JPH10167557A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10167557A
JPH10167557A JP8321981A JP32198196A JPH10167557A JP H10167557 A JPH10167557 A JP H10167557A JP 8321981 A JP8321981 A JP 8321981A JP 32198196 A JP32198196 A JP 32198196A JP H10167557 A JPH10167557 A JP H10167557A
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toner
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6502Supplying of sheet copy material; Cassettes therefor
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表紙の背表紙部のサイズを決定するための情
報を正しく入力する。 【解決手段】 表紙作製モードが選択されると、CPU
71aは、紙厚検出部Sが検出した紙厚と、推定回路
により算出された使用トナー量と、計数した転写材
Pの枚数に基づいて、表紙の背表紙部のサイズを算出す
る。そして、所定枚数の画像形成済み転写材Pの出力
後、算出した背表紙部サイズに適したサイズの転写材P
を表紙材として給送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】1枚ずつ給送されたシートに対して画像
を形成する画像形成装置から出力された適数枚(1枚あ
るいは複数枚)の画像形成済みシートをまとめて冊子を
作製する場合がある。そして、この冊子には、表表紙部
と裏表紙部と背表紙部とが一体になっている表紙が付け
られることが多い。
【0003】この冊子用の表紙は画像形成装置により作
製されるのが一般的であるが、この場合、画像形成装置
が冊子枚数分の画像形成済みシートを出力した後に、表
紙の作製がなされるようになっている。
【0004】この冊子用の表紙を作製するに当たって
は、表紙として使用されるシートサイズを選択しなけれ
ばならないが、ここで、背表紙部のサイズ(シートが重
ねられる方向のサイズ)を決定することがシートサイズ
を選択する上で必要となる。
【0005】表紙の背表紙部のサイズは、画像形成用シ
ートの厚さ×冊子枚数で決定することができる。しか
し、シートに多色のトナー画像が重ねて転写される画像
形成装置の場合には、シートの厚さにトナー画像の厚さ
を加えなければならない。
【0006】従来の画像形成装置において表紙の作製を
行う場合、表紙の背表紙部のサイズを決定するためのシ
ート厚さや冊子枚数等をオペレータの手によって演算部
に入力しているのが普通である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなオ
ペレータによるマニュアル入力の場合、仮にオペレータ
が入力ミスをしたとすると、演算部においては正しいサ
イズの算出をすることができず、結果、不適当な表紙が
出力されてしまい、シートが無駄に使用されると言った
問題点があった。
【0008】そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みて
なされたもので、表紙を作製する場合において、表紙の
背表紙部のサイズを決定するための情報を正しく入力し
て、不適当な表紙が出力しないようにした画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、1枚ずつ給送
されたシートに対して画像を形成する画像形成装置に係
る。
【0010】そして、本発明は、上記目的を達成するた
め、給送されたシートの厚さを検出するシート厚検出手
段と、適数枚の画像形成済みシートをまとめた冊子用の
表紙を作製する表紙作製モードが選択された場合、前記
シート厚検出手段が検出したシート厚と冊子枚数とに基
づいて前記表紙の背表紙部のサイズを算出する背表紙部
サイズ算出手段と、を有することを特徴とする。
【0011】また、本発明は、1枚ずつ給送されたシー
トに対して多色のトナー画像を重ねて転写する画像形成
装置に係る。
【0012】そして、本発明は、上記目的を達成するた
め、給送されたシートの厚さを検出するシート厚検出手
段と、1枚のシートに転写されたトナー量から1枚のシ
ートに転写されたトナーの厚さを算出するトナー厚算出
手段と、適数枚の画像形成済みシートをまとめた冊子用
の表紙を作製する表紙作製モードが選択された場合、前
記シート厚検出手段が検出したシート厚と前記トナー厚
算出手段が算出したトナー厚と冊子枚数とに基づいて前
記表紙の背表紙部のサイズを算出する背表紙部サイズ算
出手段と、を有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0014】図1に、本発明に係る画像形成装置の一例
としての、デジタルカラー画像形成装置1の概略構成を
示す。
【0015】まず、同図を参照してその構成及び動作を
説明する。
【0016】同図の画像形成装置1は、装置本体2の上
部にリーダ部10を、また中間部にプリント部20を、
そして下部に転写材(シート)Pの給搬送部50を備え
ている。
【0017】リーダ部10は、原稿が載置される原稿台
11、載置された原稿を上方から押圧する原稿圧板1
2、原稿の画像面を照射する光源13、画像面からの反
射光を導く複数のミラー14とレンズ15、反射光の光
電変換を行うCCD16a、そして種々の画像処理を行
う画像処理部16を主要構成部材として構成されてい
る。
【0018】画像処理部16は、図3に示すように、C
CD16a、A/D&S/H部16b、シェーディング
補正部16c、入力マスキング部16d、変倍処理部1
6e、LOG変換部16f、圧伸部16g、マスキング
・UCR部16h、γ補正部16i、そしてエッジ強調
部16jを有している。
【0019】上述構成のリーダ部10の動作は次のとお
りである。
【0020】原稿台11上に原稿を、その画像面が下方
を向くようにして載置し、その上から原稿圧板12で押
える。光源13は、光を照射しながら矢印K1方向に移
動し、原稿の画像面を走査する。画像面からの反射光像
は、複数のミラー14及びレンズ15を介して、RGB
の3色のフィルタが施されたCCD16上に結像され、
ここで、RGBの各色の信号に光電変換される。
【0021】電気信号となった画像信号は、画像処理部
16において、図3に示す流れに従って、以下のように
処理される。
【0022】CCD16aからの信号は、A/D&S/
H部16bにおいてデジタルデータに変換され、さらに
変換されたデジタルデータはシェーディング補正部16
cと入力マスキング部16dとによって修正される。ま
た、変倍動作時には変倍処理部16eで変倍処理を受け
る。次に、LOG変換部16fでRGBのデータがCM
Yのデータに変換され、画像データの圧縮、記憶、伸長
を行う圧伸部16gに入力される。格納された画像デー
タは、後述のプリント部20のそれぞれの色に同期して
読み出され、マスキング・UCR部16hにてマスキン
グ処理された後、γ補正部16iとエッジ強調部16j
とによりYMCKの出力画像データが作られ、次のプリ
ント部20に送出される。
【0023】プリント部20は、図1に示すように、各
色の同期をとる画像制御部21、4つのレーザー素子、
すなわちマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの各色
用のレーザー素子22M、22C、22Y、22K、後
述の感光ドラム表面をレーザー光によって走査するポリ
ゴンスキャナ23、4つの画像形成部、すなわち転写材
Pの搬送方向上流側から下流側に向かって(同図中、右
側から左側にかけて)順に配置されたマゼンタ、シア
ン、イエロー、ブラックの各色用の画像形成部30M、
30C、30Y、30K、そして最下流側の画像形成部
30Kの更に下流側に配設した定着器40を主要構成部
材として構成されている。
【0024】上述の最上流側のマゼンタの画像形成部3
0Mは、矢印方向に回転自在に支持された感光ドラム3
1、その周囲にその回転方向に沿ってほぼ順に配設され
た、感光ドラム31表面を帯電する一次帯電器32、感
光ドラム31上の静電潜像を現像する現像器33、感光
ドラム31上のトナー画像を転写材Pに転写する転写帯
電器34、感光ドラム31の転写残トナーを除去するク
リーナ35、除電を行う補助帯電器36、そして残留電
荷を除去する前露光ランプ37とを備えている。さら
に、現像器33の現像ローラ33a上の現像剤からの反
射光量により現像剤濃度を検出する現像剤濃度センサS
1 と、感光ドラム31上に形成されたトナー画像からの
反射光量を検出する現像濃度センサS2 とが配置されて
いる。
【0025】なお、他の色の画像形成部30C、30
Y、30Kについては、上述のマゼンタの画像形成部3
0Mと同様の構成であるのでその説明は省略するものと
する。
【0026】上述の構成のプリント部20は、前述のリ
ーダ部10から送出された出力画像データに基づいて、
次のようにして転写材P上にトナー画像を形成する。
【0027】マゼンタの画像形成部30Mにおいて、一
次帯電器32によって感光ドラム31表面を所定の電位
に均一に帯電する。画像制御部21により出力画像デー
タに基づいて他の色との同期をとってマゼンタ用のレー
ザー素子22Mを駆動し、上述の感光ドラム31表面を
走査する。これにより感光ドラム31表面には、原稿画
像のうちのマゼンタに対応する静電潜像が形成される。
静電潜像は、現像バイアスが印加された現像ローラ33
aによってマゼンタのトナーが付着されてトナー画像と
して現像される。
【0028】このトナー画像は、後述の転写ベルトによ
って搬送されてくる転写材Pの表面に、転写ベルト内側
からの転写帯電器34の放電によって転写される。トナ
ー画像転写後の感光ドラム31は、表面の転写残トナー
がクリーナ35によって除去され、さらに、補助帯電器
36による除電を受け、前露光ランプ37によって残留
電荷が除去されて、一次帯電器32の帯電から始まる次
の画像形成に供される。
【0029】このマゼンタの画像形成部30Mと同様に
して、下流側のシアン、イエロー、ブラックの各色の画
像形成部30C、30Y、30Kにおいても、各感光ド
ラム表面にそれぞれの色のトナー画像が形成される。
【0030】表面にマゼンタのトナー画像が転写された
転写材Pは、転写ベルトによって下流側のシアン、イエ
ロー、ブラックの画像形成部30C、30Y、30Kに
順次に搬送され、それぞれの色のトナー画像が次々と転
写され、表面に4色のトナー画像が重ねられる。
【0031】こうして4色のトナー画像が転写された転
写材Pは、後述の定着前ベルトによって定着器40に搬
送され、ここで定着ローラ40aと加圧ローラ40bと
による加熱加圧を受けて表面のトナー画像が定着され
る。
【0032】定着後の転写材Pは、裏面に対する画像形
成が行われない場合は、そのまま装置本体2外部に排出
される。一方、裏面に画像を形成する場合には、次に説
明する給搬送部50によって、再度、画像形成部30M
等に供給されて、裏面にトナー画像が形成された後、装
置本体2外部に排出されることになる。
【0033】転写材Pの給搬送を行う給搬送部50は、
転写材Pの搬送路を有し、その転写材Pの搬送方向につ
いての最上流側に、給紙カセット51a、51b、給紙
ローラ52a、52b、搬送ローラ53a、53b等を
有する用紙送り装置54を備えている。さらに給紙カセ
ット51a、51bの下方には、これらを装置本体2に
装着したときに、これら給紙カセット51a、51bに
収納された転写材Pのサイズを検知するための用紙サイ
ズ検出部S3 、S4 が付設されている。
【0034】用紙サイズ検出部S3 、S4 は、給紙カセ
ット51a、51b側に配置された係合部と装置本体2
側のサイズ検知スイッチ(いずれも不図示)とを備えて
おり、給紙カセット51a、51bが装着された際に、
係合部が転写材Pのサイズに対応したサイズ検知スイッ
チを作動させ、これによってサイズに対応したコード信
号をサイズ情報として装置本体2に対して出力する。
【0035】上述の用紙送り装置54のほかに、マルチ
用紙送り装置55が設けられている。このマルチ用紙送
り装置55からは画像形成部30M等に対して、非定形
の種々の転写材Pを供給することができる。供給される
転写材Pについての情報、例えば、サイズ、厚さ等は、
後述のように紙厚検出部等によって自動的に検出され
る。
【0036】画像形成部30Mの少し上流側には、搬送
されてきた転写材Pを一旦停止させ、また画像形成部3
0M等に同期させて搬送するレジストローラ56が配置
されている。レジストローラ56は、上下一対の上ロー
ラ56aと下ローラ56bとを備えており(図7参
照)、これらのローラ56a、56bにより転写材Pを
表裏両面から挟み込むようにして搬送する。このとき、
転写材Pの厚さに応じて、上ローラ56aが上方に移動
し、下ローラ56bに対する上ローラ56aの位置が変
化することを利用して、このレジストローラ56を紙厚
検出ローラとしても使用している。このレジストローラ
56と、後述のセンサ等によって、紙厚検出部(シート
厚検出手段)S5 が構成されている。なお、紙厚検出部
5 の詳細な構成及び動作については後に説明する。
【0037】レジストローラ56の下流側には、前述の
各色の画像形成部30M、30C、30Y、30Kの各
感光ドラムに下方から接触するようにして矢印K57方
向に回転する転写ベルト57が配置されている。転写ベ
ルト57はその表面に転写材Pを担持して、これを各画
像形成部30M、30C、30Y、30Kに搬送するよ
うに構成されている。
【0038】転写ベルト57の下流側には、定着器40
との間に、矢印K58方向に回転可能な定着前ベルト5
8が配設されている。また、定着器40のすぐ下流側に
は、定着後の転写材Pの腰付けのための加圧を、切り換
え可能な複数の加圧力で行うことができる加圧機構部5
9(後に詳述)が配設されている。加圧機構部59の下
流側には、転写材Pの排出か再給紙かを選択する排出フ
ラッパ60、排紙トレイ61が配設され、また、排出フ
ラッパ60の下方には、反転搬送路62、反転フラッパ
63が配設され、さらに下流側には、再給紙搬送路6
4、再給紙装置65が配設されている。
【0039】上述の構成の給搬送装置50は、次のよう
に動作する。
【0040】用紙送り装置54又はマルチ用紙送り装置
55から給紙された転写材Pは、レジストローラ56に
よって一時停止され、その後、前述の画像形成部30
M、30C、30Y、30Kの感光ドラム上に形成され
た各色のトナー画像に同期するようにして、レジストロ
ーラ56によって挟持搬送され、さらに転写ベルト57
によって担持搬送される。このとき、レジストローラ5
6を含む紙厚検出部S5により、紙厚(シート厚)が検
出される。転写ベルト57に担持された転写材Pは、マ
ゼンタの画像形成部30Mを通過する際に、転写帯電器
34によって、表面にマゼンタのトナー画像が転写され
る。
【0041】転写材Pは、その後同様にして、シアン、
イエロー、ブラックの各画像形成部30C、30Y、3
0Kを通過する際に、それぞれの色のトナー画像が順次
に転写される。4色のトナー画像の転写が終了した転写
材Pは、定着前ベルト58によって定着器40に運ば
れ、ここで加熱、加圧を受けて表面のトナー画像が定着
される。トナー画像定着後の転写材Pは、加圧機構部5
9によって腰付けが行われる。
【0042】ここで、片面画像形成時には、排出フラッ
パ60が排出側にセットされ、転写材Pは排紙トレイ6
1上に排出される。
【0043】一方、両面画像形成時には、排出フラッパ
60が再給紙側にセットされ、これにより、転写材P
は、反転搬送路62に導かれ、その後端が反転フラッパ
63を通過するまで下方に向けて搬送される。その後、
反転フラッパ63を切り換え、転写材Pを上方に向けて
搬送すると、転写材Pは、反転フラッパ63により再給
紙搬送路64に導かれ、再給紙装置65に収納される。
これにより、転写材Pは、表裏反転される。転写材P
は、ここから画像形成部30M等に再給紙され、表面に
画像形成を行ったときと同様にして、裏面に画像形成が
行われ、その後、排紙トレイ61上に排出される。
【0044】以上で、画像形成装置全体についての概略
的な構成及び動作の説明を終える。
【0045】次に、図3に、上述の画像形成装置1にお
けるブロック構成図を示す。この構成は、転写材Pに応
じた最適な画像形成を行うためのものである。
【0046】システムコントローラ71は、画像形成装
置1の各種制御を行うものであり、内部のCPU71a
によって統括的に制御を行う。
【0047】同図中、72はリーダ部10の一部を構成
する画像入力部、16は画像処理部、21は画像データ
に基づき半導体レーザーを変調駆動するレーザー駆動回
路、そして22はレーザー駆動回路21によって駆動さ
れる半導体レーザーである。
【0048】また、31、33、34は、前述のマゼン
タの画像形成部30Mを構成する部材であり、31は半
導体レーザー22の出力光により静電潜像が形成される
感光ドラム、33は感光ドラム31上の潜像に応じた現
像を行う現像器、そして34は感光ドラム31上のトナ
ー画像を転写材Pに転写する転写帯電器である。
【0049】さらに、40は転写材P上のトナー画像を
加熱加圧して定着させる定着器、59は定着後の転写材
Pに腰を付けるための加圧機構部である。
【0050】そしてS6 は、画像処理部16から出力さ
れる画像データに基づいて画像濃度分布を推定する濃度
分布推定回路(以下「推定回路」と略称する)である。
この推定回路S6については後述する。
【0051】続いて、図2のブロック構成図を参照し
て、最適な画像形成を行うための動作についての説明を
する。
【0052】原稿の画像情報は、画像入力部72を通し
て電気信号として入力され、画像処理部16において、
A/D変換、シェーディング補正、LOG変換、UCR
処理、γ補正など画像形成に必要な画像処理が加えら
れ、出力画像データとして出力される。
【0053】この出力画像データに基づいて、レーザー
駆動回路21が駆動され、半導体レーザー22を変調駆
動する。その半導体レーザー22の出力光を帯電済の感
光ドラム31上にスキャン露光することにより、感光ド
ラム31表面には、画像データに対応する電荷分布、す
なわち静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像器
33によってトナーが付着されマゼンタのトナー画像と
して現像される。
【0054】このマゼンタのトナー画像は、前述の給搬
送部50によって搬送されてきた転写材Pの表面に転写
される。この転写材Pは、トナー画像転写前に、あらか
じめ用紙サイズ検出部S3 (S4 )によってサイズが検
出され、また、紙厚検出部S5 によって厚さが検出され
たものである。
【0055】またトナー画像の転写によって、現像器3
3内のトナーは転写材P上に転移することになるが、転
写材Pではトナー画像は、トナーの分布として認識され
る。推定回路S6 は、この転写材P上のトナーの分布、
すなわち画像濃度分布を、画像形成に用いたものと同じ
画像データを基にして推定する。
【0056】転写材P上には、さらに、下流側のシア
ン、イエロー、ブラックの各画像形成部30C、30
Y、30Kによって、それぞれの色のトナー画像が順次
に転写される。これらの転写に際しても、上述の推定回
路S6 によって、同様に、それぞれの色の画像濃度分布
の推定が行われる。
【0057】転写材P上に転写された4色分のトナー画
像は、定着器40によって加熱、加圧されて定着され
る。このトナーを加熱定着するには、最適な定着温度が
あり、それは、用紙サイズ検出部S3 、S4 が検出する
転写材Pのサイズ、紙厚検出部S5 が検出する転写材P
の厚さ、そして推定回路S6 が推定する画像濃度分布等
に基づいて定着条件を変更することで、実現している。
【0058】例えば、定着器40の定着ローラ40aと
加圧ローラ40bとによって転写材Pを挟持搬送しなが
ら加熱するに際し、転写材Pの厚さに応じて、定着ロー
ラ40aの回転数制御を行って転写材Pの搬送速度(定
着速度)を変化させ、これにより、最適な定着条件を実
現している。すなわち、転写材Pの厚さが厚い場合に
は、定着速度を遅くし、反対に転写材Pの厚さが薄い場
合には、定着速度を速くして、トナー画像に対しこれを
溶融するに十分な熱量が与えられるようにしている。
【0059】また、感光ドラム31から転写材P上にト
ナー画像を転写する際に転写帯電器34に印加する転写
バイアスを、転写材Pのサイズ、厚さについての情報に
基づいて、決定するようにしている。
【0060】さらに、転写材Pのサイズ、厚さに応じ
て、加熱定着後の転写材Pの腰付けを行う加圧機構部5
9の加圧量を切り換えることにより、最適なカール取り
の加圧制御が可能となる。
【0061】すなわち、図3に示すブロック構成図にお
いては、用紙サイズ検出部S3 、S4 、紙厚検出部S
5 、推定回路S6 の出力に基づいて、転写帯電器34、
定着器40、加圧機構部59等を適宜に制御し、最適な
画像形成を行うようにしている。
【0062】次に、用紙サイズ検出部S3 、S4 につい
ては前述したので、ここでは、推定回路S6 、紙厚検出
部S5 、加圧機構部59について詳述する。
【0063】図4に、推定回路S6 の詳細な回路構成を
示す。
【0064】ここでは、現像剤(トナー)使用量は概略
としては画像データの積算値に比例すると考えられるこ
とから、推定回路S6 として1画像を複数の領域に分
け、その各領域での画像データ値の積算を行う回路構成
とする。本実施の形態では、図5に示すように、1画像
を4×4の16領域C00〜C33に分割した例で説明を行
う。ここで、Cmnは各分割領域の画像濃度値である。
【0065】図4中、Dataは画像データであり、本
実施の形態では8ビットの信号とする。Vclk は画像デ
ータの同期信号であり、Vsyncは1画像区間開始を示す
副走査同期信号である。Henableは主走査画像有効区間
信号であり、Venableは副走査画像有効区間信号であ
る。
【0066】用紙サイズ検出部S3 、S4 によって検出
された転写材Pのサイズに基づき、システムコントロー
ラ71は画像形成を行う主走査の画素数N、副走査の画
素数Mを導き出し、濃度分布の1領域に対応するM/
4、N/4の算出を行う。
【0067】81は主走査の分割領域を計数するカウン
タ、82、85はORゲート、83は主走査の分割領域
を指示する数値を示すアップカウンタ、84は副走査の
分割領域を計数するカウンタ、86は副走査の分割領域
を指示する数値を示すアップカウンタ、87はアップカ
ウンタ83、86の分割領域を示す数値をエンコードす
るエンコーダ、88は画像データが入力されるフリップ
フロップ、89はイネーブル信号を生成するANDゲー
トである。
【0068】90は画像データと選択された分割領域の
画像データ積算値とを加算する加算器、91、93、9
5は各分割領域の画像データ加算値を記憶するフリップ
フロップ、92、94、96は各分割領域のイネーブル
を生成するANDゲート、97、98、99は各分割領
域の画像データ積算値を加算器に出力する出力イネーブ
ル付きのバッファである。
【0069】主走査の分割領域の計数は主走査の分割領
域の画素数N/4を画像形成前にVsyncによりカウンタ
にロードし、Vclk を計数しダウンカウントし、N/4
まで計数した時点でN/4を再ロードするとともにアッ
プカウンタ83にnクロックとなるキャリーを出力し、
分割領域を示すアップカウンタ83の出力をインクリメ
ントして行くことで、N/4画素ごとにアップカウンタ
83の出力を増加させて実現する。副走査の領域に関し
ても主走査の場合と同様に、HsyncをM/4個ずつカウ
ントすることで、M/4ラインごとの領域信号を生成
し、エンコーダ87に出力する。
【0070】一方、画像データは、HenableとVenable
とのANDゲート89によるイネーブル区間の間、フリ
ップロップ88にVclk 同期で記憶される。そのフリッ
プロップ88の出力は加算器90の一方の入力端子Aに
入力される。加算器90の他方の入力端子Bには、各分
割領域を示すエンコード信号によって出力制御されたバ
ッファ97、98、99からの所定の分割領域のデータ
出力が入力される。この2つのデータを加算しその出力
を、所定の分割領域に対応するようにイネーブル制御さ
れたフリップロップに記憶することで、エンコーダ87
が指示する分割領域に対応する画像データの積算値C00
〜C33が各フリップロップに記憶され、システムコント
ローラ71に読み込まれた濃度分布が推定される。図6
に、ビデオ系の各信号、すなわちVsync、Venable、H
sync、Henable、Data、Cの概略のタイミングを示
す。
【0071】算出された画像濃度データC00〜C33から
の画像濃度分布の推定はシステムコントローラ71での
演算によって行う。
【0072】次に、図7に、本実施の形態で使用した紙
厚検出部S5 の構成を示す。
【0073】紙厚検出部S5 は、変位量検出手段100
と紙厚検出ローラ56とを備えて構成されている。な
お、この紙厚検出ローラ56は、前述のレジストローラ
と兼用されている。
【0074】変位量検出手段100の発光ダイオード1
01からの照射光Li は、レジストローラ(紙厚検出ロ
ーラ)56の上ローラ56aの測定面である反射面56
rで反射して受光位置センサ102に入射する。
【0075】レジストローラ56の下ローラ56bは上
下の方向には位置固定されており、上ローラ56aは上
下の方向に垂直移動可能な状態に設置さているため、転
写材Pが上下のローラ56a、56bに挟まれると、転
写材Pの厚さに応じて上ローラ56aが上方に移動する
構成になっている。従って、転写材Pの厚さに対応して
反射面56rが点線図示するように上下の方向に移動す
ることになる。反射面56rは、転写材Pが厚い場合は
上方に移動して発光ダイオード101に近寄り、薄い場
合は下方に移動して発光ダイオード101から離れるよ
うになる。この結果、転写材Pの厚さに応じて受光位置
センサ102に入射する反射光位置が変化し、転写材P
の厚さ信号であるアナログ信号S11としてA/D変換器
103に入力される。
【0076】ここで、発光ダイオード101の明滅及び
光量制御はシステムコントローラ71からの制御信号S
12によってセンサLED制御部104から出力される信
号S13を介して制御されている。また、制御信号S12
A/D変換器103のA/D変換タイミングをも制御し
ており、A/D変換器103からのデジタル化された転
写材Pの厚さに対応した信号S14がシステムコントロー
ラ71に送られ、ここでCPUにより転写材Pの厚さが
演算される。
【0077】次に、図8に、加圧機構部59の構成を示
す。
【0078】一般的に、転写材P上に転写されたトナー
画像が加熱定着されると、定着後の転写材Pは、トナー
画像側にカールすることが知られている。こうした状態
では排紙トレイ61上での積載性が著しく損なわれると
同時に、複写機、プリンタ等で広く使用されているソー
タ(後処理装置)への排紙性の悪化、さらにはジャム等
へも発展する可能性があり、定着後のカール量の管理は
非常に重要な問題である。
【0079】本実施の形態では、カール量の管理方法と
して、1対のスポンジローラ59aと金属ローラ59b
とにより定着後の転写材Pを挟み込むことで実現してい
る。転写材Pの上面にトナー画像が転写されていること
から、転写材Pには上向きのカールが生じる。従って、
それと反対の方向に圧力を加えるべく、上側にスポンジ
ローラ59aを、下側に金属ローラ59bを配置し、金
属ローラ59bがスポンジローラ59aに食い込むこと
を利用して、上向きのカールの成長を抑えている。
【0080】加圧量の調整は、カム59cを回転駆動さ
せることにより、軸59dを中心にして上下の方向に揺
動可能な金属ローラ可動板59eを上下方向に揺動させ
て制御している。この加圧量はカム59cの形状に応じ
て、複数段又は無段階に調整可能である。なお、59f
は転写材Pの搬送性をよくするために設けられた搬送ロ
ーラである。
【0081】加圧機構部59のカム59c及び金属ロー
ラ可動板59eによる、加圧量の調整は、前述の紙厚検
出部S5 による転写材Pの厚さ及び推定回路S6 による
画像濃度分布等のデータを参照して、システムコントロ
ーラ71上のCPU71aにより統括的に制御される。
【0082】本画像形成装置においては、表紙作製モー
ドを選択すると、適数枚の画像形成済みシート(転写材
P)をまとめた冊子用の表紙の作製が自動的に行われる
ようになっている。
【0083】図9(a)、(b)に、表紙の一例を示
す。
【0084】表紙は、表表紙部と裏表紙部と背表紙部が
一体となっている。これらは、表紙用として出力された
1枚の転写材Pを折り込んで形成される。表表紙部には
表紙画像Aが形成され、裏表紙部には表紙画像Bが形成
され、背表紙部にはタイトル画像が形成されている。表
紙画像A、B並びにタイトル画像は画像処理部16の圧
伸部16g内のメモリ部で画像合成されて出力時には画
像形成済みになっている。
【0085】表紙となる転写材は、画像形成済みシート
(転写材P)の見開き方向の長さの倍+複数枚の画像形
成済みシートを重ね合わせた厚さ分以上のサイズが必要
である。例えば、画像形成済みシートがA4サイズであ
るならば表紙サイズはA3+αのサイズが必要である。
【0086】表紙作製モードはすべてシステムコントロ
ーラ71上のCPU71aにより統括的に制御、演算さ
れる。図10、図11に、その動作例を示す。
【0087】なお、表紙作製をするか否かの選択は、不
図示の操作部によりオペレータが任意に選択できる構成
になっている。表紙画像A、B及びタイトル画像の読み
込みに際しても、不図示の操作部により逐次画像を置き
換える指示がされるように構成されている。
【0088】まず、通常の画像出力を行い(Step
1)、表紙作製モードの場合(Step2)、画像出力
時に得られた厚さデータK及び使用されたトナー量から
転写されたトナーの厚さを推定し保存する。また、転写
材Pの枚数をカウントする(Step3)。表紙作製モ
ードでない場合には前記データの保存及び数枚カウント
はしない。
【0089】次に、オペレータはコピーする画像(原
稿)を交換したり、そのまま同じ画像をコピーするかを
任意に選択し、別の画像をコピーする場合には原稿台1
1上に別の原稿を置く。そして、コピーを終了した場合
には(Step4)、表紙作製モードであるか否かをチ
ェックし(Step5)、表紙作製モードではない場合
にはコピーシーケンスを終了する。
【0090】ここで、Step1における詳細な動作を
図11を用いて説明する。
【0091】画像出力が実行されると、レジストローラ
56に転写材Pが到達する前のデータを収集すべく、レ
ジストローラ56をONにする(Step1−1)。
【0092】レジストローラ56は紙厚検出ローラを兼
ねている。そして、転写材Pの厚さは、レジストローラ
56の上ローラ56aの変位量を測定することによって
求めているため、レジストローラ56が転写材Pを挟ん
でいない状態での第1データを収集することが必要であ
る。転写材Pの厚さはレジストローラ56が転写材Pを
挟んでいないときの第1データと挟んでいるときの第2
データの差から導き出すため、この転写材Pを挟んでい
ないときの第1データは、転写材Pの厚さを算出する際
の基準値となる。
【0093】従って、給紙を開始する前の比較的時間に
余裕のある時点で、第1データを数多く収集し、データ
の信頼性をアップさせる。このため、レジストローラO
Nに続いてレジストローラ5回転分のデータ(Dr1,
r2…rm)を収集する(Step1−2)。レジスト
ローラ56が5回転した時点(Step1−3)で第1
データの収集は停止され、給紙を開始する(Step1
−4)。この間データ収集は中断される。
【0094】レジストローラ56に転写材Pが到達する
と(Step1−5)、レジストローラ56が転写材P
を挟んだ状態での第2データ(Dp1,P2…Pn)の
データ収集を開始する(Step1−6)。ここでのデ
ータ収集は、レジストローラ56の5回転分としている
(Step1−7)。これは、第1データのデータ収集
時のレジストローラ56の回転数と同じである。
【0095】次に、n個の第1データの平均値と、m個
の第2データの平均値との差により、転写材Pの厚みを
表す紙厚値Kを求める(Step1−8)。
【0096】こうして得られた転写材Pの厚さデータを
基に、前述の如く定着条件または転写条件を決定し、最
適な条件で作像を行う(Step1−9)。作像終了
後、レジストローラ56をOFFにし(Step1−1
0)、作像シーケンスを終了する(Step1−1
1)。
【0097】作像シーケンスは上述の如く実行され、す
べての画像の作像が終了したならば(Step4)、表
紙作製モードであるか否かをチェックする(Step
5)。そして、表紙作製モードが設定されていた場合に
は、表紙の背表紙部サイズの算出を行う(Step
6)。この背表紙部サイズは、Step3で格納された
転写材Pの厚さデータK及び使用トナー量に基づくトナ
ー厚さデータと転写材Pの枚数より算出する。
【0098】例えば、一般的な厚紙(約200g/1m
m2)ではその厚さはおよそ0.2mm、普通紙(約1
00g/1mm2)では0.lmmと言ったデータとな
るため、厚紙が100枚で厚さ20mm、更にそれに加
え普通紙200枚で20mm、計300枚の画像出力で
は約40mmの厚さになる。
【0099】しかし、実際には転写材P上にはトナーを
転写させて画像を形成しているため、転写材Pの厚さよ
り転写されたトナーの分だけ厚さが増していることにな
る。そこで、推定回路S6により算出された使用トナー
量から、転写材Pに転写されたトナーの厚さの分に対応
する係数を厚さデータに乗算することで、正確な背表紙
部のサイズを算出している。
【0100】続いて、表紙画像A、Bを読み込む(St
ep7)、(Step8)。この表紙画像A、Bを必要
としない場合には、不図示の操作部からその旨を入力す
ることで白紙にも設定できる。この表紙画像A、Bは前
述の通り、画像処理部16の圧伸部16g内のメモリ部
に一旦保存されている。同メモリ部内には表紙画像A、
B及びタイトル画像用の領域が予め定められており、適
宜その領域に保存される。
【0101】続いて、背表紙部のタイトル画像の読み込
みを行う(Step9)。このタイトル画像も表紙画像
A、Bと同様に白紙設定が可能である。しかし、背表紙
部は出力画像の厚さ、枚数等でサイズが異なるため、タ
イトル画像はStep6において算出した背表紙部サイ
ズに応じて変倍し、上記圧伸部16g内のメモリ部の所
定領域内に表紙画像A、Bと合成格納する(Step1
0)。
【0102】次に、表紙に使用する転写材Pのサイズの
選択を行い(Step11)、選択されたサイズの転写
材Pに表紙画像を出力(Step12)して表紙作製シ
ーケンスを終了する。
【0103】表紙に使用する転写材Pのサイズは、定型
紙(A3、A4等)を用い、表紙画像より大き目の転写
材Pに画像を形成することは勿論、マルチ用紙送り装置
55からの任意のサイズの転写材Pに画像を形成するこ
とも可能である。
【0104】本実施の形態では、第1データ及び第2デ
ータを収集するためのレジストローラ56の回転数をい
ずれの場合にも5回転としているが、これに限らず、第
1データと第2データで回転数を変えるようにしてもよ
い。
【0105】また、本実施の形態の紙厚検出ローラ(レ
ジストローラ)56は、一方のローラ56bが位置固定
され、他方のローラ56aが上下の方向に移動可能な構
成になっているが、双方のローラ56a、56bが上下
の方向に移動可能な構成であってもよい。
【0106】なお、本発明は、デジタルカラー機に限ら
ず、デジタル白黒機にも同様に適用することが可能であ
る。この白黒機の場合には、転写材上に転写されるトナ
ーの量はカラー機に比べ極めて少ないことから、表紙の
背表紙部のサイズ設定条件としてトナーの量を考慮する
必要はない。
【0107】また、表紙画像を画像メモリにストアせ
ず、原稿として直接画像形成を行う(背表紙部のタイト
ル画像の変倍合成を行わない)ならば、本発明は白黒の
アナログ機にも適用可能である。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置においては、給紙されたシートの厚さを検出する機
能と、検出されたシートの厚さと冊子枚数とに基づいて
表紙の背表紙部のサイズを算出する機能を備えているの
で、オペレータが表紙作製上の情報をマニュアル入力す
る場合のような入力ミスがなくなり、不適当な表紙の出
力によりシートが無駄に使用されることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された画像形成装置の全体的な概
略構成を示す縦断面図。
【図2】本発明が適用された画像形成装置の制御系を示
すブロック構成図。
【図3】画像処理部の詳細を示すブロック構成図。
【図4】推定回路の詳細を示すブロック構成図。
【図5】推定回路の算出領域を示す図。
【図6】推定回路を駆動する各制御信号のタイミングチ
ャート。
【図7】紙厚検出部の構成の詳細を示す図。
【図8】加圧機構部の構成の詳細を示す図。
【図9】表紙の構成を示す斜視図(図9(a))及び展
開状態の平面図(図9(b))。
【図10】CPU71aの動作例を説明するフローチャ
ート。
【図11】図10の画像出力ステップにおける詳細な動
作を説明するフローチャート。
【符号の説明】
16e 変倍処理部(倍率変更手段) 56 シート厚検出ローラ(シート厚検出手
段) 71a CPU(背表紙部サイズ算出手段、トナ
ー厚算出手段、計数手段、シートサイズ選択手段) 100 変位量検出手段(シート厚検出手段) P 転写材(シート)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚ずつ給送されたシートに対して画像
    を形成する画像形成装置において、 給送されたシートの厚さを検出するシート厚検出手段
    と、 適数枚の画像形成済みシートをまとめた冊子用の表紙を
    作製する表紙作製モードが選択された場合、前記シート
    厚検出手段が検出したシート厚と冊子枚数とに基づいて
    前記表紙の背表紙部のサイズを算出する背表紙部サイズ
    算出手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 1枚ずつ給送されたシートに対して多色
    のトナー画像を重ねて転写する画像形成装置において、 給送されたシートの厚さを検出するシート厚検出手段
    と、 1枚のシートに転写されたトナー量から1枚のシートに
    転写されたトナーの厚さを算出するトナー厚算出手段
    と、 適数枚の画像形成済みシートをまとめた冊子用の表紙を
    作製する表紙作製モードが選択された場合、前記シート
    厚検出手段が検出したシート厚と前記トナー厚算出手段
    が算出したトナー厚と冊子枚数とに基づいて前記表紙の
    背表紙部のサイズを算出する背表紙部サイズ算出手段
    と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記表紙作製モードが選択された場合、
    出力されるシート枚数を計数する計数手段を有すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記背表紙部サイズ算出手段が算出した
    サイズに基づいて表紙として用いるシートサイズを選択
    するシートサイズ選択手段を有することを特徴とする請
    求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記背表紙部サイズ算出手段が算出し
    たサイズに基づいて前記背表紙部に形成される画像の倍
    率を変更する倍率変更手段を有することを特徴とする請
    求項1又は2に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記シート厚検出手段は、一方のローラ
    又は双方のローラが変位可能に配置されるとともに双方
    のローラで移動中のシートをその表裏方向から挟み込む
    1対の厚さ検出ローラと、前記双方のローラの相対位置
    を検出する変位量検出手段と、を有して構成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 前記変位量検出手段は、前記1対の厚さ
    検出ローラがシートを挟み込む前の前記双方のローラの
    相対位置についての第1データと、シートを挟み込んだ
    状態での前記双方のローラの相対位置についての第2デ
    ータとを1セットのデータとして収集すると共に、前記
    1対の厚さ検出ローラの複数回転分の前記第1データ
    と、これと同数あるいは異なる数の回転分の前記第2デ
    ータとから算出したシートの厚さについてのデータを出
    力することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装
    置。
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