JPH10170327A - 車両の積載荷重測定装置 - Google Patents

車両の積載荷重測定装置

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JPH10170327A
JPH10170327A JP33536996A JP33536996A JPH10170327A JP H10170327 A JPH10170327 A JP H10170327A JP 33536996 A JP33536996 A JP 33536996A JP 33536996 A JP33536996 A JP 33536996A JP H10170327 A JPH10170327 A JP H10170327A
Authority
JP
Japan
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load
sensor
vehicle
regions
movable load
Prior art date
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Pending
Application number
JP33536996A
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English (en)
Inventor
Kazutada Uehara
一恭 上原
Masaya Matsuura
眞哉 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Publication of JPH10170327A publication Critical patent/JPH10170327A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の積載荷重測定装置において、積載荷重
をより広い領域で正確に測定可能とする。 【解決手段】 車両の積載荷重の変化に応じて変形また
は歪みを検出する荷重センサ31,32と、この荷重セ
ンサ31,32のセンサ出力に基づいて積載荷重を演算
するコントローラ34とを設け、コントローラ34が荷
重センサ31,32のセンサ出力xの領域に応じて設定
された複数の係数y1 ,y2 ,y3 ,y4を使用して演
算を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックなどの荷
物を積載する車両において、この荷物の積載量を測定す
る車両の積載荷重測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トラックなどの大型車両におい
て、過積載を防止するために車両自体に積載荷重測定装
置を装備し、運転者が積載量を容易に測定することがで
きるようにしたものがある。
【0003】図6に従来の車両の積載荷重測定装置の概
略構成、図7に荷重センサ出力に対する積載荷重を表す
グラフを示す。
【0004】図6に示すように、積載荷重測定装置は、
荷重センサ001とアンプ002とコントローラ003と表示装
置004とから構成されている。荷重センサ001は車体フレ
ームの車軸支持部に装着された歪センサである。アンプ
002は荷重センサ001の出力信号を増幅するものである。
コントローラ003はアンプ002が増幅した出力値を演算し
て積載荷重を求めるものである。表示装置004はコント
ローラ003が演算して求められた積載荷重を運転者に知
らせるものである。
【0005】従って、トラックの荷台に荷物が積載され
ると、荷重センサ001がその荷重を測定して検出信号を
出力し、アンプ002がこの荷重センサ001の出力信号を増
幅し、コントローラ003がこのアンプ002が増幅した出力
値を演算して積載荷重を求め、表示装置004がこの積載
荷重を表示して運転者に知らせる。
【0006】このような積載荷重測定装置において、荷
重センサ001のセンサ出力からコントローラ003が積載荷
重を求める演算は、以下のような手法を用いて行われて
いる。即ち、図7に示すように、トラックの荷台に荷物
を積載しないときのセンサ出力値を0と設定すると共
に、トラックの荷台に最大積載荷重の荷物を積載したと
きのセンサ出力値をAと設定し、この0とAの点を結ん
だ直線を求める。そして、この直線の傾きを係数として
センサ出力に対する積載荷重を求めるようにしていた。
【0007】なお、このような従来の車両の積載荷重測
定装置として、例えば、特開平7−260558号公報
に開示されたものがある。この公報に開示された「車両
用積載荷重測定装置」は、予め求めておいた積載荷重増
加時の所定荷重以上の荷重領域における歪ゲージ出力と
荷重との相関を記憶し、且つ、積載荷重を測定する際に
歪ゲージが出力するゲージ出力に基づいて荷重を求め、
この求められた積載荷重増加時の荷重に関する情報を表
示するようにしたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の車両の
積載荷重測定装置にあっては、荷重センサ001のセンサ
出力値からコントローラ003が積載荷重を求めるための
係数を、予めトラックが空車時のセンサ出力値0と最大
積載荷重搭載時のセンサ出力値Aとを結んだ直線の傾き
によって形成していた。ところが、実際、積載荷重に対
するセンサ出力値の関係は直線状の比例関係ではなく、
センサ出力値は積載荷重が少ない領域に対して積載荷重
が多い領域の方が変化量は小さい曲線となる。そのた
め、予め計測したセンサ出力値0,Aではセンサ出力値
に対する積載荷重は適正であるが、その間では積載荷重
を正確に表示することができず、運転者があとどのくら
い積載することができるのかを正確に把握することがで
きないという問題があった。
【0009】また、特開平7−260558号公報に開
示された従来の「車両用積載荷重測定装置」にあって
は、歪ゲージ出力と積載荷重との関係が比例関係となる
所定荷重以上の領域においてのみ積載荷重の測定を行う
ものであり、計測範囲が狭く、実用性に問題がある。
【0010】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、積載荷重をより広い領域で正確に測定可能な車
両の積載荷重測定装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明の車両の積載荷重測定装置は、車両の積載荷
重の変化に応じて変形または歪みを検出する検出手段
と、該検出手段の検出出力に基づいて積載荷重を演算す
る制御手段とを具え、前記制御手段は、前記検出手段に
よる検出出力の領域に応じた演算式を記憶し、前記検出
手段の検出出力の領域に応じて複数の演算式を使用して
前記演算を行うことを特徴とするものである。
【0012】従って、検出手段が車両の積載荷重の変化
に応じて変形または歪みを検出し、制御手段がこの検出
手段の検出出力に基づいて積載荷重を演算するが、この
とき、検出手段の検出出力の領域に応じた演算式を使用
して演算を行うこととなり、幅広い領域で精度の高い測
定が可能となり、記憶容量が節約可能となると共に、較
正処理も容易に行うことが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施形態に係る
車両の積載荷重測定装置の概略構成、図2に前輪側への
荷重センサの取付構造を表す断面、図3に後輪側への荷
重センサの取付構造を表す断面、図4に本実施形態の積
載荷重測定装置における荷重センサ出力に対する積載荷
重を表すグラフ、図5に本実施形態の積載荷重測定装置
による積載荷重測定方法のフローチャートを示す。
【0014】図1に示すように、トラックの荷台フレー
ム11において、前部には前後一対のブラケット12
a,12bが固定されている。前部サスペンションを構
成するリーフスプリング13は前部がシャックルピン1
4をもってブラケット12aに連結され、後部がブラケ
ット12bにシャックル15によって連結されている。
そして、このリーフスプリング13の中央部に前輪16
が支持されている。一方、荷台フレーム11の後部には
ブラケット21が固定されており、後部サスペンション
を構成するリーフスプリング22は中央部がこのブラケ
ット21にトラニオンピン23をもって連結されてい
る。そして、このリーフスプリング22の前部及び後部
にそれぞれ後輪24,25が支持されている。
【0015】荷重センサ31,32は磁歪センサや歪セ
ンサであって、シャックルピン14とトラニオンピン2
3の内部に設けられており、軸重の変化に対応した電気
信号を出力するようになっている。即ち、図2に示すよ
うに、荷台フレーム11のブラケット12aに支持され
たシャックルピン14には、軸方向の中心位置に沿って
一対の軸穴14a,14bが形成されており、この各軸
穴14a,14b内に荷重センサ31a,31bが嵌合
して取付けられている。従って、前輪16側の車両ばね
上荷重に比例して変形するシャックルピン14の歪をこ
の荷重センサ31a,31bによって検出することとな
る。
【0016】また、図3に示すように、荷台フレーム1
1のブラケット21に支持されたトラニオンピン23に
は、軸方向の中心位置に沿って一対の軸穴23a,23
bが形成されており、この各軸穴23a,23b内に荷
重センサ32a,32bが嵌合して取付けられている。
従って、後輪24,25側の車両ばね上荷重に比例して
変形するトラニオンピン23の歪をこの荷重センサ32
a,32bによって検出することとなる。
【0017】また、図1に示すように、各荷重センサ3
1,32(31a,31b,32a,32b)にはそれ
ぞれアンプ33a,33bを介してコントローラ34が
接続され、このコントローラ34には表示装置35が接
続されている。このアンプ33a,33bは荷重センサ
31,32の出力信号を増幅するものである。コントロ
ーラ34はアンプ33a,33bが増幅した出力値を演
算して積載荷重を求めるものである。また、表示装置3
5はコントローラ34が演算して求められた積載荷重を
運転者に知らせるものである。
【0018】ところで、本実施形態にあっては、コント
ローラ34がセンサ出力値の領域に応じて予め設定され
た複数の演算式に基づいて積載荷重を求めている。即
ち、図4に示すように、実際のセンサ出力の特性が曲線
1 により表されるが、この曲線k1 を4つの領域に分
割して直線化し、各領域の直線の傾きを係数y1
2,y3 ,y4 と設定して演算出力の特性を曲線k1
と近似させている。具体的には、原点0と、トラックの
荷台に積載荷重W1 を作用させたときのセンサ出力値x
1 と、トラックの荷台に積載荷重W2 を作用させたとき
のセンサ出力値x2 と、トラックの荷台に積載荷重W3
を作用させたときのセンサ出力値x3 と、トラックの荷
台に積載荷重W4 を作用させたときのセンサ出力値x4
とを結ぶ各直線の傾きをそれぞれy1 ,y2 ,y3 ,y
4 として求める。そして、荷重センサ31,32の出力
値に対して各領域ごとに設定した係数y1 ,y2
3 ,y4 を用いて積載荷重を求める。
【0019】ここで、上述した本実施形態の積載荷重測
定装置に処理操作について、図5のフローチャートに基
づいて説明する。
【0020】ステップS11にて各機器の初期設定を行
い、ステップS12にて荷重センサ31,32の出力を
検出する。ステップS13では、この荷重センサ31,
32の出力値xが予め設定されたセンサ出力値x1 より
大きいかどうかを判定し、大きくなければステップS1
4に移行する。そして、このステップS14で、荷重セ
ンサ31,32の出力値xに係数y1 を乗算して積載荷
重Wを算出し、ステップS15にて表示装置35が、各
センサ毎に算出された積載荷重Wの総和を総積載荷重と
し表示する。
【0021】一方、ステップS13にて、荷重センサ3
1,32の出力値xが予め設定されたセンサ出力値x1
より大きければステップS16に移行し、荷重センサ3
1,32の出力値xが予め設定されたセンサ出力値x2
より大きいかどうかを判定し、大きくなければステップ
S17に移行する。そして、このステップS17で、荷
重センサ31,32の出力値xからセンサ出力値x1
減算した値に係数y2を乗算し、更にセンサ出力値x1
に対応して予め設定された積載荷重W1 を加算して積載
荷重Wを算出し、ステップS15にて、前述したよう
に、表示装置35が積載荷重Wに基づく表示を行う。
【0022】また、ステップS16にて、荷重センサ3
1,32の出力値xが予め設定されたセンサ出力値x2
より大きければステップS18に移行し、荷重センサ3
1,32の出力値xが予め設定されたセンサ出力値x3
より大きいかどうかを判定し、大きくなければステップ
S19に移行する。そして、このステップS19で、荷
重センサ31,32の出力値xからセンサ出力値x2
減算した値に係数y3を乗算し、更にセンサ出力値x2
に対応して予め設定された積載荷重W2 を加算して積載
荷重Wを算出し、ステップS15にて、前述したよう
に、表示装置35が積載荷重Wに基づく表示を行う。
【0023】更に、ステップS18にて、荷重センサ3
1,32の出力値xが予め設定されたセンサ出力値x3
より大きければステップS20に移行し、荷重センサ3
1,32の出力値xが予め設定されたセンサ出力値x4
より大きいかどうかを判定し、大きくなければステップ
S21に移行する。そして、このステップS21で、荷
重センサ31,32の出力値xからセンサ出力値x3
減算した値に係数y4を乗算し、更にセンサ出力値x3
に対応して予め設定された積載荷重W3 を加算して積載
荷重Wを算出し、ステップS15にて、前述したよう
に、表示装置35が積載荷重Wに基づく表示を行う。
【0024】そして、ステップS20にて、荷重センサ
31,32の出力値xが予め設定されたセンサ出力値x
4 より大きければステップS22に移行し、荷重センサ
31,32の出力値xからセンサ出力値x4 を減算した
値に係数y4 を乗算し、更にセンサ出力値x4 に対応し
て予め設定された積載荷重W4 を加算して積載荷重Wを
算出し、ステップS15にて、前述したように、表示装
置35が積載荷重Wに基づく表示を行う。
【0025】なお、上述した本実施形態の積載荷重測定
装置において、荷重センサの出力領域を4つの領域に分
割し、各領域の傾きを係数y1 ,y2 ,y3 ,y4 と設
定したが、領域の分割は4つに限るものではなく、分割
数が増加すればより正確な積載荷重を算出することがで
きるものであり、適宜設定すればよいものである。
【0026】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように本発明の車両の積載荷重測定装置によれば、検出
手段が車両の積載荷重の変化に応じて変形または歪みを
検出し、制御手段がこの検出手段の検出出力に基づいて
積載荷重を演算するとき、検出手段の検出出力の領域に
応じた演算式を使用して演算を行うようにしたので、車
両の積載荷重をより広い領域で測定することができると
共に、その測定精度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両の積載荷重測定
装置の概略構成図である。
【図2】前輪側への荷重センサの取付構造を表す断面図
である。
【図3】後輪側への荷重センサの取付構造を表す断面図
である。
【図4】本実施形態の積載荷重測定装置における荷重セ
ンサ出力に対する積載荷重を表すグラフである。
【図5】本実施形態の積載荷重測定装置による積載荷重
測定方法のフローチャートである。
【図6】従来の車両の積載荷重測定装置の概略構成図で
ある。
【図7】荷重センサ出力に対する積載荷重を表すグラフ
である。
【符号の説明】
11 荷台フレーム 13 リーフスプリング 14 シャックルピン 16 前輪 22 リーフスプリング 23 トラニオンピン 24,25 後輪 31,31a,31b,32,32a,32b 荷重セ
ンサ(検出手段) 33a,33b アンプ 34 コントローラ(制御手段) 35 表示手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の積載荷重の変化に応じて変形また
    は歪みを検出する検出手段と、該検出手段の検出出力に
    基づいて積載荷重を演算する制御手段とを具え、前記制
    御手段は、前記検出手段による検出出力の領域に応じて
    複数の演算式を記憶し、前記検出手段の検出出力の領域
    に応じた演算式を使用して前記演算を行うことを特徴と
    する車両の積載荷重測定装置。
JP33536996A 1996-12-16 1996-12-16 車両の積載荷重測定装置 Pending JPH10170327A (ja)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001107