JP2020061029A - 配送計画プログラム、配送計画方法及び情報処理装置 - Google Patents

配送計画プログラム、配送計画方法及び情報処理装置 Download PDF

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審治 山根
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崇 太田
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Abstract

【課題】クラウドソースの配送員と、非クラウドソースの配送員とを含む配送員の配送計画を、配送対象の特徴を考慮して、立案することを目的としている。【解決手段】クラウドソース配送員と、非クラウドソース配送員とを含む配送員による複数の配送対象についての配送計画を作成する配送計画プログラムであって、配送対象の特徴に応じて、前記非クラウドソース配送員に配送させる第一の配送対象群を前記複数の配送対象から除いた第二の配送対象群を特定し、特定した前記第二の配送対象群の中から、前記クラウドソース配送員に関する情報に基づいて配送対象候補を抽出し、前記配送対象候補の少なくとも一部を前記クラウドソース配送員に配送させる複数の第一の配送計画を生成し、前記複数の第一の配送計画を出力する処理をコンピュータに実行させる。【選択図】図1

Description

本発明は、配送計画プログラム、配送計画方法及び情報処理装置に関する。
近年では、電子商取引(E−Commerce)の普及により、商品を最後の配送拠点から最終的な送り先まで配送する物流サービス(ラストワンマイル)の需要が高まっている。その一方で、物流業界は、人手不足や長時間労働の傾向が続いている。
また、近年では、Uber等のように、一般人を労働力として活用するクラウドソースによるサービスが知られている。物流業界でも、配送対象の荷物の量に合わせて労働力を調達できるクラウドソースにより、ラストワンマイルの配送を行う配送サービスが知られている。
特開2012−148896号公報 特開2003−34438号公報
しかしながら、従来のクラウドソースによる配送サービスでは、誰がどの荷物を配送するかを事前に把握して管理することが困難であり、荷物が配送されないまま残る、といった事態が生じる可能性がある。また、従来のクラウドソースによる配送サービスでは、配送員となる人が、自身で多数の荷物の一覧の中から自分に適した荷物を選択し、選択した荷物の配送順や経路を計画せねばならなかった。例えば、結果的に非効率な計画になることもあり得、配送員に負担がかかることがあった。
1つの側面では、本発明は、クラウドソースの配送員と、非クラウドソースの配送員とを含む配送員の配送計画を、配送対象の特徴を考慮して、立案することを目的としている。
一つの態様では、クラウドソース配送員と、非クラウドソース配送員とを含む配送員による複数の配送対象についての配送計画を作成する配送計画プログラムであって、配送対象の特徴に応じて、前記非クラウドソース配送員に配送させる第一の配送対象群を前記複数の配送対象から除いた第二の配送対象群を特定し、特定した前記第二の配送対象群の中から、前記クラウドソース配送員に関する情報に基づいて配送対象候補を抽出し、前記配送対象候補の少なくとも一部を前記クラウドソース配送員に配送させる複数の第一の配送計画を生成し、前記複数の第一の配送計画を出力する処理をコンピュータに実行させる。
上記各処理は、上記各処理を実現する機能部、各処理を実現する手順としても良く、各処理をコンピュータに実行させるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体とすることもできる。
クラウドソースの配送員と、非クラウドソースの配送員とを含む配送員の配送計画を、配送対象の特徴を考慮して、立案することができる。
第一の実施形態の概要を説明する図である。 第一の実施形態の配送計画装置を説明する図である。 第一の実施形態の配送計画装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 第一の実施形態の荷物データベースの一例を示す図である。 第一の実施形態の契約配送員データベースの一例を示す図である。 第一の実施形態のCS配送員データベースの一例を示す図である。 第一の実施形態の配送計画処理部の機能を説明する図である。 第一の実施形態の制約条件情報の一例を示す図である。 第一の実施形態の配送計画処理部の処理を説明するフローチャートである。 第一の実施形態における配送計画の立案のタイミングを説明する図である。 第一の実施形態の配送計画立案部の処理を説明する第一のフローチャートである。 第一の実施形態の配送計画立案部の処理を説明する第二のフローチャートである。 第一の実施形態の推奨配送計画立案部の処理を説明する図である。 3つの推奨配送計画について説明する図である。 第一の実施形態の推奨配送計画立案部の処理を説明するフローチャートである。 第一の実施形態の推奨配送計画立案部によるルート作成の処理を説明する第一のフローチャートである。 第一の実施形態の推奨配送計画立案部によるルート作成の処理を説明する第二のフローチャートである。 第一の実施形態の推奨配送計画情報の表示例を示す図である。 第二の実施形態の配送計画システムのシステム構成を説明する図である。 第二の実施形態の推奨配送計画情報の表示例を示す図である。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して、第一の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態の概要を説明する図である。
以下の説明では、クラウドソースにより調達される配送員を、クラウドソース配送員(CS配送員)と呼ぶ。本実施形態のクラウドソースとは、不特定多数の人に業務を委託する雇用形態を示すものであり、クラウドソース配送員は、各人の任意で配送の業務を受託した人達を示す。
また、以下の説明では、クラウドソース以外の方法で調達される配送員を非クラウドソース配送員又は契約配送員と呼ぶ。クラウドソース以外の方法で調達される配送員とは、例えば、配送会社に雇用されている正規の配送員や、配送会社と雇用契約を結んでいる配送員等であり、予め、配送に従事することが予定されている配送員を示す。
本実施形態では、ある配送拠点(集積所)1に集荷された配送対象である荷物群について、非クラウドソース配送員に対する荷物の配送計画と、クラウドソース配送員に対する推奨される複数の配送計画とを、立案する。
まず、本実施形態では、配送拠点(集積所)1に集荷された配送対象の荷物群の中から、非クラウドソース配送員により配送される荷物群2を抽出する。このとき、本実施形態では、荷物群2に含まれる各荷物の特徴に応じて荷物群2を抽出する。荷物の特徴の詳細は後述する。
そして、本実施形態では、抽出した荷物群2に含まれる荷物を、各非クラウドソース配送員に割り当てて、割り当てた荷物の配送計画を示す配送計画情報(第二の配送計画情報)を生成する。言い換えれば、本実施形態では、非クラウドソース配送員毎に、配送計画を立案する。本実施形態の配送計画情報とは、たとえば、荷物の配送順、配送経路、配送時間の少なくとも1つを示す情報を含む。
また、以下の説明では、配送計画情報を生成することを、配送計画を立案する、と表現する場合がある。
図1の例では、非クラウドソース配送員D1に対しては、荷物群2の中の荷物群2−1が割り当てられており、非クラウドソース配送員D2に対しては、荷物群2−2が割り当てられおり、非クラウドソース配送員D3に対しては、荷物群2−3が割り当てられている。また、本実施形態では、非クラウドソース配送員D1、D2、D3のそれぞれに対応する配送計画情報が生成される。
本実施形態で生成された配送計画情報は、例えば、実際の配送業務を管理する配送システム等に出力され、配送システムを介して、各非クラウドソース配送員に提示される。
次に、本実施形態では、荷物群1から荷物群2が抽出された後の荷物群3から、クラウドソース配送員毎に、配送候補の荷物を含む荷物群を抽出する。このとき、本実施形態では、クラウドソース配送員の属性に応じて、クラウドソース配送員毎の荷物群を抽出する。クラウドソース配送員の属性の詳細は後述する。
そして、本実施形態では、クラウドソース配送員毎に抽出された荷物群に含まれる荷物について、推奨される配送計画を示す配送計画情報(第一の配送計画情報)を複数パターン作成する。言い換えれば、本実施形態では、クラウドソース配送員毎に、推奨される配送計画を複数パターン立案する。
以下の説明では、クラウドソース配送員に対して推奨される配送計画を、推奨配送計画と呼び、推奨配送計画を示す情報を推奨配送計画情報と呼ぶ場合がある。
複数の推奨配送計画は、具体的には、優先させる事柄を異ならせて、各事柄に応じて生成した推奨配送計画を含む。複数の推奨配送計画の詳細は後述する。
図1の例では、荷物群3の中から、クラウドソース配送員C1の出発地と属性に応じた荷物群3−1(配送対象候補)が抽出され、荷物群3−1の中の荷物群31a(配送対象候補の一部)を配送するプラン3−1aを示す推奨配送計画情報と、荷物群31bを配送するプラン3−1bを示す推奨配送計画情報とが生成される。
プラン3−1aは、例えば、配送経路を短くすることを優先させる事柄とした配送計画であり、プラン3−1bは、例えば、報酬金額を多くすることを優先させる事柄とした配送計画である。尚、優先させる事柄は、上述した2つに限定されない。優先させる事柄は、例えば、クラウドソース配送員毎に個別に設定されていても良いし、クラウドソース配送員自身によって設定されても良い。
同様に、図1の例では、荷物群3の中から、クラウドソース配送員C2の出発地と属性に応じた荷物群3−2が抽出され、荷物群3−2の中の荷物群32aを配送するプラン3−2aを示す推奨配送計画情報と、荷物群32bを配送するプラン3−2bを示す推奨配送計画情報とが生成される。また、図1の例では、荷物群3の中から、クラウドソース配送員C3の出発地と属性に応じた荷物群3−3が抽出され、荷物群3−3の中の荷物群33aを配送するプラン3−3aを示す推奨配送計画情報と、荷物群33bを配送するプラン3−3bを示す推奨配送計画情報とが生成される。
これらの推奨配送計画情報は、例えば、配送システム等に出力され、この配送システム等を介して、クラウドソース配送員が所持している携帯端末等に提示される。
このように、本実施形態では、配送拠点に集荷された荷物群を、荷物の特徴に応じて非クラウドソース配送員により配送される荷物群と、クラウドソース配送員により配送される荷物群とに分別する。
また、本実施形態では、非クラウドソース配送員毎の配送計画情報と、非クラウドソース配送員毎の複数の推奨配送計画情報とを生成し、提供する。
さらに、本実施形態では、各クラウドソース配送員と対応付けられ地域(出発地)と属性に応じて、クラウドソース配送員毎に、配送候補となる荷物群を抽出し、優先させる事柄を異ならせた複数パターンの推奨配送計画を示す複数の配送計画情報を生成して、提供する。
したがって、本実施形態によれば、クラウドソースの配送員と、非クラウドソースの配送員とを含む配送員の配送計画を、配送対象の特徴を考慮して、立案することができる。
次に、図2を参照して、本実施形態の配送計画装置について説明する。図2は、第一の実施形態の配送計画装置を説明する図である。
本実施形態の配送計画装置100は、荷物データベース110、契約配送員データベース120、CS配送員データベース130、配送計画処理部140を有し、配送システム200とネットワークを介して接続される。
配送システム200は、例えば、配送会社等により管理されるものであり、配送計画装置100において生成された配送計画情報と推奨配送計画情報の送信先となる。
配送システム200では、集荷された荷物に関する情報のデータベースへの登録や、契約配送員やCS配送員による荷物の配送履歴を示す情報の管理等が行われる。また、配送システム200は、配送計画装置100から受信した配送計画情報を、契約配送員が所持している端末装置や、CS配送員が所持している端末装置等に送信し、配送計画情報や推奨配送計画を提示する。
本実施形態の荷物データベース110は、配送システム200によって登録された荷物に関する情報が格納されている。本実施形態の契約配送員データベース120は、契約配送員(非クラウドソース配送員)に関する情報が格納されている。本実施形態のCS配送員データベース130は、CS配送員(クラウドソース配送員)に関する情報が格納されている。
本実施形態の配送計画処理部140は、荷物データベース110、契約配送員データベース120、CS配送員データベース130を参照し、各契約配送員に対する配送計画情報と、各CS配送員に対する推奨配送計画情報を生成し、配送システム200へ送信する。
尚、図2の例では、荷物データベース110、契約配送員データベース120、CS配送員データベース130が配送計画装置100に設けられるものとしたが、これに限定されない。本実施形態の荷物データベース110、契約配送員データベース120、CS配送員データベース130は、配送システム200の内部や、他の情報処理装置に設けられていても良い。また、本実施形態の荷物データベース110、契約配送員データベース120、CS配送員データベース130は、複数の情報処理装置に分散して設けられていても良い。さらに、荷物データベース110、契約配送員データベース120、CS配送員データベース130は、配送計画装置100が配送システム200から取得しても良い。
次に、図3を参照して、本実施形態の配送計画装置100のハードウェア構成について説明する。
図3は、第一の実施形態の配送計画装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態の配送計画装置100は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置11、出力装置12、ドライブ装置13、補助記憶装置14、メモリ装置15、演算処理装置16及びインターフェース装置17を含む。
入力装置11は、各種の情報の入力を行うための装置であり、例えばキーボードやポインティングデバイス等により実現される。出力装置12は、各種の情報の出力を行うためものであり、例えばディスプレイ等により実現される。インターフェース装置17は、LANカード等を含み、ネットワークに接続する為に用いられる。
配送計画処理部140を実現させる配送計画プログラムは、配送計画装置100を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。配送計画プログラムは、例えば記憶媒体18の配布やネットワークからのダウンロード等によって提供される。配送計画プログラムを記録した記憶媒体18は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的、電気的或いは磁気的に記録する記憶媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記憶媒体を用いることができる。
また、配送計画プログラムは、配送計画プログラムを記録した記憶媒体18がドライブ装置13にセットされると、記憶媒体18からドライブ装置13を介して補助記憶装置14にインストールされる。ネットワークからダウンロードされた配送計画プログラムは、インターフェース装置17を介して補助記憶装置14にインストールされる。
補助記憶装置14は、荷物データベース110、契約配送員データベース120、CS配送員データベース130等を実現するものであり、配送計画装置100にインストールされた配送計画プログラムを格納すると共に、配送計画装置100による各種の必要なファイル、データ等を格納する。メモリ装置15は、配送計画装置100の起動時に補助記憶装置14から配送計画プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置16はメモリ装置15に格納された配送計画プログラムに従って、後述するような各種処理を実現している。
次に、図4乃至図6を参照して、本実施形態の荷物データベース110、契約配送員データベース120、CS配送員データベース130について説明する。図4は、第一の実施形態の荷物データベースの一例を示す図である。
本実施形態の荷物データベース110は、情報の項目として、荷物ID、センタコード、センタ名、住所、郵便番号、積降可能時間帯、登録日時、発送元、送り先、種類、重量、サイズ、優先度等を有する。尚、荷物データベース110が有する情報の項目は、これに限定されない。荷物データベース110は、図4に示す項目以外の項目を有していても良い。
本実施形態の荷物データベース110において、項目「荷物ID」は、その他の項目と対応付けられている。以下の説明では、荷物データベース110にける項目「荷物ID」の値と、その他の項目の値とを含む情報を、荷物情報と呼ぶ。
項目「荷物ID」の値は、荷物を特定する識別情報を示す。具体的は、項目「荷物ID」の値は、荷物に貼り付けられた伝票の識別番号等である。
項目「センタコード」の値は、荷物が集積された配送拠点(集積所)を特定するコードを示す。項目「センタ名」は、荷物が集積された配送拠点の名称を示す。項目「住所」の値は、センタコードによって特定される配送拠点の住所を示す。項目「郵便番号」の値は、住所と対応する郵便番号を示す。
項目「積降可能時間帯」の値は、センタコードによって特定される配送拠点において、荷物の積み降ろしを行うことができる時間帯を示す。荷物の積み降ろしとは、例えば、配送手段が車両である場合には、配送拠点から車両へ荷物を積み込むことや、車両から荷物を降ろして配送拠点に集積することを示す。
つまり、項目「積降可能時間帯」の値は、言い換えれば、配送拠点からの荷物の持ち出しと、荷物の集積と、を行うことができる時間帯を示す。
項目「登録日時」の値は、荷物IDにより特定される荷物の荷物情報が、荷物データベース110に登録された日時を示す。言い換えれば、項目「登録日時」の値は、荷物IDにより特定される荷物が集荷されたときの日時を示す。尚、「登録日時」は、EC(electronic commerce)での購入に伴う配送オーダーが生成された日時でも良い。
項目「発送元」の値は、荷物の送り主の名前と、送り主の住所を示す。項目「送り先」の値は、荷物の受取主の名前と、宛先(最終的な送り先)の住所を示す。項目「種類」の値は、荷物の種類を示す。荷物の種類とは、例えば、食品、割れ物、衣料品等といった種類である。
項目「重量」の値は、荷物IDにより特定される荷物の重量を示す。項目「サイズ」の値は、荷物IDにより特定される荷物のサイズを示す。
項目「優先度」の値は、荷物IDにより特定される荷物の優先度を示す。優先度は、例えば、配送システム200において、荷物の送り主の情報(顧客情報)等に応じて、予め付与される。
本実施形態において、項目「優先度」の値が入力された荷物は、優先度の高い荷物であり、契約配送員に配送されるべき荷物であることを示す。優先度の高い荷物とは、送り主や受取主が配送会社にとっての重要顧客である荷物、温度管理が必要な荷物、決められた時間までに配送する必要がある荷物等である。
図4の例では、荷物ID「001」の荷物は、重量が5kgの食品であって、優先度「高」が付与された荷物であり、センタコード「××」であるAAセンタに集積されており、この荷物を配送する場合には、5:00〜22:00の間に、AAセンタから持ち出す必要があることがわかる。また、荷物ID「001」の荷物には、優先度の値が付与されていることから、この荷物は契約配送員による配送対象の荷物とされることがわかる。
図5は、第一の実施形態の契約配送員データベースの一例を示す図である。本実施形態の契約配送員データベース120は、情報の項目として、ドライバID、出発地、積載量、稼働時間帯等を含む。
尚、図5に示す項目は一例であり、契約配送員データベース120は、図5に示す項目以外の項目を有していても良い。
本実施形態の契約配送員データベース120では、項目「ドライバID」と、その他の項目とが対応付けられている。以下の説明では、契約配送員データベース120において、項目「ドライバID」の値と、その他の項目の値とを含む情報を契約配送員情報と呼ぶ。
項目「ドライバID」の値は、契約配送員を特定するための識別情報である。項目「出発地」の値は、ドライバIDによって特定される契約配送員の配送における出発地となる配送拠点を示す。
項目「積載量」の値は、ドライバIDにより特定される契約配送員の配送手段となる車両に積載することができる荷物の重量を示す。項目「稼働時間帯」の値は、ドライバIDによって特定される契約配送員の稼働時間(就業時間)を示す。
図5の例では、ドライバID「101」で特定される契約配送員は、9:00〜16:00の間に、AAセンタに集荷された荷物の中から割れ当てられた荷物を配送することがわかる。
図6は、第一の実施形態のCS配送員データベースの一例を示す図である。本実施形態のCS配送員データベース130は、情報の項目として、パーソナルID、出発地、目的地、実績、稼働時間帯、属性を有する。
尚、図6に示す項目は一例であり、CS配送員データベース130は、図6に示す項目以外の項目を有していても良い。
本実施形態のCS配送員データベース130では、項目「パーソナルID」と、その他の項目とが対応付けられている。以下の説明では、CS配送員データベース130において、項目「パーソナルID」の値と、その他の項目の値とを含む情報をCS配送員情報と呼ぶ。
項目「パーソナルID」の値は、CS配送員を特定するための識別情報である。項目「出発地」の値は、パーソナルIDにより特定されるCS配送員の出発地を示す。項目「目的地」の値は、パーソナルIDにより特定されるCS配送員の目的地を示す。
尚、出発地と目的地は、CS配送員によって、任意のタイミングで登録や変更がされても良い。例えば、CS配送員が勤務先と自宅とを往復する間に荷物の配送を行う場合には、出発地と目的地を、それぞれ自宅と勤務先としたCS配送員情報と、出発地と目的地を、それぞれ勤務先と自宅としたCS配送員情報とが格納されても良い。
項目「実績」の値は、パーソナルIDにより特定されるCS配送員が、過去に配送業務を受諾した回数を示す。尚、項目「実績」の値は、例えば、配送業務を受諾した回数以外にも、過去の配送の経路や配送した荷物の個数や重量、荷物を届けた送り先等に関する情報が含まれていても良い。項目「実績」の値は、CS配送員による配送の履歴を示す情報であれば良い。項目「稼働時間帯」の値は、CS配送員により設定される。尚、項目「稼働時間帯」は、過去のCS配送員の配送実績の分析結果に基づき、設定されてもよい。
項目「属性」は、CS配送員の属性を示す複数の項目と対応付けられている。具体的には、項目「属性」は、項目「配送可能量」、「配送手段」、「性別」、「住所」、「職業」等と対応付けられている。尚、項目「属性」と対応付けられる項目は、これに限定されない。項目「属性」と対応付けられる項目は、図6に示す項目以外の項目であっても良い。
図6の例では、パーソナルID「1001」のCS配送員は、AA市○○町から出発して、BB市××区へ移動するまでの間に配送業務を行うものであり、過去10回、配送業務を受諾したことがわかる。また、図6の例では、パーソナルID「1001」のCS配送員は、AA市○○町に居住する男性の学生であり、16:00〜20:00の間に、自転車を用いて10kgまでの荷物を配送することが可能であることがわかる。
次に、図7を参照して、本実施形態の配送計画処理部140の機能について説明する。図7は、第一の実施形態の配送計画処理部の機能を説明する図である。
本実施形態の配送計画処理部140は、配送計画立案部150、推奨配送計画立案部160、制約条件情報記憶部170を有する。
本実施形態の配送計画立案部150は、個々の契約配送員に対する配送計画を立案する。尚、配送計画立案部150により立案された、個々の契約配送員毎の配送計画を、全体配送計画と呼ぶ場合がある。つまり、全体配送計画には、契約配送員毎の配送計画が含まれる。
推奨配送計画立案部160は、CS配送員に対する推奨配送計画を立案する。制約条件情報記憶部170は、配送計画立案部150、推奨配送計画立案部160が計画を立案する際に参照する制約条件情報171を保持している。
はじめに、配送計画立案部150について説明する。本実施形態の配送計画立案部150は、第一配送対象抽出部151、立案順決定部152、割り当て順決定部153、ルート作成部154、計画評価部155、計画改善部156、配送計画出力部157、第二配送対象出力部158を有する。
第一配送対象抽出部151は、荷物データベース110を参照して、契約配送員によって配送される荷物群の荷物情報を抽出する。具体的には、第一配送対象抽出部151は、荷物データベース110から、項目「優先度」の値が入力された荷物情報を抽出する。契約配送員に配送される荷物群を、第一の配送対象群と呼ぶ。
立案順決定部152は、契約配送員データベース120を参照し、配送計画を立案する契約配送員の順番を決定する。
具体的には、立案順決定部152は、例えば、契約配送員データベース120にドライバIDが登録された順に、契約配送員毎の配送計画を立案しても良い。また、立案順決定部152は、例えば、配送実績が豊富な契約配送員から順に、配送計画を立案するようにしても良い。配送計画を立案する契約配送員の順番は、配送計画装置100の管理者が任意に設定しても良い。また、立案順決定部152は、予め決められたアルゴリズムにしたがって、配送計画を立案する契約配送員の順番を決定しても良い。
割り当て順決定部153は、制約条件情報記憶部170に格納された制約条件情報171を参照し、第一配送対象として抽出された荷物群の中から、契約配送員に対して割り当てる荷物の順番を決定する。具体的には、割り当て順決定部153は、優先度が高い荷物から順に、契約配送員に割り当てる。
ルート作成部154は、割り当て順決定部153により決定された順に、契約配送員に荷物を割り当てて、割り当てられた荷物を配送するルート(配送経路)を作成する。本実施形態では、ルートが決定されると、荷物の配送順と配送経路が決定されたことになり、配送計画情報が生成されたことになる。
つまり、ルート作成部154は、配送計画情報を生成する機能部の一例となり得る。言い換えれば、ルート作成部154は、第一の配送対象群についての非クラウドソース配送員毎の配送計画(第二の配送計画)を作成する第二配送計画作成部の一例となり得る。
本実施形態の配送計画立案部150は、契約配送員の配送計画の立案順と荷物を割り当てる順を変更することで、複数パターンの契約配送員毎の配送計画を作成する。
計画評価部155は、ルート作成部154が立案した全体配送計画の評価を行い、評価結果に応じて、契約配送員毎の配送計画を選択する。
計画改善部156は、計画評価部155により選択された契約配送員毎の配送計画を、さらに改善させ、最も良いとされる契約配送員毎の配送計画(全体配送計画)を決定する。尚、本実施形態では、荷物の積載量が最も大きくなる全体配送計画を、最も良いとされる全体配送計画とする。
配送計画出力部157は、計画改善部156により特定された契約配送員毎の配送計画を示す配送計画情報を、配送システム200に対して出力する。つまり、本実施形態の配送計画出力部157は、第二の配送計画を出力する出力部の一例となり得る。
第二配送対象出力部158は、荷物データベース110の荷物情報から、第一配送対象抽出部151により抽出された荷物情報を除く荷物情報を抽出し、推奨配送計画立案部160へ渡す。
つまり、第二配送対象出力部158により抽出される荷物情報と対応する荷物群は、契約配送員により配送されていない荷物群であって、CS配送員による配送の対象とされる第二の配送対象群である。
次に、推奨配送計画立案部160について説明する。本実施形態の推奨配送計画立案部160は、CS配送員特定部161、配送拠点特定部162、配送候補抽出部163、優先事項設定部164、推奨ルート作成部165、推奨配送計画出力部166を有する。
CS配送員特定部161は、CS配送員データベース130を参照し、推奨配送計画を立案する対象となるCS配送員を特定する。
配送拠点特定部162は、CS配送員データベース130を参照し、CS配送員特定部161により特定されたCS配送員の出発地と最も近い配送拠点を特定する。
配送候補抽出部163は、配送計画立案部150から受け渡された第二の配送対象となる荷物群から、特定されたCS配送員に配送される候補となる荷物群を抽出する。
具体的には、配送候補抽出部163は、第二の配送対象なる荷物群の荷物情報から、配送拠点特定部162により特定された配送拠点に集積された荷物群の荷物情報を抽出する。そして、配送候補抽出部163は、CS配送員データベース130を参照し、配送拠点に集積された荷物群の荷物情報から、CS配送員の属性に応じた荷物群の荷物情報を抽出し、CS配送員により配送される候補の荷物群の荷物情報とする。
言い換えれば、配送候補抽出部163は、第二の配送対象となる荷物群から、推奨配送計画を立案するCS配送員のCS配送員情報に基づき、このCS配送員による配送の候補となる配送対象候補を抽出する。
例えば、パーソナルIDが「1001」のCS配送員のCS配送員情報には、属性として、「配送可能量/10Kg」、「配送手段/自転車」、「性別/男性」、「職業/学生」という情報が含まれる(図6参照)。
したがって、本実施形態の配送候補抽出部163は、特定された配送拠点に集積された荷物群から、重量が10Kg未満となり、且つ、自転車による配送が可能な大きさの荷物を、パーソナルIDが「1001」のCS配送員により配送される候補の荷物群として抽出する。
また、例えば、パーソナルIDが「1002」のCS配送員のCS配送員情報には、属性として、「配送可能量/2Kg」、「配送手段/徒歩」、「性別/女性」、「職業/主婦」という情報が含まれる(図6参照)。
したがって、配送候補抽出部163は、例えば、配送拠点に集積された荷物群から、重量が2Kg未満となり、且つ、手提げ袋等に入る大きさの荷物を、パーソナルIDが「1002」のCS配送員により配送される候補の荷物群として抽出する。
尚、配送候補抽出部163による、属性に応じた荷物群の抽出は、上述した例に限定されない。配送候補抽出部163は、例えば、CS配送員の属性の1つである職業と、荷物の種類とを対応付けるように、CS配送員の荷物群を抽出しても良い。具体的には、例えば、CS配送員の職業が、飲食店経営であった場合には、このCS配送員の属性に応じた荷物群として、種類が「食品」である荷物群を抽出しても良い。
また、本実施形態の配送候補抽出部163では、例えば、CS配送員の荷物群を抽出する際に参照するCS配送員の属性の項目が予め設定されていても良く、配送候補抽出部163は、設定された属性の項目に応じて荷物群を抽出しても良い。その場合、参照される属性の項目は、CS配送員自身によって設定されても良いし、過去のCS配送員の実績等に基づき自動的に設定されても良い。
優先事項設定部164は、配送候補抽出部163により抽出された荷物群に含まれる荷物を配送するための推奨配送計画を立案する際に、優先事項とされる事柄が設定されている。言い換えれば、優先事項設定部164は、推奨配送計画を立案する際に参照される優先事項が、複数設定されている。
推奨ルート作成部165は、配送候補抽出部163により抽出された荷物群を配送するための推奨ルートを、優先事項設定部164に設定された各優先事項と対応させて、複数パターン作成する。言い換えれば、推奨ルート作成部165は、優先事項設定部164に設定された優先事項と対応させて、優先事項設定部164に設定された優先事項と同数の推奨ルートを作成する。
尚、推奨ルート作成部165が生成する推奨ルートの数は、優先事項設定部164に設定された優先事項の中から選択された優先事項と対応する数であっても良く、必ずしも優先事項設定部164に設定された優先事項の数と同数でなくても良い。
本実施形態では、推奨ルートが決定されると、配送候補とされる荷物の配送順と配送経路が決定されることになるため、ここで推奨配送計画情報が生成されたことになる。つまり、推奨ルート作成部165は、推奨配送計画情報を生成する機能部の一例となり得る。言い換えれば、推奨ルート作成部165は、第二配送対象群について、CS配送員毎に複数の推奨配送計画(第一の配送計画)を生成する第一配送計画作成部の一例となり得る。
本実施形態の推奨配送計画出力部166は、推奨ルート作成部165により作成された複数の推奨配送計画を配送システム200に対して出力する。つまり、推奨配送計画出力部166は、CS配送員毎に作成された複数の第一の配送計画を出力する出力部の一例となり得る。
言い換えれば、本実施形態の出力部は、第二の配送計画を出力する配送計画出力部157と、複数の第一の配送計画を出力する推奨配送計画出力部166と、を含む。
次に、図8を参照して、本実施形態の制約条件情報記憶部170が保持している制約条件情報171について説明する。
図8は、第一の実施形態の制約条件情報の一例を示す図である。本実施形態の制約条件情報は、情報の項目として、条件項目、内容、配送計画、推奨配送計画を有する。
項目「条件項目」の値は、条件が設定された項目を示す。項目「内容」の値は、設定された条件の内容を示す。
項目「配送計画」及び項目推奨配送計画」の値は、それぞれを立案する際に、対応する条件が参照されるか否かを示す。言い換えれば、項目「配送計画」及び項目推奨配送計画」の値は、それぞれが、対応する条件を満たすように立案されるか否かを示す。
図8に示す制約条件情報171では、例えば、条件が設定される項目として、積込可能時刻、降し可能時刻、エリア、等が含まれる。
図8に示す積込可能時刻に関する条件は、積地における積込作業に関する条件であり、荷物の積込は、配送拠点において積み込みが可能な時間帯に開始して終了しなければならないことを示している。積み込みが可能な時間帯とは、積込可能時刻(自)から積込可能時刻(至)までの間である。
また、図8の例では、積込可能時刻に関する条件は、配送計画と推奨配送計画の両方に設定されていることがわかる。つまり、配送計画と推奨配送計画のそれぞれは、積込可能時刻に関する条件を満たすように立案される。
また、図8に示すエリアに関する条件は、荷物の集配先に関する条件であり、契約配送員は、集配先が、予め契約されたエリア内にある荷物しか扱うことはできないことを示している。また、図8の例では、エリアに関する条件は、配送計画に設定されていることがわかる。つまり、配送計画は、エリアに関する条件を満たすように立案される。
尚、本実施形態の制約条件情報には、図8に示す条件項目以外の条件項目が含まれても良い。具体的には、例えば、制約条件情報には、配送手段となる車両に関する条件等が含まれていて良い。
次に、図9を参照して、本実施形態の配送計画処理部140の動作について説明する。図9は、第一の実施形態の配送計画処理部の処理を説明するフローチャートである。
本実施形態の配送計画処理部140は、始めに、配送計画立案部150により、契約配送員毎の配送計画を立案する(ステップS901)。
次に、配送計画処理部140は、推奨配送計画立案部160により、CS配送員毎の推奨配送計画を立案し(ステップS902)、処理を終了する。尚、本実施形態では、後述するように、ステップS902の処理が単独で実行されても良い。
本実施形態の配送計画処理部140は、図9に示す処理を、例えば、1日のうちの決められた時間に実行しても良い。
尚、ステップS901とS902の順序は逆でも良い。CS配送員毎の推奨配送計画を先に立案し、そのあとに契約配送員毎の配送計画を立案することとしてもよい。
具体的には、例えば、CS配送員が運べない荷物を除いた荷物群を対象に、CS配送員毎の推奨配送計画を先に立案しても良い。CS配送員が運べない荷物とは、例えば、送り主や受取主が配送会社にとっての重要顧客である荷物、温度管理が必要な荷物、決められた時間までに配送する必要がある荷物、重量がある荷物等である。
この場合には、CS配送員毎の推奨配送計画を立案した後に、CS配送員が運べない荷物や残りの荷物を含む荷物群を対象に、契約配送員毎の配送計画を立案する。
以下に、図10を参照して、配送計画処理部140が処理を実行するタイミングについて説明する。図10は、第一の実施形態における配送計画の立案のタイミングを説明する図である。
図10では、22:00から0:00過ぎまでの時間帯において、配送計画処理部140による処理を実行する例を示している。この時間帯は、翌日配送される荷物の集荷が終了している時間帯である ため、図10の例では、N−1(配送前日)日の22:00までに集荷された全ての荷物が、N日(配送当日)に配送されることになる。
N−1日の22:00から0:00過ぎまでの時間帯において、配送計画処理部140がステップS901の処理によって立案した配送計画は、配送当日のN日に、契約配送員に対する配送指示として、配送システム200から、各契約配送員に提示される。
このとき、配送指示は、契約配送員の稼働時間帯の開始時刻よりも前に行われることが好ましい。契約配送員の稼働時間となる前に、配送計画を提示して配送指示を行うことで、契約配送員は、速やかに荷物の積み込みを行うことができる。
また、N−1日の22:00から0:00過ぎまでの時間帯において、配送計画処理部140がステップS902の処理によって立案した推奨配送計画は、CS配送員に対して、推奨される配送計画案として、配送システム200から、各CS配送員に提示される。
尚、CS配送員に対する配送計画案の提示は、予め決められた時刻に、一斉に行われても良い。予め決められた時刻は、例えば、配送拠点から荷物の持ち出しが可能となる時間帯よりも前の時刻であることが好ましい。
また、本実施形態の配送計画処理部140は、推奨配送計画立案部160によるステップS902の処理を、配送当日であるN日の間に、定期的に行い、その都度、新たなに立案された推奨配送計画をCS配送員に提示しても良い。
本実施形態では、推奨配送計画立案部160の処理を配送当日に定期的に実行することで、荷物データベース110の更新に合わせて、CS配送員毎に推奨配送計画を立案することができる。
このように、本実施形態では、翌日(N日)の配送とされた荷物群について、事前に契約配送員毎の配送計画と、CS配送員毎の推奨配送計画とを立案する。また、本実施形態では、配送当日(N日)に、CS配送員により配送対象として残された荷物について、CS配送員毎の推奨配送計画を定期的に立案して提示する。
したがって、本実施形態によれば、配送当日に配送される荷物の量(配送量)の最大化を図ることができる。
次に、図11を参照して、ステップS901における配送計画立案部150の処理について説明する。
図11は、第一の実施形態の配送計画立案部の処理を説明する第一のフローチャートである。
本実施形態の配送計画立案部150は、第一配送対象抽出部151により、荷物データベース110を読み込み、項目「優先度」の値が入力された荷物群(第一配送対象)の荷物情報を抽出する(ステップS1101)。
続いて、配送計画立案部150は、GA(Genetic Algorithms)オペレーションの実行を開始する(ステップS1102)。
配送計画立案部150において、立案順決定部152は、契約配送員データベース120を参照し、ルートを作成する契約配送員の順番を決定する(ステップS1103)。言い換えれば、立案順決定部152は、配送計画を立案する契約配送員の順番を決定する。
立案順決定部152は、例えば、契約配送員データベース120に登録された契約配送員のうち、配送当日に配送業務を行う予定である契約配送員を抽出し、抽出された契約配送員について、契約配送員データベース120に登録された順に配送計画の作成順を決定しても良い。
続いて、配送計画立案部150は、ルート作成部154により、契約配送員毎の配送計画(全体配送計画)を作成する(ステップS1104)。言い換えれば、配送計画立案部150は、契約配送員毎の配送計画を立案する。ステップS1104の詳細は後述する。
続いて、配送計画立案部150は、計画評価部155により、ステップS1104で立案された配送計画を評価し、結果に応じて契約配送員毎の配送計画を選択する(ステップS1105)。
本実施形態の配送計画立案部150では、ステップS1104とステップS1105の処理を、予め決められた回数実行し、GAオペレーションを終了する(ステップS1106)。
このように、本実施形態では、ステップS1102からステップS1106により、配送計画を作成する契約配送員(遺伝子)を一部交換したり(交配)、契約配送員の割り当て順を入れ替えたり(突然変異)して、次世代の全体配送計画を立案し、評価している。尚、GA(Genetic Algorithms)オペレーションにおいては、配送計画を作成する契約配送員を遺伝子に見立て、契約配送員を一部交換することを交配、契約配送員の割り当て順を入れ替えることが突然変異にそれぞれ見立てて、処理が行われる。
ステップS1106に続いて、配送計画立案部150は、計画改善部156により、求められた配送計画情報の改善を行う(ステップS1107)。
具体的には、計画改善部156は、契約配送員毎の配送計画を集計して、複数の指標を導出する。そして、計画改善部156は、導出した指標と、指標毎に決められた重み(係数)と、に基づき、契約配送員毎の配送計画を含む全体配送計画の評価値を算出し、評価値が最も小さくなるように、全体配送計画を改善させる。
複数の指標とは、例えば、配送業務に従事する契約配送員の人数、契約配送員毎の荷物の平均重量、平均体積、稼働時間、走行距離、稼働時間の標準偏差、荷物の平均重量と平均体積のそれぞれの標準偏差等である。
続いて、配送計画立案部150は、計画改善部156により改善された契約配送員毎の配送計画情報(全体配送計画情報)を、配送計画出力部157により、配送システム200へ出力する(ステップS1107)。
続いて、配送計画立案部150は、第二配送対象出力部158により、荷物データベース110から、CS配送員による配送対象となる第二配送対象の荷物群の荷物情報を抽出して推奨配送計画立案部160へ渡し(ステップS1109)、処理を終了する。
次に、図12を参照して、図11のステップS1104の処理の詳細を説明する。図12は、第一の実施形態の配送計画立案部の処理を説明する第二のフローチャートである。
本実施形態のルート作成部154は、ルートを作成する契約配送員の順番が決定されると、契約配送員毎にルートを作成する処理の実行を開始する(ステップS1201)。
ルート作成部154は、決定された順にしたがって、一人の契約配送員を選択する(ステップS1202)。
続いて、ルート作成部154は、ステップS1101で抽出された荷物情報と、選択された契約配送員の契約配送員情報と、制約条件情報171とを参照し、契約配送員に対する荷物の割り当て順を決定する(ステップS1203)。
具体的には、例えば、ルート作成部154は、選択された契約配送員により配送される荷物群を抽出する。そして、ルート作成部154は、抽出された荷物群のうち、荷物情報に含まれる優先度に基づき、契約配送員に対する荷物の割り当て順を決定する。
続いて、ルート作成部154は、荷物の割り当て処理を開始する(ステップS1204)。
ルート作成部154は、ステップS1203で決定された割り当て順にしたがって、選択された契約配送員により配送される荷物群の中から、1つの荷物を選択する(ステップS1205)。続いて、ルート作成部154は、契約配送員の契約配送員情報と、制約条件情報171とを参照して、契約配送員に選択した荷物を割り当てる(ステップS1206)。
ルート作成部154は、この処理を、選択された契約配送員により配送される荷物群の全ての荷物について行うか、又は、制約条件情報の何れかが満たされなくなるまで行って、荷物の割り当て処理を終了する(ステップS1207)。
ルート作成部154は、ステップS1202からステップS1207までの処理を、ルートの作成順が決定された全ての契約配送員について行うと(ステップS1208)、処理を終了し、図11のステップS1105へ進む。
本実施形態の配送計画立案部150は、以上のようにして、各契約配送員のそれぞれについてのルートと配送順とを示す配送計画(全体配送計画)を立案する。
次に、図13A、図13Bを参照して、本実施形態の推奨配送計画立案部160の処理について説明する。図13Aは、第一の実施形態の推奨配送計画立案部の処理を説明する図である。
本実施形態の推奨配送計画立案部160は、CS配送員の出発地に基づき、CS配送員により配送の候補となる荷物群を抽出し、この荷物群を、優先事項設定部164に設定された優先事項毎に、対応する推奨配送計画を立案する。
図13Aでは、あるCS配送員による配送の候補として抽出された荷物群の送り先と、CS配送員の出発地Dと目的地Tとを示している。
ここで、送り先が地点P11、P12、P13、P14のそれぞれとされた荷物は、過去にCS配送員が荷物を配送したことがある送り先である。つまり、地点P11、P12、P13、P14は、過去に、このCS配送員の配送実績がある送り先である。
ここで、優先事項設定部164に、優先事項として、「出発地から目的地までの距離を短くすること」、「配送実績がある送り先であること」、「報酬を高くすること」、の3つが設定されていたとする。
この場合、本実施形態の推奨配送計画立案部160は、各優先事項に応じた3つの推奨配送計画を立案する。図13Bは、3つの推奨配送計画について説明する図である。
図13Bに示す推奨配送計画1は、「出発地から目的地までの距離を短くすること」を優先した推奨配送計画である。
この推奨配送計画1では、出発地Dから目的地Tまでのルートが最も短くなるように、荷物が割り当てられる。具体的には、推奨配送計画1では、CS配送員に対し、送り先が地点P11、P21、P12、P14、P22とされている荷物が割り当てられる。
図13Bに示す推奨配送計画2は、「配送実績がある送り先であること」を優先した推奨配送計画である。したがって、推奨配送計画2では、出発地Dから目的地Tまでのルートは、推奨配送計画1と比較すると長くなるが、過去の配送実績がある地点P11、P12、P13、P14が送り先となっている荷物が割り当てられる。
図13Bに示す推奨配送計画3は、「報酬を高くすること」を優先した推奨配送計画である。したがって、推奨配送計画3では、CS配送員により配送の候補となる荷物群の中から、配送することによって得られる報酬が高い荷物が割り当てられ、ルートは、割り当てられた荷物の送り先を結ぶルートとなる。推奨配送計画3では、地点P23、P24、P25、P26が送り先とされた荷物の配送に対する報酬が高いため、ルートは、これらの各地点を結ぶルートとなる。
本実施形態の推奨配送計画立案部160は、このように、CS配送員毎に、優先事項設定部164に設定された優先事項毎の推奨配送計画を立案し、CS配送員に提示させる。
尚、優先事項設定部164に設定される優先事項は、図13Bに示す例に限定されない。優先事項は、例えば、CS配送員毎に任意に設定されていても良く、その場合は、優先事項とCS配送員のパーソナルIDとが対応付けられていても良い。
図14は、第一の実施形態の推奨配送計画立案部の処理を説明するフローチャートである。
本実施形態の推奨配送計画立案部160は、CS配送員データベース130にCS配送員情報が格納されているCS配送員毎に行われる、ステップS1402以降の処理を開始させる(ステップS1401)。
推奨配送計画立案部160は、CS配送員特定部161により、CS配送員データベース130にCS配送員情報が格納されたCS配送員を1人選択する(ステップS1402)。
続いて、推奨配送計画立案部160は、配送拠点特定部162により、選択されたCS配送員のCS配送員情報を参照して、CS配送員と対応付ける配送拠点を特定する(ステップS1403)。具体的には、配送拠点特定部162は、CS配送員情報に含まれる出発地に基づき、CS配送員と対応付ける配送拠点を特定する。
本実施形態では、このように、CS配送員の配送拠点を特定することで、CS配送員が滞在している地域(エリア)における推奨配送計画を立案できる。
続いて、推奨配送計画立案部160は、優先事項設定部164に設定されている優先事項毎に行われる、ステップS1405以降の処理を開始させる(ステップS1404)。
推奨配送計画立案部160は、CS配送員の配送拠点が特定されると、配送候補抽出部163により、CS配送員による配送対象の候補となる荷物群を抽出する(ステップS1405)。
具体的には、配送候補抽出部163は、配送計画立案部150の第二配送対象出力部158より出力された第二配送対象である荷物群のうち、特定された配送拠点に集積されている荷物群を特定する。そして、配送候補抽出部163は、その中から、CS配送員の属性に応じた荷物群を、配送対象の候補となる荷物群として抽出する。以下の説明では、CS配送員の配送対象の候補となる荷物群を候補荷物群と呼ぶ場合がある。
続いて、推奨配送計画立案部160は、推奨ルート作成部165により、優先事項毎に、候補荷物群を配送するルートを作成する(ステップS1406)。言い換えれば、推奨ルート作成部165は、CS配送員毎に抽出された候補荷物群について、優先事項毎の推奨配送計画を立案する。ステップS1406の処理の詳細は、後述する。
推奨配送計画立案部160は、優先事項設定部164に設定された各優先事項について、ルートを作成すると、推奨ルート作成部165によるルートの作成する処理を終了させる(ステップS1407)。
推奨配送計画立案部160は、CS配送員毎に、ステップS1402以降の処理を行われると、CS配送員毎の処理を終了させる(ステップS1408)。
続いて、推奨配送計画立案部160は、推奨配送計画出力部166により、CS配送員毎に作成された複数の推奨配送計画を配送システム200に対して出力し(ステップS1409)、処理を終了する。
次に、図15及び図16を参照して、本実施形態の推奨ルート作成部165による優先事項毎の推奨配送計画の立案について説明する。
図15は、第一の実施形態の推奨配送計画立案部によるルート作成の処理を説明する第一のフローチャートである。
図15では、優先事項「出発地から目的地までの距離を短くすること」に対応した推奨配送計画を立案する場合の推奨ルート作成部165の処理を示している。
本実施形態の推奨ルート作成部165は、配送候補抽出部163により候補荷物群が抽出されると、CS配送員情報に含まれる出発地から目的地までの距離を算出する(ステップS1501)。
尚、本実施形態では、配送計画処理部140は、地図情報が格納された外部サーバ等にアクセスして、出発地から目的地までの距離を算出しても良い。
次に、推奨ルート作成部165は、候補荷物群に含まれる荷物のうち、CS配送員に割り当てられていない荷物毎に行われる処理を開始させる(ステップS1502)。以下の説明では、候補荷物群に含まれる荷物のうち、CS配送員に割り当てられていない荷物を、未割り当ての荷物と呼ぶ場合がある。
推奨ルート作成部165は、未割り当ての荷物毎に、各荷物の送り先となる地点を現状のルートに含めた場合の、出発地から目的地までの距離を求め、求められた各距離と、ステップS1501で算出された距離との差分を算出する(ステップS1503)。
続いて、推奨ルート作成部165は、ステップS1503で算出された差分が最も小さくなる荷物を選択する(ステップS1504)。
続いて、推奨ルート作成部165は、CS配送員に対して、選択した荷物を配送候補の荷物として割り当てたルートを作成する(ステップS1505)。
推奨ルート作成部165は、ステップS1503からステップS1505の処理を、未割り当ての荷物がなくなるまで実行し、処理を終了させる(ステップS1506)。
続いて、推奨ルート作成部165は、最後に作成されたルートを、優先事項「出発地から目的地までの距離を短くすること」に対応した推奨配送計画に確定させ(ステップS1507)、処理を終了する。
図16は、第一の実施形態の推奨配送計画立案部によるルート作成の処理を説明する第二のフローチャートである。
図16では、優先事項「報酬を高くすること」に対応した推奨配送計画を立案する場合の推奨ルート作成部165の処理を示している。
推奨ルート作成部165は、候補荷物群が抽出されると、候補荷物群に含まれる荷物の割り当て順を決定する(ステップS1601)。具体的には、推奨ルート作成部165は、配送に対する報酬が高い荷物から順に割り当て順を決定する。尚、配送に対する報酬は、荷物データベース110において、荷物IDと対応付けられて格納されていても良い。
続いて、推奨ルート作成部165は、候補荷物群に含まれる荷物毎に行われる処理を開始させる(ステップS1602)。尚、ステップS1602から後述するステップS1605までの処理は、初期の推奨配送計画(解)を求めるための処理である。
推奨ルート作成部165は、候補荷物群から、ステップS1601で決定された順に、荷物を1つ選択する(ステップS1603)。続いて、推奨ルート作成部165は、選択した荷物をCS配送員に割り当てたルートを作成する(ステップS1604)。
推奨ルート作成部165は、候補荷物群に含まれる全ての荷物が割り当てられるか、又は、制約条件情報の何れかが満たされなくなるまで、この処理を終了させる(ステップS1605)。
続いて、推奨ルート作成部165は、ステップS1605において作成されたルートにおいて割り当てられた荷物の配送に対する報酬の合計を算出する(ステップS1606)。
次に、推奨ルート作成部165は、CS配送員に割り当てられた荷物毎に行われる処理を開始させる(ステップS1607)。
以下の説明では、CS配送員に割り当てられた荷物を、割り当て済み荷物と呼ぶ場合がある。尚、ステップS1607から後述するステップS1615までの処理は、ステップS1602からステップS1605の処理で求められた初期の推奨配送計画(解)を改善するための処理である。
推奨ルート作成部165は、割り当て済み荷物の中から、配送の報酬が最も大きい荷物を除外する(ステップS1608)。そして、推奨ルート作成部165は、未割り当ての荷物毎に行われる処理を開始させる(ステップS1609)。
推奨ルート作成部165は、未割り当ての荷物を1つ選択する(ステップS1610)。続いて、推奨ルート作成部165は、選択した荷物をCS配送員に割り当てたルートを作成する(ステップS1611)。
推奨ルート作成部165は、未割り当ての荷物がなくなるか、又は、制約条件情報の何れかが満たされなくなると、この処理を終了させる(ステップS1612)。
次に、推奨ルート作成部165は、ステップS1612において作成されたルートにおいて割り当てられた荷物の配送に対する報酬の合計を算出する(ステップS1613)。
続いて、推奨ルート作成部165は、ステップS1613で算出した報酬の合計が、ステップS1606で算出した報酬の合計よりも増額したか否かを判定する(ステップS1614)。
ステップS1614において、報酬の合計が増額した場合、推奨ルート作成部165は、ステップS1608へ戻る。
ステップS1614において、報酬の合計が増額しない場合、推奨ルート作成部165は、割り当て済みの荷物毎に行われる処理を終了させる(ステップS1615)。
続いて、推奨ルート作成部165は、ステップS1615で作成されたルートを、優先事項「報酬を高くすること」に対応した推奨配送計画に確定させ(ステップS1616)、処理を終了する。
この図16で示す処理で作成される推奨配送計画は、例えば、以下の式(1)で示す条件を満たす推奨配送計画として表すことができる。
Figure 2020061029
式(1)では、稼働時間が、CS配送員の稼働可能時間帯を超えず、且つ、荷物の総重量が、CS配送員の配送可能量を超えない範囲内で、最も報酬が最大となる、という条件を示している。
次に、図17を参照して、本実施形態の推奨配送計画の表示例について説明する。図17は、第一の実施形態の推奨配送計画情報の表示例を示す図である。
図17に示す画面181は、例えば、配送システム200の有する表示装置に表示された画面である。
画面181には、推奨配送計画出力部166から配送システム200に対して出力されたCS配送員毎の推奨配送計画情報が表示されている。
画面181に表示された推奨配送計画情報182は、CS配送員C1の推奨配送計画を示す情報であり、推奨配送計画情報183は、CS配送員C4の推奨配送計画を示す情報である。
図17の例では、CS配送員C1に対しては、優先事項として、距離を短くすることと、報酬を高くすることの2つが設定されており、CS配送員C4に対しては、優先事項として、荷物を軽くすることと、荷物のサイズを小さくすることの2つが設定されている場合を示している。
推奨配送計画情報182には、優先事項「出発地から目的地までの距離を短くすること」に対応した推奨配送計画であるプラン3−1aと、優先事項「報酬を高くすること」に対応したプラン3−1bと、が含まれる。
また、推奨配送計画情報183には、優先事項「配送する荷物を軽くすること」に対応した推奨配送計画であるプラン3−4dと、優先事項「配送する荷物のサイズを小さくすること」に対応した推奨配送計画であるプラン3−4eと、が含まれる。
このように、本実施形態では、CS配送員毎に、異なる観点から立案した複数の推奨配送計画を提示することができる。
尚、推奨配送計画出力部166から出力される推奨配送計画情報は、例えば、画面181に表示する方法以外の方法によって、配送システム200に提供されても良い。本実施形態では、推奨配送計画情報は、例えば、電子メール等によって配送システム200に通知されても良いし、画面181を表示させるためのURL(uniform resource locator)として配送システム200に通知されても良い。
また、本実施形態では、CS配送員毎の推奨配送計画と共に、契約配送員毎の配送計画が画面に表示されるようにしても良い。
さらに、本実施形態の配送計画装置100は、例えば、配送システム200から、契約配送員に配送計画が提示されたことを示す通知を受けると、個々の契約配送員の配送計画情報を、ドライバIDと対応付けて契約配送員データベース120に格納しても良い。
また、本実施形態の配送計画装置100は、例えば、配送システム200から、CS配送員に推奨配送計画が提示されたことを示す通知を受けると、個々のCS配送員の推奨配送計画情報を、パーソナルIDと対応付けてCS配送員データベース130に格納しても良い。
また、本実施形態の配送計画装置100は、配送システム200から、CS配送員が選択した推奨配送計画を特定する通知を受け付けると、選択された推奨配送計画を示す推奨配送計画情報を、パーソナルIDと対応付けてCS配送員データベース130に格納しても良い。
このように、本実施形態によれば、個々の契約配送員に対して立案された配送計画と、個々のCS配送員に対して立案された複数の推奨配送計画とを管理することができる。
以上のように、本実施形態によれば、荷物の特徴(優先度)に応じて、契約配送員に配送させる荷物群と、CS配送員による配送の候補となる荷物群とを分別することができる。
また、本実施形態によれば、CS配送員に対して、CS配送員に関するCS配送員情報に応じて、配送候補となる荷物群を抽出し、異なる観点に基づき立案した複数の推奨配送計画を提示することができる。
したがって、本実施形態によれば、CS配送員は、自身で多数の荷物の一覧から配送する荷物を選択して配送順を考える、といった作業を行う必要がない。また、本実施形態では、CS配送員の特性に適した複数の推奨配送計画を提示するため、CS配送員にとっての配送業務を受諾しやすさを向上させることができる。その結果として、本実施形態では、より多くの荷物を迅速に配送することに貢献できる。つまり、本実施形態によれば、配送サービスの品質の向上に貢献できる。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して、第二の実施形態について説明する。第二の実施形態では、配送計画装置100から、契約配送員とCS配送員のそれぞれが所持する端末装置に、直接配送計画情報と推奨配送計画情報を送信する点が、第一の実施形態と相違する。よって、以下の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点について説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには、第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図18は、第二の実施形態の配送計画システムのシステム構成を説明する図である。
本実施形態の配送計画システム300は、配送計画装置100Aと、配送システム200と、端末装置400とを含む。
本実施形態の配送計画装置100Aは、荷物データベース110、契約配送員データベース120、CS配送員データベース130、配送計画処理部140、配送計画送信部180を有する。
本実施形態の配送計画装置100Aは、配送計画処理部140で作成した契約配送員毎の配送計画情報と、CS配送員毎の推奨配送計画情報とを配送システム200に出力する。また、本実施形態の配送計画装置100Aは、配送計画送信部180により、契約配送員毎の配送計画情報と、CS配送員毎の推奨配送計画情報とを、契約配送員とCS配送員のそれぞれが所持している端末装置400へ送信する。
端末装置400は、例えば、契約配送員が所持しているスマートフォンやタブレット等の携帯端末と、CS配送員が所持しているスマートフォンやタブレット等の携帯端末とを含む。
言い換えれば、本実施形態の端末装置400は、各契約配送員と紐付けられた第一の端末装置と、各CS配送員と紐付けられた第二の端末装置とを含む。
本実施形態では、例えば、契約配送員データベース120に、契約配送員毎の配送計画情報の通知先が格納されており、CS配送員データベース130に、CS配送員毎の推奨配送計画情報の通知先が格納されていても良い。
配送計画送信部180は、これらの通知先を参照して、個々の契約配送員と、個々のCS配送員に対して、それぞれの配送計画情報と推奨配送計画情報とを送信する。
尚、本実施形態では、契約配送員毎の配送計画情報(全体配送計画情報)は、配送システム200のみに出力し、CS配送員毎の推奨配送計画情報を、各CS配送員の端末装置400に送信するようにしても良い。
図19は、第二の実施形態の推奨配送計画情報の表示例を示す図である。図19に示す画面501は、例えば、CS配送員の所持している端末装置400に表示された画面の例である。
画面501には、メッセージ502と、推奨配送計画情報503、504とが表示されている。
メッセージ502には、CS配送員による配送エリアと、配送候補として抽出された候補荷物群の数とを示す情報が含まれる。
また、推奨配送計画情報503、504には、荷物の配送先と、荷物毎の報酬及び報酬の合計と、配送にかかる時間とが含まれる。
推奨配送計画情報503では、推奨配送計画情報504と比較して、配送にかかる時間が短いが報酬の合計が少ない。推奨配送計画情報504では、推奨配送計画情報503と比較して、配送にかかる時間は2倍以上となるが、報酬の合計も2倍以上となる。
したがって、CS配送員は、自身のその日の予定や体調等に応じた推奨配送計画を選択することができる。
尚、本実施形態では、契約配送員の端末装置400に配送計画情報が送信されると、この配送計画情報を、契約配送員のドライバIDと対応付けて、契約配送員データベース120に格納しても良い。
また、本実施形態では、CS配送員の端末装置400に推奨配送計画情報が送信されると、この推奨配送計画をこのCS配送員のパーソナルIDと対応付けて、CS配送員データベース130に格納しても良い。さらに、本実施形態では、CS配送員の端末装置400において、推奨配送計画の選択を受け付けると、選択された推奨配送計画を特定する情報をパーソナルIDと対応付けて、CS配送員データベース130に格納しても良い。
開示の技術では、以下に記載する付記のような形態が考えられる。
(付記1)
クラウドソース配送員と、非クラウドソース配送員とを含む配送員による複数の配送対象についての配送計画を作成する配送計画プログラムであって、
配送対象の特徴に応じて、前記非クラウドソース配送員に配送させる第一の配送対象群を前記複数の配送対象から除いた第二の配送対象群を特定し、
特定した前記第二の配送対象群の中から、前記クラウドソース配送員に関する情報に基づいて配送対象候補を抽出し、
前記配送対象候補の少なくとも一部を前記クラウドソース配送員に配送させる複数の第一の配送計画を生成し、
前記複数の第一の配送計画を出力する
処理をコンピュータに実行させる配送計画プログラム。
(付記2)
前記第一の配送対象群について、前記非クラウドソース配送員に配送させる第二の配送計画を生成し、
前記第二の配送計画を出力する
処理を前記コンピュータに実行させる付記1に記載の配送計画プログラム。
(付記3)
前記複数の第一の配送計画は、
複数の事項について、それぞれの事項を優先させた場合の前記配送対象候補の第一の配送計画を含む、付記2記載の配送計画プログラム。
(付記4)
前記複数の事項は、
前記配送対象候補を配送する際の配送距離を短くすることと、前記配送対象候補を配送した際の報酬金額の合計を高くすること、とを含む、付記3記載の配送計画プログラム。
(付記5)
前記配送対象の特徴は、
前記配送対象に付与された優先度を含み、前記優先度は、前記配送対象の配送を依頼した顧客情報に応じて付与される、付記2乃至4の何れか一項に記載の配送計画プログラム。
(付記6)
前記クラウドソース配送員に関する情報は、
前記クラウドソース配送員の出発地と目的地とを示す情報と、前記クラウドソース配送員の属性を示す情報とを含み、
前記クラウドソース配送員の出発地と対応する配送拠点を特定する処理と、
前記第二の配送対象群から、特定された前記配送拠点に集積された配送対象群を抽出する処理と、
前記配送拠点に集積された配送対象群から、前記クラウドソース配送員の属性を示す情報に応じて、前記クラウドソース配送員毎の、前記配送対象候補を抽出する処理と、を前記コンピュータに実行させる、付記2乃至5の何れか一項に記載の配送計画プログラム。
(付記7)
前記第二の配送計画を示す配送計画情報を、前記契約配送員と紐付いた第一の端末装置に送信する処理と、
前記複数の第一の配送計画を示す推奨配送計画情報を、前記クラウドソース配送員と紐付いた第二の端末装置に送信する処理と、を実行する付記2乃至6の何れか一項に記載の配送計画プログラム。
(付記8)
前記第二の配送計画を示す配送計画情報が前記第一の端末装置に送信された時点で、前記第二の配送計画を示す配送計画情報と、前記契約配送員を特定する識別情報とを対応付けて管理する、付記7記載の配送計画プログラム。
(付記9)
前記第二の端末装置において、前記複数の第一の配送計画のうちの何れかが選択されると、選択された第一の配送計画を、前記クラウドソース配送員を特定する識別情報と対応付けて、前記クラウドソース配送員に関する情報として管理する、付記7又は8記載の配送計画プログラム。
(付記10)
前記第二の配送計画を生成する処理が実行された後に、前記複数の第一の配送計画を生成する処理を、前記コンピュータに実行させる、付記2乃至9の何れか一項に記載の配送計画プログラム。
(付記11)
コンピュータによる、クラウドソース配送員と、非クラウドソース配送員とを含む配送員による複数の配送対象についての配送計画を作成する配送計画方法であって、前記コンピュータが、
配送対象の特徴に応じて、前記非クラウドソース配送員に配送させる第一の配送対象群を前記複数の配送対象から除いた第二の配送対象群を特定し、
特定した前記第二の配送対象群から、前記クラウドソース配送員に関する情報に基づいて配送対象候補を抽出し、
前記配送対象候補の少なくとも一部を前記クラウドソース配送員に配送させる複数の第一の配送計画を生成し、
前記複数の第一の配送計画を出力する、配送計画方法。
(付記12)
前記コンピュータが、
前記第一の配送対象群について、前記非クラウドソース配送員に配送させる第二の配送計画を生成し、
前記第二の配送計画を出力する、付記11に記載の配送計画方法。
(付記13)
クラウドソース配送員と、非クラウドソース配送員とを含む配送員による複数の配送対象についての配送計画を作成する情報処理装置であって、
配送対象の特徴に応じて、前記非クラウドソース配送員に配送させる第一の配送対象群を前記複数の配送対象から除いた第二の配送対象群を特定し、特定した前記第二の配送対象群から、前記クラウドソース配送員に関する情報に基づいて配送対象候補を抽出し、前記配送対象候補の少なくとも一部を前記クラウドソース配送員に配送させる複数の第一の配送計画を生成する第一配送計画作成部と、
前記複数の第一の配送計画を出力する出力部と、を有する情報処理装置。
(付記14)
前記第一の配送対象群について、前記非クラウドソース配送員に配送させる第二の配送計画を生成する第二配送計画作成部を有し、
前記出力部は、前記第二の配送計画を出力する、付記13記載の情報処理装置。
本発明は、具体的に開示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
100、100A 配送計画装置
110 荷物データベース
120 契約配送員データベース
130 CS配送員データベース
140 配送計画処理部
150 配送計画立案部
151 第一配送対象抽出部
152 立案順決定部
153 割り当て順決定部
154 ルート作成部
155 計画評価部
156 計画改善部
157 配送計画出力部
158 第二配送対象出力部
160 推奨配送計画立案部
161 CS配送員特定部
162 配送拠点特定部
163 配送候補抽出部
164 優先事項設定部
165 推奨ルート作成部
166 推奨配送計画出力部
170 制約条件情報記憶部
171 制約条件情報
180 配送計画送信部
200 配送システム
300 配送計画システム
400 端末装置

Claims (11)

  1. クラウドソース配送員と、非クラウドソース配送員とを含む配送員による複数の配送対象についての配送計画を作成する配送計画プログラムであって、
    配送対象の特徴に応じて、前記非クラウドソース配送員に配送させる第一の配送対象群を前記複数の配送対象から除いた第二の配送対象群を特定し、
    特定した前記第二の配送対象群の中から、前記クラウドソース配送員に関する情報に基づいて配送対象候補を抽出し、
    前記配送対象候補の少なくとも一部を前記クラウドソース配送員に配送させる複数の第一の配送計画を生成し、
    前記複数の第一の配送計画を出力する
    処理をコンピュータに実行させる配送計画プログラム。
  2. 前記第一の配送対象群について、前記非クラウドソース配送員に配送させる第二の配送計画を生成し、
    前記第二の配送計画を出力する
    処理を前記コンピュータに実行させる請求項1記載の配送計画プログラム。
  3. 前記複数の第一の配送計画は、
    複数の事項について、それぞれの事項を優先させた場合の前記配送対象候補の第一の配送計画を含む、請求項2記載の配送計画プログラム。
  4. 前記複数の事項は、
    前記配送対象候補を配送する際の配送距離を短くすることと、前記配送対象候補を配送した際の報酬金額の合計を高くすることと、を含む、請求項3記載の配送計画プログラム。
  5. 前記配送対象の特徴は、
    前記配送対象に付与された優先度を含み、前記優先度は、前記配送対象の配送を依頼した顧客情報に応じて付与される、請求項2乃至4の何れか一項に記載の配送計画プログラム。
  6. 前記クラウドソース配送員に関する情報は、
    前記クラウドソース配送員の出発地と目的地とを示す情報と、前記クラウドソース配送員の属性を示す情報とを含み、
    前記クラウドソース配送員の出発地と対応する配送拠点を特定し、
    前記第二の配送対象群から、特定された前記配送拠点に集積された配送対象群を抽出し、
    前記配送拠点に集積された配送対象群から、前記クラウドソース配送員の属性を示す情報に応じて、前記クラウドソース配送員毎の、前記配送対象候補を抽出する処理を前記コンピュータに実行させる、請求項2乃至5の何れか一項に記載の配送計画プログラム。
  7. 前記第二の配送計画を生成する処理が実行された後に、前記複数の第一の配送計画を生成する処理を、前記コンピュータに実行させる、請求項2乃至6の何れか一項に記載の配送計画プログラム。
  8. コンピュータによる、クラウドソース配送員と、非クラウドソース配送員とを含む配送員による複数の配送対象についての配送計画を作成する配送計画方法であって、前記コンピュータが、
    配送対象の特徴に応じて、前記非クラウドソース配送員に配送させる第一の配送対象群を前記複数の配送対象から除いた第二の配送対象群を特定し、
    特定した前記第二の配送対象群から、前記クラウドソース配送員に関する情報に基づいて配送対象候補を抽出し、
    前記配送対象候補の少なくとも一部を前記クラウドソース配送員に配送させる複数の第一の配送計画を生成し、
    前記複数の第一の配送計画を出力する、配送計画方法。
  9. 前記コンピュータが、
    前記第一の配送対象群について、前記非クラウドソース配送員に配送させる第二の配送計画を生成し、
    前記第二の配送計画を出力する、請求項8記載の配送計画方法。
  10. クラウドソース配送員と、非クラウドソース配送員とを含む配送員による複数の配送対象についての配送計画を作成する情報処理装置であって、
    配送対象の特徴に応じて、前記非クラウドソース配送員に配送させる第一の配送対象群を前記複数の配送対象から除いた第二の配送対象群を特定し、特定した前記第二の配送対象群から、前記クラウドソース配送員に関する情報に基づいて配送対象候補を抽出し、前記配送対象候補の少なくとも一部を前記クラウドソース配送員に配送させる複数の第一の配送計画を生成する第一配送計画作成部と、
    前記複数の第一の配送計画を出力する出力部と、を有する情報処理装置。
  11. 前記第一の配送対象群について、前記非クラウドソース配送員に配送させる第二の配送計画を生成する第二配送計画作成部を有し、
    前記出力部は、前記第二の配送計画を出力する、請求項10記載の情報処理装置。
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