JPH101706A - 溶銑予備処理時の排ガス集塵装置 - Google Patents

溶銑予備処理時の排ガス集塵装置

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JPH101706A
JPH101706A JP15054596A JP15054596A JPH101706A JP H101706 A JPH101706 A JP H101706A JP 15054596 A JP15054596 A JP 15054596A JP 15054596 A JP15054596 A JP 15054596A JP H101706 A JPH101706 A JP H101706A
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JP
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hot metal
exhaust gas
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dust
air
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JP15054596A
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Masato Mikuni
正人 三国
Shigenobu Takada
重信 高田
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Kawasaki Steel Corp
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  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トピードカーでの溶銑予備処理時に発生する
排ガスを集塵フードにより外部に漏洩することなく効率
よく集塵する。 【解決手段】 集塵フード5の内側に対応してトピード
カー1の開口部4を包囲するように、該開口部4の内周
面に対し一方側に偏向して斜め内向きに8本のエア噴射
ノズル11を配置し、各エア噴射ノズル11から一方側に偏
向して斜め内向きに噴射するエアの相互作用によって旋
回気流を形成し、トピードカー1内での溶銑2の予備処
理により発生する排ガスに求心力を与えつつ、集塵フー
ド5の上部に設けた吸引口への吸気により人工竜巻を発
生させ、集塵フード5により排ガスを外部に漏洩するこ
となく効率よく集塵する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶銑輸送容器の開
口部に間隙を置いて上方を覆う集塵フードを用いて、前
記溶銑輸送容器内での溶銑予備処理により発生する排ガ
スを集塵するようにした溶銑予備処理時の排ガス集塵装
置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高炉で製造された溶銑中には、Si、
S、P等の不純物元素が多量に含まれているが、これら
不純物元素は次の転炉等を用いた製鋼工程における精錬
能率や鋼の品質に大きく影響する。このため、一般に製
鋼処理に先立ち、溶銑中の不純物を除去するため溶銑輸
送容器を用いる精錬、いわゆる溶銑予備処理が行われ
る。溶銑予備処理では、溶銑輸送容器内の溶銑中に、吹
き込みランスを用いて精錬剤をキャリアガスと共にイン
ジェクションし、精錬剤を含む気泡が溶銑内を上昇する
過程で、気液反応を行わせることによって、溶銑中の不
純物を除去する。
【0003】溶銑予備処理時には、図5に示すように溶
銑輸送容器であるトピードカー1内の溶銑2中に浸漬し
た吹き込みランス3を用いて精錬剤をキャリアガスと共
に吹き込むと、キャリアガスおよび精錬剤による溶銑の
脱炭で生じるCOガス等が排ガスとしてトピードカー1
の開口部4から放出される。この排ガスを集塵するた
め、開口部4を覆うように集塵フード5を配置し、集塵
フード5の上部に接続した吸引ダクト6に連なる吸引口
7への吸気により集塵している。
【0004】しかしながら、集塵フード5の下端とトピ
ードカー1の開口部4との間に一定の間隙Gを設け、開
口部4に付着する溶銑等の付着物との干渉を避けるよう
になっており、この間隙Gは余裕を見て比較的大きくな
っている。したがって、この間隙Gから大気を吸引する
ので吸引風量が多くなり、集塵フード5による集塵効率
を低下させるという問題点があった。
【0005】例えば、特開平6-81018 号公報には、集塵
フード5とトピードカー1の開口部4との間に設けた間
隙Gからの大気の吸引を低減する手段が提案されてい
る。図6および図7に示すように、集塵フード5の上部
に接続した吸引ダクト6に連なる吸引口7を設け、さら
に集塵フード5に、その下端開口からトピードカー1の
開口部4に至る間隙Gを包囲する3本以上(図面では4
本の場合を示す)の比較的長いエア吹き出しヘッド8を
立設する。各エア吹き出しヘッド8の高さ方向に配設し
た複数段の吹き出しノズル(図示せず)から吹き出すエ
アによってエアカーテンを形成する。そして、このエア
カーテンの伴流作用により、間隙部Gの回りにエアの旋
回気流を形成し、吹き出しノズルからのエア吹き出しと
吸引口7からのエア吸引とにより、集塵フード5内に人
工竜巻を発生させ、排ガスを集塵する。
【0006】また、図8に示すように溶銑鍋9内の溶銑
2中に吹き込みランス3を用いて精錬剤をキャリアガス
と共にインジェクションし、精錬剤を含む気泡が溶銑内
を上昇する過程で、気液反応を行わせることによって、
溶銑中の不純物を除去する場合がある。この場合には、
溶銑鍋9の開口部上端に集塵フード5の下端を密着させ
ることにより、溶銑2中に吹き込まれたキャリアガスお
よび精錬剤による溶銑の脱炭で生じるCOガス等の排ガ
スが、外部に漏洩することなく集塵フード5の上部に接
続した吸引ダクト6に連なる吸引口7への吸気により集
塵される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平6-81018 号
公報に開示されている従来の技術によれば、集塵フード
とトピードカーとの間隙部にエアカーテンを形成して集
塵風量を削減すると共に、吹き出しエアにより旋回流を
発生させ、集塵フード内の人工竜巻発生により、排ガス
を効率よく集塵フードの上部に設けたエア吸引口に集塵
することができる。しかしながら、旋回流を発生するた
め集塵フードの外側に少なくとも3本の長いエア吹き出
しヘッドを立設する必要があり、設備が大がかりとな
り、設備費が嵩む他、溶銑予備処理設備ではレイアウト
上でこれらを設置するのが困難である場合が多く、また
エア吹き出しヘッドへの地金付着とトピードカーの運行
との取り合い上で支障が生じる可能性が大きいという問
題点がある。
【0008】図8に示す溶銑鍋の開口部上端に集塵フー
ドの下端を密着させる場合には、溶銑鍋に集塵フードが
密着しているため排ガスの漏洩は防止できるが、溶銑鍋
内の溶銑と集塵フードとの距離が小さいため、溶銑予備
処理中の溶銑の飛散により集塵フードの内面に地金が付
着し易い。このため、集塵フードの地金除去等のメンテ
ナンスに負荷が掛かり、スムーズな溶銑予備処理を阻害
するという問題点がある。
【0009】本発明は、前述従来技術の問題点を解消
し、溶銑輸送容器の開口部に間隙を置いて上方を覆う集
塵フードを用いて、前記溶銑輸送容器内での溶銑予備処
理により発生する排ガスを効率的に集塵することができ
る溶銑予備処理時の排ガス集塵装置を提供することを目
的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の請求項1記載の本発明は、溶銑輸送容器の開口部に間
隙を置いて上方を覆う集塵フードを用いて、前記溶銑輸
送容器内での溶銑予備処理により発生する排ガスを集塵
するようにした溶銑予備処理時の排ガス集塵装置におい
て、前記集塵フードの内側に対応して溶銑輸送容器の開
口部を包囲するように、該開口部の内周面に対し一方側
に偏向して斜め内向きに少なくとも3本のエア噴射ノズ
ルを、噴射角度調整可能に配置し、前記エア噴射ノズル
から一方側に偏向して斜め内向きに噴射するエアの相互
作用によって旋回気流を形成し、前記溶銑輸送容器内で
の溶銑予備処理により発生する排ガスに求心力を与えつ
つ、前記集塵フードの上部に接続した吸引ダクトに連な
る吸引口への吸気により集塵するように構成したことを
特徴とする溶銑予備処理時の排ガス集塵装置である。
【0011】請求項2記載の本発明は、溶銑輸送容器の
開口部に間隙を置いて上方を覆う集塵フードを用いて、
前記溶銑輸送容器内での溶銑予備処理により発生する排
ガスを集塵するようにした溶銑予備処理時の排ガス集塵
装置において、前記集塵フードの内側に対応して溶銑輸
送容器の開口部に沿って少なくとも3本のエア噴射ノズ
ルを、順次に隣接するエア噴射ノズルの方向に向けて配
置し、前記複数のガス噴射ノズルから一方側に吹き出す
エアによってエアカーテンを形成し、前記溶銑輸送容器
内での溶銑予備処理により発生する排ガスをエアカーテ
ンで囲みつつ、前記集塵フードの上部に接続した吸引ダ
クトに連なる吸引口への吸気により集塵するように構成
したことを特徴とする溶銑予備処理時の排ガス集塵装置
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。溶銑予備処理では、トピ
ードカーあるいは溶銑鍋等の溶銑輸送容器内の溶銑中
に、吹き込みランスを用いて精錬剤をキャリアガスと共
にインジェクションし、精錬剤を含む気泡が溶銑内を上
昇する過程で、気液反応を行わせることによって、溶銑
中の不純物を除去するが、ここではトピードカーで溶銑
予備処理する場合について説明する。
【0013】図1は、本発明の実施に最適なトピードカ
ーで溶銑予備処理するときの集塵フードによる集塵装置
を示す側面図、図2は図1のA−A矢視を示す平面図で
あり、また図3は図1のB部を示す部分拡大図である。
図1に示すように溶銑予備処理時には、トピードカー1
内の溶銑2中に吹き込みランス3を用いて精錬剤をキャ
リアガスにより吹き込むと、キャリアガスおよび精錬剤
による溶銑の脱炭で生じるCOガス等が排ガスとして発
生する。この排ガスは、トピードカー1の開口部4から
放出されるので、この開口部4を覆うように集塵フード
5を配置し、集塵フード5の上部に接続した吸引ダクト
6に連なる吸引口7への吸気により集塵する。
【0014】集塵フード5の下端とトピードカー1の開
口部4との間に一定の間隙Gを設け、溶銑等の付着物と
の干渉を避けるようになっており、この間隙Gは余裕を
見て比較的大きくなっている。したがって、この間隙G
から大気を吸引するので吸引風量が多くなり、集塵フー
ドによる集塵効率を低下させるという問題点があるの
は、前述の通りである。
【0015】そこで、本発明では、集塵フード5の内側
に対応してトピードカー1の開口部4に沿ってノズル固
定部材10を取り付け、図2及び図3に示すように、この
ノズル固定部材10を介して、該開口部4を包囲するよう
に、該開口部4の内周面に対し一方側に偏向するように
斜め内向きに少なくとも3本のエア噴射ノズル11を、噴
射角度調整可能に配置し、これらエア噴射ノズル11にエ
ア供給配管12を接続する。そして、エア供給配管12から
複数のエア噴射ノズル11にエアを供給し、エア噴射ノズ
ル11から一方側に偏向して斜め内向きに噴射するエアの
相互作用によって旋回気流Sを形成し、トピードカー1
内から発生する排ガスに求心力を与える。そして、前記
集塵フード5の上部に接続した吸引ダクト6に連なる吸
引口7への吸気によって人工竜巻の上昇流を発生させ、
間隙Gから周囲の大気を巻き込みながら集塵フード5か
ら排ガスを漏洩することなく、集塵フード5に効率よく
集塵するものである。
【0016】人工竜巻の原理は、各エア噴射ノズル11か
ら吹き出すエアにより、トピードカー1の開口部4を中
心とする円に、互いに外接するように旋回気流Sを形成
させると共に、吸引口7から旋回気流の中心部を吸引さ
せる。これにより旋回気流Sの中心に沿った負圧域のコ
アを形成し、これらの合成作用により、旋回気流Sの渦
流を中心コアに収束させながら、吸引口7に向かう連続
的な人工竜巻を発生させるものである。このような、人
工竜巻を発生させるには、エア噴射ノズル11を少なくと
も3本設置する必要があり、図面では8本配置してあ
る。
【0017】各エア噴射ノズル11は、図示を省略した回
動装置により、トピードカー1からの発塵量、発塵範囲
等に応じて、エア噴射ノズル11からのエア吹き出し角度
を調整可能とし、集塵フード5内に適正な人工竜巻を形
成するのが好ましい。回動装置は、トピードカー1から
の発塵量に応じて自動制御、あるいは手動制御される。
吸引口7は、吸引ダクト6に設けた図示を省略した流量
調整バルブにより、発塵量、発塵範囲等に応じてガス吸
引量を調整する。なお、エア噴射ノズル11は、集塵フー
ド5の下端とトピドカー1の開口部4とのなす間隙Gを
考慮して、上下方向に複数段配設することもできる。
【0018】次に、図4に基づき本発明の他の実施形態
について説明する。図4は、本発明の実施に最適なトピ
ードカーで溶銑予備処理するときの集塵フードによる集
塵装置を示す平面図であり、図4に示すように、集塵フ
ード5の内側に対応してトピードカー1の開口部4に沿
ってノズル固定部材10を取り付け、この固定部材10を介
して、当該開口部4の四隅に4本のエア噴射ノズル11
を、順次に隣接するエア噴射ノズル11の方向に向けて配
置し、これらエア噴射ノズル11にエア供給配管12を接続
する。
【0019】そして、エア供給配管12から4本のエア噴
射ノズル11にエアを供給し、順次に隣接するエア噴射ノ
ズル11から吹き出す直進エアによって、トピードカー1
内から発生する排ガスをエアカーテンTで囲みつつ、集
塵フード5の上部に接続した吸引ダクト6に連なる吸引
口7への吸気によってガス上昇流を発生させ、集塵フー
ド5から排ガスを漏洩することなく、効率よく集塵する
ものである。エア噴射ノズル11は、集塵フード5の下端
とトピドカー1の開口部4とのなす間隙Gを考慮して、
上下方向に複数段配設することもできる。
【0020】次に、本発明の実施結果について説明す
る。トピードカー内の溶銑中に吹き込みランスを用いて
精錬剤をキャリアガスと共に吹き込んで溶銑予備処理す
る際に、トピードカーの開口部を包囲するように配置し
たエア噴射ノズルから、一方側に偏向して斜め内向きに
噴射するエアの相互作用により旋回気流を形成する本発
明の場合と、集塵フードのみによる従来の場合とを比較
した。ここで、両者の集塵状態を比較するため、溶銑予
備処理中における集塵フード外の空気を採取し、その含
塵量を以下の3段階の指標に分けて評価した。
【0021】指標1:空気中の含塵量1g/Nm3
下、 指標2:空気中の含塵量1〜3g/Nm3 、 指標3:空気中の含塵量3〜6g/Nm3 、 集塵フードのみによる従来の場合には、指標が3であっ
たのに対し、本発明では、指標が1に低減することがで
き、集塵効率が大幅に向上していることを示した。
【0022】上記した結果は、エア噴射ノズルから噴射
するエアにより旋回気流を形成する場合の本発明につい
てであるが、エアカーテンを形成する場合にも、同様の
集塵効率を達成することができる。なお、本発明は、ト
ピードカー等の溶銑輸送容器の開口部を囲うようにガス
噴射ノズルを配置するだけでなく、集塵フードと溶銑輸
送容器の開口部との間にスプラッシュ防止用カバーを介
在させる場合にも、適用可能である。この場合には、エ
ア噴射ノズルをスプラッシュ防止用カバーの内周面に対
し一方側に偏向するように斜め内向きに配置するか、ま
たは、順次に隣接するエア噴射ノズルの方向に向けて配
置し、溶銑輸送容器から発生する排ガスを旋回させる
か、またはエアカーテンで囲うようにすれば、同様の効
果を得ることができる。
【0023】以上、主として、トピードカーで溶銑予備
処理を行う場合について説明したが、本発明は、溶銑鍋
等の各種溶銑輸送容器により溶銑予備処理を行う場合に
も適用することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、集塵フードの内側
に対応して溶銑輸送容器の開口部を包囲するように、該
開口部の内周面に対し一方側に偏向して斜め内向きに少
なくとも3本のエア噴射ノズルを、噴射角度調整可能に
配置し、前記エア噴射ノズルから一方側に偏向して斜め
内向きに噴射するエアの相互作用により旋回気流を形成
し、前記溶銑輸送容器内での溶銑予備処理により発生す
る排ガスに求心力を与えつつ、前記集塵フードの上部に
接続した吸引ダクトに連なる吸引口への吸気により集塵
する。
【0025】あるいは、集塵フードの内側に対応して溶
銑輸送容器の開口部を包囲する少なくとも3本のエア噴
射ノズルを、順次に隣接するエア噴射ノズルの方向に向
けて配置し、前記ガス噴射ノズルから吹き出す直進エア
によって、前記溶銑輸送容器内での溶銑予備処理により
発生する排ガスをエアカーテンで囲みつつ、前記集塵フ
ードの上部に接続した吸引ダクトに連なる吸引口への吸
気により集塵する。
【0026】このため、溶銑輸送容器により溶銑を予備
処理する際に発生する排ガスを、比較的コンパクトな設
備により、集塵フードを用いて排ガスを外部に漏洩させ
ることなく確実に捕集することができ、作業環境の改善
が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトピードカーで溶銑予備処理する
ときの集塵フードによる集塵装置を示す側面図である。
【図2】図1のA−A矢視を示す平面図である。
【図3】図1のB部を示す部分拡大図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係るトピードカーで溶
銑予備処理するときの集塵フードによる集塵装置を示す
平面図である。
【図5】従来に係るトピードカーで溶銑予備処理すると
きの集塵フードによる集塵装置を示す側面図である。
【図6】従来の他の実施形態に係るトピードカーで溶銑
予備処理するときの集塵フードによる集塵装置を示す側
面図である。
【図7】図6のA−A矢視を示す平面図である。
【図8】従来に係る溶銑鍋で溶銑予備処理するときの集
塵フードによる集塵装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 トピードカー 2 溶銑 3 吹き込みランス 4 開口部 5 集塵フード 6 吸引ダクト 7 吸引口 8 エア吹き出しヘッド 9 溶銑鍋 10 ノズル固定部材 11 エア噴射ノズル 12 エア供給配管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶銑輸送容器の開口部に間隙を置いて上
    方を覆う集塵フードを用いて、前記溶銑輸送容器内での
    溶銑予備処理により発生する排ガスを集塵するようにし
    た溶銑予備処理時の排ガス集塵装置において、前記集塵
    フードの内側に対応して溶銑輸送容器の開口部を包囲す
    るように、該開口部の内周面に対し一方側に偏向して斜
    め内向きに少なくとも3本のエア噴射ノズルを、噴射角
    度調整可能に配置し、前記エア噴射ノズルから一方側に
    偏向して斜め内向きに噴射するエアの相互作用によって
    旋回気流を形成し、前記溶銑輸送容器内での溶銑予備処
    理により発生する排ガスに求心力を与えつつ、前記集塵
    フードの上部に接続した吸引ダクトに連なる吸引口への
    吸気により集塵するように構成したことを特徴とする溶
    銑予備処理時の排ガス集塵装置。
  2. 【請求項2】 溶銑輸送容器の開口部に間隙を置いて上
    方を覆う集塵フードを用いて、前記溶銑輸送容器内での
    溶銑予備処理により発生する排ガスを集塵するようにし
    た溶銑予備処理時の排ガス集塵装置において、前記集塵
    フードの内側に対応して溶銑輸送容器の開口部に沿って
    少なくとも3本のエア噴射ノズルを、順次に隣接するエ
    ア噴射ノズルの方向に向けて配置し、前記複数のガス噴
    射ノズルから一方側に吹き出すエアによってエアカーテ
    ンを形成し、前記溶銑輸送容器内での溶銑予備処理によ
    り発生する排ガスをエアカーテンで囲みつつ、前記集塵
    フードの上部に接続した吸引ダクトに連なる吸引口への
    吸気により集塵するように構成したことを特徴とする溶
    銑予備処理時の排ガス集塵装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4825090A (en) * 1988-02-09 1989-04-25 Grabis Dietrich W Shielding membrane
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