JPH0577712U - リニア型検出器構造 - Google Patents

リニア型検出器構造

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JPH0577712U
JPH0577712U JP1669892U JP1669892U JPH0577712U JP H0577712 U JPH0577712 U JP H0577712U JP 1669892 U JP1669892 U JP 1669892U JP 1669892 U JP1669892 U JP 1669892U JP H0577712 U JPH0577712 U JP H0577712U
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JP
Japan
Prior art keywords
rod
encoder
detector structure
linear detector
ball screw
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Pending
Application number
JP1669892U
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English (en)
Inventor
健一 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はリニア型検出器構造に関し、特に、
ロッドの直線移動をエンコーダで回転検出することを特
徴とする。 【構成】 本考案によるリニア型検出器構造は、ケーシ
ング(1)に設けられたロッド(4)内にコマ(11)を介して回
転自在にボールねじ(12)を設け、このロッドの直線移動
をボールねじ(12)を介してエンコーダ(13)で検出する構
成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はリニア型検出器構造に関し、特に、ロッドの直線移動をエンコーダで 回転検出するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種のリニア型検出器構造としては、図3で示される 実開平1−129813号公報に開示された構成を挙げることができる。 すなわち、図3において、符号1で示されるものは全体がほぼ円筒状をなすケ ースであり、このケース1の後端1aには、軸状円板1bが設けられている。 前記ケース1内には、ほぼ円筒状をなす固定巻線2が設けられていると共に、 この固定巻線2の中心には軸方向に形成された案内孔2aが、この固定巻線2を 貫通して形成されている。 前記ケース1の前端1cには、孔3aを有する蓋体3が取付けられており、こ の孔3aを貫通してプローブ4が軸方向に作動自在に設けられている。 前記プローブ4の前記案内孔2aに位置する一端4aには、コア5が一体的に 取付けられていると共に、このプローブ4の他端4bには接続部6が取付けられ ている。 又、前記孔3aの直径は前記コア5の直径よりも小さく構成され、コア5が蓋 体3から抜けることがないように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の差動変圧器は、以上のように構成されていたため、次のような問題点が 存在していた。 すなわち、差動変圧器を用いた構成は巻線を用いてコアの移動を検出している ため、温度変化による検出値のドリフトが発生し、温度変化の激しい環境では用 いることが極めて難しく、検出値に対する温度補正をしなければならず、十分な 信頼性を得ることが困難であった。
【0004】 本考案は以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、ロッドの 直線移動をエンコーダで回転検出するようにしたリニア型検出器構造を提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によるリニア型検出器構造は、ケーシングに第1軸受を介して直線往復 移動自在に設けられたロッドと、前記ロッド内に同軸配設されコマを介して回転 自在に構成されたボールねじと、前記ケーシングの端部に設けられ前記ボールね じに接続されたエンコーダとを備えた構成である。
【0006】
【作用】
本考案によるリニア型検出器構造においては、ロッドの直線往復移動によりコ マを介して螺合するボールねじが回転し、この回転がエンコーダの回転軸に伝達 するため、ロッドの直線移動の距離がエンコーダの回転検出信号として出力され る。従って、エンコーダは温度による影響を受けにくいため、高精度のリニア検 出を行うことができる。
【0007】
【実施例】
以下、図面と共に本考案によるリニア型検出器構造の好適な実施例について詳 細に説明する。 なお、従来例と同一又は同等部分については同一符号を用いて説明する。 図1において符号1で示されるものは筒型をなすケーシングであり、このケー シング1の前端1bに設けられた第1軸受10には、筒型をなすロッド4が矢印 Aに沿って直線往復移動自在に設けられている。
【0008】 前記ロッド4の端部4aに設けられたコマ11には、ボールねじ12が回転自 在に螺合しており、このボールねじ12は前記ロッド4の中空部4b内に同軸状 に位置している。
【0009】 前記ケーシング1の端部1aには、周知の光学式等の回転アブソリュート型の エンコーダ13が取付けられ、このエンコーダ13の回転軸14は、前記端部 1aの第2軸受15を介して回転自在に保持された前記ボールねじ12と結合さ れている。
【0010】 従って、前述の構成において、ロッド4を被検出体(図示せず)に接続し、こ の被検出体の直線往復移動をエンコーダ13により回転検出信号として得ること ができる。 また、図2に示す構成は、図1の他の実施例を示すもので、ブロック25の回 り止めを複数のロッド40を用いて行う構成である。
【0011】
【考案の効果】
本考案によるリニア型検出器構造は、以上のように構成されているため、温度 変化の少ない高精度のリニア検出を得ることができると共に、従来の巻線型と異 なり製造の容易なリニア型検出器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるリニア型検出器構造を示す断面図
である。
【図2】本考案による他の実施例を示す断面図である。
【図3】従来の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 1a 端部 4 ロッド 10 第1軸受 11 コマ 12 ボールねじ 13 エンコーダ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(1)に第1軸受(10)を介して
    直線往復移動自在に設けられたロッド(4)と、前記ロッ
    ド(4)内に同軸配設されコマ(11)を介して回転自在に構
    成されたボールねじ(12)と、前記ケーシング(1)の端部
    (1a)に設けられ前記ボールねじ(12)に接続されたエンコ
    ーダ(13)とを備え、前記ロッド(4)の移動を前記エンコ
    ーダ(13)で回転検出するように構成したことを特徴とす
    るリニア型検出器構造。
JP1669892U 1992-03-27 1992-03-27 リニア型検出器構造 Pending JPH0577712U (ja)

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JPH0577712U true JPH0577712U (ja) 1993-10-22

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JP1669892U Pending JPH0577712U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 リニア型検出器構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101236271B1 (ko) * 2011-03-14 2013-02-22 주식회사 넥스플러스 탭 가공 검사 지그 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101236271B1 (ko) * 2011-03-14 2013-02-22 주식회사 넥스플러스 탭 가공 검사 지그 장치

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