JPH06317612A - 電流センサの被検出線巻付け方法 - Google Patents

電流センサの被検出線巻付け方法

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JPH06317612A
JPH06317612A JP5141115A JP14111593A JPH06317612A JP H06317612 A JPH06317612 A JP H06317612A JP 5141115 A JP5141115 A JP 5141115A JP 14111593 A JP14111593 A JP 14111593A JP H06317612 A JPH06317612 A JP H06317612A
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JP5141115A
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Yonehiro Tsunoda
米弘 角田
Takeshi Hashimoto
猛史 橋本
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 電流センサの環状の検出コア部分に、事前に
巻付け用の治具を取り付けたり、事後にそれを取り外し
たりするような作業を必要とすることなく、電流センサ
の検出コア部分に被検出線を自動的に巻回する。 [構成] つる巻バネの先端に被検出線を取り付けて、
そのつる巻バネを回転させてそれを電流センサの検出コ
ア部分に巻き付けながら、その検出コア部分に被検出線
を巻き付けるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電流センサの電流検出
用の二次側環状コア部分に一次導体としての被検出線を
巻き付ける電流センサの被検出線巻付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、検出コイルが巻回された環状の検
出コアに一次導体としての被検出線を通して、その被検
出線に流れる電流を検出する変流器型の電流センサにあ
っては、検出コア部分に被検出線を数回巻き付けること
により電流の検出感度を上げるようにしているが、その
被検出線の検出コア部分への巻付けが手作業で行われて
いる。
【0003】また、従来、図6に示すように、モータの
円筒状コア14にトロイダル状に導線を巻回する場合、
2つに分割可能なフライヤ15をコア14に対して鎖状
に装着し、そのフライヤ15に導線16の先端を取り付
けて、コア14を図中矢印Aで示す方向に回しながら、
フライヤ15を用いたモータを駆動源とする特殊な巻線
機(図示せず)によって、そのフライヤ15を図中矢印
Bに示すように回転させて、コア14に導線16を自動
的に巻き付けていくようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、電流センサの検出コア部分に被検出線を手作業で
巻き付けるのでは、その作業が煩雑になっていることで
ある。
【0005】また、フライヤによる巻線機を利用して、
電流センサの検出コア部分に被検出線を自動的に巻き付
けるのでは、その巻付けに先がけて検出コア部分にフラ
イヤを装着し、またその巻付け後に検出コア部分からフ
ライヤを取り外さなければならず、そのフライヤの着脱
作業が煩雑である。また、フライヤと検出コアとを相対
的に動かしながら、フライヤを回転させるための装置が
複雑になってしまうことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電流センサの
検出コア部分に、事前にフライヤなどの巻付け用の治具
を取り付けたり、事後に取り外したりするような作業を
必要とすることなく、電流センサの検出コア部分に被検
出線を簡単に巻回させるべく、つる巻バネの先端に被検
出線を取り付けて、そのつる巻バネを回転させてそれを
電流センサの検出コア部分に巻き付けながら、その検出
コア部分に被検出線を巻き付けるようにしている。
【0007】
【実施例】本発明による電流センサの検出コア部分に被
検出線を巻き付ける方法は、図1ないし図3に示すよう
にして実行される。
【0008】まず、図1に示すように、つる巻バネ1を
用いて、そのつる巻バネ1をその軸線O−Oを中心に回
転できるようにモータ2の回転軸にホイール3を介して
取り付けて、そのモータ2の回転によってつる巻バネ1
を電流センサ4の検出コア5部分に巻き付けていく。
【0009】次いで、図2に示すように、つる巻バネ1
の先端が当て板6に当接して、そのつる巻バネ1が伸縮
して検出コア5部分に充分に巻き付けられた状態でモー
タ2を停止し、その状態でつる巻バネ1の先端にリール
(図示せず)に巻回された被検出線8の一端を接続す
る。
【0010】そして、図3に示すように、モータ2を逆
回転させて、検出コア5部分からつる巻バネ1を巻きと
りながら、その検出コア5部分に被検出線8を巻き付け
ていく。
【0011】検出コア5部分からつる巻バネ1が巻きと
られたらモータ2を停止して、つる巻バネ1から被検出
線8をとり外す。
【0012】モータ2にはその回転数を検出するエンコ
ーダ9が取り付けられており、そのエンコーダ9によっ
てモータ2の回転数を検出しながら、コントローラ(図
示せず)によりモータの正,逆転の駆動制御が行われ
る。
【0013】なお、被検出線8として、回転電機用巻線
や変圧器用巻線などに用いられている単銅線を用いる場
合、それが比較的細いうちは問題ないが、電流容量が大
きくなってその線が太くなってくると曲げ剛性が大きく
なって、電流センサ4の検出コア5部分に巻き付けるの
が困難になるので、その場合には比較的柔軟性のある撚
線を使用して、巻付け性が良くなるようにする。
【0014】このように、本発明によれば、被検出線8
の巻付け用の治具を事前に検出コア5部分に取り付けた
り、また事後にその治具を検出コア部分から取り外した
りするような作業を何ら必要とすることなく、モータ2
の駆動によってつる巻バネ1を正,逆転方向に回転させ
るだけで、電流センサの検出コア部分に被検出線を容易
に巻回させることができる。
【0015】また、本発明によれば、巻付け用の治具と
してのつる巻バネ1と電流センサ4との相対的な可動手
段を何ら必要とすることなく、ただ、そのつる巻バネ1
を定位置においてモータ2によって回転させるだけの簡
単な手段をとることにより、電流センサ4の検出コア5
部分に被検出線8を数回にわたって確実に巻き付けるこ
とができる。
【0016】図4および図5は本発明の他の実施例を示
すもので、この場合は、縦に2つ割り可能な合成樹脂製
のボビン11を電流センサ4の検出コア5部分に装着
し、そのボビン11の一方の鍔部に設けられた穴12に
被検出線8を通したうえで、他方の鍔部にモータ2の出
力軸に取り付けられたゴムローラ13を当接してそのボ
ビン11を回転させることによって、ボビン11に被検
出線8を巻き付けるようにする。
【0017】なお、この場合には、ボビン11を何ら取
り外すことなく、電流センサ4に装着された状態のまま
で使用することになる。
【0018】しかして、この手法によれば、簡単な手段
によって電流センサ4の検出コア5部分に被検出線8を
容易に巻き付けることができる。その際、特にボビン1
1を用いているので、被検出線8として細線を多数巻回
することができるようになり、小電流で電流センサ4の
検出精度を上げたいときに有効となる。
【0019】
【発明の効果】以上、本発明による電流センサの被検出
線巻付け方法にあっては、つる巻バネの先端に被検出線
を取り付けて、そのつる巻バネを回転させてそれを電流
センサの検出コア部分に巻き付けながら、その検出コア
部分に被検出線を巻き付けるようにしたもので、事前に
巻付け用の治具を取り付けたり、それを事後に取り外し
たりするような作業を必要とすることなく、電流センサ
の検出コア部分に被検出線を簡単に巻回させることがで
きるという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電流センサの検出コ
ア部分につる巻バネを巻き付ける状態を示す図である。
【図2】電流センサの検出コア部分につる巻バネが巻き
付けられた状態を示す図である。
【図3】つる巻バネの巻きとりによって電流センサの検
出コア部分に被検出線が巻き付けられていく状態を示す
図である。
【図4】本発明の他の実施例による電流センサの検出コ
ア部分にボビンを装着した状態を示す図である。
【図5】ボビンに被検出線を巻き付けていく状態を示す
図である。
【図6】従来の円筒状コアに導線を巻き付ける方法を示
す図である。
【符号の説明】
1 つる巻バネ 2 モータ 4 電流センサ 5 検出コア 8 被検出線 9 エンコーダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つる巻バネの先端に被検出線を取り付け
    て、そのつる巻バネを回転させてそれを電流センサの検
    出コア部分に巻き付けながら、その検出コア部分に被検
    出線を巻き付けるようにした電流センサの被検出線巻付
    け方法。
  2. 【請求項2】 つる巻バネをその軸線を中心に回転でき
    るようにモータの回転軸に取り付けて、モータの回転に
    よってつる巻バネを電流センサのコア部分に巻き付ける
    ようにしたことを特徴とする前記第1項の記載による電
    流センサの被検出線巻付け方法。
  3. 【請求項3】 モータの回転によってつる巻バネを電流
    センサの検出コア部分に巻き付けたうえで、そのつる巻
    バネに被検出線を取り付けて、モータの逆回転によって
    つる巻バネを検出コア部分から巻きとりながらその検出
    コア部分に被検出線を巻き付けるようにしたことを特徴
    とする前記第2項の記載による電流センサの被検出線巻
    付け方法。
JP14111593A 1993-05-07 1993-05-07 電流センサの製造方法 Expired - Fee Related JP3243670B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011112634A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Tamura Seisakusho Co Ltd フラックスゲート漏電センサ用のリングコア、該リングコアを備えるリングコアユニット及びフラックスゲート漏電センサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011112634A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Tamura Seisakusho Co Ltd フラックスゲート漏電センサ用のリングコア、該リングコアを備えるリングコアユニット及びフラックスゲート漏電センサ

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JP3243670B2 (ja) 2002-01-07

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