JPH10166702A - インクリボンカセット - Google Patents

インクリボンカセット

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JPH10166702A
JPH10166702A JP35336996A JP35336996A JPH10166702A JP H10166702 A JPH10166702 A JP H10166702A JP 35336996 A JP35336996 A JP 35336996A JP 35336996 A JP35336996 A JP 35336996A JP H10166702 A JPH10166702 A JP H10166702A
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JP
Japan
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ink ribbon
sheet
core
cassette
unwinding
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Pending
Application number
JP35336996A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Hori
芳行 堀
Kazuo Onuki
和男 大貫
Mikio Toyoda
幹夫 豊田
Nobuyuki Motoyama
信之 本山
Naomichi Hattori
直道 服部
Yasuhiro Morita
安廣 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dynic Corp
Original Assignee
Dynic Corp
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Publication date
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Publication of JPH10166702A publication Critical patent/JPH10166702A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 インクリボンのローラへの巻き込みやバック
テンションのバラツキをなくし、走行安定性を著しく改
善して、優れた印字品位を持続させることのできるイン
クリボンカセットを提供する。 【解決手段】 カセット本体内に一対の回転自在なコア
が収納され、これらコア間にインクリボン12が巻回さ
れて一方が巻出コア20、他方が巻取コアとされ、イン
クリボンのパスラインの略中間においてインクリボンは
カセット本体の外部に導出されており、巻出コアおよび
巻取コアとの間にそれぞれ少なくとも一のガイドローラ
が設けられてなるインクリボンカセットにおいて、巻出
コアおよび該巻出コアに巻回されたインクリボンの下方
側面と接触する摩擦抵抗の大なるシート14が設けら
れ、且つ、巻出コアに巻回されたインクリボンの側面高
さ位置変動(AB間の間隔)がリボン幅に対して4%以
下とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタに装着され
て該プリンタ側の印字ヘッドとの共働により所定の記録
媒体に印字するために用いられるインクリボンカセット
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインクリボンカセットとしては、
たとえば特開平6−48003号公報記載のものが知ら
れている。このインクリボンカセットにおいては、巻取
側および巻出側に、インクリボンと接触する表面が摩擦
係数の大きい素材(ゴム様弾性体)で形成された一対の
リボン送りローラが設けられると共に、該リボン送りロ
ーラに対するインクリボンの巻付角度が駆動限界以上と
されている。
【0003】また、走行するインクリボンに対して適切
なバックテンションを与えるために、巻出コアの回転に
対してブレーキをかける摩擦部材をばね付勢により設け
ると共に、インクリボンカセットのケース底部内面とイ
ンクリボンが巻回された巻出コアとの間にシートを介在
させることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
インクリボンカセットにあっては、ローラの摩擦係数が
大きいため、リボン走行中に巻取側のローラにインクリ
ボンが巻き込まれるという問題があった。
【0005】さらに、インクリボンカセットあるいはキ
ャリッジの製造時における精度誤差や経年変化等により
バックトルクにバラツキが生じ、これに起因するバック
テンションのバラツキがインクリボンの走行不良を起こ
し、印字不良を発生させることがあった。
【0006】また、巻出コアから巻き出されるインクリ
ボンに対してシートを接触させることはバックテンショ
ンを与える上で一応の効果を発揮するものの、コアに対
するインクリボンの巻回状態にバラツキがあるとシート
と接触しない部分が生じ、この部分から巻き出されるイ
ンクリボンに対してはバックテンション不足となり、あ
るいは過度の荷重がシートにかかる部分ではバックテン
ション過多となり、いずれにしても印字不良の原因とな
っていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記した
ような従来技術においてインクリボンがローラに巻き込
み、あるいはバックテンションにバラツキを生ずるため
にインクリボンの走行安定性が大きく損なわれることを
解消するべく実験と研究を重ねた結果、巻出コアおよび
該巻出コアに巻回されたインクリボンの下方側面を摩擦
抵抗の大きなシートと接触させ、且つ、該巻出コアに巻
回されたインクリボンの側面高さ位置変動をリボン幅に
対して4%以内とすることにより、上記問題が解決され
ることを知見し、本発明に至ったものである。
【0008】すなわち、本発明は、カセット本体内に一
対の回転自在なコアが収納され、これらコア間にインク
リボンが巻回されて一方が巻出コア、他方が巻取コアと
され、上記インクリボンのパスラインの略中間において
上記インクリボンは上記カセット本体の外部に導出され
ており、上記カセット本体の前端部分には上記外部に導
出されたインクリボンとの共働により記録媒体に印字す
る印字ヘッドを挿入するための凹部が設けられ、上記凹
部と上記巻出コアおよび上記巻取コアとの間にそれぞれ
少なくとも一のガイドローラが設けられてなるインクリ
ボンカセットにおいて、上記巻出コアおよび該巻出コア
に巻回された上記インクリボンの下方側面と接触する摩
擦抵抗の大なるシートが設けられ、且つ、上記巻出コア
に巻回されたインクリボンの側面高さ位置変動がリボン
幅に対して4%以内とされることを特徴とする。
【0009】インクリボンが巻かれた巻出コアをスムー
ズに回転させるためには少なくともインクリボンの位置
変動+2%のガタ(巻出コアとカセット本体内面との間
隔)を確保する必要があるが、このガタが過大となると
インクリボンの安定した走行に支障を来し、印字不良を
招く恐れがある。本発明においてインクリボンの位置変
動をリボン幅に対して4%以内としたのは、インクリボ
ンの走行安定性を良好に維持しながら巻出コアをスムー
ズに回転させるために必須の条件である。
【0010】本発明の好適な一態様によれば、上記シー
トはリボンカセットの底部内面に固定される。これによ
り両面印字が可能となる。
【0011】上記シートは、動摩擦係数と静摩擦係数の
比が1/2以上である材質で形成されることが好適であ
る。このような材質としてはたとえば羊毛フェルト、ポ
リウレタン発泡体等を挙げることができるが、毛羽立ち
による印字およびサーマルヘッドへの悪影響を考慮する
とポリウレタン発泡体が特に好適である。
【0012】本発明の他の好適な一態様によれば、上記
シートの厚さは0.3〜1.0mmである。
【0013】本発明の他の好適な一態様によれば、巻出
側に設けられる少なくとも一の上記ガイドローラは、イ
ンクリボンの走行時にも実質的に回転することなく静止
している静止ローラである。この静止ローラの周面はA
BSで形成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例によるイ
ンクリボンカセット10が示されている。このインクリ
ボンカセット10は図示の状態から天地逆にして装着す
ることが可能とされており、したがって図において左右
対称に構成されている。また、図1はケースおよびカバ
ーを接合してなるカセット本体からカバーを取り除いた
状態としてインクリボンカセット10を示す上面図であ
る。
【0015】ケース11内にはインクリボン12が巻回
された一対のコア20、30が収容されており、図示の
状態においてはコア20が巻出コア、コア30が巻取コ
アとされている。インクリボン12は巻出コア20から
ガイドローラ21、22、23および24によって案内
され、さらに、ケース10の前端中央部に形成される凹
部13の両側に突出して形成される略三角形状の突出部
25、35の一方25の先端部に案内された後、凹部1
3に向けてカセット外部に導出される。他方の突出部3
5の先端部に案内されて再度カセット内部に導入された
インクリボン12は、ガイドローラ34、33、32お
よび31に案内され、巻取コア30に巻き取られる。
【0016】インクリボンカセット10が熱転写プリン
タのキャリッジに装填された状態において、該キャリッ
ジ上の一対の回転軸が巻出コア20および巻取コア30
に嵌入係合する。そして、巻取コア30に嵌入係合され
た回転軸が適当な駆動源により回転駆動されることによ
り、インクリボン12が前述のパスラインを通って巻出
コア20から巻取コア30に向けて送出され、これに伴
って巻出コア20も巻取コア30の回転駆動方向と同方
向に従動回転する。また、キャリッジと共にプラテンに
沿って往復移動可能に設けられるサーマルヘッドは、イ
ンクリボンカセット10の前端中央部に形成された凹部
13に挿入され、印字時には図において上方に移動して
インクリボンカセット10の外部に導出されている部分
のインクリボン12を引き上げ、インクリボン12の走
行に同期して搬送される所定の記録媒体に対して所定の
印字を行うものである。
【0017】かかるプリンタ側の構成および熱転写方式
による印字メカニズムは公知であるので、図示省略して
以上の簡単な説明に止める。
【0018】巻出側のガイドローラ21〜24および巻
取側のガイドローラ31〜34のうち、巻取側のガイド
ローラ32は駆動ローラである。すなわち、この駆動ロ
ーラ32には、インクリボンカセット10が前記キャリ
ッジに装填された状態において該キャリッジ上に設けら
れる駆動軸(図示せず)が嵌入係合され、適当な駆動源
により駆動軸が回転駆動されたときにその駆動力を受け
て駆動ローラ32が図において反時計方向に回転し、イ
ンクリボンの走行を積極的に補助する。
【0019】一方、このガイドローラ32に対向して巻
出側に設けられるガイドローラ22には、インクリボン
カセット10が前記キャリッジに装填された状態におい
て該キャリッジ上に回転自在に設けられる回転軸(図示
せず)が嵌入係合されるが、該回転軸には何ら駆動源が
連結されず、空転可能であるにすぎない。そして、本実
施例においては、後述するように、この巻出側のガイド
ローラ22はインクリボン12走行中も実質的に回転す
ることなく静止状態に維持される。
【0020】他のガイドローラ21、23、24および
31、33、34はいずれも回転自在に設けられ、それ
ら周面とインクリボン12のバックコート(BC)面と
の間の摩擦によりインクリボン12の走行に伴って回転
する。
【0021】図2は巻出コア20および該巻出コア20
に巻かれたインクリボン12を含む部分の拡大縦断面図
である。図2に示されるように、巻出コア20に巻回さ
れるインクリボン12の最大巻径にわたってその下方側
面と接触するようにシート14がケース11の底部内面
に貼着されている。図示実施例におけるシート14は厚
さ0.5mmの発泡ウレタンシートである。
【0022】図3は上記シート14を設けないインクリ
ボンカセットにおいて巻出コア20に巻回されたインク
リボン12の引出力を測定した結果を示す。すなわち、
シート14を設けない場合には、インクリボン12が巻
出コア20から巻き出される初期段階において、一般に
印字不良が起こると考えられる引出力領域(約20gf
以下)に入ってしまう。これに対して、巻出コア20に
巻回されたインクリボン12の下方側面と接触するよう
にシート14を設けた本発明のインクリボンカセットに
よれば、全巻範囲において常に印字不良を起こさない引
出力が確保される(図4参照)。なお、いずれの試験に
おいても、シート14に厚さ0.5mmの発泡ウレタン
シートを用いた170m巻インクリボンカセットを、カ
シオ社の熱転写プリンタGX−710に装着し、普通コ
ピー紙に印字したものである。
【0023】なお、インクリボンカセット10の製造時
の精度誤差や経年変化等により巻出コア20に巻回され
たインクリボン12の下方側面は完全な水平面ではな
く、図2に示されるように波打った状態となっているこ
とが多い。しかしながら、本発明では、この巻回状態の
インクリボン12の側面高さ位置変動がリボン幅に対し
て4%以内に止められている。換言すれば、シート14
の表面レベル(A)と該シート14から最も上方に浮い
た位置にあるインクリボン12のレベル(B)との間隔
がリボン幅の4%以下とされる。これにより、巻出コア
20に巻かれたインクリボン12の全巻範囲においてシ
ート14の摩擦力が働き、自重を受けながら送出される
インクリボン12に対して常に適切なバックテンション
を与えることができる。
【0024】次の表1は、巻出コア20に巻回されたイ
ンクリボン12の側面高さ位置変動をリボン幅に対して
3%〜5%の範囲で異なるものとし、各々の場合におい
てコアのスムーズな回転を確保してインクリボンを安定
して送稿させるためにカセット内におけるコアのガタを
+2%持たせて、印字品位を総合的に判断した結果を示
すものである。なお、この試験においても、シート14
に厚さ0.5mmの発泡ウレタンシートを用いた170
m巻インクリボンカセットを、カシオ社の熱転写プリン
タGX−710に装着し、普通コピー紙に印字した。
【表1】 以上の結果より、巻出コア20および該巻出コア20に
巻回されたインクリボン12の下方側面を摩擦抵抗の大
きなシートと接触させるだけでなく、さらに、巻出コア
20に巻回されたインクリボン12の側面高さ位置変動
をリボン幅に対して4%以内とすることにより、インク
リボン12に適切なバックテンションを与え、良好な印
字品位を保持し得ることが実証された。また、本実施例
ではシート14に発泡ウレタンシートを用いたが、各種
の材質でシート14を形成した場合のインクリボン走行
安定性および印字品位を比較試験した結果を表2に示
す。
【表2】 表2に示される結果から、動摩擦係数と静摩擦係数の比
が1/2以上である発泡ウレタンおよび羊毛フェルトが
シート14として好適な材料であることが理解される。
炭化水素シートおよびウレタンシートを用いた場合に
は、巻出コア20が回転し始めるときにビビリが生じ、
スムーズにインクリボンが送出されないものであった。
なお、羊毛フェルトシートを用いた場合には、長期間の
使用により生ずる毛羽立ちがインクリボンの走行を不安
定にし、印字およびサーマルヘッドに悪影響を及ぼす恐
れがあるので、発泡ウレタンがシート14の材質として
特に好適である。また、本実施例では発泡ウレタンシー
ト14の厚さを0.5mmとしたが、発泡ウレタンシー
ト14の厚さを変えてインクリボン安定性および印字品
位を比較試験した結果を表3に示す。
【表3】 表3に示される結果から、シート14の厚さは好ましく
は0.3〜1.0の範囲とすべきことが確認された。本
発明の好適な実施例においては、巻出側のガイドローラ
(静止ローラ)22および巻取側のガイドローラ(駆動
ローラ)32は、少なくともその周面が、インクリボン
走行時にこれらが接触するインクリボンBC面との間の
摩擦係数(μ)が0.2〜0.8の範囲内となるような
材質で形成される。かかる材質の好適な一例はABS
(アクリルニトリルブタジエンスチレン)である。イン
クリボンBC面との間に0.2〜0.8の摩擦係数を与
えるような材質でこれらガイドローラ22および32を
形成することにより、巻取側のガイドローラ(駆動ロー
ラ)32にインクリボン12が巻き込まれることが防止
される。また、巻出側のガイドローラ22がこのような
摩擦係数を与える低摩擦材料で形成されることにより、
巻取コア30および駆動ローラ32の反時計方向回転駆
動に伴ってインクリボン12が走行する際に、該ガイド
ローラ22は走行するインクリボン12との間にすべり
を生じさせ、実質的に回転することなく静止状態に維持
される。このため、静止ローラ22を通過するインクリ
ボン12に対してブレーキをかけ、前記したシート14
との接触による摩擦力に加えて、インクリボン12に適
切なバックテンションを与えることができるため、イン
クリボン12の走行がさらに安定し、印字不良を完全に
防止することができる。さらに、従来特に巻出側のガイ
ドローラにおいて問題となっていた付着部の堆積も、イ
ンクリボンBC面との間の摩擦係数を上記範囲内とする
ことによって解決することができる。なお、シート14
および静止ローラ22の材質(摩擦係数)は、用いられ
るインクリボン12の種類に応じて適切に組み合わせて
選択されるものである。以上において本発明の一実施例
について詳述したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、請求項に記載された発明の範囲内において広く
変形態様をとることができる。たとえば、上述の実施例
ではガイドローラ22のインクリボンBC面に対する摩
擦係数を所定範囲とすることによってこれを静止ローラ
としたものであるが、ストッパ等の機械的手段によりガ
イドローラ22の回転を強制的に止めるように構成する
ことも可能である。また、用いられるインクリボン12
の種類によっては、ガイドローラ22を静止ローラとせ
ずにインクリボン走行時に空転するものとして構成して
も、シート14の材質や厚さ等を適切に選択すること
で、巻出コア20に巻回されたインクリボンシート12
の全巻範囲において所定のバックテンションを与えるこ
とが可能である。
【発明の効果】本発明のインクリボンカセットによれ
ば、インクリボンの走行安定性を著しく改善することが
でき、優れた印字品位を長期間に亘って持続させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるインクリボンカセット
のカバーを除いた状態を示す上面図である。
【図2】図1のインクリボンカセットにおける巻出コア
および該巻出コアに巻かれたインクリボンを含む部分の
拡大縦断面図である。
【図3】巻出コアに巻かれたインクリボンの下方側面と
摩擦接触するシートを設けずに作製した比較例のインク
リボンカセットにおいて巻出コアから巻き出されるイン
クリボンの引出力を測定した結果を示すグラフである。
【図4】巻出コアに巻かれたインクリボンの下方側面と
摩擦接触するシートが設けられた本発明のインクリボン
カセットにおいて同様にインクリボンの引出力を測定し
た結果を示すグラフである。
【符号の説明】
10 インクリボンカセット 11 ケース 12 インクリボン 13 凹部 14 シート 20 巻出コア 21〜24 ガイドローラ (22 駆動ローラ) 30 巻取コア 31〜34 ガイドローラ (32 静止ローラ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本山 信之 埼玉県深谷市内ケ島500 ダイニック株式 会社埼玉工場内 (72)発明者 服部 直道 埼玉県深谷市内ケ島500 ダイニック株式 会社埼玉工場内 (72)発明者 森田 安廣 大阪市中央区高麗橋2−6−10 ダイニッ ク株式会社大阪支社営業所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセット本体内に一対の回転自在なコアが
    収納され、これらコア間にインクリボンが巻回されて一
    方が巻出コア、他方が巻取コアとされ、上記インクリボ
    ンのパスラインの略中間において上記インクリボンは上
    記カセット本体の外部に導出されており、上記カセット
    本体の前端部分には上記外部に導出されたインクリボン
    との共働により記録媒体に印字する印字ヘッドを挿入す
    るための凹部が設けられ、上記凹部と上記巻出コアおよ
    び上記巻取コアとの間にそれぞれ少なくとも一のガイド
    ローラが設けられてなるインクリボンカセットにおい
    て、上記巻出コアおよび該巻出コアに巻回された上記イ
    ンクリボンの下方側面と接触する摩擦抵抗の大なるシー
    トが設けられ、且つ、上記巻出コアに巻回されたインク
    リボンの側面高さ位置変動がリボン幅に対して4%以下
    とされることを特徴とするインクリボンカセット。
  2. 【請求項2】上記シートが上記リボンカセットの底部内
    面に固定されることを特徴とする請求項1のインクリボ
    ンカセット。
  3. 【請求項3】上記シートが、動摩擦係数と静摩擦係数の
    比が1/2以上である材質で形成されることを特徴とす
    る請求項1または2のインクリボンカセット。
  4. 【請求項4】上記シートがポリウレタン発泡体より形成
    されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかの
    インクリボンカセット。
  5. 【請求項5】上記シートの厚さが0.3〜1.0mmで
    あることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかのイ
    ンクリボンカセット。
  6. 【請求項6】巻出側に設けられる少なくとも一の上記ガ
    イドローラが、上記インクリボンの走行時にも実質的に
    回転することなく静止している静止ローラであることを
    特徴とする請求項1ないし5のいずれかのインクリボン
    カセット。
  7. 【請求項7】上記静止ローラの周面がABSで形成され
    ていることを特徴とする請求項6のインクリボンカセッ
    ト。
JP35336996A 1996-12-17 1996-12-17 インクリボンカセット Pending JPH10166702A (ja)

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