JP3426418B2 - 自動車用重量計測装置 - Google Patents

自動車用重量計測装置

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JP3426418B2
JP3426418B2 JP20316595A JP20316595A JP3426418B2 JP 3426418 B2 JP3426418 B2 JP 3426418B2 JP 20316595 A JP20316595 A JP 20316595A JP 20316595 A JP20316595 A JP 20316595A JP 3426418 B2 JP3426418 B2 JP 3426418B2
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  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアサスペンショ
ンにより懸架されるタイプの自動車の重量を計測する自
動車用重量計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に積載している荷の重量、即ち積
載重量を計測する装置は、定置式の車両用重量計や車両
に取り付けが出来るものとしては、歪ゲージを用いた重
量計等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通称
「カンカン」と称されている定置式の車両重量計は移動
先での計測ができない、設備費がかかるという問題があ
り、また歪ゲージ式はセンサ等の取り付けやそのメンテ
ナンス上の労力が大であり、技術的な知識も必要なこと
から結果的に高価となり、全ての車両に搭載することは
実用上から不可能に近い。
【0004】また、特開平6−273217号公報の技
術が開示されているが、車両の荷台上にコンベアを設
け、そのコンベア上を荷を移動させながら重量を測定す
るシステムの改良に関するものであり、本願の課題を解
決するものでない。
【0005】したがって、本発明はエアサスペンション
を有する自動車の重量を正確、かつ容易に計測する車両
取り付け用の自動車用重量計測装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、エアサ
スペンションにより懸架されるタイプの自動車の重量を
計測するための自動車用重量計測装置において、エアサ
スペンションのベローズ(5)の圧力を計測する圧力セ
ンサ(2)と、その圧力センサ(2)に接続されたコン
トローラ(1)とを備え、そのコントローラ(1)は圧
力センサ(2)からの圧力信号を受けるエア圧力を計測
する圧力計測手段(21)と、初期圧力と計測された圧
力とから圧力差を決定する差圧決定手段(22)と、圧
力差から重量差を決定し、初期重量と重量差から現重量
を決定する現重量決定手段(23)とを備え、そのコン
トローラ(1)は初期エア圧力値および初期重量値を読
込んで記録した後に、差圧決定手段(22)によりエア
圧力値と初期圧力値との圧力差を算出し、その圧力差か
らマップにより重量差を決定し、初期重量値と重量差と
から現重量決定手段(23)で現在重量を決定する機能
を有している。
【0007】
【0008】さらに、本発明によれば、重量決定手段に
より決定された重量を表示する重量表示手段を有してい
る。
【0009】
【作用】本発明は、上記のように構成されているので、
予めエアサスペンションのベローズの圧力と初期圧力と
の差圧と重量差との関係を示すマップ(特性図、数式で
もよい)を記憶させておけば、ベローズの圧力を計測
し、初期値との差圧を計算し決定すれば、前記のマップ
により対応する重量差が決定出来るので、その重量差と
初期重量とから車両総重量が算出出来る。
【0010】また、初期重量を車両の空車重量としてお
けば、ベローズの圧力に対応する重量値は総重量とな
り、そこから算出される重量差が積載重量となり、便利
である。
【0011】また、ベローズに圧力センサを取付け、現
重量決定手段を車両に設ければよいので、歪ゲージによ
る従来の計測方法に比べれば、取付け作業及びメインテ
ナンスが極めて容易であり、費用を含めて実用的であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。
【0013】図1は、本発明に係る自動車用重量計測装
置の要部を示す斜視図であり、エアサスペンションのベ
ローズ5の一端はフレーム15にリベット11で取り付
けられたブラケット9を介して取り付けられ、他端はリ
ーフスプリング8の一端に図示しないアクスルとともに
固着され、そのリーフスプリング8の他端はフレーム1
5に設けられたスプリングブラケット10に回動自在に
取り付けられている。また、ベローズ5の一端にはスリ
ーウエイコネクタ3を介してエアチューブ4が接続さ
れ、そのスリーウエイコネクタ3にはベローズ5の圧力
を検出する圧力センサ2が取り付けられ、その圧力セン
サ2は電気回路でコントローラ1に接続されている。そ
して、コントローラ1には表示装置6とコントローラ1
にデータを入力する入力手段7とが電気回路で接続され
ている。
【0014】図2は図1の装置の処理のブロック図を示
し、初期値を予め入力する初期値入力部20、とセンサ
2からの圧力信号ををうけてエア圧力を計測する圧力計
測手段21と、初期圧力と計測された圧力とから圧力差
を決定する差圧決定手段22と、圧力差から重量差を決
定し、初期重量と重量差から現重量を決定する現重量決
定手段23と、データ出力処理部24及び表示部6とか
ら構成されている。
【0015】以下、作用について、図3の制御のフロー
チャートを参照して説明する。
【0016】作動に際し、先ず車速は零か否か判断する
(ステップS1)。NOの場合は戻り、YESだった
ら、初期値入力が終了しているか否か判断する(ステッ
プS2)。NOの場合は初期エア圧力値及び初期重量値
を読み込み(ステップS3、4)、初期圧力と重量値と
を記録する(ステップS5)。YESだったら、エア圧
力値を読み込み(ステップS6)、初期圧力値を読み込
み(ステップS7)、圧力差を算出し決定し(ステップ
S8)、その圧力差からテーブル(特性値、数式等でも
よい)により重量差を決定し(ステップS9)、初期重
量値を読み込み(ステップS10)、現在重量を決定し
(ステップS11)、データ出力前処理を行い(ステッ
プS12)、表示装置6に表示し(ステップS13)、
必要に応じてデータを出力して(ステップS14)リタ
ーンし制御を終わる。
【0017】したがって、簡単な装置により、いつどこ
でもエアサスペンションを有する自動車の重量(積載重
量、車両総重量)を知ることが出来る。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されており、
以下の優れた効果を奏することができる。 (1) エア圧のセンサとコントローラとを車両に取り
付けているので、場所と時間に関係なく重量計測が出来
る。 (2) センサの取り付けやメンテナンスが容易であ
り、取り扱いが簡単である。 (3) したがって、費用が安く多数の車両に取り付け
可能で、実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す重量計測装置の要部を
示す斜視図。
【図2】図1の装置の処理のブロック図。
【図3】図1の装置の制御のフローチャート図。
【符号の説明】
1・・・コントローラ 2・・・圧力センサ 3・・・スリーウエイコネクタ 4・・・エアチューブ 5・・・ベローズ 6・・・表示装置 7・・・データ入力手段 8・・・リーフスプリング 9・・・ブラケット 10・・・スプリングブラケット 15・・・フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01G 19/08,19/10 B60P 5/00 B60G 17/015 G01G 5/04,5/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアサスペンションにより懸架されるタ
    イプの自動車の重量を計測するための自動車用重量計測
    装置において、エアサスペンションのベローズ(5)の
    圧力を計測する圧力センサ(2)と、その圧力センサ
    (2)に接続されたコントローラ(1)とを備え、その
    コントローラ(1)は圧力センサ(2)からの圧力信号
    を受けるエア圧力を計測する圧力計測手段(21)と、
    初期圧力と計測された圧力とから圧力差を決定する差圧
    決定手段(22)と、圧力差から重量差を決定し、初期
    重量と重量差から現重量を決定する現重量決定手段(2
    3)とを備え、そのコントローラ(1)は初期エア圧力
    値および初期重量値を読込んで記録した後に、差圧決定
    手段(22)によりエア圧力値と初期圧力値との圧力差
    を算出し、その圧力差からマップにより重量差を決定
    し、初期重量値と重量差とから現重量決定手段(23)
    で現在重量を決定する機能を有することを特徴とする自
    動車用重量計測装置。
  2. 【請求項2】 重量決定手段により決定された重量を表
    示する重量表示手段を有する請求項1に記載の自動車用
    重量計測装置。
JP20316595A 1995-08-09 1995-08-09 自動車用重量計測装置 Expired - Fee Related JP3426418B2 (ja)

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