JPH1016436A - 電磁誘導加熱型製本装置 - Google Patents

電磁誘導加熱型製本装置

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JPH1016436A
JPH1016436A JP17023696A JP17023696A JPH1016436A JP H1016436 A JPH1016436 A JP H1016436A JP 17023696 A JP17023696 A JP 17023696A JP 17023696 A JP17023696 A JP 17023696A JP H1016436 A JPH1016436 A JP H1016436A
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JP
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induction heating
electromagnetic induction
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JP17023696A
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Toshio Suzuki
敏夫 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁誘導加熱装置による製本作業が、目視に
よるチェックなどを必要とせずに失敗なく簡単に行える
ようにする。 【解決手段】 製本用カバー1の所定位置への配置を検
出する検出手段26と、この検出手段26が製本用カバ
ー1の配置を検出したときだけ、加熱用コイル30a〜
30dによる誘導加熱を行う制御手段20とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば紙などをカ
バーで綴じて簡易的に製本する製本装置に関し、特に電
磁誘導加熱により接着剤を溶融させて製本する製本装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数枚の紙などをカバーで簡易的
に綴じる製本装置として、図7及び図8に示す原理のも
のが開発されている。即ち、図7はカバーの構成を示す
図で、カバー1は、前扉面1aと後扉面1bと両扉面1
a,1bを接合する端面1c(背表紙)とで構成され、
端面1cの内面には熱溶融性の接着剤2を塗布してお
く。そして、この接着剤2を熱で溶かして、複数枚の紙
などの被製本物3の端面を、このカバー1に接着させ、
製本する。
【0003】この場合、接着剤2を溶かす場合の熱源と
しては、従来は電熱線などのヒーターが使用されてい
た。即ち、例えば図8に示すように、カバー1の底部に
電熱線4を近接させ、この電熱線4により接着剤2を加
熱して溶かし、被製本物3の端部をカバー1の端面に接
着するようにしていた。
【0004】ところが、このようなヒーターにより加熱
を行う製本装置の場合には、カバーそのものを加熱して
しまうため、カバーとして加熱により溶ける可能性のあ
る樹脂材料を使用できない不都合がある。また、紙で形
成されたカバーを使用した場合には、加熱でカバーであ
る紙が焼けて変色してしまう不都合があった。
【0005】これらの問題点を解決するために、電磁誘
導加熱装置を製本装置に適用することが提案されてい
る。この製本装置は、例えば図9に示すように、カバー
1として、カバー1の端面の内面に金属シート5を貼
り、この金属シート5の上に熱溶融性の接着剤6(エポ
キシ系接着剤など)を塗布したものを使用する。
【0006】そして、調理器具などで実用化されている
電磁誘導加熱装置を使用して、加熱する。即ち、電磁誘
導加熱装置の加熱用コイル14(ワークコイル)を使用
して、金属シート5とその上の接着剤6を加熱する。こ
の場合、加熱用コイル14には、高周波電流を印加す
る。
【0007】ここで、この加熱用コイル14に高周波電
流を印加する構成を図10に示すと、図中10は商用交
流電源を示し、この電源11から得られる100Vの交
流信号をダイオードブリッジによる整流回路12に供給
し、全波整流された直流信号とする。そして、この整流
回路12の整流信号出力部の+側を、フィルタ用チョー
クコイル13を介して加熱用コイル14の一端に接続
し、この加熱用コイル14の他端を出力トランジスタ
(NPN型のトランジスタ)17のコレクタに接続し、
この出力トランジスタ17のエミッタを整流回路12の
整流信号出力部の−側に接続する。
【0008】そして、加熱用コイル14には、並列に共
振用コンデンサ15を接続する。また、出力トランジス
タ17のエミッタ・コレクタ間には、ダンパー用ダイオ
ード16を接続する。また、整流回路12の整流信号出
力部の+側と−側との間には、フィルタ用コンデンサ1
8を接続する。さらに、フィルタ用チョークコイル13
と加熱用コイル14との接続中点と、整流回路12の整
流信号出力部の−側との間に、フィルタ用コンデンサ1
9を接続する。
【0009】そして、出力トランジスタ17のベースに
は、ドライブ回路23の出力が供給される。この場合、
商用交流電源11を電源回路21で変換した直流低圧信
号を電源として、発振回路22で数十kHzの周波数の
発振信号が作成され、この発振信号がドライブ回路23
に供給されて、トランジスタ17を駆動するドライブ信
号とされる。この数十kHz程度の周波数のドライブ信
号が出力トランジスタ17のベースに供給されること
で、整流回路12が出力する整流信号が、この制御信号
の周波数に同期してスイッチングされ、加熱用コイル1
4に高周波電流が流れる。
【0010】このようにして加熱用コイル14に高周波
電流が流れることで、加熱用コイル14の表面から磁力
線が発生する。そして、この磁力線が到達する交番磁界
中(即ち加熱用コイル14の近傍)に、被加熱物である
金属シート5を配置することで、電磁誘導現象により金
属シート5内に閉ループの電流(渦電流)が流れ、この
渦電流と金属シート5の導体抵抗とによって生じるジュ
ール熱(渦電流損)が、金属シート5そのものが加熱す
る。
【0011】このような電磁誘導加熱装置を製本装置と
して使用することで、図10に示すようなカバー1の内
部の金属シート5とその上の接着剤6だけを加熱するこ
とができ、カバー1として耐熱性の低い材質を使用でき
るようになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
電磁誘導加熱型の製本装置で製本を行う際には、加熱用
コイルの表面から出力される磁力線が、正確にカバー内
の金属シートに到達するように設定する必要がある。こ
こで、従来の製本装置においては、製本用のカバーや被
製本物が正しく製本装置に装着されたか否かの判断は、
製本作業を行う者が、目で見て判断していた。ところ
が、このような目測の判断では、正しく判断できない場
合があった。
【0013】図11は、従来の電磁誘導加熱型の製本装
置の構成例を示す図で、この製本装置90は、外形がL
型に構成されて、そのL型に折れ曲がった内側の部分
に、カバー1を配置して、その上に被製本物3を載せる
ようにする。そして、L型に折れ曲がった角部91の近
傍の装置内には、加熱用コイル14′が配置してあり、
この加熱用コイル14′には、図10に示した駆動回路
が接続してある。
【0014】そして、製本作業を行う際には、L型に折
れ曲がった角部91に、カバー1の端面が当接した状態
で、被製本物3を載せてから、カバー1の開いた扉面を
矢印Aで示すように閉じさせた後、カバー1の内側の金
属シート5を、加熱用コイル14′により電磁誘導加熱
を行う。ここで、図11に示した配置状態のように、被
製本物3の重みなどで、角部91からカバー1の一部1
xが離れる場合がある。このような現象が発生した場合
には、金属シート5が配置されたカバー1の端面の位置
がずれてしまう。このようにずれが発生すると、金属シ
ート5の一部(破線で囲ったB部)に、加熱用コイル1
4′から出力される磁力線が到達しなくなり、金属シー
ト5の一部が加熱されなくなり、その上の接着剤6が融
けなくなり、該当する部分の被製本物3がカバー1に接
着しなくなって、不完全な製本状態になってしまう。
【0015】従って、製本作業を行う場合には、作業を
行う者が、角部91にカバー1が当接しているかチェッ
クする必要があるが、製本装置の操作に慣れてない者
が、チェックしないで製本させてしまう可能性があり、
従来の装置では誰にでも簡単に製本作業が行えるとは言
えなかった。
【0016】また、従来の製本装置は、上述したような
目視によるチェックが必要であるために、角部91にカ
バー1が当接しているかチェックし易い形状にする必要
があり、製本装置の形状を設計する上で制約があった。
【0017】本発明はかかる点に鑑み、電磁誘導加熱装
置による製本作業が、目視によるチェックなどを必要と
せずに失敗なく簡単に行えるようにすることを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、製本用カバー
の所定位置への配置を検出する検出手段と、この検出手
段が製本用カバーの配置を検出したときだけ、加熱用コ
イルによる誘導加熱を行う制御手段とを備えたものであ
る。
【0019】かかる構成によると、正しく製本用カバー
が製本装置に装着されたことを検出した場合にだけ、製
本作業である電磁誘導加熱が行われる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1〜
図5を参照して説明する。この図1〜図5において、図
7以降の図に対応する部分には同一符号を付し、その詳
細説明は省略する。
【0021】本例においては、製本装置として構成され
た電磁誘導加熱装置としたもので、従来例として図9で
説明したカバー1と同様に、背表紙部分の内面に金属シ
ート5を貼り、この金属シート5の上に熱溶融性の接着
剤6を塗布したカバー1を使用して、製本を行う。な
お、本例においては金属シート5として、厚さ20μm
〜30μm程度のアルミ箔を使用する。
【0022】まず、電磁誘導加熱装置としての加熱用コ
イルの駆動回路の構成を、図1を参照して説明する。本
例の場合には、加熱用コイルとして、4個の加熱用コイ
ル30a,30b,30c,30dを備え、4個の加熱
用コイル30a,30b,30c,30dを直列に接続
する。即ち、整流回路12の整流信号出力部の+側を、
フィルタ用チョークコイル13を介して加熱用コイル3
0aの一端に接続し、この加熱用コイル30aの他端
を、次段の加熱用コイル30bの一端に接続し、以下順
に接続し、最終段の加熱用コイル30cの他端を、出力
トランジスタ17のコレクタに接続する。そして、4個
直列に接続された加熱用コイル30a,30b,30
c,30dと並列に、共振用コンデンサ15を接続す
る。
【0023】そして本例においては、この出力トランジ
スタ17の駆動を行うドライブ回路23に発振信号を供
給する発振回路22を、コントロール回路24により制
御するようにしてある。この場合、コントロール回路2
4による発振回路22の制御としては、発振出力の開始
及び停止による加熱の開始及び停止の制御と、その発振
出力のパワー(電力)の制御を行うようにしてある。
【0024】そして本例の製本装置は、後述する所定の
位置に製本用カバーを配置させるための押し板を駆動さ
せる押し板駆動部25と、この押し板駆動部25により
押し板を駆動させたとき、製本用カバーが所定の位置に
配置されたことを検出するセンサ26とを備える。そし
て、押し板駆動部25での駆動は、コントロール回路2
4の制御に基づいて行われる。そして、コントロール回
路24では、この押し板駆動部25で押し板を駆動させ
た後に、センサ26が製本用カバーの所定の位置への配
置を検出したときだけ、加熱を開始できるようにしてあ
る。
【0025】その他の部分は、図10に示した従来の回
路と同様に構成する。
【0026】次に、本例の製本装置の構成を、図2を参
照して説明する。
【0027】図2は製本装置の断面を示す図で、この製
本装置は全体がL型で構成される筐体42内に、加熱用
コイル30a〜30dが直列に配置してある(図2では
重なるので1個のコイルしか見えない)。この加熱用コ
イル30a〜30dは、部材41の上に並べてあり、そ
の形状としては、例えば円形で平板状のコア31の中央
に、棒状の所定高さの円形コア32を接着し、このコア
32の周囲に巻線33を巻回させて形成させたもので、
巻線33の巻径が円形のコア31の径と同じか小さくな
るようにしてある。
【0028】そして、各加熱用コイル30a〜30dが
配置される位置は、L型に構成される筐体42の製本作
業を行う面として、垂直面43と水平面44とが配置し
てあり、各面43,44が接する部分の近傍の水平面4
4の内側に、加熱用コイル30a〜30dが直列に配置
してあり、その駆動回路20が加熱用コイル30a〜3
0dに接続してある。そして、水平面44の垂直面43
から離れた位置には、押し板27が水平面44と面一の
状態で収納してあり、製本作業時には押し板駆動部25
による駆動で、押し板27が水平面44の上を、垂直面
43側に移動するようにしてある。なお、押し板27
は、例えば製本用カバー1の高さ(背表紙の長さ)に相
当する長さを有する。
【0029】そして、垂直面43の水平面44と接する
角の近傍には、少なくとも1箇所に、マイクロスイッチ
で構成されるセンサ26が配置してある。即ち、図2に
示すように、センサ26の押しボタン部26aが、垂直
面43から突出するように配置してあり、製本用カバー
1の一方の扉面が垂直面43と当接したとき、押しボタ
ン部26aが製本用カバー1の扉面により押されて、ス
イッチが切換わって、カバー1の配置を検出する。
【0030】次に、本例の電磁誘導加熱装置(製本装
置)により製本用の加熱が行われる状態について、図3
〜図5を参照して説明する。
【0031】まず、本例の装置で製本作業を行う際に
は、図3に示すように、カバー1の一方の扉面1aを垂
直面43に接触させると共に、背表紙である端面と他方
の扉面1bとを水平面44に接触させて、カバー1を開
けた状態とする。この状態で、一方の扉面1aに寄せた
状態で、被製本物3を、端面の接着剤6の上に載せる。
【0032】そして次に、図4に示すように、押し板駆
動部25による駆動で、押し板27を水平面44の上に
突出させた状態で、垂直面43側に移動させる。この押
し板27の移動で、他方の扉面1bは被製本物3側に閉
じられて行く。
【0033】この状態で押し板27が移動できる位置ま
で移動すると、図5に示すように、他方の扉面1bは完
全に閉じて、一方の扉面1aと他方の扉面1bとで、被
製本物3を挟んだ状態となる。
【0034】このように押し板27が移動できる所まで
移動した段階で、コントロール回路24は、センサ26
の出力から、カバー1の一方の扉面1aの角部(背表紙
と接する角部)が垂直面43と接触しているか否か判断
する。そして、接触していると判断したときには、加熱
用コイル30a〜30dの真上に背表紙部が位置してい
ると判断して、誘導加熱を開始させる何らかの操作がな
されたとき(或いは自動的に)、誘導加熱を開始させ
る。そして、誘導加熱が終了したとき、押し板27を元
の位置に戻させる。
【0035】このように本例の製本装置によると、セン
サ26の出力から、カバー1の一方の扉面1aの背表紙
と接する角部が、垂直面43と接触しているか否か判断
して、接触していると判断した場合にだけ、電磁誘導加
熱を行うようにしたので、製本装置の上にカバーが正し
く置かれてない場合には、電磁誘導加熱が行われず、金
属シート5の加熱むらによる製本ミスの発生を防止する
ことができる。従って、本例の製本装置により製本作業
を行う場合には、目視でカバーが正しく置かれたかチェ
ックする必要がなく、誰でも簡単な操作で確実に製本作
業を行うことができると共に、この目視によるチェック
作業が不要な分だけ、素早く製本作業が行え、製本作業
効率が向上する。また、製本装置を設計する上でも、目
視でチェックし易い形状する必要がなく、製本装置の形
状に制約がなくなり、自由に形状を選ぶことが可能にな
り、例えばデザイン的に美しい形状の製本装置とするこ
とが可能になる。
【0036】なお、本例の場合には、押し板27でカバ
ー1を垂直面43側に押し当てる処理を行った後に、セ
ンサ26の出力を判断するようにしたので、押し板27
による押圧で、カバー1が正しい位置に配置された状態
となってから、そのカバー1が正しい位置にあるか判断
する処理が行われるので、ほとんどの場合には、センサ
26の出力から正しい位置に配置されたと判断され、製
本作業が効率良く行われる。
【0037】また、センサ26の出力から、カバー1が
正しい位置にないと判断された場合には、何らかの表示
手段により表示や、ブザーや合成音声などで、異常を警
告するようにしても良い。
【0038】なお、上述実施例では、センサ26の位置
として、垂直面43側に設けたが、垂直面43と水平面
44とが接する角部の近傍であれば、水平面44側に配
置するようにしても良い。また、図6に示すように、垂
直面43と水平面44とが接する角部から、センサ2
6′の押しボタン部26aが斜めに突出するように配置
しても良い。
【0039】また、上述実施例ではカバーの配置を検出
するセンサとして、マイクロスイッチを使用するように
したが、他の構成のスイッチを使用しても良い。例え
ば、シートスイッチ,タッチスイッチ,タクトスイッチ
などを使用しても良い。また、このようなスイッチ以外
の構成のセンサで検出するようにしても良い。例えば、
フォトセンサなどを使用して非接触で検出するようにし
ても良い。
【0040】また、マイクロスイッチなどで構成される
センサを複数個所定間隔で配置して、全てのセンサでカ
バーの配置を検出した場合にだけ、加熱処理ができるよ
うにしても良い。このように複数のセンサを所定間隔で
配置することで、カバーの部分的な位置のずれなどを検
出することも可能になり、より精度良く製本できるよう
になる。
【0041】また、上述実施例では押し板により、カバ
ーを押さえてからセンサの出力を判断するようにした
が、この押し板とは無関係にセンサの出力を判断するよ
うにしても良い。
【0042】さらに、上述実施例では加熱用コイルを複
数個直列に接続して電磁誘導加熱装置を構成したものに
適用したが、加熱用コイルなどの構成や配置が異なる電
磁誘導加熱装置による製本装置にも、本発明が適用でき
ることは勿論である。
【0043】
【発明の効果】本発明によると、正しく製本用カバーが
製本装置に装着されたことを検出した場合にだけ、製本
作業である電磁誘導加熱が行われ、カバーの装着ミスに
よる製本不良の発生を防止することができ、常時良好な
製本が行える。
【0044】この場合、製本用カバーの金属導体が取付
けられた端面と、この端面と接する一方の扉面との接続
部が位置する部分の近傍に、製本用カバーが存在するか
を検出手段で検出するようにしたことで、製本用カバー
の検出を良好に行うことができる。
【0045】また、製本用カバーの扉面を押圧する押圧
手段を設け、この押圧手段が製本用カバーを押圧した状
態で、検出手段で製本用カバーの存在を検出したときだ
け、誘導加熱を行うようにしたことで、より簡単な操作
で確実に電磁誘導加熱による製本作業を行うことができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路構成図である。
【図2】一実施例による製本装置の断面図である。
【図3】一実施例による製本装置での製本状態を示す断
面図である。
【図4】一実施例による製本装置での製本状態を示す断
面図である。
【図5】一実施例による製本装置での製本状態を示す断
面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図7】製本装置に使用するカバーの構成を示す斜視図
である。
【図8】従来の製本装置の一例を示す説明図である。
【図9】電磁誘導加熱装置による製本装置の一例を示す
説明図である。
【図10】従来の電磁誘導加熱装置の駆動回路の一例を
示す回路構成図である。
【図11】従来の電磁誘導加熱装置による製本装置の構
成例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 カバー、1a 一方の扉面、1b 他方の扉面、3
被製本物、5 金属シート、6 熱溶融性接着剤、1
7 出力トランジスタ、22 発振回路、23ドライブ
回路、24 コントロール回路、25 押し板駆動部、
26,26′センサ、26a 押しボタン部、27 押
し板、30a,30b,30c,30d 加熱用コイ
ル、42 筐体、43 垂直面、44 水平面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波発生手段と、 該高周波発生手段の高周波出力が印加される加熱用コイ
    ルとを備えて、 上記加熱用コイルの近傍の所定位置に配置された製本用
    カバーに取付けられた金属導体を、上記加熱用コイルか
    ら発生する磁力線により加熱させて、上記金属導体の近
    傍に配された熱溶融性接着剤の溶融で被製本物を上記製
    本用カバーに接着させて製本する電磁誘導加熱型製本装
    置において、 上記製本用カバーの上記所定位置への配置を検出する検
    出手段と、 該検出手段が上記製本用カバーの配置を検出したときだ
    け、上記加熱用コイルによる誘導加熱を行う制御手段と
    を備えた電磁誘導加熱型製本装置。
  2. 【請求項2】 上記所定位置に上記製本用カバーを配置
    したとき、このカバーの上記金属導体が取付けられた端
    面と、この端面と接する一方の扉面との接続部が位置す
    る部分の近傍に、上記製本用カバーが存在するかを上記
    検出手段で検出するようにした請求項1記載の電磁誘導
    加熱型製本装置。
  3. 【請求項3】 上記製本用カバーの他方の扉面を、上記
    一方の扉面側に押圧する押圧手段を設け、 該押圧手段が上記製本用カバーを押圧した状態で、上記
    検出手段で上記製本用カバーの存在を検出したときだ
    け、上記制御手段が誘導加熱を行うようにした請求項2
    記載の電磁誘導加熱型製本装置。
JP17023696A 1996-06-28 1996-06-28 電磁誘導加熱型製本装置 Pending JPH1016436A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013216062A (ja) * 2012-04-12 2013-10-24 Gradco Japan Ltd 製本装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013216062A (ja) * 2012-04-12 2013-10-24 Gradco Japan Ltd 製本装置

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