JP3268092B2 - 車両ロードシミュレータ - Google Patents

車両ロードシミュレータ

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JP3268092B2
JP3268092B2 JP28466193A JP28466193A JP3268092B2 JP 3268092 B2 JP3268092 B2 JP 3268092B2 JP 28466193 A JP28466193 A JP 28466193A JP 28466193 A JP28466193 A JP 28466193A JP 3268092 B2 JP3268092 B2 JP 3268092B2
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B17/00Systems involving the use of models or simulators of said systems
    • G05B17/02Systems involving the use of models or simulators of said systems electric
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P21/00Testing or calibrating of apparatus or devices covered by the preceding groups

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  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の振動試験を行う
車両ロードシミュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】自動2輪車、自動4輪車などの車両を実
走行させたときにおいて車両に加わる振動波形データを
実振動波形データとして収集し、収集した実振動波形デ
ータに基づいて実走行時に受けた振動と同一の振動を、
テスト台等において加振機によって車両に加えることに
より、車両を実走行させることなく、車両の振動試験を
行う車両ロードシミュレータが知られている。
【0003】まず、路面上で車両を走行させ、走行中に
おける車両が受ける振動を車両に装着した加速度検出器
によって検出し、検出加速度をデータレコーダに記録す
ることによって収集する。この収集の後、車両ロードシ
ミュレータによるロードシミュレーションに際して、テ
スト台等において、加振機によって車両の車軸を介して
若しくは車輪を介して振動を加えることによって車両振
動試験を行っている。この車両振動試験における加振機
による加振に際し、まずテスト加振を繰り返して加振
機、車両および加速度検出器を含む系の伝達関数を求
め、伝達関数および収集した実振動波形とに基づいて加
振制御信号を求め、加振機による加振を加振制御信号に
よって制御し、加振機によって実走行時と同一の振動を
車両に加えることにより行われる。この場合に、実走行
時とテスト加振時とにおいて同一の加速度検出器が用い
られる。
【0004】上記のような車両ロードシミュレータによ
るロードシミュレーションの場合において、実走行時に
受けた車両の上下振動を再現する手法として、車軸部近
傍に加速度検出器を取り付けて走行し、この際の加速度
を記録して、この際に記録された振動波形と同一の振動
をテスト台において車両に加えるのが一般的である。
【0005】一方、車両の振動検出に、差動トランスや
速度計を用ると差動トランスや速度計はコイル部とコア
部との2部品構成であるうえ、車両への取り付けが容易
でない。このために車両の振動検出に差動トランスや速
度計は使用されない。また、光学式変位計は1部品構成
であるが振動の高い周波数に対する感度が低いため車両
の振動検出に使用されない。これに対して振動検出に加
速度検出器が使用される。この理由は、加速度検出器が
小型軽量であること、さらに1つの纏まった構成で車両
への取り付けが簡単であることによる。
【0006】上記のような理由から、車両ロードシミュ
レータにおける車両振動検出のために加速度検出器が使
用され、加速度検出器によって車両に加わる加速度を検
出し、収集される。しかし車両に加わる加速度検出にお
いて、計測可能範囲は上限周波数が100Hz以上であ
って、かつ加速度レベルが50(G)以上の加速度に耐
えることが加速度検出器に対して要求される。
【0007】しかしながら、上限周波数が100Hz以
上であって、加速度レベルが50(G)以上の加速度に
耐える加速度検出器は、振動の低い周波数に対する感度
が低いという問題点があって、テスト加振時に車両ロー
ドシミュレータにおいて2乃至3Hz以下の周波数成分
の再現が困難となる。さらに、特に車両が自動2輪車の
場合にはサスペンションが自動4輪車の場合よりも長い
ために振動の周波数が低く、振動の低い周波数成分も検
出することが要求される。さらに、自動4輪車において
もボデーのローリングやピッチングの主要周波数は1乃
至2Hzであって、低い周波数の振動の検出が必要とな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】車両の振動を加速度検
出器によって検出する場合、最大の加速度を想定して加
速度検出器を1つ選定すると、振動の低い周波数成分を
検出できないために、従来では例えば特開平3−295
437号に示されているように、最大の加速度を想定し
て加速度検出器を1つ選定し、さらに低い周波数の振動
に対する検出感度特性のよい加速度検出器を別途用意し
て、例えば従来の加速度検出器に近接して別途用意した
低い周波数成分の振動を検出することができる加速度検
出器を装着したり、またボデー等の振動の低い周波数成
分の測定部分には低い周波数の振動に対して検出感度特
性のよい別途用意した加速度検出器を装着して測定する
ことを行っているため、2種類の加速度検出器を用意す
る必要があるという問題点があった。
【0009】さらに、低い周波数の振動に対する感度が
良好な加速度検出器は高価であるうえ、衝撃に対して弱
く、きわめて破損しやすいために取り扱いにきわめて慎
重さが要求される。車両ロードシミュレータによるロー
ドシミュレーションのための粗い表面の舗装道路を走行
した場合および加振機によってテスト加振した場合に、
加速度検出器の許容限界加速度を超えて、低い周波数の
振動測定のために装着した加速度検出器が破損してしま
うことがあって、低い周波数の振動に対して感度のよい
加速度検出器を車両ロードシミュレーションにおいて実
用することが困難であるという問題点もあった。
【0010】さらに、車両ロードシミュレータに2種類
の加速度検出器を設けて加速度を検出するときは、加速
度検出器を2組以上必要とするのみならず、加速度検出
器の出力を増幅する増幅器の数、加速度データを収集す
る収集装置のチャンネル数が増加するという問題点が生
ずる。
【0011】さらに、デジタルデータに変換してデータ
処理する場合には、A/D変換器の数、加振機を駆動す
るためのD/A変換器の数、伝達関数に基づいてD/A
変換出力を補正する補正回路の数等が増加するほか、コ
ンピュータによる処理で伝達関数に基づく補正を行う場
合に、チャンネル数の増加のために計算の負荷およびデ
ータエリアが増加し、コンピュータコントロールシステ
ムのレスポンスが悪くなり、さらにプログラムも複雑化
するという問題点が生ずる。
【0012】本発明は、要求最大加速度に耐え、かつ1
つで周波数の高い振動から周波数の低い振動までの検出
ができる振動検出装置を用いた車両ロードシミュレータ
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の車両ロードシミ
ュレータは、車両に装着した加速度検出器と、加速度検
出器の出力を反転する反転増幅器と、反転増幅器の出力
を積分し積分出力を振動検出出力とする積分器とを備
え、加速度検出器を装着した車両が受ける振動を積分器
からの出力を参照して再現することを特徴とする。
【0014】
【0015】
【0016】
【作用】本発明の車両シミュレータは、加速度が車両に
装着した加速度検出器によって検出される。加速度検出
器からの出力は反転増幅器による反転増幅のうえ積分器
によって積分されて速度信号に変換されて、出力され
る。検出加速度出力が速度出力に変化されるために、周
波数の低い振動に対しても検出加速度信号の場合に比較
して検出しやすくなり、周波数の高い振動から低い振動
まで1つの加速度検出器によって実質的に検出すること
ができる。
【0017】また加速度検出器の出力を反転増幅器によ
って反転して積分器へ送出しているため、積分器を反転
演算増幅器によって構成したときも、積分器の出力極性
と加速度検出出力との極性が一致させられる。
【0018】また、本発明の車両ロードシミュレータ
は、速度検出器の数が少なくてすむことになって、速度
検出出力のチャンネル数が少なくてすんで、デジタルデ
ータに変換してデータ処理する場合に、A/D変換器の
数、加振機を駆動するためのD/A変換器の数、伝達関
数に基づいてD/A変換出力を補正する補正回路の数等
が増加することはなく、コンピュータによる処理で伝達
関数に基づく補正を行った場合でも、チャンネル数の増
加のために計算の負荷、データエリアの増加がなく、か
つコンピュータコントロールシステムのレスポンスが悪
くなることもなくなり、さらにプログラムも複雑化する
こともなくなる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。
【0020】図1は本発明にかかる車両ロードシミュレ
ータに用いられる振動検出装置の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【0021】図1において符号10は、本発明にかかる
車両ロードシミュレータに用いられる振動検出装置の一
を示す。振動検出装置10は、加速度検出器1と、加
速度検出器1からの出力を反転増幅するゲイン“1”の
反転増幅器2と、反転増幅器2からの増幅出力を積分す
る積分器3とからなり、積分器3からの出力を振動検出
出力とする。符号31は積分器3の一部を構成する演算
増幅器を示す。本実施例において反転増幅器2を積分器
3の入力側に設けたのは、演算増幅器31は反転増幅で
あるため、加速度検出器1の出力極性と積分器3の出力
極性を一致させるためである。
【0022】本実施例における積分器3の周波数−ゲイ
ン特性は、図2に示すごとくである。図2は、加速度検
出器1に50(G)にて10Vの出力を発生する加速度
検出器を用い、入力側抵抗Rsに抵抗約10.4kΩの
抵抗を、帰還抵抗Rfに270kΩの抵抗を、入力コン
デンサCsに47μFのコンデンサを、帰還コンデンサ
Cfに1μFのコンデンサを接続した場合において測定
した積分器3の周波数−ゲイン特性を示す。
【0023】周波数fp以上の周波数、本例では0.7
Hzから周波数の増加方向にゲインが6dB/oct
(20dB/dec)で減少する特性を示し、ゲインが
“1”となる周波数fαは〔1/(2π・cf・R
s)〕にて定まる。この場合は、計算上も実測上も約1
5.6Hzにおいてゲインが“1”となっており、周波
数が約156Hzにおいてゲインが“0.1”となって
いる。この直線部分の周波数範囲は車両ロードシミュレ
ータにおいて使用する場合の振動の周波数範囲1〜10
0Hzを十分カバーしている。
【0024】いま、aを振幅とし、変位xを正弦波(a
sin ωt )とした場合に、速度は(a ω co
s ωt )、加速度は(−a ω2 sin ωt )であ
り、その最大値はa ω(m/sec)=2πfa、a
ω2 (m/sec2)=4π22 a/9.8(G)であ
る。粗い舗装路面を走行したときに受ける車両の振動
は、経験的に加速度50(G)、周波数は15〜40H
z程度であり、自動2輪車の場合は自動4輪車に比較し
てサスペンションのストロークが長くなるので、同一加
速度の場合でも周波数は低いことが多い。
【0025】ここで、加速度を50(G)とし、周波数
を15〜40Hzとした場合、aは18mm≦a≦50
mmとなる。そこで、周波数を40Hz、振幅aを18
mmとした場合の速度は約4.5(m/sec)、周波
数を15Hz、振幅aを50mmとした場合の速度は約
4.7(m/sec)となって、加速度であると50
(G)であるが、速度に換算した場合、加速度50
(G)を速度5(m/sec)で対応させることができ
る。したがって、最大測定加速度を50(G)とした場
合、速度に変換すれば最大5(m/sec)でよいこと
になる。
【0026】加速度50(G)を速度5(m/sec)
に対応させると、振幅一定時における周波数対加速度、
速度との関係は図3に示す如くであって、速度と加速度
とが一致するときの振動の周波数は約15.6Hzであ
る。
【0027】したがって周波数15.6Hzの振動時に
おいて、加速度50(G)のときに加速度検出器1から
の出力および積分器3からの出力が共に100%で一致
すればよく、積分器3のゲインは周波数15.6Hzに
おいて“1”であればよい。加速度検出器1は加速度5
0(G)を検出したときに100%の出力を送出し、振
動の周波数15.6Hzにおいて、加速度検出器1から
の100%出力を受けて積分器3から100%の出力を
送出するように設定する。これは、積分器3の入力抵抗
Rsの値および帰還コンデンサCfの静電容量値をそれ
ぞれ10.4KΩおよび1μFに設定することによっ
て、前記したように積分器3の周波数−ゲイン特性は図
2となって、実現される。
【0028】いま、周波数1Hzで振幅10mmの振動
に対応する加速度は約0.04(G)〔=(4π2 ・1
2 ・10)/(1000・9.8)〕であり、速度は約
0.063(m/sec)〔2π・1・10/100
0〕である。加速度検出器1の入力出力特性をリニアと
して、例えば加速度50(G)に対して100%の出力
を発生する加速度検出器1では、周波数1Hzで振幅1
0mmの振動すなわち加速度で約0.04(G)の場合
における加速度検出器1の出力はフルスケールの0.0
8%となって相当に小さい値となる。
【0029】しかるに、50(G)に対する加速度検出
器1からの出力(=100%出力)を入力して、積分器
3はフルスケール(=100%)の出力、すなわち速度
で5m/secに設定されている。ここで、周波数1H
zで振幅10mmの振動すなわち加速度0.04(G)
は速度0.063m/secが対応する。5m/sec
に対して100%出力に設定されている積分器3からの
出力では、0.063m/secに対しては1.26%
となって、加速度検出器1の出力のフルスケールに対す
る割合が0.08%であったものが、速度に変換したこ
とによって積分器3の出力のフルスケールに対する割合
が1.26%となって、約16倍に増加したことにな
る。
【0030】なお、積分器3を設けて加速度検出器1の
出力を積分して取り出すようにしたため、図3からも明
らかなように、周波数の低い振動側では単位周波数の変
化に対する積分器の出力レベルの変化は大きくなって特
性が改善される。一方、周波数の高い振動側では単位周
波数の変化に対する積分器3の出力レベルの変化は振動
周波数の低域側に比較して小さくなる。
【0031】ちなみに、振動周波数100Hzの近傍に
おいては、積分器3からの出力は0.16m/sec程
度の出力となって、加速度検出器1の出力のフルスケー
ルに対する割合に対して積分器3からの出力のフルスケ
ールに対する割合は1/6.4となる。しかしこの程度
であれば高域での加速度信号は大きいため、車両ロード
シミュレータにとっては再現度を悪化させることはない
程度である。
【0032】この理由は次の如くである。一般の路面で
は空間周波数の高い、つまり1サイクルのピッチが短い
凹凸成分ではその振幅は小さく、例えば空間周波数が約
100倍の路面の凹凸成分ではその振幅は約1/100
倍程度になることが、多くの路面の測定結果から知られ
ている。これらから、本実施例において、加速度100
%=50(G)とし、速度100%=5m/secと
し、路面凹凸成分による振動1Hz、±10mmの場合
と100Hz、±0.1mmの場合について見たとき、
加速度の場合と速度の場合の出力のフルスケールに対す
る割合は表1に示すごとくになる。
【0033】
【表1】
【0034】表1からも明らかなように、加速度の場合
には路面凹凸成分による振動1Hz、±10mmの場合
には出力はフルスケールに対して0.04%、路面凹凸
成分による振動100Hz、±0.1mmの場合にはフ
ルスケールに対して出力は8%となる。そこで、後者の
振動成分では出力はフルスケールに対する出力の割合が
大きく問題ないが、前者の振動成分すなわち周波数が小
さい場合にはフルスケールに対する出力の割合が相当小
さくて測定が困難である。
【0035】これに対して速度に変換した結果では、路
面状況1Hz、±10mmの場合には出力はフルスケー
ルの1.26%、路面状況100Hz、±0.1mmの
場合には出力はフルスケールの1.4%となる。そこ
で、後者の振動成分では加速度による検出の場合よりも
フルスケールに対する出力の割合が低下するが、実用上
問題のない程度の低下であり、一方、前者の振動成分で
は加速度による検出の場合よりもフルスケールに対する
出力の割合が増加して、比較すれば明らかなように速度
に変換した方が両振動成分に対して好都合であることが
わかる。
【0036】次に、本発明の車両ロードシミュレータの
一実施例について説明する。
【0037】図4は本発明の車両ロードシミュレータの
構成を示す実施例のブロック図である。
【0038】図4に示すように加速度検出器1からの出
力を反転増幅器2を介して積分器3に供給し、積分器3
の出力を開放位置を有するスイッチS1の接点S1aお
よびスイッチS2を介して磁気記録再生装置からなるデ
ータレコーダ12に供給して積分器3の出力、すなわち
速度に変換した加速度データをデータレコーダ12によ
って磁気記録させる。
【0039】積分器3の出力はスイッチS1の接点S1
bを介して折り返し雑音防止のために帯域制限フィルタ
13に供給して帯域制限し、帯域制限フィルタ13の出
力はA/D変換器14に入力して、帯域制限された積分
器3の出力をデジタルデータに変換する。同様にデータ
レコーダ12から読み出した積分器3の出力はスイッチ
S2および帯域制限フィルタ13を介してA/D変換器
14に供給して、データレコーダ12から読み出した積
分器3の出力を帯域制限し、帯域制限された積分器3の
出力をデジタルデータに変換する。
【0040】A/D変換器14によって変換されたデジ
タルデータはコンピュータ15に供給し、キーボード2
0上に設けた指示キーからの指示に基づくコンピュータ
15による制御のもとに、メモリ16に格納し、メモリ
16から読み出したデジタルデータ(加振制御データ
等)をD/A変換器17に供給してアナログ信号に変換
し、平滑フィルタ18を介して加振機19に供給して加
振機19による加振を制御する。
【0041】一方、メモリ16には、走行中における積
分器3からのデータを格納する走行中データ格納領域1
61、目標データ格納領域162、伝達関数測定用加振
信号データ格納領域163、測定伝達関数データ格納領
域164、応答データ格納領域165、加振制御データ
格納領域166を備えている。
【0042】路面上を走行中の車両から検出した加速度
検出器1からの出力は反転増幅器2を介して積分器3に
おいて速度に変換される。この状態においては、スイッ
チS1は接点S1a側に設定され、スイッチS2は閉成
状態に設定されている。したがって、積分器3からの出
力はデータレコーダ12の磁気テープに磁気的に記録さ
れる。
【0043】次いで、スイッチS1は開放状態に設定さ
れ、スイッチS2は閉成状態のままに設定される。この
状態においてデータレコーダ12の磁気テープに記録の
データは読み出されてアナログ信号の形で出力され、帯
域制限フィルタ13によって帯域制限されて、A/D変
換器14によってデジタルデータに変換される。この場
合に帯域制限されているために折り返し雑音は生じな
い。A/D変換されたデジタルデータはコンピュータ1
5によって走行中データ格納領域161に格納される。
【0044】走行中データ格納領域161に格納された
データは不要部分消去、周波数成分の不要部分消去など
の前処理が行われて目標データとして目標データ格納領
域162に転送、格納される。走行中データ格納領域1
61に格納されたデータはメモリ16内の作業領域に転
送して処理し、再び走行中データ格納領域161のデー
タに格納するようにしてもよい。このようにしたとき
は、走行中データ格納領域161と目標データ格納領域
は共用することができる。
【0045】上記処理が終了した状態において車両ロー
ドシミュレーションが行われる。
【0046】ここで、符号11は加振対象の自動4輪車
である。
【0047】この状態において、ロードシミュレーショ
ンされる車両がテスト台に装着され、スイッチS1は接
点S1b側に、スイッチS2は開放状態にそれぞれ設定
される。
【0048】次いで、伝達関数測定用加振信号データ格
納領域163から伝達関数測定用加振信号データ、例え
ばホワイトノイズ等のバースト信号データが読み出さ
れ、D/A変換器17においてアナログ信号に変換のう
え平滑フィルタ18において平滑され、加振機19に供
給されて、伝達関数測定用加振信号データに基づいて車
両は加振される。この加振により受けた車両の振動は加
速度検出器1によって検出され、反転増幅器2にて反転
のうえ積分器3において積分される。積分器3の出力は
帯域制限フィルタ13、A/D変換器14を介してコン
ピュータ15に読み込まれ、読み込まれた信号データと
伝達関数測定用加振信号データとに基づいて伝達関数が
演算される。演算された伝達関数は測定伝達関数データ
格納領域164に格納される。
【0049】続いて、測定伝達関数データ格納領域16
4に格納された測定伝達関数データおよび目標データ格
納領域162に格納された目標データは読み出されて、
この両データに基づいて加振制御データが生成されて加
振制御データ格納領域166に格納される。この格納さ
れた加振制御データが読み出されて、D/A変換器17
においてアナログ信号に変換され、平滑フィルタ18に
て平滑化され、加振機19に供給されて、該加振制御デ
ータに基づく加振信号によって加振機19を介して自動
4輪車11が加振される。この加振による加速度検出器
1の出力を積分した積分器3の出力はデジタルデータに
変換されて、コンピュータ15に読み込まれ応答データ
格納領域165に格納される。
【0050】この応答データと目標データとが比較され
て、応答データと目標データとの差と伝達関数とに基づ
いて加振制御データが補正されて、補正された加振制御
データが加振制御データ格納領域166に格納される。
次いで補正された加振制御データに基づく加振を行って
加振制御データが修正され、この修正は応答データと目
標データとが一致するまで繰り返される。応答データと
目標データとが一致したときの加振制御データが最終の
加振制御データとして加振制御データ格納領域166に
格納される。
【0051】続いて、加振制御データ格納領域166に
格納された加振制御データに基づく加振を行って、車両
のロードシミュレーションが行われる。
【0052】上記において加速度検出器1が1つの場合
を例に説明したが、自動4輪車11に対する場合には加
速度検出器1は各車軸近傍に設けられる。したがって、
通常、コンピュータ15、メモリ16およびキーボード
20以外は少なくとも加速度検出器の数だけ必要とな
る。しかしながら、周波数の低い振動の検出に対しても
周波数の高い振動の検出に対しても1種類の加速度検出
器ですむことになる。
【0053】自動2輪車の場合においても上記の場合と
基本的に同一である。
【0054】図5は本実施例におけるロードシミュレー
ション時の状態を自動2輪車の場合で例示した概略構成
を示す概念図である。
【0055】符号21は加振対象となる自動2輪車を示
し、自動2輪車21の車輪は予め除去してある。符号2
2は自動2輪車21の車体フレームに回転自在に支持さ
れる前輪の車軸であり、車軸22はテレスコピックタイ
プのサスペンション23に支持されている。符号24は
後輪の車軸であり、車軸24はリンク機構と組み合わさ
れた図示しないリヤクッションに揺動自在に支持される
リヤフォーク25に取り付けられている。
【0056】また、符号27は自動2輪車21の車軸2
2、24を直接加振する加振手段である。加振手段27
は、実際に車軸22、24を加振する加振駆動部28と
加振駆動部28を制御する制御器29とから構成され
る。ここで、制御器29はコンピュータ15(図4参
照)内の一機能手段である。
【0057】加振駆動部28は、車軸22を上下方向に
加振する加振機30と、車軸24を上下方向に加振する
加振機31と、車軸22を前後方向に加振する加振機3
2とから構成されている。加振機30、31、32は例
えば引張りおよび圧縮双方の力が付与できる複動型の油
圧シリンダ等が利用できる。
【0058】加振機30、31のピストンロッド30
a、31aの先端には連結棒30b、31bの一端がそ
れぞれピン結合され、連結棒30b、31bの他端はそ
れぞれ車軸22、リヤフォーク25にピン結合されてい
る。
【0059】加振機32のピストンロッド32aの先端
にはピン結合された連結棒32bが結合され、連結棒3
2bの先端に揺動板34の一端34bがピン結合されて
いる。揺動板34は側面視三角形状に形成されていて、
中央基端部34aが支持体33の上部に揺動自在に支持
されている。そして揺動板34の他端34cは略水平方
向に延びる加振ロッド35の一端にピン結合され、加振
ロッド35の他端は車軸22にピン結合されている。す
なわち、加振機32のピストンロッド32aが上下方向
に伸縮動作することにより、連結棒32b、揺動板34
および加振ロッド35を介して車軸22が前後方向に加
振される構造になっている。
【0060】加振ロッド35には荷重検出手段36が介
装されている。なお、符号37は自動2輪車21の車体
の前後方向の移動を規制する剛体からなる反力治具であ
り、反力治具37にはリンク棒38を介して車軸24が
連結されている。
【0061】動検出装置10の加速度検出器1がそれ
ぞれ、サスペンション23、リヤフォーク25に装着さ
れており、加速度検出器C1、C2によって示してあ
る。さらに、サスペンション23には歪み検出器C3が
貼り付けてある。
【0062】加速度検出器C1、C2の各出力はそれぞ
れ反転増幅器を介して積分器によって積分し、フィルタ
を介してA/D変換のうえ制御器29に供給してあり、
歪み検出器C3の出力および荷重検出手段36の出力も
フィルタを介してA/D変換のうえ制御器29に供給し
てある。
【0063】ここで、加振機30、31、32はそれぞ
れ変位制御とする。変位制御は荷重制御に比較して高速
度の制御および高加速度の制御が行えることから、実走
行時の路面負荷の再現精度を向上させることができるた
めである。
【0064】ここで、反力治具37にピン結合されたリ
ンク棒38によって車軸24の前後方向の動きを拘束し
ている。これは加振機30、31を作動させるとリンク
棒38の左端部が円弧状の軌跡を描くことに伴い、車体
に対し予期せぬ前後方向の圧縮荷重あるいは引張り荷重
を加えてしまうおそれがあるためである。このような不
具合を解消するために、以下に説明する倣い制御を行っ
ている。この結果、簡単な構成の反力治具37による支
持でありながら、加振機30、31、32による高速度
の変位制御が可能となるのである。
【0065】制御器29に荷重検出手段36の値が常に
零となるように、加振機32を制御する指令を出してお
く。次いで制御器29からの指令に基づき加振機30、
31を作動させてピストンロッド30a、31aの下端
が最下点から加振中立点に至るまで低速で移動させる
(加振機32を加振機30、31に追従させて作動させ
ることにより、荷重検出手段36の値を常に零に保つこ
とができる程度の速度で移動させる)。
【0066】このときの加振機32のピストンロッド3
2aの軌跡をデジタルデータに変換してメモリ16に格
納しておく。図6はこの記憶マップを示している。この
ように加振機30、31の変位に関連させて加振機32
の変位を格納しておく。次いで、加振機32を図6に示
す記憶マップに沿って作動する変位制御に切り換え、加
振機30、31を作動させて、それぞれのピストンロッ
ド30a、31aの変位に基づき加振機32を上記マッ
プに沿った制御をして、ピストンロッド32aをニュー
トラル位置にまで制御する。ニュートラル位置までの加
振機32の制御終了により、マップに沿う制御を止め、
加振機30、31、32を加振制御データに基づき作動
させることで、自動2輪車21に実走行路面負荷を加え
ることができる。
【0067】なお、加振機30、31、32を停止させ
るときも加振機32を上記したマップに沿った動きをさ
せて停止させる。
【0068】次に図4に基づいて説明した自動4輪車1
1の場合と同様の加振方法にしたがって加振する。この
加振についての説明は省略する。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車両ロード
シミュレータによれば、車両に装着した加速度検出器
と、加速度検出器からの出力を反転増幅する反転増幅器
と、反転増幅器からの出力を積分する積分器とを備え、
加速度検出器を装着した車両が受ける振動を積分器から
の出力を参照して再現するようにしたため、検出加速度
出力が速度信号に変換されて出力され、周波数の低い振
動に対しても検出加速度信号の場合に比較して検出しや
すくなって、周波数の高い振動から低い振動まで1つの
加速度検出器によって検出することができる効果があ
る。
【0070】また、反転増幅器を介して加速度検出出力
を積分器に送出するようにしたため、積分器の出力極性
を加速度検出器の出力の極性と一致させることができる
効果がある。
【0071】本発明の車両ロードシミュレータによると
きは、周波数の高い振動から低い振動まで1つの加速度
検出器によって検出することができるため、速度検出器
の数が少なくてすむことになって、速度検出出力のチャ
ンネル数が少なくてすみ、デジタルデータに変換してデ
ータ処理する場合に、A/D変換器の数、加振機を駆動
するためのD/A変換器の数、伝達関数に基づいてD/
A変換出力を補正する補正回路の数等が増加することは
なく、コンピュータによる処理で伝達関数に基づく補正
を行った場合でも、チャンネル数の増加のために計算の
負荷、データエリアの増加がなく、かつコンピュータコ
ントロールシステムのレスポンスが悪くなることもなく
なり、さらにプログラムが複雑化することもなくなると
いう効果がある。さらに、加速度検出器の出力を積分す
る積分器を設けることによって、従来の車両ロードシミ
ュレータがそのまま利用できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる車両ロードシミュレータに用い
られる振動検出装置の一実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の一実施例における積分器の周波数−ゲ
イン特性図である。
【図3】本発明の一実施例における周波数−速度、加速
度の特性図である。
【図4】本発明の車両ロードシミュレータの一実施例の
構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の車両ロードシミュレータによるロード
シミュレーション時の自動2輪車の概略構成を示す概念
図である。
【図6】本発明の車両ロードシミュレータによるロード
シミュレーション時の自動2輪車の場合における加振機
間の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1…加速度検出器 2…反転増幅器 3…積分器 13、18…フ
ィルタ 14…A/D変換器 15…コンピュ
ータ 16…メモリ 17…D/A変
換器 19…加振機 S1、S2…ス
イッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09B 9/00 - 9/52 A63F 9/00 - 13/12 B60G 23/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両ロードシミュレータにおいて、車両に
    装着した加速度検出器と、加速度検出器の出力を反転す
    る反転増幅器と、反転増幅器の出力を積分し積分出力を
    振動検出出力とする積分器とを備え、加速度検出器を装
    着した車両が受ける振動を積分器からの出力を参照して
    再現することを特徴とする車両ロードシミュレータ。
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