JPH1016435A - 電磁誘導加熱型製本装置 - Google Patents

電磁誘導加熱型製本装置

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JPH1016435A
JPH1016435A JP17023496A JP17023496A JPH1016435A JP H1016435 A JPH1016435 A JP H1016435A JP 17023496 A JP17023496 A JP 17023496A JP 17023496 A JP17023496 A JP 17023496A JP H1016435 A JPH1016435 A JP H1016435A
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JP
Japan
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heating
temperature
electromagnetic induction
control
induction heating
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JP17023496A
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Inventor
Toshio Suzuki
敏夫 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁誘導加熱装置による製本のための加熱
が、簡単な制御で一定の温度に制御できるようにする。 【解決手段】 製本装置の周囲の温度を検出する温度検
出手段25,26と、この温度検出手段25が検出した
温度に応じて、高周波出力の加熱用コイル30a〜30
dへの供給の制御を行う制御手段24,27,28とを
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば紙などをカ
バーで綴じて簡易的に製本する製本装置に関し、特に電
磁誘導加熱により接着剤を溶融させて製本する製本装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数枚の紙などをカバーで簡易的
に綴じる製本装置として、図7及び図8に示す原理のも
のが開発されている。即ち、図7はカバーの構成を示す
図で、カバー1は、前扉部1aと後扉部1bと両扉部1
a,1bを接合する底部1c(背表紙)とで構成され、
底部1cの内面には熱溶融性の接着剤2を塗布してお
く。そして、この接着剤2を熱で溶かして、複数枚の紙
などの被製本物3の端面を、このカバー1に接着させ、
製本する。
【0003】この場合、接着剤2を溶かす場合の熱源と
しては、従来は電熱線などのヒーターが使用されてい
た。即ち、例えば図8に示すように、カバー1の底部に
電熱線4を近接させ、この電熱線4により接着剤2を加
熱して溶かし、被製本物3の端面をカバー1の底部に接
着するようにしていた。
【0004】ところが、このようなヒーターにより加熱
を行う製本装置の場合には、カバーそのものを加熱して
しまうため、カバーとして加熱により溶ける可能性のあ
る樹脂材料を使用できない不都合がある。また、紙で形
成されたカバーを使用した場合には、加熱でカバーであ
る紙が焼けて変色してしまう不都合があった。
【0005】これらの問題点を解決するために、電磁誘
導加熱装置を製本装置に適用することが提案されてい
る。この製本装置は、例えば図9に示すように、カバー
1として、カバー1の底部の内面に金属シート5を貼
り、この金属シート5の上に熱溶融性の接着剤6(エポ
キシ系接着剤など)を塗布したものを使用する。
【0006】そして、調理器具などで実用化されている
電磁誘導加熱装置を使用して、加熱する。即ち、電磁誘
導加熱装置の加熱用コイル14(ワークコイル)を使用
して、金属シート5とその上の接着剤6を加熱する。こ
の場合、加熱用コイル14には、高周波電流を印加す
る。
【0007】ここで、この加熱用コイル14に高周波電
流を印加する構成を図10に示すと、図中10は商用交
流電源を示し、この電源11から得られる100Vの交
流信号をダイオードブリッジによる整流回路12に供給
し、全波整流された直流信号とする。そして、この整流
回路12の整流信号出力部の+側を、フィルタ用チョー
クコイル13を介して加熱用コイル14の一端に接続
し、この加熱用コイル14の他端を出力トランジスタ
(NPN型のトランジスタ)17のコレクタに接続し、
この出力トランジスタ17のエミッタを整流回路12の
整流信号出力部の−側に接続する。
【0008】そして、加熱用コイル14には、並列に共
振用コンデンサ15を接続する。また、出力トランジス
タ17のエミッタ・コレクタ間には、ダンパー用ダイオ
ード16を接続する。また、整流回路12の整流信号出
力部の+側と−側との間には、フィルタ用コンデンサ1
8を接続する。さらに、フィルタ用チョークコイル13
と加熱用コイル14との接続中点と、整流回路12の整
流信号出力部の−側との間に、フィルタ用コンデンサ1
9を接続する。
【0009】そして、出力トランジスタ17のベースに
は、ドライブ回路23の出力が供給される。この場合、
商用交流電源11を電源回路21で変換した直流低圧信
号を電源として、発振回路22で数十kHzの周波数の
発振信号が作成され、この発振信号がドライブ回路23
に供給されて、トランジスタ17を駆動するドライブ信
号とされる。この数十kHz程度の周波数のドライブ信
号が出力トランジスタ17のベースに供給されること
で、整流回路12が出力する整流信号が、この制御信号
の周波数に同期してスイッチングされ、加熱用コイル1
4に高周波電流が流れる。
【0010】このようにして加熱用コイル14に高周波
電流が流れることで、加熱用コイル14の表面から磁力
線が発生する。そして、この磁力線が到達する交番磁界
中(即ち加熱用コイル14の近傍)に、被加熱物である
金属シート5を配置することで、電磁誘導現象により金
属シート5内に閉ループの電流(渦電流)が流れ、この
渦電流と金属シート5の導体抵抗とによって生じるジュ
ール熱(渦電流損)が、金属シート5そのものが加熱す
る。
【0011】このような電磁誘導加熱装置を製本装置と
して使用することで、図10に示すようなカバー1の内
部の金属シート5とその上の接着剤6だけを加熱するこ
とができ、カバー1として耐熱性の低い材質を使用でき
るようになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、製本装置で
製本する場合に使用するカバーのサイズには、種々のも
のがあり、上述した電磁誘導加熱装置を製本装置として
使用する場合には、使用するカバー1のサイズに合わせ
た加熱時間などの制御が必要になる。即ち、必要以上に
加熱すると、カバーや被製本物の温度が高くなって、カ
バーや被製本物を損傷させてしまうおそれがあり、接着
剤が溶融する所定の温度まで加熱し、それ以上の温度に
は加熱しないようにする必要がある。
【0013】ところが、従来の電磁誘導加熱装置では、
製本装置に要求されている厳密な温度管理は困難であっ
た。即ち、電磁誘導加熱装置を製本装置として使用する
場合には、被加熱物であるカバーの内部の金属シート
は、幅が数mmから数cm程度で非常に小さいものであり、
数秒程度の短時間の加熱で(即ち大きな電力での加熱
で)、正確に一定の温度とする制御を行うのは困難であ
った。
【0014】本発明はかかる点に鑑み、電磁誘導加熱装
置による製本のための加熱が、簡単な制御で一定の温度
に制御できるようにすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、製本装置の周
囲の温度を検出する温度検出手段と、この温度検出手段
が検出した温度に応じて、高周波出力の加熱用コイルへ
の供給の制御を行う制御手段とを備えたものである。
【0016】かかる構成によると、周囲の温度変化によ
る加熱状態の補正が行われ、正確な温度制御が可能にな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1〜
図6を参照して説明する。この図1〜図6において、図
7以降の図に対応する部分には同一符号を付し、その詳
細説明は省略する。
【0018】本例においては、製本装置として構成され
た電磁誘導加熱装置としたもので、従来例として図9で
説明したカバー1と同様に、背表紙部分の内面に金属シ
ート5を貼り、この金属シート5の上に熱溶融性の接着
剤6を塗布したカバー1を使用して、製本を行う。な
お、本例においては金属シート5として、厚さ20μm
〜30μm程度のアルミ箔を使用する。そして本例にお
いては、加熱用コイルとして4個のコイル30a,30
b,30c,30dを使用したもので、まずこの4個の
加熱用コイル30a〜30dが配置された製本装置の構
成を、図3及び図4を参照して説明する。
【0019】図3は製本装置の断面を示す図で、カバー
1に挟まれた被製本物3の背表紙の部分に近接して、加
熱用コイル30a〜30dを配置するもので、図4に示
すように、背表紙の長さ方向に沿って4個を直線状に配
置する。そして、本例の各加熱用コイル30a〜30d
は、それぞれ円形で平板状のコア31の中央に、棒状の
所定高さの円形コア32を接着し、このコア32の周囲
に巻線33を巻回させて形成させたもので、巻線33の
巻径が円形のコア31の径と同じか小さくなるようにし
てある。但し、図3に矢印で示すように、加熱用コイル
30a,30cの巻線の巻装方向と、加熱用コイル30
b,30dの巻線の巻装方向とは、逆方向となるように
してあり、1個毎に巻装方向が変化するように配置して
ある。
【0020】この4個の加熱用コイル30a〜30d
は、基板41上に配置され、この4個の加熱用コイル3
0a〜30dの上に、カバーの背表紙と当接する底板4
2(非磁性材)が配置され、この底板42に対して垂直
に2枚の押さえ板43,44が間隔を調整できる状態で
配置されている。そして、これらの部材が、筐体45内
に一体に収納され、この筐体45の上部から2枚の押さ
え板43,44の間に、カバー1に挟まれた被製本物3
を挿入することができるようにしてある。
【0021】そして、カバー1に挟まれた被製本物3を
2枚の押さえ板43,44の間に挿入した後、この2枚
の押さえ板43,44に、図3に矢印a,bで示す方向
に力を加えて、カバー1に挟まれた被製本物3を押さえ
た状態で、4個の加熱用コイル30a〜30dへの高周
波電流の印加を開始させて、加熱を行う。
【0022】次に、このように構成される製本装置内の
4個の加熱用コイル30a〜30dの駆動回路の構成に
ついて説明する。図1は、その回路構成を示す図で、4
個の加熱用コイル30a,30b,30c,30dは直
列に接続する。即ち、整流回路12の整流信号出力部の
+側を、フィルタ用チョークコイル13を介して加熱用
コイル30aの一端に接続し、この加熱用コイル30a
の他端を、次段の加熱用コイル30bの一端に接続し、
以下順に接続し、最終段の加熱用コイル30cの他端
を、出力トランジスタ17のコレクタに接続する。そし
て、4個直列に接続された加熱用コイル30a,30
b,30c,30dと並列に、共振用コンデンサ15を
接続する。
【0023】そして本例においては、この出力トランジ
スタ17の駆動を行うドライブ回路23に発振信号を供
給する発振回路22を、コントロール回路24により制
御するようにしてある。この場合、コントロール回路2
4による発振回路22の制御としては、発振出力の開始
及び停止による加熱の開始及び停止の制御と、その発振
出力のパワー(電力)の制御を行うようにしてある。
【0024】そして本例の製本装置は、この製本装置の
周囲の温度(即ち加熱により影響されない温度)を検出
する温度センサ25を備えて、この温度センサ25の出
力から、温度検出回路26が装置の周囲の温度を判断す
るようにしてある。そして、温度検出回路26が判断し
た温度のデータを、コントロール回路24に供給すると
共に、タイマコントロール回路27に供給する。タイマ
コントロール回路27では、判断した温度に対応したタ
イマ時間を設定させ、その設定したタイマ時間だけタイ
マ回路28で時間の経過をカウントさせ、タイマ回路2
8がその時間の経過をカウントしたとき、コントロール
回路24にタイマ時間の経過を指示する。
【0025】そして、コントロール回路24では、発振
回路22からの発振信号の出力を開始させてから(即ち
加熱を開始させてから)、タイマ時間の経過が指示され
たとき、この発振信号の出力を停止させる制御を行う。
なお、このタイマコントロール回路27及びタイマ回路
28を使用して加熱時間を可変させる制御を行う場合に
は、発振回路22から発振信号を出力させる場合の、そ
の発振信号のパワー(電力)は一定としてある。
【0026】ここで、温度センサ25に接続される具体
的な回路の一例を図2に示す。ここでは、温度センサ2
5として、周囲温度により抵抗値が変化(温度の上昇に
より抵抗値が減少)する素子であるサーミスタを使用す
る。そして、温度センサ25の一端に、電源端子51か
ら所定電圧の電源+Bを供給する。そして、温度センサ
25の他端を、コンデンサC1 を介して接地し、この温
度センサ25とコンデンサC1 との接続中点を、コンパ
レータ25の+側入力に接続する。また、温度センサ2
5とコンデンサC1 との接続中点に、常閉スイッチS1
の一端を接続し、このスイッチS1 の他端を接地する。
なお、常閉スイッチS1 は、加熱の開始で開状態になる
スイッチである。
【0027】そして、電源+Bが得られる電源端子51
を、抵抗器R1 ,R2 の直列回路を介して接地し、この
抵抗器R1 ,R2 の接続中点を、コンパレータ25の−
側入力に接続する。そして、コンパレータ52の出力端
子53と電源端子51との間には、抵抗器R3 を接続す
る。
【0028】この図2に示すように温度センサ25に回
路が接続されることで、温度検出回路26とタイマコン
トロール回路27とタイマ回路28とが、温度センサ2
5に接続された状態となっている。即ち、加熱の開始と
同時にスイッチS1 が開状態になると、抵抗器である温
度センサ25を介して電源+BがコンデンサC1 に充電
され始める。そして、このコンデンサC1 の充電電圧
が、抵抗器R1 ,R2 で分圧された電圧を越えたとき、
コンパレータ52の出力が出力端子53から出力される
ようになる。この出力端子53に得られるコンパレータ
出力を、図1に示すコントロール回路24に供給するこ
とで、温度センサ25が検出した温度に応じて、出力端
子53からコントロール回路24に信号が供給される時
間が変化するようになる。ここで、コンデンサC1 の容
量や、抵抗器R1 ,R2 の抵抗値などの特性を、タイマ
時間が適切となるように選定する。
【0029】その他の部分は、図10に示した従来の回
路と同様に構成する。
【0030】次に、本例の電磁誘導加熱装置(製本装
置)により製本用の加熱が行われる状態について、図5
の温度特性図を参照して説明する。図5は、縦軸を温度
としてあり、金属シート5を加熱する場合の適正温度を
0 として示す。また、横軸を加熱開始からの時間の経
過としてある。この図5では、この製本装置が設置され
た環境の温度が30℃の場合の温度変化特性Aと、製本
装置が設置された環境の温度が10℃の場合の温度変化
特性Bとを示している。
【0031】本例の製本装置は、上述した構成の回路に
より、周囲の温度変化に応じて、加熱時間の設定が変化
するようにしてあるので、30℃の場合の加熱終了時間
1と、10℃の場合の加熱終了時間t2 とが、それぞ
れ適切な時間に設定され、いずれの室温の場合でも、金
属シート5が適正温度T0 になった時点で、加熱が終了
するようになる。従って、周囲の温度が変化しても、常
時適正温度T0 で金属シート5の誘導加熱を停止させる
ことができ、常時適切な製本が行われる。
【0032】なお、以上の説明では、加熱出力は一定と
して、加熱時間を温度により変化させるようにしたが、
加熱時間は一定とし、加熱出力を検出した周囲温度に応
じて変化させて、周囲温度による補正を行うようにして
も良い。即ち、図1の回路の温度検出回路26が判断し
た温度に基づいて、コントロール回路24では、発振回
路22の発振出力の電力を変化させて、常時一定時間で
適正温度T0 まで加熱させるようにしても良い。この検
出した温度と電力との対応関係については、例えばコン
トロール回路24に接続されたメモリに予め記憶させて
おく。
【0033】図6は、この場合の加熱温度特性を示す図
で、縦軸を温度としてあり、横軸を加熱開始からの時間
の経過としてある。図6に示す温度変化特性Cは、この
製本装置が設置された環境の温度が30℃の場合の特性
で、加熱電力として400Wを設定した場合の例であ
り、温度変化特性Dは、製本装置が設置された環境の温
度が10℃の場合の特性で、加熱電力として500Wを
設定した場合の例であり、いずれの特性C,Dの場合で
も加熱開始から所定時間t3 が経過したとき、適正温度
0 となって、誘導加熱を停止させる制御が行われる。
【0034】このように、周囲温度の変化に応じて加熱
電力を制御することで、常時一定の加熱時間による誘導
加熱が可能になる。
【0035】なお、ここでは検出した周囲温度に応じ
て、加熱時間を変化させる例と、加熱電力を変化させる
例の2つの例を示したが、検出した周囲温度に応じて、
加熱時間の変化と加熱電力の変化を組み合わせて、適正
温度までの加熱制御を行うようにしても良い。
【0036】また、上述した加熱電力などの値は一例を
示したものであり、製本に使用するカバーの構成(即ち
金属シートの材質,接着剤の溶ける温度など)や、加熱
用コイルの効率などにより変化するものである。
【0037】また、上述実施例では温度検出手段とした
サーミスタを使用したが、他の手段により温度を検出す
るようにしても良い。
【0038】また、上述実施例では加熱用コイルを複数
個直列に接続して電磁誘導加熱装置を構成したものに適
用したが、加熱用コイルなどの構成や配置が異なる電磁
誘導加熱装置の加熱温度制御にも、本発明が適用できる
ことは勿論である。
【0039】
【発明の効果】本発明によると、周囲の温度変化による
加熱温度の補正が行われ、周囲の温度を考慮した正確な
加熱温度の制御が可能になり、正確な温度による良好な
品質の製本が可能になる。
【0040】この場合、温度検出手段が検出した温度に
基づいて、誘導加熱時間を制御することで、加熱時間の
調整により加熱温度の制御が正確に行えるようになる。
【0041】また、温度検出手段が検出した温度に基づ
いて、加熱電力を制御することで、電力調整により加熱
温度の制御が正確に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路構成図である。
【図2】一実施例の温度センサの周辺回路の構成図であ
る。
【図3】一実施例による製本装置の断面図である。
【図4】一実施例による製本装置の加熱コイルの配置状
態を示す側面図である。
【図5】一実施例による温度変化例(出力一定時)を示
す特性図である。
【図6】一実施例による温度変化例(出力調整時)を示
す特性図である。
【図7】製本装置に使用するカバーの構成を示す斜視図
である。
【図8】従来の製本装置の一例を示す説明図である。
【図9】電磁誘導加熱装置による製本装置の一例を示す
説明図である。
【図10】従来の電磁誘導加熱装置の駆動回路の一例を
示す回路構成図である。
【符号の説明】
1 カバー、3 被製本物、5 金属シート、6 熱溶
融性接着剤、17 出力トランジスタ、22 発振回
路、23 ドライブ回路、24 コントロール回路、2
5 温度センサ、26 温度検出回路、27 タイマコ
ントロール回路、28 タイマ回路、30a,30b,
30c,30d 加熱用コイル、31,32 コア、3
3 巻線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波発生手段と、 該高周波発生手段の高周波出力が印加される加熱用コイ
    ルとを備えて、 上記加熱用コイルの近傍に配置された帯状の金属導体
    を、上記加熱用コイルから発生する磁力線により加熱さ
    せて、上記金属導体の近傍に配された熱溶融性接着剤の
    溶融で被製本物を接着させて製本する電磁誘導加熱型製
    本装置において、 製本装置の周囲の温度を検出する温度検出手段と、 温度検出手段が検出した温度に応じて、上記高周波出力
    の上記加熱用コイルへの供給の制御を行う制御手段とを
    備えた電磁誘導加熱型製本装置。
  2. 【請求項2】 上記温度検出手段が検出した温度に基づ
    いて、誘導加熱時間を制御するようにした請求項1記載
    の電磁誘導加熱型製本装置。
  3. 【請求項3】 上記温度検出手段が検出した温度に基づ
    いて、加熱電力を制御するようにした請求項1記載の電
    磁誘導加熱型製本装置。
JP17023496A 1996-06-28 1996-06-28 電磁誘導加熱型製本装置 Pending JPH1016435A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4566354B2 (ja) * 2000-07-21 2010-10-20 株式会社大阪真空機器製作所 分子ポンプ
JP2013216062A (ja) * 2012-04-12 2013-10-24 Gradco Japan Ltd 製本装置

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