JPH09296207A - 高炉の溶銑/溶滓落ち口部の集塵方法 - Google Patents

高炉の溶銑/溶滓落ち口部の集塵方法

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JPH09296207A
JPH09296207A JP10907596A JP10907596A JPH09296207A JP H09296207 A JPH09296207 A JP H09296207A JP 10907596 A JP10907596 A JP 10907596A JP 10907596 A JP10907596 A JP 10907596A JP H09296207 A JPH09296207 A JP H09296207A
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JP
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dust collecting
dust
inert gas
molten
around
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JP10907596A
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English (en)
Inventor
Akio Yasukawa
明生 安川
Kiyoshi Ogata
清志 緒方
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トピードカーへの溶銑落ち口部回りの発塵を
抑制すると共に、集塵フードによる集塵効率の向上を達
成する。 【解決手段】 集塵フード16の下端開口18を包囲する4
本の吹き出しヘッド21の高さ方向に配設した複数の吹き
出しノズルから水平に吹き出す不活性ガスによって形成
されるエアカーテンの伴流作用によって、該落ち口部回
りに不活性ガスの旋回気流を形成すると共に、前記集塵
フード16の上部に設けた吸引口19への吸気により不活性
ガスの人工竜巻を発生させ、溶銑落ち口部の発塵を不活
性ガスにより抑制しつつ、吸引口19に効率よく吸引す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高炉の溶銑/溶滓
落ち口部回りに設けた集塵フードによる溶銑/溶滓鍋か
らの発塵を集塵する方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高炉内の溶銑は、炉体の下部に設けた出
銑口から出銑樋に出銑され、スキンマで溶銑と溶滓とを
分離した後、溶銑は溶銑樋から傾注樋に流下させ、さら
に傾注樋から左右の溶銑鍋(代表的にはトピードカーを
使用)に切り換えながら連続的に受銑される。また、溶
滓は溶滓樋から傾注樋に流下し、傾注樋から左右の溶銑
鍋に切り換えながら連続的に受滓される。
【0003】ところが、溶銑樋から傾注樋を経由する溶
銑鍋への溶銑落ち口部および溶滓樋から傾注樋を経由す
る溶滓鍋への溶滓落ち口部は、いずれも相当な発塵領域
となる。そこで、従来技術では、溶銑樋から傾注樋を経
由する溶銑鍋への溶銑落ち口部回りおよび溶滓樋から傾
注樋を経由する溶滓鍋への溶滓落ち口部回りを、それぞ
れ集塵フードで囲み、この集塵フードに接続した吸引ダ
クトを用いて吸気することにより発塵を防止していた。
【0004】しかしながら、前記溶銑落ち口部回りまた
は溶滓落ち口部回りのいずれにおいても、集塵フード
は、溶銑鍋/溶滓鍋の上端領域を完全に囲むことができ
ず、集塵フードは溶銑鍋の受け口または溶滓鍋の受け口
との間に一定の間隙を設けてある。そして、集塵フード
と、受け口に付着する溶銑、溶滓との干渉を避けるた
め、前記間隙は比較的大きくなっている。したがって、
この間隙から大気を吸引するので吸引風量が多くなり、
溶銑/溶滓落下部回りの集塵効率を低下させるという問
題点があった。
【0005】集塵フードと溶銑鍋の受け口や溶滓鍋の受
け口との間に設けた間隙からの大気の吸引を低減する手
段として、特開平6-81018 号公報には、溶銑/溶滓落ち
口部回りに集塵フードを設けると共に、この集塵フード
の下端開口から溶銑/溶滓鍋の受け口に至る間隙を包囲
する3本以上のエア吹き出しヘッドを立設し、各エア吹
き出しヘッドに配設した吹き出しノズルから吹き出すエ
アによってエアカーテンを形成する。そして、このエア
カーテンの伴流作用により、前記落ち口部回りにエアの
旋回気流を形成し、集塵フードの上部に接続した吸引ダ
クトに連なるエア吸引口を設け、前記吹き出しノズルか
らのエア吹き出しとエア吸引口からのエア吸引とによ
り、前記落ち口部回り内にエアの人工竜巻を発生させる
ようにした高炉の溶銑/溶滓落ち口部回りの集塵装置が
開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平6-81018 号
公報に開示されている従来の技術によれば、集塵フード
と溶銑鍋の受け口、溶滓鍋の受け口との間隙部に各エア
吹き出しヘッドからの吹き出しエアによって、エアカー
テンを形成するため大気の吸引を防止することにより、
集塵風量を削減すると共に、溶銑/溶滓落ち口部回りで
のエアの人工竜巻の発生により、発塵を効率よく集塵フ
ードの上部に設けたエア吸引口に集塵することができ
る。
【0007】しかしながら、エア吹き出しヘッドに配設
した吹き出しノズルから吹き出すエアにより、溶銑/溶
滓落ち口部回りが酸化性の雰囲気になるため、溶銑鍋等
への落ち口部回りに赤煙および酸化ヒュームが発生し、
集塵フードにより集塵すべき発塵量が増加するばかりで
なく、視界が悪くなり、溶銑鍋や溶滓鍋内の湯面レベル
を監視するのが困難になるという問題点があった。
【0008】本発明は、前記特開平6-81018 号公報に開
示されたエアカーテンの形成による大気の吸引防止およ
び溶銑/溶滓落ち口部回りでの人工竜巻の発生による集
塵効率の向上という長所を生かすと共に、溶銑鍋等の表
面に赤煙および酸化ヒュームが発生するのを抑制し、集
塵フードによるさらなる集塵効率の向上および集塵フー
ド内の可視化により受銑/受滓量の管理を容易とするこ
とができる高炉の溶銑/溶滓落ち口部回りに設けた集塵
フードによる集塵方法を提供することを目的とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、高炉の溶銑落
ち口部回りの集塵フード内に水蒸気、窒素ガス等を吹き
込むと受銑鍋(トピードカー)の湯面から発生する赤煙
および酸化ヒュームが抑制され、また湯面上の視界がよ
くなることをヒントにして、種々検討を重ねた結果によ
りなされたものであり、その要旨とするところは、次の
通りである。
【0010】前記目的を達成するための請求項1記載の
本発明は、高炉の溶銑/溶滓落ち口部回りに設けた集塵
フードによる集塵方法において、前記溶銑/溶滓落ち口
部回りに設けた集塵フードの下端開口から溶銑/溶滓鍋
の受け口に至る高さ方向の間隙を包囲する3本以上の吹
き出しヘッドを立設し、各吹き出しヘッドの高さ方向に
配設した複数の吹き出しノズルから水平に吹き出す不活
性ガスによって形成されるエアカーテンの伴流作用によ
って、該落ち口部回りに不活性ガスの旋回気流を形成す
ると共に、前記集塵フードの上部に設けた吸引ダクトに
連なる吸引口への吸気により、前記落ち口部回り内に不
活性ガスの人工竜巻を発生させることにより、溶銑/溶
滓落ち口部回りの発塵を不活性ガスにより抑制しつつ集
塵することを特徴とする高炉の溶銑/溶滓落ち口部回り
に設けた集塵フードによる集塵方法である。
【0011】請求項2記載の本発明は、不活性ガスが水
蒸気または窒素であることを特徴とする請求項1記載の
高炉の溶銑/溶滓落ち口部回りに設けた集塵フードによ
る集塵方法である。請求項3記載の本発明は、高炉に付
帯して設けた熱風炉を加熱するために使用した熱風炉排
ガスを昇圧し、この熱風炉排ガスを各吹き出しヘッダに
供給し、不活性ガスとして再利用することを特徴とする
請求項1記載の高炉の溶銑/溶滓落ち口部回りに設けた
集塵フードによる集塵方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1は、溶銑落下部回り
の集塵装置の概略縦断面を示す模式図、図2は溶銑落下
部回りの集塵装置の概略平面を示す模式図、図3は人工
竜巻の発生原理を示す模式図、図4は吹き出しヘッドに
よる旋回気流の形成状態を平面で示す模式図、図5は高
炉の鋳床レイアウトを平面で示す模式図である。
【0013】図5に示すように一般に、高炉1を構成す
る炉体2の下部に設けた出銑口3を開孔機4を用いて開
孔し、高炉1内の溶銑を出銑口3の全面に延設してある
出銑樋5に流し込み、出銑樋5に配設したスキンマ6で
溶銑と溶滓を分離し、さらに溶銑はスキンマ6から溶銑
樋7に流し、溶滓は溶滓樋8に流すようになっている。
そして、溶銑樋7に流し込まれた溶銑は、脱珪打ち込み
装置9により脱珪剤を打ち込んで脱珪処理された後、傾
注樋10を経由して左右のトピードカー11に連続的に受銑
される。また、溶滓樋8に流し込まれた溶滓は、傾注樋
12により左右の溶銑鍋13に連続的に受滓される。なお、
高炉1からの出銑後、出銑口3はマッドガン14を用いて
閉塞される。
【0014】このとき、図1および図2に示すように溶
銑樋7から傾注樋10に落下した溶銑は、一方のトピード
カー11に受銑され、このトピードカー11が溶銑で満杯に
なると、傾動装置15を用いて傾注樋10を傾動することに
より他方のトピードカー11に切り換える。そして、満杯
になったトピードカー11を空のトピードカー11と入れ換
える。このような入れ換えを繰り返すことにより、高炉
1からの溶銑を連続的に受銑可能とするのである。
【0015】ここで、溶銑樋10から傾注樋10への溶銑落
下部A、傾注樋10から左右のトピードカー11への溶銑落
下部B、Cは、それぞれ相当の発塵領域となる。そこ
で、溶銑樋7の先端部および傾注樋10を包含する前記溶
銑落下部A、B、Cを、鋳床30の下面に配置した集塵フ
ード16で囲み、この集塵フード16の上部に接続した吸引
ダクト17に連なる吸引口19への吸気により、溶銑落下部
A、B、Cの発塵が集塵フード16に集塵される。
【0016】ところで、トピードカー11の受け口20に付
着する溶銑が凝固した地金との干渉を避けため、受け口
20と集塵フード16の下端に、左右のトピードカー11に対
応して配設した2つの下端開口18との間には上下方向に
一定の間隙Gを設けてある。この間隙Gから大気が侵入
し、吸引風量が増大するのを回避するため、集塵フード
16の下端開口18の周囲にそれぞれ4本の吹き出しヘッド
21を立設する。各吹き出しヘッド21には、図3に示すよ
うに高さ方向に間隔をおいて複数の吹き出しノズル22が
配設してある。
【0017】そして、各吹き出しヘッド21に配設した複
数の吹き出しノズル22から水平に吹き出す水蒸気、窒素
ガス等の不活性ガスによって、前記溶銑樋7から傾注樋
10への溶銑落下部A、傾注樋10から左右のトピードカー
11への溶銑落下部B、Cの発塵領域を不活性ガス雰囲気
にすることにより、溶銑と空気中の酸素との接触による
酸化のため発生する赤煙や酸化ヒュームに起因する発塵
を抑制する。また、図3および図4に示すように、前記
不活性ガスの吹き出しにより形成されるエアカーテンa
の伴流作用により、該落下部回りに旋回気流bを形成し
すると共に、前記集塵フード16の上部に設けた吸引ダク
ト17に連なる吸引口19への吸気により、前記落ち口部内
に人工竜巻cを発生させ、この人工竜巻cの渦流収束性
により発塵を拡散させることなく確実に集塵フード16に
捕集し、これを吸引口19に導いて集塵する。
【0018】各吹き出しヘッド21は、図示を省略した回
動装置により、溶銑落ち口部回りでの発塵量、発塵範囲
等に応じて、吹き出しノズル22からの不活性ガス吹き出
し角度を調整可能とし、溶銑落ち口部回りに適正な人工
竜巻cを形成可能とするのが好ましい。回動装置は、溶
銑落ち口部回りに設けた発塵測定計の出力等に応じて自
動制御、あるいは手動制御される。吸引口19は、吸引ダ
クト17に設けた図示を省略した流量調整バルブにより、
溶銑落下部での発塵量、発塵範囲等に応じてガス吸引量
を調整する。
【0019】人工竜巻cの原理は、吹き出しヘッド21に
配設した吹き出しノズル22から吹き出す不活性ガスによ
り形成されるエアカーテンaの流れ方向が、落ち口部を
中心とする円に、互いに外接するように規制することに
よって旋回気流bを形成させると共に、吸引口19によっ
て旋回気流bの中心部を吸引させる。これにより旋回気
流bの中心に沿った負圧域のコアを形成し、これらの合
成作用により、旋回気流bの渦流を中心コアに収束させ
ながら、吸引口19に向かう連続的な人工竜巻cを発生さ
せるものである。このような、人工竜巻cを発生させる
には、吹き出しヘッド21を少なくとも3本設置する必要
があり、図面では4本配置する場合を示している。
【0020】高炉1の操業状況に応じて、吹き出しヘッ
ド21に配設した吹き出しノズル22から吹き出す不活性ガ
スの吹き出し量、吹き出しノズル22からの吹き出し角度
を調整し、あるいは吸引口19のガス吸引量を調整するこ
とにより、発塵を不活性ガスにより抑制しつつ集塵風量
を従来より大幅に低減すると同時に、溶銑落ち口部に常
に適正な不活性ガスの人工竜巻cを形成することによ
り、集塵効率を確実に向上する。
【0021】吹き出しヘッド21に供給する不活性ガスと
しては、水蒸気や窒素ガスの他に、図1に示すように、
高炉1に付帯して設置した複数基の熱風炉23を加熱する
ために使用した熱風炉排ガスを使用することができる。
すなわち、熱風炉23から排出した熱風炉排ガスを、煙突
25に導く排ガス煙道24から分岐した排ガス導管26から取
り出し、昇圧ファン27を用いて所定の圧力に昇圧した
後、切替えダンパ28を介して排ガス供給管29を経由して
各吹き出しヘッド21に供給し、複数の吹き出しノズル22
から吹き出せば、前述の場合と同様の効果を得ることが
できる。ちなみに、不活性ガスとして使用する熱風炉排
ガスの組成は、 CO2:45%、N2 :52%、H2O:3%か
らなるものを使用した。なお、熱風炉排ガスの他に、各
種加熱炉の排ガスを使用することも可能である。
【0022】前記の実施形態では、本発明を溶銑落ち口
部回りの集塵装置として実施する場合について説明した
が、本発明は溶滓落ち口部回りの集塵装置としても実質
的に同様にして適用できるのは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば高
炉の溶銑/溶滓落ち口部回りに設けた集塵フードの下端
開口から溶銑/溶滓鍋の受け口に至る高さ方向の間隙を
包囲する3本以上の吹き出しヘッドを立設し、各吹き出
しヘッドの高さ方向に配設した複数の吹き出しノズルか
ら水平に吹き出す不活性ガスによって、溶銑/溶滓落下
部の発塵領域を不活性ガス雰囲気にすることにより発塵
を抑制するので、集塵が容易になると共に、溶銑/溶滓
鍋内の湯面の可視化が容易になり、溶銑/溶滓量の管理
性が向上する。
【0024】また、前記不活性ガスの吹き出しにより形
成されるガスカーテンの伴流作用により、該落下部回り
に旋回気流を形成すると共に、前記集塵フード16の上部
に設けた吸引ダクトに連なる吸引口への吸気により、前
記落ち口部内に不活性ガスの人工竜巻が発生する。この
人工竜巻の渦流収束性により発塵を拡散させることなく
確実に集塵フードに捕集することができ、高炉の溶銑/
溶滓落ち口部回りの発塵抑制による作業環境の改善およ
び集塵効率の向上が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る溶銑落下部回りの集塵装置の概略
縦断面を示す模式図である。
【図2】本発明に係る溶銑落下部回りの集塵装置の概略
平面を示す模式図である。
【図3】本発明に係る人工竜巻の発生原理を示す模式図
である。
【図4】本発明に係る吹き出しヘッドによる旋回気流の
形成状態を平面で示す模式図である。
【図5】従来の高炉の鋳床レイアウトを平面で示す模式
図である。
【符号の説明】
1 高炉 2 炉体 3 出銑口 4 開孔機 5 出銑樋 6 スキンマ 7 溶銑樋 8 溶滓樋 9 脱珪打ち込み装置 10 傾注樋(溶銑) 11 トピードカー 12 傾注樋(溶滓) 13 溶銑鍋 14 マッドガン 15 傾動装置 16 集塵フード 17 吸引ダクト 18 下端開口 19 吸引口 20 受け口 21 吹き出しヘッド 22 吹き出しノズル 23 熱風炉 24 排ガス煙道 25 煙突 26 排ガス導管 27 昇圧ファン 28 切替えダンパ 29 排ガス供給管 30 鋳床

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高炉の溶銑/溶滓落ち口部回りに設けた
    集塵フードによる集塵方法において、前記溶銑/溶滓落
    ち口部回りに設けた集塵フードの下端開口から溶銑/溶
    滓鍋の受け口に至る高さ方向の間隙を包囲する3本以上
    の吹き出しヘッドを立設し、各吹き出しヘッドの高さ方
    向に配設した複数の吹き出しノズルから水平に吹き出す
    不活性ガスによって形成されるエアカーテンの伴流作用
    によって、該落ち口部回りに不活性ガスの旋回気流を形
    成すると共に、前記集塵フードの上部に設けた吸引ダク
    トに連なる吸引口への吸気により、前記落ち口部回り内
    に不活性ガスの人工竜巻を発生させることにより、溶銑
    /溶滓落ち口部回りの発塵を不活性ガスにより抑制しつ
    つ集塵することを特徴とする高炉の溶銑/溶滓落ち口部
    回りに設けた集塵フードによる集塵方法。
  2. 【請求項2】 不活性ガスが水蒸気または窒素であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の高炉の溶銑/溶滓落ち口
    部回りに設けた集塵フードによる集塵方法。
  3. 【請求項3】 高炉に付帯して設けた熱風炉を加熱する
    ために使用した熱風炉排ガスを昇圧し、この熱風炉排ガ
    スを各吹き出しヘッダに供給し、不活性ガスとして再利
    用することを特徴とする請求項1記載の高炉の溶銑/溶
    滓落ち口部回りに設けた集塵フードによる集塵方法。
JP10907596A 1996-04-30 1996-04-30 高炉の溶銑/溶滓落ち口部の集塵方法 Pending JPH09296207A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030046946A (ko) * 2001-12-07 2003-06-18 주식회사 포스코 제강용 레이들에서 분진 발생 억제 방법
CN113731076A (zh) * 2021-09-09 2021-12-03 北京城建集团有限责任公司 一种扬尘治理装置

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