JPH10166199A - 液圧駆動式塑性加工装置 - Google Patents

液圧駆動式塑性加工装置

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Publication number
JPH10166199A
JPH10166199A JP32539396A JP32539396A JPH10166199A JP H10166199 A JPH10166199 A JP H10166199A JP 32539396 A JP32539396 A JP 32539396A JP 32539396 A JP32539396 A JP 32539396A JP H10166199 A JPH10166199 A JP H10166199A
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JP
Japan
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hydraulic
plastic working
hydraulically driven
movable member
hydraulic pump
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JP32539396A
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Inventor
Hiroshi Sato
佐藤  寛
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Daiichi Electric Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Electric Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/16Control arrangements for fluid-driven presses

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Presses (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Servomotors (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 塑性加工装置の製造工数および製造コスト削
減、小型軽量化、エネルギー効率向上および低騒音化を
目的とする。 【解決手段】 二方向作動形油圧シリンダ2と二方向吐
出形油圧ポンプ10とを間に弁を介挿せずに互いに一台対
一台で接続してなる閉じた組合わせ回路と、その組合わ
せ回路内の作動液量を調整する作動液量調整回路15と、
一台の前記油圧ポンプを回転駆動する直流サーボモータ
11と、前記油圧シリンダにより駆動されて移動して板材
14に対し曲げ加工を行うポンチ4と、そのポンチの位置
を検出するリニアスケール7と、前記ポンチの移動を制
御するために、前記リニアスケールから出力される電気
信号をフィードバックされつつ前記直流サーボモータの
回転および前記油圧ポンプの吐出方向を制御するサーボ
増幅器12と、そのサーボ増幅器に位置指令信号を与える
システムコントローラ9を具えてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金属、プラスチ
ック、紙等の材料をその塑性変形特性を利用して塑性加
工するための装置に関し、特に、液圧モータや液圧シリ
ンダ等の液圧アクチュエータで可動部材を駆動してその
可動部材により板材、棒材、管材、形材等の被加工材料
を塑性加工する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液圧アクチュエータで可動部材を駆動し
て材料の塑性加工を行う場合は従来、例えば株式会社大
河出版が昭和42年に発行した機械工学全書1053「油圧装
置設計の実際」に記載されているように、方向制御弁、
圧力制御弁、油量制御弁等を使用するか又はサーボ弁、
電磁比例制御弁等のオリフィス制御形の制御弁を使用し
て、その液圧アクチュエータの作動を高精度に制御して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の液圧
アクチュエータを作動させるシステムは、電気モータや
内燃機関等の原動機により液圧ポンプを駆動して液圧エ
ネルギーを持つ作動液を供給する作動液供給装置と、そ
の作動液の供給方向、流量、液圧等を制御する制御弁と
を具えており、それゆえかかるシステムで液圧アクチュ
エータを作動させて塑性加工を行うためには、複雑な配
管を張りめぐらすことが必要になるとともに多数の制御
弁をコンパクトに取り付けるためのマニホールドが必要
となり、配管のための多くの空間も必要となって、多大
な工数と経費を要し、結果的に従来の塑性加工装置は大
型で重量のあるものとなっている。
【0004】さらに従来の塑性加工装置は、全ての液圧
アクチュエータの所要パワーの累計に相当する出力の原
動機、例えば電動機と液圧ポンプとを配置し、装置稼働
中はその電動機及び液圧ポンプを常時フル運転して液圧
エネルギーを発生させているため、液圧アクチュエータ
が仕事をしていない間はその液圧エネルギーの全量が無
駄に作動液タンクに戻されて作動液の温度を上昇させる
原因となっている。これがため従来の塑性加工装置のエ
ネルギー効率は極めて低く、またその作動液供給装置は
大出力のものが大部分であり、このように無駄に消費さ
れるエネルギーを無視することはできない。しかも上記
のように原動機と液圧ポンプは常時フル運転しているた
め、それが発生する騒音も非常に大きなものとなってい
る。
【0005】さらに上記の作動液の温度上昇は、作動液
の粘度低下をもたらして制御弁の制御特性を変化させ、
これにより制御精度を低下させるという問題もあり、こ
れを避けるために従来は、充分な作動液冷却効果が得ら
れるよう、本来液圧アクチュエータの駆動に必要な量よ
りも相当に多量の作動液を収容する大きな作動液タンク
を用いたり、作動液クーラーを特に設けたりする必要が
あって、この点でも塑性加工装置の大型化が避けられな
かった。
【0006】ところで従来、液圧モータの作動を制御す
るために、液圧モータと液圧ポンプとを間に弁を介挿せ
ずに互いに接続して閉じた組合わせ回路を構成すること
が、上記文献「油圧装置設計の実際」中第174 頁に記載
され、さらに車両用静油圧駆動方式(HST:Hydro-st
atic Transmission )としても知られているが、かかる
従来の組合わせ回路では、単に液圧ポンプの吐出量や吐
出圧を変更して液圧モータの出力を変化させるに止まっ
ており、また液圧モータおよび液圧ポンプの作動方向も
一方向のみとされている。
【0007】この発明は、上記組合わせ回路の構成を改
良するとともに発展させて、作動液の流れの方向や油量
や圧力を制御するための全ての制御弁を取り去るととも
に、制御弁で作動液の流れを制御する代わりに液圧ポン
プの作動を電気的にフィードバック制御することによ
り、上記従来の液圧式塑性加工装置の課題を解決せんと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】す
なわちこの発明の塑性加工装置は、二方向作動形液圧ア
クチュエータと二方向吐出形液圧ポンプとを間に弁を介
挿せずに互いに一台対一台で接続してなる閉じた組合わ
せ回路と、前記組合わせ回路内の作動液量を調整する作
動液量調整回路と、一台の前記液圧ポンプを回転駆動す
る一台の原動機と、前記液圧アクチュエータにより駆動
されて移動して被加工材料に対し塑性加工を行う可動部
材と、前記可動部材の位置もしくは移動量を検出する可
動部材センサと、前記可動部材の移動を制御するため
に、前記可動部材センサから出力される電気信号をフィ
ードバックされつつ前記原動機の回転(回転速度と回転
トルク)および前記液圧ポンプの吐出方向を制御する移
動制御用電気式コントローラと、を具えてなる。
【0009】かかる塑性加工装置にあっては、二方向作
動形液圧アクチュエータと二方向吐出形液圧ポンプとを
間に弁を介挿せずに互いに一台対一台で接続してなる閉
じた組合わせ回路の液圧ポンプを一台の原動機が回転駆
動することで、その組合わせ回路の液圧アクチュエータ
により駆動されて移動する可動部材が被加工材料に対し
塑性加工を行い、また作動液量調整回路が、液圧ポンプ
や液圧アクチュエータからの作動液の漏れ分や、液圧ア
クチュエータの作動に伴って流れる供給側と戻り側との
作動液量に差がある場合のその差等に起因する組合わせ
回路内の作動液量の変動を補償して、その組合わせ回路
中の作動液量を調整する。そしてこの塑性加工装置にあ
っては、移動制御用電気式コントローラが、可動部材の
移動を制御するために、可動部材の位置もしくは移動量
を検出する可動部材センサから出力される電気信号をフ
ィードバックされつつ原動機の回転速度と回転トルクお
よび液圧ポンプの吐出方向を制御する。
【0010】従ってこの発明によれば、作動液の流れの
方向、液量、圧力を制御するための全ての制御弁を取り
去って、代わりに移動制御用電気式コントローラを用い
ているので、複雑な配管の配設が不要なるとともに、多
数の制御弁をコンパクトに取り付けるためのマニホール
ドも不要となり、配管のための多くの空間も不要となっ
て、塑性加工装置の製造のための工数と経費を大幅に削
減し得るとともに、塑性加工装置を小型で軽量なものと
することができる。
【0011】さらにこの発明によれば、移動制御用電気
式コントローラで原動機の回転を制御して、その原動機
で、塑性加工に必要な時だけ、必要な速度で液圧ポンプ
を回転駆動するので、塑性加工装置を、極めてエネルギ
ー効率が高くかつ低騒音のものとすることができ、しか
も、作動液の温度を無駄に上昇させないのに加えて、制
御弁を使用しないため制御自体が作動液の温度上昇の影
響も受けにくいので、作動液タンクを必要最小限にし得
て、この点でも塑性加工装置を小型にできるとともに、
可動部材を常に高精度に移動させ得て、塑性加工精度を
向上させることができる。
【0012】なお、上記移動制御用電気式コントローラ
で可動部材の移動を制御するに際しては、液圧ポンプか
らの作動液の吐出方向を切換えることで、液圧アクチュ
エータの作動方向ひいては可動部材の移動方向を制御す
ることができ、また液圧ポンプの回転駆動速度を制御す
ることで、液圧ポンプからの作動液の吐出量を変化させ
て液圧アクチュエータの作動速度ひいては可動部材の移
動速度を制御することができ、さらには液圧ポンプの回
転駆動トルクを制御することで、液圧ポンプからの作動
液の吐出圧を変化させて液圧アクチュエータの作動力ひ
いては可動部材の移動力を制御することができる。
【0013】また、この発明で液圧ポンプを回転駆動す
るに際しては、前記原動機として電動機を用いても良
く、その場合には、電動機の回転方向を切り換えること
で液圧ポンプからの作動液の吐出方向を切換えることが
できる。またこの発明では、前記原動機として内燃機関
を用いても良く、その場合には、例えば本願出願人が先
に日経BP社1994年 9月19日発行の雑誌「日経メカニカ
ル 1994.9.19」中第57〜59頁にて開示した二方向吐出形
液圧ポンプの如き、ピストンを駆動する偏心カムと吸入
吐出ポートとの間の位相を変え得る液圧ポンプを用いる
ことで、内燃機関からの一方向の駆動回転でも液圧ポン
プからの作動液の吐出方向を切換えることができる。
【0014】そしてこの発明の塑性加工装置において
は、前記液圧ポンプが、吐出量を変化させ得る可変容量
形のものであって、前記組合わせ回路中の、作動液を液
圧アクチュエータに供給する側の回路の液圧をパイロッ
ト圧としてその吐出量が変化するものであっても良く、
かかる構成とすれば、液圧アクチュエータに可動部材か
ら大きな作動反力が加わって作動液供給側の回路の圧力
が上昇した場合に、自動的に、液圧ポンプの駆動回転数
に対するその吐出量を少なくして、原動機で液圧アクチ
ュエータを駆動する際のいわば減速比を増大させ得て、
液圧アクチュエータの作動力ひいては可動部材の移動力
を自動的に増加させることができる。
【0015】また、この発明の塑性加工装置において
は、前記液圧ポンプが、吐出量を変化させ得る可変容量
形のものであり、当該塑性加工装置がさらに、前記組合
わせ回路中の、塑性加工を行う方向へ前記可動部材を移
動させる際に作動液を液圧アクチュエータに供給する側
の回路の液圧を検出する液圧センサと、前記液圧アクチ
ュエータの出力を制御するために、前記液圧センサから
出力される電気信号をフィードバックされつつ前記液圧
ポンプの吐出量を制御することにより出力制御用電気式
コントローラと、を具えていても良く、かかる構成にす
れば、液圧アクチュエータの作動力ひいては可動部材の
移動力を任意かつ高精度に制御することができる。
【0016】さらにこの発明の塑性加工装置において
は、前記液圧アクチュエータが液圧モータであっても良
く、その場合には可動部材を回転移動させて塑性加工を
行うのに都合が良い。またこの発明の塑性加工装置にお
いては、前記液圧アクチュエータが液圧シリンダであっ
ても良く、その場合には可動部材を直線移動させて塑性
加工を行うのに都合が良い。
【0017】また、この発明の塑性加工装置において
は、前記可動部材が、前記被加工材料を曲げ加工するも
のであっても良く、その場合には先に記した作用によ
り、曲げ加工装置の製造のための工数と経費を大幅に削
減し得るとともに、曲げ加工装置を小型かつ軽量で省エ
ネルギーかつ低騒音のものとすることができ、しかも曲
げ加工を常に高精度で行うことができる。
【0018】この一方、この発明の塑性加工装置におい
ては、前記可動部材が、前記被加工材料を圧延加工する
ものであっても良く、その場合には先に記した作用によ
り、圧延加工装置の製造のための工数と経費を大幅に削
減し得るとともに、圧延加工装置を小型かつ軽量で省エ
ネルギーかつ低騒音のものとすることができ、しかも圧
延加工を常に高精度で行うことができる。
【0019】さらにこの発明の塑性加工装置において
は、前記組合わせ回路を複数具え、前記移動制御用電気
式コントローラが、前記複数の組合わせ回路の液圧アク
チュエータの作動を互いに同期させるために、互いに同
一の制御信号を与えられるようにしても良く、かかる構
成にすれば、一つの可動部材の複数の部位あるいは複数
の可動部材を互いに同期移動させて行う、曲げ加工や圧
延加工等の塑性加工を、容易に高精度に実施することが
できる。
【0020】また、この発明の塑性加工装置において
は、前記組合わせ回路を複数具え、前記移動制御用電気
式コントローラが、前記複数の組合わせ回路の液圧アク
チュエータの作動を位置をずらせて互いに同期させるた
めに、互いに所定量づつ異なる制御信号を与えられるよ
うにしても良く、かかる構成にすれば、一つの可動部材
の複数の部位あるいは複数の可動部材を互いに所定距離
づつ位置をずらせて同期移動させて行う、曲げ加工や圧
延加工等の塑性加工を、容易に高精度に実施することが
できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここ
に、図1は、この発明の液圧駆動式塑性加工装置の一実
施例としての油圧駆動式曲げ加工装置を示す構成図であ
り、この装置では液圧アクチュエータとして油圧シリン
ダを用いている。
【0022】すなわちこの実施例の曲げ加工装置は、フ
レーム1と、そのフレーム1の上部に下向きに搭載され
た一台の、二方向作動形液圧アクチュエータとしての片
ロッド複動形油圧シリンダ2と、その油圧シリンダ2の
ピストンロッド2aの先端部に固定されたラム3と、その
ラム3の下面に装着された、可動部材としてのパンチ4
と、フレーム1の下部に固定されたテーブル5と、その
テーブル5の上面の、パンチ4と対向する位置に装着さ
れたダイ6と、そのダイ6の所定位置に対するパンチ4
の昇降を案内する図示しないガイドポストとを具えてお
り、この点では従来既知のプレス曲げ加工装置と同様で
ある。
【0023】しかしながらこの実施例の曲げ加工装置は
さらに、油圧シリンダ2に隣接してフレーム1の上部に
下向きに搭載された、可動部材センサとしてのリニアス
ケール7を具えており、そのリニアスケール7の検出ロ
ッド7aの先端部はラム3に結合されている。これにより
リニアスケール7は、ラム3ひいてはパンチ4の位置を
検出して電気的に出力することができる。なお、かかる
リニアスケール7は、ラム3の位置を直接検出するもの
の他、ラム3の変位量を検出しその変位量からラム3の
位置を求めて出力するものでも良い。またその位置検出
方式は、プレス曲げ加工のために充分なラム位置検出精
度が得られるものであれば、磁気式や電気式、光学式等
何でも良く、特に限定はされない。
【0024】さらにこの実施例の曲げ加工装置は、油圧
シリンダ2の作動を制御する電気−油圧制御システム8
を具えており、ここにおける電気−油圧制御システム8
は、図2に示すように、一台の油圧シリンダ2のロッド
側ポート2bおよびヘッド側ポート2cに対して間に弁を介
挿せずに両ポート10a, 10bをそれぞれ接続されて閉じた
組合わせ回路を構成する一台の、二方向吐出形液圧ポン
プとしての固定容量二方向吐出形油圧ポンプ10と、その
油圧ポンプ10に直接もしくは減速器を介して結合されて
その油圧ポンプ10を二方向に回転駆動する、原動機とし
ての直流サーボモータ11と、そのサーボモータ11の回転
方向、回転速度および回転トルクを電気的に制御する、
移動制御用電気式コントローラとしての移動制御用サー
ボ増幅器12と、システムコントローラ9から出力される
位置指令信号Diにリニアスケール7から出力されるフィ
ードバック信号Dfをその符号を反転させて加算してその
結果をサーボ増幅器12に入力する加算器13とを有してい
る。
【0025】加えてこの実施例の曲げ加工装置は、上記
電気−油圧制御システム8の作動を制御するシステムコ
ントローラ9を具えており、ここにおけるシステムコン
トローラ9は、プレス曲げ加工のために必要な上昇移動
および下降移動をパンチ4に行わせるためのラム3の移
動位置を示す信号を、上記位置指令信号Diとして加算器
13に入力する。
【0026】なお、上記油圧ポンプ10としては、例えば
ベーンポンプやピストンポンプを用いることができ、ま
た上記直流サーボモータ11とサーボ増幅器12との組合わ
せに代えて、同様の制御機能を持つかご形誘導電動機と
インバータとの組合わせを用いることもできる。そして
上記システムコントローラ9としては、例えばマイクロ
コンピュータを用いることができる。
【0027】上記実施例の曲げ加工装置にあっては、シ
ステムコントローラ9が、例えばあらかじめ与えられた
プログラムに従って位置指令信号 Di を電気−油圧制御
システム8に入力すると、その位置指令信号 Di に基づ
いてサーボ増幅器12によりサーボモータ11の回転方向、
回転速度、回転トルクが制御される。そしてここではサ
ーボモータ11に二方向吐出形油圧ポンプ10が結合されて
いるので、油圧ポンプ10の動作もサーボモータ11に倣っ
たものとなり、その結果として、サーボモータ11の回転
方向により作動油の吐出方向ひいてはラム3の移動方向
が決まり、サーボモータ11の回転速度に比例した吐出量
ひいてはラム3の移動速度となり、サーボモータ11の回
転トルクに比例した油圧ひいてはラム3の移動力を得る
ことができる。またここではリニアスケール7でラム3
ひいてはパンチ4の位置を検出して、その位置をフィー
ドバック信号Dfとして加算器13へフィードバックし、加
算器13でそのフィードバック信号Dfを用いて制御系の誤
差分Δd を補正しているので、システムコントローラ9
からの位置指令信号Di通りに正確にラム3の下降移動お
よび上昇移動を制御することができる。
【0028】従って上記実施例の曲げ加工装置によれ
ば、ラム3に装着したパンチ4で、ダイ6上にセットし
た板材14に高精度の曲げ加工を行うことができ、しか
も、作動液の流れの方向、液量、圧力を制御するための
全ての制御弁を取り去って、代わりに移動制御用サーボ
増幅器12を用いているので、複雑な配管の配設が不要な
るとともに、多数の制御弁をコンパクトに取り付けるた
めのマニホールドも不要となり、配管のための多くの空
間も不要となって、曲げ加工装置の製造のための工数と
経費を大幅に削減し得るとともに、曲げ加工装置を小型
で軽量なものとすることができる。
【0029】さらに上記実施例によれば、移動制御用サ
ーボ増幅器12でサーボモータ11の回転を制御して、その
サーボモータ11で、曲げ加工に必要な時だけ、必要な速
度で油圧ポンプ10を回転駆動するので、曲げ加工装置
を、極めてエネルギー効率が高くかつ低騒音のものとす
ることができ、しかも、作動油の温度を無駄に上昇させ
ないのに加えて、制御弁を使用しないため制御自体が作
動油の温度上昇の影響も受けにくいので、油タンクを必
要最小限にし得て、この点でも曲げ加工装置を小型にで
きるとともに、ラム3を常に高精度に移動させ得て、曲
げ加工精度を向上させることができる。
【0030】なお、図1および図2にはパンチ4および
ダイ6として突き曲げ加工のうちのV曲げ加工用のもの
を例示してあるが、上記実施例の曲げ加工装置のパンチ
4およびダイ6としてはこれに限らず、同じ突き曲げ加
工のうちのU曲げ加工やL曲げ加工用のものも、そして
押さえ曲げ加工用のものも用いることができる。また上
記パンチ4およびダイ6に代えて互い違いに配置した上
ロールおよび下ロールを用い、その上ロールもしくは下
ロールを上記油圧シリンダ2で移動させることで、板材
や棒材に所望の曲げ量の送り曲げ加工を行うようにして
も良い。
【0031】ところで、油圧シリンダ2と油圧ポンプ10
とを接続してなる上記組合わせ回路は、回路構成として
理論的には閉じているが、現実の機械では多少の作動油
の内部漏れは実際上避けられず、そのままでは組合わせ
回路内の作動油量が不足してキャビテーションが発生す
る可能性がある。また上記油圧シリンダ2は片ロッド複
動形であるので、そのピストンロッド2aがピストンに対
し片側のシリンダ室内にのみ存在していることから、ピ
ストンロッド2aの移動の際にロッド側ポート2bとヘッド
側ポート2cとではそこを流れる作動油量が異なっている
が、一方で油圧ポンプ10が吸入する作動油量と吐出する
作動油量とは実質的に等しいので、そのままではピスト
ンロッド2aの進出移動時に作動油量が不足して回路内で
のキャビテーションの発生をもたらし、またピストンロ
ッド2aの後退移動時に回路内の作動油量が過多となって
油圧シリンダ2の作動の拘束ひいてはサーボモータ11の
過負荷状態をもたらす。従って実際上、上記内部漏れや
作動油の流量の差異に起因する組合わせ回路の作動油量
の変動を作動油の補充や取出しによって補償して、上記
組合わせ回路内の作動油量を適正に調整する必要があ
る。
【0032】それゆえこの実施例の曲げ加工装置は、油
圧シリンダ2と油圧ポンプ10とを接続してなる上記組合
わせ回路内の作動油量を調整する、作動液量調整回路と
しての作動油量調整回路15を具えている。図3〜図7
は、上記片ロッド複動形油圧シリンダ2を具える組合わ
せ回路に用い得る作動油量調整回路15の構成を例示する
ものである。
【0033】図3(a) に示す回路ではシャトル弁15a を
用いており、このシャトル弁15a は同図(b) にその断面
を示すように、二個のボールB1, B2の間に導通バーB3が
挿入された構造となっている。かかるシャトル弁15a に
よれば、油圧ポンプ10がポート10a から作動油を吐出す
ると、油圧シリンダ2の摩擦抵抗により、ピストンロッ
ド2aが動きだす前に、ポート10a 側に接続されているた
め供給側となった図では下側の配管内の圧力が上昇す
る。その圧力でシャトル弁15a のボールB1が図では上方
へ押され、そのボールB1が導通バーB3を介しボールB2を
図では上方へ押してポート10b 側の配管と油タンク15b
とを導通させる。従ってその後のピストンロッド2aの後
退動作によるヘッド側ポート2cからの作動油流出量のう
ち、油圧ポンプ10の吸入量よりも余分な量の作動油は油
タンク15b へ戻される。
【0034】この一方、油圧ポンプ10が逆転してポート
10b から作動油を吐出する場合は、上記と逆にポート10
b 側に接続されているため今度は供給側となった図では
上側の配管内の圧力上昇に伴い、シャトル弁15a のボー
ルB2が図では下方へ押されて導通バーB3を介しボールB1
を図では下方へ押し、ポート10a 側の配管と油タンク15
b とを導通させる。従ってその後、油圧ポンプ10が回転
を続けピストンが押されてピストンロッド2aが進出する
と、ロッド側ポート2bから作動油が排出され、その排出
される作動油量は油圧ポンプ10の吸入量よりも少ない
が、不足分の作動油は油タンク15b から吸い上げられて
補充される。
【0035】図4に示す回路ではシャトル弁の代わりに
通常のチェック弁15c およびパイロット式チェック弁15
d を用いており、この回路では、油圧ポンプ10がポート
10aから作動油を吐出してピストンロッド2aの後退動作
を行わせる場合、ポート10aとロッド側ポート2bとの間
の配管内の油圧が上昇すると、この油圧がパイロット圧
としてパイロット式チェック弁15d を開かせ、これによ
りポート10b とヘッド側ポート2cとの間の配管と油タン
ク15b とが導通してその配管内の余分な作動油が油タン
ク15b へ戻される。この一方、油圧ポンプ10が逆転して
ポート10b からの作動油の吐出が始まると、ポート10a
側の配管の圧力が低下することによってパイロット式チ
ェック弁15d が閉じてポート10b 側の配管の圧力が上昇
し、ピストンロッド2aの進出動作が開始される。これに
よってロッド側ポート2bから排出される作動油量は油圧
ポンプ10の吸入量よりも少ないが、不足分の作動油は通
常のチェック弁15c が開くことで油タンク15b から吸い
上げられて補充される。
【0036】図5に示す回路では二個のパイロット式チ
ェック弁15d を用いて、それぞれのパイロット圧を反対
側の配管から得ており、この回路は、図4に示す回路と
同様に作動油量の変動を補償し得るとともに、図4に示
す回路と異なって、油圧シリンダ2のロッド側ポート2b
とヘッド側ポート2cとを逆に接続した場合でもその変動
補償機能を奏することができる。
【0037】図6に示す回路では二個の通常のチェック
弁15c および二個の内部パイロット式リリーフ弁15e を
用いており、このようにしても図5の回路と同様、余分
な量の作動油を油タンク15b に戻し得るともに不足分の
作動油を油タンク15b から吸い上げることができ、また
油圧シリンダ2のロッド側ポート2bとヘッド側ポート2c
とを逆に接続した場合でもその変動補償機能を奏するこ
とができる。
【0038】図7に示す回路では油タンク15b とロッド
側ポート2b側の配管との間に通常のチェック弁15c を介
挿するとともに油タンク15b とヘッド側ポート2c側の配
管との間に内部・外部パイロット式リリーフ弁15f を介
挿しており、この場合には、油圧ポンプ10のポート10b
から作動油を吐出させてピストンロッド2aの進出動作を
させる際にパイロット式リリーフ弁15f のリリーフ作動
を高圧の内部パイロット圧で行わせることでヘッド側配
管の油圧を最大限に上昇させてそれに比例した推力を得
る一方、油圧ポンプ10を逆転させてピストンロッド2aの
後退動作をさせる際にはポート10b からの吐出圧を外部
パイロット圧としてパイロット式リリーフ弁15f のリリ
ーフ作動を低圧で行わせることも可能であり、従ってピ
ストンロッド2aの後退動作中にヘッド側シリンダ室内の
油圧を一定の低圧に保つことができるので、メータアウ
ト回路を途中に挿入したことと同じ効果となり、油圧シ
リンダ2の作動をより滑らかにすることができる。
【0039】なお、上記実施例において片ロッド複動形
油圧シリンダ2の代わりに両ロッド複動形油圧シリンダ
を用いる場合には、ピストンロッドの移動の際にロッド
側ポートとヘッド側ポートとでそこを流れる作動油量が
異なることがないので、その場合には内部漏れ分の作動
油を補充する補償のみを行えば足りる。図8は、そのよ
うに両ロッド複動形油圧シリンダを用いて組合わせ回路
を構成する場合に用い得る作動油量調整回路15の構成を
例示するものである。ここでは、油圧ポンプ10のポート
10a と両ロッド複動形油圧シリンダ16の一方のポートと
を繋ぐ配管と、油圧ポンプ10のポート10b と両ロッド複
動形油圧シリンダ16の他方のポートとを繋ぐ配管との間
に、通常のチェック弁15c を対向させて介挿してあるの
で、油圧ポンプ10を作動させると、その作動によって油
圧が低くなっている方の配管に接続されたチェック弁15
c が開いて、不足分の作動油が油タンク15b から吸い上
げられて補充される。
【0040】図9は、上記実施例の曲げ加工装置に用い
得る電気−油圧制御システム8の他の例を示し、ここに
おける電気−油圧制御システム8は特に、一台の油圧シ
リンダ2のロッド側ポート2bおよびヘッド側ポート2cに
対して間に弁を介挿せずに両ポート17a, 17bをそれぞれ
接続されて閉じた組合わせ回路を構成する一台の、二方
向吐出形液圧ポンプとしての内部パイロット式可変容量
二方向吐出形油圧ポンプ17を具えており、ここにおける
可変容量形油圧ポンプ17は、そのポート17b に設定され
た圧力検出ポイントにおける油圧をパイロット圧とし
て、その油圧に応じて容量(吐出量)を変化させるもの
とされている。そしてこの電気−油圧制御システム8は
その他の部分は、図2の示すものと同じ構成になってい
る。
【0041】かかる電気−油圧制御システム8にあって
は、サーボモータ11に結合された可変容量形油圧ポンプ
17によって、油圧シリンダ2の駆動のための作動油の流
れの方向、油量、油圧が制御され、また油圧シリンダ2
のヘッド側の配管に接続されたポート17b に設けられた
圧力検出ポイントの油圧の上昇によって油圧ポンプ17の
容量が絞られる。この油圧上昇はパンチ4とダイ6との
間の板材14に力が加わって曲げ加工が行われるとその反
力として油圧シリンダ2のヘッド側シリンダ室内の油圧
が上昇することによるものであり、実際上、この加圧行
程でのみ油圧ポンプ17の容量を減少させ、油圧シリンダ
2の加圧力を増加させればよい。すなわち、油圧シリン
ダ2のロッド側の圧力はピストンロッド2a、ラム3及び
パンチ4を上昇させるための力があれば足りるので、こ
こではロッド側のシリンダ室内の油圧上昇による油圧ポ
ンプ17の容量変更は行っていず、常に最大容量で動作さ
せている。
【0042】従って、上記例の電気−油圧制御システム
8によれば、油圧シリンダ2にパンチ4から大きな反力
が加わって作動油供給側の回路の圧力が上昇した場合
に、自動的に、油圧ポンプ17の駆動回転数に対するその
吐出量を少なくして、サーボモータ11で油圧シリンダ2
を駆動する際のいわば減速比を増大させることができ、
これにより油圧シリンダ2の加圧力ひいてはパンチ4の
押圧力を自動的に増加させることができる。
【0043】図10は、上記実施例の曲げ加工装置に用い
得る電気−油圧制御システム8のさらなる他の例を示
し、ここにおける電気−油圧制御システム8は、上記図
9に示す内部パイロット式可変容量二方向吐出形油圧ポ
ンプ17に代えて、一台の油圧シリンダ2のロッド側ポー
ト2bおよびヘッド側ポート2cに対して間に弁を介挿せず
に両ポート18a, 18bをそれぞれ接続されて閉じた組合わ
せ回路を構成する、一台の二方向吐出形液圧ポンプとし
ての電気制御式可変容量二方向吐出形油圧ポンプ18を有
するとともに、そのポート18b 側の配管内の油圧を検出
する、液圧センサとしての油圧センサ19と、上記油圧ポ
ンプ18の容量(吐出量)を電気的に制御する、出力制御
用電気式コントローラとしての圧力制御用サーボ増幅器
20と、システムコントローラ9から出力される圧力指令
信号Piに油圧センサ19から出力されるフィードバック信
号Pfをその符号を反転させて加算してその結果をサーボ
増幅器20に入力する加算器21とを有しており、その他の
部分は図9の示すものと同じ構成になっている。
【0044】かかる電気−油圧制御システム8にあって
は、油圧シリンダ2のヘッド側の配管の油圧を油圧セン
サ19で検出して、その油圧を示すフィードバック信号 P
f とシステムコントローラ9から出力される圧力指令信
号Piとから加算器21で圧力誤差分Δp を求め、その圧力
誤差分Δp を無くすようにサーボ増幅器20で油圧ポンプ
18の容量を変化させるので、パンチ4の押圧行程はもと
より高速上昇、高速下降時も最適油圧となるように、油
圧ポンプ18の吐出量および吐出圧をプログラム制御する
ことができる。
【0045】図11は、この発明の液圧駆動式塑性加工装
置の他の実施例としての油圧駆動式曲げ加工装置を示す
構成図であり、この装置でも液圧アクチュエータとして
油圧シリンダを用いている。すなわち、この実施例の曲
げ加工装置は管材22を熱間曲げ加工するもので、油圧駆
動式のクランプ機構を持つアーム23を、片ロッド複動形
油圧シリンダ2のピストンロッドの進退移動により図中
実線で示す加工開始位置と図中仮想線で示す加工終了位
置との間で往復回動させ、そのアーム23の回動位置(回
動角度)をロータリエンコーダ24で検出して、電気−油
圧制御システム8に、そのアーム23の回動位置を示す信
号をフィードバックするとともにシステムコントローラ
9から位置指令信号を与えることにより、油圧シリンダ
2のピストンロッドの進退移動を制御するものであり、
ここにおける電気−油圧制御システム8およびシステム
コントローラ9も、先の実施例におけるものと同様に構
成することができる。
【0046】かかる曲げ加工装置によれば、管材22の先
端部をクランプ機構で把持するとともにその管材22を図
示しない高周波加熱装置で加熱した状態で、油圧シリン
ダ2のピストンロッドの進出移動によってアーム23を上
記加工開始位置から加工終了位置まで回動させることに
より、その加熱した管材22を、図中矢印で示すように曲
げながら引き出して図中仮想線で示すように所定の半径
Rで熱間曲げ加工することができ、その後、クランプ機
構での把持を解除するとともに油圧シリンダ2のピスト
ンロッドの後退移動によってアーム23を上記加工終了位
置から加工開始位置まで戻り回動させることにより、次
の加工を待機することができる。
【0047】しかもこの実施例の装置によっても、先の
実施例と同様に、制御弁の代わりに電気サーボ式の電気
−油圧制御システム8を用いているので、複雑な配管の
配設が不要なるとともに、多数の制御弁をコンパクトに
取り付けるためのマニホールドも不要となり、配管のた
めの多くの空間も不要となって、曲げ加工装置の製造の
ための工数と経費を大幅に削減し得るとともに、曲げ加
工装置を小型で軽量なものとすることができる。
【0048】さらにこの実施例によっても、曲げ加工に
必要な時だけ、必要な速度で油圧ポンプを回転駆動する
ので、曲げ加工装置を、極めてエネルギー効率が高くか
つ低騒音のものとすることができ、しかも、作動油の温
度を無駄に上昇させないのに加えて、制御弁を使用しな
いため制御自体が作動油の温度上昇の影響も受けにくい
ので、油タンクを必要最小限にし得て、この点でも曲げ
加工装置を小型にできるとともに、アーム23を常に高精
度に移動させ得て、曲げ加工精度を向上させることがで
きる。なお、上記実施例の装置では熱間曲げ加工を行っ
ているが、同様の構成を具える装置で、温間曲げ加工や
冷間曲げ加工も同様にして容易に実施することができ
る。
【0049】図12は、この発明の液圧駆動式塑性加工装
置のさらに他の実施例としての油圧駆動式曲げ加工装置
を示す構成図であり、この装置では、液圧アクチュエー
タとしての油圧シリンダを二台用いている。すなわちこ
の実施例の曲げ加工装置は板材14を曲げ加工する、一般
にプレスブレーキと呼ばれる装置の一種であり、この装
置ではダイ6をテーブル5に固定するとともにそのテー
ブル5を図示しないフレームに固定し、その一方でパン
チ4をラム3に装着するとともに、前記フレームの左右
端部にそれぞれ設けた二台の片ロッド複動形油圧シリン
ダ2でそのラム3を昇降移動させるようにしてある。
【0050】そしてこの実施例の装置では、それら二台
の油圧シリンダ2の作動を制御するために、各油圧シリ
ンダ2に一台づつ電気−油圧制御システム8を接続し、
それらの二台の電気−油圧制御システム8の作動を、一
台のシステムコントローラ9で同時に制御している。な
お、ここにおける電気−油圧制御システム8およびシス
テムコントローラ9も、先の実施例におけるものと同様
に構成することができる。
【0051】かかる実施例の曲げ加工装置によっても、
最初の実施例と同様に、油圧シリンダ2でラム3を昇降
移動させることにより、ダイ6上にセットした板材14に
パンチ4で曲げ加工を行うことができ、しかも、制御弁
の代わりに電気サーボ式の電気−油圧制御システム8を
用いているので、複雑な配管の配設が不要なるととも
に、多数の制御弁をコンパクトに取り付けるためのマニ
ホールドも不要となり、配管のための多くの空間も不要
となって、曲げ加工装置の製造のための工数と経費を大
幅に削減し得るとともに、曲げ加工装置を小型で軽量な
ものとすることができる。
【0052】さらにこの実施例によっても、曲げ加工に
必要な時だけ、必要な速度で油圧ポンプを回転駆動する
ので、曲げ加工装置を、極めてエネルギー効率が高くか
つ低騒音のものとすることができ、しかも、作動油の温
度を無駄に上昇させないのに加えて、制御弁を使用しな
いため制御自体が作動油の温度上昇の影響も受けにくい
ので、油タンクを必要最小限にし得て、この点でも曲げ
加工装置を小型にできるとともに、ラム3を常に高精度
に移動させ得て、曲げ加工精度を向上させることができ
る。
【0053】加えてこの実施例の装置によれば、システ
ムコントローラ9から二台の電気−油圧制御システム8
に互いに同一の位置指令信号を与え、これにより二台の
油圧シリンダ2の作動を互いに同期させて、ラム3ひい
てはパンチ4を、ダイ6に対して平行を維持したままで
下降させることで、板材14の図では左右方向の全長に亘
って均一な曲げ角度の曲げ加工を高精度に施すことがで
き、その一方で、システムコントローラ9から、二台の
電気−油圧制御システム8のうち一方には所定の位置指
令信号Diを与え、他方にはその位置指令信号Diに所定の
偏差信号Δdiを加えた位置指令信号Di+Δdiを与え、こ
れにより二台の油圧シリンダ2の作動を位置をずらせて
互いに同期させて、ラム3ひいてはパンチ4を、ダイ6
に対して所定角度で傾斜させたままで下降させること
で、板材14の図では左右方向の全長に亘って徐々に曲げ
角度が変化する曲げ加工を高精度に施すことができる。
【0054】図13は、この発明の液圧駆動式塑性加工装
置のさらに他の実施例としての油圧駆動式圧延機を示す
構成図であり、この実施例の圧延機では二本の圧延ロー
ル25を各々水平に、かつ図14に示す如く互いに上下に整
列させて配置し、各圧延ロール25を図示しない回転駆動
機構に結合するとともに、各圧延ロール25の両端部を油
圧シリンダ2で昇降可能に支持している。そしてこの実
施例の圧延機では、上下二台づつの油圧シリンダ2の作
動を各々、先の実施例と同様の構成の電気−油圧制御シ
ステム8で制御するとともに、それらの電気−油圧制御
システム8の作動を一台の、先の実施例と同様のシステ
ムコントローラ9で同時に制御するようにしてある。
【0055】この実施例の圧延機によれば、それらの圧
延ロール25を上記回転駆動機構によって互いに同期させ
て回転させつつ、油圧シリンダ2によって下側の圧延ロ
ール25は上昇、上側の圧延ロール25は下降させることに
より、それらの間に板材14を挟み込んでその板材14に圧
延加工を施すことができ、加えて、先の実施例と同様
に、圧延機の製造のための工数と経費を大幅に削減し得
るとともに圧延機を小型で軽量なものとすることがで
き、また圧延機を極めてエネルギー効率が高くかつ低騒
音のものとすることができる。しかもここでは、下側の
圧延ロール25の上昇移動と上側の圧延ロール25の下降移
動とを高精度に制御し得るので、圧延加工後の板材14の
板厚精度を高めることができるとともに、例えば図15に
示すように圧延機を多段配置した場合に、圧延の進行に
伴って板材14の上下方向位置がずれるのを防止すること
もできる。そしてこのことは特に、円柱状でなく環状突
条を持つ圧延ロール25と環状溝を持つ圧延ロール25とを
組合わせて板材14を平板状でなく断面L字状やチャンネ
ル状に圧延加工する場合に、圧延加工後の板材14の好ま
しくない曲がりを防止し得るので有利である。
【0056】図16は、この発明の液圧駆動式塑性加工装
置のさらに他の実施例としての油圧駆動式押出し成形機
を示す構成図であり、この押出し成形機では、図示しな
いフレームに押出し成形用のダイ6と油圧シリンダ2と
を固定して、その油圧シリンダ2のピストンロッド2aの
先端にパンチ4を装着し、油圧シリンダ2の作動を先の
実施例と同様の構成の電気−油圧制御システム8で制御
するとともに、その電気−油圧制御システム8の作動を
先の実施例と同様のシステムコントローラ9で制御する
ようにしてある。
【0057】かかる実施例の押出し成形機によれば棒材
27に図17(a)に示すような後方押出し成形加工や同図
(b)に示すような前方押出し成形加工を施すことがで
き、しかもこの実施例の押出し成形機によっても、先の
実施例と同様に、押出し成形機の製造のための工数と経
費を大幅に削減し得るとともに押出し成形機を小型で軽
量なものとすることができ、また押出し成形機を極めて
エネルギー効率が高くかつ低騒音のものとすることがで
きる。
【0058】図18は、この発明の液圧駆動式塑性加工装
置のさらに他の実施例としての油圧駆動式絞り成形機を
示す構成図であり、この絞り成形機では、図示しないフ
レームに絞り成形用のダイ6と二台の油圧シリンダ2と
を固定して、一方の油圧シリンダ2のピストンロッド2a
の先端にパンチ4を装着するとともに他方の油圧シリン
ダ2のピストンロッド2aの先端にチャック27を装着し、
それら二台の油圧シリンダ2の作動を先の実施例と同様
の構成の二台の電気−油圧制御システム8でそれぞれ制
御するとともに、それら二台の電気−油圧制御システム
8の作動を先の実施例と同様のシステムコントローラ9
で同時に制御するようにしてある。
【0059】かかる実施例の絞り成形機によれば棒材27
の後端部をパンチ4で押すとともに棒材27の先端部をチ
ャック27で把持して引っ張って棒材27をダイ6に通すこ
とにより図示のように棒材27に絞り成形加工を施すこと
ができ、しかもこの実施例の絞り成形機によっても、先
の実施例と同様に、絞り成形機の製造のための工数と経
費を大幅に削減し得るとともに絞り成形機を小型で軽量
なものとすることができ、また絞り成形機を極めてエネ
ルギー効率が高くかつ低騒音のものとすることができ、
さらにこの実施例の絞り成形機によれば特に、パンチ4
の押圧速度と押圧力に対してチャック27の引っ張り速度
と引っ張り力とを適切に制御し得て、棒材27の潰れや破
断等の不具合を有効に防止することができる。なお、上
記絞り成形機が棒材の代わりに管材の絞り加工を行い得
るのは勿論である。
【0060】以上は液圧アクチュエータとして油圧シリ
ンダを用いる場合のこの発明の液圧駆動式塑性加工装置
の実施例を示したが、次に液圧アクチュエータとして油
圧モータを用いる場合のこの発明の液圧駆動式塑性加工
装置の実施例を示す。
【0061】図19は、この発明の液圧駆動式塑性加工装
置のさらに他の実施例としての油圧駆動式圧延機を示す
構成図であり、この実施例の圧延機では四本の圧延ロー
ル25を、圧延する棒材26を囲繞するように二本づつ垂直
および水平に配置し、それら四本の圧延ロール25を四台
の油圧モータ28の出力軸28a にそれぞれ結合するととも
に、上下の圧延ロール25の両端部を図示しない油圧シリ
ンダで昇降移動可能に支持し、左右の圧延ロール25の両
端部は固定位置に支持している。そしてこの実施例の圧
延機では、四台の油圧モータ28の出力軸28a にそれぞれ
ロータリエンコーダ24を結合して各油圧モータ28の出力
軸28a の回転角度を検出し、それをフィードバックする
ことにより、四台の油圧モータ28の作動を四台の電気−
油圧制御システム8でそれぞれ制御するとともに、それ
らの電気−油圧制御システム8の作動を一台の、先の実
施例と同様のシステムコントローラ9で同時に制御する
ようにしてある。
【0062】図20、図21および図22は、ここで用い得る
電気−油圧制御システム8の構成例をそれぞれ示するも
のであり、これらは液圧アクチュエータとして油圧シリ
ンダを用いる先の実施例で用い得る図2、図9および図
10の電気−油圧制御システム8における油圧シリンダ2
に代えて油圧モータ28を油圧ポンプ10,17,18に接続
し、リニアスケール7に代えてロータリエンコーダ24を
加算器13に接続して油圧モータ28の出力軸28a の回転角
度θf をフィードバックしたものである。従ってこれら
の電気−油圧制御システム8の作用も、システムコント
ローラ9から回転位置指令信号θi を与えられて、先の
実施例と同様にして油圧モータ28の回転方向、回転速度
および回転トルクを制御するものであるので、ここでは
詳細な説明を省略する。
【0063】また、この実施例では液圧アクチュエータ
として油圧モータ28を用いているので、片ロッド複動形
油圧シリンダを用いる場合とは異なって、油圧ポンプの
両ポートと油圧モータの両ポートとをそれぞれ繋ぐ二本
の配管における作動油流量に差異は生じないので、それ
らの油圧モータと油圧ポンプ10とを接続してなる組合わ
せ回路内の作動油量を調整する作動油量調整回路15は内
部漏れ分のみを補償すれば足り、それゆえこの実施例に
おける作動油量調整回路15は、例えば図20に示す電気−
油圧制御システム8では図23に示すように、両ロッド複
動形油圧シリンダ用の図8のものと同様、油圧ポンプ10
と油圧モータ28とを繋ぐ二本の配管の間に、通常のチェ
ック弁15c を対向させて介挿した構成となっている。
【0064】この実施例の油圧駆動式圧延機によれば、
それら四台の電気−油圧制御システム8を一台のシステ
ムコントローラ9で同時に制御することで、四台の油圧
モータ28により圧延ロール25を互いに同期させて回転さ
せつつ、油圧シリンダによって下側の圧延ロール25は上
昇、上側の圧延ロール25は下降させることにより、それ
らの間に棒材26を挟み込んでその棒材26を所定の断面寸
法に圧延加工することができ、加えて、先の実施例と同
様に、圧延機の製造のための工数と経費を大幅に削減し
得るとともに圧延機を小型で軽量なものとすることがで
き、また圧延機を極めてエネルギー効率が高くかつ低騒
音のものとすることができる。しかもここでは、四本の
圧延ロール25の回転速度をそれぞれ高精度に制御し得る
ので、圧延加工後の棒材26の好ましくない曲がりを有効
に防止することができる。なお、この実施例の圧延機に
おいて上下の圧延ロール25を昇降させる油圧シリンダの
作動も、図13に示す圧延機と同様に電気−油圧制御シス
テム8とシステムコントローラ9とで制御しても良く、
その場合にその油圧シリンダの作動制御用のシステムコ
ントローラ9を先の油圧モータの作動制御用のシステム
コントローラ9と共用するようにしても良い。
【0065】図24は、この発明の液圧駆動式塑性加工装
置のさらに他の実施例としての油圧駆動式転造加工機を
示す構成図であり、この実施例の転造加工機では二台の
油圧モータ28にそれぞれ減速機29を設けて、それらの減
速機29を介し二台の油圧モータ28を、互いに平行に配置
した二本の転造ロール30にそれぞれ結合してある。また
この実施例の転造加工機では、図では左側の転造ロール
30を固定位置に支持するとともに、図では右側の転造ロ
ール30を油圧シリンダ2で左側の転造ロール30に対して
進退移動可能に支持している。そしてこの実施例の転造
加工機では、二台の油圧モータ28の出力軸にそれぞれ図
示しないロータリエンコーダを結合して各油圧モータ28
の出力軸の回転角度を検出し、それをフィードバックす
ることにより、二台の油圧モータ28の作動を二台の電気
−油圧制御システム8でそれぞれ制御するとともに、油
圧シリンダ2のピストンロッドに図示しないリニアスケ
ールを結合してピストンロッドの作動位置を検出し、そ
れをフィードバックすることにより、油圧シリンダ2の
作動をさらに他の一台の電気−油圧制御システム8で制
御し、それら三台の電気−油圧制御システム8の作動を
一台の、先の実施例と同様のシステムコントローラ9で
同時に制御するようにしてある。
【0066】この実施例の転造加工機によれば、それら
三台の電気−油圧制御システム8を一台のシステムコン
トローラ9で同時に制御することで、図25に示すように
二台の油圧モータ28により転造ロール30を互いに同期さ
せて回転させつつ、油圧シリンダ2によって右側の転造
ロール30を左側の転造ロール30へ向けて進退移動させる
ことにより、それらの間に棒材31を挟み込んでその棒材
31を所定の縦断面形状に転造加工することができ、加え
て、先の実施例と同様に、転造加工機の製造のための工
数と経費を大幅に削減し得るとともに転造加工機を小型
で軽量なものとすることができ、また転造加工機を極め
てエネルギー効率が高くかつ低騒音のものとすることが
できる。
【0067】しかもこの実施例の転造加工機によれば、
両転造ロール30の回転角度と右側の転造ロール30の進出
位置とを高精度に同期させることができるので、棒材31
に円形横断面形状のみならず多角形に類似した複数の突
部を持つ横断面形状の加工を施すこともできる。なお、
上記実施例では二本の転造ロール30を用いたが、図26に
示すように三本の転造ロール30を用いて、それらのうち
の一本の位置を固定するとともに残る二本を上記実施例
と同様に油圧シリンダで進退移動させ、それらの油圧シ
リンダの作動と、各転造ロール30の回転駆動とを上記実
施例と同様に電気−油圧制御システム8でそれぞれ制御
し、そしてそれらの電気−油圧制御システム8の作動を
上記実施例と同様にシステムコントローラ9で制御する
ようにしても良い。また、被加工材である棒材31の中心
の移動が望ましくない場合には、三本の転造ロール30を
全て同期移動させるようにしても良い。そして油圧モー
タ28のトルクが充分に大きい場合には、減速機29を省く
こともできる。
【0068】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、当業者であれば
可能な種々の変形も含んでおり、例えば原動機として、
電気モータに代えてガソリンエンジンやディーゼルエン
ジン等の内燃機関を用いることもでき、その場合には出
力軸の回転方向を例えば電気制御式の歯車装置で切り換
えることで液圧ポンプの吐出方向を変更するようにして
も良く、また液圧ポンプの吐出方向を瞬時に切り換える
ような制御が必要な場合には、例えば先に述べたように
本願出願人が先に雑誌「日経メカニカル 1994.9.19」に
て開示した二方向吐出形液圧ポンプの如き、ピストンを
駆動する偏心カムと吸入吐出ポートとの間の位相を変え
得る液圧ポンプを用いれば良い。そして作動液量調整回
路も、図示例には限定されず、適宜変更可能である。
【0069】さらにこの発明は、油圧シリンダの作動を
制御し得ることから、例えば油圧シリンダで切刃を移動
させて材料の剪断加工を行う剪断加工装置にも適用し得
て、その場合にも上述した装置の低コスト化や小型化、
エネルギー効率向上や低騒音化等の効果をもたらすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の液圧駆動式塑性加工装置の一実施例
としての油圧駆動式曲げ加工装置の全体を示す構成図で
ある。
【図2】上記実施例の曲げ加工装置に用い得る、油圧シ
リンダの作動を制御する電気−油圧制御システムおよび
その電気−油圧制御システムの作動を制御するシステム
コントローラの一例を示す構成図である。
【図3】上記実施例の曲げ加工装置に用い得る、片ロッ
ド複動形油圧シリンダを具える組合わせ回路に適した作
動油量調整回路の一例を示す構成図である。
【図4】上記実施例の曲げ加工装置に用い得る、片ロッ
ド複動形油圧シリンダを具える組合わせ回路に適した作
動油量調整回路の他の例を示す構成図である。
【図5】上記実施例の曲げ加工装置に用い得る、片ロッ
ド複動形油圧シリンダを具える組合わせ回路に適した作
動油量調整回路のさらに他の例を示す構成図である。
【図6】上記実施例の曲げ加工装置に用い得る、片ロッ
ド複動形油圧シリンダを具える組合わせ回路に適した作
動油量調整回路のさらに他の例を示す構成図である。
【図7】上記実施例の曲げ加工装置に用い得る、片ロッ
ド複動形油圧シリンダを具える組合わせ回路に適した作
動油量調整回路のさらに他の例を示す構成図である。
【図8】上記実施例の曲げ加工装置に用い得る、両ロッ
ド複動形油圧シリンダを具える組合わせ回路に適した作
動油量調整回路の一例を示す構成図である。
【図9】上記実施例の曲げ加工装置に用い得る、油圧シ
リンダの作動を制御する電気−油圧制御システムおよび
その電気−油圧制御システムの作動を制御するシステム
コントローラの他の例を示す構成図である。
【図10】上記実施例の曲げ加工装置に用い得る、油圧
シリンダの作動を制御する電気−油圧制御システムおよ
びその電気−油圧制御システムの作動を制御するシステ
ムコントローラのさらに他の例を示す構成図である。
【図11】この発明の液圧駆動式塑性加工装置の他の実
施例としての油圧駆動式曲げ加工装置の全体を示す構成
図である。
【図12】この発明の液圧駆動式塑性加工装置のさらに
他の実施例としての油圧駆動式曲げ加工装置の全体を示
す構成図である。
【図13】この発明の液圧駆動式塑性加工装置のさらに
他の実施例としての油圧駆動式圧延機を示す構成図であ
る。
【図14】上記実施例の油圧駆動式圧延機の圧延ロール
の配置を示す斜視図である。
【図15】上記実施例の油圧駆動式圧延機の圧延ロール
の多段配置の例を示す側面図である。
【図16】この発明の液圧駆動式塑性加工装置のさらに
他の実施例としての油圧駆動式押出し成形機を示す構成
図である。
【図17】上記実施例の油圧駆動式押出し成形機による
押出し成形の例を示す説明図である。
【図18】この発明の液圧駆動式塑性加工装置のさらに
他の実施例としての油圧駆動式絞り成形機を示す構成図
である。
【図19】この発明の液圧駆動式塑性加工装置のさらに
他の実施例としての油圧駆動式圧延機を示す構成図であ
る。
【図20】上記実施例の油圧駆動式圧延機に用い得る、
油圧モータの作動を制御する電気−油圧制御システムお
よびその電気−油圧制御システムの作動を制御するシス
テムコントローラの一例を示す構成図である。
【図21】上記実施例の油圧駆動式圧延機に用い得る、
油圧モータの作動を制御する電気−油圧制御システムお
よびその電気−油圧制御システムの作動を制御するシス
テムコントローラの他の例を示す構成図である。
【図22】上記実施例の油圧駆動式圧延機に用い得る、
油圧モータの作動を制御する電気−油圧制御システムお
よびその電気−油圧制御システムの作動を制御するシス
テムコントローラのさらに他の例を示す構成図である。
【図23】上記実施例の圧延機に用い得る、油圧モータ
を具える組合わせ回路に適した作動油量調整回路の一例
を示す構成図である。
【図24】この発明の液圧駆動式塑性加工装置のさらに
他の実施例としての油圧駆動式転造加工機を示す構成図
である。
【図25】上記実施例の転造加工機における二本の転造
ロールの配置状態を示す側面図である。
【図26】上記実施例の転造加工機の変形例における三
本の転造ロールの配置状態を示す側面図である。
【符号の説明】
2 油圧シリンダ 4 パンチ 7 リニアスケール 8 電気−油圧制御システム 9 システムコントローラ 10, 17, 18 油圧ポンプ 11 直流サーボモータ 12, 20 サーボ増幅器 14 板材 15 作動油量調整回路 23 アーム 24 ロータリエンコーダ 25 圧延ロール 26, 31 棒材 27 チャック 28 油圧モータ 29 減速機 30 転造ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29C 53/80 B29C 53/80

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二方向作動形液圧アクチュエータ(2,
    28)と二方向吐出形液圧ポンプ(10,17,18)とを間に
    弁を介挿せずに互いに一台対一台で接続してなる閉じた
    組合わせ回路と、 前記組合わせ回路内の作動液量を調整する作動液量調整
    回路(15)と、 一台の前記液圧ポンプを回転駆動する原動機(11)と、 前記液圧アクチュエータにより駆動されて移動して被加
    工材料(14,22,26,31)に対し塑性加工を行う可動部
    材(4,23,25,27,30)と、 前記可動部材の位置または移動量を検出する可動部材セ
    ンサ(7,24)と、 前記可動部材の移動を制御するために、前記可動部材セ
    ンサから出力される電気信号をフィードバックされつつ
    前記原動機の回転および前記液圧ポンプの吐出方向を制
    御する移動制御用電気式コントローラ(12)と、 を具えてなる、液圧駆動式塑性加工装置。
  2. 【請求項2】 前記液圧ポンプ(17)は、吐出量を変化
    させ得る可変容量形のものであって、前記組合わせ回路
    中の、作動液を液圧アクチュエータに供給する側の回路
    の液圧をパイロット圧としてその吐出量が変化するもの
    であることを特徴とする、請求項1に記載の液圧駆動式
    塑性加工装置。
  3. 【請求項3】 前記液圧ポンプ(18)は、吐出量を変化
    させ得る可変容量形のものであり、 当該塑性加工装置はさらに、 前記組合わせ回路中の、塑性加工を行う方向へ前記可動
    部材(4)を移動させる際に作動液を液圧アクチュエー
    タに供給する側の回路の液圧を検出する液圧センサ(1
    9)と、 前記液圧アクチュエータ(2,28)の出力を制御するた
    めに、前記液圧センサから出力される電気信号をフィー
    ドバックされつつ前記液圧ポンプの吐出量を制御する出
    力制御用電気式コントローラ(20)と、 を具えることを特徴とする、請求項1に記載の液圧駆動
    式塑性加工装置。
  4. 【請求項4】 前記液圧アクチュエータは、液圧シリン
    ダ(2)であることを特徴とする、請求項1から請求項
    3までの何れかに記載の液圧駆動式塑性加工装置。
  5. 【請求項5】 前記液圧アクチュエータは、液圧モータ
    (28)であることを特徴とする、請求項1から請求項3
    までの何れかに記載の液圧駆動式塑性加工装置。
  6. 【請求項6】 前記可動部材(4,23)は、前記被加工
    材料(14,22)を曲げ加工するものである、請求項1か
    ら請求項5までの何れかに記載の液圧駆動式塑性加工装
    置。
  7. 【請求項7】 前記可動部材(25)は、前記被加工材料
    (26)を圧延加工するものである、請求項1から請求項
    5までの何れかに記載の液圧駆動式塑性加工装置。
  8. 【請求項8】 前記組合わせ回路を複数具え、 前記移動制御用電気式コントローラ(12)は、前記複数
    の組合わせ回路の液圧アクチュエータ(2,28)の作動
    を互いに同期させるために、互いに同一の制御信号を与
    えられることを特徴とする、請求項1から請求項7まで
    の何れかに記載の液圧駆動式塑性加工装置。
  9. 【請求項9】 前記組合わせ回路を複数具え、 前記移動制御用電気式コントローラ(12)は、前記複数
    の組合わせ回路の液圧アクチュエータ(2)の作動を位
    置をずらせて互いに同期させるために、互いに所定量づ
    つ異なる制御信号を与えられることを特徴とする、請求
    項1から請求項7までの何れかに記載の液圧駆動式塑性
    加工装置。
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