人名202と、利
用者名203と、SIGの名前204と、SIGの説明
文書205と、参加または不参加を表明するボタン群2
06とが表示される。
【0068】利用者11は、この開設通知画面201を
見て、通知されたSIGに参加するか否かを、マウスや
キーボードなどの入力装置12を用いて前記ボタン群2
06から選択して指示する。指示内容は、少なくとも前
記SIGの名前204と利用者の名前203とを併せ
て、ネットワーク1を介してSIG発起人8に送信され
る。
見て、通知されたSIGに参加するか否かを、マウスや
キーボードなどの入力装置12を用いて前記ボタン群2
06から選択して指示する。指示内容は、少なくとも前
記SIGの名前204と利用者の名前203とを併せ
て、ネットワーク1を介してSIG発起人8に送信され
る。
【0069】例えば、電子メールを用いて送信される場
合、 行1 From:(利用者名) 行2 To:(SIG発起人名) 行3 Subject:(SIG名) 行4 ・・・ 行5 参加/不参加 という形式で記述できる。ここで、差出人(行1)が利
用者名、主題(行3)がSIGの名前、本文(行5)が
参加または不参加の文字列に相当する。
合、 行1 From:(利用者名) 行2 To:(SIG発起人名) 行3 Subject:(SIG名) 行4 ・・・ 行5 参加/不参加 という形式で記述できる。ここで、差出人(行1)が利
用者名、主題(行3)がSIGの名前、本文(行5)が
参加または不参加の文字列に相当する。
【0070】また、例えば、WWWのCGIを用いて送
信される場合、利用者名, SIGの名前, 参加または不
参加の文字列が各々、SIG発起人8が所有するWWW
サーバのCGIスクリプトの引数として「(CGIスク
リプト名)?利用者名=(利用者名)&SIG名=(S
IG名)&反応=(参加/不参加)」という形式で引き
渡される。例えば、前記のSIG「LNR4−AP」に
おいて、利用者tabuchi@obp.cl.ne
c.co.jpが参加する場合、引数は「利用者名=t
abuchi@obp.cl.nec.co.jp&S
IG名=LNR4−AP&反応=参加」となる。
信される場合、利用者名, SIGの名前, 参加または不
参加の文字列が各々、SIG発起人8が所有するWWW
サーバのCGIスクリプトの引数として「(CGIスク
リプト名)?利用者名=(利用者名)&SIG名=(S
IG名)&反応=(参加/不参加)」という形式で引き
渡される。例えば、前記のSIG「LNR4−AP」に
おいて、利用者tabuchi@obp.cl.ne
c.co.jpが参加する場合、引数は「利用者名=t
abuchi@obp.cl.nec.co.jp&S
IG名=LNR4−AP&反応=参加」となる。
【0071】図4は、第1の実施の形態に係る討議グル
ープ作成支援システムにおいて、特に討議参加者選別手
段6の具体的な一構成例を示すブロック図である。討議
参加者選別手段6は、反応解析部301と、開設条件評
価部302と、利用者意図判別部303と、利用者名記
憶部304とから構成されている。
ープ作成支援システムにおいて、特に討議参加者選別手
段6の具体的な一構成例を示すブロック図である。討議
参加者選別手段6は、反応解析部301と、開設条件評
価部302と、利用者意図判別部303と、利用者名記
憶部304とから構成されている。
【0072】反応解析部301は、SIGの開設通知に
対する反応データをネットワーク1から読み込んで、S
IGの名前, 利用者の名前, 参加または不参加の文字列
を各々切り分けて取得する。
対する反応データをネットワーク1から読み込んで、S
IGの名前, 利用者の名前, 参加または不参加の文字列
を各々切り分けて取得する。
【0073】例えば、反応データが電子メールで送信さ
れる場合、メールヘッダの差出人行から利用者名を、主
題行からSIGの名前を、本文から参加または不参加の
文字列を各々取得する。WWWのCGIを用いて送信さ
れる場合、CGIスクリプトの引数として「(CGIス
クリプト名)?利用者名=(利用者名)&SIG名=
(SIG名)&反応=(参加/不参加)」という形式で
引き渡されるので、「?」,「=」,「&」などの区切
り記号に基づいて、引数の文字列を切り分けて取得す
る。
れる場合、メールヘッダの差出人行から利用者名を、主
題行からSIGの名前を、本文から参加または不参加の
文字列を各々取得する。WWWのCGIを用いて送信さ
れる場合、CGIスクリプトの引数として「(CGIス
クリプト名)?利用者名=(利用者名)&SIG名=
(SIG名)&反応=(参加/不参加)」という形式で
引き渡されるので、「?」,「=」,「&」などの区切
り記号に基づいて、引数の文字列を切り分けて取得す
る。
【0074】利用者意図判別部303は、利用者からの
反応が「参加」の場合は、反応解析部301から利用者
名とSIGの名前との組を取得し、参加候補者記憶部3
04に記憶させる。
反応が「参加」の場合は、反応解析部301から利用者
名とSIGの名前との組を取得し、参加候補者記憶部3
04に記憶させる。
【0075】開設条件評価部302は、前記SIGの開
設条件を討議グループ設定手段2から取得し、現在のS
IG参加者の参加状況などと比較して、前記SIGを開
設するに足るかどうかを評価する。例えば、「SIG参
加者が50人以上」という開設条件を設定した場合、開
設条件評価部302は、新たな「参加」の反応が返信さ
れる度に参加候補者記憶部304を参照し、参加者数を
数える。
設条件を討議グループ設定手段2から取得し、現在のS
IG参加者の参加状況などと比較して、前記SIGを開
設するに足るかどうかを評価する。例えば、「SIG参
加者が50人以上」という開設条件を設定した場合、開
設条件評価部302は、新たな「参加」の反応が返信さ
れる度に参加候補者記憶部304を参照し、参加者数を
数える。
【0076】図5は、第1の実施の形態に係る討議グル
ープ作成支援システムにおいて、特にメッセージ管理機
構設定手段7の具体的な一構成例を示すブロック図であ
る。メッセージ管理機構設定手段7は、アドレス対応作
成部401と、メッセージデータベース作成部402
と、メッセージ検索インタフェース作成部403とから
構成されている。
ープ作成支援システムにおいて、特にメッセージ管理機
構設定手段7の具体的な一構成例を示すブロック図であ
る。メッセージ管理機構設定手段7は、アドレス対応作
成部401と、メッセージデータベース作成部402
と、メッセージ検索インタフェース作成部403とから
構成されている。
【0077】アドレス対応作成部401は、討議参加者
選別手段6から、SIGの名前とそれに参加する利用者
名リストとの組を得る。そして、前記SIGの名前を討
議用メッセージの宛先に、前記利用者名リストをその宛
先に送られたメッセージの配布先に、各々対応付けてメ
ッセージ配布サーバ404に設定する。例えば、前記L
NR4−APの開発討議の場合、SIG発起人であるa
sakuraの所属をiij.ad.jpとして、「L
NR4−AP@iij.ad.jp」というメッセージ
の宛先が作られる。
選別手段6から、SIGの名前とそれに参加する利用者
名リストとの組を得る。そして、前記SIGの名前を討
議用メッセージの宛先に、前記利用者名リストをその宛
先に送られたメッセージの配布先に、各々対応付けてメ
ッセージ配布サーバ404に設定する。例えば、前記L
NR4−APの開発討議の場合、SIG発起人であるa
sakuraの所属をiij.ad.jpとして、「L
NR4−AP@iij.ad.jp」というメッセージ
の宛先が作られる。
【0078】メッセージ配布サーバ404は、前記討議
用メッセージの宛先に送られたメッセージを、前記SI
Gの参加者に同報配布する。これには、例えばmajo
rdomoなど既存のメーリングリストサーバを利用す
ることができる。majordomoでは、前記討議用
メッセージの宛先に「subscribe LNR4−
AP (参加者のアドレス)・・・」という内容の電子
メールを送ると、各参加者のアドレスがメッセージの同
時配布の対象として登録される。SIG参加者は、この
ように同報されるメッセージによって参加者の意見を共
有し、討議を行なう。
用メッセージの宛先に送られたメッセージを、前記SI
Gの参加者に同報配布する。これには、例えばmajo
rdomoなど既存のメーリングリストサーバを利用す
ることができる。majordomoでは、前記討議用
メッセージの宛先に「subscribe LNR4−
AP (参加者のアドレス)・・・」という内容の電子
メールを送ると、各参加者のアドレスがメッセージの同
時配布の対象として登録される。SIG参加者は、この
ように同報されるメッセージによって参加者の意見を共
有し、討議を行なう。
【0079】メッセージデータベース作成部402は、
討議のメッセージをSIG参加者が随時参照できるよう
に、メッセージを保存するためのデータベースを作成す
る。すなわち、討議参加者選別手段6から、SIGの名
前とそれに参加する利用者名リストの組を得て、前記S
IGの名前で名前付けされたメッセージデータベース4
05を生成し、前記SIGの利用者に対して前記メッセ
ージデータベース405への書き込み・読み出しの権限
を与える。
討議のメッセージをSIG参加者が随時参照できるよう
に、メッセージを保存するためのデータベースを作成す
る。すなわち、討議参加者選別手段6から、SIGの名
前とそれに参加する利用者名リストの組を得て、前記S
IGの名前で名前付けされたメッセージデータベース4
05を生成し、前記SIGの利用者に対して前記メッセ
ージデータベース405への書き込み・読み出しの権限
を与える。
【0080】メッセージデータベース405の生成およ
び権限の付与のためのコマンドは、一般にデータベース
システム毎に定義されているものを用いる。例えば、一
般の関係型データベースで討議メッセージを保存する場
合、SQL(Structured Query La
nguage)言語を用いて、 行1 CREATE TABLE LNR4−AP
(メッセージの保存項目)・・・ 行2 CHANGE ACL USER tabuch
i@obp.cl.nec.co.jp + rw L
NR4−AP 行3 CHANGE ACL USER(参加者2)+
rw LNR4−AP・・・ 行16 CHANGE ACL USER (参加者1
5)+rw LNR4−AP というコマンド文をデータベースに対して実行する。こ
こで、行1が「LNR4−AP」という名のデータ格納
領域の確保、行2〜行16が前記データ格納領域に対し
て参加者1〜参加者15の読み書き権限の付与を表して
いる。
び権限の付与のためのコマンドは、一般にデータベース
システム毎に定義されているものを用いる。例えば、一
般の関係型データベースで討議メッセージを保存する場
合、SQL(Structured Query La
nguage)言語を用いて、 行1 CREATE TABLE LNR4−AP
(メッセージの保存項目)・・・ 行2 CHANGE ACL USER tabuch
i@obp.cl.nec.co.jp + rw L
NR4−AP 行3 CHANGE ACL USER(参加者2)+
rw LNR4−AP・・・ 行16 CHANGE ACL USER (参加者1
5)+rw LNR4−AP というコマンド文をデータベースに対して実行する。こ
こで、行1が「LNR4−AP」という名のデータ格納
領域の確保、行2〜行16が前記データ格納領域に対し
て参加者1〜参加者15の読み書き権限の付与を表して
いる。
【0081】メッセージ検索インタフェース作成部40
3は、前記メッセージデータベース405に蓄積された
過去の討議メッセージをSIGの参加者が閲覧できるよ
うに、検索用のインタフェースを生成する。例えば、蓄
積されたメッセージをNetscapeなどのWWWブ
ラウザ407を用いて閲覧する既存システムでは、メッ
セージを閲覧するためのWWWページと、そのページに
表示されるメーリングリストの名前と、そのメーリング
リストのサーバに対して蓄積されたメッセージ群を検索
するためのコマンドとをWWWサーバ406に設定する
必要がある。
3は、前記メッセージデータベース405に蓄積された
過去の討議メッセージをSIGの参加者が閲覧できるよ
うに、検索用のインタフェースを生成する。例えば、蓄
積されたメッセージをNetscapeなどのWWWブ
ラウザ407を用いて閲覧する既存システムでは、メッ
セージを閲覧するためのWWWページと、そのページに
表示されるメーリングリストの名前と、そのメーリング
リストのサーバに対して蓄積されたメッセージ群を検索
するためのコマンドとをWWWサーバ406に設定する
必要がある。
【0082】従って、メッセージ管理機構設定手段7
は、討議参加者選別手段6からSIGの名前を取得し、
メッセージ閲覧ページのURLを「http://(サ
ーバ.ディレクトリ)/(SIGの名前).html」
として、そのURLに対応する文書を、 行1 <HTML> 行2 <FORM action=(サーバ.ディレク
トリ)/(検索用CGIスクリプト名)?SIG名=
(SIG名)method=post> 行3 検索条件を入力して下さい 行4 <input type=text> 行5 <input type=submit val
ue=検索> 行6 </FORM> 行7 </HTML> のように構成する。さらに、前記SIGの参加者に対し
て、前記メッセージ閲覧ページのURLをネットワーク
1を介して通知する。ここで、行2が検索用CGIスク
リプト、行4が検索条件の入力フィールド、行5が検索
用CGIスクリプトの起動ボタンを、各々記述してい
る。
は、討議参加者選別手段6からSIGの名前を取得し、
メッセージ閲覧ページのURLを「http://(サ
ーバ.ディレクトリ)/(SIGの名前).html」
として、そのURLに対応する文書を、 行1 <HTML> 行2 <FORM action=(サーバ.ディレク
トリ)/(検索用CGIスクリプト名)?SIG名=
(SIG名)method=post> 行3 検索条件を入力して下さい 行4 <input type=text> 行5 <input type=submit val
ue=検索> 行6 </FORM> 行7 </HTML> のように構成する。さらに、前記SIGの参加者に対し
て、前記メッセージ閲覧ページのURLをネットワーク
1を介して通知する。ここで、行2が検索用CGIスク
リプト、行4が検索条件の入力フィールド、行5が検索
用CGIスクリプトの起動ボタンを、各々記述してい
る。
【0083】前記SIGの参加者は、このページをWW
Wブラウザ407で表示しながら、検索条件を例えば
「発信日時>1995年12月」のように入力する。こ
の例は、「メッセージの発信日時が1995年12月以
降のもの」という条件を示している。
Wブラウザ407で表示しながら、検索条件を例えば
「発信日時>1995年12月」のように入力する。こ
の例は、「メッセージの発信日時が1995年12月以
降のもの」という条件を示している。
【0084】この入力を引数にして、WWWサーバ40
6が前記検索用CGIスクリプトを起動し、「SIG
名」引数に与えられたSIGのメッセージデータベース
405を検索する。検索結果は、再びWWWブラウザ4
07上に表示され、参加者が閲覧することができる。
6が前記検索用CGIスクリプトを起動し、「SIG
名」引数に与えられたSIGのメッセージデータベース
405を検索する。検索結果は、再びWWWブラウザ4
07上に表示され、参加者が閲覧することができる。
【0085】次に、図1と図6とを参照しながら、第1
の実施の形態に係る討議グループ作成支援システムの全
体動作について説明する。
の実施の形態に係る討議グループ作成支援システムの全
体動作について説明する。
【0086】まず、SIG発起人8が、入力装置9を用
いて、自分が始めたいSIGの名前, 話題の記述, 説明
文書などを討議グループ設定手段2に設定する(ステッ
プS001)。設定が終ったならば、候補選別手段3
が、ネットワーク1内にある電子ニュースやWWWのペ
ージなどの利用者11の発信データを取得して(ステッ
プS002)、その発信データと前記話題の記述との合
致度がしきい値を越えるかどうかを判別し(ステップS
003)、越えるものについては、前記発信データを発
信した利用者11をSIGへの参加者候補に追加する
(ステップS005)。
いて、自分が始めたいSIGの名前, 話題の記述, 説明
文書などを討議グループ設定手段2に設定する(ステッ
プS001)。設定が終ったならば、候補選別手段3
が、ネットワーク1内にある電子ニュースやWWWのペ
ージなどの利用者11の発信データを取得して(ステッ
プS002)、その発信データと前記話題の記述との合
致度がしきい値を越えるかどうかを判別し(ステップS
003)、越えるものについては、前記発信データを発
信した利用者11をSIGへの参加者候補に追加する
(ステップS005)。
【0087】SIGの参加者候補が十分に収集できない
等で、開設通知を送信する条件が満たされない場合は
(ステップS006)、開設通知配布手段4は、SIG
発起人8の出力装置10に開設を止めるかどうかを判断
させるための選択肢を出力し、入力装置9を用いて判断
を入力させる(ステップS004)。
等で、開設通知を送信する条件が満たされない場合は
(ステップS006)、開設通知配布手段4は、SIG
発起人8の出力装置10に開設を止めるかどうかを判断
させるための選択肢を出力し、入力装置9を用いて判断
を入力させる(ステップS004)。
【0088】止める場合はそのまま全ての作業を終了
し、止めない場合は再びステップS002から始まる参
加候補者の収集を繰り返す。
し、止めない場合は再びステップS002から始まる参
加候補者の収集を繰り返す。
【0089】SIGの参加者候補が十分に収集できた等
で、開設通知を送信する条件が満たされた場合は(ステ
ップS006)、開設通知配布手段4が開設通知を作成
し、前記SIGへの参加者候補に対してネットワーク1
を介して配布する(ステップS007)。
で、開設通知を送信する条件が満たされた場合は(ステ
ップS006)、開設通知配布手段4が開設通知を作成
し、前記SIGへの参加者候補に対してネットワーク1
を介して配布する(ステップS007)。
【0090】利用者11は、ネットワーク1を介して、
あるSIGの開設通知を受信し、開設通知反応手段5に
読み込む(ステップS008)。そして、SIGの説明
文書を読んで、参加するか参加しないかを判断し(ステ
ップS009)、入力装置12を用いて、参加する場合
は「参加」の返答を(ステップS010)、参加しない
場合は「不参加」の返答を(ステップS011)行な
う。返答は、各々ネットワーク1を介してSIG発起人
8に送信する。
あるSIGの開設通知を受信し、開設通知反応手段5に
読み込む(ステップS008)。そして、SIGの説明
文書を読んで、参加するか参加しないかを判断し(ステ
ップS009)、入力装置12を用いて、参加する場合
は「参加」の返答を(ステップS010)、参加しない
場合は「不参加」の返答を(ステップS011)行な
う。返答は、各々ネットワーク1を介してSIG発起人
8に送信する。
【0091】SIG発起人8は、討議参加者選別手段6
において利用者11のSIGに対する反応を受信し、
「参加」の反応を送信した利用者11だけをSIGへの
参加者に追加する(ステップS012)。そして、SI
Gの参加者が十分集まらない等で、SIG開設に足る条
件が満たされない場合(ステップS014)、討議参加
者選別手段6は、SIG発起人8の出力装置10に開設
作業を止めるかどうかを判断させるための選択肢を表示
し、入力装置9を用いて判断を入力させる(ステップS
013)。
において利用者11のSIGに対する反応を受信し、
「参加」の反応を送信した利用者11だけをSIGへの
参加者に追加する(ステップS012)。そして、SI
Gの参加者が十分集まらない等で、SIG開設に足る条
件が満たされない場合(ステップS014)、討議参加
者選別手段6は、SIG発起人8の出力装置10に開設
作業を止めるかどうかを判断させるための選択肢を表示
し、入力装置9を用いて判断を入力させる(ステップS
013)。
【0092】止める場合はそのまま全ての作業を終了
し、止めない場合は、引続きステップS012から始ま
る「参加」の反応を送信した利用者の収集を繰り返す。
し、止めない場合は、引続きステップS012から始ま
る「参加」の反応を送信した利用者の収集を繰り返す。
【0093】SIGの参加者が十分集まった等で、SI
G開設に足る条件が満たされた場合(ステップS01
4)、メッセージ管理機構設定手段7がメッセージ同報
システムのメッセージ送付先や検索インタフェースなど
の管理機構を設定し(S015)、SIGの参加者に、
前記メッセージ送付先や検索インタフェースのアクセス
方法などをネットワーク1を介して通知する(ステップ
S016)。
G開設に足る条件が満たされた場合(ステップS01
4)、メッセージ管理機構設定手段7がメッセージ同報
システムのメッセージ送付先や検索インタフェースなど
の管理機構を設定し(S015)、SIGの参加者に、
前記メッセージ送付先や検索インタフェースのアクセス
方法などをネットワーク1を介して通知する(ステップ
S016)。
【0094】次に、本発明の第2の実施の形態に係る討
議グループ作成支援システムについて説明する。
議グループ作成支援システムについて説明する。
【0095】図7は、本発明の第2の実施の形態に係る
討議グループ作成支援システムの構成を示すブロック図
である。図1に示した第1の実施の形態に係る討議グル
ープ作成支援システムの構成とは、開設通知配布手段4
に対して開設通知修飾手段501を追加している点で異
なる。従って、その他の手段等には、同一符号を付し
て、それらの詳しい説明を省略する。
討議グループ作成支援システムの構成を示すブロック図
である。図1に示した第1の実施の形態に係る討議グル
ープ作成支援システムの構成とは、開設通知配布手段4
に対して開設通知修飾手段501を追加している点で異
なる。従って、その他の手段等には、同一符号を付し
て、それらの詳しい説明を省略する。
【0096】開設通知修飾手段501は、候補選別手段
3において、利用者11の発信したデータと、討議グル
ープ設定手段2でSIG発起人8が設定したSIGの話
題との合致度を評価した際に、その合致度に応じて、討
議グループ設定手段2でSIG発起人8が設定したSI
Gの説明文書を修飾し、開設通知配布手段4に送る。
3において、利用者11の発信したデータと、討議グル
ープ設定手段2でSIG発起人8が設定したSIGの話
題との合致度を評価した際に、その合致度に応じて、討
議グループ設定手段2でSIG発起人8が設定したSI
Gの説明文書を修飾し、開設通知配布手段4に送る。
【0097】すなわち、前記合致度が高ければ、そのデ
ータを発信した利用者11は、開設しようとするSIG
に対する興味が高いと考えられるので、前記説明文書を
単に紹介するような挨拶を加えるだけでよい。逆に、前
記合致度が低ければ、そのデータを発信した利用者11
は、開設しようとするSIGに対する興味が低いと考え
られるので、前記説明文書に強く興味を持たせるような
修飾を加える。
ータを発信した利用者11は、開設しようとするSIG
に対する興味が高いと考えられるので、前記説明文書を
単に紹介するような挨拶を加えるだけでよい。逆に、前
記合致度が低ければ、そのデータを発信した利用者11
は、開設しようとするSIGに対する興味が低いと考え
られるので、前記説明文書に強く興味を持たせるような
修飾を加える。
【0098】開設通知修飾手段501は、少なくとも次
の3つの機能部分によって構成される。
の3つの機能部分によって構成される。
【0099】修飾文選択部502は、候補選別手段3が
導出した候補者毎の合致度を評価し、その値の範囲によ
って、利用すべき修飾文を修飾文記憶部503から選択
する。
導出した候補者毎の合致度を評価し、その値の範囲によ
って、利用すべき修飾文を修飾文記憶部503から選択
する。
【0100】修飾文記憶部503は、修飾文の文案デー
タや、そのテンプレートを記憶する。
タや、そのテンプレートを記憶する。
【0101】修飾文完成部504は、修飾文のテンプレ
ートに参加候補者名や発信データ名を代入して、文の文
字列として完成させる。
ートに参加候補者名や発信データ名を代入して、文の文
字列として完成させる。
【0102】次に、図7と図8とを参照しながら、本発
明の第2の実施の形態に係る討議グループ作成支援シス
テムの全体動作について説明する。
明の第2の実施の形態に係る討議グループ作成支援シス
テムの全体動作について説明する。
【0103】ステップS001〜S006までの動作
(ステップS101)、およびステップS009〜S0
16までの動作(ステップS109)は、図1ないし図
6を用いて説明した第1の実施の形態に係る討議グルー
プ作成支援システムの動作と同じなので、説明を省略す
る。
(ステップS101)、およびステップS009〜S0
16までの動作(ステップS109)は、図1ないし図
6を用いて説明した第1の実施の形態に係る討議グルー
プ作成支援システムの動作と同じなので、説明を省略す
る。
【0104】ステップS006で開設通知条件が満たさ
れた時点で、開設通知配布手段4は、SIGの名前と、
そのSIGへの参加候補者との組のリストを記憶してい
る。そのリストから一組を取り出し(ステップS10
2)、その参加候補者に対するSIGの話題への合致度
と、その参加候補者からの発信データとを候補選別手段
3から取得する(ステップS103)。あるいは、候補
選別手段3が、参加者候補だけでなくその合致度と発信
データも併せて開設通知配布手段4に記憶させてもよ
い。
れた時点で、開設通知配布手段4は、SIGの名前と、
そのSIGへの参加候補者との組のリストを記憶してい
る。そのリストから一組を取り出し(ステップS10
2)、その参加候補者に対するSIGの話題への合致度
と、その参加候補者からの発信データとを候補選別手段
3から取得する(ステップS103)。あるいは、候補
選別手段3が、参加者候補だけでなくその合致度と発信
データも併せて開設通知配布手段4に記憶させてもよ
い。
【0105】次に、修飾文選択部502が、予め設定さ
れた選択規準に従って、前記取得した合致度がどの修飾
文に対応するかを決定し、修飾文記憶部503の中から
1つ取得する(ステップS104)。修飾文は、完全な
文の文字列でもよいし、部分的に文字列を代入可能なテ
ンプレートでもよい。
れた選択規準に従って、前記取得した合致度がどの修飾
文に対応するかを決定し、修飾文記憶部503の中から
1つ取得する(ステップS104)。修飾文は、完全な
文の文字列でもよいし、部分的に文字列を代入可能なテ
ンプレートでもよい。
【0106】例えば、合致度が0から1までの数値をと
るとし、合致度0.7以上となった利用者がSIG開設
呼びかけの候補者になるものとする。このとき、修飾文
選択部502は、 合致度0.7以上0.8未満:修飾文「これまでのニュ
ースへの投稿によれば、あなたはこのSIGでの討議に
興味を持たれることと思います。ぜひ参加して下さ
い。」 合致度0.8以上0.9未満:修飾文「あなたの興味を
このSIGでもっと深めてみませんか?参加をお待ちし
ています」 合致度0.9以上1.0以下:修飾文「今回以下の様な
SIGを開設しますので、興味をお持ちならご参加下さ
い」 のように、合致度の数値の範囲によって、修飾文の強さ
を変えたり開設呼びかけの根拠となった発信データを引
用するかしないかを決定したりする。
るとし、合致度0.7以上となった利用者がSIG開設
呼びかけの候補者になるものとする。このとき、修飾文
選択部502は、 合致度0.7以上0.8未満:修飾文「これまでのニュ
ースへの投稿によれば、あなたはこのSIGでの討議に
興味を持たれることと思います。ぜひ参加して下さ
い。」 合致度0.8以上0.9未満:修飾文「あなたの興味を
このSIGでもっと深めてみませんか?参加をお待ちし
ています」 合致度0.9以上1.0以下:修飾文「今回以下の様な
SIGを開設しますので、興味をお持ちならご参加下さ
い」 のように、合致度の数値の範囲によって、修飾文の強さ
を変えたり開設呼びかけの根拠となった発信データを引
用するかしないかを決定したりする。
【0107】修飾文が文のテンプレートならば(ステッ
プS105)、修飾文完成部504は、テンプレートの
変数に文字列を代入して文を完成させる(ステップS1
06)。例えば、「<参加候補者>さん、こんにちは。
SIG開設の案内をお送りします。」という修飾文テン
プレートに対して、修飾文完成部504は、変数<参加
候補者>を認識し、現在処理対象となっている参加候補
者の名前を代入する。修飾文が完全な文の文字列なら
ば、すでに修飾文は完成しているとして、何もしない。
プS105)、修飾文完成部504は、テンプレートの
変数に文字列を代入して文を完成させる(ステップS1
06)。例えば、「<参加候補者>さん、こんにちは。
SIG開設の案内をお送りします。」という修飾文テン
プレートに対して、修飾文完成部504は、変数<参加
候補者>を認識し、現在処理対象となっている参加候補
者の名前を代入する。修飾文が完全な文の文字列なら
ば、すでに修飾文は完成しているとして、何もしない。
【0108】最後に、前記完成した修飾文は、開設通知
配布手段4に送られ、参加候補者に配布される開設通知
文書に加えられる(ステップS107)。修飾文を含め
て完成した開設通知文書は、ネットワーク1を介して参
加候補者に配布される。以上、ステップS102からス
テップS107までの動作を、ステップS006までで
集められた参加候補者全てに対して適用する(ステップ
S108)。
配布手段4に送られ、参加候補者に配布される開設通知
文書に加えられる(ステップS107)。修飾文を含め
て完成した開設通知文書は、ネットワーク1を介して参
加候補者に配布される。以上、ステップS102からス
テップS107までの動作を、ステップS006までで
集められた参加候補者全てに対して適用する(ステップ
S108)。
【0109】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、討
議グループ設定手段, 候補選別手段および開設通知配布
手段を設けたことにより、SIG発起人が設定した話題
と、ネットワークの利用者が発信したデータとの合致度
に基づいて、自動的にSIGの参加候補者を選別するの
で、SIG発起人は、開設通知の配布先に迷うことがな
く、かつ、興味を持たない利用者に不要な通知を配布し
て鬱陶しがられたりすることがないという効果がある。
議グループ設定手段, 候補選別手段および開設通知配布
手段を設けたことにより、SIG発起人が設定した話題
と、ネットワークの利用者が発信したデータとの合致度
に基づいて、自動的にSIGの参加候補者を選別するの
で、SIG発起人は、開設通知の配布先に迷うことがな
く、かつ、興味を持たない利用者に不要な通知を配布し
て鬱陶しがられたりすることがないという効果がある。
【0110】また、開設通知条件をSIG発起人が設定
して、条件に合致した時点で自動的に開設通知の配布を
行なうので、SIG発起人が開設通知を配布するタイミ
ングを意識したり、参加候補者の集まり具合をチェック
したりする手間を軽減することができる。さらに、前記
条件に満たないSIGを検出して発起人に知らせるの
で、SIG開設通知を中断するかどうかの判断を効率良
く行なうことができる。
して、条件に合致した時点で自動的に開設通知の配布を
行なうので、SIG発起人が開設通知を配布するタイミ
ングを意識したり、参加候補者の集まり具合をチェック
したりする手間を軽減することができる。さらに、前記
条件に満たないSIGを検出して発起人に知らせるの
で、SIG開設通知を中断するかどうかの判断を効率良
く行なうことができる。
【0111】さらに、開設通知反応手段と討議参加者選
別手段との組合せによって、SIGでの討議に用いるメ
ーリングリストやWWWページを実際に運用する前に、
SIGの参加者を確定できるので、通常のメーリングリ
ストに比べて、運用の最初の時点から排他的な討議を行
なうことができる。これは、特に、製品の開発プロジェ
クトのように、予め参加メンバを固定しなければならな
い討議に有効である。
別手段との組合せによって、SIGでの討議に用いるメ
ーリングリストやWWWページを実際に運用する前に、
SIGの参加者を確定できるので、通常のメーリングリ
ストに比べて、運用の最初の時点から排他的な討議を行
なうことができる。これは、特に、製品の開発プロジェ
クトのように、予め参加メンバを固定しなければならな
い討議に有効である。
【0112】さらにまた、開設条件をSIG発起人が設
定して、条件に合致した時点で自動的に討議手段の設定
やアクセス方法の配布などを行なうので、SIG発起人
が討議手段を設定するタイミングを意識したり、参加者
の集まり具合をチェックしたりする手間を軽減すること
ができる。さらに、前記条件に満たないSIGを検出し
て発起人に知らせるので、SIG開設を中断するかどう
かの判断を効率良く行なうことができる。
定して、条件に合致した時点で自動的に討議手段の設定
やアクセス方法の配布などを行なうので、SIG発起人
が討議手段を設定するタイミングを意識したり、参加者
の集まり具合をチェックしたりする手間を軽減すること
ができる。さらに、前記条件に満たないSIGを検出し
て発起人に知らせるので、SIG開設を中断するかどう
かの判断を効率良く行なうことができる。
【0113】また、さらに開設通知修飾手段を設けたこ
とにより、参加候補者の興味とSIGの話題との合致度
に応じて、参加呼びかけの態度を段階的に調節できるの
で、興味の薄い候補者には強い呼びかけを、興味の大き
い候補者には押しつけにならない程度の呼びかけを、と
いうような戦略的な開設通知を構成することができ、全
体として参加意欲を向上させることが可能となる。
とにより、参加候補者の興味とSIGの話題との合致度
に応じて、参加呼びかけの態度を段階的に調節できるの
で、興味の薄い候補者には強い呼びかけを、興味の大き
い候補者には押しつけにならない程度の呼びかけを、と
いうような戦略的な開設通知を構成することができ、全
体として参加意欲を向上させることが可能となる。
【0114】また、修飾文としてテンプレートを用いる
ことにより、候補者の名前や、開設通知の根拠となった
候補者の発信データを修飾文の中に含めることができる
ので、より親しみやすい、あるいは説得力の有る開設通
知を構成することが可能となる。
ことにより、候補者の名前や、開設通知の根拠となった
候補者の発信データを修飾文の中に含めることができる
ので、より親しみやすい、あるいは説得力の有る開設通
知を構成することが可能となる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る討議グループ
作成支援システムの構成を示すブロック図である。
作成支援システムの構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態に係る討議グループ作成支援
システムにおいて、開設通知配布手段の具体的な一構成
例を示すブロック図である。
システムにおいて、開設通知配布手段の具体的な一構成
例を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態に係る討議グループ作成支援
システムにおいて、開設通知反応手段の具体的な一表示
例を示す画面配置図である。
システムにおいて、開設通知反応手段の具体的な一表示
例を示す画面配置図である。
【図4】第1の実施の形態に係る討議グループ作成支援
システムにおいて、討議参加者選別手段の具体的な一構
成例を示すブロック図である。
システムにおいて、討議参加者選別手段の具体的な一構
成例を示すブロック図である。
【図5】第1の実施の形態に係る討議グループ作成支援
システムにおいて、メッセージ管理機構設定手段の具体
的な一構成例を示すブロック図である。
システムにおいて、メッセージ管理機構設定手段の具体
的な一構成例を示すブロック図である。
【図6】第1の実施の形態に係る討議グループ作成支援
システムの動作を示すフローチャートである。
システムの動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る討議グループ
作成支援システムの構成を示すブロック図である。
作成支援システムの構成を示すブロック図である。
【図8】第2の実施の形態に係る討議グループ作成支援
システムの動作を示すフローチャートである。
システムの動作を示すフローチャートである。
【図9】従来技術である最適掲示板自動選択サービス方
式の構成を示すブロック図である。
式の構成を示すブロック図である。
1 ネットワーク 2 討議グループ設定手段 3 候補選別手段 4 開設通知配布手段 5 開設通知反応手段 6 討議参加者選別手段 7 メッセージ管理機構設定手段 8 SIG発起人 9 入力装置 10 出力装置 11 利用者 12 入力装置 13 出力装置 101 参加候補者記憶部 102 開設通知条件評価部 103 開設通知文書構成部 104 説明文書取得部 201 開設通知画面 202 SIGの発起人名 203 利用者名 204 SIG名 205 SIG説明文書 206 ボタン群 301 反応解析部 302 開設条件評価部 303 利用者意図判別部 304 利用者名記憶部 401 アドレス対応作成部 402 メッセージデータベース作成部 403 メッセージ検索インタフェース作成部 404 メッセージ配布サーバ 405 メッセージデータベース 406 WWWサーバ 407 WWWブラウザ 501 開設通知修飾手段 502 修飾文選択部 503 修飾文記憶部 504 修飾文完成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/18 H04L 12/54 H04L 12/58 G06F 13/00 351 - 357
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の利用者が利用する計算機ネットワ
ークにおいて、 利用者が討議すべき内容を設定する討議グループ設定手
段と、 前記内容に合致するような情報を発信している他の利用
者を討議の参加候補者として収集する候補選別手段と、 前記収集された利用者に対して討議への参加を呼びかけ
る文書を配布する開設通知配布手段とを備えることを特
徴とする討議グループ作成支援システム。 - 【請求項2】 前記開設通知配布手段が、討議の参加呼
びかけを配布する条件を評価する開設通知条件評価部を
有し、前記条件が満たされたときに、参加を呼びかける
文書を他の利用者に配布することを特徴とする請求項1
記載の討議グループ作成支援システム。 - 【請求項3】 前記開設通知配布手段が、討議の参加呼
びかけを配布する条件を評価して、前記条件が満たされ
ないときには、呼びかけを中止するか、引続き討議の参
加候補者を収集するかを、呼びかけを行なう利用者に判
断させることを特徴とする請求項2記載の討議グループ
作成支援システム。 - 【請求項4】 複数の利用者が利用する計算機ネットワ
ークにおいて、 他の利用者から配布された討議への参加呼びかけを利用
者に提示し、討議に参加するか否かを応答させる開設通
知反応手段と、 前記利用者からの参加または不参加の応答によって討議
への参加者を選別する討議参加者選別手段と、 前記討議への参加者が討議のメッセージを配布・蓄積・
検索するためのメッセージ管理機構を設定し、前記メッ
セージ管理機構へのアクセス手段を前記討議への参加者
に通知するメッセージ管理機構設定手段とを備えること
を特徴とする討議グループ作成支援システム。 - 【請求項5】 前記討議参加者選別手段が、討議を開始
する条件を評価する開設条件評価部を有し、前記条件が
満たされたときに、前記メッセージ管理機構の設定とア
クセス手段の通知を行なうことを特徴とする請求項4記
載の討議グループ作成支援システム。 - 【請求項6】 前記討議参加者選別手段が、討議を開始
する条件を評価して、前記条件が満たされないときに
は、討議の開始を中止するか、引続き討議の参加者の応
答を待つかを、討議を主催する利用者に判断させること
を特徴とする請求項5記載の討議グループ作成支援シス
テム。 - 【請求項7】 複数の利用者が利用する計算機ネットワ
ークにおいて、 利用者が討議すべき内容を設定する討議グループ設定手
段と、 前記内容に合致するような情報を発信している他の利用
者を討議の参加候補者として収集する候補選別手段と、 前記収集された利用者に対して討議への参加を呼びかけ
る文書を配布する開設通知配布手段と、 前記討議の参加候補者に対して、前記配布された討議の
参加呼びかけを提示し、討議に参加するか否かを応答さ
せる開設通知反応手段と、 前記討議の参加候補者からの参加または不参加の応答に
よって討議への参加者を選別する討議参加者選別手段
と、 前記討議への参加者が討議のメッセージを配布・蓄積・
検索するためのメッセージ管理機構を設定し、前記メッ
セージ管理機構へのアクセス手段を前記討議への参加者
に通知するメッセージ管理機構設定手段とを備えること
を特徴とする討議グループ作成支援システム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20113896A JP2980167B2 (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | 討議グループ作成支援システム |
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JPH1028135A JPH1028135A (ja) | 1998-01-27 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP20113896A Expired - Fee Related JP2980167B2 (ja) | 1996-07-11 | 1996-07-11 | 討議グループ作成支援システム |
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- 1996-07-11 JP JP20113896A patent/JP2980167B2/ja not_active Expired - Fee Related
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