JPH10163967A - 設備監視システムおよび伝送インタフェース装置 - Google Patents

設備監視システムおよび伝送インタフェース装置

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JPH10163967A
JPH10163967A JP32028496A JP32028496A JPH10163967A JP H10163967 A JPH10163967 A JP H10163967A JP 32028496 A JP32028496 A JP 32028496A JP 32028496 A JP32028496 A JP 32028496A JP H10163967 A JPH10163967 A JP H10163967A
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laser
information
equipment
signal
shift register
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JP32028496A
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Masato Matsushita
真人 松下
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子交換機等の設備を用いることなく、複数
の設備機器の情報を単一の伝送路を介して伝送し、配線
・伝送系の規模の縮小を実現する。 【解決手段】 I/Oユニット1および3は、設備機器
情報として並列的に入力される信号を取り込み、専用伝
送配管2を介して伝送し、端末装置内の各情報系に並列
的に与える。シフトレジスタ11はクロック回路12お
よび同期回路13により、そしてシフトレジスタ34は
クロック回路35および同期回路33によりそれぞれ同
期制御される。シフトレジスタ11で時系列に変換され
た信号は、信号変換部14を介してレーザ送信部15か
らレーザビーム信号として送信され、専用伝送配管2に
より伝送されたレーザビーム信号は、レーザ受信部31
から信号変換部32を介してシフトレジスタ34に供給
され、端末装置内の情報系に並列的に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の設備機器
情報を集中監視システムに伝送して集中管理するための
設備監視システムに係り、特に建物における各種設備機
器を集中監視するのに好適な、設備監視システムおよび
該システムに用いる伝送インタフェース装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビルディング等の建物(以下、
「ビル」と称する)には、各種の設備機器が設けられて
いる。これらビル内の設備機器が正常に動作していなけ
れば、ビルの運営・維持に支障をきたすおそれがある。
そこで、これら設備機器を監視し、必要ならば適宜処置
を施すことにより、ビルの機能を損なうことがないよう
にしている。ビルの保守・管理のための設備監視システ
ムでは、このようなビル内の設備機器の情報を収集し
て、ビル内の設備機器の状況を監視している。ビル内の
設備機器の情報としては、ビル内に点在する電気メータ
(積算電力計等)の情報、空調機器の運転情報、照明設
備の運転情報、動力設備の運転情報、およびエレベータ
設備の運転情報等がある。
【0003】このようなビル内の設備機器の情報を収集
するための従来のシステムの一例が、特開平5−308
434号公報に示されている。
【0004】特開平5−308434号公報に開示され
たシステムでは、ビル内の設備機器情報を収集する配線
の増加を防ぐために、電子交換機を用いて情報伝達を行
う。
【0005】すなわち、構内電子交換機に収容された走
査回路により、周期的にビル内の設備機器情報を収集し
て、ホストコンピュータに伝達する。このようにするこ
とで、ホストコンピュータが直接的に子装置を走査する
ことがなく、ホストコンピュータの処理が簡略化され
る。また、複数の設備機器情報を走査回路で取り扱うた
め、配線規模の削減にも寄与する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開平5−3
08434号公報にも示されているように、従来のシス
テムでは、主として配線規模の削減を図ることが行われ
ており、伝送系を含めての改善まで至っていない。ま
た、特開平5−308434号公報に示されたシステム
では、複数の走査回路に個別に走査収集・蓄積した情報
を、走査終了後に、各走査回路から電子交換機を介して
ホストコンピュータに伝送している。電子交換機を介在
させることで、情報を一元化してはいるものの、設備機
器から電子交換機に至る配線規模を縮小化することはで
きない。
【0007】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、電子交換機等の設備を用いることなく、複数
の設備機器の情報を単一の伝送路を介して伝送し、配線
・伝送系の規模の縮小を実現するとともに、設備機器の
状況を常時監視することが可能な設備監視システムおよ
び伝送インタフェース装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係る設備監視システムは、
複数の設備機器からの複数の設備機器情報をそれぞれ並
列的に各段に入力して、これら複数の設備機器情報をシ
フトして時系列に逐次出力する第1のシフトレジスタ
と、前記第1のシフトレジスタのシフト動作を所定のタ
イミングに制御する第1の同期制御部と、前記第1のシ
フトレジスタから出力された信号を前記複数の設備機器
情報を含むレーザ駆動信号に変換する第1の信号変換部
と、レーザ発振器を有し、前記第1の信号変換部で得ら
れる前記レーザ駆動信号に基づいて前記レーザ発振器を
駆動し、レーザビーム信号を出力するレーザ送信部と、
前記レーザ送信部から出力される前記レーザビーム信号
を伝送するレーザ伝送系と、前記レーザ伝送系により伝
送された前記レーザビーム信号を受信するレーザ受信部
と、前記レーザ受信部により受信された前記レーザビー
ム信号から、時系列の前記複数の設備機器情報を抽出す
る第2の信号変換部と、前記第2の信号変換部で抽出さ
れた前記時系列の複数の設備機器情報が逐次時系列に与
えられて、これら複数の設備機器情報を保持しつつ逐次
シフトし、前記複数の設備機器にそれぞれ対応する複数
の情報系に並列的に各段から出力する第2のシフトレジ
スタと、前記第2のシフトレジスタにおけるシフト動作
および前記設備機器情報の出力のタイミングを、前記第
2の信号変換部で抽出される複数の設備機器情報に対応
させて制御する第2の同期制御部と、を具備する。
【0009】前記第1および第2の同期制御部の少なく
とも一方は、所定周期でクロック信号を発生するクロッ
ク回路を含んでいてもよい。
【0010】前記第1の同期制御部は、前記第1のシフ
トレジスタのシフト動作のタイミングを規定する同期情
報を前記時系列の設備機器情報中に付加する手段を含
み、且つ前記第2の同期制御部は、前記同期情報に基づ
いて、前記第2のシフトレジスタのシフト動作および設
備機器情報の出力のタイミングを制御する手段を含んで
いてもよい。
【0011】前記レーザ伝送系は、レーザビーム光路を
形成する配管を含んでいてもよい。
【0012】前記配管は、該配管内部に設けられて、レ
ーザビーム光路を偏向するミラーを含んでいてもよい。
さらに、このミラーの向きを制御して、レーザビーム光
路の反射角度を制御するつまみ等の制御手段を配置して
もよい。
【0013】この発明の第2の観点に係る設備監視シス
テムは、複数の設備機器からの複数の設備機器情報をそ
れぞれ並列的に各段に入力して、これら複数の設備機器
情報をシフトして時系列に逐次出力する第1のシフトレ
ジスタと、前記第1のシフトレジスタのシフト動作を所
定のタイミングに制御する第1の同期制御部と、前記第
1のシフトレジスタから出力された信号を前記複数の設
備機器情報を含むレーザ駆動信号に変換する第1の信号
変換部と、レーザビーム信号を双方向に伝送するレーザ
伝送系と、レーザ発振器を有し、前記第1の信号変換部
で得られる前記レーザ駆動信号に基づいて前記レーザ発
振器を駆動し、前記レーザビーム信号を前記レーザ伝送
系に送出する第1のレーザ送信部と、前記レーザ伝送系
により伝送された前記レーザビーム信号を受信する第1
のレーザ受信部と、前記第1のレーザ受信部により受信
された前記レーザビーム信号から、時系列の複数の設備
機器情報を抽出する第2の信号変換部と、前記第2の信
号変換部で抽出された前記時系列の複数の設備機器情報
が逐次時系列に与えられて、これら複数の設備機器情報
を保持しつつ逐次シフトし、前記複数の設備機器にそれ
ぞれ対応する複数の情報系に並列的に各段から出力する
第2のシフトレジスタと、前記第2のシフトレジスタに
おけるシフト動作および設備機器情報の出力のタイミン
グを、前記第2の信号変換部で抽出される前記複数の設
備機器情報に対応させて制御する第2の同期制御部と、
前記複数の情報系からの複数の設備機器制御情報をそれ
ぞれ並列的に各段に入力して、これら複数の設備機器制
御情報をシフトして時系列に逐次出力する第3のシフト
レジスタと、前記第3のシフトレジスタのシフト動作を
所定のタイミングに制御する第3の同期制御部と、前記
第3のシフトレジスタから出力された信号を前記複数の
設備機器制御情報を含むレーザ駆動信号に変換する第3
の信号変換部と、レーザ発振器を有し、前記第3の信号
変換部で得られる前記レーザ駆動信号に基づいて前記レ
ーザ発振器を駆動し、レーザビーム信号を前記レーザ伝
送系に送出する第2のレーザ送信部と、前記レーザ伝送
系により伝送された前記レーザビーム信号を受信する第
2のレーザ受信部と、前記第2のレーザ受信部により受
信された前記レーザビーム信号から、時系列の複数の設
備機器制御情報を抽出する第4の信号変換部と、前記第
4の信号変換部で抽出された前記時系列の複数の設備機
器制御情報が逐次時系列に与えられて、これら複数の設
備機器制御情報を保持しつつ逐次シフトし、複数の設備
機器に並列的に各段から出力する第4のシフトレジスタ
と、前記第4のシフトレジスタにおけるシフト動作およ
び前記設備機器制御情報の出力のタイミングを、前記第
4の信号変換部で抽出される前記複数の設備機器制御情
報に対応させて制御する第4の同期制御部と、を具備す
る。
【0014】前記第1〜第4の同期制御部の少なくとも
一部は、所定周期でクロック信号を発生するクロック回
路を含んでいてもよい。
【0015】前記第1の同期制御部は、前記第1のシフ
トレジスタのシフト動作のタイミングを規定する同期情
報を前記時系列の設備機器情報中に付加する手段を含
み、且つ前記第2の同期制御部は、前記同期情報に基づ
いて、前記第2のシフトレジスタのシフト動作および設
備機器情報の出力のタイミングを制御する手段を含んで
いてもよい。
【0016】前記第3の同期制御部は、前記第3のシフ
トレジスタのシフト動作のタイミングを規定する同期情
報を前記時系列の設備機器情報中に付加する手段を含
み、且つ前記第4の同期制御部は、前記同期情報に基づ
いて、前記第4のシフトレジスタのシフト動作および設
備機器情報の出力のタイミングを制御する手段を含んで
いてもよい。
【0017】前記レーザ伝送系は、レーザビーム光路を
形成する配管を含んでいてもよい。
【0018】前記配管は、該配管内部に設けられて、レ
ーザビーム光路を偏向するミラーを含んでいてもよい。
さらに、このミラーの向きを制御して、レーザビーム光
路の反射角度を制御するつまみ等の制御手段を配置して
もよい。
【0019】この発明の第3の観点に係る伝送インタフ
ェース装置は、複数の設備機器およびそれらに対応する
複数の情報系のいずれか一方に並列的に複数段の入出力
端子がそれぞれ接続されるシフトレジスタと、前記シフ
トレジスタのシフト動作タイミングおよび入出力タイミ
ングを同期制御する同期制御部と、前記シフトレジスタ
の時系列出力をレーザ駆動信号に変換し且つレーザビー
ム信号の受信信号から抽出した時系列の情報信号を前記
シフトレジスタに与える信号変換部と、レーザ伝送系
に、前記信号変換部からのレーザ駆動信号に基づいてレ
ーザビーム信号をレーザ伝送系に送出するとともに、前
記レーザ伝送系からのレーザビーム信号を受信して前記
信号変換部に与えるレーザ送受信部と、を具備する。
【0020】前記同期制御部は、所定周期でクロック信
号を発生するクロック回路を含んでいてもよい。
【0021】前記同期制御部は、前記シフトレジスタの
シフト動作のタイミングを規定する同期情報を前記時系
列出力中に付加する手段、および、前記同期情報に基づ
いて、前記シフトレジスタのシフト動作および受信情報
の出力のタイミングを制御する手段を含んでいてもよ
い。
【0022】この発明の設備監視システムおよび伝送イ
ンタフェース装置においては、複数の設備機器からの複
数の設備機器情報の送信側では、該複数の設備機器情報
をそれぞれ並列的にシフトレジスタの各段に入力すると
ともに、これら複数の設備機器情報を同期制御部により
制御される所定のタイミングでシフトして時系列に逐次
出力し、信号変換部で、前記複数の設備機器情報を含む
レーザ駆動信号に変換して、レーザ送信部からレーザビ
ーム信号をレーザ伝送系に送出し、且つ前記複数の設備
機器情報の受信側では、伝送されたレーザビーム信号を
レーザ受信部で受信し、信号変換部で時系列の複数の設
備機器情報を抽出してシフトレジスタに与えるととも
に、同期制御部により制御される所定のタイミングで、
該複数の設備機器情報を逐次シフトして、前記複数の設
備機器にそれぞれ対応する複数の情報系に並列的に該シ
フトレジスタの各段から出力する。したがって、専用配
管等により構成される単一のレーザ伝送系を介して、複
数の設備機器からの設備機器情報が、集中監視装置の端
末装置の複数の対応する情報系に各別に伝送される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0024】図1および図2を参照してこの発明に係る
設備監視システムの第1の実施の形態を説明する。
【0025】図1は、この発明の第1の実施の形態に係
る設備監視システムの構成を示している。
【0026】図1に示す設備監視システムは、機器側I
/O(入/出力)ユニット1、専用伝送配管2および端
末側I/Oユニット3を具備している。機器側I/Oユ
ニット1および端末側I/Oユニット3は、それぞれ機
器側および端末側の伝送インタフェース装置を構成して
おり、専用伝送配管2は、レーザビーム伝送系を構成し
ている。
【0027】機器側I/Oユニット1は、設備機器側の
設備機器盤に近接して配置される現場盤内に設けられ、
第1のシフトレジスタ11、第1のクロック回路12、
第1の同期回路13、第1の信号変換部14およびレー
ザ送信部15を有している。
【0028】第1のシフトレジスタ11には、複数段構
成の各段にそれぞれ複数の入力端子を介して設備機器盤
からの複数の設備機器情報が並列的に与えられる。複数
の設備機器情報は、それぞれ複数の設備機器における接
点のオン/オフによる接点情報であり、“L(ローレベ
ル)”/“H(ハイレベル)”のデータとして、第1の
シフトレジスタ11に取り込まれる。
【0029】第1のシフトレジスタ11は、第1のクロ
ック回路12から与えられるシフトクロック信号によっ
て、並列的に与えられる複数の設備機器情報を逐次シフ
ト動作して、時系列のデータとして出力する。
【0030】第1のクロック回路12は、第1のシフト
レジスタ11にシフトクロック信号を与え、該シフトレ
ジスタ11のシフト動作のタイミングを規定する。
【0031】第1の同期回路13は、第1のシフトレジ
スタ11の時系列データからなる出力を受け、例えば1
段、すなわち1ビット分の入力データが確立する毎に、
第1のクロック回路12を制御して、シフトクロック信
号を逐次発生させる。この第1の同期回路13により、
第1のシフトレジスタ11が複数の設備機器情報の並列
データを確実に時系列のデータに変換する。
【0032】第1の信号変換部14は、第1の同期回路
13を介して第1のシフトレジスタ11の出力を受け、
時系列の各ビットのデータを、そのデータ値に応じたレ
ーザ駆動信号に変換する。
【0033】レーザ送信部15は、例えば半導体レーザ
等のレーザ発振器(図示せず)を有し、第1の信号変換
部14から供給される電気信号であるレーザ駆動信号に
応動して光信号であるレーザビーム信号を発生し、専用
伝送配管2に送出する。
【0034】専用伝送配管2は、レーザビーム伝送系と
しての中空の管路を形成しており、ビル内の現場盤と端
末装置との間に配設される。この専用伝送配管2は、ビ
ル内の構造および障害物等の配置関係に応じて必要に応
じて屈曲されて、所要の経路に配設され、レーザ伝送路
を形成する。専用伝送配管2の管路の屈曲部は、図2に
示すように、内部にミラー2aを配設して、レーザビー
ム光路を偏向する構成としている。さらに、このミラー
2aの向きを制御して、レーザビームの反射角度を制御
(調整)することによりレーザビーム光路を制御するつ
まみダイヤル(図示せず)が配置されている。
【0035】端末側I/Oユニット3は、端末装置内に
設けられ、レーザ受信部31、第2の信号変換部32、
第2の同期回路33、第2のシフトレジスタ34および
第2のクロック回路35を有している。
【0036】レーザ受信部31は、レーザ送信部15か
ら専用伝送配管2を介して伝送されるレーザビーム信号
を受信して、該レーザビーム信号に応じた電気信号を第
2の信号変換部32に与える。
【0037】第2の信号変換部32は、レーザ受信部3
1から与えられる電気信号を、もとの時系列化された設
備機器情報に対応するディジタル信号に変換して第2の
同期回路33に供給する。
【0038】第2の同期回路33は、第2の信号変換部
32から与えられる時系列データからなるディジタル信
号を第2のシフトレジスタ34に入力する。
【0039】第2のシフトレジスタ34は、第2の同期
回路33を介して供給される時系列の情報を逐次シフト
するとともに、所定のタイミングで、複数段の各段から
並列的に出力する。第2のシフトレジスタ34の並列的
な複数段の出力は、もとの複数の設備機器にそれぞれ対
応する。これら、第2のシフトレジスタ34の各段の出
力は、出力端子を介して、複数の設備機器にそれぞれ対
応する端末装置の内部回路(図示せず)の複数の情報系
に供給される。
【0040】第2のクロック回路35は、第2の同期回
路33および第2のシフトレジスタ34に、第2の同期
回路33から第2のシフトレジスタ34へのディジタル
信号の入力および該シフトレジスタ34のシフト動作の
タイミングを決定するクロック信号を供給する。すなわ
ち、第2の同期回路33は、第2のクロック回路35か
ら供給されるクロック信号に基づいて、第2のシフトレ
ジスタ34のシフト動作のタイミングに適切に同期する
ように第2のシフトレジスタ34にディジタル信号を供
給する。
【0041】次に、図1および図2に示すように構成し
た設備監視システムの動作について説明する。
【0042】機器側I/Oユニット1の第1のシフトレ
ジスタ11には、設備機器盤からの各設備機器毎の接点
信号が複数段の各段に並列的に供給される。この第1の
シフトレジスタ11は、複数の設備機器の接点入力信号
を、第1のクロック回路12のクロック信号に応じて逐
次シフトして、時系列のデータに変換する。
【0043】該シフトレジスタ11は、第1のクロック
回路12および第1の同期回路13に接続されており、
第1の同期回路13の制御により、並列のデータがシフ
ト動作により時系列に正しく変換されるように、同期し
て動作する。
【0044】第1の信号変換部14は、第1の同期回路
13により同期制御され、第1のシフトレジスタ11か
ら出力され、該同期回路13を介して供給される信号
を、レーザ駆動信号に変換して、レーザ送信部15に供
給する。レーザ送信部15は、レーザ駆動信号に基づい
てレーザ発振器を駆動し、レーザビーム信号を専用伝送
配管2に送出する。
【0045】専用伝送配管2は、レーザビーム信号を伝
送し、管路の屈曲部においては、ミラー2a等によりレ
ーザビームを偏向し、端末装置内の端末側I/Oユニッ
ト3に導く。なお、反射光が端末側I/Oユニット3に
適切に到達するように、図示せぬつまみダイヤルを操作
する。
【0046】伝送されたレーザビーム信号は、端末側I
/Oユニット3のレーザ受信部31で受信され、電気信
号として出力される。レーザ受信部31からの出力信号
は、第2の信号変換部32で、時系列のディジタルデー
タに変換され、第2の同期回路33を介して第2のシフ
トレジスタ34に供給される。第2のシフトレジスタ3
4は、時系列のデータを、端末装置の内部回路の複数の
設備機器にそれぞれ対応する複数の情報系に対して並列
的に出力する。第2の信号変換部32から第2のシフト
レジスタ34への信号伝送および第2のシフトレジスタ
34から端末装置の内部回路の情報系への信号出力は、
第2の同期回路33および第2のクロック回路35によ
り同期制御される。
【0047】このようにして、図1に示す設備監視シス
テムは、レーザビーム信号の伝送路として中空の専用伝
送配管2を用い、該専用伝送配管2内には、ビル内の壁
面の凹凸等に沿わせて配設する配管ルートの屈曲に合わ
せて、ミラー2aを内蔵させる。機器側および端末側の
I/Oユニット1および3は、設備機器情報として並列
的に接点入力される信号を取り込み、時系列のレーザビ
ーム信号として伝送し、端末装置内の各情報系に並列的
に与える。並列データと時系列の直列データとの変換に
はシフトレジスタ11および34を使用する。シフトレ
ジスタ11の動作は、クロック回路12および同期回路
13により同期制御され、シフトレジスタ34の動作
は、クロック回路35および同期回路33により同期制
御される。シフトレジスタ11で時系列に変換された信
号は、信号変換部14を介してレーザ送信部15からレ
ーザビーム信号として送信される。専用伝送配管2によ
り伝送されたレーザビーム信号は、レーザ受信部31か
ら信号変換部32を介してシフトレジスタ34に供給さ
れ、端末装置内の情報系に並列的に供給される。
【0048】すなわち、設備機器の各種情報を出力する
設備機器信号出力用の現場盤から、ビル内に点在する集
中監視装置の端末まで、従来は直接複数の信号線を引き
回して接続していたのに対し、この発明による設備監視
システムは、伝送信号をレーザビーム信号に変換して単
一の専用伝送配管を介して伝送する。さらに、設備機器
信号出力用の現場盤内で、複数の設備機器情報を多重・
集約化することにより、信頼性の向上および配線・結線
作業の手間およびコストの低減を可能とした。
【0049】したがって、電子交換機等の設備を用いる
ことなく、複数の設備機器の情報を並列・直列変換によ
り単一の伝送路を介して伝送し、配線・伝送系の規模の
縮小を実現するとともに、設備機器の状況を常時監視す
ることが可能となる。
【0050】図3は、この発明の第2の実施の形態に係
る設備監視システムの構成を示している。
【0051】図3に示す設備監視システムは、機器側I
/Oユニット4、専用伝送配管2および端末側I/Oユ
ニット5を具備している。機器側I/Oユニット4およ
び端末側I/Oユニット5は、この場合もそれぞれ機器
側および端末側の伝送インタフェース装置を構成してお
り、専用伝送配管2は、図1の場合と同様の双方向のレ
ーザビーム伝送系を構成している。この場合は、機器側
から端末側への一方向のみの情報伝送でなく、端末側か
ら機器側へ制御情報を伝送するシステムとしている。こ
こでは、機器側から端末側への構成と全く同様の構成を
もう一系統設け、共通の専用伝送配管を介して端末側か
ら機器側へ制御情報を伝送する。
【0052】設備機器側の設備機器盤に近接して配置さ
れる現場盤内に設けられる機器側I/Oユニット4は、
図1のシフトレジスタ11、クロック回路12、同期回
路13、信号変換部14およびレーザ送信部15とそれ
ぞれ同様の、第1のシフトレジスタ41T、第1のクロ
ック回路42T、第1の同期回路43T、第1の信号変
換部44Tおよび第1のレーザ送信部45Tを有してい
る。
【0053】そして、端末装置内に設けられる端末側I
/Oユニット5は、図1のレーザ受信部31、第2の信
号変換部32、第2の同期回路33、第2のシフトレジ
スタ34および第2のクロック回路35とそれぞれ同様
の、第1のレーザ受信部51R、第2の信号変換部52
R、第2の同期回路53R、第2のシフトレジスタ54
Rおよび第2のクロック回路55Rを有している。
【0054】さらに、端末側I/Oユニット5は、第1
のシフトレジスタ41T、第1のクロック回路42T、
第1の同期回路43T、第1の信号変換部44Tおよび
レーザ送信部45Tとそれぞれほぼ同様の、第3のシフ
トレジスタ54T、第3のクロック回路55T、第3の
同期回路53T、第3の信号変換部52Tおよび第2の
レーザ送信部51Tを有している。
【0055】そして、機器側I/Oユニット4は、さら
に第2のレーザ受信部51R、第2の信号変換部52
R、第2の同期回路53R、第2のシフトレジスタ54
Rおよび第2のクロック回路55Rとそれぞれほぼ同様
の、レーザ受信部45R、第4の信号変換部44R、第
4の同期回路43R、第4のシフトレジスタ41Rおよ
び第4のクロック回路42Rを有している。
【0056】第3のシフトレジスタ54Tには、端末装
置の内部回路からの複数の設備機器に対する複数の制御
情報系からの複数の制御情報がそれぞれ並列的に供給さ
れる。そして、第4のシフトレジスタ41Rからは、複
数の設備機器に対する複数の制御情報がそれぞれ並列的
に出力される。
【0057】この場合、機器側I/Oユニット4の第1
のレーザ送信部45Tが専用伝送配管2に送出するレー
ザビーム信号と専用伝送配管2からレーザビーム信号を
受信する第2のレーザ受信部45Rとが互いに干渉する
ことがないように構成する。また、端末側I/Oユニッ
ト5の第2のレーザ送信部51Tが専用伝送配管2に送
出するレーザビーム信号と専用伝送配管2からレーザビ
ーム信号を受信する第1のレーザ受信部51Rとが互い
に干渉することがないように構成する。
【0058】図3に示す設備監視システムは、図1の場
合と同様のレーザビーム信号の伝送路として中空の双方
向の専用伝送配管2を用いる。機器側および端末側のI
/Oユニット4および5は、設備機器情報として並列的
に接点入力される信号を取り込み、時系列のレーザビー
ム信号として伝送し、端末装置内の各情報系に並列的に
与えるとともに、設備機器制御情報として並列的に入力
される信号を取り込み、時系列のレーザビーム信号とし
て伝送し、設備機器盤を介して各設備機器に並列的に与
える。並列データと時系列の直列データとの変換にはシ
フトレジスタ41T、41R、54Tおよび54Rを使
用する。
【0059】シフトレジスタ41Tの動作は、クロック
回路42Tおよび同期回路43Tにより同期制御され、
シフトレジスタ41Rの動作は、クロック回路42Rお
よび同期回路43Rにより同期制御される。また、シフ
トレジスタ54Rの動作は、クロック回路55Rおよび
同期回路53Rにより同期制御され、シフトレジスタ5
4Tの動作は、クロック回路55Tおよび同期回路53
Tにより同期制御される。
【0060】シフトレジスタ41Tで時系列に変換され
た信号は、信号変換部44Tを介してレーザ送信部45
Tからレーザビーム信号として送信する。専用伝送配管
2により伝送されたレーザビーム信号は、レーザ受信部
51Rから信号変換部52Rを介してシフトレジスタ5
4Rに供給され、端末装置内の情報系に並列的に供給さ
れる。
【0061】シフトレジスタ54Tで時系列に変換され
た信号は、信号変換部52Tを介してレーザ送信部51
Tからレーザビーム信号として送信する。専用伝送配管
2により伝送されたレーザビーム信号は、レーザ受信部
45Rから信号変換部44Rを介してシフトレジスタ4
1Rに供給され、設備機器盤を介して各設備機器に並列
的に供給される。
【0062】図4は、この発明の第3の実施の形態に係
る設備監視システムの構成を示している。
【0063】図4に示す設備監視システムは、機器側I
/Oユニット6、専用伝送配管2および端末側I/Oユ
ニット7を具備している。機器側I/Oユニット6およ
び端末側I/Oユニット7は、この場合もそれぞれ機器
側および端末側の伝送インタフェース装置を構成してお
り、専用伝送配管2は、図3の場合と同様の双方向のレ
ーザビーム伝送系を構成している。この場合も、機器側
から端末側への一方向のみの情報伝送でなく、端末側か
ら機器側へ制御情報を伝送するシステムとしている。こ
こでは、機器側I/Oユニット6および端末側I/Oユ
ニット7を構成する各部を、可逆的な構成とし、送信お
よび受信に共用する。このため、機器側から端末側への
情報伝送と、端末側から機器側へ制御情報の伝送とは、
干渉をさけるためタイミングを異ならせる。
【0064】設備機器側の設備機器盤に近接して配置さ
れる現場盤内に設けられる機器側I/Oユニット6は、
第1のシフトレジスタ61、第1のクロック回路62、
第1の同期回路63、第1の信号変換部64および第1
のレーザ送受信部65を有している。
【0065】第1のシフトレジスタ61は、図3のシフ
トレジスタ41Tおよび41Rに相当する機能を持たせ
るため、並列→時系列の変換と時系列→並列の変換機能
を有する。第1のクロック回路62は、図3のクロック
回路42Tおよび42Rに相当する機能を有し、送信時
および受信時それぞれに適するクロック信号を発生す
る。第1の同期回路63は、図3の同期回路43Tおよ
び43Rに相当する機能を有する。第1の信号変換部6
4は、図3の信号変換部44Tおよび44Rに相当する
機能を発揮させるため、可逆的な信号変換を行う構成と
する。第1のレーザ送受信部65は、図3のレーザ送信
部45Tおよびレーザ受信部45Rに相当する機能を呈
すべく、両者を併合した構成を有している。
【0066】そして、端末装置内に設けられる端末側I
/Oユニット7は、第2のレーザ送受信部71、第2の
信号変換部72、第2の同期回路73、第2のシフトレ
ジスタ74および第2のクロック回路75を有してい
る。
【0067】第2のレーザ送受信部71は、図3のレー
ザ受信部51Rおよびレーザ送信部51Tに相当する機
能を呈すべく、両者を併合した構成を有している。第2
の信号変換部72は、図3の信号変換部52Rおよび5
2Tに相当する機能を発揮させるため、可逆的な信号変
換を行う構成とする。第2の同期回路73は、図3の同
期回路53Rおよび53Tに相当する機能を有する。第
2のクロック回路75は、図3のクロック回路55Rお
よび55Tに相当する機能を有し、送信時および受信時
それぞれに適するクロック信号を発生する。第2のシフ
トレジスタ74は、図3のシフトレジスタ54Rおよび
54Tに相当する機能を持たせるため、時系列→並列と
並列→時系列の変換の変換機能を有する。
【0068】このような構成のI/Oユニット6および
7は、全く共通の構成を有しているので、このようなI
/Oユニットを汎用装置として規格化して複数個用意す
れば、同一のI/Oユニットを機器側および端末側に設
けて両者間に専用伝送配管によるレーザビーム伝送路を
形成すればよい。
【0069】なお、レーザビーム伝送路は、単なる配管
により構成し、折曲部内にミラーを設けて偏向する構成
としたが、光ファイバのようなライトガイドによりレー
ザビーム伝送路を構成してもよい。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の設備監
視システムおよび伝送インタフェース装置においては、
複数の設備機器からの複数の設備機器情報の送信側で
は、該複数の設備機器情報をそれぞれ並列的にシフトレ
ジスタの各段に入力するとともに、これら複数の設備機
器情報を同期制御部により制御される所定のタイミング
でシフトして時系列に逐次出力し、信号変換部で、前記
複数の設備機器情報を含むレーザ駆動信号に変換して、
レーザ送信部からレーザビーム信号をレーザ伝送系に送
出し、且つ前記複数の設備機器情報の受信側では、伝送
されたレーザビーム信号をレーザ受信部で受信し、信号
変換部で時系列の複数の設備機器情報を抽出してシフト
レジスタに与えるとともに、同期制御部により制御され
る所定のタイミングで、該複数の設備機器情報を逐次シ
フトして、前記複数の設備機器にそれぞれ対応する複数
の情報系に並列的に該シフトレジスタの各段から出力す
る。したがって、専用配管等により構成される単一のレ
ーザ伝送系を介して、複数の設備機器からの設備機器情
報が、集中監視装置の端末装置の複数の対応する情報系
に各別に伝送される。
【0071】すなわち、この発明によれば、電子交換機
等の設備を用いることなく、複数の設備機器の情報を並
列・直列変換により単一の伝送路を介して伝送し、配線
・伝送系の規模の縮小を実現するとともに、設備機器の
状況を常時監視することが可能な設備監視システムおよ
び伝送インタフェース装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る設備監視シ
ステムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図2】専用伝送配管の構成を説明するための斜視図で
ある。
【図3】この発明の第2の実施の形態に係る設備監視シ
ステムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図4】この発明の第3の実施の形態に係る設備監視シ
ステムの構成を模式的に示すブロック図である。
【符号の説明】
1,4,6 機器側I/O(入/出力)ユニット、 2 専用伝送配管、 2a ミラー、 3,5,7 端末側I/Oユニット、 11,34,41T,41R,54T,54R,61,
74 シフトレジスタ 13,33,43T,43R,53T,53R,63,
73 同期回路 14,32,44T,44R,52T,52R,64,
72 信号変換部 15,45T,51T レーザ送信部 31,45R,51R レーザ受信部 65,71 レーザ送受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 17/00 H04B 17/00 T

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の設備機器からの複数の設備機器情
    報をそれぞれ並列的に各段に入力して、これら複数の設
    備機器情報をシフトして時系列に逐次出力する第1のシ
    フトレジスタと、 前記第1のシフトレジスタのシフト動作を所定のタイミ
    ングに制御する第1の同期制御部と、 前記第1のシフトレジスタから出力された信号を前記複
    数の設備機器情報を含むレーザ駆動信号に変換する第1
    の信号変換部と、 レーザ発振器を有し、前記第1の信号変換部で得られる
    前記レーザ駆動信号に基づいて前記レーザ発振器を駆動
    し、レーザビーム信号を出力するレーザ送信部と、 前記レーザ送信部から出力される前記レーザビーム信号
    を伝送するレーザ伝送系と、 前記レーザ伝送系により伝送された前記レーザビーム信
    号を受信するレーザ受信部と、 前記レーザ受信部により受信された前記レーザビーム信
    号から、時系列の前記複数の設備機器情報を抽出する第
    2の信号変換部と、 前記第2の信号変換部で抽出された前記時系列の複数の
    設備機器情報が逐次時系列に与えられて、これら複数の
    設備機器情報を保持しつつ逐次シフトし、前記複数の設
    備機器にそれぞれ対応する複数の情報系に並列的に各段
    から出力する第2のシフトレジスタと、 前記第2のシフトレジスタにおけるシフト動作および前
    記設備機器情報の出力のタイミングを、前記第2の信号
    変換部で抽出される前記複数の設備機器情報に対応させ
    て制御する第2の同期制御部と、を具備することを特徴
    とする設備監視システム。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の同期制御部の少な
    くとも一方は、所定周期でクロック信号を発生するクロ
    ック回路を含むことを特徴とする請求項1に記載の設備
    監視システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の同期制御部は、前記第1のシ
    フトレジスタのシフト動作のタイミングを規定する同期
    情報を前記時系列の設備機器情報中に付加する手段を含
    み、且つ前記第2の同期制御部は、前記同期情報に基づ
    いて、前記第2のシフトレジスタのシフト動作および前
    記設備機器情報の出力のタイミングを制御する手段を含
    むことを特徴とする請求項1に記載の設備監視システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記レーザ伝送系は、レーザビーム光路
    を形成する配管を含むことを特徴とする請求項1乃至3
    のうちのいずれか1項に記載の設備監視システム。
  5. 【請求項5】 前記配管は、該配管内部に設けられて、
    レーザビーム光路を偏向するミラーを含むことを特徴と
    する請求項4に記載の設備監視システム。
  6. 【請求項6】 前記配管は、前記ミラーの向きを制御し
    て、前記レーザビーム信号の反射角度を調整可能とする
    角度調整手段を含むことを特徴とする請求項5に記載の
    設備監視システム。
  7. 【請求項7】 複数の設備機器からの複数の設備機器情
    報をそれぞれ並列的に各段に入力して、これら複数の設
    備機器情報をシフトして時系列に逐次出力する第1のシ
    フトレジスタと、 前記第1のシフトレジスタのシフト動作を所定のタイミ
    ングに制御する第1の同期制御部と、 前記第1のシフトレジスタから出力された信号を前記複
    数の設備機器情報を含むレーザ駆動信号に変換する第1
    の信号変換部と、 レーザビーム信号を双方向に伝送するレーザ伝送系と、 レーザ発振器を有し、前記第1の信号変換部で得られる
    前記レーザ駆動信号に基づいて前記レーザ発振器を駆動
    し、前記レーザビーム信号を前記レーザ伝送系に送出す
    る第1のレーザ送信部と、 前記レーザ伝送系により伝送された前記レーザビーム信
    号を受信する第1のレーザ受信部と、 前記第1のレーザ受信部により受信された前記レーザビ
    ーム信号から、前記時系列の複数の設備機器情報を抽出
    する第2の信号変換部と、 前記第2の信号変換部で抽出された前記時系列の複数の
    設備機器情報が逐次時系列に与えられて、これら複数の
    設備機器情報を保持しつつ逐次シフトし、前記複数の設
    備機器にそれぞれ対応する複数の情報系に並列的に各段
    から出力する第2のシフトレジスタと、 前記第2のシフトレジスタにおけるシフト動作および前
    記設備機器情報の出力のタイミングを、前記第2の信号
    変換部で抽出される前記複数の設備機器情報に対応させ
    て制御する第2の同期制御部と、 前記複数の情報系からの前記複数の設備機器制御情報を
    それぞれ並列的に各段に入力して、これら複数の設備機
    器制御情報をシフトして時系列に逐次出力する第3のシ
    フトレジスタと、 前記第3のシフトレジスタのシフト動作を所定のタイミ
    ングに制御する第3の同期制御部と、 前記第3のシフトレジスタから出力された信号を前記複
    数の設備機器制御情報を含むレーザ駆動信号に変換する
    第3の信号変換部と、 レーザ発振器を有し、前記第3の信号変換部で得られる
    前記レーザ駆動信号に基づいて前記レーザ発振器を駆動
    し、レーザビーム信号を前記レーザ伝送系に送出する第
    2のレーザ送信部と、 前記レーザ伝送系により伝送された前記レーザビーム信
    号を受信する第2のレーザ受信部と、 前記第2のレーザ受信部により受信された前記レーザビ
    ーム信号から、時系列の前記複数の設備機器制御情報を
    抽出する第4の信号変換部と、 前記第4の信号変換部で抽出された前記時系列の複数の
    設備機器制御情報が逐次時系列に与えられて、これら複
    数の設備機器制御情報を保持しつつ逐次シフトし、複数
    の設備機器に並列的に各段から出力する第4のシフトレ
    ジスタと、 前記第4のシフトレジスタにおけるシフト動作および前
    記設備機器制御情報の出力のタイミングを、前記第4の
    信号変換部で抽出される前記複数の設備機器制御情報に
    対応させて制御する第4の同期制御部と、を具備するこ
    とを特徴とする設備監視システム。
  8. 【請求項8】 前記第1乃至第4の同期制御部の少なく
    とも一部は、所定周期でクロック信号を発生するクロッ
    ク回路を含むことを特徴とする請求項7に記載の設備監
    視システム。
  9. 【請求項9】 前記第1の同期制御部は、前記第1のシ
    フトレジスタのシフト動作のタイミングを規定する同期
    情報を前記時系列の設備機器情報中に付加する手段を含
    み、且つ前記第2の同期制御部は、前記同期情報に基づ
    いて、前記第2のシフトレジスタのシフト動作および前
    記設備機器情報の出力のタイミングを制御する手段を含
    むことを特徴とする請求項7に記載の設備監視システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記第3の同期制御部は、前記第3の
    シフトレジスタのシフト動作のタイミングを規定する同
    期情報を前記時系列の設備機器情報中に付加する手段を
    含み、且つ前記第4の同期制御部は、前記同期情報に基
    づいて、前記第4のシフトレジスタのシフト動作および
    前記設備機器情報の出力のタイミングを制御する手段を
    含むことを特徴とする請求項7に記載の設備監視システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記レーザ伝送系は、レーザビーム光
    路を形成する配管を含むことを特徴とする請求項7乃至
    10のうちのいずれか1項に記載の設備監視システム。
  12. 【請求項12】 前記配管は、該配管内部に設けられ
    て、レーザビーム光路を偏向するミラーを含むことを特
    徴とする請求項11に記載の設備監視システム。
  13. 【請求項13】 前記配管は、前記ミラーの向きを制御
    して、前記レーザビーム信号の反射角度を調整可能とす
    る角度調整手段を含むことを特徴とする請求項12に記
    載の設備監視システム。
  14. 【請求項14】 複数の設備機器およびそれらに対応す
    る複数の情報系のいずれか一方に並列的に複数段の入出
    力端子がそれぞれ接続されるシフトレジスタと、 前記シフトレジスタのシフト動作タイミングおよび入出
    力タイミングを同期制御する同期制御部と、 前記シフトレジスタの時系列出力をレーザ駆動信号に変
    換し且つレーザビーム信号の受信信号から抽出した時系
    列の情報信号を前記シフトレジスタに与える信号変換部
    と、 レーザ伝送系に前記信号変換部からの前記レーザ駆動信
    号に基づいて前記レーザビーム信号を前記レーザ伝送系
    に送出するとともに、前記レーザ伝送系からの前記レー
    ザビーム信号を受信して前記信号変換部に与えるレーザ
    送受信部と、を具備することを特徴とする伝送インタフ
    ェース装置。
  15. 【請求項15】 前記同期制御部は、所定周期でクロッ
    ク信号を発生するクロック回路を含むことを特徴とする
    請求項14に記載の伝送インタフェース装置。
  16. 【請求項16】 前記同期制御部は、前記シフトレジス
    タのシフト動作のタイミングを規定する同期情報を前記
    シフトレジスタの時系列出力中に付加する手段、およ
    び、前記同期情報に基づいて、前記シフトレジスタのシ
    フト動作および受信情報の出力のタイミングを制御する
    手段を含むことを特徴とする請求項14に記載の伝送イ
    ンタフェース装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6639250B1 (en) 1999-08-20 2003-10-28 Seiko Epson Corporation Multiple-wavelength light emitting device and electronic apparatus
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