JPH08210905A - 貨物自動車の積載重量測定装置 - Google Patents

貨物自動車の積載重量測定装置

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JPH08210905A
JPH08210905A JP3917795A JP3917795A JPH08210905A JP H08210905 A JPH08210905 A JP H08210905A JP 3917795 A JP3917795 A JP 3917795A JP 3917795 A JP3917795 A JP 3917795A JP H08210905 A JPH08210905 A JP H08210905A
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distance
sensor
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measuring device
weight
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Mutsumi Ando
睦 安東
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ANDO TOSO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搭載された貨物の積載重量を正確に測定で
き、しかも、耐用性に優れた貨物自動車の積載重量測定
装置を提供する。 【構成】 車体12の降下量をセンサー16a〜16d
によって測定し、センサー16a〜16dの出力値を演
算して、車体12に搭載された貨物42の重量を測定し
て表示する貨物自動車の積載重量測定装置10であっ
て、センサー16a〜16dは、車体12と車体12の
下部に取り付けられた車軸14、36の距離を測定する
光センサー又は超音波センサーからなる距離センサーか
らなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体に搭載された貨物
の重量による車体の降下量をセンサーによって測定し、
そのセンサーの出力値を演算して車体に搭載された貨物
の重量を測定する貨物自動車の積載重量測定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ダンプトラック等の車両により、岩石、
土砂等が運搬されているが、最初は勘で積み込む量を決
定していたので、定格荷重以上積み込む場合が生じて車
両の損傷、道路の損傷、交通事故等の原因になってい
た。そこで、そうした問題を避け、生産量の管理のため
に近年ダンプトラック等の車両の積載重量を計測するた
めに車載型の積載重量測定装置、例えば、サスペンショ
ンシリンダが使用されている車両では、前後の両側のサ
スペンションシリンダに加わる力を、それぞれのサスペ
ンションシリンダ内の圧力とそれぞれの断面積との積か
らそれぞれ求め、それぞれのサスペンションシリンダに
加わる力の合計値から空車重量を引いて貨物の積載重量
を求める積載重量測定装置が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前輪側
及び後輪側のサスペンションシリンダの支持方法が異な
ると、積載重量の大きさに応じて前車輪、後車輪に加わ
る荷重の配分が異なり、サスペンションシリンダに加わ
る力から車両重量を求めるときに積載重量の大きさの影
響を受け、計測誤差を生じるという問題があった。ま
た、サスペンションシリンダに設置した積載重量測定装
置では、摩耗が激しく耐用性が劣るという問題があっ
た。本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、搭
載された貨物の積載重量を正確に測定でき、しかも、耐
用性に優れた貨物自動車の積載重量測定装置を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の貨物自動車の積載重量測定装置は、車体の降下量
をセンサーによって測定し、該センサーの出力値を演算
して、前記車体に搭載された貨物の重量を測定して表示
する貨物自動車の積載重量測定装置であって、前記セン
サーは、前記車体と該車体の下部に取り付けられた車軸
の距離を測定する光センサー又は超音波センサーからな
る距離センサーによって構成されている。請求項2記載
の貨物自動車の積載重量測定装置は、請求項1記載の装
置において、前記距離センサーは、上端が前記車体側
に、下端が前記車軸側に固定された蛇腹内に配置されて
いる。請求項3記載の貨物自動車の積載重量測定装置
は、請求項1記載の装置において、前記距離センサー
は、上端が前記車体側に固定され、下端が前記車軸側に
固定された大小の筒を有する摺動筒内に配置されてい
る。請求項4記載の貨物自動車の積載重量測定装置は、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置において、前
記距離センサーは、各車輪に対応して前記車軸の両側に
設けられている。請求項5記載の貨物自動車の積載重量
測定装置は、車体の降下量をセンサーによって測定し、
該センサーの出力値を演算して、前記車体に搭載された
貨物の重量を測定して表示する貨物自動車の積載重量測
定装置であって、前記センサーは、前記車体と道路面と
の距離を測定する光センサー又は超音波センサーからな
る距離センサーからなり、空車時に積載重量の0設定を
行って積載貨物の測定を行っている。そして、請求項6
記載の貨物自動車の積載重量測定装置は、請求項5記載
の装置において、前記距離センサーは、車体の前後左右
に設けられている。
【0005】
【作用】請求項1〜4記載の貨物自動車の積載重量測定
装置においては、光センサー又は超音波センサーからな
る距離センサーにより車体と車体の下部に取り付けられ
た車軸との距離を測定して車体の降下量を測定し、該セ
ンサーの出力値を演算して、前記車体に搭載された貨物
の重量を測定して表示する。なお、異なる車種に該貨物
自動車の積載重量測定装置を設ける場合には、車体と車
軸との距離と積載重量との関係は必ずしも一致しないの
で、初めに積載重量と前記距離との関係を表すデータで
ある検定曲線(直線の場合も含む)を求めておき、これ
によって積載重量を演算する。なお、同種の車種につい
ては初めに検定曲線を一回測定すればよく、この検定曲
線の決定方法としては、実際に所定の荷重を、例えば、
各センサーの直上部に載せて測定する方法の他、貨物を
載せた場合に車体及び車軸間の距離に影響を与える因子
(車体、車軸、バネ等の構造)から力学的に計算して求
める方法がある。特に、請求項2記載の貨物自動車の積
載重量測定装置においては、前記距離センサーは、上端
が前記車体側に、下端が前記車軸側に固定された蛇腹内
に配置されているので、埃や泥等が距離センサーに及ぼ
す影響を防止することができる。請求項3記載の貨物自
動車の積載重量測定装置においては、前記距離センサー
は、上端が前記車体側に固定され、下端が前記車軸側に
固定された大小の筒を有する摺動筒内に配置されている
ので、埃や泥等が距離センサーに及ぼす影響を防止する
ことができる。請求項4記載の貨物自動車の積載重量測
定装置においては、前記距離センサーは、各車輪に対応
して前記車軸の両側に設けられているので、それぞれの
車体の降下量を測定してそれぞれの負荷を算出し、それ
ぞれの合計値を演算することにより搭載された貨物の重
量が正確に測定される。
【0006】そして、請求項5及び6記載の貨物自動車
の積載重量測定装置においては、空車時には積載重量の
0設定、即ち表示器の0設定を行ってタイヤの空気圧等
の影響等を無くし、光センサー又は超音波センサーから
なる距離センサーにより車体と道路面との距離を測定し
て車体の降下量を測定し、該距離センサーの出力値を演
算して、前記車体に搭載された貨物の重量を測定して表
示する。特に、請求項6記載の貨物自動車の積載重量測
定装置においては、前記距離センサーは、車体の前後左
右に設けられているので、それぞれの降下量を測定して
それぞれの負荷を算出し、それぞれの合計値を演算する
ことにより搭載された貨物の重量が正確に測定される。
【0007】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の第1の実施例に係る貨物自
動車の積載重量測定装置の距離測定手段の正断面図、図
2は積載重量測定装置の距離測定手段が貨物自動車に取
り付けられた状態を示す側面図、図3は同正部分断面
図、図4は距離測定手段が貨物自動車の後輪の車軸に取
り付けられた状態を示す説明図、図5は貨物自動車の積
載重量測定装置の測定フロー図、図6は距離測定手段が
貨物自動車に取り付けられた状態を示す平面図、図7は
変形例に係る距離測定手段が貨物自動車に取り付けられ
た状態を示す平面図、図8は貨物自動車の積載重量測定
装置の測定の概略説明図、図9は変形例に係る貨物自動
車の積載重量測定装置の距離測定手段の正断面図、図1
0は本発明の第2の実施例に係る貨物自動車の積載重量
測定装置の距離測定手段の正断面図、図11は積載重量
測定装置の距離測定手段が貨物自動車に取り付けられた
状態を示す平面図である。
【0008】本発明の第1の実施例に係る貨物自動車2
6の積載重量測定装置10は、図2〜図4及び図8に示
すように、車体12と前後の車軸14、36の両側との
間に取付けられる距離測定手段10a〜10dと、この
距離測定手段10a〜10dにそれぞれ備えられた光セ
ンサー(センサーの一例)からなる距離センサー16a
〜16dの信号を入力し、内部にコンピュータを含む制
御装置40と、この制御装置40に接続されて測定した
重量を表示する表示器44、48とを有している。以下
これらについて詳しく説明する。
【0009】前記距離測定手段10a〜10dにおいて
は、図1〜図4及び図6に示すように、車体12の運転
席ボックス32の下端と前輪28の車軸14の上端間の
両側に距離測定手段10a、10bが配置され、車体1
2の荷台38の下端と後輪34の車軸36の上端間の両
側に距離測定手段10c、10dが配置されている。距
離測定手段10a〜10dは、距離センサー16a〜1
6dと、それぞれの距離センサー16a〜16dに対峙
して配置される通常の板(鉄板又はプラスチック板)か
らなる反射板20と、それらを囲む蛇腹24とを有し、
車体12の下端部に取付け基板を介して対となる距離セ
ンサー16a〜16dの上端が固定され、距離センサー
16a〜16dの直下の前後の車軸14、36の上端に
は反射板20がそれぞれ固定されている。
【0010】更に、距離センサー16a〜16d及びそ
れぞれの反射板20の周囲は金属又は合成樹脂製の蛇腹
24で覆われている。そして、積載重量に対する車体1
2のそれぞれの降下量を4箇所に配置されている距離セ
ンサー16a〜16dにより測定し、そのデータを制御
装置40に送るようになっている。前記距離センサー1
6a〜16dを構成する光センサーは周知構造のレーザ
光を発するセンサーからなって、発光部18と受光部2
2を有し、三角測量の原理によって、下部の反射板20
までの距離を測定し、アナログ信号として制御装置40
に送るようになっている。
【0011】前記制御装置40は、A/D変換回路と、
入出力インターフェイス、CPU、ROM、及びRAM
を有するコンピュータとを備えており、車体12とそれ
ぞれの車軸14、36間の4点のそれぞれの距離を距離
センサー16a〜16dで測定したデータから搭載され
た重量を算出するものである。前記制御装置40には、
距離センサー16a〜16dによって測定した車体12
の降下量(即ち、車体と車軸の距離の変位)と、積載し
た貨物重量との関係を示すそれぞれの基準データ(即
ち、前述した検定曲線)とに基づいて、それぞれの距離
センサー16a〜16dに対応する基準データが入力さ
れている。
【0012】この基準データの測定方法としては、例え
ば、距離測定手段10a〜10dを出来るだけ車輪近傍
に設置し、各車輪の下部に重量計(例えば、ロードセ
ル)を配置、各車輪の直上部に複数種類の重量物を載せ
て、実際の距離測定手段10a〜10dの測定値と、前
記した重量計の測定値を対応させて検定曲線を決定する
方法もある。この場合、必要な場合には、重量物の搭載
位置を種々変えて、4つの荷重計の出力と、搭載した荷
重、及び該荷重の重心位置の関係から周知方法によって
連立方程式を作り、これを解くことによって、基準デー
タとなる検定曲線を求めてもよい。この基準データは制
御装置40のROMに格納して、必要時に取り出して演
算を行うようにする。
【0013】前記制御装置40のコンピュータの動作
(ROMに記載)を、図5を参照しながら説明すると、
各距離センサー16a〜16dからの出力の取り込みを
行い(ステップS1)、この信号をA/D変換して距離
変位量をデジタル信号とし(ステップS2)、次に前記
基準データと比較して各距離測定手段10a〜10dで
測定された重量値を演算すると共に、その合計値を演算
して(ステップS3)、表示器44、48に表示する
(ステップS4)。そして、計測終了の信号(例えば、
スイッチ又はタイマーからの信号でよい)があれば(ス
テップS5)、前記出力した計測値を記録して(ステッ
プS6)全体の処理を終了している。
【0014】前記演算処理(即ち、ステップS3の部
分)を更に分かり易いように説明したのが、図8のブロ
ック図の点線で囲む枠内であるが、荷台38に砂利等の
貨物42を載せた場合の車体12と車軸14、36間の
距離をそれぞれ4か所の距離センサー16a〜16dで
測定し、そのそれぞれの出力を制御装置40に取り込
み、前記したA/D変換回路でデジタル信号に変換し、
これをCPUに取り込み、4点それぞれの予め測定した
基準データを基に、それぞれの距離センサー16a〜1
6dに対応する搭載された貨物42の部分重量(w1
2 、w3 、w4 )をそれぞれ算出する。なお、図8に
示す基準データは横軸dが各距離センサー16a〜16
dの変化量(即ち、変位分)を示し、縦軸wが変位量に
対応する重量(即ち、部分重量)を示す。そして、4つ
の算出した部分重量の合計値(w1 +w2 +w3
4 )を演算手段43により合計して貨物42の重量を
求め、これを表示器44、48に表示している。なお、
この実施例においては、デジタルコンピュータによって
処理したが、図8に示すような機能回路を有するアナロ
グコンピュータによって処理することも可能であり、こ
の場合は高速処理が行える。なお、アナログコンピュー
タの場合にはA/D変換回路は不要となる。
【0015】前記表示器48、44は、図3に示すよう
に、運転ボックス32の運転席46の前側と、天井33
の上面にそれぞれ取付けられており、定格荷重であれば
青色で表示され、積み過ぎであれば赤色で表示されるよ
うになっている。この積載重量測定装置10により搭載
された貨物42の重量を測定する場合には、貨物自動車
26の荷台38に貨物42を載せ、車体12の降下量を
4箇所の距離センサー16a〜16dで測定する。そし
て、その出力を制御装置40に取り込み、4点のそれぞ
れの基準データを基に搭載された貨物42の重量をそれ
ぞれ算出し、それぞれの重量を合計してその合計重量を
表示器44、48に表示する。
【0016】なお、本実施例の場合には前後の2本の車
軸14、36の場合について説明したが、後側の車軸3
6が2軸となった場合も図7に示すように距離測定手段
10a〜10fを配置して同様に行うことができる。ま
た、本実施例においては、距離センサー16a〜16d
及びそれぞれの反射板20を泥等から防御するために蛇
腹24を使用したが、図9に示すように、金属(鉄又は
ステンレス)又はプラスチックからなる大小の筒52、
54を有する摺動筒56で泥等を防ぐようにしてもよ
い。これによって装置自体を堅牢に構成することがで
き、例えば、走行中に飛散する石等によって装置が破壊
されないという利点がある。
【0017】次に、本発明の第2の実施例に係る積載重
量測定装置は、図10及び図11に示すように、車体1
2と道路面62との距離を距離測定手段60a〜60d
によって測定するようにしたものである。この距離測定
手段60a〜60dは、距離センサー16a〜16d
(前記実施例と同一構造)と、周囲の筒体63と、該筒
体63の先部に取付けられた開閉蓋64と、開閉蓋64
を作動させる駆動手段の一例であるシリンダ65とを有
し、該シリンダ65の伸縮によって開閉蓋64が開閉す
るようになっている。なお、66は取付け基板、67は
取付け金具を示す。このように開閉蓋64を備えること
によって、走行時に発生する水、汚れ、埃等から距離セ
ンサー16a〜16dの保護を図っている。
【0018】この積載重量測定装置を用いて貨物自動車
26に搭載された貨物42の重量を測定する場合につい
て図10、図11を参照しながら説明する。制御装置4
0については前記実施例と同様の構造のものを使用し、
そのフローも同様であるので、その詳しい説明を省略す
るが、基準データ(検定曲線)については、各距離セン
サー16a〜16dごとに前記手法で求め、制御装置4
0内に格納しておく。この場合、車輪のタイヤの圧力に
よって誤差が生じるので、タイヤ圧は常時一定にしてお
く。そして、更に実際には異なるタイヤ圧によって貨物
重量が0の場合であっても、道路面62との距離には誤
差が生じる。そこで、予め測定した基準データ(検定曲
線)を用いて貨物重量が0の場合に重量(W0 =W1
2 +W3 +W4 )を測定しておく。そして、貨物が0
の場合の重量(W)を0とする0点調整、即ち空車時の
0設定を行う。従って、具体的には、貨物を載せた場合
の重量(WX =W1X+W2X+W3X+W4X)をまず演算
し、次に、この重量から前記重量(W0 )を差し引くこ
とによって実際の重量が測定できる。この場合、タイヤ
の空気圧によって多少の誤差は生じるが、タイヤの空気
圧は通常一定であり、十分実用できる。
【0019】そして、測定した重量が、前記実施例と同
様にして表示器44、48に定格荷重であれば青色で表
示され、積み過ぎであれば赤色で表示される(図8参
照)。そして、重量測定が完了するとそれぞれのシリン
ダ65が伸びて開閉蓋64が閉まる。なお、第1及び第
2の実施例において距離センサー16a〜16dには光
センサーを使用したが、超音波センサーも同様に使用す
ることができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1〜4記載の貨物自動車の積載重
量測定装置は、光センサー又は超音波センサーからなる
距離センサーにより車体と車体の下部に取り付けられた
車軸との距離を測定することにより、車体に搭載された
貨物の重量を精度よく算出することができ、また、従来
例のように摩耗が生じず長期間使用することができる。
特に、請求項2記載の貨物自動車の積載重量測定装置に
おいては、前記距離センサーは、上端が前記車体側に、
下端が前記車軸側に固定された蛇腹内に配置されている
ので、埃や泥の影響を防御することができる。請求項3
記載の貨物自動車の積載重量測定装置においては、前記
距離センサーは、上端が前記車体に固定され、下端が前
記車軸側に固定された大小の筒を有する摺動筒内に配置
されているので、埃や泥の影響を防御することができ
る。請求項4記載の貨物自動車の積載重量測定装置にお
いては、前記距離センサーは、各車輪に対応して前記車
軸の両側に設けられているので、搭載された貨物の重量
の算出精度が更に増す。そして、請求項5及び6記載の
貨物自動車の積載重量測定装置は、空車時には積載重量
の0設定を行った後、光センサー又は超音波センサーか
らなる距離センサーにより車体と道路面との距離を測定
することにより車体に搭載された貨物の重量を精度よく
算出することができ、また、従来例のように摩耗が生じ
ず長期間使用することができる。請求項6記載の貨物自
動車の積載重量測定装置においては、前記距離センサー
は、車体の前後左右に設けられているので、搭載された
貨物の重量の算出精度が更に増し、また、取付けが簡単
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る貨物自動車の積載
重量測定装置の距離測定手段の正断面図である。
【図2】積載重量測定装置の距離測定手段が貨物自動車
に取り付けられた状態を示す側面図である。
【図3】同正部分断面図である。
【図4】距離測定手段が貨物自動車の後輪の車軸に取り
付けられた状態を示す説明図である。
【図5】貨物自動車の積載重量測定装置の測定フロー図
である。
【図6】距離測定手段が貨物自動車に取り付けられた状
態を示す平面図である。
【図7】変形例に係る距離測定手段が貨物自動車に取り
付けられた状態を示す平面図である。
【図8】貨物自動車の積載重量測定装置の測定の概略説
明図である。
【図9】変形例に係る貨物自動車の積載重量測定装置の
距離測定手段の正断面図である。
【図10】本発明の第2の実施例に係る貨物自動車の積
載重量測定装置の距離測定手段の正断面図である。
【図11】積載重量測定装置の距離測定手段が貨物自動
車に取り付けられた状態を示す平面図である。
【符号の説明】
10 積載重量測定装置 10a 距離測定手段 10b 距離測定手段 10c 距離測定手段 10d 距離測定手段 10e 距離測定手段 10f 距離測定手段 12 車体 14 車軸 16a 距離センサー 16b 距離センサー 16c 距離センサー 16d 距離センサー 18 発光部 20 反射板 22 受光部 24 蛇腹 26 貨物自動車 28 前輪 32 運転ボックス 33 天井 34 後輪 36 車軸 38 荷台 40 制御装置 42 貨物 43 演算手段 44 表示器 46 運転席 48 表示器 52 筒 54 筒 56 摺動筒 60a 距離測定手段 60b 距離測定手段 60c 距離測定手段 60d 距離測定手段 62 道路面 63 筒体 64 開閉蓋 65 シリンダ 66 取付け基板 67 取付け金具

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の降下量をセンサーによって測定
    し、該センサーの出力値を演算して、前記車体に搭載さ
    れた貨物の重量を測定して表示する貨物自動車の積載重
    量測定装置であって、 前記センサーは、前記車体と該車体の下部に取り付けら
    れた車軸の距離を測定する光センサー又は超音波センサ
    ーからなる距離センサーであることを特徴とする貨物自
    動車の積載重量測定装置。
  2. 【請求項2】 前記距離センサーは、上端が前記車体側
    に、下端が前記車軸側に固定された蛇腹内に配置されて
    いる請求項1記載の貨物自動車の積載重量測定装置。
  3. 【請求項3】 前記距離センサーは、上端が前記車体側
    に固定され、下端が前記車軸側に固定された大小の筒を
    有する摺動筒内に配置されている請求項1記載の貨物自
    動車の積載重量測定装置。
  4. 【請求項4】 前記距離センサーは、各車輪に対応して
    前記車軸の両側に設けられている請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の貨物自動車の積載重量測定装置。
  5. 【請求項5】 車体の降下量をセンサーによって測定
    し、該センサーの出力値を演算して、前記車体に搭載さ
    れた貨物の重量を測定して表示する貨物自動車の積載重
    量測定装置であって、 前記センサーは、前記車体と道路面との距離を測定する
    光センサー又は超音波センサーからなる距離センサーか
    らなり、空車時に積載重量の0設定を行って積載貨物の
    測定を行うことを特徴とする貨物自動車の積載重量測定
    装置。
  6. 【請求項6】 前記距離センサーは、車体の前後左右に
    設けられている請求項5記載の貨物自動車の積載重量測
    定装置。
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