JP2016076177A - 自動取引装置 - Google Patents
自動取引装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016076177A JP2016076177A JP2014207620A JP2014207620A JP2016076177A JP 2016076177 A JP2016076177 A JP 2016076177A JP 2014207620 A JP2014207620 A JP 2014207620A JP 2014207620 A JP2014207620 A JP 2014207620A JP 2016076177 A JP2016076177 A JP 2016076177A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- money
- commemorative
- coin
- denomination
- automatic transaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims abstract description 127
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 claims description 12
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract description 32
- 238000000034 method Methods 0.000 description 68
- 230000008569 process Effects 0.000 description 68
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 33
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 30
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 15
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 15
- 230000006870 function Effects 0.000 description 12
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 11
- 230000006854 communication Effects 0.000 description 8
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 7
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 7
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 2
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 2
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 2
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005764 inhibitory process Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Images
Abstract
Description
更に、記念貨幣は、その発行数量が流通貨幣に比べて少なく、記念貨幣は当該行事の記念として仕舞い込まれてしまい流通することが少ないため、記念貨幣専用収納庫を別に設けた場合には、当該記念貨幣が全て発行された後は記念貨幣専用収納庫の用途がなくなってしまう。このため、不当に大型化した現金自動預払機を使用し続けなければならないという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、既存の現金自動預払機を用いて、記念貨幣を排出する手段を提供することを目的とする。
図1、図2において、自動取引装置としての現金自動預払機1は、銀行等の金融機関の支店やコンビニエンスストア等の店舗に設置され、顧客との間での取引を自動で行う。
金融機関のセンタ等に設置された上位装置としてのホストコンピュータ2は、店舗に設置されている現金自動預払機1と専用回線や電話回線等の通信回線3を介して接続している。また、ホストコンピュータ2は、口座開設者である顧客の口座の金融機関名や店番号、口座番号、口座科目等の口座情報やその暗証番号、口座残高、定期預金額、取引履歴等の顧客情報を保有して顧客の口座を管理する。
記憶部6は、制御部5が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび制御部5による処理結果等が格納される。
表示部7は、現金自動預払機1の前面に設けられ、LCD等の表示画面7aや入力手段としてのタッチパネル等を備えている。また、表示部7は、その表示画面7aに取引選択画面や取引金額入力画面等の各種の入力画面、顧客の処置を促す画面等を表示する他、入力手段により顧客からの入力を受付ける。
通帳取扱部9は、通帳挿入口9aから挿入された顧客の通帳の磁気ストライプやICチップ等に記録されている通帳情報を読み書きする機能を有すると共に取引内容等を顧客の通帳に記帳する機能等を有している。
本実施例の硬貨入出金部10は、図3に示すように、顧客が投入した硬貨を受入れ、顧客に支払う硬貨を集積する硬貨入出金口11、および硬貨に関する各種の鑑別(硬貨の真偽、正損、金種等の認識や、連鎖、重送等の搬送異常の判定等)を行う硬貨鑑別部12、硬貨を金種別に収納する複数の金種別硬貨収納庫13、金種別硬貨収納庫13に収納しきれなくなった硬貨を金種を混在させて収納する硬貨回収庫14、これらの間で硬貨を搬送する硬貨搬送路やその切替機構、駆動機構等からなる硬貨搬送部15等により構成されている。
本実施例の紙幣入出金部20は、図5に示すように、顧客が投入した紙幣を受入れ、顧客に支払う紙幣を集積する紙幣入出金口21、および紙幣に関する各種の鑑別(紙幣の真偽、正損、金種等の認識や、連鎖、重送、斜行等の搬送異常の判定等)を行う紙幣鑑別部22、紙幣を金種別に収納する金種別紙幣収納庫23、これらの間で紙幣を搬送する紙幣搬送路やその切替機構と駆動機構等からなる紙幣搬送部25等により構成されている。
以下に、本実施例の現金自動預払機1による記念貨幣排出処理について説明する。
本実施例のホストコンピュータ2には、現金自動預払機1と交信して本人認証や顧客の口座の入出金等を管理する機能等を有する通常の勘定方管理プログラムが予めインストールされており、ホストコンピュータ2が実行する勘定方管理プログラムのステップにより本実施例のホストコンピュータ2の各機能手段が形成される。
また、記憶部6には、記念硬貨を排出する際に、出金金額が一定額以上であることを所定の条件とするために、その条件を判定するための規定金額(本実施例では、5万円)が予め設定されて格納される。
この場合の設定金種の切替は、ある金種により代替え出金が可能な金種(非代替金種という。これを代替えにより出金する金種を代替金種という)を選定して行う。
例えば、非代替硬貨を5円硬貨とし代替硬貨を1円硬貨として、5円硬貨を1円硬貨5枚で代替え出金すれば、5円硬貨を収納する金種別硬貨収納庫13bを1000円記念硬貨を収納する収納庫に切替えても、出金時の排出枚数が異常に増加することはなく、出金時の排出制限枚数を超えることを極めて寡な場合に限ることができる。
なお、各金種別紙幣収納庫23の設定金種は、上記した図6に示す通常時の設定金種が、予め設定されて記憶部6に格納されている。
また、硬貨鑑別部12は、出金時における硬貨の鑑別時に、鑑別した硬貨が記念硬貨であることおよびその額面が鑑別できるよう構成されている。
本実施例の記念貨幣排出処理は、顧客が出金取引を選択した場合にのみ実行される。
金融機関の店舗の係員が、始業時等に現金自動預払機1へ電源を投入すると、現金自動預払機1の記憶部6に格納されている業務処理実行プログラムが自動的に起動される。
取引選択画面には、出金取引のための「お引き出し」ボタン、入金取引のための「お預け入れ」ボタン、振込取引のための「お振り込み」ボタン、通帳に未記入の取引データを記帳する通帳記帳取引のための「通帳記帳」ボタン、口座残高を照会する残高照会取引のための「残高照会」ボタン等の各種の取引を選択するための取引選択ボタンおよび、右上隅に、英語による画面表記を選択するための「English」ボタン等の外国語表記選択ボタンが表示されている。
S2:顧客の選択した取引を出金取引と認識した制御部5は、表示画面7aに取引カードの挿入を促す旨の文言等を表示した取引カード挿入依頼画面を表示し、顧客はこれに従って取引カードをカード取扱部8のカード挿入口8aに挿入する。
S3:カード情報を読取った制御部5は、表示画面7aに、暗証番号の入力を促す旨の文言等および暗証番号表示欄とその入力のためのテンキーや入力の間違いを訂正するための「訂正」ボタン等が表示された暗証番号入力画面を表示する。
顧客は、暗証番号入力画面から表示されたテンキー等によって暗証番号を入力する。
出金金額入力画面には、取引金額である出金金額の表示欄とその入力のためのテンキーや、入力の間違いを訂正するための「訂正」ボタン、出金金額の入力終了を指示するための「円」ボタン等が表示される。
顧客は、出金金額入力画面から表示されたテンキー等によって出金金額を入力して「円」ボタンを押下する。
S5:「円」ボタンの押下により入力された出金金額を認識した制御部5は、認識した出金金額が規定金額(本実施例では、5万円)以上の場合はステップS7へ移行する。出金金額が規定金額未満の場合はステップS6へ移行する。
顧客は、表示された出金金額を確認して「確認」ボタンを押下し、これを受付けた制御部5はステップS9へ移行する。
なお、「取消」ボタンが押下された場合、これを受付けた制御部5は今回の取引処理を終了させ、ステップS1へ戻って表示画面7aに取引選択画面を表示して待機する。
本実施例の出金金額確認画面には、出金金額の確認を促す旨の文言と記念硬貨の排出を受付ける旨の文言、入力された出金金額の表示、記念硬貨の排出を選択するための「記念硬貨希望」ボタン、出金金額を確定するための「確認」ボタン、取引を中止するための「取消」ボタン等が表示される。
顧客は、記念硬貨の排出を選択するときは「記念硬貨希望」ボタンを、記念硬貨の排出を選択せずに出金金額を確定するときは「確認」ボタンを、取引を中止するときは「取消」ボタンを押下する。
なお、「取消」ボタンが押下された場合、制御部5は今回の取引処理を終了させ、ステップS1へ戻って表示画面7aに取引選択画面を表示して待機する。
S9:上記ステップS6またはS8から移行した制御部5は、出金金額を構成する出金貨幣の各枚数を算出し、これを出金貨幣構成として記憶部6に一時保存し、ステップS12へ移行する。
記念硬貨種別選択画面には、記念硬貨の種別の選択を促す旨の文言、排出可能な記念硬貨の選択ボタン(本説明では「1000円硬貨」ボタンと「500円硬貨」ボタン)、前画面を再表示するための「前画面へ戻る」ボタン、次画面へ移行するための「次へ」ボタン、取引を中止するための「取消」ボタン等が表示される。
なお、「取消」ボタンが押下された場合は、制御部5は、今回の取引処理を終了させ、ステップS1へ戻って表示画面7aに取引選択画面を表示して待機する。
また、「前画面へ戻る」ボタンが押下された場合、制御部5はステップS7へ戻って表示画面7aに本実施例の出金金額確認画面を再表示する。
記念硬貨排出内容確認画面には、出金金額の確認を促す旨の文言、出金金額を構成する記念硬貨を含む出金貨幣の枚数、入力された出金金額の表示、出金金額を確定するための「確認」ボタン、前画面を再表示するための「前画面へ戻る」ボタン、取引を中止するための「取消」ボタン等が表示される。
なお、「取消」ボタンが押下された場合、これを受付けた制御部5は今回の取引処理を終了させ、ステップS1へ戻って表示画面7aに取引選択画面を表示して待機する。
また、「前画面へ戻る」ボタンが押下された場合、制御部5はステップS10へ戻って表示画面7aに記念硬貨種別選択画面を再表示する。
すなわち、制御部5は表示画面7aにしばらくの間の待機を促す旨の文言等を表示した待機依頼画面を表示すると共に、ステップS2で読取ったカード情報にステップS3で入力された暗証番号や出金金額等を添付した出金取引の取引電文を作成し、これを通信回線3を介してホストコンピュータ2へ送信する。
そして、ホストコンピュータ2は、作成した取引可否電文を送信元の現金自動預払機1へ通信回線3を介して送信する。取引可否電文を受信した現金自動預払機1の制御部5は出金取引の交信処理を終了する。
すなわち、制御部5は、上記ステップS9またはステップS11で記憶部6に保存されている出金貨幣構成を読出し、出金貨幣構成に硬貨が含まれている場合は、出金貨幣構成に該当する金種の硬貨を、記憶部6の設定金種を基に金種別硬貨収納庫13から繰出して硬貨搬送部15により硬貨鑑別部12へ搬送し、硬貨鑑別部12で金種および枚数を確認しながら硬貨入出金口11に集積する。
本実施例において、上記ステップS4で出金金額として5万円が入力され、ステップ7で「記念硬貨希望」ボタンが押下され、ステップS10で「1000円硬貨」ボタンが押下されている場合は、図8に示す金種別硬貨収納庫13bから1000円記念硬貨が1枚繰出されて硬貨入出金口11に集積され、その記念硬貨の額面に相当する金額を出金金額から差し引いた49000円を構成する万券4枚が図6に示す金種別紙幣収納庫23cから繰出され、千券9枚が金種別紙幣収納庫23aから繰出されて紙幣入出金口21に集積される。
なお、制御部5が、取引可否電文により顧客との取引を不許可と認識した場合は、表示画面7aに取引不許可の旨の文言等を表示した取引不許可画面を表示し、顧客はその内容を確認して確認操作を行う。この確認操作を受付けた制御部5は、取引カードをカード取扱部8のカード挿入口8aから排出し、顧客の受取りを確認して今回の取引処理を終了させ、ステップS1へ戻って表示画面7aに取引選択画面を表示して待機する。
制御部5は、顧客によるこれらの受取りを確認して今回の取引処理を終了させ、ステップS1へ戻って表示画面7aに取引選択画面を表示して待機する。
また、本実施例の現金自動預払機1では、入金取引において記念硬貨による入金は受付けないようにしている。仮に、入金貨幣に記念硬貨が含まれている場合は、当該記念硬貨は硬貨搬送部15によって硬貨入出金口11に搬送されて顧客に返却される。
上記説明では、2種類の記念硬貨の収納庫を、通常時5円硬貨を収納する金種別硬貨収納庫13bと500円硬貨を収納する金種別硬貨収納庫13fの設定金種を切替えて用いるとして説明したが、発行された記念硬貨が1種類の場合は、図14に示すように、前記金種別硬貨収納庫13のいずれか一つを用いるようにし、発行された記念硬貨が3種類の場合は、図15に示すように、通常時5円、50円、500円の硬貨を収納する金種別硬貨収納庫13b、13d、13fをそれぞれ記念硬貨を収納する収納庫として用いるようにするとよい。
このようにして、本実施例の現金自動預払機1による記念貨幣排出処理における記念硬貨の排出処理が実行される。
本説明における現金自動預払機1の記憶部6には、上記記念硬貨の場合と同様に、出金金額が一定額以上であることを所定の条件とするために、その条件を判定するための規定金額(本実施例では、5万円)が予め設定されて格納される。
また、記憶部6には、図16に示す各金種別紙幣収納庫23の設定金種が、予め設定されて格納されており、本実施例では、金種別紙幣収納庫23cの設定金種が通常時の10000円から10000円記念紙幣を収納するように切替えられて設定されている。
なお、各金種別紙幣収納庫23の設定金種は、上記した図6に示す通常時の設定金種が、予め設定されて記憶部6に格納されている。
また、紙幣鑑別部22は、出金時における紙幣の鑑別時に、鑑別した紙幣が記念紙幣であることおよびその額面が鑑別できるよう構成されている。
記念紙幣の排出処理におけるステップSA1〜SA9の処理動作は、上記記念硬貨の排出処理(図7)におけるステップS1〜S9の処理動作と同様であるので、その説明を省略する。
この場合に、上記記念硬貨の排出処理の説明において「硬貨」とあるのは「紙幣」と読み替えるものとする。
記念紙幣種別選択画面には、記念紙幣の種別の選択を促す旨の文言、排出可能な記念紙幣の選択ボタン(本説明では「10000円紙幣」ボタン)、前画面を再表示するための「前画面へ戻る」ボタン、取引を中止するための「取消」ボタン等が表示される。
このように、発行された記念貨幣が1種類の場合は、「次へ」ボタンを省略して記念紙幣の種別の選択ボタンの押下によって種別の確定を行うようにすれば、顧客の取引操作における負担を軽減することができる。
なお、「取消」ボタンが押下された場合および「前画面へ戻る」ボタンが押下された場合の処理動作は、上記記念硬貨の排出処理におけるステップS10の処理動作と同様である。
顧客は、表示された出金金額および排出される貨幣の構成を確認して「確認」ボタンを押下し、これを受付けた制御部5はステップSA12へ移行する。
その後のステップSA12の処理動作は、上記記念硬貨の排出処理におけるステップS12の処理動作と同様であるので、その説明を省略する。
SA13:受信した取引可否電文により顧客との取引を許可と認識した制御部5は、上記ステップSA9またはステップSA11で記憶部6に保存されている出金貨幣構成を読出し、上記記念硬貨の排出処理におけるステップS13と同様にして貨幣繰出処理を実行する。
これと並行して、制御部5は、取引内容等を基に印刷データを作成し、これをカード取扱部8へ送って明細票を印刷する。
その後のステップSA14の処理動作は、上記記念硬貨の排出処理におけるステップS14の処理動作と同様であるので、その説明を省略する。
なお、本実施例の現金自動預払機1では、入金取引において記念紙幣による入金は受付けないようにしている。仮に、入金貨幣に記念紙幣が含まれている場合は、当該記念紙幣は紙幣搬送部25によって紙幣入出金口21に搬送されて顧客に返却される。
この場合に、入金された5千券と2千券は図示しない紙幣回収庫等に収納するようにする。
この場合に、非代替金種の紙幣とした5千券および/もしくは2千券が入金された場合は、図示しない紙幣回収庫等に収納するようにする。
このようにして、本実施例の現金自動預払機1による記念貨幣排出処理における記念紙幣の排出処理が実行される。
なお、本実施例では、記念紙幣の排出する現金自動預払機を例に説明したが、記念紙幣の収納庫に替えて、同等またはそれ以下の短手方向の長さを有する商品券等の紙葉類の収納庫として用いるようにしてもよい。
この場合に、上記記念硬貨の排出処理のように2種類の記念硬貨が発行されている場合において、出金金額として最小金額、例えば500円が入力された場合は、上記ステップS10で表示する記念硬貨種別選択画面の「1000円硬貨」ボタンを非表示にして表示するようにするとよい。
本実施例のホストコンピュータ2には、上記実施例1と同様の勘定方管理プログラムに、図20を用いて説明する記念貨幣排出可否判定処理(詳細は後述する。)を実行する機能を有するアプリケーションプログラム等が追加されたホスト業務実行プログラムが予めインストールされており、ホストコンピュータ2が実行するホスト業務実行プログラムのステップにより本実施例のホストコンピュータ2の各機能手段が形成される。
このため、実施例1で説明した現金自動預払機1の記憶部6への規定金額の格納は、省略されている。
本実施例のステップSB1〜SB4の処理動作は、上記実施例1の記念硬貨の排出処理(図7)のステップS1〜S4の処理動作と同様であるので、その説明を省略する。
記念硬貨排出可否判定結果通知を作成した制御部5は、その記念硬貨排出可否判定結果通知を送信元の現金自動預払機1へ通信回線3を介して送信する。これを受信して記念硬貨排出可否判定結果を取得した現金自動預払機1の制御部5はステップSB6へ移行する。
その後のステップSB7〜SB15の処理動作は、上記実施例1の記念硬貨の排出処理(図7)におけるステップS6〜S14の処理動作と同様であるので、その説明を省略する。
なお、上記では、本実施例の現金自動預払機1による記念貨幣排出処理における記念硬貨の排出処理の処理動作について説明したが、実施例1の記念紙幣の排出処理の処理動作(図17参照)との相違部分は同様であるので、本実施例の現金自動預払機1による記念紙幣の排出処理の処理動作の説明は省略する。
本実施例のホストコンピュータ2には、上記実施例1と同様の勘定方管理プログラムが予めインストールされており、ホストコンピュータ2が実行する勘定方管理プログラムのステップにより本実施例のホストコンピュータ2の各機能手段が形成される。
また、現金自動預払機1の記憶部6には、上記実施例1の記念硬貨の排出処理と同様の規定金額(本実施例では、5万円)が予め設定されて格納されている。
金融機関の店舗の係員が、始業時等に現金自動預払機1へ電源を投入すると、現金自動預払機1の記憶部6に格納されている業務処理実行プログラムが自動的に起動される。
SC1:業務処理実行プログラムが起動すると、現金自動預払機1の制御部5は、業務処理実行プログラムにより、その表示部7の表示画面7aに上記実施例1と同様の、各種の取引を選択するための取引選択ボタンおよび英語による画面表記を選択するための「English」ボタン等の外国語表記選択ボタン等が表示された取引選択画面(図9参照)を表示して待機する。
SC3:押下された選択ボタンを外国語表記選択ボタンと認識した制御部5は、表示画面7aに、各取引選択ボタンを外国語で表記した図22に示す外国語取引選択画面を表示して待機する。
本実施例では、顧客は出金取引を選択し、表示画面7aから「Withdrawal」ボタンを押下する。
このとき、制御部5はカード取扱部8によって、取引カードの磁気ストライプ等に記録されている顧客の口座番号等のカード情報を読取り、読取ったカード情報を記憶部6に一時保存する。
その後のステップSC5、SC6の処理動作は、上記実施例1の記念硬貨の排出処理(図7)のステップS3、S4の処理動作と同様であるので、その説明を省略する。
SC8:外国語表記選択ボタンが押下されていない等と判定した制御部5は、ステップSC6で入力された出金金額が規定金額(本実施例では、5万円)以上の場合はステップSC10へ移行する。出金金額が規定金額未満の場合はステップSC9へ移行する。
SC10:上記ステップSC7またはSC8から移行した制御部5は、上記実施例1の記念硬貨の排出処理(図7)のステップS7と同様にして出金金額確認画面を表示する。顧客は、記念硬貨の排出を選択するときは「記念硬貨希望」ボタンを、記念硬貨の排出を選択せずに出金金額を確定するときは「確認」ボタンを、取引を中止するときは「取消」ボタンを押下する。
なお、上記では、本実施例の現金自動預払機1による記念貨幣排出処理における記念硬貨の排出処理の処理動作について説明したが、実施例1の記念紙幣の排出処理の処理動作(図17参照)との相違部分は同様であるので、本実施例の現金自動預払機1による記念紙幣の排出処理の処理動作の説明は省略する。
この場合は、ステップSC7における「NO」の次ステップとして、挿入されたカードが通常の取引カードか、外国取引カードかを判定し、外国取引カードの場合はステップSC10へ、通常の取引カードの場合はステップSC8へ移行して記念貨幣を排出するようにするとよい。
2 ホストコンピュータ
3 通信回線
5 制御部
6 記憶部
7 表示部
7a 表示画面
8 カード取扱部
8a カード挿入口
9 通帳取扱部
9a 通帳挿入口
10 硬貨入出金部
11 硬貨入出金口
12 硬貨鑑別部
13、13a〜13f 金種別硬貨収納庫
14 硬貨回収庫
15 硬貨搬送部
20 紙幣入出金部
21 紙幣入出金口
22 紙幣鑑別部
23、23a〜23d 金種別紙幣収納庫
25 紙幣搬送部
Claims (10)
- 取引金額の入力を受付ける表示部と、
貨幣を金種別に収納する複数の金種別収納庫と、を備えた自動取引装置において、
前記金種別収納庫の少なくとも一つを、特定貨幣を収納する特定貨幣収納庫に設定し、
前記表示部に前記特定貨幣を排出するか否かを選択可能に表示した特定貨幣排出選択画面を表示し、
前記特定貨幣選択排出画面から前記特定貨幣の排出が選択されたときは、前記取引金額から前記特定貨幣の額面に相当する金額を差引いた額の貨幣と、前記特定貨幣とを排出することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1に記載の自動取引装置において、
前記特定貨幣排出選択画面は、所定の条件を満たした場合に表示することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項2に記載の自動取引装置において、
前記特定貨幣収納庫は、前記金種別収納庫の設定金種を切替えて設定することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項3に記載の自動取引装置において、
前記切替えた設定金種の貨幣は、他の金種別収納庫の貨幣で代替えして排出することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項3または請求項4に記載の自動取引装置において、
前記切替える設定金種は、取扱頻度が少ない金種を選定することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項2ないし請求項5のいずれか一項に記載の自動取引装置において、
前記所定の条件は、出金取引における出金金額が一定額以上であることを特徴とする自動取引装置。 - 請求項2ないし請求項5のいずれか一項に記載の自動取引装置において、
前記所定の条件は、出金取引の場合に、顧客の預金額が一定額以上であり、かつ定期預金の契約がなされていることであることを特徴とする自動取引装置。 - 請求項2ないし請求項5のいずれか一項に記載の自動取引装置において、
前記所定の条件は、通常前記表示部に表記されている言語とは異なる言語表記がなされたことであることを特徴とする自動取引装置。 - 請求項2ないし請求項5のいずれか一項に記載の自動取引装置において、
前記所定の条件は、カード種別であることを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の自動取引装置において、
前記特定貨幣は、記念貨幣であることを特徴とする自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014207620A JP6491450B2 (ja) | 2014-10-08 | 2014-10-08 | 自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014207620A JP6491450B2 (ja) | 2014-10-08 | 2014-10-08 | 自動取引装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016076177A true JP2016076177A (ja) | 2016-05-12 |
JP2016076177A5 JP2016076177A5 (ja) | 2018-04-12 |
JP6491450B2 JP6491450B2 (ja) | 2019-03-27 |
Family
ID=55951466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014207620A Active JP6491450B2 (ja) | 2014-10-08 | 2014-10-08 | 自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6491450B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7435384B2 (ja) | 2020-09-25 | 2024-02-21 | 沖電気工業株式会社 | 媒体処理装置および媒体処理システム |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63273990A (ja) * | 1987-05-06 | 1988-11-11 | オムロン株式会社 | 記念硬貨放出機能付き両替機 |
JPH04109360A (ja) * | 1990-08-30 | 1992-04-10 | Laurel Bank Mach Co Ltd | カード処理装置を有する取引装置 |
JPH10162196A (ja) * | 1996-12-04 | 1998-06-19 | Toshiba Corp | 硬貨処理装置 |
JP2000163618A (ja) * | 1998-11-26 | 2000-06-16 | Toshiba Corp | 自動取引装置およびその硬貨出金方法 |
US20090138255A1 (en) * | 2007-11-26 | 2009-05-28 | First Data Corporation | Customer facing device having language translation capabilities |
JP2010079694A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置、自動取引システム、情報管理サーバおよび自動取引方法 |
-
2014
- 2014-10-08 JP JP2014207620A patent/JP6491450B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63273990A (ja) * | 1987-05-06 | 1988-11-11 | オムロン株式会社 | 記念硬貨放出機能付き両替機 |
JPH04109360A (ja) * | 1990-08-30 | 1992-04-10 | Laurel Bank Mach Co Ltd | カード処理装置を有する取引装置 |
JPH10162196A (ja) * | 1996-12-04 | 1998-06-19 | Toshiba Corp | 硬貨処理装置 |
JP2000163618A (ja) * | 1998-11-26 | 2000-06-16 | Toshiba Corp | 自動取引装置およびその硬貨出金方法 |
US20090138255A1 (en) * | 2007-11-26 | 2009-05-28 | First Data Corporation | Customer facing device having language translation capabilities |
JP2010079694A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Oki Electric Ind Co Ltd | 自動取引装置、自動取引システム、情報管理サーバおよび自動取引方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7435384B2 (ja) | 2020-09-25 | 2024-02-21 | 沖電気工業株式会社 | 媒体処理装置および媒体処理システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6491450B2 (ja) | 2019-03-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5322901B2 (ja) | 紙幣取扱装置 | |
JP5781020B2 (ja) | 貨幣処理ユニット、および自動取引処理装置 | |
JP5251108B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP2008204409A (ja) | 暗証番号入力表示装置及び方法 | |
JP2017157155A (ja) | 貨幣処理装置、貨幣処理方法および貨幣処理システム | |
JP5121607B2 (ja) | 自動取引装置およびシステムならびに情報記録媒体 | |
JP5480040B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP5538202B2 (ja) | 紙葉類識別装置、および紙葉類識別方法 | |
JP4951992B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP6491450B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP5176357B2 (ja) | 現金入出金システムおよびそれに用いる現金入出金装置 | |
JP4706346B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP5550871B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP2008293297A (ja) | 現金管理システムおよび現金出納機および可搬型取引装置 | |
JP2007213280A (ja) | 現金処理装置 | |
JP7318389B2 (ja) | 現金処理装置 | |
JP2005190056A (ja) | 自動取引装置 | |
JP2007094479A (ja) | 現金自動取引装置 | |
WO2023190033A1 (ja) | 現金処理装置 | |
JP5286160B2 (ja) | 現金処理機 | |
JP2018081579A (ja) | 金銭収受装置、決済装置及び制御プログラム | |
JP2017021428A (ja) | 自動取引装置及び自動取引装置による両替促進方法 | |
JPH01173282A (ja) | 自動取引処理装置 | |
JPH063494Y2 (ja) | 取引操作装置 | |
JP4314940B2 (ja) | 現金自動取引装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170815 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180227 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180529 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180720 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181225 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190207 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190301 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6491450 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |