JP2949158B2 - 溶解炉内の溶湯を取鍋へ湯出しする溶解作業場の換気装置 - Google Patents

溶解炉内の溶湯を取鍋へ湯出しする溶解作業場の換気装置

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JP2949158B2 JP5091041A JP9104193A JP2949158B2 JP 2949158 B2 JP2949158 B2 JP 2949158B2 JP 5091041 A JP5091041 A JP 5091041A JP 9104193 A JP9104193 A JP 9104193A JP 2949158 B2 JP2949158 B2 JP 2949158B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶解炉から取鍋への溶
湯出しを行う溶解作業場の換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の溶解作業場において
は、溶解炉内の溶湯から発生するヒュームを含む汚染空
気が、溶解炉の開口を閉じる蓋の隙間から漏れ出る一
方、特に溶湯炉から取鍋への溶湯出しを行う際には、ヒ
ユームを含む上昇熱気流が溶湯から大量に発生し、しか
も該気流の上昇速度は、毎秒2〜5mの高速となる。
【0003】ところで前記溶湯から発生する汚染空気を
除去する方法として、従来では、例えば図4に概略的に
示すように、溶解炉Aの上方で該溶解炉Aの開口近傍に
空気吸込装置から延びる吸込ダクトBを設けると共に、
該ダクトBの開口にフードCを設け、前記溶湯炉Aの蓋
D周縁から漏れ出る汚染空気を前記フードCで捕捉する
と共に、前記吸込ダクトBを介して吸引除去するように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上の換
気装置にあっては、溶湯炉Aの蓋D周縁から漏れ出る汚
染空気の吸引除去は行えるにしても、溶湯炉Aから取鍋
Eへの溶湯出しを行う際に発生する多量の上昇熱気流を
吸引除去することは困難である。
【0005】即ち、溶湯炉Aから取鍋Eへの溶湯出し時
において、溶解炉Aを回転軸Fを支点にして傾動させ
て、該溶解炉A内の溶湯を前記取鍋Eに移し替えるので
あるが、図4に示す換気装置を備えた溶解作業場におい
ては、前記フードCが前記溶解炉Aの傾動時に邪魔とな
ることから、該フードCを溶湯の移し替えの邪魔となら
ないように、前記溶解炉A上方から側方に移動させる必
要があり、そのため溶湯炉から取鍋に溶湯出しを行う際
には、前記したようにヒユームを含む上昇熱気流が溶湯
から大量に発生するにもかかわらず、該上昇気流の流れ
る方向に前記フードCが位置せず、前記上昇気流が多量
に溶解作業場に流れる問題がある。
【0006】かかる不具合に対しては、前記溶解炉Aの
傾動の障害とならないように、該溶解炉の上方に配置す
る前記フードCを、該溶解炉Aの開口から離れて配置す
るか、若しくは前記吸込口B並びにフードCを前記溶解
炉Aの側方に配置して前記上昇気流を側方に吸引するこ
とも考えられるが、周知のごとく吸込気流のみによる汚
染空気の吸引除去能力は低く、従って前述のように、前
記フードCを溶解炉Aの上方において該溶解炉Aの開口
から離れて配置したり、吸込ダクトBの開口を前記溶解
炉Aの側方に配置した場合には、開口面近くの汚染空気
を吸引排気することが出来るにしても、その他の大部分
の汚染空気を確実に吸引除去することが不可能となり、
溶解作業場内が汚染される問題がある。
【0007】本発明は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、目的とするところは、溶解炉から取鍋への溶
湯出し作業時に発生するヒユームを含む多量の上昇熱気
流を効率よく除去することの出来る換気装置を提供する
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、溶解
炉内の溶湯を取鍋へ湯出しする溶解作業場の換気装置に
おいて、前記溶解炉から前記取鍋への湯出し経路の一側
に配置され、横方向へ向けて開口する吹出口及び該吹出
口から層流状の空気流を横方向へ吹き出す吹出整流部材
を有する空気流吹出装置と、前記湯出し経路の他側にあ
って、前記吹出口よりも上方に配設されたダクトの先端
内側に配置され、前記一側の方向に向けて横向きに開口
する吸込口及び該吸込口から前記層流状の空気流を層流
状の状態で吸込む吸込整流部材を有する空気流吸込装置
と、該空気流吸込装置における吸込口の周縁から上下及
び横向きに突出し、前記空気流を受け止めて前記吸込口
へ誘導するフラット形状の誘導板とを備えることを特徴
とする。
【0009】
【0010】
【作用】本発明によれば、溶湯炉1から取鍋2への溶湯
出し作業時、ヒユームを含む上昇熱気流Tが溶湯から大
量に発生するも、換気装置の駆動に伴う前記空気流吹出
装置3の吹出口32からの空気吹出と前記空気流吸込装
置4の空気の吸込との同時作用により発生する層流状の
空気流でもって、前記上昇熱気流Tは拡散することなく
前記空気流吸込装置4の吸込口42側に押し流されて該
吸込口42に確実に吸引除去されるのである。
【0011】また、上下方向中間の浮力(運動量)が比
較的小さい領域に設ける吸込口は、吹出口よりも上方に
配設されたダクトの先端内側に配設されて横向きに開口
し、この吸込口の周縁に、上下及び横向きに突出し、前
記空気流を受け止めて前記吸込口へ誘導するフラット形
状の誘導板を設けているから、吸込口の位置、ひいては
配設ダクトを移動させることなく、溶解作業場の状況が
変化した場合においても対応することができる大きさの
誘導板を用いることができる。従って、ヒュームを含む
溶解炉及び取鍋の容量の大小・出湯量の大小・溶湯の温
度・溶湯と周囲空気との温度差等により上昇熱気流の浮
力(運動量)が変わって、吸込口からずれた位置に流れ
た場合、即ち、浮力が小さくて吸込口に対し下方側の位
置に流れたり、又は浮力が大きくて吸込口に対し上方側
の位置に流れたりした場合でも、この吸込口からずれた
位置に流れる上昇熱気流をフラット形状の誘導板により
吸込口に誘導することができる。この結果、溶解作業場
の状況が変化した場合でも、吹出口及び吸込口の位置を
変えることなく、良好に吸込むことができるのである。
即ち、前記誘導板は、吹出口よりも上方に配設されたダ
クトの先端から横向きに開口する吸込口の周縁に、上下
及び横向きに突出するようにフラット形状に設けている
から、吹出し空気流により横向きに押し流して斜め上方
に誘導した莫大な量の上昇熱気流が、吸込口に対し下方
側位置に流れた場合は、誘導板の下側フラット部に衝突
し、該下側フラット部に対し上方側に設けられている吸
込口と前記下側フラット部との間に誘導板に沿った気流
ができて、該気流により吸込口に有効に吸引することが
でき、また、吸込口に対し上方側位置に流れた場合は、
誘導板の上側フラット部に衝突し、該上側フラット部に
対し下方側に設けられている吸込口と前記上側フラット
部との間に誘導板に沿った気流ができて、該気流により
吸込口に有効に吸引することができるのである。しか
も、誘導板はフラットに形成しているから、吸込口の周
縁に設けたにも拘らず、溶解作業場の空間を有効に使用
することができ、溶解炉の傾動用クレーン及び取鍋用ク
レーンなどの邪魔になることがなく、大形に形成するこ
とができる。
【0012】
【実施例】図面は、低周波誘導炉から成る電気式の溶解
炉1と、移動可能な取鍋2とを設備した鋳造工場の溶解
作業場に本発明を適用した例を示し、図に示す溶解炉1
は、亜鉛鉄板を溶湯するのに用いる20屯の容量のもの
であって、回転軸11を支点にして傾動可能とすると共
に、蓋12により該溶解炉1の開口を開閉するようにし
ている。
【0013】また前記取鍋2は、3屯の容量のものを用
い、クレーン20により前記溶解炉1の前方に移動させ
て、前記溶解炉1の傾動により、該溶解炉1の出湯口1
3から前記取鍋2に溶湯出しが行えるようにしている。
【0014】尚、前記出湯口13から前記取鍋2に湯出
しされる溶湯S(湯温約1500℃)からは、平均2.0〜
2.5m/sの速度で流れる大量の上昇熱気流Tが発生
し、且つこの上昇熱気流Tには酸化亜鉛を主成分とする
ヒュームが含まれる。
【0015】しかして以上のごとく溶解炉1と取鍋2と
を備えた溶解作業場において、該溶解作業場における前
記溶解炉1の設置位置側方で、この溶解炉1から取鍋2
に溶湯出しを行う時の湯出し経路一側方に、空気流吹出
装置3から延びる吹出ダクト31の吹出口32を配置す
ると共に、該吹出口32を、前記取鍋1に出湯する溶湯
から発生するヒュームを含んだ上昇熱気流Tに対しほぼ
直交する方向に横向きに開口させて、該吹出口32から
一様な速度分布をもつ成層流の空気を吹き出すように
し、該吹出口32から開口面に垂直な方向に吹き出す一
様な速度分布をもつ成層流の空気流により、前記上昇熱
気流Tを包み込んで、該上昇熱気流Tを図1に示すよう
に斜め上方に誘導するようにしている。
【0016】具体的には、前記吹出ダクト31における
前記吹出口32に、複数枚の有孔板33及びハニカム状
の層流板34を有する吹出整流部材を配置して、前記吹
出口32から、従来のエアカーテンと称する高速で渦拡
散流を発生するものとは異なる比較的低速で、一様な速
度分布をもつ渦拡散流を起こさせない成層流の空気を横
方向へ吹き出すようにしているのであり、係る構造は、
本願出願人が先に出願した特願昭62−7910号に開
示されているため、詳細な構造は省略する。
【0017】また図に示す実施例では、前記吹出口32
における開口面の幅方向寸法を1.0m、上下方向寸法
を0.6mと比較的大きくし、この吹出口32を、前記
取鍋2の中心から側方に2.4m離れた位置において、
該吹出口32の開口面における上下方向中央が、前記取
鍋2の開口よりも0.8m高い位置に配置している。
【0018】また前記吹出口32からの空気の吹出平均
速度を3.2m/s、吹出平均風量を150m3 /min
としている。
【0019】一方、前記湯出し経路の他側方には、一様
な吸込速度分布をもつ空気流を吸込む空気流吸込装置4
を配置して、該空気流吸込装置4から延びる吸込ダクト
41の吸込口42を、前記吹出口32よりも上方位置
で、該吹出口32から吹き出される空気流により誘導さ
れる斜め上方の気流流れ上に横向きに開口させているの
であって、図に示す実施例では、前記吸込口42におけ
る開口面の幅方向寸法を1.0m、上下方向寸法を1.
5mとし、この吸込口42を、前記取鍋2を挟んで前記
吹出口32とは反対側で且つ前記取鍋2の中心から側方
に2.6m離れた位置において、該吸込口42の開口面
における上下方向中央が、前記取鍋2の開口よりも2.
5m高い位置に配置している。
【0020】また前記空気吸込装置4における吸込口4
2の空気の吸込平均速度を6.4m/s、吸込平均風量
を750m3 /min としている。
【0021】以上の空気流吸込装置4における前記吸込
口42にあっても、前述した吹出口32と同様に複数枚
の有孔板43及びハニカム状の層流板44を有する吸込
整流部材を配置して、一様な速度分布をもつ成層流の空
気を吸込むようにしている。
【0022】尚、前記した吹出速度、吹出風量並びに吸
込速度、吸込風量は、これら吹出口32及び吸込口42
の前記取鍋2に対する配置位置、前記上昇熱気流の流速
並び実験データ等を基に所定の数値計算でもって算出す
る。
【0023】また、図に示す実施例では、前記吸込ダク
ト41における吸込口42の周縁に、上下及び横向きに
突出し、前記空気流を受け止めて前記吸込口42へ誘導
するフラット形状の誘導板45を設けるのであって、ま
た、前記空気流吸込装置4の吸込ダクト41の途中から
分岐ダクト46を分岐して、該分岐ダクト46を前記溶
解炉1の開口上方で開口させると共に、該開口にフード
47を設けて、溶解中に前記溶解炉1の蓋12周縁から
漏れ出る汚染空気を前記フード47で捕捉して前記分岐
ダクト46を介して吸引除去するようにしている。
【0024】図に示す前記フード47は、その幅方向寸
法(T1)を3m、上下方向寸法(T2)を4mとして
いる。
【0025】尚、図示してはいないが、前記分岐ダクト
46の分岐部位には、前記空気流吸込装置4の吸込側を
前記分岐ダクト46側または前記吸込ダクト41側に切
換えるタンパを設けている。
【0026】以上の構成から成る換気装置にあっては、
前記溶解炉1での溶解中にあっては、ダンパの切換によ
り前記空気流吸込装置4の吸込側を前記分岐ダクト46
側に切換え、溶解途中において、前記溶解炉1の蓋12
の隙間から漏れ出る汚染空気を前記分岐ダクト46を介
して吸引除去するのである。
【0027】一方、溶湯炉1から取鍋2への溶湯出しを
行う際には、前記分岐ダクト46の開口に設けている前
記フード47を前記溶解炉1の側方に退避させると共
に、ダンパの切換により前記空気流吸込装置4の吸込側
を前記吸込ダクト41側に切換えた上で、前記溶解炉1
を傾動させて、前記取鍋付内に溶湯Sを注ぎ込むのであ
り、係る溶湯出しに伴い、前述したごとくヒユームを含
む上昇熱気流Tが溶湯から大量に発生するのである。
【0028】しかしながら前記した換気装置の駆動とも
なう前記空気流吹出装置3の吹出口32からの空気吹出
と前記空気流吸込装置4の空気の吸込との同時作用によ
り、一様な速度分布をもつ成層流の空気流Wが前記上昇
熱気流Tを交差するように流れていることから、前記上
昇熱気流Tは、前記一様な速度分布をもつ成層流の空気
流Wに包み込まれて図1に示すように前記空気流吸込装
置4の吸込口42側に押し流され、溶解作業場内に飛散
することなく該吸込口42に確実に吸い込まれるのであ
る。
【0029】ところで、溶湯出しに伴い発生する前記上
昇熱気流Tの運動量は、溶解炉1、取鍋2の容量の大
小、出湯量の大小、溶湯の温度、溶湯と周囲空気との温
度差等により異なるのに対し、前記吹出口32からの吹
出空気の風量等(運動量)はほぼ一定であることから、
前記上昇熱気流Tの運動量の変化に伴い、前記空気流W
により押しながされる前記上昇熱気流Tの前記吸込口4
2側への傾き角度が異なり、場合によっては、前記吸込
口42に直接流れ込まない虞があるが、図に示す実施例
では、前記吸込口42の開口周縁に外方に広がる誘導板
45を設けているので、たとえ前記空気流Wにより押し
ながされる上昇熱気流Tが前記吸込口42からずれた位
置に流れたとしても、該上昇熱気流Tは、溶解作業場内
に飛散することなく前記誘導板45で受け止められて前
記吸込口42に誘導され、該吸込口42に確実に吸い込
まれるのである。
【0030】
【発明の効果】以上のごとく本発明によれば、空気流吹
出装置の吹出整流部材が吹出口から横方向へ吹き出した
層流状の空気流を、空気流吸込装置の吸込整流部材が層
流状の状態で吸込口に吸込むことができるため、湯出し
作業時に発生する莫大な量の上昇熱気流を、上昇初期の
広がり角度が小さい領域で拡散させることなく、横向き
に押し流して斜め上方に誘導し、この斜め上方の熱気流
を、上下方向中間の浮力が比較的小さい領域、即ち、上
昇速度が早くならない領域で吸込口に良好に吸引除去す
ることができ、溶解作業場の換気効率を高めることがで
きる。しかも、上下方向中間の浮力が比較的小さい領域
に設ける吸込口は、配設ダクトの先端内側に横向きに開
口し、この吸込口の周縁に、上下及び横向きに突出し、
前記空気流を受け止めて前記吸込口へ誘導するフラット
形状の誘導板を設けているため、換言すると、空中に吸
込口を設け、その吸込口周縁に誘導板を設けているた
め、吸込口の位置、ひいては配設ダクトを移動させるこ
となく、溶解作業場の状況が変化した場合においても対
応することができる大きさの誘導板を用いることができ
る。従って、溶解炉及び取鍋の容量の大小・出湯量の大
小・溶湯の温度・溶湯と周囲空気との温度差等により上
昇熱気流の浮力(運動量)が変わり、吸込口からずれた
位置に流れた場合、即ち、浮力が小さくて吸込口に対し
下方側の位置に流れたり、又は浮力が大きくて吸込口に
対し上方側の位置に流れたりした場合でも、この吸込口
からずれた位置に流れる上昇熱気流をフラット形状の誘
導板により吸込口に誘導することができる。この結果、
溶解作業場の状況が変化した場合でも、吹出口及び吸込
口の位置を変えることなく、良好に吸込むことができ
る。また、誘導板はフラットに形成しているため、吸込
口の周縁に設けたにも拘らず、溶解作業場の空間を有効
に使用することができ、溶解炉の傾動用クレーン及び取
鍋用クレーンなどの邪魔になることがなく、大形に形成
することができる。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる換気装置を備えた溶解作業場
の概略説明図。
【図2】 同、正面図
【図3】 同、平面図
【図4】 従来の溶解作業場の概略側面図。
【符号の説明】
1 溶解炉 2 取鍋 3 空気流吹出装置 32 吹出口 4 空気流吸込装置 42 吸込口 45 誘導板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 春茂 大阪府大阪市中央区島之内1丁目22番20 号大和ビル本館3階 株式会社クリー ン・エアー・システム内 (56)参考文献 特開 昭54−93608(JP,A) 特開 昭51−134332(JP,A) 実開 昭51−130348(JP,U) 「工場換気」昭和57年5月15日,社団 法人空気調和、衛生工学会発行 95〜98 ページ 176〜178ページ (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 7/10 Z F24F 13/06 A

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶解炉内の溶湯を取鍋へ湯出しする溶解
    作業場の換気装置において、 前記溶解炉から前記取鍋への湯出し経路の一側に配置さ
    れ、横方向へ向けて開口する吹出口及び該吹出口から
    流状の空気流を横方向へ吹き出す吹出整流部材を有する
    空気流吹出装置と、 前記湯出し経路の他側にあって、前記吹出口よりも上方
    に配設されたダクトの先端内側に配置され、前記一側
    方向に向けて横向きに開口する吸込口及び該吸込口から
    前記層流状の空気流を層流状の状態で吸込む吸込整流部
    を有する空気吸込装置と、 該空気吸込装置における吸込口の周縁から上下及び横
    向きに突出し、前記空気流を受け止めて前記吸込口へ誘
    導するフラット形状の誘導板とを備えることを特徴とす
    る溶解炉内の溶湯を取鍋へ湯出しする溶解作業場の換気
    装置。
JP5091041A 1993-04-19 1993-04-19 溶解炉内の溶湯を取鍋へ湯出しする溶解作業場の換気装置 Expired - Lifetime JP2949158B2 (ja)

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「工場換気」昭和57年5月15日,社団法人空気調和、衛生工学会発行 95〜98ページ 176〜178ページ

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