JPH10169497A - 内燃機関制御のための装置 - Google Patents

内燃機関制御のための装置

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JPH10169497A
JPH10169497A JP9334180A JP33418097A JPH10169497A JP H10169497 A JPH10169497 A JP H10169497A JP 9334180 A JP9334180 A JP 9334180A JP 33418097 A JP33418097 A JP 33418097A JP H10169497 A JPH10169497 A JP H10169497A
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camshaft
angle
internal combustion
combustion engine
crankshaft
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/009Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents using means for generating position or synchronisation signals
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
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    • F02D2250/06Reverse rotation of engine

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つのカムシャフトを有する内燃機関におい
てとりわけ迅速な同期が可能であるようにすることであ
る。 【解決手段】 上記課題は、第2のカムシャフトには1
80°に亘って延在する角度マークを有するカムシャフ
トセンサホイールが配置されており、クランクシャフト
及び第1のカムシャフトのセンサホイールは相互に角度
α1だけずれて回転し、前記第1のカムシャフト及び前
記第2のカムシャフトのセンサホイールは相互に角度α
2だけずれて回転することによって解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関制御のため
の装置、とりわけ噴射バルブのための制御信号を形成す
るための及び/又は点火をトリガするための計算装置を
有する内燃機関制御のための装置であって、前記計算装
置では、クランクシャフト及びカムシャフトの角度位置
を相応のセンサ信号の評価によって検出し、センサ信号
を生成するために、前記クランクシャフトに結合され少
なくとも1つの基準マークを有するクランクシャフトセ
ンサホイール及び前記カムシャフトに結合され180°
に亘って延在する角度マークを有するカムシャフトセン
サホイールは各測定器によって走査される、燃料噴射制
御及び点火制御のための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子的に制御される噴射及び点火を有す
る多気筒内燃機関においては、いつそしてどのくらいの
燃料がシリンダ毎に噴射されるべきか及び適当な点火時
点はいつかが制御機器で計算される。これらの計算を正
確に行うことができるためには、クランクシャフト乃至
はカムシャフトの各々の位置又は内燃機関の複数のカム
シャフトの各々の位置が分かっていなければならない。
よって、クランクシャフト及びカムシャフトはそれぞれ
のセンサホイールと結合されており、このセンサホイー
ルは特徴的な表面を有し測定器によって走査される、と
いうことは普通であり例えばドイツ特許出願公開第43
427218号に記述されている。クランクシャフトセ
ンサホイールはこの場合多数の同一の角度マークを有
し、これらの角度マークは相互に同じ間隔で配置されて
おり、さらにこのクランクシャフトセンサホイールは角
度マークが2つ欠けていることによって形成される基準
マークを有する。カムシャフトセンサホイールは唯一の
角度マークを有し、この角度マークは180°の範囲に
亘って延在している。両方のセンサホイールは適当な測
定器によって走査され、この測定器の出力信号は制御機
器において評価される。
【0003】内燃機関の運転開始後、この制御機器には
クランクシャフト及びカムシャフトの角度位置は知らさ
れない。両方のシャフトが所定の角度だけ回転し基準マ
ークとカムシャフトの少なくとも1つの角度マーク側縁
が検知された後でようやくはじめて同期が行われ、噴射
及び点火のための同相の制御パルスが送出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、2つ
のカムシャフトを有する内燃機関においてとりわけ迅速
な同期が可能であるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、第2のカム
シャフトには180°に亘って延在する角度マークを有
するカムシャフトセンサホイールが配置されており、ク
ランクシャフト及び第1のカムシャフトのセンサホイー
ルは相互に角度α1だけずれて回転し、前記第1のカム
シャフト及び前記第2のカムシャフトのセンサホイール
は相互に角度α2だけずれて回転することによって解決
される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の装置は次のような利点を
有する。すなわち、2つのカムシャフトを有する内燃機
関においてとりわけ迅速な同期が可能である。というの
も、クランクシャフト及びカムシャフトにおけるセンサ
ホイールの本発明の配置及び形成によって、内燃機関の
1つの動作サイクルの間に6つの明確な同期ポイントが
現れるからである。本発明の装置は、とりわけ有利には
V型のシリンダ配置の内燃機関におけるシリンダ検知の
ために使用される。このV型のシリンダ配置の内燃機関
では、シリンダは2つのシリンダバンクに配置されてお
り、それぞれのシリンダバンクには所属のセンサホイー
ルを含むカムシャフトが配属されている。
【0007】本発明のさらに別の利点は、従属請求項の
特徴部分記載の構成によって得られる。この場合、とり
わけ有利には、クランクシャフトとカムシャフトとの間
の同期は、基準マーク乃至はクランクシャフトセンサホ
イールの隙間においてシリンダバンク1又は2における
カムシャフト信号の前記基準マークに所属する位相レベ
ルによって行われるか又はシリンダバンク1又は2にお
ける正の又は負のカムシャフト側縁における同期によっ
て行われる。カムシャフト位相センサのうちの1つが故
障した際には、位相センサ緊急動作が開始され、同期は
この場合残っている他のカムシャフト位相信号だけによ
って行われる。これにより、常に4つの明確な同期ポイ
ントが保持される。
【0008】クランクシャフトと共に回転するセンサホ
イールを走査するクランクシャフト回転数センサの選択
の際には、シリンダバンク1又は2の正又は負のカムシ
ャフト信号側縁が評価されることによって同様に4つの
明確な同期ポイントが得られる。さらに有利には回転数
センサ緊急動作中にエンジン位置の更新のために4つの
側縁が得られる。
【0009】エンジンが逆方向に回転する場合には有利
には逆回転検知が行われる。これにより、吸気管が異常
音を出す危険が低減する。エンジンの逆方向回転の際に
はカムシャフト位相センサの正及び負の側縁変化はクラ
ンクシャフト角度180°だけずれる。このことからエ
ンジンの逆回転が推論される。
【0010】可変的なカムシャフト位置変位を有する又
はカムシャフト位置変位の診断を有する内燃機関におい
ては、有利な評価が可能である。というのも、シリンダ
ヘッド毎に2つの信号側縁が存在し、この2つの信号側
縁によってカムシャフト位置変位の実際値が検出される
からである。この実際値は絶えざるカムシャフト位置変
位の制御のために又は診断のために使用されうる。
【0011】とりわけ有利には、異なる方向に回転する
カムシャフトセンサホイールにおいて2つの機械的に同
一に形成されたセンサホイールが使用される。これは1
種類のセンサホイールだけが製造されればよく、組立の
際の取り付け間違いの危険がない、という利点を有す
る。有利にはこの装置全体は高速スタートシステムとし
て使用される。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図面に示し、以下の記述に
おいて詳しく説明する。
【0013】図1には本発明の説明に必要な内燃機関の
構成部分が例示的に図示されている。ここではセンサホ
イールは10で記されている。このセンサホイール10
は内燃機関のクランクシャフト11に固定的に結合され
ており、さらにその周囲部に多数の同一の角度マーク1
2を有する。これらの同一の角度マーク12の他に基準
マーク13が設けられている。この基準マーク13は例
えば2つの角度マークが欠けることによって実現されて
いる。角度マークの数は例えば60−2個である。
【0014】第2のセンサホイール14は内燃機関の第
1のカムシャフト15と結合されており、その周囲部に
角度マーク16を有する。この角度マーク16は180
°の角度に亘って延在している。さらに別のセンサホイ
ール17は内燃機関の第2のカムシャフト18に結合さ
れており、その周囲部に角度マーク19を有している。
この角度マーク19も同様に180°の角度に亘って延
在している。20と21とによってクランクシャフトと
カムシャフトとの間にある結合関係が示されている。両
方のカムシャフトはクランクシャフトによって駆動さ
れ、これら両方のカムシャフトはクランクシャフト回転
数の半分の回転数で回転する。シリンダがいわゆるV型
に配置されているエンジン(V型エンジン)では一方の
シリンダバンクに1つのカムシャフトが、もう一方のシ
リンダバンクにはもう1つのカムシャフトが配属されて
いる。
【0015】シリンダバンク毎に複数のカムシャフトを
有する他の内燃機関に対しても同様に本発明の装置は使
用できる。例えば、可変的なカムシャフト位置変位を有
し、吸気バルブ制御用のカムシャフトと排気バルブ制御
用のカムシャフトとを有する内燃機関の場合、本発明の
装置によって付加的にカムシャフト位置変位を検出でき
る。
【0016】本発明の装置は少なくとも2つのカムシャ
フトを有するエンジン一般において使用され、これらカ
ムシャフトは通常は吸気用カムシャフト及び排気用カム
シャフトである。
【0017】図1の実施例において、クランクシャフト
及びカムシャフトに配属されるセンサホイールの配置
は、図2に示されているような信号経過が得られるよう
に行われる。この場合、第1のカムシャフトセンサホイ
ールはクランクシャフトセンサホイールに対して角度α
1だけずれて回転する。第2のカムシャフトセンサホイ
ールは第1のカムシャフトセンサホイールに対して角度
α2だけずれて回転し、この際有利にはα2はほぼ18
0°である。角度α1はほぼ45°であり、この角度は
角度マーク16の始端部と基準マーク13の終端部との
間の角度である。この信号経過に対しては、図2に図示
されている関係が得られる。
【0018】クランクシャフト及びカムシャフトに配属
されるセンサホイール10、14、17は、適当な測定
器22、23、24、例えば誘導測定器又はホールセン
サによって走査される。角度マークの傍らを通過する際
にこれらの測定器に発生される信号は、直ちに処理され
て制御機器25に供給されるか又は制御機器25自体の
中で適当なやり方で初めて処理されるかのいずれかであ
る。この処理の際に有利には方形信号が形成され、この
方形信号の立ち上がり側縁が1つの角度マークの始端部
に相応し、この方形信号の立ち下がり側縁が1つの角度
マークの終端部に相応する。これらの信号乃至はこれら
の信号の個々のパルスの時間的経過は制御機器25にお
いて回転数検出及びシャフトの角度位置決定のために評
価される。
【0019】制御機器25は、ここでは入力側26しか
図示されていないが、異なる入力側を介して内燃機関の
制御乃至は調整に必要な他の入力パラメータを受け取
る。これらの他の入力パラメータは様々なセンサ27に
よって測定される。このようなセンサの例としてはエン
ジン温度センサ、スロットルバルブセンサ、吸気管圧力
センサなどである。さらに入力側28を介して点火オン
信号が供給される。この点火オン信号は点火スイッチ2
9が閉成される際にイグニッションロックの端子Kl.
15から供給される。
【0020】ここには詳しくは図示されてはいない計算
手段乃至はメモリ手段を含む制御機器は出力側に30及
び31で示される点火及び噴射のための信号を送出す
る。制御機器25の電圧給電は通常のやり方でバッテリ
32によって行われる。このバッテリ32はスイッチ3
3を介して制御機器25に接続されている。図1に示さ
れているパラメータによって制御機器25はクランクシ
ャフト11及びカムシャフト15、18の位置を内燃機
関の動作中にいつでも検出する。クランクシャフト11
とカムシャフト15、18との間の対応関係はカムシャ
フトの位置と個々のシリンダの位置との間の対応関係と
同様に分かっているので、第1の同期ポイントの検知の
後で同期乃至はシリンダ検知が行われる。そして公知の
やり方で噴射及び点火が制御乃至は調整される。
【0021】図2には、測定器22、23、24から供
給されすでに方向信号に処理されている信号がクランク
シャフト角度αによって示されている。詳しく言えば、
図2aはクランクシャフトセンサから供給される信号を
示しており、この信号はセンサホイールとして60−2
個の角度マークを有するホイールを使用する場合に発生
する。2つパルスが欠けていることによって形成される
基準信号はクランクシャフトが回転する毎に1回、すな
わち動作サイクル毎に2回発生する。1〜6の数字の列
は6つの同期ポイントを示す。これらの同期ポイントの
決定を次にさらに詳しく説明する。
【0022】図2b及び2cにはカムシャフトセンサか
ら供給される2つの信号が示されている。「高い」位相
乃至は「低い」位相の長さはそれぞれクランクシャフト
角度360°である。というのも、カムシャフトは公知
のようにクランクシャフトの速度の半分の速度で回転す
るからである。クランクシャフトを基準にする角度α1
はクランクシャフト角度90°である。これは実際には
45°の角度に相応する。
【0023】図2dには、ソフトウェア内の数え方に従
って、どのシリンダが点火上死点(ZOT)にあるかを
示し、さらにどのシリンダが負荷変化上死点(LWO
T)にあるかを示す。
【0024】図2eには、どの位相で個々のシリンダに
対して吸気バルブ開かれているか(EV1,EV2,
…)が示されている。矢印は点火時点を示す。
【0025】図2に図示された信号経過は、既述のよう
に、それぞれのシリンダバンクに配属される2つのカム
シャフトを有する6気筒V型エンジンに180°の長さ
の角度マークを有する各センサホイールが使用される場
合に得られる。両方のセンサホイールの位置は、動作サ
イクルを基準にして角度α2有利にはカムシャフト角度
90°だけ、すなわちクランクシャフト角度180°だ
け互いにずらされている。クランクシャフトにおける同
期ポイントに対するセグメント変化の位置は所定の角度
α1有利にはカムシャフト角度45°乃至はクランクシ
ャフト角度90°だけずらされている。このセグメント
変化の位置は60−2個の隙間の後の2番目の角度マー
クから形成される。
【0026】制御機器25での信号検出によって、両方
のカムシャフトセンサ信号に対して2つの別々の入力側
が使用される。この2つの別々の入力側は通常のレベル
試問の他に両方のカムシャフトセンサ信号における側縁
変化のインタラプト検出も別個に行うことができる。
【0027】この装置によって、動作サイクル(クラン
クシャフト角度720°)の間に6つの明確な同期ポイ
ントが発生する。同期は、それぞれシリンダバンク1又
は2に配属されるカムシャフト信号1又は2の基準マー
クに所属する位相レベルを使用して、クランクシャフト
信号の基準マーク(隙間)において行われる。さらに別
の同期はシリンダバンク1又は2のカムシャフト信号の
正又は負の側縁において得られる。全体として6つの同
期ポイントが決定される。これらの6つの同期ポイント
によって、ここに記述されたシステムにより高速スター
トを行うことができるようになる。というのも、6つの
同期マークのうちの第1の同期マークに到達した後で同
期を実施するとができるからである。
【0028】両方のカムシャフト位相センサ23、24
のうちの1つが故障した場合には、常に4つの明確な同
期ポイントが生成される。これは、まだ残っている他の
位相信号がクランクシャフトセンサ信号とともに評価さ
れることによる。この場合、クランクシャフト信号の隙
間及びカムシャフト信号の正又は負の側縁の発生も評価
される。
【0029】回転数センサ、すなわちクランクシャフト
センサ22が故障した場合には、4つの明確な同期ポイ
ントが両方のカムシャフトセンサ信号の正又は負の側縁
の評価を介して生成される。このいわゆる回転数センサ
の緊急動作の場合でも常に4つの側縁がこの緊急動作に
おけるエンジン位置の更新に使用される。
【0030】本発明の装置によって、さらに逆回転検知
が可能である。例えばエンストの後でエンジンが逆方向
に回転する場合、いわゆる吸気管が異常音を出す危険が
ある。両方のカムシャフトセンサ信号の正及び負の側縁
変化を評価することによって、この逆回転のために側縁
変化がクランクシャフト角度180°だけずれる場合が
検知される。このようなずれが検知されると、制御機器
25によってエンジンの逆回転が推論され、必要な処置
が講じられる。逆回転が検知された場合には後続の噴射
が阻止され、この結果エンジンは比較的高速に静止状態
に至る。
【0031】可変的なカムシャフト位置変位を有する又
はカムシャフト位置変位の診断を有する内燃機関におい
ては、本発明の装置によってこのカムシャフト位置変位
の実際値を検出することができる。これは両方のカムシ
ャフトセンサ信号の信号側縁の時間的な経過を互いに関
連づけることによって行われる。この場合、シリンダヘ
ッド毎に2つの信号側縁が存在し、この2つの信号側縁
を介して位置変位の実際値が検出される。この実際値は
絶えざる位置変位の制御又は診断のために使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】測定器と噴射及び点火の制御のための計算が行
われる制御機器とを含むクランクシャフト及びカムシャ
フトの装置の概略図である。
【図2】クランクシャフト角度に関して信号経過を示す
線図である。
【符号の説明】
10 センサホイール 11 クランクシャフト 12 角度マーク 13 基準マーク 14 センサホイール 15 カムシャフト 16 角度マーク 17 センサホイール 18 カムシャフト 19 角度マーク 20 結合関係 21 結合関係 22 測定器 23 測定器 24 測定器 25 制御機器 26 入力側 27 センサ 28 入力側 29 点火スイッチ 30 点火信号 31 噴射信号 32 バッテリ 33 スイッチ Kl.15 イグニッションロックの端子 ZOT 点火上死点 LWOT 負荷変化上死点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス ヴァルター ドイツ連邦共和国 ビーッティッヒハイム −ビッシンゲン ヴェステントシュトラー セ 71

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴射バルブのための制御信号を形成する
    ための及び/又は点火をトリガするための計算装置を有
    する内燃機関制御のための装置であって、 前記計算装置では、クランクシャフト及びカムシャフト
    の角度位置を相応のセンサ信号の評価によって検出し、 センサ信号を生成するために、前記クランクシャフトに
    結合され少なくとも1つの基準マークを有するクランク
    シャフトセンサホイール及び前記カムシャフトに結合さ
    れ180°に亘って延在する角度マークを有するカムシ
    ャフトセンサホイールは各測定器によって走査される、
    噴射バルブのための制御信号を形成するための及び/又
    は点火をトリガするための計算装置を有する内燃機関制
    御のための装置において、 第2のカムシャフトには180°に亘って延在する角度
    マークを有するカムシャフトセンサホイールが配置され
    ており、クランクシャフト及び第1のカムシャフトのセ
    ンサホイールは相互に角度α1だけずれて回転し、前記
    第1のカムシャフト及び前記第2のカムシャフトのセン
    サホイールは相互に角度α2だけずれて回転することを
    特徴とする計算装置を有する内燃機関制御のための装
    置。
  2. 【請求項2】 計算装置は内燃機関の制御機器であり、 クランクシャフトセンサホイールの基準マークと第1の
    カムシャフトセンサホイールの正の側縁との間の角度α
    1はカムシャフト角度45°乃至はクランクシャフト角
    度90°であり、 カムシャフトセンサホイールの正の側縁の間の角度α2
    はカムシャフト角度90°乃至はクランクシャフト角度
    180°であることを特徴とする請求項1記載の内燃機
    関制御のための装置。
  3. 【請求項3】 内燃機関は2つのシリンダバンクを有す
    るV型エンジンであり、 それぞれのシリンダバンクにはカムシャフトが配属され
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載の内燃機関
    制御のための装置。
  4. 【請求項4】 内燃機関は少なくとも2つのカムシャフ
    トを有するエンジンであり、前記カムシャフトは吸気用
    カムシャフト及び排気用カムシャフトであることを特徴
    とする請求項1又は2記載の内燃機関制御のための装
    置。
  5. 【請求項5】 制御機器(2)は、両方のカムシャフト
    センサ信号供給のための別々の入力側を有し、 レベル試問の他に前記両方のセンサ信号における側縁変
    化のインタラプト検出を別個に行うことを特徴とする請
    求項2、3又は4記載の内燃機関制御のための装置。
  6. 【請求項6】 高速スタート検知が行われ、第1の同期
    ポイントの検知の後で同期が行われ、続く計算において
    前記同期が顧慮されることを特徴とする請求項1〜5ま
    でのうちの1項記載の内燃機関制御のための装置。
  7. 【請求項7】 エラー検知が行われ、該エラー検知によ
    ってクランクシャフトセンサ及び/又はカムシャフトセ
    ンサの故障が検知され、 残っている他の信号が明確な同期ポイント発生のために
    互いに関連づけられることによって同期が行われること
    を特徴とする請求項1〜6までのうちの1項記載の内燃
    機関制御のための装置。
  8. 【請求項8】 制御機器は互いにクランクシャフト角度
    180°だけずれているカムシャフト信号の正及び負の
    側縁変化の連続を評価し、側縁変化がクランクシャフト
    角度180°だけずれる場合に逆回転が検知されること
    を特徴とする請求項1〜7までのうちの1項記載の内燃
    機関制御のための装置。
  9. 【請求項9】 絶えざるカムシャフトの位置変位を有す
    る及び/又はカムシャフトの位置変位の診断を有する内
    燃機関において、位置変位の実際値は両方のカムシャフ
    トセンサ信号の評価によって検出され、この実際値は絶
    えざるカムシャフトの位置変位の制御の際に又は前記診
    断の際に使用されることを特徴とする請求項1〜8まで
    のうちの1項記載の内燃機関制御のための装置。
  10. 【請求項10】 カムシャフト位置変位の実際値を検出
    するために、シリンダヘッド毎に2つの信号側縁が評価
    されることを特徴とする請求項8記載の内燃機関制御の
    ための装置。
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