JPH10162196A - 硬貨処理装置 - Google Patents

硬貨処理装置

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JPH10162196A
JPH10162196A JP8324122A JP32412296A JPH10162196A JP H10162196 A JPH10162196 A JP H10162196A JP 8324122 A JP8324122 A JP 8324122A JP 32412296 A JP32412296 A JP 32412296A JP H10162196 A JPH10162196 A JP H10162196A
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JP
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coins
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stacking
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JP8324122A
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English (en)
Inventor
Koji Noda
浩司 野田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、同一の金種の硬貨の収容容量およ
び金種の区分数が変更可能で、高速の払出しが可能な硬
貨処理装置を提供するものである。 【解決手段】この発明の硬貨処理装置は、第1,第2の
金種別金庫30,50の集積筒31〜36および51〜
56のそれぞれに収容される硬貨の種別 (金種)を変更
可能で、例えば、8bitのディップスイッチ142に
おいてオンされるbitを変更することにより、2以上
の集積筒に同一の硬貨を収容し、あるいは使用頻度 (集
積度合い) の低い集積筒に、例えば、記念貨を収容でき
る。また、各集積筒に繰出し機構が配置されていること
から、高速の払い出しができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、銀行な
どの金融機関で利用される現金自動預出金機などに搭載
され、硬貨の入金および出金 (硬貨の受入れおよび払出
し) を行なう循環式の硬貨処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】銀行などの金融機関においては、硬貨の
入出金処理の可能な循環式の硬貨処理装置を搭載した現
金自動預出金機が広く利用されている。この種の硬貨処
理装置 (現金自動預出金機) は、入金時には、入金され
た硬貨の真偽ならびに金種を判定し、金種毎に対応する
金種別金庫に収納する。一方、出金時には、金種別金庫
から必要な金種の硬貨を取出し、真偽や金種を再び判定
した後、払出す。
【0003】このような硬貨処理装置は、硬貨を搬送ベ
ルトの搬送面に押しつけながら強制的に搬送するための
搬送手段と、この搬送手段に対して搬送される硬貨の真
偽や金種を判定する鑑査部と、複数種の硬貨を集積保持
する集積部と、この集積部に保持されている硬貨を払出
す払いだし機構等を有し、投入された硬貨の真偽や金種
を判定して、金種毎に所定の集積部に集積し、払出し要
求に応じて、対応する金額の硬貨を払出す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、集積部は、出金
時の集積部からの硬貨投出の確実性および出金速度の点
から、筒状に構成され、複数の集積部が整列されてい
る。ところで、市中に流通している硬貨は、金種毎に流
通量が異なり、特定の金種のみがオーバーフローするこ
とにより余剰硬貨を回収する必要が生じたり、反対に特
定の金種のみが不足して、払い出しができなくなる問題
がある。
【0005】また、同一の金種を多数枚出金する場合、
払出しに要求される時間が増大する問題がある。さら
に、現在発行されていない新規な高額硬貨が発行された
場合には、金種毎の収容は、実質的に困難である。
【0006】この発明は、上述した問題点に基づきなさ
れたもので、同一の金種の硬貨の収容容量および金種の
区分数が変更可能で、高速の払出しが可能な硬貨処理装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、硬貨を1枚づつ分離し搬送す
る搬送手段と、この搬送手段で搬送される硬貨の金種/
真偽を判定する鑑査手段と、前記鑑査手段の鑑査結果に
応じて硬貨を種別毎に選別を行う硬貨選別手段と、前記
硬貨選別手段により種別毎に選別された硬貨を集積する
複数の金種別硬貨集積部と、前記鑑査手段にて鑑査され
た硬貨の特定の金種または前記選別される全ての金種に
対して、前記金種別硬貨集積部へ任意の金種を投入可能
とするために、前記各金種別硬貨集積部のうちの任意の
金種別硬貨集積部への投入金種を選択/変更する投入金
種選定手段と、を具備したことを特徴とする硬貨処理装
置を提供するものである。
【0008】また、この発明の硬貨処理装置は、硬貨選
別手段、金種別硬貨集積部および投入金種選定手段が、
識別可能な金種の数よりも多く配置されることを特徴と
する。
【0009】さらに、この発明の硬貨処理装置は、硬貨
の金種毎の数量比に応じて、前記金種別硬貨集積部への
投入金種を自動的に選択/変更する自動設定手段を有す
ることを特徴とする。
【0010】またさらに、この発明の硬貨処理装置は、
投入金種選定手段がディップスイッチ等の入力手段を有
し、外部から設定可能としたことを特徴とする。さらに
また、この発明の硬貨処理装置は、硬貨選別手段および
金種別硬貨集積部が、平面方向から見た状態で重ならな
いよう上下方向に分離されて配置されることを特徴とす
る。
【0011】またさらに、この発明の硬貨処理装置は、
金種別硬貨集積部が、同一金種に対して2以上利用可能
で、かつ、それぞれの集積部から同時に払い出し可能で
あることを特徴とする。
【0012】さらにまた、この発明の硬貨処理装置は、
金種別硬貨集積部が、同一金種に対して2個以上の集積
部を利用可能で、かつ、それぞれの集積部から同時に払
い出し可能であることを特徴とする。
【0013】またさらに、この発明は、ゲートの開閉に
より投入が管理される複数の金種別硬貨集積部からなる
第1の集積部と、第1の集積部の後段に配置され、第1
の集積部と同様に、ゲートの開閉により投入が管理され
る複数の金種別硬貨集積部からなる第2の集積部と、前
記第1の集積部に向けて硬貨を搬送する第1の搬送手段
と、前記第1の集積部と前記第2の集積部との間に配置
され、前記第1の集積部を通過された硬貨を前記第2の
集積部に向けて搬送する第2の搬送手段と、前記第1の
搬送手段により搬送されている硬貨の金種/真偽を判定
する鑑査手段と、前記第1の搬送手段により搬送されて
いる硬貨を前記鑑査手段の鑑査結果に応じて前記第1お
よび第2の集積部のうちの所定の金種別硬貨集積部に収
容させる搬送制御手段と、前記鑑査手段にて鑑査された
硬貨の特定の金種または前記選別される全ての金種に対
して、前記金種別硬貨集積部へ任意の金種を投入可能と
するために、前記各金種別硬貨集積部のうちの任意の金
種別硬貨集積部への投入金種を選択/変更する投入金種
選定手段と、を有することを特徴とする硬貨処理装置を
提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を説明する。図1は、この発明の実施の形
態である硬貨処理装置の概略図である。硬貨処理装置1
は、例えば、銀行等の金融機関で利用される現金自動預
出金機に搭載され、硬貨C‥‥‥の入出金処理を行なう
ものである。
【0015】硬貨処理装置1は、入出金口としての受皿
11に投入された硬貨C‥‥‥を受入れ、硬貨C‥‥‥
の真偽、種類、正損などを識別して金種別 (種類別) に
集積して保持する一方で、払出し要求があった場合に
は、払出し要求に対応する金額の硬貨を、受皿11に払
い出す。
【0016】受皿11は、硬貨C‥‥‥が投入される
と、受入れた硬貨C‥‥‥を、自身の回転により、鉛直
下方に配置された遠心円盤機構としての上繰出し部13
に落下させる。
【0017】上繰出し部13は、所定の速度で回転され
る遠心円盤14を含み、受皿11により供給された硬貨
C‥‥‥を遠心力で分離するとともに、図示しない高さ
規制部材により、硬貨相互の重なりを排除する。
【0018】上繰出し部の出口13aには、硬貨相互の
重なりが排除された硬貨C‥‥‥を取り出すピックアッ
プローラ15、搬送ベルト16および搬送ベルト16に
対向された搬送面17aからなり、ピックアップローラ
15を介して搬送面17a上に押出されたセットされた
硬貨C‥‥‥を、1枚ずつ搬送する第1の搬送部17が
接続されている。この場合、搬送ベルト16は、ピック
アップローラ15から送出される硬貨C‥‥‥を搬送面
17aに向けて押しつけることで、搬送ベルト16の移
動速度と等しい速度で、硬貨C‥‥‥を強制的に搬送す
る。
【0019】第1の搬送部17は、1枚ずつ搬送される
硬貨C‥‥‥を、硬貨の真偽、種類および正損等を識別
する鑑査部19に案内し、鑑査部19を通過させ、さら
に、鑑査部19の下流側に搬送する。なお、硬貨C‥‥
‥は、ピックアップローラ15と搬送ベルト16の回転
速度比との関係により、搬送面17aで、所定の間隔だ
け離れて1枚ずつ搬送される。ここで、ピックアップロ
ーラ15の周面の移動速度をV1、搬送ベルト16の移
動速度をV2、搬送される硬貨C‥‥‥のそれぞれの直
径をDiaとすると、ピックアップローラ15の回転に
よりある硬貨Cが自身の径だけ進む時間、先行する硬貨
C−1は、搬送ベルト16の搬送速度で移動されること
から、Xintで示される搬送ピッチは、 Xint= (V2×Dia) /V1 … (1) となる。なお、一般に、上繰出し部13の硬貨C‥‥‥
の繰出し能力は、第1の搬送部17の搬送能力よりも高
く設定されることから、ピックアップローラ15の手前
には、硬貨C‥‥‥が連続して繋がることとなる。
【0020】鑑査部19は、所定の検知および判定処理
により、搬送ベルト16により搬送面17a上を搬送さ
れてくる硬貨C‥‥‥の真偽、種類および正損等を識別
するもので、現在流通している硬貨、すなわち、1円ア
ルミ貨、5円真鍮貨、10円銅貨、50円白銅貨、10
0円白銅貨および500円白銅貨、並びに、これまで国
内で発行された記念硬貨および外国貨幣等を識別する。
なお、鑑査部19は、図示しないホストコンピュータな
らびに装置1のCPUのいづれによっても判定条件を変
更可能であって、例えば、新たに高額の硬貨が発行され
た場合であっても、識別可能に構成されている。
【0021】鑑査部19の下流側には、搬送ベルト16
ならびに搬送面17aの長手方向に沿うとともに、鑑査
部19の識別結果に基づいて、硬貨C‥‥‥を金種別
(種類別) に選別する第1の選別部20およびこの選別
部20により選別された硬貨C‥‥‥を金種別 (種類
別) に集積・保持する第1の金種別金庫30が配置され
ている。
【0022】第1の選別部20は、搬送ベルト16によ
って搬送される硬貨C‥‥‥を、鑑査部19の識別結果
に基づき金種別 (または種類別) に選別する。第1の選
別部20は、周知の対向式ゲート21,22‥‥‥26
を含み、図2に示すように、それぞれのゲート21,2
2‥‥‥26を選択的に開閉駆動することで、硬貨C‥
‥‥を、選別する。なお、各ゲート21,22‥‥‥2
6は、各ゲートに配置された通過センサの一つ手前のゲ
ートに位置された通過センサが硬貨Coにより遮られた
時点 (明から暗への変動開始) で対応するゲート (投入
すべきゲート)の開動作が開始され、同ゲートの直前に
配置された通過センサが暗から明に変化(硬貨Coが通
過) した時点で、同ゲートの閉動作が開始される。
【0023】第1の金種別金庫30は、第1の選別部2
0の各ゲート21,22‥‥‥26の直下に位置された
円筒状の集積筒31,32‥‥‥36からなり、鑑査部
19の識別結果に基づいてゲート21,22‥‥‥26
が所定のタイミングで開動作されることで、予め決めら
れている硬貨が落下される。なお、集積筒31,32‥
‥‥36には、例えば、1円アルミ貨、5円真鍮貨、1
0円銅貨、50円白銅貨、100円白銅貨および500
円白銅貨が、それぞれ、収納される。
【0024】第1の選別部20および第1の金種別金庫
30の下流側すなわち第1の搬送部17の後段 (下流
側) には、鑑査部19の識別結果に基づき金種別 (種類
別) に選別する第2の選別部40およびこの選別部40
により選別された硬貨を金種別(種類別) に集積・保持
する第2の金種別金庫50が、さらに配置されている。
【0025】第2の選別部40および第2の金種別金庫
50は、また、上述した第1の選別部20および第1の
金種別金庫30と同様に構成されたゲート41,42‥
‥‥46および集積筒51,52‥‥‥56を含んでい
る。なお、第2の選別部40および第2の金種別金庫5
0は、硬貨処理装置1内において、第1の選別部20お
よび第1の金種別金庫30に比較して上方であって、集
積筒51,52‥‥‥56と集積筒31,32‥‥‥3
6が情報から見た状態で平面的にずれた状態で配置され
ている。なお、集積筒51,52‥‥‥56には、第1
の金種別金庫30と同様に、例えば、1円アルミ貨、5
円真鍮貨、10円銅貨、50円白銅貨、100円白銅貨
および500円白銅貨が、それぞれ、収納される。ま
た、集積筒51,52‥‥‥56に収容可能な硬貨の種
類は、図4を用いて後述する制御部の切換手段、例えば
ディップスイッチ、もしくは図示しないホストコンピュ
ータまたは装置1のCPUからの制御により、硬貨の金
種別の数量比に応じて任意に設定される。
【0026】第1の選別部20および第1の金種別金庫
30と第2の選別部40および第2の金種別金庫50
は、一対の搬送ベルトからなる第2の搬送部 (Uターン
通路)61により接続される。また、第2の選別部40
および第2の金種別金庫50には、搬送ベルト62およ
び搬送ベルト62に対向された搬送面63aからなり、
第2の搬送部 (Uターン通路) 61に接続された第3の
搬送部63により、鑑査部19で識別された硬貨が搬送
される。
【0027】鑑査部19と第1の金種別金庫30 (第1
の選別部20) の間の搬送面17aには、第1および第
2の金種別金庫30および50の双方が満杯となった場
合に過剰硬貨C‥‥‥を収納するオーバーフローボック
ス65が配置されている。
【0028】オーバーフローボックス65に過剰硬貨C
‥‥‥を落下可能な搬送面17aの所定位置には、ゲー
ト21,22‥‥‥26および41,42‥‥‥46に
類似した対向式ゲート65aが形成されている。
【0029】第1の金種別金庫30 (第1の選別部2
0) と第2の金種別金庫50 (第2の選別部40) との
間の搬送面17aには、各金種別金庫30および50に
加えてオーバーフローボックス65も満杯となった場合
に、全ての過剰硬貨C‥‥‥を回収する金庫67が配置
されている。なお、金庫67に過剰硬貨C‥‥‥を落下
可能な搬送面17aの所定位置には、対向式ゲート65
aと同様のゲート67aが配置されている。
【0030】第1および第2の金種別金庫30および5
0の各集積筒31,32‥‥‥36および51,52‥
‥‥56の下方には、払出し要求があった場合に、対応
する金額の硬貨C‥‥‥を受皿11に払い出すための硬
貨繰出し機構70および80ならびに下繰出し部91が
配置されている。
【0031】硬貨繰出し機構70および80は、それぞ
れ、各集積筒31,32‥‥‥36および51,52‥
‥‥56に対応して配置され、図5を用いて後述するよ
うな往復運動によって各集積筒31,32‥‥‥36お
よび51,52‥‥‥56に集積されている硬貨を最下
部から1枚ずつ繰り出す往復ピッカー71,72‥‥‥
76および81,82‥‥‥86を含み、払出し要求の
金額に対応する硬貨C‥‥‥を、下方すなわち下繰出し
部91に放出する。
【0032】下繰出し部91は、上繰出し部13と同様
に所定の速度で回転される遠心円盤92を含み、往復ピ
ッカー71,72‥‥‥76および81,82‥‥‥8
6のそれぞれにより各集積筒31,32‥‥‥36およ
び51,52‥‥‥56から投出された硬貨C‥‥‥を
1枚ずつ繰出して、例えば、平ベルト等で構成された挟
み込み搬送式の縦コンベア93へ送出する。
【0033】縦コンベア93は、上繰出し部13に接続
されており、払出し要求により、各集積筒31,32‥
‥‥36および51,52‥‥‥56から投出された硬
貨C‥‥‥を、上繰出し部13へ搬送する。
【0034】図2は、図1に示した硬貨処理装置の第1
および第2の選別部20および40に適用される対向式
ゲートゲート21,22‥‥‥26および41,42‥
‥‥46の開動作および閉動作の状態を示す概略図であ
る。なお、図1に示した選別部20および40は、それ
ぞれ、6連であるが、ここでは、繁雑さをさけるため4
連を例に説明する。
【0035】図2 (a) ないし図2 (c) に示されるよ
うに、A,B,CおよびDからなる4連のゲートにおい
て、硬貨Coを収納すべき集積筒に対応するゲートが
「C」であるとき、一つ前のゲートBの上流 (ゲートB
とゲートAの間) に位置されたセンサに硬貨Coの先端
が差しかかった時点で (図2 (a) ) 、図示しない制御
部の制御によりゲートCの開動作が開始される。硬貨C
oは、引続き搬送され、ゲートBを通過されて、ゲート
Cに案内される (図2 (b) ) 。また、硬貨Coの後端
が一つ前のゲートBの下流 (ゲートCとゲートBの間)
に位置された通過センサを通過されると、図示しない制
御部の制御によりゲートCの閉動作が開始される (図2
(c) ) 。
【0036】図3は、硬貨処理装置1の制御部の一例を
示す概略ブロック図である。硬貨処理装置1は、主制御
装置であるCPU101、CPU101による動作を記
憶しているROM102、例えば、各金種別金庫30お
よび50のそれぞれに収容されている硬貨の量、図示し
ない操作パネルから入力された払出し要求の金額等の数
値データを一時的に記憶するRAM103、および、C
PU101と外部のホストコンピュータの間の通信を制
御する外部インタフェース104等を有している。
【0037】CPU101には、鑑査部19による鑑査
を制御する鑑査CPU111、第1の搬送部17、第2
の搬送部 (Uターン通路) 61、第3の搬送部63なら
びに縦コンベア93などの硬貨搬送機構を駆動するメカ
ニカルコントローラ121、図示しない操作パネルに所
定の表示を表示させるとともに払出し要求および入力操
作に対応するコマンド等をCPU101に入力する内部
インタフェース122ならびに詳述しない電源ブロック
等が接続されている。なお、鑑査CPU111には、図
4を用いて以下に詳述するように、各金種別金庫30お
よび50の各集積筒31,32‥‥‥36および51,
52‥‥‥56に収容する硬貨C‥‥‥の種別 (金種)
を任意に設定可能な入力キー (変更設定部) 112、所
定の規則および外径ならびに材質のチェック等により硬
貨C‥‥‥を識別する詳述しない硬貨鑑査ユニット11
3、硬貨鑑査ユニット113による識別結果に基づい
て、各金種別金庫30および50の各集積筒31,32
‥‥‥36および51,52‥‥‥56のそれぞれ、オ
ーバーフローボックス65および金庫67のいづれかに
対応するゲートを開閉するゲート制御部114、およ
び、各ゲートの近傍等に位置されるセンサの出力をモニ
タするセンサ出力入力部115などが接続されている。
【0038】鑑査CPU111は、例えば、図4 (a)
ないし図4 (c) に示されるような表示部とロータリー
スイッチ群、表示部とディップスイッチ (8bit) ま
たは表示部とプッシュスイッチ群からなる入力設定部1
31,141ならびに151を有し、第1および第2の
金種別金庫30および50の各集積筒31,32‥‥‥
36,51,52‥‥‥56のそれぞれに収容する硬貨
C‥‥‥の種類を、任意に設定できる。
【0039】例えば、図4 (b) に示した表示部とディ
ップスイッチ群からなる入力設定部141においては、
ディップスィッチ142のbit1をonに設定するこ
とにより、第2の金種別金庫50の初期設定において1
0円貨を収容するよう設定されている集積筒に、第1の
直径 (10円貨の直径に類似) を有する記念貨1を集積
するよう、ゲートが開閉可能となる。
【0040】また、ディップスィッチ142のbit2
をonに設定することで、第2の金種別金庫50の初期
設定において100円貨が収容されるよう設定された集
積筒に、第2の直径 (100円貨の直径に類似) を有す
る記念貨2を集積するよう、ゲートが開閉可能となる。
【0041】以下、ディップスィッチ142のbit3
をonに設定することで、第2の金種別金庫50の初期
設定において500円貨が収容されるよう設定された集
積筒に、第3の直径 (500円貨の直径に類似) を有す
る記念貨3を集積するよう、ゲートが開閉可能となる。
【0042】同様に、ディップスィッチ142のbit
3をoff、かつbit4をonに設定することで、第
2の金種別金庫50の初期設定において500円貨が収
容されるよう設定された集積筒に、例えば、現在発行さ
れていない新規な高額硬貨を集積するよう、ゲートが開
閉可能となる。
【0043】なお、表示部143は、ディップスィッチ
142の各bitがonされた組み合わせに基づいて、
各集積筒31,32‥‥‥36,51,52‥‥‥56
に収容される硬貨の種別が変更された状態を示す所定の
符号または数値を表示し、各集積筒が収容する硬貨の種
別の組み合わせを容易に判定可能とする。また、図4
(a) は、ロータリースイッチを用いた例を、図4 (c)
は、プッシュスイッチを用いた例を、それぞれ、示し
ているが、実質的に同様に機能することはいうまでもな
い。
【0044】図5は、各集積筒31,32‥‥‥36お
よび51,52‥‥‥56から硬貨C‥‥‥を繰り出す
硬貨繰出し機構70および80すなわち往復ピッカー7
1,72‥‥‥76,81,82‥‥‥86の1つを代
表して示した概略図である。
【0045】図5に示されるように、各集積筒の最下部
には、集積筒の断面方向に移動可能なピッカー71 (7
2‥‥‥76,81,82‥‥‥86も同様であるから
省略する) が横たえられている。このピッカー71は、
例えばロータリーソレノイド等の回転運動する駆動アク
チェータと、この駆動アクチェータの回転運動を往復運
動に変えるクランクにより構成されている。これによ
り、駆動アクチェータが1回転する毎にピッカー71が
集積筒の最下部に進出し、集積筒の最下部の硬貨が1枚
繰り出される。
【0046】次に、上述した硬貨処理装置1の動作につ
いて詳細に説明する。入金処理においては、受皿11
に、多種・複数が混在した硬貨C‥‥‥が投入される。
受皿11に投入された硬貨C‥‥‥は、上繰出し部13
に落下され、遠心円盤14により硬貨相互の重なりが排
除されて、1枚ずつ、搬送ベルト16により鑑査部19
の硬貨鑑査ユニット113に向けて、第1の搬送部の搬
送面17a上を搬送される。
【0047】鑑査部19の硬貨鑑査ユニット113を通
過された硬貨C‥‥‥は、硬貨鑑査ユニット113によ
り、種類、真偽、正損が識別され、硬貨鑑査ユニット1
13の識別結果に基づいて鑑査CPU111により駆動
されるゲート制御部114の制御により所定のタイミン
グで開閉されるゲート21,22‥‥‥26,41,4
2‥‥‥46,65aおよび67aのいづれかを介し
て、対応する集積筒31ないし36および51ないし5
6あるいはオーバーフローボックス65もしくは金庫6
7のいづれかに収容される。
【0048】この場合、第1の金種別金庫30の各集積
筒31,32‥‥‥36のそれぞれには、例えば、1円
アルミ貨、5円真鍮貨、10円銅貨、50円白銅貨、1
00円白銅貨および500円白銅貨が収納されるが、第
2の金種別金庫50の各集積筒51,52‥‥‥56に
ついては、図4に示した切換手段を介して変更された識
別により、区分・集積される。
【0049】例えば、第2の金種別金庫50の各集積筒
51,52‥‥‥56に収容すべき硬貨の設定が、図4
(b) を用いて説明したように変更されている場合、図
6に示すように、入力設定部141のディップスイッチ
142の各bitがオフであるかがチェックされ (ST
P1) 、全てのbitがオフである場合 (STP1−Y
es) は、第2の金種別金庫50の各集積筒51,52
‥‥‥56のそれぞれに、1円アルミ貨、5円真鍮貨、
10円銅貨、50円白銅貨、100円白銅貨および50
0円白銅貨が収納される。すなわち、第2の金種別金庫
50の各集積筒51,52‥‥‥56は、第1の金種別
金庫30の集積筒31,32‥‥‥36に準じて、第1
の金種別金庫30と同一に機能する。この場合、第2の
金種別金庫50は、第1の金種別金庫30を補間すると
ともに、実質的に各集積筒の容量を増大させる (STP
2) 。
【0050】ステップSTP1において、bit1がo
nに設定されている場合 (STP3−Yes) 、例え
ば、第2の金種別金庫50の10円貨に対応されている
集積筒が第1の直径を有する記念貨1用に変更される。
【0051】ステップSTP3においてbit1がオフ
でbit2がonに設定されている場合 (STP4−Y
es) 、例えば、第2の金種別金庫50の100円貨に
対応されている集積筒が第1の直径とは異なる第2の直
径を有する記念貨2用に変更される。
【0052】ステップSTP4においてbit2がオフ
でbit3がonに設定されている場合 (STP5−Y
es) 、例えば、第2の金種別金庫50の500円貨に
対応されている集積筒が第1および第2の直径のいづれ
とも異なる第3の直径の記念貨3用に変更される。
【0053】ステップSTP5においてbit3がオフ
でbit4がonに設定されている場合 (STP6−Y
es) 、例えば、第2の金種別金庫50の500円貨に
対応されている集積筒が現在発行されていない新規な高
額硬貨用に変更される。
【0054】また、各金種別金庫30および50のそれ
ぞれの集積筒31,32‥‥‥36および51,52‥
‥‥56は、例えば、10円貨用に3、1円貨用に2、
5円貨、50円貨、500円貨用にそれぞれ1、100
円貨用に4等、市中流通量に対応して適当な比率で設定
されてもよい。この場合、各集積筒の硬貨収容頻度が均
一化され、例えば、100円貨のみがオーバーフローす
ることにより金庫67から余剰硬貨を回収する必要が生
じたり、反対に10円貨のみが不足して、金庫67に補
充が必要となって、処理装置1が停止することが防止さ
れる。また、2以上の集積筒に、同一の硬貨を収容する
とともに、複数の集積筒から同時に投出することで出金
あるいは金庫への回収動作の高速化が図れる。
【0055】鑑査部19の硬貨鑑査ユニット113にて
偽硬貨あるいは損硬貨と識別された硬貨あるいは硬貨鑑
査ユニット113を搬送される間に認識できなかった
(リジェクトされた) 硬貨は、第2の搬送路61および
第3の搬送路63を通って受皿11に戻される。
【0056】また、第1および第2の金種別金庫30お
よび50の特定の金種 (種類) の硬貨を収納する集積筒
が満杯で、対応する集積筒に集積できない場合は、オー
バーフローボックス65に収納され、オーバーフローボ
ックス65が満杯である場合には、金庫67に収納され
る。
【0057】出金処理においては、図示しない操作パネ
ルあるいは入力部から所定の金額の出金が指示される
と、第1および第2の金種別金庫30および50のそれ
ぞれから、対応する金種の硬貨C‥‥‥が受皿11へ送
出される。
【0058】詳細には、第1および第2の金種別金庫3
0および50の各集積筒31,32‥‥‥36,51,
52‥‥‥56のそれぞれに対応して配置されている繰
出し(往復) ピッカー71,72‥‥‥76,81,8
2‥‥‥86が、出金すべき金額に応じて所定回数動作
されて、各集積筒31,32‥‥‥36,51,52‥
‥‥56から、指定金額の硬貨C‥‥‥が下繰出し部9
1に投出される。
【0059】下繰出し部91に投出された硬貨C‥‥‥
は、遠心円盤92により縦コンベア93に1枚ずつ送出
され、縦コンベア93により上繰出し部13に搬送され
る。上繰出し部13に案内された硬貨C‥‥‥は、搬送
部ベルト16により鑑査部19を通過され、鑑査部19
において種類や数量が確認されて、搬送ベルト16によ
り第2の搬送部 (Uターン搬送部) 61および第3の搬
送部63を経由して受皿11に送出される。
【0060】なお、出金処理とは別に、各集積筒内に収
容されている硬貨C‥‥‥の残高が少なくなった場合、
金庫67に収容されている余剰硬貨C‥‥‥が、上述し
た出金処理および入金処理に準じた硬貨C‥‥‥の搬送
経路によって、各集積筒に、投入される。
【0061】この場合、金庫67から所定量の硬貨C‥
‥‥が下繰出し部91に投出され、出金時と同様に縦コ
ンベア93により上繰出し部13に搬送されて、以下、
入金時と同様に、鑑査部19にて種類、真偽、正損が識
別されて、第1および第2の金種別金庫30および50
の各集積筒31ないし36および51ないし56に収容
される。なお、外部から硬貨を補充する場合にも、補充
すべき硬貨は金庫67を経由して補充される。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明の硬貨処理
装置によれば、硬貨種類毎にその使用頻度に合わせた集
積容量の最適化が図れるだけでなく、将来的な多種、多
様な選別用途、例えば、新規に発行されることのある高
額硬貨、記念硬貨等に対して、制御基板上の変更設定機
構による設定変更あるいは上位装置からの指示により、
所定の選別ゲートすなわち集積部へ投入される金種を変
更することにより容易に対応できる。
【0063】また、第1および第2の硬貨集積部のそれ
ぞれから独立に硬貨を投出できることから、複数の集積
部に同一金種の硬貨が集積されている場合には、同時投
出による出金あるいは金庫への回収動作の高速化が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態が適用される硬貨処理装
置を示す概略図。
【図2】図1に示した硬貨処理装置の第1および第2の
選別部のゲートの開動作および閉動作の状態を示す概略
図。
【図3】図1に示した硬貨処理装置の制御部の一例を示
す概略ブロック図。
【図4】図3に示した制御部における変更設定部の一例
を示す概略図。
【図5】図1に示した硬貨処理装置の硬貨繰出し機構を
示す概略図。
【図6】この発明の実施の形態である変更設定部の設定
と各集積筒に集積される硬貨の区分の一例を示す概略
図。
【符号の説明】
C ・・・硬貨、 1 ・・・硬貨処理装置、 11 ・・・受皿、 13 ・・・上繰出し部、 14 ・・・遠心円盤、 17 ・・・第1の搬送部、 19 ・・・鑑査部、 20 ・・・第1の選別部、 30 ・・・第1の金種別金庫、 40 ・・・第2の選別部、 50 ・・・第2の金種別金庫、 61 ・・・第2の搬送部 (Uターン通路) 、 63 ・・・第3の搬送部、 65 ・・・オーバーフローボックス、 67 ・・・金庫、 70 ・・・硬貨繰出し機構、 80 ・・・硬貨繰出し機構、 91 ・・・下繰出し部、 93 ・・・縦コンベア、 101 ・・・CPU、 111 ・・・鑑査CPU、 112 ・・・入力キー (変更設定部) 、 113 ・・・硬貨鑑査ユニット、 114 ・・・ゲート制御部、 115 ・・・センサ出力入力部、 121 ・・・メカニカルコントローラ、 131 ・・・入力設定部、 132 ・・・ロータリースイッチ、 141 ・・・入力設定部、 142 ・・・ディップスィッチ、 143 ・・・表示部、 151 ・・・入力設定部、 152 ・・・プッシュスイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G07F 5/22 G07F 5/22 D

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬貨を1枚づつ分離し搬送する搬送手段
    と、 この搬送手段で搬送される硬貨の金種/真偽を判定する
    鑑査手段と、 前記鑑査手段の鑑査結果に応じて硬貨を種別毎に選別を
    行う硬貨選別手段と、 前記硬貨選別手段により種別毎に選別された硬貨を集積
    する複数の金種別硬貨集積部と、 前記鑑査手段にて鑑査された硬貨の特定の金種または前
    記選別される全ての金種に対して、前記金種別硬貨集積
    部へ任意の金種を投入可能とするために、前記各金種別
    硬貨集積部のうちの任意の金種別硬貨集積部への投入金
    種を選択/変更する投入金種選定手段と、を具備したこ
    とを特徴とする硬貨処理装置。
  2. 【請求項2】前記硬貨選別手段、前記金種別硬貨集積部
    および前記投入金種選定手段は、識別可能な金種の数よ
    りも多く配置されることを特徴とする請求項1記載の硬
    貨処理装置。
  3. 【請求項3】前記投入金種選定手段は、硬貨の金種毎の
    数量比に応じて、前記金種別硬貨集積部への投入金種を
    自動的に選択/変更する自動設定手段を有することを特
    徴とする請求項1記載の硬貨処理装置。
  4. 【請求項4】前記投入金種選定手段は、ディップスイッ
    チ等の入力手段を有し、外部から設定可能としたことを
    特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置。
  5. 【請求項5】前記硬貨選別手段および前記金種別硬貨集
    積手段は、平面方向から見た状態で重ならないよう上下
    方向に分離されて配置されることを特徴とする請求項1
    記載の硬貨処理装置。
  6. 【請求項6】前記金種別硬貨集積部は、同一金種に対し
    て2個以上の集積部を利用可能で、かつ、それぞれの集
    積部から同時に払い出し可能であることを特徴とする請
    求項1記載の硬貨処理装置。
  7. 【請求項7】ゲートの開閉により投入が管理される複数
    の金種別硬貨集積部からなる第1の集積部と、 第1の集積部の後段に配置され、第1の集積部と同様
    に、ゲートの開閉により投入が管理される複数の金種別
    硬貨集積部からなる第2の集積部と、 前記第1の集積部に向けて硬貨を搬送する第1の搬送手
    段と、 前記第1の集積部と前記第2の集積部との間に配置さ
    れ、前記第1の集積部を通過された硬貨を前記第2の集
    積部に向けて搬送する第2の搬送手段と、 前記第1の搬送手段により搬送されている硬貨の金種/
    真偽を判定する鑑査手段と、 前記第1の搬送手段により搬送されている硬貨を前記鑑
    査手段の鑑査結果に応じて前記第1および第2の集積部
    のうちの所定の金種別硬貨集積部に収容させる搬送制御
    手段と、 前記鑑査手段にて鑑査された硬貨の特定の金種または前
    記選別される全ての金種に対して、前記金種別硬貨集積
    部へ任意の金種を投入可能とするために、前記各金種別
    硬貨集積部のうちの任意の金種別硬貨集積部への投入金
    種を選択/変更する投入金種選定手段と、を有すること
    を特徴とする硬貨処理装置。
  8. 【請求項8】前記金種別硬貨集積部は、識別可能な金種
    の数よりも多く配置されることを特徴とする請求項7記
    載の硬貨処理装置。
  9. 【請求項9】前記投入金種選定手段は、ディップスイッ
    チ等の入力手段を有し、外部から設定可能としたことを
    特徴とする請求項7記載の硬貨処理装置。
  10. 【請求項10】前記投入金種選定手段は、外部装置によ
    り、通信にて変更可能であることを特徴とする請求項7
    記載の硬貨処理装置。
  11. 【請求項11】前記金種別硬貨集積部は、2以上同時に
    硬貨を排出可能であることを特徴とする請求項7記載の
    硬貨処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002342811A (ja) * 2001-05-18 2002-11-29 Fuji Electric Co Ltd 硬貨処理装置
JP4689857B2 (ja) * 2001-03-30 2011-05-25 株式会社高見沢サイバネティックス 硬貨処理装置
JP2015094987A (ja) * 2013-11-08 2015-05-18 グローリー株式会社 現金処理装置及び現金処理システム
JP2016076177A (ja) * 2014-10-08 2016-05-12 沖電気工業株式会社 自動取引装置

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