JP2002295624A - ねじ駆動式油圧プレス装置 - Google Patents

ねじ駆動式油圧プレス装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エネルギー効率の高いねじ駆動式油圧プレス
装置を提供する。 【解決手段】 油圧プレス装置は、シリンダチューブ2
a、ピストン2b、入力ロッド2cからなるマスターシ
リンダ2;シリンダチューブ3a、ピストン3b、出力
ロッド3cからなるスレーブシリンダ3;各シリンダチ
ューブ2a、3aの一端部を接続しアキュムレータ8を
設けた配管4;各シリンダチューブ2a、3aの他端部
を接続する配管5;入力ロッド2cを駆動するボールね
じ装置6;ボールねじ装置6を回転する減速機付サーボ
モータ7;から構成し、かつシリンダチューブ2aの断
面積から入力ロッド2cの断面積を減じた面積とシリン
ダチューブ3aの断面積から出力ロッド3cの断面積を
減じた面積との面積比と、シリンダチューブ2aの断面
積とシリンダチューブ3aの断面積との面積比をそれぞ
れ1対N(例:N=10)と同一にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば材料の加工
や成形に用いるプレス機械のアクチュエータとして好適
なエネルギー効率の高いねじ駆動式プレス装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、金属材料のせん断加工、曲げ
加工、絞り加工、鍛造や、ゴムタイヤの成形、プラスチ
ックバスタブの成形等に油圧プレス機械が用いられてい
る。一般に、油圧プレス機械の可動時には、電動モータ
で駆動される油圧ポンプは常に回転して作動油を送出し
ており、作動油が所定圧以上のときにバルブを介して油
タンクに戻しており、そのため作動油の流動やバルブの
動作によるエネルギー損が生じる。
【0003】昨今、省エネルギー化を目指した油圧プレ
ス装置として図5に示すようなものが研究、開発されて
いる。この油圧プレス装置の油圧系は、油圧シリンダ3
1と、油圧シリンダ31に送り配管37を通じて作動油
を送り、戻し配管38を通じて作動油を戻す油圧ポンプ
32と、油圧ポンプ32を駆動するサーボモータ33
と、送り配管37から分岐しパイロット操作逆止弁39
を介して油タンク36に接続する配管39と、戻り配管
38から分岐し逆止弁40を介して油タンク36に接続
する配管40等とから構成されている。この油圧プレス
装置において、油圧ポンプ32の吐出流量と吸入流量は
当然同じであるが、油圧シリンダ31ではピストンを境
にしてロッドを突き出す一端側の断面積とロッドのない
他端側の断面積が異なるため、油圧ポンプ32から油圧
シリンダ31に流入する流量と油圧シリンダ31から油
圧ポンプ32に流出する流量は異なる。この流量差はパ
イロット操作逆止弁39から油タンク36に作動油を戻
す、あるいは油タンク36から逆止弁40を通じて作動
油を補給することにより解消する。なお、パイロット操
作逆止め弁39は油圧シリンダ31のピストンを後退さ
せるとき戻り配管38内の圧力が送り配管37のそれよ
り高くなるために開いて、送り配管37から油タンク3
6に作動油を導く。制御系はパーソナルコンピュータ5
0を主制御装置とし、パーソナルコンピュータ50の指
令に従いV/Fコンバータ51で速度、位置信号を、コ
ントローラ52で方向信号を発生し、これら信号は比較
器53、D/A変換器54、インバータ制御のサーボ増
幅器33を通じてサーボモータ33に送られる。油圧シ
リンダ31のロッドの位置はパルススケール42により
検出され、その検出信号は比較器53にフィードバック
され、またパルスカウンタ56によりカウントされる。
このような油圧プレス装置においては、油圧ポンプのリ
ークによるエネルギー損や、上記流量差の解消のために
各種逆止弁及び油タンクを用いて作動油の流量を調整す
るエネルギー損が発生する。この油圧プレスのエネルギ
ー効率は60%程度といわれる。また各種逆止弁は圧力
により動作するため、時に振動など不安定動作を引き起
こす。
【0004】ねじ駆動式アクチュエータとしては、特開
昭59−205002号公報に開示されたモーションゼ
ネレータ装置がある。このモーションゼネレータ装置
は、2つの油圧シリンダの組み合わせからなる。一方の
油圧シリンダーは、ねじ駆動されるピストン前後に2つ
の液圧室を有している。他方の油圧シリンダーはピスト
ン前後に2つの作動室を有し、一端から突出する出力ロ
ッドを備えている。2つの液圧室と2つの作動室はそれ
ぞれ配管で接続され、各配管から分岐してリリーフ弁を
介して配管で接続する油タンクが設けられている。この
モーションゼネレータ装置では、ねじ駆動の採用により
油圧モータより省エネルギー化したとはいえ、図5に示
す油圧プレス装置と同様に流量差が生じる。すなわち、
一つの液圧室から一つの作動室に流入する流量と他の作
動室から他の液圧室に流出する流量に差が生じる。この
流量差をリリーフ弁、油タンクを用いて解消するために
エネルギー損が発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、図5
に示す従来の油圧プレス装置では、油圧ポンプから油圧
シリンダに流入する流量と油圧シリンダから油圧ポンプ
に流出する流量は異なり、この流量差を各種弁、油タン
クを用いて解消するためにエネルギー損が生じるという
問題があった。
【0006】また特開昭59−205002号公報に記
載のモーションゼネレータ装置では、一つの液圧室から
一つの作動室に流入する流量と他の作動室から他の液圧
室に流出する流量に差が生じ、この流量差をリリーフ
弁、油タンク36を用いて解消するためにエネルギー損
が発生するという問題があった。
【0007】本発明の目的は、上記問題を解決して、エ
ネルギー効率の高いねじ駆動式油圧プレス装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の第1のねじ駆動式油圧プレス装置は、作動
油を満たすシリンダチューブ内にピストンを収納し該ピ
ストンの一端から延びる入力ロッドをシリンダチューブ
の一端から突き出す第1シリンダと;第1シリンダと対
をなし、作動油を満たす別のシリンダチューブ内に別の
ピストンを収納し該別のピストンの一端から延びる出力
ロッドを別のシリンダチューブの一端から突き出す第2
シリンダと;第1シリンダのシリンダチューブの一端部
と第2シリンダの別のシリンダチューブの一端部を接続
しアキュムレータを設けた第1の配管と;第1シリンダ
のシリンダチューブの他端部及び第2シリンダの別のシ
リンダチューブの他端部を接続する第2の配管と;入力
ロッドを駆動するため、ボールねじ、該ボールねじとは
まり合う雌ねじを有しかつ入力ロッドの突き出し部分に
結合するスライダーを有するボールねじ装置と;ボール
ねじを回転させるサーボモータと;から構成され、そし
て第1シリンダのシリンダチューブの断面積から入力ロ
ッドの断面積を減じた面積と第2シリンダの別のシリン
ダチューブの断面積から出力ロッドの断面積を差し引い
た面積との比と、第1シリンダのシリンダチューブの断
面積と第2シリンダの別のシリンダチューブの断面積と
の比を、同一の比にしたことを特徴とする。
【0009】第1のねじ駆動式油圧プレス装置の作用に
ついて説明する。サーボモータを正回転させたとき、そ
の回転力はボールねじに伝達され、スライダーを第1シ
リンダの一端側から他端側の方向に前進させそれに伴い
第1シリンダの入力ロッドが前進し、第1シリンダ内の
作動油はピストンに押されてシリンダチューブの他端側
から流出し、第2の配管を通じて第2シリンダの別のシ
リンダチューブの他端側に流入し、別のピストンを押し
て出力ロッドを加圧方向に前進させる。同時に第2シリ
ンダ内の作動油は別のシリンダチューブの他端側から流
出し、第1の配管を通じて第1シリンダのシリンダチュ
ーブの他端側に流入する。出力ロッドが作用点に達した
時、サーボモータは回転を停止し、出力ロッドの推力を
維持するためのモータ電流が流れる。第1シリンダの入
力ロッドはモータのトルクに応ずる推力でピストンを押
して作動液を加圧するので、出力ロッドの推力即ち第2
シリンダの出力は、パスカルの原理にしたがい、第1シ
リンダのシリンダチューブの断面積と第2シリンダの別
のシリンダチューブの断面積との比に応ずる推力が発生
する。例えば比を10とすれば、第2シリンダの推力は
第1シリンダのそれの10倍となる。第2シリンダによ
る加圧後、サーボモータを逆回転させたとき、その回転
力はボールねじに伝達され、スライダーを第1シリンダ
の他端側から一端側の方向に後退させそれに伴い入力ロ
ッドは後退し、第1シリンダ内の作動油はピストンに押
されてシリンダチューブの一端側から第1の配管を通じ
て第2シリンダの別のシリンダチューブの一端側に流入
して出力ロッドを後退させる。同時に第2シリンダ内の
作動油は別のピストンに押されて別のシリンダチューブ
の他端側から第2の配管を通じて第1シリンダのシリン
ダチューブの他端側から第1シリンダ内に戻る。
【0010】以上のように、作動油は第1シリンダ2、
第1の配管、第2シリンダ3及び第2の配管で形成され
る閉回路中で往復移動するのみで、図5で説明した従来
の装置のように、バルブを通じて油タンクに戻ったり、
油タンクから汲み出されることがないので、その分だけ
省エネルギーを図ることができる。第1の配管の経路に
設けたアキュムレータは、周囲温度や作動油の温度変化
による作動油の体積変化を吸収するものである。
【0011】また、本発明の第2のねじ駆動式油圧プレ
ス装置は、第1のねじ駆動式油圧プレス装置のボールね
じ装置とは構成を異にするボールねじ装置を用いたこと
以外は、第1のねじ駆動式油圧プレス装置と同一の構成
である。部分的に説明を省略するが、第2のねじ駆動式
油圧プレス装置は、第1シリンダと;それと対をなす第
2シリンダと;アキュムレータを設けた第1の配管と;
第2の配管と;入力ロッド軸心に形成された雌ねじ部に
はまりあうボールねじを有するボールねじ装置と;サー
ボモータと;から構成され、そして第1シリンダのシリ
ンダチューブの断面積から入力ロッドの断面積を減じた
面積と第2シリンダの別のシリンダチューブの断面積か
ら出力ロッドの断面積を差し引いた面積との比と、第1
シリンダのシリンダチューブの断面積と第2シリンダの
別のシリンダチューブの断面積との比を、同一の比にし
たことを特徴とする。
【0012】第2のねじ駆動式油圧プレス装置では、第
1のねじ駆動式油圧プレス装置のボールねじ装置、すな
わちボールねじ、このボールねじとはまり合う雌ねじを
有しかつ入力ロッドの突き出し部分に結合するスライダ
ーを備えたボールねじ装置に代えて、入力ロッド軸心に
形成された雌ねじ部にはまりあうボールねじを有するボ
ールねじ装置を用いており、ボールねじにより直接に入
力ロッドを往復駆動する。この駆動方法を除けば、第2
のねじ駆動式油圧プレス装置における各構成要素の動作
や作動油の挙動は、第2のねじ駆動式油圧プレス装置と
同様である。
【0013】なお、第1及び第2のねじ駆動式油圧プレ
ス装置において、サーボモータの代わりにボールねじを
減速機を介して回転させるサーボモータを用いることが
好ましい。これによりトルクの小さいサーボモータを用
いることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のねじ駆動式油圧プ
レス装置の実施の形態について図面により説明する。図
1は実施の形態1のねじ駆動式油圧プレス装置(以下単
に油圧プレス装置という)の機械的な構成を示す図、図
2は該油圧プレス装置の制御ブロック図である。
【0015】実施の形態1の油圧プレス装置1Aは、大
別してマスターシリンダ2(第1シリンダ)及びスレイ
ブシリンダ3(第2シリンダ)からなる一対の油圧シリ
ンダと、両シリンダ2、3の各端を接続する2つの配管
4,5と、マスターシリンダ2を往復動させるボールね
じ装置6と、ボールねじ装置6を駆動する減速機付きサ
ーボモータ7と、制御装置とから構成されている。な
お、減速機付きサーボモータ7はそれぞれ別体の減速機
とサーボモータを組み合せたものでもよい。またはサー
ボモータのトルクが十分大きければ、減速機を用いなく
ともよい。さらに詳細に説明すると、マスタシリンダ2
は、作動油を満たすシリンダチューブ2aと、シリンダ
チューブ内に摺動自在に収納されたピストン2bと、ピ
ストン2bの一端から延びシリンダチューブ2aの一端
から突き出す入力ロッド2cとから構成され、一端側に
シリンダチューブ2aの断面積からピストン2bの断面
積を減じた断面積を有する小断面室2dが、他端側にシ
リンダチューブ2aの断面積を有する大断面室2eがピ
ストン2bを挟んで形成される。スレイブシリンダ3
は、作動油を満たすシリンダチューブ3a(別のシリン
ダチューブ)と、シリンダチューブ3a内に摺動自在に
収納されたピストン3b(別のピストン)と、ピストン
3bの一端から延びシリンダチューブ3aの一端から突
き出す出力ロッド3cとから構成され、一端側にシリン
ダチューブ3aの断面積からピストン3bの断面積を減
じた断面積を有する小断面室3dが、他端側にシリンダ
チューブ3aの断面積を有する大断面室3eがピストン
3bを挟んで形成される。配管4はマスタシリンダ2一
端側の小断面室2dとスレイブシリンダ3一端側の小断
面室3dとを接続しアキュムレータ8を設けて、両小断
面室2d、3dを作動液で連通している。配管5はマス
タシリンダ2他端側の大断面室2eとスレイブシリンダ
3他端側の大断面室3eを接続して、両大断面室2e、
3eを作動液で連通している。ボールねじ装置6はボー
ルねじ6aと、ボールねじ6aとはまり合う雌ねじ有し
かつマスターシリンダ2の入力ロッド2cの突き出し部
分と結合するスライダー6bを備えている。
【0016】そしてマスターシリンダ2のシリンダチュ
ーブ2aの断面積から入力ロッド2cの断面積を減じた
面積とスレーブシリンダ3のシリンダチューブ3aの断
面積から出力ロッド3cの断面積を減じた面積との面積
比を1:N(例えばN=10)とし、またスターシリン
ダ2のシリンダチューブ2aの断面積とスレーブシリン
ダ3のシリンダチューブ3aの断面積との面積比を上記
と同じく1:N(N=10)とした。上記両面積比を同
一にしたことに本発明の特徴がある。
【0017】制御手段は、図2に示すように、減速機付
きサーボモータ7のモータ回転速度、トルク、回転方向
等の指令を出すコントローラ21と、該指令を増幅して
減速機付きサーボモータ7を駆動するサーボ増幅器22
とから構成される。サーボ増幅器22はサーボモータ7
のエンコーダ23からの回転速度及びモータ電流により
フィードバック制御を行なう。ここではコントローラ2
1としてPC(パーソナルコンピュータ)を用いてい
る。
【0018】上記のように構成された油圧プレス装置の
動作について説明する。コントローラ21から加圧指令
が出された場合、該指令に従ってサーボモータ7が正回
転し、ボールねじ6aがスライダー6bを前進させ、そ
れにつれてマスターシリンダ2の入力ロッド2cが加圧
方向(一端側から他端側)に前進する。この時、マスタ
ーシリンダ2の大断面室2e内の作動油はピストン2b
に押されて流出し、配管5を通じてスレーブシリンダ3
の大断面室3eに流入し、ピストン3bを押して出力ロ
ッド3cを加圧方向(他端側から一端側)に前進させ
る。それと同時にスレーブシリンダ3の小断面室3d内
の作動油はピストン3bに押されて、配管4を通じてマ
スターシリンダ2の小断面室2dに流入する。出力ロッ
ド3cが作用点に達した時、出力ロッド3cはトルク指
令値に応じた圧力を発生する。この油圧プレス装置をプ
レス機械の加圧アクチュエータとすれば、出力ロッド3
cに取り付けられたポンチ9とそれに対向して設置され
たダイ10との間で材料が加工されることになる。加圧
時、サーボモータ7は回転を停止するが、圧力を維持す
るためモータ電流が流れる。
【0019】スレーブシリンダ3の出力は、パスカルの
原理にしたがい、マスターシリンダ2の発生する力のN
倍、ここでは10倍の力が得られることになる。一方、
コントローラ21から戻り指令が出された場合、サーボ
モータ7が逆回転し、マスターシリンダ2の入力ロッド
2cは後退し、マスターシリンダ2の小断面室2d内の
作動油は配管4を通じてスレーブシリンダ3の小断面室
3dに流入してスレーブシリンダ3の出力ロッド3cを
後退させる。同時にスレーブシリンダ3の大断面室3e
内の一部の作動油は配管5を通じてマスターシリンダ2
の大断面室2e内に戻る。
【0020】以上のように、作動油はマスターシリンダ
2、配管5、スレーブシリンダ3及び配管4で形成され
る閉回路中で往復移動するのみで、図5で説明した従来
の装置のように、バルブを通じて油タンクに戻ったり、
油タンクから汲み出されることがないので、省エネルギ
ーを図ることができる。なお配管4の経路にあるアキュ
ムレータ8は、周囲温度や作動油自身の変化による作動
油の体積変化を吸収するために設けられる。
【0021】油圧プレス装置1Aの実験機によりエネル
ギー効率を測定した。効率はモータのトルクを入力と
し、スレイブシリンダーの出力ロッドの推力を出力と
し、推力は出力ロッドにより押圧されるばねのたわみ量
から求めた。測定の結果、80%以上のエネルギー効率
が得られた。エネルギー効率は圧力が高くなるほど低下
する傾向にある。
【0022】図3を用いて、本発明の実施の形態2とな
る油圧プレス装置1Bについて説明する。油圧プレス装
置1Bは、実施の形態1の油圧プレス装置1Aにおける
ボールねじ装置6のスライダー6bに代えて、マスター
シリンダ2の入力ロッド2cの軸心にボールねじ6aと
はまり合う雌ねじ11を形成したもので、ボールねじ6
aと入力ロッド2cを直接組み合わせたもので、その他
の構成は油圧プレス装置1Aと同じである。油圧プレス
装置1Bは、マスターシリンダ2、スレーブシリンダ
3、スレーブシリンダ3、配管4、配管5、サーボモー
タ7、アキュムレータ8を備えている。実施の形態2の
油圧プレス装置1Bにおいては、コントローラ21から
加圧指令が出された場合、該指令に従ってサーボモータ
7が正回転し、ボールねじ6a、雌ねじ12を介してマ
スターシリンダ2の入力ロッド2cが加圧方向(一端側
から他端側)に前進し、コントローラ21から戻り指令
により、サーボモータ7が逆回転し、マスターシリンダ
2の入力ロッド2cは後退する。各シリンダ2,3の動
作や作動油の挙動は実施の形態1の油圧プレス装置1A
と同じであるので、ここでは説明を省略する。
【0023】図4を参照して、本発明の実施の形態3の
油圧プレス装置1Cを説明する。油圧プレス装置1C
は、概略、図3に示す油圧プレス装置1Bに加えて、大
径の別のマスターシリンダ14を設けたもので、別のマ
スターシリンダ14によりスレーブシリンダ3のピスト
ンを高速で送ることができるように構成した装置であ
る。別のマスターシリンダ14は、作動油を満たすシリ
ンダチューブ14a内にピストン14bを収納し該ピス
トン14bの一端から延びる入力ロッド14cをシリン
ダチューブ14aの一端から突き出して構成され、そし
て一端側にシリンダチューブ14aの断面積からピスト
ン14bの断面積を減じた断面積を有する小断面室14
dが、他端側にシリンダチューブ14aの断面積を有す
る大断面室14eがピストン14bを挟んで形成されて
いる。ここでは、マスターシリンダ2はスレーブシリン
ダ3による加圧用に、そして別のマスターシリンダ14
はスレーブシリンダ3のピストン3cの送り用に構成し
たものである。
【0024】実施の形態3の油圧プレス装置1Cは、さ
らに詳しく説明すると、実施の形態2の油圧プレス装置
1Cと同様、マスターシリンダ2及びスレイブシリンダ
3と、両シリンダ2、3の各端を接続する2つの配管
4,5と、マスターシリンダ2を往復動させるボールね
じ装置6と、ボールねじ装置6を駆動する減速機付きサ
ーボモータ7と、これら構成要素に加えて別のマスター
シリンダ14と、マスターシリンダ14の小断面室14
dとスレイブシリンダ3の小断面室3dと連通するため
に配管5に接続する配管15と、別のマスターシリンダ
14の大断面室14eとスレイブシリンダ3の大断面室
3eとを連通するために配管5に接続する配管16と、
別のマスターシリンダ14の入力ロッド14cの軸心部
に形成された雌ねじ18とはめ合うボールねじ17と、
該ボールねじ17を回転駆動する減速機付きサーボモー
タ19とから構成されている。
【0025】そしてマスターシリンダ2のシリンダチュ
ーブ2aの断面積から入力ロッド2cの断面積を減じた
面積とスレーブシリンダ3のシリンダチューブ3aの断
面積から出力ロッド3cの断面積を減じた面積との面積
比を1:N(例えばN=10)とし、またスターシリン
ダ2のシリンダチューブ2aの断面積とスレーブシリン
ダ3のシリンダチューブ3aの断面積との面積比を上記
と同じく1:N(N=10)として、両面積比を同一に
する。また別のマスターシリンダ14のシリンダチュー
ブ14aの断面積から入力ロッド14cの断面積を減じ
た面積とスレーブシリンダ3のシリンダチューブ3aの
断面積から出力ロッド3cの断面積を減じた面積との面
積比を1:M(例えばM=0.5)とし、またマスター
シリンダ14のシリンダチューブ14aの断面積とスレ
ーブシリンダ3のシリンダチューブ3aの断面積との面
積比を上記と同じく1:M(M=0.5)として、両面
積比を同一にする。
【0026】実施の形態3の油圧プレス装置1Cの動作
について説明する。まずスレーブシリンダ3のピストン
送り用のマスターシリンダ14を作動させる。すなわ
ち、サーボモータ19を正回転させ、ボールねじ17、
雌ねじ18を介してマスターシリンダ14の入力ロッド
14cを他端側から一端側に前進させる。この時シリン
ダチューブ14の大断面室14e内の作動油はピストン
14bに押されて流出し、配管16を通じてスレーブシ
リンダ3の大断面室3eに流入し、ピストン3bを押し
て出力ロッド3cをその突き出し方向に前進させる。そ
れと同時にスレーブシリンダ3の小断面室3d内の作動
油は配管15を通じてマスターシリンダ14の小断面室
14dに流入する。マスターシリンダ14が前進して加
圧作用点より前の所定の位置に達した時、サーボモータ
19をOFFとして別のマスターシリンダ14を停止す
る。ここでは別のマスターシリンダ14の断面積はマス
ターシリンダ2の断面積の20倍(N/M=20)とな
るので、別のマスターシリンダ14によりマスターシリ
ンダ2によるより20倍の速度でスレーブシリンダ3の
出力ロッド3cを送ることになる。
【0027】次いでサーボモータ7を正回転させてマス
ターシリンダ2を作動させる。これにより、ボールねじ
6a、雌ねじ12を介してマスターシリンダ2の入力ロ
ッド2cが加圧方向に前進し、シリンダチューブ2の大
断面室2e内の作動油はピストン3bに押されて流出
し、配管5を通じてスレーブシリンダ3の大断面室3e
に流入し、ピストン3bを押して出力ロッド3cを加圧
方向に前進させる。同時にスレーブシリンダ3の小断面
室3d内の作動油は配管4を通じてマスターシリンダ2
の小断面室2dに流入する。出力ロッド3cが加圧作用
点に達した時、出力ロッド3cはマスターシリンダ2の
発生する力のN倍、ここでは10倍の力を発生すること
になる。
【0028】一方、スレーブシリンダ3の出力ロッド3
cを戻す場合、サーボモータ7を逆回転させる。これに
より、マスターシリンダ2の入力ロッド2cは後退し、
シリンダチューブ2の小断面室2d内の作動油は配管4
を通じてスレーブシリンダ3の小断面室3dに流入して
スレーブシリンダ3の出力ロッド3cを後退させる。同
時にスレーブシリンダ3の大断面室3e内の作動油は配
管5を通じてマスターシリンダ2の大断面室2eに戻
る。
【0029】スレーブシリンダ3の出力ロッド3cが所
定の位置まで戻ったとき、マスターシリンダ2を駆動す
るサーボモータ7をOFFにし、別のマスターシリンダ
を駆動するサーボモータ19を逆回転でONにする。こ
れにより、マスターシリンダ14の入力ロッド14cは
後退し、シリンダチューブ14の小断面室14d内の作
動油は配管15を通じてスレーブシリンダ3の小断面室
3dに流入してスレーブシリンダ3の出力ロッド3cを
後退させる。同時にスレーブシリンダ3の大断面室3e
内の作動油は配管5を通じてマスターシリンダ2の大断
面室2eに戻る。
【0030】実施の形態3の油圧プレス装置は、スレイ
ブリンダー3のストロークが長い場合に別のマスターシ
リンダ14により出力ロッドを高速で送ることができる
ので、油圧プレス装置を用いて行なう作業を短時間で終
了できる利点がある。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、ねじ駆動式油圧プレス
装置をボールねじ装置により駆動される第1シリンダと
第1シリンダからの作動油により動作する第2シリンダ
とを備え、第1シリンダから第2シリンダに供給する作
動油の流量と第2シリンダーから第1シリンダに戻る流
量とを同一にするように、第1及び第2シリンダのそれ
ぞれのシリンダチューブ及びロッドのサイズ(断面積)
を設定したので、作動油の経路に弁や油タンクのない、
エネルギー効率の高い油圧プレス装置とすることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のねじ駆動式油圧プレス
装置の構成を示す図である。
【図2】実施の形態1のねじ駆動式油圧プレス装置の制
御ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態2のねじ駆動式油圧プレス
装置の構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態3のねじ駆動式油圧プレス
装置の構成を示す図である。
【図5】従来の油圧プレス装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1A〜1C ねじ駆動式油圧プレス装置 2 マスターシリンダ(第1シリンダ) 2a シリンダチューブ 2b ピストン 2c 入力ロッド 3 スレイブシリンダ(第2シリンダ) 3a シリンダチューブ 3b ピストン 3c 出力ロッド 4、5 配管 6 ボールねじ装置 6a ボールねじ 6b スライダー 7 サーボモータ 8 アキュムレータ 9 ポンチ 10 ダイ 14 マスターシリンダ 14a シリンダチューブ 14b ピストン 14c ロッド 15、16 配管 17 ボールねじ 18 雌ねじ 19 減速機付きサーボモータ 21 コントローラ 22 サーボ増幅器 23 エンコーダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動油を満たすシリンダチューブ内にピ
    ストンを収納し該ピストンの一端から延びる入力ロッド
    を前記シリンダチューブの一端から突き出す第1シリン
    ダと;前記第1シリンダと対をなし、作動油を満たす別
    のシリンダチューブ内に別のピストンを収納し該別のピ
    ストンの一端から延びる出力ロッドを前記別のシリンダ
    チューブの一端から突き出す第2シリンダと;前記シリ
    ンダチューブの一端部と前記別のシリンダチューブの一
    端部を接続しアキュムレータを設けた第1の配管と;前
    記シリンダチューブの他端部及び前記別のシリンダチュ
    ーブの他端部を接続する第2の配管と;前記入力ロッド
    を駆動するため、ボールねじ、該ボールねじとはまり合
    う雌ねじを有しかつ前記入力ロッドの突き出し部分に結
    合するスライダーを有するボールねじ装置と;前記ボー
    ルねじを回転させるサーボモータと;から構成され、そ
    して前記シリンダチューブの断面積から前記入力ロッド
    の断面積を減じた面積と前記別のシリンダチューブの断
    面積から前記出力ロッドの断面積を減じた面積との比
    と、前記シリンダチューブの断面積と前記別のシリンダ
    チューブの断面積との比を、同一の比にしたことを特徴
    とするねじ駆動式油圧プレス装置。
  2. 【請求項2】 作動油を満たすシリンダチューブ内にピ
    ストンを収納し該ピストンの一端から延びる入力ロッド
    を前記シリンダチューブの一端から突き出す第1シリン
    ダと;前記第1シリンダと対をなし、作動油を満たす別
    のシリンダチューブ内に別のピストンを収納し該別のピ
    ストンの一端から延びる出力ロッドを前記別のシリンダ
    チューブの一端から突き出す第2シリンダと;前記シリ
    ンダチューブの一端部と前記別のシリンダチューブの一
    端部を接続しアキュムレータを設けた第1の配管と;前
    記シリンダチューブの他端部及び前記別のシリンダチュ
    ーブの他端部を接続する第2の配管と;前記入力ロッド
    軸心に形成された雌ねじにはまりあうボールねじを有す
    るボールねじ装置と;前記ボールねじを回転させるサー
    ボモータと;から構成され、そして前記シリンダチュー
    ブの断面積から前記入力ロッドの断面積を減じた面積と
    前記別のシリンダチューブの断面積から前記出力ロッド
    の断面積を減じた面積との比と、前記シリンダチューブ
    の断面積と前記別のシリンダチューブの断面積との比を
    同一の比にしたことを特徴とするねじ駆動式油圧プレス
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ボールねじを回転させる前記サーボ
    モータに代えて、前記ボールねじを減速機を介して回転
    させるサーボモータを用いることを特徴とする請求項1
    または2に記載のねじ駆動式油圧プレス装置。
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