JPH10192969A - アンダーロール式自動ケーブル巻取装置 - Google Patents

アンダーロール式自動ケーブル巻取装置

Info

Publication number
JPH10192969A
JPH10192969A JP35822896A JP35822896A JPH10192969A JP H10192969 A JPH10192969 A JP H10192969A JP 35822896 A JP35822896 A JP 35822896A JP 35822896 A JP35822896 A JP 35822896A JP H10192969 A JPH10192969 A JP H10192969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
drum
traverser
winding device
outer diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35822896A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenjiro Watake
賢二郎 輪竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP35822896A priority Critical patent/JPH10192969A/ja
Publication of JPH10192969A publication Critical patent/JPH10192969A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Winding Filamentary Materials (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルの巻取作業を自動化することができ
る。 【解決手段】 回転ドラム3の回転量を検出するロータ
リエンコーダ12と、予め入力された巻装するケーブル
2の外径寸法と回転ドラム3の巻胴幅寸法並びにロータ
リエンコーダ12で検出したドラム回転数のデータに基
づいてトラバーサ73のトラバース制御を行う制御部6
とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転する一対の
アンダーロールで支承・支持された回転ドラムに門型ト
ラバーサによってケーブルを巻装するアンダーロール式
自動ケーブル巻取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば一対のアンダーロールでドラムを
支承・支持し、そのアンダーロールを回転することによ
ってドラムへ回転力を伝達してケーブルを巻装する、ア
ンダーロール式ケーブル巻取装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
アンダーロール式ケーブル巻取装置では、モータによる
駆動力によってアンダーロールを強制回転させている
が、ケーブルをドラム幅方向に移動させるのは専ら人の
手に頼って行っているので、作業性が低く効率の低下を
招いている。
【0004】そこで、この発明は、上記した欠点に鑑
み、ケーブルの巻取作業を自動化することができるアン
ダーロール式自動ケーブル巻取装置を提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、この請求項1
に記載の発明は、モータによって強制回転する少なくと
も一対のアンダーロールと、このアンダーロールで支承
・支持されるとともにこのアンダーロールの回転力を伝
達して回転するドラムと、このドラムにケーブルを巻装
する際にトラバースをかける門型トラバーサとを備えた
アンダーロール式自動ケーブル巻取装置であって、前記
ドラムの回転量を検出するロータリエンコーダ等の回転
量検出手段と、予め入力された巻装ケーブルの外径寸法
とドラムの巻胴外径寸法および巻胴幅寸法並びに前記回
転量検出手段で検出したドラム回転量のデータ等に基づ
いて前記門型トラバーサのトラバース制御を行う制御部
とを備えたものである。
【0006】また、請求項2に記載に発明は、複数並設
したドラムにケーブルを順次巻装していくため、門型ト
ラバーサがドラムの配設方向に移動可能に構成したもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な一実施例
について添付図面を参照しながら説明する。
【0008】図1はこの発明にかかるアンダーロール式
自動ケーブル巻取装置1を使用してケーブル2をドラム
3に巻装するときの状態を示す概略構成図である。な
お、図中符号4は図2に示す(サーボ)モータ41で回
転するアンダーロール、5はケーブル2に一定の加重を
与えて張力を付与するダンサを示すものである。
【0009】自動ケーブル巻取装置1は、図2に示すよ
うに、左右一対並設したドラム3のいずれか一方からの
回転数をフレキシブルシャフト11を介して検出するロ
ータリエンコーダ12と、このロータリエンコーダ12
からの回転数信号を入力するとこの信号に応じてサーボ
モータ13の作動を制御する制御部6と、門(ガント
リ)型トラバーサ装置7とを備えている。
【0010】フレキシブルシャフト11は、基端側が図
3に示すように、各ドラム3の回転中心孔3Aに装着し
た接続栓11Aに固着されており、(ドラム3と一体に
回転する)この接続栓11Aの回転数がロータリエンコ
ーダ12へ機械的に伝達されるようになっている。な
お、この実施例で使用する接続栓11Aは、各種サイズ
の異なるドラムの回転中心孔に嵌合できるようにするた
め、外径寸法の異なる外周面を多段に設けたものが使用
されている。
【0011】制御部6は、図示外のデータ入力部で使用
するケーブル2の外径寸法やドラム3の巻胴部の幅寸法
等のデータを入力すると、これらのデータと先の回転数
信号とに基づいてトラバーサ73のトラバース(横移
動)速度を演算し、その速度に応じた制御信号をサーボ
モータ13に出力するようになっている。
【0012】また、この門(ガントリ)型トラバーサ装
置7は、基本的には、2個のドラム3を一定間隔を保持
して並設したときに、これら双方のドラム3に対応して
トラバースをかけることができる適宜の幅寸法の門型部
材71と、この門型部材71の幅方向に亘って架設した
ボールネジ(サーボモータ13で回転が制御)72と、
このボールネジ72に螺合して横移動するトラバーサ7
3とを備えている。
【0013】従って、この実施例によれば、初め作業者
がケーブル2の始端部分を手でドラム3の口出し孔に挿
入して適宜の紐等で固定することを除けば、あとは全て
この自動ケーブル巻取装置1が自動的にケーブル2の巻
き取り作業を行うことができる。
【0014】即ち、ドラム3の巻胴の幅をW、一定時間
t(秒)での回転数をNとし、またケーブル2の外径寸
法をdとすると、トラバーサ73の横移動速度vは、 v=N・d/t となり、またターン時間Tは、 T=(W・t)/(N・d) となる。
【0015】なおこの実施例では、定尺計測装置が付設
されており、一定量のケーブル通過・移動量を検出する
と満巻状態になったことを検知して、ケーブル2の送り
動作を停止するのと略同時にボビン3の回転動作も停止
する。また、この実施例では、次のボビンへ巻装する場
合にも、同様に、ドラムの口出し孔等に紐等でケーブル
の始端部を固定しておく予備的な作業を行えば、後は同
様の巻き取り作業を自動的に行うことができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明は、回
転ドラムの回転量を検出するロータリエンコーダ等の回
転量検出手段と、予め入力された巻装するケーブル外径
寸法と回転ドラムの巻胴外径寸法および巻胴幅寸法並び
に前記回転量検出手段で検出したドラム回転量のデータ
に基づいて門型トラバーサのトラバース制御を行う制御
部とを備えたものであるから、アンダーロール式ケーブ
ル巻取装置において、ドラムにケーブルの始端部を作業
者が手などで固定しておく予備的な作業を除き、これ以
外の巻装開始から巻装完了まで全ての作業の自動化が実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のアンダーロール式自動ケーブル巻取
装置を使用したケーブルの巻装状態を示す概略構成図
【図2】この発明の自動ケーブル巻取装置の要部を示す
概略構成図。
【図3】この発明に係るフレキシブルシャフトのボビン
への取り付け状態を示す説明図。
【符号の説明】
1 自動ケーブル巻取装置 2 ケーブル 3 ボビン 4 アンダーロール 6 制御部 12 回転量検出手段(ロータリエンコーダ) 73 トラバーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65H 54/42 B65H 54/42 54/54 54/54 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータによって強制回転する少なくとも
    一対のアンダーロール(4)と、このアンダーロール
    (4)で支承・支持されるとともにこのアンダーロール
    (4)の回転力を伝達して回転するドラム(3)と、こ
    のドラム(3)にケーブル(2)を巻装する際にトラバ
    ースをかける門型トラバーサ(73)とを備えたアンダ
    ーロール式自動ケーブル巻取装置であって、 前記ドラム(3)の回転量を検出するロータリエンコー
    ダ等の回転量検出手段(12)と、 予め入力された巻装ケーブルの外径寸法とドラム(3)
    の巻胴外径寸法および巻胴幅寸法並びに前記回転量検出
    手段(12)で検出したドラム回転量のデータ等に基づ
    いて前記門型トラバーサ(73)のトラバース制御を行
    う制御部(6)とを備えたことを特徴とするアンダーロ
    ール式自動ケーブル巻取装置。
  2. 【請求項2】 複数並設したドラム(3)にケーブル
    (2)を順次巻装していくため、門型トラバーサ(7
    3)がドラム(3)の配設方向に移動可能に構成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載のアンダーロール式自動
    ケーブル巻取装置。
JP35822896A 1996-12-27 1996-12-27 アンダーロール式自動ケーブル巻取装置 Pending JPH10192969A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35822896A JPH10192969A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 アンダーロール式自動ケーブル巻取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35822896A JPH10192969A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 アンダーロール式自動ケーブル巻取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10192969A true JPH10192969A (ja) 1998-07-28

Family

ID=18458207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35822896A Pending JPH10192969A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 アンダーロール式自動ケーブル巻取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10192969A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100721866B1 (ko) * 2001-06-26 2007-05-28 주식회사 포스코 드럼에 감겨지는 와이어로프의 위치 조정 장치
CN112110280A (zh) * 2020-10-12 2020-12-22 肖国强 一种高效光通信用光纤收卷装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100721866B1 (ko) * 2001-06-26 2007-05-28 주식회사 포스코 드럼에 감겨지는 와이어로프의 위치 조정 장치
CN112110280A (zh) * 2020-10-12 2020-12-22 肖国强 一种高效光通信用光纤收卷装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5209414A (en) Apparatus for precisely winding a coil of wire
EP0288609A1 (en) Tire reinforcing member winding apparatus
JP2716786B2 (ja) モータ回転子の巻線状態検出装置
JP2008056389A (ja) 帯状体通し方法及びその装置
JPS6239127A (ja) ワイヤ放電加工機のワイヤ送り出し装置
US20040108403A1 (en) Control method for winding
JPH10192969A (ja) アンダーロール式自動ケーブル巻取装置
JPS6364376B2 (ja)
JP4504562B2 (ja) ダブルスプール巻きに関連する方法及び装置
JP2854271B2 (ja) 架線装置におけるリールワインダー駆動装置
JPH11263493A (ja) 抄紙機制御装置
JP3324217B2 (ja) サプライ及び巻取機の共用トラバース装置
JPH07147723A (ja) ケーブル巻取り装置の制御方法
EP0827927B1 (en) Web inspection and repair machine
JP2731253B2 (ja) 巻線機
JP2000108011A (ja) ワイヤソーにおけるワイヤ駆動制御方法及び装置
JPH0726295Y2 (ja) テープ巻き装置
JPH09276930A (ja) ストリップの巻取り制御方法
JPH07187582A (ja) 分岐ケーブルを有するケーブルの巻取装置
JPS6123153B2 (ja)
JPS63305739A (ja) 回転電機の巻線装置
JPH0521214Y2 (ja)
JPH0275571A (ja) 線材巻取装置
JPS61248869A (ja) 長尺物の巻取り方法
JPH03159541A (ja) 回転電機の巻線装置