JPH03258483A - レーザ加工機の集塵装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、レーザ加工機の上部に集塵口を配置して粉塵
等を効率よく捕集するレーザ加工機の！ａ喜装置に関す
る。

〈従来の技術〉 従来のレーザ加工機の集塵装置を第５図に示す。レーザ
加工機のベツド１５上を摺動すると共にワークが載せら
れるテーブル１６内に、多数の孔１７を開けた集塵パイ
プ１８が設けられ、集塵パイプ１８の一端にはダクト１
９が接続され、他端は塞がれている。このダクト１９は
可撓性があり天井２０に固定された固定ダクト２１に接
続されているが、テーブル１６の摺動に対して追従させ
る必要上、ゆとりを持った長さに設定されている。なお
、固定ダクト２１は、更にダクト２２を介してＳ＊機２
３に接続している。

レーザ加工時、図示しないワークから生じる金属蒸気や
粉塵等は、集光レンズに付着してレーザ加工ができなく
なるので、レーザ加工機に設けられた図示しないガス噴
出レンズから加工点に加工ガスを噴出し金属蒸気、粉塵
等を吹き払う。

レーザ加工によってテーブル１６内に勢いよく流れ込む
金属蒸気及び粉塵等（以下ヒユームと記載する）２４は
集塵バイブ１８の孔１７から吸い込まれて、ダクト１９
．固定ダクト２１．及びダクト２２を介して集塵機２３
に吸い込まれる。ヒユームは集塵機２３内でフィルタ　
（図示せず）によって除去されろ。

〈発明が解決しようとする課題〉 従来のレーザ加工機の集塵装置では、集塵バイブ１８を
テーブル１６内に設置しているため、テーブル１６内に
勢いよく流れ込むヒユーム２４を完全に吸い込むことが
できず、ヒユーム２４はテーブル１６の底面や側面等に
ぶつかってはね返り外へ出る。

また、レーザ加工によってワークの加工部から直接上昇
するヒユームを捕集することができない。

更に、テーブル１６内に集塵バイブ１８があるため、ダ
クト１９の長さはテーブル１６の動きを追従できろよう
にゆとりを持たせなければならず、このため、ダクト１
９を設置するのに広い空間を要し、ダクト１９があるた
めにテーブル１６に対するワーク搬出入方向に制約が生
じ作業性が良くない。

本発明は上記問題に鑑みて、ワークの加工部から直接上
昇するヒユームを捕集し、配管に要する空間が小さく、
作業性が良いレーザ加工機の集塵装置を提供することを
目的とする。

く課題を解決するための手段〉 上記目的を遺戒するために第１番目の本発明はレーザ加
工機のワークを載せろテーブルの上方に集塵機に連通す
るｓＩＩ口を設けたことを特徴とする。第２番目の発明
はレーザ加工機のワークを載せるテーブルの上方に集塵
機に連通するｓＩ！口を設け、集塵口の斜め下方に気流
を噴出して前記テーブルをエアカーテンで覆うための送
風口を集塵口の周囲に設けたことを特徴とする。

く作　　　用〉 レーザ加工機によりワークを加工した時、ワークの加工
点から生じるヒユームは、ワークから直接上昇したり、
加工ガスによりテーブル底面や側面にたたきつけられ、
はね返って運動エネルギーが減少した状態となって上昇
する。

第一番目の発明では、これらの直接上昇したヒユームや
テーブル底面や側面にたたきつけられて勢いが弱まりテ
ーブルから上昇するヒユームは、テーブル上方の吸入効
果の大きい位置に設けられた集塵口から集塵機によって
効率良く吸入される。

第２番目の発明では更に、レーザ加工機のテーブル上方
に設けられた集塵口を頂点として斜め下方へ傾斜したエ
アカーテンが送風口から吹き出す気流によってテーブル
の全面を覆っている。このため、前記集Ｊ１口から離れ
たテーブルの部分から噴出するヒユームは、既に噴出力
を失っているため、このエアカーテンから外に出られず
エアカーテン内にたまる。そして、エアカーテン内のヒ
ユームは集ｍ機によって＊＊口から吸入されて行く。

〈実　施　例〉 以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。

第１図は本発明の第一の実施例の構成を示す。１はレー
ザ加工機であり、ベツド２にはワークを載せるテーブル
３がベツド２上の図示しない案内面を摺動自在に設けら
れ、更にベツド２にはコラム４が取り付けられている。

コラム４にはフラム４に設けられた図示しない案内面を
摺動する加工ヘッド５が設けられており、加工ヘッド５
の先端部に設けられているノズル部６からテーブル３上
のワークに向けてレーザ光線が照射される。つまり、加
工ヘッド５に対してテーブル３と共にワーク７を動かし
、ワーク７の所定の位置ヘレーザ光を照射して加工を行
うのである。

また、ワーク７のレーザ光に照射される加工点の上方に
集塵口であるフード８が端面８ｂをコラム４に接して取
り付け＾れている。

フード８は第２図に示すように、長手方向の側面は大き
な開口部８ｂを形成するように、下向きに広がった斜面
８ａになっている。フード８の上部にはダクト９が接続
され、ダクト９：よ集塵機１０に接続している。

レーザ加工機１が加工を行うと加工点からヒユーム１１
が生じる。

フード８は集塵機１０の作用により空気を吸い込み、テ
ーブル３内に噴出して、その底面や側面にぶつかっては
ね返り、エネルギーの弱まったヒユーム１１も矢印１１
ａで示す方向に流れてフード８から吸い込まれる。

次に第二の実施例を説明する。図面に用いる符号で第一
の実施例と同一構成のものは同一符号を用いる。

第３図に示すようにレーザ加工機１のコラム４にはフー
ド８が設けられている。

第４図に示すように、第一の実施例と同じ形状をしたフ
ード８の、下向きに広がった形状をしたフード８の、下
向きに広がった開口部８ｂを形成しているフード８の斜
面８ａには、多数のエアノズル１２が並設されている。

フード８に取り付けたエアノズル１２には図示しないコ
ンプレッサから通風管１３を介してエアが送風されてお
り、エアはエアノズル１２から噴出して矢印１４で示す
気流の層（以下エアカーテンと言う）をテーブル３を覆
うように形成する レーザ加工機１がワーク７を加工するととニーム１１が
発生する。

テーブル３内に勢いよく流れ込んだヒュム１１は、テー
ブル３の底面や側面にぶつかって勢いが弱められてから
上方へ立ち昇る。

従って、テーブル３の各所から出てくるヒユーム１１が
エアカーテン１４にさえぎられてエアカーテン１４内に
とどまり、エアカーテン１４内にたよったニーム１１は
集塵機１０にフード８、ダクト９を介して吸い込まれる
。

また、ワーク７から直接上昇した気体１１も同様にエア
カーテン１４にさえぎられてエアカーテン１４の外に出
られずフード８から吸い込まれる。

〈発明の効果〉 本発明によるとレーザ加工機テーブルの上方にｔＫ塵機
に接続する集塵口を設けたため、ワークから直接上昇し
たヒユームを大きく広がった集塵口から吸い込み集塵で
きる。また、テーブル内に噴入し、テーブル内で底面や
側面にぶつかって出てくる勢いの弱まったヒユームも効
率よ（集塵口から吸い込み集塵できる。

エアカーテンでレーザ加工時に発生するヒユームを捕捉
する場合エアカーテンがテーブルを覆っているのでテー
ブルから出てくるヒユームをほとんどエアカーテン内に
捕捉し、集塵口から吸い込み集塵できる。

エアカーテンは、物理的に構造物でないので、レーザ加
工機の部品との干渉がなく、作業性を阻害しない。

集塵口をレーザ加工機に固定した場合には、ダクトも固
定でき配管する場所が小さくて済み、作業性が良い。

【図面の簡単な説明】

第１図から第４図までは本発明の実施例を示し、第１図
はフードを取り付けたレーザ加工機の正面図、第２図は
フードの斜視図、第３図はエアカーテンとフードを取り
付けたレーザ加工機の正面図、第４図はエアノズルを取
り付けたフードの斜視図、第５図は従来のレーザ加工機
のｓａｉ装置を示す要部の斜視図である。 図　中、 １はレーザ加工機、３はテーブル、８はフード、１１は
ヒユーム、１２ばエアノズル、１４はエアカーテンであ
る。 特　　許　　出　　願　人 三菱重工業株式会社 代　　　　理　　　　人

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）レーザ加工機のワークを載せるテーブルの上方に
   集塵機に連通する集塵口を設けたことを特徴とするレー
   ザ加工機の集塵装置。
2. （２）レーザ加工機のワークを載せるテーブルの上方に
   集塵機に連通する集塵口を設け、集塵口の斜め下方に気
   流を噴出して前記テーブルをエアカーテンで覆うための
   送風口を集塵口の周囲に設けたことを特徴とするレーザ
   加工機の集塵装置。