JPH10162296A - 配車計画装置 - Google Patents

配車計画装置

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JPH10162296A
JPH10162296A JP32440196A JP32440196A JPH10162296A JP H10162296 A JPH10162296 A JP H10162296A JP 32440196 A JP32440196 A JP 32440196A JP 32440196 A JP32440196 A JP 32440196A JP H10162296 A JPH10162296 A JP H10162296A
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JP
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vehicle
data
delivery
storage unit
vehicle allocation
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JP32440196A
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English (en)
Inventor
Masahiro Otomo
雅裕 大友
Hiroki Miyazaki
大起 宮崎
Hiroki Goto
博樹 後藤
Tomomi Kakefuda
智美 掛札
Shinji Saito
伸二 斉藤
Hiroatsu Hara
裕淳 原
Hidetsugu Watanabe
英嗣 渡辺
Hiroyuki Onishi
洋之 大西
Tetsuya Nakamura
哲也 中村
Nobuyuki Otsuka
信之 大塚
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Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
Toshiba OA Consultant Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
Toshiba OA Consultant Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優先条件が付加された配送伝票について優先
的に配車割付できるようにする。 【解決手段】 配車計画の作成に先立って、配送伝票デ
ータに付加される種々の配車優先指標に対応する配車優
先条件を優先順位記憶部3に登録しておく。そして実際
の配車計画の作成に当たっては、配車計画エンジン部4
が多数の配送伝票データ1からそれに配車優先指標が付
加されていないかどうかを見て、優先順位記憶部3に登
録されている配車優先条件と照らし合わせ、配車を優先
すべき配送伝票データがあればそのような配送伝票デー
タから優先して配車割付を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は配車計画装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、配送センタに送り込まれてくる配
送品目、数量、配送先などを指定した多数の配送伝票デ
ータに対して、前日の遅くに、あるいは配送当日の早朝
に配送センタに設置されている配車計画装置としてのコ
ンピュータを用いて配車計画を作成し、これに基づいて
品物の積込み、配送を行うようにしている。
【0003】そしてこのような配車計画に当たっては、
入力されあるいはオンライン伝送によって送込まれてき
た多数の配送伝票データに対して、システムに設定して
ある配送先マスタファイルから該当する配送先に関連す
る情報を付加し、システム側で考えられている配車計画
ルールをもとにして、多数の配送伝票データの中から最
初に配車する配送伝票データ(以下、キー伝票と称す
る)を抽出し、ついで抽出されたキー伝票の割付可能な
車両を、車両情報が設定されている車両マスタファイル
から抽出し、以後、抽出された最初の車両に対して他の
ふさわしい配送伝票データを抽出し、最初に抽出された
車両に規定値以上の重量の品物が積載されるようになれ
ば、その最初の車両への割付を終了する。なお、この配
車割付演算処理そのものは従来から広く用いられている
数理計画法に基づくセービング法である。
【0004】続いて、未配車割付の配送伝票データの中
から、再び、最初に割り付けるキー伝票を抽出し、それ
にふさわしい車両を抽出し、以後、抽出された車両に対
して他のふさわしい配送伝票データを抽出し、抽出され
た車両に規定値以上の重量の品物が積載されるようにな
れば、2番目の車両への割付を終了する。
【0005】そしてそれ以後も、配送伝票データがほぼ
なくなるまで上記の配車計画演算処理を繰り返し実行す
ることによって配車計画を作成している。
【0006】そして従来の配車計画装置では、配送伝票
データの抽出の優先順位としては、配送先の道路条件、
例えば、大型車では入れないので中型車以下の車種にす
る、壊れ物なのでアルミバンにする、配送先時間指定が
あるので優先するといった程度の固定的な優先条件をあ
らかじめ配送先マスタファイルに設定し、これに対応す
る車種の車両を車両マスタファイルから抽出して割り付
けることを行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の配車計画装置では、次のような問題点があった。
配送伝票データの抽出に当たり、配送先マスタファイル
に登録されているデータを参照していたが、この配送先
マスタファイルに登録されているデータは固定的なもの
であって抽出条件をユーザが独自に変更することができ
ず、配車条件や荷姿による配送条件の変化に柔軟に対応
することができない問題点があった。
【0008】また、従来の配車計画装置では、一定の条
件に基づいて最初に割付を考慮するキー伝票を抽出し、
それに対応する車両を抽出した後は、その車両の条件に
見合う他の配送伝票データを探し出してきて同じ車両に
割り付ける処理を行い、それが完了すると同じ手順で2
番目、3番目、…の車両について割付処理を行うだけ
で、複数台の車両の配車計画を作成するに当たって全体
的な配車効率を考慮することはなく、このために、最初
の車両の配車効率が悪ければ全体的な配車効率も悪化す
る問題点があった。
【0009】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、ユーザによって柔軟に配送伝票データ
の抽出、配車割付を行う車両の抽出に優先順位を設定す
ることができ、ユーザの使用条件に適切に適合させるこ
とができる配車計画装置を提供することを目的とする。
【0010】本発明はまた、全体的な配車効率を考慮し
てより効率的な配車計画を作成することができる配車計
画装置を提供することを目的とする。
【0011】本発明のさらに他の目的は、配車割付する
車両に関してもそれぞれの特異性を加味して配車計画が
作成できる配車計画装置を提供することにある。
【0012】本発明のまたさらに他の目的は、過去に実
際に行われた配車計画の過去事例を所定の分析ルールに
したがって分析して累積し、過去事例に基づく配送地域
間の結びつきを考慮した現実に即した配車計画が立てら
れる配車計画装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の配車計
画装置は、配送伝票データを記憶する伝票データ記憶部
と、車両に関するデータを記憶する車両データ記憶部
と、前記配送伝票データに対する配車優先条件を記憶す
る優先順位記憶部と、前記伝票データ記憶部に記憶され
ている複数の配送伝票データに対して、前記車両データ
記憶部に記憶されている車両に関するデータ、前記優先
順位記憶部に記憶されている配車優先条件を参照して前
記複数の配送伝票データを割り付ける車両を決定する配
車計画エンジン部とを備えたものである。
【0014】この請求項1の発明の配車計画装置では、
配車計画の作成に先立って、配送伝票データに付加され
る種々の配車優先指標に対応する配車優先条件を優先順
位記憶部に登録しておく。例えば、配送時刻指定、運転
手指定、車種指定などの配車優先指標があればそれらに
対する配車を優先させるように登録しておく。
【0015】そして実際の配車計画の作成に当たって
は、配車計画エンジン部が多数の配送伝票データからそ
れに配車優先指標が付加されていないかどうかを見て、
優先順位記憶部に登録されている配車優先条件と照らし
合わせ、配車を優先すべき配送伝票データがあればその
ような配送伝票データから優先して配車割付を行う。
【0016】これによって、時刻指定、運転手指定、車
種指定などの配車優先条件が付加された配送伝票データ
に対して優先的に配車割付処理を行い、指定された条件
にかなう車種の車両にもれなく、適切に配送伝票データ
を割り付けた配車計画を作成する。
【0017】請求項2の発明の配車計画装置は、配送伝
票データを記憶する伝票データ記憶部と、車両に関する
データを記憶する車両データ記憶部と、前記伝票データ
記憶部に記憶されている複数の配送伝票データに対し
て、前記車両データ記憶部に記憶されている車両に関す
るデータを参照して前記複数の配送伝票データを割り付
ける車両を決定する配車計画エンジン部と、前記配車計
画エンジン部が決定した配車計画に対して所定の基準に
基づいて適不適を評価する配車計画評価部とを備えたも
のである。
【0018】この請求項2の発明の配車計画装置では、
配車計画評価部が配車計画エンジン部の決定した配車計
画に対して所定の基準に基づいて適不適を評価する。そ
こで配車計画評価部が不適と評価した時には、ユーザが
配車計画エンジン部に配車計画の再実行を指示すること
によって、効率の悪い配車計画が作成された場合でも配
車計画を作り直すことができ、より効率の良い配車計画
の作成が可能となる。
【0019】請求項3の発明は、請求項2の配車計画装
置においてさらに、前回の配車計画で未割付となった前
記配送伝票データを記憶する未割付伝票データ記憶部を
備え、前記配車計画エンジン部が、前記未割付伝票デー
タ記憶部に記憶されている未割付配送伝票データを前記
伝票データ記憶部に記憶されている配送伝票データに優
先させて配車計画演算を再実行するようにしたものであ
る。
【0020】この請求項3の発明の配車計画装置では、
前回の配車計画演算で未割付となった配送伝票データに
ついて、配車計画エンジン部が配車計画演算の再実行の
際に優先的に割り付けることにより、可能な限りすべて
の配送伝票データを考慮して効率的な配車計画を作成す
る。
【0021】請求項4の発明は、請求項2の配車計画装
置において、前記配車計画エンジン部が、前回の配車計
画時のキー伝票と異なる配送伝票データを新たなキー伝
票として配車計画演算を再実行するようにしたものであ
る。
【0022】この請求項4の発明の配車計画装置では、
最初の配車計画演算の際にキー伝票とされた配送伝票デ
ータの優先度を落とすことにより、他の適当な配送伝票
データをキー伝票とした配車計画演算を再実行すること
ができ、最初の配車計画演算とは異なる配車計画を確実
に作成することができ、より適切な配車計画の作成が可
能となる。
【0023】請求項5の発明は、請求項3又は4の配車
計画装置において、配車計画エンジン部が配車計画演算
を再実行する時に、配車計画評価部が評価基準を前回と
異なるものに変更するようにしたものである。
【0024】この請求項5の発明の配車計画装置では、
配車計画エンジン部が配車計画の再実行によって作成す
る配車計画の適不適を評価する基準を前回と異なるもの
とすることにより、より効率的な配車計画の作成が可能
となる。
【0025】請求項6の発明の配車計画装置は、配送伝
票データを記憶する伝票データ記憶部と、配送に用いら
れる車両に関するデータが登録されている車両データ記
憶部と、配送地域に関するデータが登録されている配送
地域データ記憶部と、前記配送地域データ記憶部に登録
されている配送地域に関するデータと前記車両データ記
憶部に登録されている車両に関するデータとを関連づ
け、前記配送地域ごとに配車を優先させる車両を設定し
た車両選定パターンデータが登録されている車両選定パ
ターン記憶部と、前記伝票データ記憶部に記憶されてい
る複数の配送伝票データに対して、前記車両選定パター
ン記憶部に登録されている車両選定パターンデータと、
前記車両データ記憶部に登録されている車両に関するデ
ータとを参照して前記複数の配送伝票データを割り付け
る車両を決定する配車計画エンジン部とを備えたもので
ある。
【0026】この請求項6の発明の配車計画装置では、
配送地域データ記憶部に登録されている配送地域に関す
るデータと車両データ記憶部に登録されている車両に関
するデータとを関連づけて、配送地域ごとに配車を優先
させる車両を設定した車両選定パターンデータを車両選
定パターン記憶部に登録しておき、配車計画エンジン部
によって配車計画演算を実行する時には、伝票データ記
憶部に記憶されている複数の配送伝票データに対して、
車両選定パターン記憶部に登録されている車両選定パタ
ーンデータと車両データ記憶部に登録されている車両に
関するデータとを参照して配送伝票データを割り付ける
車両を決定する。これによって、用いる車両ごとの特殊
性を加味し、現実に即した配車計画を作成する。
【0027】請求項7の発明は、請求項6の配車計画装
置において、前記車両選定パターン記憶部が前記車両選
定パターンデータを複数種記憶し、前記配車計画エンジ
ン部が前記車両選定パターン記憶部に記憶されている前
記複数種の車両選定パターンデータの中から特定の1つ
の車両選定パターンデータを選択して前記配車計画演算
に用いる車両選定パターン選択手段を有するようにした
ものである。
【0028】この請求項7の発明の配車計画装置では、
用いることができる車両が日ごと、曜日ごと、月ごとそ
の他の諸事情によって変化するが、それらに対応した車
両選定パターンデータをあらかじめ車両選定パターン記
憶部に登録しておくことにより、種々の状況に対応した
車両選定パターンを指定して配車計画演算に用いて、よ
り現実に即した配車計画を作成する。
【0029】請求項8の発明の配車計画装置は、配送伝
票データを記憶する伝票データ記憶部と、配車計画の過
去事例について、同一車両によって同時に配送するよう
に割り付けられた配送地域の組み合わせ頻度を累積する
過去事例累積部と、前記過去事例累積部に累積されてい
るデータに基づき、同一車両によって同時に配送するよ
うに割り付けられた過去事例が多い配送地域それぞれを
配送先とする配送伝票データを前記伝票データ記憶部か
ら抽出し、同一車両に割り付ける配車計画を立てる配車
計画エンジン部とを備えたものである。
【0030】この請求項8の発明の配車計画装置では、
配車計画エンジン部が、過去事例累積部のデータから同
一車両で同時に配送するようにしばしば指定される異な
る配送地域の組み合わせを割り出し、これに基づいて同
一車両によって同時に配送するように割り付けられた過
去事例が多い配送地域それぞれを配送先とする配送伝票
データを伝票データ記憶部から抽出し、同一車両に割り
付ける配車計画を作成し、これによって過去の配車計画
の事例を活用して現実に即した配車計画を作成する。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。本発明の配車計画装置は、実際には
コンピュータに組み込まれたアプリケーションプログラ
ムによって実現されるが、その機能構成をブロック図に
表して説明する。図1は第1の実施の形態の機能構成を
示すブロック図であり、この実施の形態の配車計画装置
は、ユーザがキーボード、バーコードリーダなどの入力
手段を用いて、あるいはこの装置に接続されている伝送
路を通じて各所からオンラインで逐次入力される配送伝
票データを蓄積保存する伝票データ記憶部1、あらかじ
め図7に示すように複数台の車両について、運転者名、
社有車/傭車/スポットの所有形態の識別、最大積載
量、大型/中型/小型の識別、アルミバン/ほろ付き/
ほろ無しの車種などを示す車両データが登録されている
車両データ記憶部2、図8に示すように配車割付の優先
順位データが登録されている優先条件テーブル記憶部
3、数理計画法に基づき、車両ごとにその車両に割り付
ける配送伝票データと配送ルートを指定した配車計画を
作成する配車計画エンジン部4、この配車計画エンジン
部4の配車計画作成演算の途中で、配送伝票データごと
に大型/中型/小型のいずれの車両に割り付けるかを決
定したデータを保存する種分けデータ記憶部5、配車計
画エンジン部4が最終的に算出した配車計画データをデ
ィスプレイに表示し、また帳票の形でプリントアウトす
るための配車計画出力部6から構成されている。
【0032】次に、上記構成の配車計画装置の動作につ
いて説明する。伝票データ記憶部1にはユーザが受け付
けてキーボードから入力した配送伝票データやオンライ
ンで顧客から直接送込まれてくる配送伝票データが蓄積
保存されている。この配送伝票データには、配送先、配
送品目、個数、重量と共に、顧客の要望による運転者の
指定、配送時間の指定、荷姿維持の要望などの優先条件
データも盛り込まれている。
【0033】例えば、運転者が指定されていればその運
転者が運転する号車に配車割付をする必要があり、配送
時間が指定されていればその指定時間に指定配送先に到
着可能な車両に割り付ける必要があり、壊れ物につき取
扱注意その他の荷姿維持の要望があれば混載品目につい
て制限があったり、アルミバンを使用する必要があるの
で、これらの優先条件データをも伝票データ記憶部1に
登録するのである。
【0034】配送日の前日遅くに、あるいは配送日の当
日に配車計画装置は配車計画の作成作業を実行するが、
この配車計画の作成処理は図2〜図6のフローチャート
に示す手順で行う。
【0035】まず配車計画エンジン部4は伝票データ記
憶部1から蓄積保存されている多数の配送伝票データを
読み込み(ステップS1)、それらを伝票データごとの
重量に基づいて大型、中型、小型のいずれの車両に割り
付けるかを判定する(ステップS2)。
【0036】ここで大型車は8t又は10tであり、中
型車は4t又は6t、小型車は2t又は3tであるの
で、これに見合って、例えば、3t以上の配送伝票デー
タは大型、1t〜3tの配送伝票データは中型、1t未
満の配送伝票データは小型という大まかな種分けを行
い、種分けされた配送伝票データそれぞれは種分けデー
タ記憶部5内の大型車用、中型車用、小型車用それぞれ
のテーブルに保存される。これと共に、従来と同様に配
送先をも考慮し、あらかじめ登録されている制限条件と
して、道幅その他の条件で大型車が入れず、中型車又は
小型車が望まれている配送先については、その配送伝票
データは中型車用または小型車用のテーブルに種分けさ
れることになる。
【0037】次に、配車計画エンジン部4は優先条件テ
ーブル記憶部3の優先順位を見て、まず大型車、中型
車、小型車の順に配車計画を実施する(ステップS
3)。
【0038】まず大型車の配車計画に当たっては、優先
条件テーブル記憶部3の優先条件を参照し、1つの優先
条件として運転手指定の配送伝票データがあるかどう
か、種分けデータ記憶部5の大型車用テーブルに登録さ
れている配送伝票データ群を検索する(ステップS4,
S11)。
【0039】そして運転手指定の配送伝票データがあれ
ば、その配送伝票データを優先してキー伝票とし、車両
データ記憶部2を参照して指定された運転手の運転する
車両号車を特定してそのキー伝票を割り付ける(ステッ
プS12)。そしてこの指定された車両の積載量を考慮
し、10t車であるのにまだ8tまで積載されていない
時、あるいは8t車であるのにまだ6tまで積載されて
いなくて他の貨物を積載する余裕があるようであれば
(ステップS13)、大型車用テーブルに種分けされて
いる優先条件の付けられてない一般貨物の配送伝票デー
タを検索し、従来から実行されている数理計画法に基づ
く配車計画演算を実行し、キー伝票の配送先まで往って
帰ってくるルートにおいて寄り道が少なくて効率的な運
行が可能となる配送伝票データを抽出し、総積載量が規
準値以上になるまでこの車両に割り付ける(ステップS
14〜S16)。
【0040】この後、他に運転手指定の配送伝票データ
があれば、それらについて以上のステップS12〜S1
6の処理を繰り返す(ステップS17)。
【0041】運転手指定の配送伝票データがなくなれ
ば、次に優先条件として時間指定の配送伝票データがあ
るかどうか見て(ステップS21)、時間指定の配送伝
票データがあれば、その配送伝票データをキー伝票と
し、そのキー伝票について1つの大型車を割り付ける。
この大型車の割付には、車両の割付の優先条件として社
有車>傭車>スポット車の順位でまず社有車に割り付け
ることになり、社有車がなければ傭車の1台に、そして
傭車もなければスポット車の1台に割り付ける(ステッ
プS22)。
【0042】そして指定された車両について、他の貨物
を積載する余裕があるようであれば(ステップS2
3)、大型車用テーブルに種分けされている優先条件の
付けられてない一般貨物の配送伝票データを検索して配
車計画演算を実行し、時間指定されているキー伝票の配
送先まで往って帰ってくるルートにおいて効率的な運行
が可能となる配送伝票データを抽出し、総積載量が規準
値以上になるまでこの車両に割り付ける(ステップS2
4〜S26)。
【0043】この後、他に時間指定の配送伝票データが
あれば、それらについて以上のステップS21〜S26
の処理を繰り返す(ステップS27)。
【0044】時間指定の配送伝票データがなくなれば、
次に優先条件として荷姿を崩さないようにすべしとする
厳しい要望がある配送伝票データがあるかどうか見て
(ステップS31)、そのような配送伝票データがあれ
ば、その配送伝票データをキー伝票とし、そのキー伝票
についてアルミバンの大型車を割り付ける。この場合に
も、アルミバン車の中でも社有車>傭車>スポット車の
優先順位で車両を決定することになる(ステップS3
2)。
【0045】そして指定された車両について、他の貨物
を積載する余裕があるようであれば(ステップS3
3)、大型車用テーブルに種分けされている優先条件の
付けられてない一般貨物の配送伝票データを検索して配
車計画演算を実行し、車種限定されるキー伝票の配送先
まで往って帰ってくるルートにおいて効率的な運行が可
能となる配送伝票データを抽出し、総積載量が規準値以
上になるまでこの車両に割り付ける(ステップS34〜
S36)。
【0046】この後、他に車種限定される配送伝票デー
タがあれば、それらについて以上のステップS31〜S
36の処理を繰り返す(ステップS37)。
【0047】こうして優先条件が付けられた配送伝票デ
ータのすべてについて配車計画が終了すれば、次に、残
されている通常の配送伝票データについて従来と同様
に、数理計画法に基づく配車計画を実行する(ステップ
S41,S42)。
【0048】そして種分けデータ記憶部5の大型車用テ
ーブルに種分けされているすべての配送伝票データにつ
いて配車割付が完了すれば、次に、中型車用テーブルに
種分けされている配送伝票データ群について、ステップ
S4以下の処理を繰り返し実行し(ステップS44)、
中型車用テーブルの配送伝票データのすべてについて配
車割付が終了すれば小型車用テーブルに種分けされてい
る配送伝票データ群について同じ配車割付処理を実行す
る(ステップS45)。
【0049】こうして配車割付が終了すれば、作成され
た配車計画をディスプレイに表示し、また帳票としてプ
リントアウトする(ステップS46)。
【0050】このようにして、この第1の実施の形態の
配車計画装置によれば、多数の配送伝票データのうちに
種々の優先条件が付けられているものについてはその配
車割付を優先処理し、その後に通常の配送伝票データに
ついて配車計画を行うので、顧客の要望によく答え応じ
た配車計画を作成することができるようになる。
【0051】なお、上記の第1の実施の形態において優
先条件テーブル記憶部3に登録されている優先条件デー
タはユーザの要望に応じてキーボード入力により、ある
いはその他の方法によって任意に設定し、またその追
加、変更が可能なものである。また車両データについて
も使用可能な車両の変更があれば随時、追加、変更のデ
ータ登録ができるものである。
【0052】次に、本発明の第2の実施の形態の配車計
画装置について説明する。図9は第2の実施の形態の機
能構成を示すブロック図であり、この第2の実施の形態
の配車計画装置は、図1に示した第1の実施の形態と同
様に、ユーザがキーボード、バーコードリーダなどの入
力手段を用いて、あるいはこの装置に接続されている伝
送路を通じて各所からオンラインで逐次入力される配送
伝票データを蓄積保存する伝票データ記憶部1、あらか
じめ図7に示すような使用可能な複数台の車両につい
て、運転者名、社有車/傭車/スポットの所有形態の識
別、最大積載量、大型/中型/小型の識別、アルミバン
/ほろ付き/ほろ無しの車種などの車両データが登録さ
れている車両データ記憶部2、数理計画法に基づき、車
両ごとにその車両に割り付ける配送伝票データと配送ル
ートを指定した配車計画を作成する配車計画エンジン部
4、この配車計画エンジン部4の配車計画作成演算の途
中で、配車伝票データごとに大型/中型/小型のいずれ
の車両に割り付けるかを決定したデータを保存する種分
けデータ記憶部5、配車計画エンジン部4が最終的に算
出した配車計画データをディスプレイに表示し、また帳
票の形でプリントアウトするための配車計画出力部6を
備えている。
【0053】また第2の実施の形態の特徴部分としてさ
らに、配車計画エンジン部4が作成した配車計画の適不
適を判定するために、図11に示すような評価基準デー
タが登録されている評価基準記憶部7、配車計画エンジ
ン部4の作成した配車計画についてこの評価基準記憶部
7に登録されている評価基準データに照らして適不適を
判定する評価部8を備えている。
【0054】次に、上記の構成の第2の実施の形態の配
車計画装置の動作について、図10のフローチャートに
基づいて説明する。配車計画エンジン部4によって数理
計画法に基づき、配車計画演算を実行し、その結果を評
価部8が評価基準記憶部7の第1の評価基準に基づいて
配車計画の適不適を評価する(ステップS51,S5
2)。
【0055】この配車計画の作成には、第1の実施の形
態と同様にまず、伝票データ記憶部1に蓄積保存されて
いる多数の配送伝票データについて大型車用、中型車
用、小型車用それぞれのテーブルに種分けして種分けデ
ータ記憶部5に一時的に保存する。そして大型車>中型
車>小型車の順に配車計画を作成するために、まず大型
車用テーブルに種分けされている配送伝票データ群につ
いて配車計画演算を実行する。この配車計画は従来から
行われている数理計画法に基づくものであるが、配送先
が最も遠い配送伝票データをまず抽出し、これをキー伝
票としてこれに社有車>傭車>スポット車の優先順位で
1台の車両を割り付け、続いて、配送センタと抽出され
たキー伝票の配送先の地点との間を結ぶルート上、ある
いはそのルートから所定の距離内しか離れていない配送
先の配送伝票データを抽出し、順次、割り付けていく。
そして、総積載量が規準値以上、ここでは10t車の場
合にはその80%以上ということで8t以上になると1
台目の大型車に対する配車割付を終了する(ステップS
51〜S54)。
【0056】続いて、残った配送伝票データの中から再
び、配送先が最も遠い地点にある配送伝票データをキー
伝票として抽出し、そのキー伝票について次の大型車を
1台割り付ける。そしてこの割り付けられた2台目の大
型車に対しても、1台目の車両と同じように他の配送伝
票データを順次抽出して割り付けていく。そして、総積
載量が規準値以上、ここでは10t車の場合にはその8
0%以上ということで8t以上になると2台目の大型車
に対する配車割付を終了する(ステップS52〜S5
4)。
【0057】以後、大型車用テーブルに種分けされてい
る配送伝票データがなくなるまで繰り返し配車計画演算
が行われるが、配送伝票データがなくなるまで検索を行
っても、規準値に達しないために配車割付が完了しない
車両が出てくる(ステップS53で「NG」側に分
岐)。
【0058】評価基準に達しない車両が出てくれば、一
度配車計画の演算結果を出力させてユーザがその配車計
画が許容できるものであるかどうか判断し、許容できな
いものであれば配車計画の再実行を行わせることになる
(ステップS55)。
【0059】この配車計画の再実行の時には、配車計画
エンジン部4は評価基準記憶部7に登録されている第2
の評価基準に変更して配車計画の適不適を評価するよう
に評価部8に指示する。つまり、第1の評価基準では、
最大積載量の80%以上になれば配車計画を「適」と評
価していたものを、最大積載量の50%以上になれば
「適」とする評価するように評価基準を変更するのであ
る。
【0060】またこれと共に、配車計画エンジン部4は
前回の配車計画演算において未割付となった配送伝票デ
ータを記憶しておき、これらを優先させて、これらの配
送伝票データから割付を始めるようにする。
【0061】すなわち、未割付となった配送伝票データ
群の中から、配送先が配送センタから最も遠い地点にあ
る配送伝票データを抽出し、これをキー伝票としてこれ
に1台の車両を割り付け、配送センタからその配送先ま
でを結ぶルート上、又はそれから所定距離以内に存在す
る配送先の配送伝票データを未割付になった他の配送伝
票データやその他の配送伝票データを検索して抽出し、
順次最初の1台の車両に割り付けていく。
【0062】そして第2の評価基準である最大積載量の
50%以上の積載量になればこの最初の1台について配
車計画を終了する。
【0063】次には、未割付になった残りの配送伝票デ
ータから同じように配送先が最も遠い地点にあるものを
キー伝票として抽出し、これに次の2台目の車両を割り
付け、以後、1台目の車両に対する割付と同様にして順
次、他の配送伝票データからふさわしいものを抽出して
割り付けていく。
【0064】以後、大型車用テーブルに種分けされてい
る配送伝票データがなくなるまで繰り返し配車計画演算
が行われるが、配送伝票データがなくなるまで検索を行
っても、規準値に達しないために配車割付が完了しない
車両が出てくると配車計画を中止する。
【0065】そして最終的な配車計画を出力させ、2度
目の配車計画演算で未割付となった配送伝票データを見
て許容できるものかどうか判断する。
【0066】このようにしてまず大型車について配車計
画を作成し、続いて、大型車の配車計画で残った配送伝
票データを含めて、中型車用テーブルに種分けされてい
る配送伝票データ群に対して、同じように中型車の配車
計画を順次、作成して行き、その後、小型車についても
同じように配車計画を作成していくことになる。
【0067】このようにして第2の実施の形態によれ
ば、配車計画の適不適の評価を行い、「不適」と評価さ
れる時には配車計画を再実行し、その時には評価基準を
変更し、また前回の配車計画で未割付となった配送伝票
データ群については次回の配車計画では優先的に割付を
行うようにしているので、すべての配送伝票データを見
ながら効率的な配車計画を作成することができるように
なる。
【0068】なお、この第2の実施の形態の場合、配車
計画の再実行の際に評価基準を変更せずに、未割付とな
った配送伝票データ群を優先して配車計画を立てるだけ
にしても良い。また評価基準の変更については2段階だ
けでなく、3段階、あるいはそれ以上とすることもでき
る。また評価基準の数値も固定されたものではなく、変
更可能なものである。
【0069】またさらに、第2の実施の形態では最初の
配車計画の結果の評価が低くて再演算する際、未割付の
配送伝票データを優先させる方法をとったが、これに代
えて、最初の配車計画演算の際にキー伝票とされた配送
伝票データをキー伝票から外して別のキー伝票を選定
し、再演算を行う方法とすることもできる。
【0070】次の本発明の第3の実施の形態を、図12
〜図22に基づいて説明する。配車計画装置は配車計画
エンジン部によってセービング法という数学的な計算に
よって配車計画を作成する。この配車計画演算では一般
的な制約条件を加味して最適な配車計画を作成するので
理論上、間違いが発生するわけではない。しかしなが
ら、現実の配車計画では車両(その車両の運転手)ごと
の得意な配送地域があったり、曜日ごとに配送パターン
に特異性があったり、前日の仕事量により運転手の負荷
の平準化の必要があったりするので、これらの複雑な諸
条件を加味して最終的な配車計画を決定する。
【0071】そのために理論的に算出された配車計画で
は、図26に示すようなものであり、配送センタから遠
距離に当たる地域1にA運送会社の車両1,2が割り付
けられ、地域2にはB運送会社の車両3、地域3にはC
運送会社の車両4、近距離の地域4にはC運送会社の車
両5が割り付けられたとすると、配車計画を立てるオペ
レータは、例えば、車両2の運転手の前日の仕事量を見
て近距離地域に割当てるべし、また車両5は前日が近距
離地域であったので今日は遠距離地域1に割り当てても
かまわないといった判断をすれば、図20に示すように
配車計画を修正することがしばしば発生する。
【0072】ところが、このような配車計画の修正は手
作業で行い、しかも通常は限られた時間内に運用しなけ
ればならないため、車両別配送地域別の車両選定の優先
順位をあらかじめ登録しておいて、計算機による車両の
配車計画が現実の配車に近づくようにし、事後修正の要
する時間を短縮できることが望まれていた。
【0073】本発明の第3の実施の形態の配車計画装置
は、かかる車両別配送地域別の車両選定の優先順位をあ
らかじめ何通りかパターン化して記憶装置に登録してお
き、配車計画エンジン部が配車計画演算を実行する時に
その車両選定基準を基にして地域別に割り付ける車両を
選定することを特徴とするものである。
【0074】この第3の実施の形態の配車計画装置は、
図12に示すようにある配送先の所在地がどの配送地域
に属するかを決定するための配送地域データを記憶する
配送地域データ記憶部11と、配車計画に用いることが
できる車両ごとの車種、運転手名、ほろ付き/ほろなし
/アルミバンの区別、積載重量、自社所有車/傭車/ス
ポットの区別を示す車両データを記憶する車両データ記
憶部12、後述する手順で登録設定された車両選定パタ
ーンを登録する車両選定パターン記憶部13、車両別に
配送地域別の割当て可否を図14に示すような最適
(◎)/適(○)/不適(△)/不可(×)でランク付
けした車両選定パターンを作成して車両選定パターン記
憶部13に登録する車両選定パターン登録部14を備え
ている。そして第1、第2の実施の形態と同様の伝票デ
ータ記憶部1、優先条件テーブル記憶部3、配車計画エ
ンジン部4、種分けデータ記憶部5、配車計画出力部6
を備えている。
【0075】次に、この第3の実施の形態の配車計画装
置の動作について説明する。配送地域データ記憶部11
には図13に示すように配送センタ(☆)の受け持ち配
送区域をNo.1(地域1)〜No.6(地域6)に区
分し、それぞれの地域内にどのような配送先が所在する
かが登録されている。なお、この配送区域の地域区分パ
ターンは通常、JIS行政地区コードに基づいて区分け
するが、1パターンに限定されることはなく、図22に
示すような別の方法で区分けした複数種のパターンを登
録しておくこともできる。
【0076】車両データ記憶部12には配車計画に用い
ることができる車両ごとの車種、運転手名、ほろ付き/
ほろなし/アルミバンの区別、積載重量、自社所有車/
傭車/スポットの区別を示す車両データが記憶されてい
る。
【0077】車両選定パターン登録部14はマンマシン
インタフェースを用いて図14(a)に示すような車両
選定マスタ登録画面15を表示させ、配送地域データ記
憶部11から地域番号(地域No.)と地域名称(これ
はあらかじめ地域番号ごとにオペレータによって登録さ
れている)とを呼出して表示し、また車両データ記憶部
12から車両データを呼出して地域番号とマトリクスに
なるように表示させる。そして、車両1、車両2、…別
に地域番号ごとに割付の適否度合いを最適(◎)/適
(○)/不適(△)/不可(×)のランク付けをして登
録していく。そしてすべての車両について登録が完了す
れば、これを1つの車両選定パターン(ここでは、パタ
ーン1−1)として登録操作を行うことにより、車両選
定パターン記憶部13に登録される。
【0078】この車両選定パターンは1種類ではなく、
複数種をあらかじめ登録しておくこともできる。図14
(b)に示す車両選定パターン1−2は、同図(a)の
車両選定パターン1−1に対して、遠距離地域に割当て
られた車両を近距離地域に割当て、逆に近距離地域に割
当てられた車両を遠距離地域に割当てるパターンであ
る。なお、車両3のようにある特定の地域のみしか割当
てることができない特異性を有する車両があれば、その
ような車両にはいずれのパターン1−1,1−2でも同
じ適否度合いを付与することによって他の地域には割り
付けられない設定にする。
【0079】この車両選定パターンの登録部14による
車両選定パターンの登録操作は配車計画に先立ってその
都度行うこともできるが、配送センタでは何種類かの配
車パターンの繰り返しが多いので、あらかじめ考えられ
る車両選定パターンを何種類か登録しておくのが好まし
い。
【0080】実際の配車計画の作成に際しては、車両選
定パターン登録部14において配車計画に使用すべき車
両選定パターンを指定して配車計画エンジン部4に渡
す。ここでは車両選定パターン1−1が指定されたとし
て以下、説明する。
【0081】そこで配車計画エンジン部4は、第1の実
施の形態と同様に、伝票データ記憶部1から蓄積保存さ
れている多数の配送伝票データを読み込み(図15のフ
ローチャートにおけるステップS101)、それらを伝
票データごとの重量に基づいて大型、中型、小型のいず
れの車両に割り付けるかを判定する(ステップS10
2)。
【0082】次に、配車計画エンジン部4は優先条件テ
ーブル記憶部3のデータを見て、まず大型車、中型車、
小型車の順に配車計画を実施する(ステップS10
3)。
【0083】まず大型車の配車計画に当たっては、優先
条件テーブル記憶部3の優先条件を参照し、1つの優先
条件として運転手指定の配送伝票データがあるかどう
か、種分けデータ記憶部5の大型車用テーブルに登録さ
れている配送伝票データ群を検索する(ステップS10
4,S111)。
【0084】そして運転手指定の配送伝票データがあれ
ば、その配送伝票データをキー伝票にして優先し、車両
データ記憶部12を参照して指定された運転手の運転す
る車両号車を特定してキー伝票を割り付ける(ステップ
S112)。そしてこの指定された車両の積載量を考慮
し、10t車であるのにまだ8tまで積載されていない
時、あるいは8t車であるのにまだ6tまで積載されて
いなくて他の貨物を積載する余裕があるようであれば
(ステップS113)、大型車用テーブルに種分けされ
ている優先条件の付けられてない一般貨物の配送伝票デ
ータを検索し、配車計画演算を実行してキー伝票の配送
先まで往って帰ってくるルートにおいて寄り道が少なく
て効率的な運行が可能となる配送伝票データを抽出し、
総積載量が規準値以上になるまでこの車両に割り付ける
(ステップS114〜S116)。
【0085】この後、他に運転手指定の配送伝票データ
があれば、それらについて以上のステップS112〜S
116の処理を繰り返す(ステップS117)。
【0086】運転手指定の配送伝票データがなくなれ
ば、次に優先条件として時間指定の配送伝票データがあ
るかどうか見て(図17のフローチャートにおけるステ
ップS121)、時間指定の配送伝票データがあれば、
その配送伝票データをキー伝票とし、キー伝票について
1つの大型車を割り付ける。この大型車の割付には、図
14(a)に示した車両選定パターン1−1のデータを
見て、時間指定のキー伝票の配送先の地域番号において
最適(◎)と設定された大型車を抽出し(ステップS1
22a)、さらに複数台が抽出される場合には優先条件
として社有車>傭車>スポット車の順位で優先順位の高
い大型車に割り付ける(ステップS122b,S122
c)。
【0087】そして指定された車両について、他の貨物
を積載する余裕があるようであれば(ステップS12
3)、大型車用テーブルに種分けされている優先条件の
付けられてない一般貨物の配送伝票データを検索して配
車計画演算を実行し、時間指定されている配送伝票デー
タの配送先まで往って帰ってくるルートにおいて効率的
な運行が可能となる配送伝票データを抽出し、総積載量
が規準値以上になるまでこの車両に割り付ける(ステッ
プS124〜S126)。
【0088】この後、他に時間指定の配送伝票データが
あれば、それらについて以上のステップS121〜S1
26の処理を繰り返す(ステップS127)。
【0089】時間指定の配送伝票データがなくなれば、
次に優先条件として荷姿を崩さないようにすべしとする
厳しい要望がある配送伝票データがあるかどうか見て
(図18のフローチャートにおけるステップS13
1)、そのような配送伝票データがあればキー伝票と
し、そのキー伝票についてアルミバンの大型車を割り付
ける。この場合にも、図14(a)に示した車両選定パ
ターン1−1のデータを見て、キー伝票の配送先の地域
番号において最適(◎)>適(○)>不適(△)の優先
順にアルミバンの大型車を抽出し(ステップS132
a)、さらに同じランクに複数台が抽出される場合には
優先条件として社有車>傭車>スポット車の順位で優先
順位の高い大型車に割り付ける(ステップS132b,
S132c)。
【0090】そして指定された車両について、他の貨物
を積載する余裕があるようであれば(ステップS13
3)、大型車用テーブルに種分けされている優先条件の
付けられてない一般貨物の配送伝票データを検索して配
車計画演算を実行し、キー伝票の配送先まで往って帰っ
てくるルートにおいて効率的な運行が可能となる配送伝
票データを抽出し、総積載量が規準値以上になるまでこ
の車両に割り付ける(ステップS134〜S136)。
【0091】この後、他に荷姿条件を課している配送伝
票データがあれば、それらについて以上のステップS1
31〜S136の処理を繰り返す(ステップS13
7)。
【0092】こうして優先条件が付けられた配送伝票デ
ータのすべてについて配車が終了すれば、次に、残され
ている通常の配送伝票データについて、配送先が最遠地
点に所在する配送伝票データを抽出してキー伝票とし、
図14(a)に示した車両選定パターン1−1のデータ
を見て、キー伝票の配送先の地域番号において最適
(◎)>適(○)>不適(△)の優先順に、既割付され
ていない車両を抽出し(図19のフローチャートにおけ
るステップS141a)、さらに同じランクに複数台が
抽出される場合には優先条件として社有車>傭車>スポ
ット車の順位で優先順位の高い大型車に割り付け(ステ
ップS141b,S141c)、数理計画法に基づく配
車計画を実行する(ステップS142〜S144)。
【0093】そして種分けデータ記憶部5の大型車用テ
ーブルに種分けされているすべての配送伝票データにつ
いて配車割付が完了すれば(ステップS145)、次
に、中型車用テーブルに種分けされている配送伝票デー
タ群について、図15のステップS104以下の処理を
繰り返し実行し(ステップS146)、中型車用テーブ
ルの配送伝票データのすべてについて配車割付が終了す
れば小型車用テーブルに種分けされている配送伝票デー
タ群について同じ配車割付処理を実行する(ステップS
147)。
【0094】こうして配車割付が終了すれば、作成され
た配車計画をディスプレイに表示し、また帳票としてプ
リントアウトする(ステップS148)。
【0095】このようにして、この第3の実施の形態の
配車計画装置によれば、多数の配送伝票データのうちに
種々の優先条件が付けられているものについてはその配
車割付を優先処理し、同時に現実の配車修正条件を加味
した車両選定パターンを参照して配車計画を行うので、
現実に即した配車計画を作成することができるようにな
る。例えば、機械的に優先条件データだけで配車計画を
作成すれば図26に示すようになったものが、図14
(a)に示すような車両選定パターン1−1によってさ
らに車両ごとに現実の配車修正条件をも加味すれば、A
運送会社の車両2は前日の稼働時間が長かったために近
距離を優先し、C運送会社は逆に前日の稼働時間が短か
ったり空きであったために今日は遠距離配送が可能とい
う修正条件を加味することができ、図20に示すように
地域No.1の地域1にはA運送会社の車両1を割当て
ると共にC運送会社の車両5を割り付け、A運送会社の
車両2は近距離の地域No.3の地域3に割り付け、ま
たB運送会社の車両3についても今日は近距離地域4に
割り付け、逆にC運送会社の車両4を中遠距離地域2に
割り付けるといった現実の配車計画に近い配車計画を装
置側で自動的に作成することができるようになるのであ
る。
【0096】なお、車両選定パターンとして図14
(a)に示したパターン1−1に代えて、配車前日と当
日の諸条件を加味して同図(b)に示したパターン1−
2を選定し、これに基づいて配車計画を立てる場合もあ
り、この場合には図21に示すような配車計画となる。
さらに、地域分けパターンも図13の地域分けパターン
1に限定されず、図22に示すような他の地域分けパタ
ーン2やその他のパターンを設定し、それらについても
図14に示したような車両選定パターンを用意し、曜
日、天候、5,10日、祝祭日、特定日、イベント日、
その他の諸々の条件に対応した車両選定パターンを車両
選定パターン記憶部13に設定登録しておき、配車当日
に対応する車両選定パターンを車両選定パターン記憶部
13から呼出し、優先条件テーブル記憶部3のデータと
共にこの車両選定パターンをも使用して、配車計画を自
動計算することができる。
【0097】次に、本発明の第4の実施の形態を図23
〜図25に基づいて説明する。この第4の実施の形態の
特徴は、前回までに配車計画装置によって配車計画を立
て、オペレータが手修正して最終的に決定した配車計画
の過去事例に関するデータを所定のデータ累積ルールに
従って過去事例データテーブルに累積しておき、新たな
配車計画の作成に当たってはこの過去事例データテーブ
ルを検索して新たな配車計画作成時の事例と類似する過
去事例のデータを取りだし、参考にして配車計画を作成
するようにした点にある。すなわち、図23の機能ブロ
ック図に示すように、配車計画を作成する時点で集めら
れている配送伝票データファイル21に対して、後述す
る所定の累積ルールに従って収集累積された過去事例デ
ータテーブル22を検索して過去のよく似た状況の過去
事例データを抽出する事例検索部23と、配送伝票デー
タファイル21に対して過去事例検索部23による検索
結果を参照し、また第1の実施の形態と同様の数理計画
法に基づいて配車計画演算を実行する配車計画エンジン
部24と、この配車計画エンジン部24が算出した配車
計画結果25に対してオペレータが修正を加えてより現
実に即した配車計画とするための手修正部26(例え
ば、ディスプレイとキーボード及びマウスのようなポイ
ンティングデバイスから成るマンマシンインタフェー
ス)を備えている。
【0098】これに加えて、本実施の形態の特徴部分と
して、手修正部26によって修正した最終的な配車結果
27を所定の累積ルールに従って分析し、過去事例デー
タテーブル22に累積する累積ルールテーブル28を備
えている。
【0099】次に、この第4の実施の形態の配車計画装
置の動作について説明する。伝票データファイル21に
は前日のうちに、あるいは配車計画作成の当日朝早くま
でに送られてきたオンライン配送依頼伝票データが直接
に、また手書き伝票はマンマシンインタフェースを通じ
て手入力によって登録され、第1の実施の形態と同様に
配送荷量に応じて大型車用、中型車用、小型車用に分類
されて登録されている。
【0100】そして過去事例データテーブル22には後
述する手順で累積ルールテーブル28によって過去の配
送計画データの累積データが登録されている。この累積
データは、曜日別、5,10日、イベント発生日などに
分類して図24に示すような全配送先のマトリクステー
ブル29にして蓄積されている。この配送先マトリクス
テーブル29は、配送地域がA,B,C,…である場合
に、ある配送地域への配送と同時に同じ便で配送された
他の配送地域の組み合わせ実績を発生頻度にして累積し
たものである。例えば、ある曜日、例えば月曜日にA配
送地域の配送先への配送車両に対して、B地域には1
回、C地域には5回、D地域には2回、E地域には3
回、同時に配送割当てがなされたことを示している。
【0101】そこで配車計画エンジン部24において配
車計画を作成する場合、過去事例検索部23と共同し
て、図25のフローチャートに示す手順で過去事例を反
映させた現実的な配車計画を作成するようにする。
【0102】配車計画エンジン部24で伝票データファ
イル21からキー伝票としてA配送地域の配送先を指定
する配送伝票データを抽出したとすると(ステップS2
01,S202)、第1の実施の形態と同様の手順で割
り付ける車両を決定し(ステップS203)、決定した
車両に関して、キー伝票の配送荷量だけで満杯になるか
どうか評価し(ステップS204)、次のキー伝票を抽
出して同じようにステップS201からの処理を繰り返
す(ステップS209)。
【0103】しかしながら、評価ステップS204にお
いて1つの車両がキー伝票の配送荷量だけでは満杯にな
らない場合に、他の配送地域の配送先にも同時に配送さ
せる必要があれば、過去事例検索部23が過去事例デー
タテーブル22を検索し、A配送地域に関して同時配送
割付がされた過去事例のうち、頻度がいちばん高いB地
域をまず優先させ(ステップS205)、B地域の配送
先の配送伝票データをまず抽出し、それがなければ、あ
るいはあったとしてはまだ積載荷重が十分余裕があれ
ば、次にはE地域の配送先の配送伝票データを抽出して
同時に配送させるように計画を立てるのである(ステッ
プS206,S207)。
【0104】そして1台の車両に対してその最大積載量
近くまで効率良く混載させることができれば前記のキー
伝票に関し、その車両に対する配車計画を決定する(ス
テップS208)。
【0105】そして伝票データファイル21に他の配送
伝票データが残っていれば(ステップS209)、配車
計画エンジン部24はその配送伝票データの中から別の
キー伝票を抽出し、それに対してステップS201から
の処理を繰り返す。
【0106】こうして伝票データファイル21の中のほ
とんどすべての配送伝票データについて配車計画が作成
できれば、その結果をディスプレイに表示し、またプリ
ントアウトしてオペレータに提示する。
【0107】オペレータはこの自動配車結果25を見て
経験に基づく修正を手修正部26によって手修正を行
い、より現実に即した最終的な配車結果27を作成す
る。
【0108】この最終的な手修正後の配車結果27は累
積ルールテーブル28において解析され、カレンダ日付
別、曜日別、5,10日、イベント日、天候などの諸条
件を加味し、図24に示す過去事例マトリクステーブル
29にして累積保存していく。
【0109】ここで、例えば、最終的な配車結果の作成
された日時が1996年7月10日(土)であり、ある
地域Aの配送先でボーナスセールがあったとする。この
ような場合、(1)1996年7月10日という日付、
(2)土曜日という曜日別、(3)配送地域Aの配送先
でボーナスセールのイベント、という3種類の過去事例
マトリクステーブル29に累積させるのである。
【0110】この第4の実施の形態のように手修正され
た最終的な配車結果27を所定のルールに従って過去事
例として累積して行き、新たな配車計画の作成時にこの
過去事例データテーブル22を検索して同じような状況
での過去の実際の配車結果における配送地域の結びつき
実績を反映させるようにすれば、経験に基づいた配車計
画により近い現実的な配車計画の自動作成が可能とな
る。
【0111】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
配車計画の作成に先立って、配送伝票データに付加され
る種々の配車優先指標に対応する配車優先条件を優先順
位記憶部に登録しておき、配車計画の作成に当たって
は、配車計画エンジン部が多数の配送伝票データからそ
れに配車優先指標が付加されていないかどうかを見て、
優先順位記憶部に登録されている配車優先条件と照らし
合わせ、配車を優先すべき配送伝票データがあればその
ような配送伝票データから優先して配車割付を行うよう
にしているので、配車優先条件が付加された配送伝票デ
ータに対して優先的に配車割付処理を行い、指定された
条件にかなう車種にもれなく、適切に割り付けた配車計
画を作成することができる。
【0112】請求項2の発明によれば、配車計画評価部
が配車計画エンジン部の決定した配車計画に対して所定
の基準に基づいて適不適を評価するようにしたので、ユ
ーザがこの配車計画評価部が不適と評価した時には配車
計画エンジン部に配車計画の再実行を指示することによ
り、効率の悪い配車計画が作成された場合でもその見直
しを行うことができ、より効率の良い配車計画の作成が
可能となる。
【0113】請求項3の発明によれば、前回の配車計画
演算で未割付となった配送伝票データについて、配車計
画エンジン部が配車計画の再実行の際に優先的に割り付
けるようにしているので、可能な限りすべての配送伝票
データを考慮して効率的な配車計画を作成することがで
きる。
【0114】請求項4の発明によれば、最初の配車計画
演算の際にキー伝票とされた配送伝票データの優先度を
落とすことにより、他の適当な配送伝票データをキー伝
票とした配車計画演算を再実行することができ、最初の
配車計画演算とは異なる配車計画を確実に作成すること
ができ、より適切な配車計画の作成が可能である。
【0115】請求項5の発明によれば、配車計画エンジ
ン部が配車計画の再実行によって作成する配車計画の適
不適を評価する基準を前回と異なるものとすることによ
り、より効率的な配車計画の作成が可能である。
【0116】請求項6の発明の配車計画装置によれば、
配送地域データ記憶部に登録されている配送地域に関す
るデータと車両データ記憶部に登録されている車両に関
するデータとを関連づけて、配送地域ごとに配車を優先
させる車両を設定した車両選定パターンデータを車両選
定パターン記憶部に登録しておき、配車計画エンジン部
によって配車計画演算を実行する時には、伝票データ記
憶部に記憶されている複数の配送伝票データに対して、
車両選定パターン記憶部に登録されている車両選定パタ
ーンデータと車両データ記憶部に登録されている車両に
関するデータとを参照して配送伝票データを割り付ける
車両を決定するようにしているので、用いる車両ごとの
特殊性を加味し、現実に即した配車計画を作成すること
ができる。
【0117】請求項7の発明によれば、用いることがで
きる車両の日ごと、曜日ごと、月ごとその他の諸事情に
よる変化に対応した車両選定パターンデータをあらかじ
め車両選定パターン記憶部に登録しておくことにより、
種々の状況に対応した車両選定パターンを指定して配車
計画演算に用いて、より現実に即した配車計画が作成で
きる。
【0118】請求項8の発明によれば、配車計画エンジ
ン部が、過去事例累積部のデータから同一車両で同時に
配送するようにしばしば指定される異なる配送地域の組
み合わせを割り出し、これに基づいて同一車両によって
同時に配送するように割り付けられた過去事例が多い配
送地域それぞれを配送先とする配送伝票データを伝票デ
ータ記憶部から抽出し、同一車両に割り付ける配車計画
を作成するので、過去の配車計画の事例を活用して現実
に即した配車計画を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の機能ブロック図。
【図2】上記の第1の実施の形態の配車計画演算の第1
段のフローチャート。
【図3】上記の第1の実施の形態の配車計画演算の第2
段のフローチャート。
【図4】上記の第1の実施の形態の配車計画演算の第3
段のフローチャート。
【図5】上記の第1の実施の形態の配車計画演算の第4
段のフローチャート。
【図6】上記の第1の実施の形態の配車計画演算の第5
段のフローチャート。
【図7】上記の第1の実施の形態における車両データ記
憶部の内容を示す説明図。
【図8】上記の第1の実施の形態における優先条件テー
ブル記憶部の内容を示す説明図。
【図9】本発明の第2の実施の形態の機能ブロック図。
【図10】上記の第2の実施の形態の配車計画演算のフ
ローチャート。
【図11】上記の第2の実施の形態における評価基準記
憶部の内容を示す説明図。
【図12】本発明の第3の実施の形態の機能ブロック
図。
【図13】上記の第3の実施の形態における配送地域分
けパターンの一例を示す説明図。
【図14】上記の第3の実施の形態における車両選定パ
ターン例を示す説明図。
【図15】上記の第3の実施の形態の配車計画演算の第
1段のフローチャート。
【図16】上記の第3の実施の形態の配車計画演算の第
2段のフローチャート。
【図17】上記の第3の実施の形態の配車計画演算の第
3段のフローチャート。
【図18】上記の第3の実施の形態の配車計画演算の第
4段のフローチャート。
【図19】上記の第3の実施の形態の配車計画演算の第
5段のフローチャート。
【図20】上記の第3の実施の形態による配車計画の一
例を示す説明図。
【図21】上記の第3の実施の形態による配車計画の他
の例を示す説明図。
【図22】上記の第3の実施の形態における配送地域分
けパターンの他の例を示す説明図。
【図23】本発明の第4の実施の形態の機能ブロック
図。
【図24】上記の実施の形態による過去事例の累積処理
のフローチャート。
【図25】上記の実施の形態による過去事例データテー
ブルの説明図。
【図26】従来例による配車計画の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1 伝票データ記憶部 2 車両データ記憶部 3 優先条件テーブル記憶部 4 配車計画エンジン部 5 種分けデータ記憶部 6 配車計画出力部 7 評価基準記憶部 8 評価部 11 配送地域データ記憶部 12 車両データ記憶部 13 車両選定パターン記憶部 14 車両選定パターン登録部 15 画面 21 伝票データファイル 22 過去事例データテーブル 23 事例検索部 24 配車計画エンジン部 25 自動配車結果 26 手修正部 27 手修正配車結果 28 累積ルールテーブル 29 マトリクステーブル
フロントページの続き (72)発明者 大友 雅裕 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝エフエーシステムエンジニアリング株式 会社内 (72)発明者 宮崎 大起 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝エフエーシステムエンジニアリング株式 会社内 (72)発明者 後藤 博樹 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝エフエーシステムエンジニアリング株式 会社内 (72)発明者 掛札 智美 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝エフエーシステムエンジニアリング株式 会社内 (72)発明者 斉藤 伸二 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 原 裕淳 大阪府大阪市北区大淀中1丁目1番30号 株式会社東芝関西支社内 (72)発明者 渡辺 英嗣 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 大西 洋之 大阪府大阪市北区大淀中1丁目1番30号 株式会社東芝関西支社内 (72)発明者 中村 哲也 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 大塚 信之 東京都港区虎ノ門2−8−1 虎ノ門電気 ビル2F 株式会社東芝オー・エー・コン サルタント内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配送伝票データを記憶する伝票データ記
    憶部と、 車両に関するデータを記憶する車両データ記憶部と、 前記配送伝票データの配車優先条件を記憶する優先順位
    記憶部と、 前記伝票データ記憶部に記憶されている複数の配送伝票
    データに対して、前記車両データ記憶部に記憶されてい
    る車両に関するデータ、前記優先順位記憶部に記憶され
    ている配車優先条件を参照して前記複数の配送伝票デー
    タを割り付ける車両を決定する配車計画エンジン部とを
    備えて成る配車計画装置。
  2. 【請求項2】 配送伝票データを記憶する伝票データ記
    憶部と、 車両に関するデータを記憶する車両データ記憶部と、 前記伝票データ記憶部に記憶されている複数の配送伝票
    データに対して、前記車両データ記憶部に記憶されてい
    る車両に関するデータを参照して前記複数の配送伝票デ
    ータを割り付ける車両を決定する配車計画エンジン部
    と、 前記配車計画エンジン部が決定した配車計画に対して所
    定の基準に基づいて適不適を評価する配車計画評価部と
    を備えて成る配車計画装置。
  3. 【請求項3】 前回の配車計画で未割付となった前記配
    送伝票データを記憶する未割付伝票データ記憶部を備
    え、 前記配車計画エンジン部は、前記未割付伝票データ記憶
    部に記憶されている未割付配送伝票データを前記伝票デ
    ータ記憶部に記憶されている配送伝票データに優先させ
    て配車計画演算を再実行することを特徴とする請求項2
    記載の配車計画装置。
  4. 【請求項4】 前記配車計画エンジン部は、前回の配車
    計画時のキー伝票と異なる配送伝票データを新たなキー
    伝票として配車計画演算を再実行することを特徴とする
    請求項2記載の配車計画装置。
  5. 【請求項5】 前記配車計画評価部は、前記配車計画エ
    ンジン部が配車計画演算を再実行する時に前記評価基準
    を変更する機能を有することを特徴とする請求項3又は
    4記載の配車計画装置。
  6. 【請求項6】 配送伝票データを記憶する伝票データ記
    憶部と、 配送に用いられる車両に関するデータが登録されている
    車両データ記憶部と、 配送地域に関するデータが登録されている配送地域デー
    タ記憶部と、 前記配送地域データ記憶部に登録されている配送地域に
    関するデータと前記車両データ記憶部に登録されている
    車両に関するデータとを関連づけ、前記配送地域ごとに
    配車を優先させる車両を設定した車両選定パターンデー
    タが登録されている車両選定パターン記憶部と、 前記伝票データ記憶部に記憶されている複数の配送伝票
    データに対して、前記車両選定パターン記憶部に登録さ
    れている車両選定パターンデータと、前記車両データ記
    憶部に登録されている車両に関するデータとを参照して
    前記複数の配送伝票データを割り付ける車両を決定する
    配車計画エンジン部とを備えて成る配車計画装置。
  7. 【請求項7】 前記車両選定パターン記憶部は前記車両
    選定パターンデータを複数種記憶し、 前記配車計画エンジン部は前記車両選定パターン記憶部
    に記憶されている前記複数種の車両選定パターンデータ
    の中から特定の1つの車両選定パターンデータを選択し
    て前記配車計画演算に用いる車両選定パターン選択手段
    を有することを特徴とする請求項6記載の配車計画装
    置。
  8. 【請求項8】 配送伝票データを記憶する伝票データ記
    憶部と、 配車計画の過去事例について、同一車両によって同時に
    配送するように割り付けられた配送地域の組み合わせ頻
    度を累積する過去事例累積部と、 前記過去事例累積部に累積されているデータに基づき、
    同一車両によって同時に配送するように割り付けられた
    過去事例が多い配送地域それぞれを配送先とする配送伝
    票データを前記伝票データ記憶部から抽出し、同一車両
    に割り付ける配車計画を立てる配車計画エンジン部とを
    備えて成る配車計画装置。
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