JPS626396A - 循環式硬貨入出金機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、銀行等で用いられる硬貨入出金機、特に、
取引によって受け入れた混合状態の硬貨群を金種別に集
積して、再度出金硬貨として払い出せるようにした循環
式硬貨入出金機に関するものである。

〔従来技術〕

循環式硬貨入出金機を始めとする入金機能を持った装置
には、入金取引で受け入れた硬貨について鑑別計数結果
から金種１枚数または金額の一致について使用者の承認
を求め、取引を承認した場合、その入金硬貨を出金用硬
貨として金種別に収納し、また取引が承認されなかった
場合、その硬貨を返却する機能が必要とされる。

従来の循環式硬貨入出金機では、上記の機能を充たすた
め、取引口から一括投入される混合状態の入金硬貨を第
一の硬貨分離供給機構で一枚ずつ送り出し、第一の鑑別
部を通過させて鑑別計数を行いながら混合状態で一時貯
留し、鑑別計数結果を使用者が承認した場合、混合状態
で貯留されている硬貨を第二の硬貨分離供給機構によっ
て一枚ずつ送り出し、第二の鑑別部を通過させて金種を
鑑別し、出金筒機構に金種別に収納するように構成され
、一方、使用音の承認が得られない場合には、一時貯留
された硬貨を取引口に返却する方式が採用されている。

〔従来技術とその問題点〕

しかしながら、上記のような従来の循環式硬貨入出金機
では、入金硬貨を一時貯留するため、金種別に分配する
際に、再び一枚ずつ分離して供給する必要があり、した
がって、−回の入金取引が終了するまでに２度にわたる
分離供給操作が必要となって、１回の入金処理に長い時
間がかかる傾向がある。また、機内に２つの分離供給操
作を設けることが必要であるから、機体が大型化する傾
向がある。

上記事情に鑑み、この発明では装置の小型化を図るとと
もに、入金取引に関わる処理時間の短縮化を図ることを
目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的を達成するため本発明は、取引口から一括投入
される混合硬貨を受け入れ、１枚ずつ送り出す硬貨分離
供給機構と、１枚ずつ送り出された硬貨を通過させ鑑別
し計数する鑑別部と、鑑別結果から該当する金種の硬貨
を下方に落ドさせるゲート群と、金種別に硬貨を収納し
底部から任意枚数を払い出す出金筒機構と、該出金筒機
構から払い出された硬貨を取引口に出金さゼる出金搬送
機構とにより構成された循環式硬貨入出金機において、
前記ゲート群と出金筒機構との間に、一時集積筒と、前
記出金筒機構または出金搬送機構に向けて、一時集積さ
れた硬貨を択一的に撮り分け落下、収納させる振り分け
手段とを配設するようにしたものである。

（作用〕 上記のような循環式硬貨入出金機では、入金取引におい
て取引口に混合状態の硬貨が投入されると、硬貨分離供
給機構により鑑別部に一枚ずつ送り出し鑑別計数したの
ち、鑑別部に続いて配設される各金種別ゲートから一時
集積筒に金種別に落下させ、口１鎖状態のシャッタ上に
硬貨を一時的にＩＪ５積させる。

そして、使用者の承認を得た場合、シャッターの開放に
より出金筒機構に収納し、使用者の承認が得られない場
合には、出金搬送機構側に振り分け放出させて取引口に
返却することができる。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図および第２図は本発明の第１実施例を示すもので
ある。

図中符号１は循環式硬貨入出金機の本体を示し、該本体
１の上部には、操作者との間で硬貨の受け渡し行なう取
引口２が設けられている。この取引口２には、入金、出
金あるいは返却に際して硬貨を貯留するとともに、回動
動作を行なって硬貨を下方に落下させる受皿３と、該受
皿３の上方位置で水平移動を行なうカバー４と、該カバ
ー４により開閉される出金口５とが設けられている。

前記取引日２の下方には、受皿３から落下して来る混合
状態の入金硬貨を受け入れて一枚ずつ繰り出す硬貨分離
供給装置６が設けられており、この装置は、ホッパー７
内で回転円盤８を回転させることにより、該回転円盤８
の周縁部に設けられた突起（図示路）に硬貨を掛止させ
て一枚ずつかき上げる機能を持っている。

なお、この硬貨分離供給装置６の底部には、かき上げ不
能の硬貨、異物等を下方に落下させて排除するための排
除口９が設けられ、この排除口９は、蓋体１０により開
閉されるようになっている。

前記硬貨分離供給装置６のホッパー７の上部には、開口
部１１が設けられており、該間口部１１を介して、前記
回転円板８により一枚ずつかき上げられた硬貨が搬送チ
ェーン１２に受け渡されるようになっている。

この搬送チェーン１２は、硬貨誘導ガイド１３に沿って
硬貨Ｃを水平移動さゼる機能を持っており、第２図に示
すように、硬貨誘導ガイド１３の支持面１３ａ（硬貨Ｃ
の片０面を支持する面〉から突出するピン１２ａにより
硬貨Ｃを押圧して水平移動させている。

また、前記硬貨誘導ガイド１３の支持面１３ｂ（硬貨Ｃ
の外周を支持する面）は、移送方向に沿う複数個所で（
図示例では７か所）切り欠かれており、該切り欠き部分
を通過しようとする硬貨Ｃは、第２図実線で示すように
、収納ゲート１４Ａ〜１４Ｆおよびリジェクトゲート１
４Ｇに支持されるようになっている。前記収納ゲート１
４Ａは、第２図に示すように、軸１５を中心として回動
臼−在゛に支持されるとともに、引張りコイルばね１６
によって第２図反時計方向に付勢され、さらに、ソレノ
イド１７に操作されて時計方向に回動ｉ作するようにな
っている。

すなわら、収納ゲート１４Ａは、ソレノイド１７がＯＦ
Ｆの状態で第２図実線で示す如（支持面１３ｂの切り欠
きをふさぎながら硬貨Ｃの周面を支え、ソレノイド１７
がＯＮとなることにより第２図鎖線で示す如く作動して
硬貨Ｃを下方に落下させる機能を持っている。なお、他
のゲート１４Ｂ〜１４Ｆおよび硬貨誘導ガイド１３の入
口部のりジエクトゲート１４Ｇは前記収納ゲート１４Ａ
と同様の構成であるから、その説明を省略する。

また、前記リジェクトゲート１４Ｇよりさらに入口側に
は、硬貨誘導ガイド１３に送り込まれる硬貨Ｃの金種、
真偽等を鑑別する磁気センサ、光学センサ等の衆知のセ
ンサからなる鑑別部Ｓが設けられており、該鑑別部Ｓの
検出結果に応じて前記収納゛ゲート１４Ａ〜１４Ｆおよ
びリジェクトゲート１４Ｇを択一的に作動させることに
より、硬貨を金種別に撮り分け、あるいは、受入れ不能
硬貨を排除している。

上記各金種ごとの収納ゲート１４Ａ〜１４Ｆの下方には
、円筒状の集積空間を有しかつ上下方向に貫通する金種
別の一時集一積筒１８がそれぞれ水平方向自在に配列さ
れている。これらの一時集積筒１８の下方には、それぞ
れ水平移動自在のシャッター装置１９を介在させて、各
金種別の出金筒２０が配列されており、前記シャッター
装置１９の移動により一時集積筒１８の底部が開閉され
、一時貯留硬貨が出金筒２０内に落下するようになって
いる。

前記一時集積筒１８は、第２図実線で示す位置と鎖線で
示す位置との間で水平方向に移動可能な構造とされてお
り、鎖線で示す位置に移動することにより、一時貯留、
硬貨を、ガイドプレート２１の傾斜面を介して貯留ベル
ト２２上に落下させるようになっている。

上記貯留ベルト２２は、前記出金筒２０の前側（第１図
の紙面に対して手前側）に水平に設けられており、前記
一時集積筒１８から放出された硬貨を受入れて、第１図
左方向へ搬送する機能を持っている。

また、貯留ベルト２２の第１図右端の上方には、回収シ
ュート２３が設けられている。そして、前記搬送チェー
ン１２の終端部から落下した硬貨は、前記回収シュート
２３を介して貯留ベルト２２に受入れられるようになっ
ている。

さらに、貯留ベルト２２の第１図左側の端部にはゲート
２４が設けられており、該ゲート２４を開いて貯留ベル
ト２２を運転することにより、該貯留ベルト２２上の硬
貨をシュート２５に送り込むようになっている。

上記の各金種別の出金筒２０の底部には、それぞれ硬貨
を第１図の紙面と直行する方向に押出して払い出すため
の払出装置２６が設けられており、この払出装置２６か
ら払い出された硬貨は、第１搬送ベルト２７の水平搬送
部２７ａに落下し、さらに、上向き搬送部２７ｂにより
上向きに搬送されて第２搬送ベルト２８との間に挾持さ
れ、ガイドブレート２９に案内されて前記受皿３に送り
込まれる。

次いで、前記シュート２５にリジェクト硬貨等を案内す
る機構を説明する。

前記硬貨分離供給装置６の排除口９の下方には、排除硬
貨の通過を検出するセンサ３０を備えた排除シュート３
１が設けられて排除硬貨をシュート２５に案内している
。また、硬貨誘導ガイド１３のリジエクトゲ−１−１４
Ｇの下方には、リジェクト案内筒３２が配設されており
、前記硬貨誘導ガイド１３から落下した＋２貨をシュー
ト２５に案内している。

さらに前記シュート２５には、振り分けゲート３３が設
けられており、該据り分けゲート３３は、硬貨を前記出
金搬送路の搬送ベルト２７に案内する返却シュート３４
、あるいはりリイクル用金庫３５に案内するための収納
シュート３６に振り分けている。

なお、前述のリサイクル用金庫３５は、上部に前記収納
シュート３６を臨む収納口３６ａを備えるとともに、底
部に放出ベルト３７と、放出ベルト３７の駆動によって
開放するゲート３８と、前記出金搬送路を臨む放出口３
９とを具備し、さらに、本体１に対して脱着可能に装着
されている。

次にこの発明を用いた循環式硬貨入出金機の入金動作に
ついて説明する。

取引口２から硬貨受皿３に投入された混合硬貨は、下方
の硬貨分離供給装置６に落下され、この硬貨分離供給装
置６の回転円盤８によって、一枚ずつかき上げられ周縁
の開口部分１１から硬貨誘導ガイド１３へ送り出される
。

そして、この硬貨誘導ガイド１３上へ送り出されてきた
硬貨は、搬送チェーン１２によって第１同右水平方向に
搬送され、鑑別部Ｓを通過し、鑑別、計数される。そし
て、この鑑別結果から受け入れ不能となったものは、リ
ジェクトゲート１４Ｇを開放することによって、下方の
りジエクト案内筒３２からシュート２５に落下され、振
り分けゲート３３により返却シュート３４を介して出金
搬送路の搬送ベルト２７の上に返却され、この搬送ベル
ト２７によって出金口５から硬貨受皿３に送り出される
。

そして、受け入れ可能な硬貨は、それぞれの金種ごとに
該当する収納ゲート１４Ａ〜１４Ｆが択一的に開放され
ることにより、下方の一時集積筒１８に一枚ずつ落下し
、この一時集積筒１８の底部を閉塞しているシャッター
１９の上に集積される（一時集積される）。

なお、その一時集積筒１８あるいはシャッター１９をは
さんだその下方の出金筒２０の収容枚数を超過する場合
、その金種の収納ゲート１４Ａ〜１４Ｆを作動させずに
硬貨を通過させ、硬貨誘導ガイド１３の右端部から下方
の回収シュート２３に落下させ、この回収シュート２３
を介して貯留ベルト２２の上に貯留させる。

入金硬貨の鑑別計数が終わると、前記硬貨分離供給装＠
６の排除口９が開放され、残留硬貨がある場合、下方の
排除シュート３１のセンサー３０で検出しながら、シュ
ート２５に落下させ、第１図鎖線で示す位置の振り分け
ゲート３３より返却シュート３４を介して出金搬送路の
搬送ベルト２７の上に返却させ、この出金搬送路によっ
て出金口５から硬貨受皿３に送り出し、カバー４を開け
て使用者に返却する。

そして、受け入れられた硬貨について使用者からの承認
を得ると、各一時集積筒１８下部のシャッター１９を第
２図鎖線で示す如く急速に移動させ、それぞれの集積硬
貨を下方に落下させてそれぞれの出金筒２０に収納し、
さらに、貯留ベルト２２上の硬貨を（貯留ベルト２２で
）搬送し、ゲート２４を介してシュート２５に落下させ
、第１図実線で示す位置に切替えられた振り分けゲート
３３および収納シュート３６を介してリサイクル用金ｊ
ｌ１３５に収納する。

また、使用者からの承認が得られなかった場合、各一時
集積筒１８を第２図鎖線で示す位置に移動させ、それぞ
れの集積硬貨を下方の貯留ベルト２２上に放出し、この
貯留ベルト２２で搬送し、ゲート２４を介してシュート
２５に落下させ、第１図鎖線で示す位置に切替えられた
振り分けゲート３３および返却シュート３４を介して出
金搬送路によって出金口５から硬貨受皿３に送り出し、
カバー４を開けて使用者に返却する。

尚、出金取引については、使用者の指示によって、各出
金筒２０底部の払出装置２６を作動させてから任意枚数
の硬貨を下方の出金搬送路の第１搬送ベルト２７上に払
い出し、この搬送ベルト２７によって、出金口５を介し
て硬貨受皿３に払い出す。

また、出金筒２０の硬貨が残り少なくなった場合、前記
リサイクル用金庫３５の放出ベルト３７を作動させて、
リサイクル用金庫３５内の硬貨をゲート３８および放出
口３９を介して、下方の搬送ベルト２７の水平部２７ａ
上に払い出し、この搬送ベルト２７により、出金口５を
介して硬貨受皿３に送り出す。

そして、この硬貨受皿３に投入された混合硬貨を前述入
金取引時と同様に処理して各出金筒２０に補充する。

第３図は第２図の箇所、すなわち、一時集積筒、シャッ
ターおよび出金筒の第２実施例を示し、一時集積筒１８
Ａの底部を開閉するシャッター１９Ａを一時集積筒１８
Ａと一体に移動し得るようにしたものである。

上記実施例の構成によれば、このシャッター１９Ａを第
３図鎖線で示す如く一時集積筒１８Ａとともに、貯留ベ
ルト２２の上方に移動させた後、シャッター１９Ａを第
３図右方向に水平移動させて一時集積筒１８の底部を開
放するため、貯留ベルト２２上に集積硬貨をより確実に
落下させることができる。

第４図は第２図の箇所についての第３実施例を示し、前
述の実施例のシャッター１９と出金筒２０との間に、一
時集積筒１８の底部から放出された集積硬貨を出金筒２
０もしくは貯留ベルト２２上に振り分けて落下させる振
り分けシュート４０を設けるようにしたものである。

前記振り分けシュート４０は、一時集積筒１８と出金筒
２０とを連結する垂直な連通孔４１と、一時集積筒１８
から落下した硬貨を貯留ベルト２２の上方位置へ案内し
ながら落下させる傾斜面４２とを有しており、水平移動
により、第４図実線で示す如く連通孔４１と一時集積筒
１８とが同一軸線上に並ぶ位置、もしくは鎖線で示す如
く傾斜面４２が一時集積筒１８の下方に配置される位置
に択一的に移動して、−詩集Ｖ１筒１８から落下した硬
貨を出金筒２０もしくは貯留ベルト２２へ案内している
。

なお、前記第３実施例におけるシャッター１９を省略し
、第５図（イ）〜、（ハ）に示す如き構造の撮り分けシ
ュート４０Ａを採用してもよい。

すなわち、この第４実施例に適用される振り分けシュー
ト４０Ａは、前記第３実施例の振り分けシュート４０に
おける連通孔４１と傾斜面４２との間に、一時集積筒１
８の底部を閉じるための水平面４３を設けるようにした
ものである。

すなわち、第５図（イ）に示すように、水平面４３を一
時集積筒１８と出金筒２０との間に配置した状態で入金
処理を行なった後、第５図（ロ）に示す如く一時集積筒
１８の下方に傾斜面４２を配置して貯留コンベア２２へ
硬貨を落下させ、あるいは、第４図（ハ）に示す如く一
時集積筒１８の下方に連通孔４１を配置して出金筒２０
へ硬貨を落下させることにより、硬貨を振り分けること
ができる。

なお、一時集積筒から放出された硬貨を振り分ける機構
は、前記第１・第２実施例に示す如く一時集積筒を水平
移動させる方式、あるいは第３・第４実施例に示す如く
傾斜面を利用して落下方向を変更する方式に限定される
ものではなく、例えば、一時集積筒を固定しておいて、
出金筒、および貯留ベルトを移動させて振り分けるよう
にしてもよい。

また、返却すべき硬貨を出金搬送路に送り込む機構は上
記実施例の貯留ベルトおよびシュートに限定されるもの
ではなく、例えば、貯留ベルトを省略して硬貨をシュー
トに直接送り込む方式を採用するようにしてもよい。

〔発明の効果〕

以上の説明で明らかなように、本発明は、ゲート群によ
り選別された硬貨を一時集積筒に金種別に収容するとと
もに、該一時集積筒の下方に出金筒を設け、さらに、こ
れら一時集積筒と出金筒との間に設けられた振り分【プ
機構によって、前記一時集積筒から放出された硬貨の落
下方向を前記出金筒もしくは硬貨返却用搬送路に切り替
えるようにしたから、硬貨分離供給機構によって硬貨を
一枚ずつ分離させながら供給する処理を一回行うだけで
、一連の入金処理、すなわち、 （ａ）硬貨を返却可能な状態で貯留しながら計数、判別
を行なう処理。

（ｂ）入金が承認された硬貨を金種別に収容する処理。

を行うことができ、したがって、硬貨を−・枚ずつ送り
出す処理に要する時間を従来の約半分にして、入金処理
の迅速化を図ることができるという効果を奏する。

また、従来装置において２基必要とされていた硬貨分離
供給機構が１基になるから、機内スペースの有効利用を
図るとともに、装置のコストダウンを図ることができる
という効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の第１実施例を示すもので
、第１図は正面図、第２図は第１図の■−■線に沿う矢
視図、第３図は第２図に示す振り分【ノ機構の第２実施
例を示す側面図、第４図は第２図に示す振り分け機構の
第３実施例を示す側面図、第５図は振り分け機構の第４
実施例を示す平面図である。 １・・・・・・機体、６・・・・・・硬貨分離供給装置
、８・・・・・・回転円盤、１２・・・・・・搬送チェ
ーン、１３・・・・・・硬貨誘導ガイド、１４Ａ〜１４
Ｆ・・・・・・収納ゲート、１４Ｇ・・・・・・リジェ
クトゲート、１８・１８Ａ・・・・・・一時集積筒、１
９・１９Ａ・・・・・・シＶツター装置、２０・・・・
・・出金筒、２２・・・・・・貯留ベルト、２５・・・
・・・シュート、２７・・・・・・搬送ベルト、４０・
４０Ａ・・・・・・振り分けシュート、４１・・・・・
・連通孔、４２・・・・・・傾斜面、Ｃ・・・・・・硬
貨、Ｓ・・・・・・鑑別部。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 混合硬貨を受け入れ一枚ずつ送り出す硬貨分離供給機構
   と、該硬貨分離供給機構から送り出された硬貨の鑑別計
   数を行う鑑別部と、該鑑別部を通過した硬貨から該当す
   る金種の硬貨を下方に落下させるゲート群と、金種別に
   硬貨を収納するとともに底部から任意枚数を払い出す出
   金筒と、該出金筒から払い出された硬貨を出金する出金
   搬送機構と、前記ゲート群と出金筒との間に設けられて
   落下する硬貨を一時集積させる一時集積筒と、該一時集
   積筒に集積した硬貨を前記出金筒または前記出金搬送機
   構に向けて択一的に振り分け落下させる振り分け手段と
   を具備してなることを特徴とする循環式硬貨入出金機。