JPH10170209A - 差動変圧器の位置決め機構 - Google Patents

差動変圧器の位置決め機構

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Publication number
JPH10170209A
JPH10170209A JP8333867A JP33386796A JPH10170209A JP H10170209 A JPH10170209 A JP H10170209A JP 8333867 A JP8333867 A JP 8333867A JP 33386796 A JP33386796 A JP 33386796A JP H10170209 A JPH10170209 A JP H10170209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
nut
screw
differential transformer
positioning mechanism
Prior art date
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Pending
Application number
JP8333867A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Suganuma
毅 菅沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP8333867A priority Critical patent/JPH10170209A/ja
Publication of JPH10170209A publication Critical patent/JPH10170209A/ja
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の各部材間に設けた差動変圧器の場合、
各部材を移動させなければ差動変圧器の電気的零位置を
出すため、各部材を微小移動させるための複雑で高価な
機構を必要としていた。 【解決手段】 本発明による差動変圧器の位置決め機構
は、第1部材(3)の孔(4)に回転自在にケース(1)を設
け、ケース(1)と非円形プローブ(10)とを回転方向には
一体回転できるようにし、非円形プローブ(10)の第2ね
じ部(13)を第2部材(14)のねじ孔(14a)に螺合させ、ケ
ース(1)を回転させて非円形プローブ(10)を移動させ、
零位置を検出する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は差動変圧器の位置決
め機構に関し、特に、差動変圧器のケースを回転するこ
とによりプローブを出入自在とし、差動変圧器の電気的
零位置等の直線位置を自在に設定するための新規な改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の差動変圧
器の位置決め機構としては、差動変圧器のケースとプロ
ーブに設けた各取付部材を移動させて差動変圧器の電気
的零位置が出た位置で各取付部材の移動を停止し、各部
材をこの零位置から移動開始させ、各部材の移動位置を
検出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の差動変圧器の位
置決め機構は、以上のように構成されていたため、次の
ような課題が存在していた。すなわち、各部材を移動さ
せて差動変圧器の零位置を出すため、この零位置出し後
に、各部材を移動させてその移動位置を検出しなければ
ならず、各部材を微小移動させるための機構が必要であ
り、装置自体が複雑で高価なものとなっていた。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、差動変圧器のケースを回転
することによりプローブを出入自在とし、差動変圧器の
電気的零位置等の直線位置を自在に設定するようにした
差動変圧器の位置決め機構を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による差動変圧器
の位置決め機構は、第1部材に回転自在に設けられ検出
巻線を有するケースと、前記ケースに設けられ前記第1
部材の孔の外側に位置する第1ねじ部と、前記第1ねじ
部に螺合された第1ナットと、前記ケースに出入自在に
設けられコアを有する非円形プローブと、前記ケースに
設けられ前記非円形プローブと対応する非円形ガイド部
と、前記非円形プローブの端部に形成された第2ねじ部
と、前記第2ねじ部と螺合する第2部材と、を備え、前
記孔の径は前記第1ねじの径よりも大であり、前記第1
ナットをゆるめた状態で前記ケースを回転させることに
より前記第2ねじ部が前記第2部材に対して移動し、前
記ケースに対する非円形プローブの直線位置を調整する
ようしに構成である。
【0006】さらに詳細には、前記第2ねじ部には第2
ナットが設けられている構成である。
【0007】さらに詳細には、前記第1ナットにより前
記第1ねじ部と第1部材とを固定し、前記第2ナットに
より前記第2ねじ部と第2部材とを固定し、前記各部材
を移動することにより前記ケースと非円形プローブが相
対移動する構成である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による差
動変圧器の位置決め機構の好適な実施の形態について説
明する。図1から図3において符号1で示されるもの
は、周知の差動変圧器を構成するための長手形状のケー
スであり、このケース1の内側には筒状をなす検出巻線
2が設けられている。このケース1の一端1a側は第1
部材3に形成された孔4を貫通して保持されており、こ
のケース1に形成された鍔部5が前記第1部材3の内側
に当接し、このケース1と一体に形成された第1ねじ部
6はこの孔4の外方に突出して位置している。この第1
ねじ部6の径D1は前記孔4の内径D2よりも十分に大き
く形成され、かつ、この孔4の内面にはねじ部等は何ら
形成されていないため、前記第1ねじ部6は前記孔4を
容易に貫通できるように構成されている。前記第1ねじ
部6の外方位置には筒状の案内部7が一体に形成され、
この案内部7内を貫通して前記検出巻線2のリード線2
aが外部に導出されている。さらに、この第1ねじ部6
に螺合された第1ナット8を締めると、第1ナット8が
第1部材3に固定され、ケース1が第1部材3に固定さ
れている。
【0009】前記ケース1内でかつ検出巻線2内に出入
自在に設けられた非円形プローブ10のコア11は検出
巻線2のストロークに対応して直線移動できるように構
成されている。前記ケース1の端部1bには、図3で示
すように非円形の孔12a(図では6角であるが他の形
状も可)を有する非円形ガイド部12が設けられ、この
孔12aには前記非円形プローブ10が作動自在に貫通
しており、この非円形プローブ10の断面形状も前記孔
12aにならう6角形状の非円形に形成されている。こ
の孔12a及び非円形プローブ10の形状は、非円形で
あればよく、6角形に限るものではない。
【0010】前記非円形プローブ10の先端には第2ね
じ部11が形成され、この第2ねじ部13は前記第1部
材3と対向配置の第2部材14のねじ孔14aに螺入さ
れ、この第2部材13を貫通した第2ねじ部13には第
2ナット15が螺合されている。
【0011】次に動作について述べる。まず、図1の状
態で、各ナット8,15をゆるめ、ケース1と第1部材
3との固定を解除した後、ケース1のみを左右何れかの
方向に回転させると、非円形プローブ10がつれ回りす
るため、第1ねじ部13が第2部材14に対して出入
し、コア11と検出巻線2との相対位置が変わり、差動
変圧器の電気的零位置(図4で示す)を検出して位置出
しを行うことができる。また、この零位置の位置出しが
行われた状態で、各ナット8,15を締めて、ケース1
と第1部材3を固定すると共に、非円形プローブ10を
第2部材14と固定した後、各部材3,14の一方もし
くは両方を移動させることにより、各部材3,14の位
置又はその間の位置の検出を行うことができる。
【0012】
【発明の効果】本発明による差動変圧器の位置決め機構
は、以上のように構成されているため、次のような効果
を得ることができる。すなわち、ケースを取付ける孔が
ケースの第1ねじ部の径よりも大であるため、ケースを
第1部材に極めて容易に取付けることができると共に、
ケースを自在に回転させて差動変圧器の零位置の位置出
しを容易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による差動変圧器の位置決め機構を示す
構成図である。
【図2】図1の要部を示す断面図である。
【図3】図1の要部を示す側面図である。
【図4】出力電圧特性図である。
【符号の説明】
1 ケース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1部材(3)に回転自在に設けられ検出
    巻線(2)を有するケース(1)と、前記ケース(1)に設けら
    れ前記第1部材(3)の孔(4)の外側に位置する第1ねじ部
    (6)と、前記第1ねじ部(6)に螺合された第1ナット(8)
    と、前記ケース(1)に出入自在に設けられコア(11)を有
    する非円形プローブ(10)と、前記ケース(1)に設けられ
    前記非円形プローブ(10)と対応する非円形ガイド部(12)
    と、前記非円形プローブ(10)の端部に形成された第2ね
    じ部(13)と、前記第2ねじ部(13)と螺合する第2部材(1
    4)と、を備え、前記孔(4)の内径(D2)は前記第1ねじ(6)
    の径(D1)よりも大であり、前記第1ナット(8)をゆるめ
    た状態で前記ケース(1)を回転させることにより前記第
    2ねじ部(13)が前記第2部材(14)に対して移動し、前記
    ケース(1)に対する非円形プローブ(10)の直線位置を調
    整するように構成したことを特徴とする差動変圧器の位
    置決め機構。
  2. 【請求項2】 前記第2ねじ部(13)には第2ナット(15)
    が設けられていることを特徴とする請求項1記載の差動
    変圧器の位置決め機構。
  3. 【請求項3】 前記第1ナット(8)により前記第1ねじ
    部(6)と第1部材(3)とを固定し、前記第2ナット(15)に
    より前記第2ねじ部(13)と第2部材(14)とを固定し、前
    記各部材(13,14)を移動することにより前記ケース(1)と
    非円形プローブ(10)が相対移動することを特徴とする請
    求項2記載の差動変圧器の位置決め機構。
JP8333867A 1996-12-13 1996-12-13 差動変圧器の位置決め機構 Pending JPH10170209A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8333867A JPH10170209A (ja) 1996-12-13 1996-12-13 差動変圧器の位置決め機構

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JPH10170209A true JPH10170209A (ja) 1998-06-26

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ID=18270842

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JP8333867A Pending JPH10170209A (ja) 1996-12-13 1996-12-13 差動変圧器の位置決め機構

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JP (1) JPH10170209A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1069397A1 (fr) * 1999-07-16 2001-01-17 Lucas Aerospace Fcs Capteur de déplacement pour verins de servo-commande
JP2006075462A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd ドラム式洗濯機

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1069397A1 (fr) * 1999-07-16 2001-01-17 Lucas Aerospace Fcs Capteur de déplacement pour verins de servo-commande
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040831

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050104