JPH1016725A - リモートコントロール式車両用アウトサイドミラー装置における雨滴除去装置 - Google Patents
リモートコントロール式車両用アウトサイドミラー装置における雨滴除去装置Info
- Publication number
- JPH1016725A JPH1016725A JP8169263A JP16926396A JPH1016725A JP H1016725 A JPH1016725 A JP H1016725A JP 8169263 A JP8169263 A JP 8169263A JP 16926396 A JP16926396 A JP 16926396A JP H1016725 A JPH1016725 A JP H1016725A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- signal
- mirror angle
- angle
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 雨滴除去能率の発揮。
【解決手段】 作動スイッチSWのONにより雨滴除去
作業最適ミラー角度(最適角度)信号X=aを出力し、
雨滴除去完了により使用状態ミラー角度(使用角度)信
号X=bを出力するミラー角度記憶手段60と、最適角
度信号X=aにより使用状態のミラーユニット3を最適
角度θに傾倒させ、使用角度信号X=bにより最適角度
θのミラーユニット3を使用状態に復帰させるミラー駆
動制御手段61と、を備える。この結果、作動スイッチ
SWをONすると、使用状態のミラーユニット3が最適
角度θに傾倒し、流体供給手段400が作動して流体が
ノズル4から最適角度θのミラー面に噴射されて雨滴が
除去され、雨滴除去性能が充分に発揮できる。雨滴除去
が完了すると、最適角度θのミラーユニット3が使用状
態に復帰する。
作業最適ミラー角度(最適角度)信号X=aを出力し、
雨滴除去完了により使用状態ミラー角度(使用角度)信
号X=bを出力するミラー角度記憶手段60と、最適角
度信号X=aにより使用状態のミラーユニット3を最適
角度θに傾倒させ、使用角度信号X=bにより最適角度
θのミラーユニット3を使用状態に復帰させるミラー駆
動制御手段61と、を備える。この結果、作動スイッチ
SWをONすると、使用状態のミラーユニット3が最適
角度θに傾倒し、流体供給手段400が作動して流体が
ノズル4から最適角度θのミラー面に噴射されて雨滴が
除去され、雨滴除去性能が充分に発揮できる。雨滴除去
が完了すると、最適角度θのミラーユニット3が使用状
態に復帰する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のド
アに取り付けられるリモートコントロール式のドアミラ
ー装置、又は自動車のフェンダに取り付けられるリモー
トコントロール式のフェンダミラー装置等のリモートコ
ントロール式車両用アウトサイドミラー装置(リモート
コントロール式の車両用後写鏡装置)において、ミラー
面に付着した雨滴を除去する装置に係り、特に、ミラー
面に付着した雨滴の除去性能が充分に発揮できるリモー
トコントロール式車両用アウトサイドミラー装置におけ
る雨滴除去装置に関するものである。
アに取り付けられるリモートコントロール式のドアミラ
ー装置、又は自動車のフェンダに取り付けられるリモー
トコントロール式のフェンダミラー装置等のリモートコ
ントロール式車両用アウトサイドミラー装置(リモート
コントロール式の車両用後写鏡装置)において、ミラー
面に付着した雨滴を除去する装置に係り、特に、ミラー
面に付着した雨滴の除去性能が充分に発揮できるリモー
トコントロール式車両用アウトサイドミラー装置におけ
る雨滴除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なリモートコントロール式車両用
アウトサイドミラー装置を図8乃至図10を参照して説
明する。この例は、自動車用ドアミラー装置に使用され
た例について説明する。図において、1はミラーハウジ
ングである。このミラーハウジング1は、前面側10が
開口されている。このミラーハウジング1内の後部側に
はパワーユニット2が取り付けられている。このパワー
ユニット2にはミラーユニット3がピボット機構20を
介して上下方向(前後方向)にまた左右方向(内外方
向)に傾倒可能に取り付けられている。このミラーユニ
ット3が上述のミラーハウジング1の開口部10に配置
されている。前記ミラーユニット3は、透明なガラス板
や合成樹脂板等の透明板の背面に反射膜を張設してな
り、かつ表面(正面)が若干の凸面形状(又は平面形
状)をなすミラー(図示せず)と、ミラーの背面側に配
設し、かつこのミラーの縁に縁を固定して、ミラーを保
持保護するミラーホルダ31とから構成されている。こ
のミラーホルダ31の背面側には上下方向用のピボット
受け32と左右方向用のピボット受け33とがそれぞれ
設けられている。一方、前記パワーユニット2には、上
下方向用の進退杆22と左右方向用の進退杆23とがそ
れぞれ進退可能に装備されている。この上下方向用の進
退杆22の先端ピボットと左右方向用の進退杆23の先
端ピボットとが、上述のミラーホルダ31の上下方向用
のピボット受け32と左右方向用のピボット受け33と
にそれぞれ結合されている。
アウトサイドミラー装置を図8乃至図10を参照して説
明する。この例は、自動車用ドアミラー装置に使用され
た例について説明する。図において、1はミラーハウジ
ングである。このミラーハウジング1は、前面側10が
開口されている。このミラーハウジング1内の後部側に
はパワーユニット2が取り付けられている。このパワー
ユニット2にはミラーユニット3がピボット機構20を
介して上下方向(前後方向)にまた左右方向(内外方
向)に傾倒可能に取り付けられている。このミラーユニ
ット3が上述のミラーハウジング1の開口部10に配置
されている。前記ミラーユニット3は、透明なガラス板
や合成樹脂板等の透明板の背面に反射膜を張設してな
り、かつ表面(正面)が若干の凸面形状(又は平面形
状)をなすミラー(図示せず)と、ミラーの背面側に配
設し、かつこのミラーの縁に縁を固定して、ミラーを保
持保護するミラーホルダ31とから構成されている。こ
のミラーホルダ31の背面側には上下方向用のピボット
受け32と左右方向用のピボット受け33とがそれぞれ
設けられている。一方、前記パワーユニット2には、上
下方向用の進退杆22と左右方向用の進退杆23とがそ
れぞれ進退可能に装備されている。この上下方向用の進
退杆22の先端ピボットと左右方向用の進退杆23の先
端ピボットとが、上述のミラーホルダ31の上下方向用
のピボット受け32と左右方向用のピボット受け33と
にそれぞれ結合されている。
【0003】そして、運転席に配置されたリモートコン
トロール用のスイッチ装置(図示せず)を操作して、上
述のパワーユニット2の上下方向用のモータ(図示せ
ず)を駆動(正転、逆転)させることにより、上下方向
用の進退杆22が進退し、ミラーユニット3がリモート
コントロールでミラーハウジング1に対して、ピボット
機構20の中心と左右方向用の進退杆23の先端ピボッ
ト及び左右方向用のピボット受け33の中心とを結ぶ軸
(水平軸)回りに上下方向に傾倒する。また、上述のパ
ワーユニット2の左右方向用のモータ(図示せず)を駆
動させることにより、左右方向用の進退杆23が進退
し、ミラーユニット3がリモートコントロールでミラー
ハウジング1に対して、ピボット機構20の中心と上下
方向用の進退杆22の先端ピボット及び上下方向用のピ
ボット受け32の中心とを結ぶ軸(垂直軸)回りに左右
方向に傾倒する。上述のリモートコントロール式車両用
アウトサイドミラー装置においては、ミラー面に雨滴が
付着すると、後方の視認性に問題が生じるので、このミ
ラー面に付着した雨滴をすばやく除去することが重要で
ある。
トロール用のスイッチ装置(図示せず)を操作して、上
述のパワーユニット2の上下方向用のモータ(図示せ
ず)を駆動(正転、逆転)させることにより、上下方向
用の進退杆22が進退し、ミラーユニット3がリモート
コントロールでミラーハウジング1に対して、ピボット
機構20の中心と左右方向用の進退杆23の先端ピボッ
ト及び左右方向用のピボット受け33の中心とを結ぶ軸
(水平軸)回りに上下方向に傾倒する。また、上述のパ
ワーユニット2の左右方向用のモータ(図示せず)を駆
動させることにより、左右方向用の進退杆23が進退
し、ミラーユニット3がリモートコントロールでミラー
ハウジング1に対して、ピボット機構20の中心と上下
方向用の進退杆22の先端ピボット及び上下方向用のピ
ボット受け32の中心とを結ぶ軸(垂直軸)回りに左右
方向に傾倒する。上述のリモートコントロール式車両用
アウトサイドミラー装置においては、ミラー面に雨滴が
付着すると、後方の視認性に問題が生じるので、このミ
ラー面に付着した雨滴をすばやく除去することが重要で
ある。
【0004】上述のミラー面に付着した雨滴をすばやく
除去する装置としては、例えば実開平5−32188号
公報に記載のものがある。この雨滴除去装置は、上述の
図8乃至図10のリモートコントロール式車両用アウト
サイドミラー装置を参照して説明すると、上述のミラー
ハウジング1内の開口部10の上縁中央部にノズル4が
固定されており、このノズル4に洗浄液タンク(図示せ
ず)からのホース40が接続されており、このホース4
0の途中に手動ポンプ図示せず)が設けられているもの
である。
除去する装置としては、例えば実開平5−32188号
公報に記載のものがある。この雨滴除去装置は、上述の
図8乃至図10のリモートコントロール式車両用アウト
サイドミラー装置を参照して説明すると、上述のミラー
ハウジング1内の開口部10の上縁中央部にノズル4が
固定されており、このノズル4に洗浄液タンク(図示せ
ず)からのホース40が接続されており、このホース4
0の途中に手動ポンプ図示せず)が設けられているもの
である。
【0005】上述の手動ポンプを駆動させることによ
り、洗浄液タンクからの洗浄液が、ホースを経てノズル
4に供給されかつこのノズル4を介してミラーユニット
3のミラー面に噴射され、この結果ミラーの表面に付着
した雨滴が除去される。
り、洗浄液タンクからの洗浄液が、ホースを経てノズル
4に供給されかつこのノズル4を介してミラーユニット
3のミラー面に噴射され、この結果ミラーの表面に付着
した雨滴が除去される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のリモートコント
ロール式車両用アウトサイドミラー装置における雨滴除
去装置において、上述の流体によるミラー面に付着した
雨滴の除去性能は、図9に示すように、ノズル4からミ
ラーまでの距離L(流体の噴射距離)と、ノズル4とミ
ラーとのなす角度θ(流体の噴射角度)とにより、大き
な影響を受ける。ここで、図9に示す流体の噴射距離L
における流体の噴射角度θを雨滴除去作業最適ミラー角
度θとする。
ロール式車両用アウトサイドミラー装置における雨滴除
去装置において、上述の流体によるミラー面に付着した
雨滴の除去性能は、図9に示すように、ノズル4からミ
ラーまでの距離L(流体の噴射距離)と、ノズル4とミ
ラーとのなす角度θ(流体の噴射角度)とにより、大き
な影響を受ける。ここで、図9に示す流体の噴射距離L
における流体の噴射角度θを雨滴除去作業最適ミラー角
度θとする。
【0007】ところが、上述の従来のリモートコントロ
ール式車両用アウトサイドミラー装置における雨滴除去
装置は、ノズル4がミラーハウジング1に固定されてい
ると共に、ミラーユニット3を雨滴除去作業最適ミラー
角度θに傾倒させる手段が何等設けられていないので、
ミラーユニット3がミラーハウジング1に対して、上下
方向にまた左右方向に傾倒した場合、例えば図10に示
すように、上下方向の傾倒における下向き最大角度に傾
倒位置している場合、上述の流体の噴射距離L及び噴射
角度θが変り、流体による雨滴除去性能が低下する。一
方、所期の雨滴除去性能を得るために、流体の噴射距離
L及び噴射角度θがある範囲に納まるように、ミラーユ
ニット3の上下方向の傾倒角度また左右方向の傾倒角度
を押えると、ミラーユニット3の上下方向の傾倒また左
右方向の傾倒が充分に得られず、リモートコントロール
式車両用アウトサイドミラー装置の本来の後方視認機能
が低下する等の問題がある。
ール式車両用アウトサイドミラー装置における雨滴除去
装置は、ノズル4がミラーハウジング1に固定されてい
ると共に、ミラーユニット3を雨滴除去作業最適ミラー
角度θに傾倒させる手段が何等設けられていないので、
ミラーユニット3がミラーハウジング1に対して、上下
方向にまた左右方向に傾倒した場合、例えば図10に示
すように、上下方向の傾倒における下向き最大角度に傾
倒位置している場合、上述の流体の噴射距離L及び噴射
角度θが変り、流体による雨滴除去性能が低下する。一
方、所期の雨滴除去性能を得るために、流体の噴射距離
L及び噴射角度θがある範囲に納まるように、ミラーユ
ニット3の上下方向の傾倒角度また左右方向の傾倒角度
を押えると、ミラーユニット3の上下方向の傾倒また左
右方向の傾倒が充分に得られず、リモートコントロール
式車両用アウトサイドミラー装置の本来の後方視認機能
が低下する等の問題がある。
【0008】本発明の目的は、ミラー面に付着した雨滴
の除去性能が充分に発揮できるリモートコントロール式
車両用アウトサイドミラー装置における雨滴除去装置を
提供することにある。
の除去性能が充分に発揮できるリモートコントロール式
車両用アウトサイドミラー装置における雨滴除去装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、雨滴除去作業に最適なミラー角度及び
作動スイッチON前の使用状態のミラー角度を記憶する
ミラー角度記憶手段であって、作動スイッチのONによ
り雨滴除去作業最適ミラー角度に対応した値の信号を出
力し、かつ雨滴除去作業の完了により使用状態ミラー角
度に対応する値の信号を出力するミラー角度記憶手段
と、前記雨滴除去作業最適ミラー角度信号によりパワー
ユニットを駆動させて使用状態にあるミラーユニットを
雨滴除去作業最適ミラー角度に傾倒し、かつ前記使用状
態ミラー角度信号によりパワーユニットを駆動させて除
去作業最適ミラー角度にあるミラーユニットを使用状態
ミラー角度に傾倒するミラー駆動制御手段と、を備えた
ことを特徴とする。
達成するために、雨滴除去作業に最適なミラー角度及び
作動スイッチON前の使用状態のミラー角度を記憶する
ミラー角度記憶手段であって、作動スイッチのONによ
り雨滴除去作業最適ミラー角度に対応した値の信号を出
力し、かつ雨滴除去作業の完了により使用状態ミラー角
度に対応する値の信号を出力するミラー角度記憶手段
と、前記雨滴除去作業最適ミラー角度信号によりパワー
ユニットを駆動させて使用状態にあるミラーユニットを
雨滴除去作業最適ミラー角度に傾倒し、かつ前記使用状
態ミラー角度信号によりパワーユニットを駆動させて除
去作業最適ミラー角度にあるミラーユニットを使用状態
ミラー角度に傾倒するミラー駆動制御手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0010】この結果、作動スイッチをONすると、ミ
ラー角度記憶手段から雨滴除去作業最適ミラー角度に対
応した値の信号がミラー駆動制御手段に出力され、この
ミラー駆動制御手段の作用により、使用状態にあるミラ
ーユニットが雨滴除去作業最適ミラー角度に傾倒する。
一方、上述の作動スイッチのONにより、流体供給手段
が作動して流体がノズルから前記雨滴除去作業最適ミラ
ー角度に位置するミラーユニットのミラー面に噴射さ
れ、そのミラー面に付着した雨滴が除去される。この結
果、本発明の雨滴除去装置においては、ミラー面に付着
した雨滴の除去性能が充分に発揮できる。
ラー角度記憶手段から雨滴除去作業最適ミラー角度に対
応した値の信号がミラー駆動制御手段に出力され、この
ミラー駆動制御手段の作用により、使用状態にあるミラ
ーユニットが雨滴除去作業最適ミラー角度に傾倒する。
一方、上述の作動スイッチのONにより、流体供給手段
が作動して流体がノズルから前記雨滴除去作業最適ミラ
ー角度に位置するミラーユニットのミラー面に噴射さ
れ、そのミラー面に付着した雨滴が除去される。この結
果、本発明の雨滴除去装置においては、ミラー面に付着
した雨滴の除去性能が充分に発揮できる。
【0011】また、雨滴除去作業の完了すると、ミラー
角度記憶手段から使用状態ミラー角度に対応する値の信
号がミラー駆動制御手段に出力され、このミラー駆動制
御手段の作用により、雨滴除去作業最適ミラー角度にあ
るミラーユニットが使用状態ミラー角度に傾倒復帰す
る。
角度記憶手段から使用状態ミラー角度に対応する値の信
号がミラー駆動制御手段に出力され、このミラー駆動制
御手段の作用により、雨滴除去作業最適ミラー角度にあ
るミラーユニットが使用状態ミラー角度に傾倒復帰す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のリモートコントロ
ール式車両用アウトサイドミラー装置の一実施の形態を
図1乃至図7を参照して説明する。この例は、自動車用
ドアミラー装置に装備された例について説明する。図
中、図8乃至図10と同符号は同一のものを示す。図1
において、400は流体供給手段である。この流体供給
ユニット400は、流体としての洗浄液を貯蔵するタン
クTと、このタンクTと左右両側のドアミラーD/M
(上述の図8乃至図10に示すように、ミラーハウジン
グ1及びパワーユニット2及びミラーユニット3等から
構成されている)にそれぞれ装備されたノズル4との間
を接続した流体供給管としてのホース40と、前記タン
クT中の洗浄液を、ホース40を介して上述の左右のド
アミラーD/Mのノズル4にそれぞれ供給しかつこのノ
ズル4を介してミラーユニット3のミラー面に噴射させ
るポンプPと、このポンプPを作動させるモータPM
と、運転席に設置された作動スイッチSWと、を備え
る。前記ポンプPは前記タンクTに、図1に示すように
ホース40を介して接続しても良いし、ホース40を介
さずに直接接続しても良い。また、前記モータPMの駆
動軸は前記ポンプPの駆動軸に接続されている。なお、
図1において、BATは電源である。上述の流体供給ユ
ニット400の大部分は車体の内部に収納されており、
上述のホース40の先端部が上述の左右のドアミラーD
/Mのミラーハウジング1内に収納されて、前記ノズル
4に接続されている。
ール式車両用アウトサイドミラー装置の一実施の形態を
図1乃至図7を参照して説明する。この例は、自動車用
ドアミラー装置に装備された例について説明する。図
中、図8乃至図10と同符号は同一のものを示す。図1
において、400は流体供給手段である。この流体供給
ユニット400は、流体としての洗浄液を貯蔵するタン
クTと、このタンクTと左右両側のドアミラーD/M
(上述の図8乃至図10に示すように、ミラーハウジン
グ1及びパワーユニット2及びミラーユニット3等から
構成されている)にそれぞれ装備されたノズル4との間
を接続した流体供給管としてのホース40と、前記タン
クT中の洗浄液を、ホース40を介して上述の左右のド
アミラーD/Mのノズル4にそれぞれ供給しかつこのノ
ズル4を介してミラーユニット3のミラー面に噴射させ
るポンプPと、このポンプPを作動させるモータPM
と、運転席に設置された作動スイッチSWと、を備え
る。前記ポンプPは前記タンクTに、図1に示すように
ホース40を介して接続しても良いし、ホース40を介
さずに直接接続しても良い。また、前記モータPMの駆
動軸は前記ポンプPの駆動軸に接続されている。なお、
図1において、BATは電源である。上述の流体供給ユ
ニット400の大部分は車体の内部に収納されており、
上述のホース40の先端部が上述の左右のドアミラーD
/Mのミラーハウジング1内に収納されて、前記ノズル
4に接続されている。
【0013】図1において、5はミラー角度検出手段
(角度検出装置)である。このミラー角度検出手段5
は、上述のドアミラーD/Mのミラーユニット3のミラ
ー角度を検出してその検出信号Yを後述する比較手段
(比較器)62に出力するものである。
(角度検出装置)である。このミラー角度検出手段5
は、上述のドアミラーD/Mのミラーユニット3のミラ
ー角度を検出してその検出信号Yを後述する比較手段
(比較器)62に出力するものである。
【0014】図1において6はリモコンミラー制御回路
である。このリモコンミラー制御回路6は、図2に示す
ように、ミラー角度記憶手段手段(ミラー角度記憶手段
装置)60と、ミラー駆動制御手段(ミラー駆動制御回
路)61と、比較手段62と、雨滴除去作業最適ミラー
角度傾倒停止確認手段(最適位置停止判断回路)63
と、から構成されている。
である。このリモコンミラー制御回路6は、図2に示す
ように、ミラー角度記憶手段手段(ミラー角度記憶手段
装置)60と、ミラー駆動制御手段(ミラー駆動制御回
路)61と、比較手段62と、雨滴除去作業最適ミラー
角度傾倒停止確認手段(最適位置停止判断回路)63
と、から構成されている。
【0015】前記ミラー角度記憶手段60は、雨滴除去
作業に最適なミラー角度θ及び作動スイッチSWのON
前の使用状態のミラー角度αを記憶するものであって、
作動スイッチSWのONの信号Nにより、雨滴除去作業
最適ミラー角度θに対応した値aの信号Xを出力し、か
つ後述するタイマー回路70からのポンプ駆動モータ停
止信号Fにより、雨滴除去作業が完了したことを検知
し、雨滴除去作業最適ミラー角度θに対応した値aの信
号Xから使用状態ミラー角度αに対応する値bの信号X
に切り替えて出力するものである。
作業に最適なミラー角度θ及び作動スイッチSWのON
前の使用状態のミラー角度αを記憶するものであって、
作動スイッチSWのONの信号Nにより、雨滴除去作業
最適ミラー角度θに対応した値aの信号Xを出力し、か
つ後述するタイマー回路70からのポンプ駆動モータ停
止信号Fにより、雨滴除去作業が完了したことを検知
し、雨滴除去作業最適ミラー角度θに対応した値aの信
号Xから使用状態ミラー角度αに対応する値bの信号X
に切り替えて出力するものである。
【0016】前記比較手段62は、前記ミラー角度記憶
手段60からの雨滴除去作業最適ミラー角度信号X(X
=a)又は使用状態ミラー角度信号X(X=b)と、前
記ミラー角度検出手段5からのミラー角度検出信号Yと
を比較し、前記ミラーユニット3を雨滴除去作業最適ミ
ラー角度θ又は使用状態ミラー角度αに傾倒するための
ミラー駆動制御信号Zを前記ミラー駆動制御手段61
に、またミラーユニット3が雨滴除去作業最適ミラー角
度θにおいて傾倒停止したことを確認するためのミラー
駆動制御信号Zを前記雨滴除去作業最適ミラー角度傾倒
停止確認手段63に、それぞれ出力するものである。
手段60からの雨滴除去作業最適ミラー角度信号X(X
=a)又は使用状態ミラー角度信号X(X=b)と、前
記ミラー角度検出手段5からのミラー角度検出信号Yと
を比較し、前記ミラーユニット3を雨滴除去作業最適ミ
ラー角度θ又は使用状態ミラー角度αに傾倒するための
ミラー駆動制御信号Zを前記ミラー駆動制御手段61
に、またミラーユニット3が雨滴除去作業最適ミラー角
度θにおいて傾倒停止したことを確認するためのミラー
駆動制御信号Zを前記雨滴除去作業最適ミラー角度傾倒
停止確認手段63に、それぞれ出力するものである。
【0017】前記ミラー駆動制御手段61は、前記比較
手段62からのミラー駆動制御信号Z(Y≠X=a又は
Y=X=a)によりドアミラーD/Mのパワーユニット
2の上下方向用のモータ又は及び左右方向用のモータを
駆動させて使用状態にある(使用状態ミラー角度αに傾
倒位置する)ミラーユニット3を雨滴除去作業最適ミラ
ー角度θに傾倒位置させ、かつ前記比較手段62からの
ミラー駆動制御信号Z(Y≠X=b又はY=X=b)に
より前記パワーユニット2の上下方向用のモータ又は及
び左右方向用のモータを駆動させて雨滴除去作業最適ミ
ラー角度θに傾倒位置するミラーユニット3を前記使用
状態に復帰(使用状態ミラー角度αに傾倒復帰)させる
ものである。
手段62からのミラー駆動制御信号Z(Y≠X=a又は
Y=X=a)によりドアミラーD/Mのパワーユニット
2の上下方向用のモータ又は及び左右方向用のモータを
駆動させて使用状態にある(使用状態ミラー角度αに傾
倒位置する)ミラーユニット3を雨滴除去作業最適ミラ
ー角度θに傾倒位置させ、かつ前記比較手段62からの
ミラー駆動制御信号Z(Y≠X=b又はY=X=b)に
より前記パワーユニット2の上下方向用のモータ又は及
び左右方向用のモータを駆動させて雨滴除去作業最適ミ
ラー角度θに傾倒位置するミラーユニット3を前記使用
状態に復帰(使用状態ミラー角度αに傾倒復帰)させる
ものである。
【0018】前記雨滴除去作業最適ミラー角度傾倒停止
確認手段63は、作動スイッチSWのONの信号Nと、
比較手段62からのミラー駆動制御信号Z(Y=X=
a)とにより前記ミラーユニット3が雨滴除去作業最適
ミラー角度θにおいて傾倒停止したことを確認し、流体
供給手段400を作動させるための流体供給手段作動信
号Sを後述する流体供給手段400の作動制御手段(ポ
ンプ駆動回路)7に出力するものである。
確認手段63は、作動スイッチSWのONの信号Nと、
比較手段62からのミラー駆動制御信号Z(Y=X=
a)とにより前記ミラーユニット3が雨滴除去作業最適
ミラー角度θにおいて傾倒停止したことを確認し、流体
供給手段400を作動させるための流体供給手段作動信
号Sを後述する流体供給手段400の作動制御手段(ポ
ンプ駆動回路)7に出力するものである。
【0019】図1において、7は流体供給手段400の
作動制御手段である。この流体供給手段400の作動制
御手段7は、図3に示すように、タイマー回路70と、
モータドライブ回路71とから構成されている。
作動制御手段である。この流体供給手段400の作動制
御手段7は、図3に示すように、タイマー回路70と、
モータドライブ回路71とから構成されている。
【0020】前記タイマー回路70は、雨滴除去作業最
適ミラー角度傾倒停止確認手段63からの流体供給手段
作動信号Sにより、流体供給手段400のポンプ駆動用
のモータPMをある一定時間作動させるモータ作動信号
Tをモータドライブ回路71に、そのある一定時間経過
後ポンプ駆動モータPMのドライブが停止した時にポン
プ駆動モータ停止信号Fをミラー角度記憶手段60に、
それぞれ出力するものである。
適ミラー角度傾倒停止確認手段63からの流体供給手段
作動信号Sにより、流体供給手段400のポンプ駆動用
のモータPMをある一定時間作動させるモータ作動信号
Tをモータドライブ回路71に、そのある一定時間経過
後ポンプ駆動モータPMのドライブが停止した時にポン
プ駆動モータ停止信号Fをミラー角度記憶手段60に、
それぞれ出力するものである。
【0021】前記モータドライブ回路71は、タイマー
回路70からモータ作動信号Tが出力されている間ポン
プ駆動用モータPMをドライブさせるモータドライブ信
号Mをポンプ駆動用モータPMに出力するものである。
回路70からモータ作動信号Tが出力されている間ポン
プ駆動用モータPMをドライブさせるモータドライブ信
号Mをポンプ駆動用モータPMに出力するものである。
【0022】この実施の形態における本発明のリモート
コントロール式車両用アウトサイドミラー装置は、以上
の如き構成からなり、以下その作動について、図4のタ
イムチャート、図5乃至図7の真理値表を示した説明図
を参照して説明する。例えば、ミラーユニット3が図1
0に示すように上下方向の傾倒における下向き最大角度
(使用状態ミラー角度α)に傾倒位置しているときに、
ミラー面に雨滴が付着し、そのミラー面の雨滴を除去す
る場合、作動スイッチSWをONする(図4中K1参
照)。
コントロール式車両用アウトサイドミラー装置は、以上
の如き構成からなり、以下その作動について、図4のタ
イムチャート、図5乃至図7の真理値表を示した説明図
を参照して説明する。例えば、ミラーユニット3が図1
0に示すように上下方向の傾倒における下向き最大角度
(使用状態ミラー角度α)に傾倒位置しているときに、
ミラー面に雨滴が付着し、そのミラー面の雨滴を除去す
る場合、作動スイッチSWをONする(図4中K1参
照)。
【0023】すると、「H」レベルのトリガ信号の作動
スイッチON信号Nがミラー角度記憶手段60と雨滴除
去作業最適ミラー角度傾倒停止確認手段63とにそれぞ
れ出力される。このミラー角度記憶手段60は、この
「H」レベルのトリガ信号の作動スイッチON信号Nを
受け、雨滴除去作業最適ミラー角度θに対応した値aの
信号X(X=a)を、比較手段62に出力する(図5を
参照)。一方、ミラー角度検出手段5は、ミラー角度検
出信号Yを、比較手段62に出力する。
スイッチON信号Nがミラー角度記憶手段60と雨滴除
去作業最適ミラー角度傾倒停止確認手段63とにそれぞ
れ出力される。このミラー角度記憶手段60は、この
「H」レベルのトリガ信号の作動スイッチON信号Nを
受け、雨滴除去作業最適ミラー角度θに対応した値aの
信号X(X=a)を、比較手段62に出力する(図5を
参照)。一方、ミラー角度検出手段5は、ミラー角度検
出信号Yを、比較手段62に出力する。
【0024】この比較手段62は、ミラー角度記憶手段
60からの雨滴除去作業最適ミラー角度信号X(X=
a)と、ミラー角度検出手段5からのミラー角度検出信
号Yとを比較し、ミラー角度検出信号Yが雨滴除去作業
最適ミラー角度信号X(X=a)と等しくなるまで、
「L」レベルのミラー駆動制御信号Z(Y≠X=a)
を、ミラー駆動制御手段61と雨滴除去作業最適ミラー
角度傾倒停止確認手段63とにそれぞれ出力する。この
ミラー駆動制御手段61は、ミラーを駆動させるための
信号Aを、左右のドアミラーD/Mのパワーユニット2
の上下方向用のモータ又は及び左右方向用のモータに出
力する。この結果、左右のドアミラーD/Mのパワーユ
ニット2の上下方向用のモータ又は及び左右方向用のモ
ータが駆動して(図6を参照)、図10に示す下向き最
大角度(使用状態ミラー角度α)に傾倒位置しているミ
ラーユニット3が図9に示す雨滴除去作業最適ミラー角
度θまで傾倒する。また、雨滴除去作業最適ミラー角度
傾倒停止確認手段63は、比較手段62からのミラー駆
動制御信号Zが「L」レベルから「H」レベルに切り替
わるまで、「L」レベルの流体供給手段作動信号Sを、
流体供給手段の作動制御手段7のタイマー回路70に出
力する。
60からの雨滴除去作業最適ミラー角度信号X(X=
a)と、ミラー角度検出手段5からのミラー角度検出信
号Yとを比較し、ミラー角度検出信号Yが雨滴除去作業
最適ミラー角度信号X(X=a)と等しくなるまで、
「L」レベルのミラー駆動制御信号Z(Y≠X=a)
を、ミラー駆動制御手段61と雨滴除去作業最適ミラー
角度傾倒停止確認手段63とにそれぞれ出力する。この
ミラー駆動制御手段61は、ミラーを駆動させるための
信号Aを、左右のドアミラーD/Mのパワーユニット2
の上下方向用のモータ又は及び左右方向用のモータに出
力する。この結果、左右のドアミラーD/Mのパワーユ
ニット2の上下方向用のモータ又は及び左右方向用のモ
ータが駆動して(図6を参照)、図10に示す下向き最
大角度(使用状態ミラー角度α)に傾倒位置しているミ
ラーユニット3が図9に示す雨滴除去作業最適ミラー角
度θまで傾倒する。また、雨滴除去作業最適ミラー角度
傾倒停止確認手段63は、比較手段62からのミラー駆
動制御信号Zが「L」レベルから「H」レベルに切り替
わるまで、「L」レベルの流体供給手段作動信号Sを、
流体供給手段の作動制御手段7のタイマー回路70に出
力する。
【0025】タイマー回路70は、雨滴除去作業最適ミ
ラー角度傾倒停止確認手段63からの流体供給手段作動
信号Sが「L」レベルから「H」レベルに切り替わるま
で、「L」レベルのモータ作動信号Tを、モータドライ
ブ回路71に、また「L」レベルのポンプ駆動モータ停
止信号Fを、ミラー角度記憶手段60に、それぞれ出力
する。モータドライブ回路71は、「L」レベルのモー
タ作動信号Tを受けて、「L」レベルのモータドライブ
信号Mを、ポンプ駆動モータPMに出力する。この
「L」レベルのモータ作動信号Tによって、ポンプ駆動
モータPMは停止の状態にあるので、左右のドアミラー
D/Mのミラーユニット3が雨滴除去作業最適ミラー角
度θに傾倒位置するまではポンプPは作動せず、ノズル
4から流体が左右のドアミラーD/Mのミラー面に噴射
されることはない。
ラー角度傾倒停止確認手段63からの流体供給手段作動
信号Sが「L」レベルから「H」レベルに切り替わるま
で、「L」レベルのモータ作動信号Tを、モータドライ
ブ回路71に、また「L」レベルのポンプ駆動モータ停
止信号Fを、ミラー角度記憶手段60に、それぞれ出力
する。モータドライブ回路71は、「L」レベルのモー
タ作動信号Tを受けて、「L」レベルのモータドライブ
信号Mを、ポンプ駆動モータPMに出力する。この
「L」レベルのモータ作動信号Tによって、ポンプ駆動
モータPMは停止の状態にあるので、左右のドアミラー
D/Mのミラーユニット3が雨滴除去作業最適ミラー角
度θに傾倒位置するまではポンプPは作動せず、ノズル
4から流体が左右のドアミラーD/Mのミラー面に噴射
されることはない。
【0026】上述のミラーを駆動させるための信号Aに
より、左右のドアミラーD/Mのパワーユニット2の上
下方向用のモータ又は及び左右方向用のモータが駆動
し、これに連動してミラー角度検出手段5からのミラー
角度検出信号Yが変化してミラー角度記憶手段60から
の雨滴除去作業最適ミラー角度信号X(X=a)と等し
くなった時(図4中K2参照)、比較手段62は出力信
号Zが「L」レベルから「H」レベルに切り替わり、こ
の「H」レベルのミラー駆動制御信号Z(Y=X=a)
を、ミラー駆動制御手段61と雨滴除去作業最適ミラー
角度傾倒停止確認手段63とにそれぞれ出力する。この
ミラー駆動制御手段61は、ミラーの駆動を停止させる
ための信号Bを、左右のドアミラーD/Mのパワーユニ
ット2の上下方向用のモータ又は及び左右方向用のモー
タに出力する。この結果、左右のドアミラーD/Mのパ
ワーユニット2の上下方向用のモータ又は及び左右方向
用のモータの駆動が停止して(図6を参照)、ミラーユ
ニット3が図9に示す雨滴除去作業最適ミラー角度θに
傾倒位置する。また、雨滴除去作業最適ミラー角度傾倒
停止確認手段63は、比較手段62からの「H」レベル
の出力信号Zを受けて、「H」レベルのトリガ信号の流
体供給手段作動信号Sを、流体供給手段の作動制御手段
7のタイマー回路70に出力する。
より、左右のドアミラーD/Mのパワーユニット2の上
下方向用のモータ又は及び左右方向用のモータが駆動
し、これに連動してミラー角度検出手段5からのミラー
角度検出信号Yが変化してミラー角度記憶手段60から
の雨滴除去作業最適ミラー角度信号X(X=a)と等し
くなった時(図4中K2参照)、比較手段62は出力信
号Zが「L」レベルから「H」レベルに切り替わり、こ
の「H」レベルのミラー駆動制御信号Z(Y=X=a)
を、ミラー駆動制御手段61と雨滴除去作業最適ミラー
角度傾倒停止確認手段63とにそれぞれ出力する。この
ミラー駆動制御手段61は、ミラーの駆動を停止させる
ための信号Bを、左右のドアミラーD/Mのパワーユニ
ット2の上下方向用のモータ又は及び左右方向用のモー
タに出力する。この結果、左右のドアミラーD/Mのパ
ワーユニット2の上下方向用のモータ又は及び左右方向
用のモータの駆動が停止して(図6を参照)、ミラーユ
ニット3が図9に示す雨滴除去作業最適ミラー角度θに
傾倒位置する。また、雨滴除去作業最適ミラー角度傾倒
停止確認手段63は、比較手段62からの「H」レベル
の出力信号Zを受けて、「H」レベルのトリガ信号の流
体供給手段作動信号Sを、流体供給手段の作動制御手段
7のタイマー回路70に出力する。
【0027】タイマー回路70は、雨滴除去作業最適ミ
ラー角度傾倒停止確認手段63からの「H」レベルのト
リガ信号の流体供給手段作動信号Sにより、ある一定時
間「H」レベルのモータ作動信号Tを、モータドライブ
回路71に出力する。モータドライブ回路71は、
「H」レベルのモータ作動信号Tを受けて、「H」レベ
ルのモータドライブ信号Mを、ポンプ駆動モータPMに
出力する。この「H」レベルのモータ作動信号Tによっ
て、ポンプ駆動モータPMが作動してポンプPが作動
し、ノズル4から流体が左右のドアミラーD/Mのミラ
ー面に噴射され、このミラー面に付着した雨滴が除去さ
れる。
ラー角度傾倒停止確認手段63からの「H」レベルのト
リガ信号の流体供給手段作動信号Sにより、ある一定時
間「H」レベルのモータ作動信号Tを、モータドライブ
回路71に出力する。モータドライブ回路71は、
「H」レベルのモータ作動信号Tを受けて、「H」レベ
ルのモータドライブ信号Mを、ポンプ駆動モータPMに
出力する。この「H」レベルのモータ作動信号Tによっ
て、ポンプ駆動モータPMが作動してポンプPが作動
し、ノズル4から流体が左右のドアミラーD/Mのミラ
ー面に噴射され、このミラー面に付着した雨滴が除去さ
れる。
【0028】そして、上述のポンプ駆動モータPMがあ
る一定時間作動し、その後タイマー回路70のモータ作
動信号Tが「H」レベルから「L」レベルに切り替わっ
た瞬間に、雨滴除去作業が完了したと言う「H」レベル
のトリガ信号のポンプ駆動モータ停止信号Fをミラー角
度記憶手段60に出力する(図4中K3参照)。ミラー
角度記憶手段60は、この「H」レベルのトリガ信号の
ポンプ駆動モータ停止信号Fを受けると、雨滴除去作業
が完了したことを検知し、雨滴除去作業最適ミラー角度
θに対応した値aの信号Xから使用状態ミラー角度αに
対応する値bの信号Xに切り替え、この使用状態ミラー
角度に対応する値bの信号X(X=b)を、比較手段6
2に出力する(図7を参照)。
る一定時間作動し、その後タイマー回路70のモータ作
動信号Tが「H」レベルから「L」レベルに切り替わっ
た瞬間に、雨滴除去作業が完了したと言う「H」レベル
のトリガ信号のポンプ駆動モータ停止信号Fをミラー角
度記憶手段60に出力する(図4中K3参照)。ミラー
角度記憶手段60は、この「H」レベルのトリガ信号の
ポンプ駆動モータ停止信号Fを受けると、雨滴除去作業
が完了したことを検知し、雨滴除去作業最適ミラー角度
θに対応した値aの信号Xから使用状態ミラー角度αに
対応する値bの信号Xに切り替え、この使用状態ミラー
角度に対応する値bの信号X(X=b)を、比較手段6
2に出力する(図7を参照)。
【0029】比較手段62は、この使用状態ミラー角度
αに対応する値bの信号X(X=b)を受けると、ミラ
ー駆動制御信号Zが「H」レベルから「L」レベルに切
り替わり、かつ上述のミラー角度記憶手段60からの使
用状態ミラー角度信号X(X=b)と、ミラー角度検出
手段5からのミラー角度検出信号Yとを比較し、ミラー
角度検出信号Yが使用状態ミラー角度信号X(X=b)
と等しくなるまで、「L」レベルのミラー駆動制御信号
Z(Y≠X=a)を、ミラー駆動制御手段61と雨滴除
去作業最適ミラー角度傾倒停止確認手段63とにそれぞ
れ出力する。このミラー駆動制御手段61は、ミラーを
駆動させるための信号Aを、左右のドアミラーD/Mの
パワーユニット2の上下方向用のモータ又は及び左右方
向用のモータに出力する。この結果、左右のドアミラー
D/Mのパワーユニット2の上下方向用のモータ又は及
び左右方向用のモータが駆動して(図7を参照)、図9
に示す雨滴除去作業最適ミラー角度θに傾倒位置するミ
ラーユニット3が図10に示す下向き最大角度(使用状
態ミラー角度α)まで傾倒する。
αに対応する値bの信号X(X=b)を受けると、ミラ
ー駆動制御信号Zが「H」レベルから「L」レベルに切
り替わり、かつ上述のミラー角度記憶手段60からの使
用状態ミラー角度信号X(X=b)と、ミラー角度検出
手段5からのミラー角度検出信号Yとを比較し、ミラー
角度検出信号Yが使用状態ミラー角度信号X(X=b)
と等しくなるまで、「L」レベルのミラー駆動制御信号
Z(Y≠X=a)を、ミラー駆動制御手段61と雨滴除
去作業最適ミラー角度傾倒停止確認手段63とにそれぞ
れ出力する。このミラー駆動制御手段61は、ミラーを
駆動させるための信号Aを、左右のドアミラーD/Mの
パワーユニット2の上下方向用のモータ又は及び左右方
向用のモータに出力する。この結果、左右のドアミラー
D/Mのパワーユニット2の上下方向用のモータ又は及
び左右方向用のモータが駆動して(図7を参照)、図9
に示す雨滴除去作業最適ミラー角度θに傾倒位置するミ
ラーユニット3が図10に示す下向き最大角度(使用状
態ミラー角度α)まで傾倒する。
【0030】上述のミラーを駆動させるための信号Aに
より、左右のドアミラーD/Mのパワーユニット2の上
下方向用のモータ又は及び左右方向用のモータが駆動
し、これに連動してミラー角度検出手段5からのミラー
角度検出信号Yが変化してミラー角度記憶手段60から
の使用状態ミラー角度信号X(X=b)と等しくなった
時(図4中K4参照)、比較手段62は出力信号Zが
「L」レベルから「H」レベルに切り替わり、この
「H」レベルのミラー駆動制御信号Z(Y=X=b)
を、ミラー駆動制御手段61と雨滴除去作業最適ミラー
角度傾倒停止確認手段63とにそれぞれ出力する。この
ミラー駆動制御手段61は、ミラーの駆動を停止させる
ための信号Bを、左右のドアミラーD/Mのパワーユニ
ット2の上下方向用のモータ又は及び左右方向用のモー
タに出力する(図7を参照)。この結果、左右のドアミ
ラーD/Mのパワーユニット2の上下方向用のモータ又
は及び左右方向用のモータの駆動が停止して、ミラーユ
ニット3が図10に示す下向き最大角度(作動スイッチ
SWをONする前の使用状態ミラー角度α)に復帰す
る。また、作動スイッチSWを再びONするまで(若し
くはミラーユニット3をリモートコントロールで上下方
向又は左右方向に傾倒させるまで)、その図10に示す
使用状態を維持する。また、雨滴除去作業最適ミラー角
度傾倒停止確認手段63は、比較手段62からの「H」
レベルの出力信号Zを受けても、上述の「H」レベルの
トリガ信号の作動スイッチON信号Nが入力されない限
り、「L」レベルの流体供給手段作動信号Sの出力を維
持し、その「L」レベルの流体供給手段作動信号Sを、
流体供給手段の作動制御手段7のタイマー回路70に出
力し続ける。この結果、タイマー回路70は作動せず、
流体供給手段400も作動しない。
より、左右のドアミラーD/Mのパワーユニット2の上
下方向用のモータ又は及び左右方向用のモータが駆動
し、これに連動してミラー角度検出手段5からのミラー
角度検出信号Yが変化してミラー角度記憶手段60から
の使用状態ミラー角度信号X(X=b)と等しくなった
時(図4中K4参照)、比較手段62は出力信号Zが
「L」レベルから「H」レベルに切り替わり、この
「H」レベルのミラー駆動制御信号Z(Y=X=b)
を、ミラー駆動制御手段61と雨滴除去作業最適ミラー
角度傾倒停止確認手段63とにそれぞれ出力する。この
ミラー駆動制御手段61は、ミラーの駆動を停止させる
ための信号Bを、左右のドアミラーD/Mのパワーユニ
ット2の上下方向用のモータ又は及び左右方向用のモー
タに出力する(図7を参照)。この結果、左右のドアミ
ラーD/Mのパワーユニット2の上下方向用のモータ又
は及び左右方向用のモータの駆動が停止して、ミラーユ
ニット3が図10に示す下向き最大角度(作動スイッチ
SWをONする前の使用状態ミラー角度α)に復帰す
る。また、作動スイッチSWを再びONするまで(若し
くはミラーユニット3をリモートコントロールで上下方
向又は左右方向に傾倒させるまで)、その図10に示す
使用状態を維持する。また、雨滴除去作業最適ミラー角
度傾倒停止確認手段63は、比較手段62からの「H」
レベルの出力信号Zを受けても、上述の「H」レベルの
トリガ信号の作動スイッチON信号Nが入力されない限
り、「L」レベルの流体供給手段作動信号Sの出力を維
持し、その「L」レベルの流体供給手段作動信号Sを、
流体供給手段の作動制御手段7のタイマー回路70に出
力し続ける。この結果、タイマー回路70は作動せず、
流体供給手段400も作動しない。
【0031】このように、本発明のリモートコントロー
ル式車両用アウトサイドミラー装置における雨滴除去装
置は、図10に示す使用状態にあるミラーユニット3を
図9に示す雨滴除去作業最適ミラー角度に傾倒位置さ
せ、この雨滴除去作業最適ミラー角度に傾倒位置するミ
ラーユニット3のミラー面に流体を噴射して雨滴を除去
し、その雨滴除去作業が完了後、図9に示す雨滴除去作
業最適ミラー角度に傾倒位置するミラーユニット3を図
10に示す使用状態に傾倒復帰させるものであるから、
ミラー面に付着した雨滴の除去性能が充分に発揮でき
る。
ル式車両用アウトサイドミラー装置における雨滴除去装
置は、図10に示す使用状態にあるミラーユニット3を
図9に示す雨滴除去作業最適ミラー角度に傾倒位置さ
せ、この雨滴除去作業最適ミラー角度に傾倒位置するミ
ラーユニット3のミラー面に流体を噴射して雨滴を除去
し、その雨滴除去作業が完了後、図9に示す雨滴除去作
業最適ミラー角度に傾倒位置するミラーユニット3を図
10に示す使用状態に傾倒復帰させるものであるから、
ミラー面に付着した雨滴の除去性能が充分に発揮でき
る。
【0032】なお、上述の実施の形態においては、自動
車用ドアミラー装置に装備された例について説明した
が、本発明の雨滴除去装置は、その他のリモートコント
ロール式車両用アウトサイドミラー装置、例えば自動車
用フェンダミラー装置にも装備適用できる。
車用ドアミラー装置に装備された例について説明した
が、本発明の雨滴除去装置は、その他のリモートコント
ロール式車両用アウトサイドミラー装置、例えば自動車
用フェンダミラー装置にも装備適用できる。
【0033】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明のリモ
ートコントロール式車両用アウトサイドミラー装置にお
ける雨滴除去装置は、使用状態にあるミラーユニットを
雨滴除去作業最適ミラー角度に傾倒位置させ、この雨滴
除去作業最適ミラー角度に傾倒位置するミラーユニット
のミラー面に流体を噴射して雨滴を除去し、その雨滴除
去作業が完了後、雨滴除去作業最適ミラー角度に傾倒位
置するミラーユニットを使用状態に傾倒復帰させるもの
であるから、ミラー面に付着した雨滴の除去性能が充分
に発揮できる。
ートコントロール式車両用アウトサイドミラー装置にお
ける雨滴除去装置は、使用状態にあるミラーユニットを
雨滴除去作業最適ミラー角度に傾倒位置させ、この雨滴
除去作業最適ミラー角度に傾倒位置するミラーユニット
のミラー面に流体を噴射して雨滴を除去し、その雨滴除
去作業が完了後、雨滴除去作業最適ミラー角度に傾倒位
置するミラーユニットを使用状態に傾倒復帰させるもの
であるから、ミラー面に付着した雨滴の除去性能が充分
に発揮できる。
【図1】本発明のリモートコントロール式車両用アウト
サイドミラー装置における雨滴除去装置の一実施の形態
を示した概略説明図である。
サイドミラー装置における雨滴除去装置の一実施の形態
を示した概略説明図である。
【図2】リモコンミラー制御回路のブロック図である。
【図3】流体供給手段の作動制御手段のブロック図であ
る。
る。
【図4】リモコンミラー制御回路と流体供給手段の作動
制御手段とのタイミングチャートである。
制御手段とのタイミングチャートである。
【図5】ミラーユニットのミラー角度とミラー角度記憶
手段アナログ出力との真理値表を示した図である。
手段アナログ出力との真理値表を示した図である。
【図6】ミラー角度記憶手段出力X=aのときにおける
ミラー角度検出手段出力と比較手段出力とD/M動作モ
ードとの真理値表を示した図である。
ミラー角度検出手段出力と比較手段出力とD/M動作モ
ードとの真理値表を示した図である。
【図7】ミラー角度記憶手段出力X=bのときにおける
ミラー角度検出手段出力と比較手段出力とD/M動作モ
ードとの真理値表を示した図である。
ミラー角度検出手段出力と比較手段出力とD/M動作モ
ードとの真理値表を示した図である。
【図8】一般的なリモートコントロール式車両用アウト
サイドミラー装置を示し、一部を破断した平面図であ
る。
サイドミラー装置を示し、一部を破断した平面図であ
る。
【図9】同じくミラーユニットが上下方向の傾倒におけ
る雨滴除去作業最適ミラー角度に傾倒位置している状態
の縦断面図である。
る雨滴除去作業最適ミラー角度に傾倒位置している状態
の縦断面図である。
【図10】同じくミラーユニットが上下方向の傾倒にお
ける下向き最大角度に傾倒位置している使用状態の縦断
面図である。
ける下向き最大角度に傾倒位置している使用状態の縦断
面図である。
【符号の説明】 1…ミラーハウジング、10…開口部、2…パワーユニ
ット、20…ピボット機構、22…上下方向用の進退
杆、23…左右方向用の進退杆、3…ミラーユニット、
31…ミラーホルダ、32…上下方向用のピボット受
け、23…左右方向用のピボット受け、4…ノズル、4
0…ホース(流体供給管)、400…流体供給手段、T
…タンク、P…ポンプ、M…ポンプ駆動モータ、SW…
作動スイッチ、BAT…電源、5…ミラー角度検出手段
(角度検出装置)、6…リモコンミラー制御回路、60
…ミラー角度記憶手段(ミラー角度記憶装置)、61…
ミラー駆動制御手段(ミラー駆動制御回路)、62…比
較手段(比較器)、63…雨滴除去作業最適ミラー角度
傾倒停止確認手段(最適位置停止判断回路)、7…流体
供給手段の作動制御手段(ポンプ駆動回路)、70…タ
イマー回路、71…モータドライブ回路、θ…雨滴除去
作業最適ミラー角度、α…使用状態ミラー角度、D/M
…ドアミラー、N…作動スイッチON信号、X(X=
a)…雨滴除去作業最適ミラー角度、X(X=b)…使
用状態ミラー角度信号、Y…ミラー角度検出信号、Z…
ミラー駆動制御信号、S…流体供給手段作動信号、F…
ポンプ駆動モータ停止信号、T…モータ駆動信号、M…
モータドライブ信号、A…ミラーを駆動させる信号、B
…ミラーの駆動を停止させる信号。
ット、20…ピボット機構、22…上下方向用の進退
杆、23…左右方向用の進退杆、3…ミラーユニット、
31…ミラーホルダ、32…上下方向用のピボット受
け、23…左右方向用のピボット受け、4…ノズル、4
0…ホース(流体供給管)、400…流体供給手段、T
…タンク、P…ポンプ、M…ポンプ駆動モータ、SW…
作動スイッチ、BAT…電源、5…ミラー角度検出手段
(角度検出装置)、6…リモコンミラー制御回路、60
…ミラー角度記憶手段(ミラー角度記憶装置)、61…
ミラー駆動制御手段(ミラー駆動制御回路)、62…比
較手段(比較器)、63…雨滴除去作業最適ミラー角度
傾倒停止確認手段(最適位置停止判断回路)、7…流体
供給手段の作動制御手段(ポンプ駆動回路)、70…タ
イマー回路、71…モータドライブ回路、θ…雨滴除去
作業最適ミラー角度、α…使用状態ミラー角度、D/M
…ドアミラー、N…作動スイッチON信号、X(X=
a)…雨滴除去作業最適ミラー角度、X(X=b)…使
用状態ミラー角度信号、Y…ミラー角度検出信号、Z…
ミラー駆動制御信号、S…流体供給手段作動信号、F…
ポンプ駆動モータ停止信号、T…モータ駆動信号、M…
モータドライブ信号、A…ミラーを駆動させる信号、B
…ミラーの駆動を停止させる信号。
Claims (6)
- 【請求項1】 ミラーハウジングにはパワーユニットが
取り付けられており、このパワーユニットにはミラーを
有するミラーユニットが取り付けられており、前記ミラ
ーハウジングには流体を前記ミラーユニットのミラー面
に噴射するノズルが固定されており、このノズルには作
動スイッチを備えた流体供給手段が接続されており、前
記パワーユニットを駆動させることにより、前記ミラー
ユニットがリモートコントロールで上下方向にまた左右
方向に傾倒し、前記作動スイッチをONにすることによ
り、前記流体供給手段が作動して流体が前記ノズルから
前記ミラー面に噴射されて前記ミラー面に付着した雨滴
を除去するリモートコントロール式車両用アウトサイド
ミラー装置において、 上述の雨滴除去作業に最適なミラー角度及び前記作動ス
イッチON前の使用状態のミラー角度を記憶するミラー
角度記憶手段であって、前記作動スイッチのONにより
前記雨滴除去作業最適ミラー角度に対応した値の信号を
出力し、かつ上述の雨滴除去作業の完了により前記使用
状態ミラー角度に対応する値の信号を出力するミラー角
度記憶手段と、 前記雨滴除去作業最適ミラー角度信号により前記パワー
ユニットを駆動させて使用状態にある前記ミラーユニッ
トを前記雨滴除去作業最適ミラー角度に傾倒し、かつ前
記使用状態ミラー角度信号により前記パワーユニットを
駆動させて雨滴除去作業最適ミラー角度にある前記ミラ
ーユニットを前記使用状態ミラー角度に傾倒するミラー
駆動制御手段と、 を備えたことを特徴とするリモートコントロール式車両
用アウトサイドミラー装置における雨滴除去装置。 - 【請求項2】 前記ミラーユニットのミラー角度を検出
してその検出信号を出力するミラー角度検出手段と、 前記ミラー角度記憶手段からの雨滴除去作業最適ミラー
角度信号又は使用状態ミラー角度信号と、前記ミラー角
度検出手段からのミラー角度検出信号とを比較し、前記
ミラーユニットを雨滴除去作業最適ミラー角度又は使用
状態ミラー角度に傾倒するためのミラー駆動制御信号を
前記ミラー駆動制御手段に出力する比較手段と、 前記比較手段からのミラー駆動制御信号により前記ミラ
ーユニットが雨滴除去作業最適ミラー角度において傾倒
停止したことを確認し、前記流体供給手段を作動させる
ための流体供給手段作動信号を前記流体供給手段に出力
する雨滴除去作業最適ミラー角度傾倒停止確認手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載のリモートコ
ントロール式車両用アウトサイドミラー装置における雨
滴除去装置。 - 【請求項3】 前記作動スイッチのONにより前記流体
供給手段をある一定時間作動させ、そのある一定時間経
過後により前記流体供給手段の作動を停止させる前記流
体供給手段の作動制御手段を、備えたことを特徴とする
請求項1に記載のリモートコントロール式車両用アウト
サイドミラー装置における雨滴除去装置。 - 【請求項4】 前記雨滴除去作業最適ミラー角度傾倒停
止確認手段からの流体供給手段作動信号により、前記流
体供給手段のポンプ駆動用のモータをある一定時間作動
させる信号を出力するタイマー回路と、 前記タイマー回路からモータ作動信号が出力されている
間前記ポンプ駆動用モータをドライブさせる信号を前記
ポンプ駆動用モータに出力するモータドライブ回路と、 を備えたことを特徴とする請求項2に記載のリモートコ
ントロール式車両用アウトサイドミラー装置における雨
滴除去装置。 - 【請求項5】 前記雨滴除去作業最適ミラー角度傾倒停
止確認手段からの流体供給手段作動信号により、前記流
体供給手段のポンプ駆動用のモータをある一定時間作動
させる信号と、そのある一定時間経過後前記ポンプ駆動
モータのドライブが停止した時にポンプ駆動モータ停止
信号とを、出力する前記タイマー回路と、 前記タイマー回路からのポンプ駆動モータ停止信号によ
り、雨滴除去作業が完了し、雨滴除去作業最適ミラー角
度に対応した値の信号から使用状態ミラー角度に対応す
る値の信号に切り替えて出力する前記ミラー角度記憶手
段と、 を備えたことを特徴とする請求項4に記載のリモートコ
ントロール式車両用アウトサイドミラー装置における雨
滴除去装置。 - 【請求項6】 前記ミラー角度記憶手段及び前記ミラー
駆動制御手段は、上下方向用と左右方向用とを備えてい
ることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5
に記載のリモートコントロール式車両用アウトサイドミ
ラー装置における雨滴除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8169263A JPH1016725A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | リモートコントロール式車両用アウトサイドミラー装置における雨滴除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8169263A JPH1016725A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | リモートコントロール式車両用アウトサイドミラー装置における雨滴除去装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1016725A true JPH1016725A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15883275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8169263A Pending JPH1016725A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | リモートコントロール式車両用アウトサイドミラー装置における雨滴除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1016725A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019097917A1 (ja) * | 2017-11-15 | 2019-05-23 | 株式会社東海理化電機製作所 | 車両用視認装置 |
WO2019225671A1 (ja) * | 2018-05-22 | 2019-11-28 | 市光工業株式会社 | 車両用アウターミラー装置、車両用アウターミラーシステム、及び車両用アウターミラー装置の制御方法 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP8169263A patent/JPH1016725A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019097917A1 (ja) * | 2017-11-15 | 2019-05-23 | 株式会社東海理化電機製作所 | 車両用視認装置 |
JP2019089466A (ja) * | 2017-11-15 | 2019-06-13 | 株式会社東海理化電機製作所 | 車両用視認装置 |
WO2019225671A1 (ja) * | 2018-05-22 | 2019-11-28 | 市光工業株式会社 | 車両用アウターミラー装置、車両用アウターミラーシステム、及び車両用アウターミラー装置の制御方法 |
CN112154083A (zh) * | 2018-05-22 | 2020-12-29 | 市光工业株式会社 | 车辆用外部镜装置、车辆用外部镜系统以及车辆用外部镜装置的控制方法 |
JPWO2019225671A1 (ja) * | 2018-05-22 | 2021-06-10 | 市光工業株式会社 | 車両用アウターミラー装置、車両用アウターミラーシステム、及び車両用アウターミラー装置の制御方法 |
US20210206319A1 (en) * | 2018-05-22 | 2021-07-08 | Ichikoh Industries, Ltd. | Vehicle outer mirror device, vehicle outer mirror system, and method for controlling vehicle outer mirror device |
US11702008B2 (en) | 2018-05-22 | 2023-07-18 | Misato Industries Co., Ltd. | Vehicle outer mirror device, vehicle outer mirror system, and method for controlling vehicle outer mirror device |
CN112154083B (zh) * | 2018-05-22 | 2024-01-05 | 美里工业株式会社 | 车辆用外部镜装置、车辆用外部镜系统以及车辆用外部镜装置的控制方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5516382B2 (ja) | 車載光学センサの洗浄システム | |
JP3508909B2 (ja) | バックミラーの急速変角制御装置 | |
JP5601249B2 (ja) | 車載光学センサ装置 | |
JP7047690B2 (ja) | 車両用洗浄装置 | |
JPH09292656A (ja) | カメラレンズ部の水滴除去装置 | |
US6940244B2 (en) | Wiper control apparatus and wiper control method | |
JPH0699792A (ja) | 自動車用自動清掃式アウタミラー | |
JP7107175B2 (ja) | ワイパ装置 | |
JPH1016725A (ja) | リモートコントロール式車両用アウトサイドミラー装置における雨滴除去装置 | |
JPH0860631A (ja) | 道路標識等洗浄車 | |
JP6411810B2 (ja) | ワイパ制御装置 | |
JPH1016724A (ja) | リモートコントロール式車両用アウトサイドミラー装置における雨滴除去装置 | |
JP6627573B2 (ja) | 車載センサ洗浄装置 | |
JPH10217916A (ja) | 車両用ドアミラー装置 | |
EP1524161B1 (en) | Intermittent washer system for windows | |
JP2018172118A (ja) | 車載センサ洗浄装置 | |
KR200423088Y1 (ko) | 자동차 사이드미러 와이퍼장치 | |
KR0138654Y1 (ko) | 백미러 자동조정장치 | |
JPH0939744A (ja) | 車両用ウォッシャ連動ワイパ駆動装置 | |
JPH1159271A (ja) | 自動車用死角安全確認装置 | |
KR200169909Y1 (ko) | 자동차의 백밀러 하향구동회로 | |
JPH01266037A (ja) | 自動車サイドミラーの水滴除去装置 | |
JPH0522231U (ja) | バツクミラー水滴除去機 | |
JPH0543539B2 (ja) | ||
KR970004474Y1 (ko) | 차량후진시 후방시야 확보장치 |