JPH10168560A - 有機材料用蒸発源 - Google Patents
有機材料用蒸発源Info
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- JPH10168560A JPH10168560A JP34265296A JP34265296A JPH10168560A JP H10168560 A JPH10168560 A JP H10168560A JP 34265296 A JP34265296 A JP 34265296A JP 34265296 A JP34265296 A JP 34265296A JP H10168560 A JPH10168560 A JP H10168560A
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Abstract
料に対して一定温度で均一的に加熱でき、しかも取扱い
の容易な有機材料用蒸発源を提供する。 【解決手段】有機化合物モノマー2を収容する蒸発用容
器3と、熱媒体槽45内の熱媒体40を所定の温度に制
御する熱媒体源4を有する。蒸発用容器3は、有機化合
物モノマー2を収容する収容部30と、収容部30の周
囲を取り囲むように配設した熱媒体保持部31とから構
成され、収容部30と熱媒体保持部31との間の空間に
よって熱媒体循環路32が形成される。熱媒体源4から
熱媒体循環路32に熱媒体40を導入してこれを循環さ
せ、収容部30内の有機化合物モノマー2を加熱又は冷
却する。熱媒体保持部31の周囲に、蒸発用容器2内の
温度より高い温度に有機化合物モノマー2を加熱するた
めのマイクロヒーター62を巻き付ける。
Description
(電界発光)素子等を製造する際に、基板上に有機化合
物の蒸着膜を形成するための有機材料用蒸発源に関す
る。
クスは無機物を対象として発展してきたが、近年、有機
化合物を用いた機能性薄膜が着目されている。有機化合
物を利用する理由として、 無機物より多様な反応系・特性が利用できる。 無機物より低エネルギーで表面処理ができる。 ということがあげられる。
子・圧電センサ・焦電センサ・電気絶縁膜等がある。こ
のような機能性薄膜は、主として蒸着によって形成され
るが、これらのうち、特に有機EL素子は、ディスプレ
イパネルとして利用が可能であることから、蒸着成膜の
大面積化が求められている。
の蒸発温度は、金属蒸発源の場合が600〜2000℃
程度と高い温度であるのに対し、0(場合によっては零
下)〜400℃と低温であり、しかも、蒸発温度より2
0〜400℃の範囲で分解を起こしてしまうものも多
い。
は、低い温度で安定した温度制御を行うことが必要であ
り、特に、有機化合物がモノマーやオリゴマーのような
液体の場合、100℃程度の低温で加熱する必要がある
ことから、通常のヒーターを用いた加熱方法やエレクト
ロンビーム等のエネルギーの高い加熱方法は使用できな
い。
用蒸発源が案出されている。この有機材料用蒸発源10
0は、有機化合物のモノマーを蒸発させるためのもの
で、図3に示すように、例えば、ガラス等の光透過性の
材料からなる蒸発用容器101を有し、この蒸発用容器
101内に有機化合物モノマー102が充填される。そ
して、この蒸発用容器101の近傍に、有機化合物モノ
マー102を加熱するため、例えば赤外線ランプからな
るランプヒーター103が設けられ、このランプヒータ
ー103からの輻射によって有機化合物モノマー102
を加熱するように構成される。
を介してその内部にモニタ用の熱電対105が配置さ
れ、また、蒸発用容器101の表面に接触するように温
度制御用の熱電対106が設けられる。
うな有機材料用蒸発源100においては、次のような問
題があった。すなわち、この種のランプ加熱型蒸発源の
場合、低温制御性は良いがガラス製の蒸発用容器101
の比熱容量が大きいため、制御点の温度と実際の有機化
合物モノマー102の温度にずれが生じる。この場合、
有機化合物モノマー102の温度で制御を行おうとする
と、オーバーシュートを起こしてしまう。
スを透過させた熱線によって有機化合物モノマー102
を加熱させるという方法であるため、長期の使用により
ガラスが曇ってくると、局部的に加熱される可能性があ
る。
る場合には、取り扱い時に破損しやすく、しかも、特定
の波長により変質を起こしてしまう材料には使用できな
い等の問題もある。
解決するためになされたもので、種々の有機蒸発材料、
特に液体状の有機蒸発材料に対して一定温度で均一的に
加熱でき、しかも取扱いの容易な有機材料用蒸発源を提
供することを目的とするものである。
め、請求項1記載の発明は、液体状の有機蒸発材料を収
容する蒸発用容器を備え、この蒸発用容器に収容された
有機蒸発材料を蒸発させ、真空槽内において基体上に有
機化合物の蒸着膜を形成するための有機材料用蒸発源で
あって、所定の温度に制御した熱媒体によって上述の有
機蒸発材料を加熱又は冷却するように構成したことを特
徴とする。
請求項1記載の発明において、熱媒体を所定の温度に制
御する熱媒体源を備えるとともに、蒸発用容器に上述の
熱媒体源から導かれる熱媒体を循環させるための熱媒体
循環路を設けることも効果的である。
項2記載の発明において、蒸発用容器を、有機蒸発材料
を収容する収容部と、この収容部の周囲を取り囲むよう
に配設した熱媒体保持部とから構成し、これらの収容部
と熱媒体保持部との間の空間によって熱媒体循環路を形
成するように構成することも効果的である。
求項2又は3のいずれか1項記載の発明において、蒸発
用容器の周囲に断熱材からなる断熱部を設けることも効
果的である。
に、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、
蒸発用容器の蒸発口の近傍に、この蒸発用容器内の温度
より高い温度に有機蒸発材料を加熱する加熱手段を設け
ることも効果的である。
明の場合、蒸発用容器に収容された液体状の有機蒸発材
料は、所定の温度に制御した熱媒体によって接触状態で
加熱又は冷却されるため、加熱の際に、有機蒸発材料が
熱媒体の温度より高くなることはなく、一定の温度に制
御されるようになる。
め、長期の使用により蒸発用容器が曇った場合であって
も、局部的に加熱されることはない。しかも、蒸発用容
器の材料としてガラスを用いる必要がないため、取扱い
の際に破損するおそれがなく、特定の波長により変質を
起こしてしまう材料に対しても使用することができる。
請求項1記載の発明において、熱媒体を所定の温度に制
御する熱媒体源を備えるとともに、蒸発用容器にこの熱
媒体源から導かれる熱媒体を循環させるための熱媒体循
環路を設ければ、所定の温度に制御した熱媒体によって
容易に有機蒸発材料を加熱又は冷却することができる。
項2記載の発明において、蒸発用容器を、有機蒸発材料
を収容する収容部と、この収容部の周囲を取り囲むよう
に配設した熱媒体保持部とから構成し、これらの収容部
と熱媒体保持部との間の空間によって熱媒体循環路を形
成すれば、有機蒸発材料を効率良く均一的に加熱又は冷
却することができる。
に、請求項2又は3のいずれか1項記載の発明におい
て、蒸発用容器の周囲に断熱材からなる断熱部を設けれ
ば、蒸発用容器から外部への熱の流出が阻止され加熱効
率が高まるとともに、蒸発用容器内の熱の均一化が促進
される。
求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、蒸発用
容器の蒸発口の近傍に、この蒸発用容器内の温度より高
い温度に有機蒸発材料を加熱する加熱手段を設ければ、
一旦蒸発した有機蒸発材料が導入管の内壁に接触した場
合に再蒸発し、導入管の内壁に付着することはない。
発源の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
の全体構成を示すものである。図1に示すように、この
有機材料用蒸発源1は、有機化合物モノマー2を収納す
るための蒸発用容器3と、有機化合物モノマー2を加熱
又は冷却するための熱媒体源4と、有機化合物モノマー
2の蒸気を真空槽5内に導くための導入手段6とから構
成される。
マー2を収容する収容部30と、この収容部30を取り
囲むように設けられる熱媒体保持部31とから構成され
る二重構造を有している。
有機EL素子を作製するためのものとして、例えば、以
下に示すようなMDA(4,4′-ジアミノジフェニルメタ
ン)、MDI(4,4′-ジフェニルメタンジイソシアナー
ト)を初め、種々のものを用いることができる。
ぞれ、例えば、石英、金属等の材料からなり、円筒形状
を有している。この場合、収容部30と熱媒体保持部3
1は同心円上に配置されている。そして、収容部30と
熱媒体保持部31によって囲まれる空間はフランジ30
aによって密封され、例えば、シリコーンオイル等の熱
媒体40を循環するための熱媒体循環路32が形成され
ている。また、熱媒体保持部31の周囲には、例えば、
ガラス繊維等からなる断熱材33が巻き付けられてい
る。
下部には、それぞれ熱媒体循環路32と連通するように
連結部材41、42を介して循環用のパイプ43、44
が取り付けられ、これらのパイプ43、44の他端部は
熱媒体源4の熱媒体槽45に連結されている。
には循環ポンプ46が設けられ、熱媒体槽45内の熱媒
体40を蒸発用容器3の熱媒体循環路32に導入するよ
うに構成される。また、熱媒体循環路32内の熱媒体4
0は、熱媒体保持部31の下部に取り付けたパイプ44
を介して熱媒体槽45に戻されるように構成される。
定の温度に調節するための温度調節器47が取り付けら
れ、加熱用のヒーター47aが熱媒体槽45の内部に配
置するように構成される。
を常温以下の温度に制御するための投げ込み式のクーラ
ー48が設けられている。
ジ30aには、有機化合物モノマー2の蒸気を真空槽5
に導入するための導入管60が取り付けられる。ここ
で、導入管60の一端部にフランジ60aが形成され、
このフランジ60aが蒸発用容器3の収容部30のフラ
ンジ30aと密着するように構成される。そして、これ
により、蒸発用容器3の収容部30と導入管60の内部
とが気密的に連通されている。さらに、導入管60の他
方の端部は、気密状態を保持したまま真空槽50の導入
部51に挿入される。
合物モノマー2の蒸気を導入するための導入バルブ61
が設けられている。
部に向ってマイクロヒータ62が巻き付けられている。
このマイクロヒータ62は、例えばニクロム線のような
発熱線が、無機絶縁物とともに細いステンレス管の内部
に充填されているもので、図示しない電源に接続されて
いる。
バルブ61との間には、導入管60内を真空排気すると
ともに、不活性ガスを導入するためのガス導入管7が取
り付けられている。このガス導入管7は、真空バルブ8
を介して真空ポンプ9に連結されている。また、ガス導
入管7は、真空バルブ10を介してガスボンベ11に連
結されている。このガスボンベ11内には、例えば、
N2、He、Arガス等の不活性ガスが充填される。
の一例を示すものである。図2に示すように、この真空
蒸着装置5は、例えばクライオポンプ等の真空排気系
(図示せず)に連結される真空槽50を有し、この真空
槽50の下部に設けられる導入部51A、51Bに、上
述した構成を有する有機材料用蒸発源1A、1Bが仕切
板59を挟んで両側に配設される。
は、有機化合物モノマー2の蒸気を閉じこめておくため
のシャッター52A、52Bがそれぞれ設けられ、これ
らのシャッター52A、52Bの上側近傍には、成膜速
度を測定するための膜厚モニター53A、53Bが設け
られる。
膜すべき基板54が配置される。そして、基板54の上
方に、加熱用の例えば温水パイプ55aを有する加熱手
段55が、基板54に密着するように設けられる。さら
に、基板54の下方には、有機化合物モノマー2の蒸気
を遮るためのメインシャッター56が設けられる。
54及びメインシャッター56を取り囲むようにLN2
シュラウド57が設けられる。このLN2シュラウド5
7は、その内部に液体窒素が循環されるもので、基板5
4の周辺の水分及び真空槽50の内壁から再蒸発するモ
ノマーの蒸気を捕獲する機能を有するものである。
不活性ガスを真空槽50内に導入するためのガス導入手
段58が連結されている。
を行う場合には、図1に示すように、有機材料用蒸発源
1を真空槽50の導入部51に装着し、導入バルブ8を
閉じた状態において、真空ポンプ9によって真空排気を
行った後、ガス導入管7を介してガスボンベ11内の不
活性ガスを収容部内に導入する。この場合、予め熱媒体
40を100〜130℃の温度に加熱し、これを熱媒体
槽45内において循環させておく。
に、循環ポンプ46を駆動して熱媒体40を熱媒体循環
路32内に導入し、その内部を循環させる。その結果、
この熱媒体40によって有機化合物モノマー2が加熱さ
れ温度が上昇する。この場合、本実施の形態において
は、収容部30内に不活性ガスが導入されるので、効率
良く均一に有機化合物モノマー2を加熱することができ
る。
物モノマー2は、熱媒体40によって加熱されるため、
加熱の際に、有機化合物モノマー2が熱媒体40の温度
より高くなることはなく、所定の温度(約80℃)に制
御されるようになる。
が、有機化合物モノマー2を収容する収容部30と、こ
の収容部30の周囲を取り囲むように配設した熱媒体保
持部31とから構成され、これらの収容部30と熱媒体
保持部31との間の空間によって熱媒体循環路32が形
成されていることから、有機化合物モノマー2を効率良
く均一的に加熱することができる。
が巻き付けられ、これにより蒸発用容器3から外部への
熱の流出が阻止されるため、有機化合物モノマー2を効
率良く均一的に加熱することができ、一層蒸発速度の安
定化を図ることができる。
の輻射による加熱を行わないため、長期の使用により蒸
発用容器3が曇った場合であっても、局部的に加熱され
ることはない。また、蒸発用容器3の材料としてガラス
を用いる必要がないため、取扱いの際に破損するおそれ
がなく、しかも、特定の波長により変質を起こしてしま
う材料に対しても使用することができる。
0の周囲に、その先端部に向ってマイクロヒータ62が
巻き付けられているため、一旦蒸発した有機化合物モノ
マー2が導入管60の内壁に接触した場合に再蒸発し、
導入管60の内壁に付着することはない。その結果、有
機化合物モノマー2を無駄にすることなく、また、蒸発
口の閉塞による蒸発速度の変動を防止し、ひいては成膜
速度の変動を防止することができる。
た状態において、真空ポンプ9によって真空排気を行っ
た後、ガス導入管7を介してガスボンベ11内の不活性
ガスを収容部30内に導入する。そして、クーラー48
を駆動して熱媒体40の温度を下げ、これを蒸発用容器
3の熱媒体循環路32内を循環させるようにする。この
ような操作を行うことにより、効率良く有機化合物モノ
マー2を冷却することができる。
ることなく、種々の変更を行うことができる。例えば、
上述の実施の形態においては、蒸発用容器3の収容部3
0と熱媒体保持部31との間の空間によって熱媒体循環
路32を形成するように構成したが、本発明はこれに限
られず、収容部30の周囲にパイプ状の熱媒体循環路を
巻き付けるようにしてもよい。ただし、上述した実施の
形態のように構成すれば、有機化合物モノマー2を効率
良く均一的に加熱することができる。
容器3に不活性ガスを導入するようにしたが、有機化合
物モノマー2に影響を与えないガス(H2等)を導入する
ようにしてもよい。さらに、真空槽50に設けたガス導
入手段58によって上記ガスを導入するように構成して
もよい。もっとも、本発明は上記ガスを導入しない場合
にも有機化合物モノマー2を一定温度に制御することが
できるものである。
べたもののほか、種々の蒸発温度を有する有機化合物モ
ノマーに適用することができ、また、オリゴマー状態の
有機蒸発材料や固体の有機材料に対しても適用しうるも
のである。
よれば、蒸発用容器に収容された液体状の有機蒸発材料
を、所定の温度に制御した熱媒体によって加熱又は冷却
することにより、液体状の有機蒸発材料を一定温度に制
御することができ、これにより蒸発速度の安定化ひいて
は成膜速度の精密な制御を行うことが可能になる。
料に対して均一的な加熱又は冷却を行うことができ、し
かも、蒸発用容器の材料としてガラスを用いる必要がな
いため、取扱いも容易であるという利点がある。
熱媒体を所定の温度に制御する熱媒体源を備え、蒸発用
容器にこの熱媒体源から導かれる熱媒体を循環させるた
めの熱媒体循環路を設けること、特に、請求項3記載の
発明のように、蒸発用容器を、有機蒸発材料を収容する
収容部と、この収容部の周囲を取り囲むように配設した
熱媒体保持部とから構成し、これらの収容部と熱媒体保
持部との間の空間によって熱媒体循環路を形成するこ
と、更には、請求項4記載の発明のように、蒸発用容器
の周囲に断熱材からなる断熱部を設けることにより、有
機蒸発材料を効率良く均一的に加熱又は冷却することが
でき、一層蒸発速度の安定化を図ることができる。
用容器の蒸発口の近傍に、この蒸発用容器内の温度より
高い温度に有機蒸発材料を加熱する加熱手段を設けるこ
とにより、蒸発用容器の蒸発口の近傍における有機蒸発
材料の付着を防止することができ、その結果、有機蒸発
材料を無駄にすることなく、また、蒸発口の閉塞による
蒸発速度の変動ひいては成膜速度の変動を防止すること
ができる。
の形態の全体構成を示す概略構成図
概略構成図
図
3……蒸発用容器 4……熱媒体源 5……真空蒸発装置 30……収
容部 31……熱媒体保持部 32……熱媒体循環
路 33……断熱材 40……熱媒体 43、44
……パイプ 45……熱媒体層 46……循環ポン
プ 47……温度調節器 48……クーラー 5
0……真空槽 51……導入部 60……導入管
62……マイクロヒータ
Claims (5)
- 【請求項1】液体状の有機蒸発材料を収容する蒸発用容
器を備え、 該蒸発用容器に収容された有機蒸発材料を蒸発させ、真
空槽内において基体上に有機化合物の蒸着膜を形成する
ための有機材料用蒸発源であって、 所定の温度に制御した熱媒体によって上記有機蒸発材料
を加熱又は冷却するように構成したことを特徴とする有
機材料用蒸発源。 - 【請求項2】熱媒体を所定の温度に制御する熱媒体源を
備えるとともに、蒸発用容器に上記熱媒体源から導かれ
る熱媒体を循環させるための熱媒体循環路を設けたこと
を特徴とする請求項1記載の有機材料用蒸発源。 - 【請求項3】蒸発用容器を、有機蒸発材料を収容する収
容部と、該収容部の周囲を取り囲むように配設した熱媒
体保持部とから構成し、上記収容部と熱媒体保持部との
間の空間によって熱媒体循環路を形成するようにしたこ
とを特徴とする請求項2記載の有機材料用蒸発源。 - 【請求項4】蒸発用容器の周囲に断熱材からなる断熱部
を設けたことを特徴とする請求項2又は3のいずれか1
項記載の有機材料用蒸発源。 - 【請求項5】蒸発用容器の蒸発口の近傍に、該蒸発用容
器内の温度より高い温度に有機蒸発材料を加熱する加熱
手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
か1項記載の有機材料用蒸発源。
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