JPH10156468A - ロックシーム加工機 - Google Patents

ロックシーム加工機

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JPH10156468A
JPH10156468A JP8317256A JP31725696A JPH10156468A JP H10156468 A JPH10156468 A JP H10156468A JP 8317256 A JP8317256 A JP 8317256A JP 31725696 A JP31725696 A JP 31725696A JP H10156468 A JPH10156468 A JP H10156468A
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JP
Japan
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cylindrical body
support
cylinder
plate
axis
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8317256A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Takagi
和明 高木
Takanori Suzuki
敬規 鈴木
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SANKO SEIKI KK
Sango Co Ltd
Original Assignee
SANKO SEIKI KK
Sango Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/976,485 priority patent/US6000115A/en
Priority to EP97120883A priority patent/EP0845313A3/en
Publication of JPH10156468A publication Critical patent/JPH10156468A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/01Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves between rams and anvils or abutments
    • B21D5/015Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves between rams and anvils or abutments for making tubes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C37/00Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape
    • B21C37/06Manufacture of metal sheets, bars, wire, tubes or like semi-manufactured products, not otherwise provided for; Manufacture of tubes of special shape of tubes or metal hoses; Combined procedures for making tubes, e.g. for making multi-wall tubes
    • B21C37/10Making tubes with riveted seams or with non-welded and non-soldered seams
    • B21C37/108Making tubes with riveted seams or with non-welded and non-soldered seams without continuous longitudinal movement of the sheet during the bending operation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D39/00Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders
    • B21D39/02Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders of sheet metal by folding, e.g. connecting edges of a sheet to form a cylinder
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49998Work holding
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Exhaust Silencers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異形の筒体を、1の支持機構で支持できるよ
うにする。 【解決手段】 筒体1の両開口端側に支持機構2,3を
配置する。支持機構2,3に、筒体1の両開口端部の内
側に係止する複数の支持体37,44,45,49を設
ける。複数の支持体を筒体の軸芯方向に進退可能に設
け、かつその複数の支持体の少なくとも一つを筒体の軸
芯と直交する方向に移動可能に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロックシーム加工機
に関するもので、より詳しくは、筒体の外周に板材を巻
設するロックシーム加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の消音器において、筒体
の外周に板材を巻設して遮音性や見栄えを高める所謂後
巻き工法のロックシーム加工機がある。
【0003】この後巻き工法について図11により概略
を説明すると、先ず(a)に示す金属板材100を
(b)のように円筒状に巻き成形してその両端をロック
シーム101により連結し、この筒体102の両開口端
縁に(c)に示すようにフランジ103を形成し、次
で、(d)のように一方の開口端から、インナパイプを
固着した隔壁及び端板等からなる内容物104を挿入
し、次で、(e)に示すように上記筒体102の下部に
板材105を供給して、これを一対の押し板106を上
動して筒体102の下半部に沿って屈曲するとともに、
その板材105の両端を起立させ、次で、(f)のよう
にその板材105の両端をロックシーム107により連
結して内外二重筒に形成している。
【0004】そして、上記筒体102の外周に板材10
5を巻設する工程において、その筒体102を支持する
機構として、従来、図12に示すように、一対の芯金1
08,109を対向配置し、ロボット等により筒体10
2を(a)に示すように上記芯金108,109間に位
置させ、その後(b)に示すように両芯金108,10
9を筒体102の両端開口部より筒体102内に嵌入し
て、その筒体102を支持するようにしたものがある
(例えば特開平6−269884号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の芯金10
8,109は、その外周形状が加工される筒体102の
両端開口形状に合致する専用品に形成されているため、
開口径が異なる筒体を支持するためには、その開口径に
合致する形状の芯金に取り替えなければならず、各種断
面の消音器を製造するためには、その断面の数に応じた
一対の芯金を用意する必要がある上にその段替え工程も
不可欠になる。
【0006】そのため、芯金費用や段替え費用が嵩み、
かつ、段替え時間のために稼働率も低くなる問題があ
る。そこで本発明は、上記筒体の支持機構を、段替えす
ることなく各種断面の筒体を支持できるように構成し、
多品種混合生産に対して生産効率を高めることができる
ロックシーム加工機を提供することを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の第1の発明は、供給された筒体の
両開口端部を支持して、その筒体の外周に板材を巻回
し、その板材の巻回両端をロックシーム加工して2重の
筒体を成形するものにおいて、上記筒体(1)の両開口
端側に支持機構(2)(3)を配置し、該両支持機構
(2)(3)に、筒体(1)の両開口端部の内側に係止
する複数の支持体を設け、該複数の支持体を筒体の軸芯
方向に進退可能に設け、かつその複数の支持体の少なく
とも一つを筒体の軸芯と直交する方向に移動可能に設け
たことを特徴とするものである。
【0008】本発明においては、支持機構(2)(3)
における複数の支持体(37,44,45,49)(3
7a,44a,45a,49a)のうち少なくともその
一つを筒体の軸芯と直交する方向に移動させて、これら
の支持体が、供給される筒体(1)の内周面に接触する
ように位置設定する。
【0009】このとき、供給される筒体(1)が大径断
面の場合には上記少なくとも1つの支持体を筒体(1)
の軸芯と直交する方向の外側へ移動させ、筒体(1)が
小径断面の場合には軸芯と直交する方向の内側へ移動さ
せる。
【0010】これにより、断面径の異なる筒体、更には
円形、長円形、楕円形、矩形等の異形断面の筒体の支持
が可能になる。請求項2記載の第2の発明は、上記筒体
(1)が略水平に配置され、複数の支持体が、上記筒体
(1)の軸芯の真上に配置されて上記軸芯方向にのみ進
退する支持体(49)と、上記軸芯の真下に配置されて
上記軸芯方向に進退するとともに鉛直方向にも移動する
支持体(37)と、筒体(1)の中間位置に配置されて
上記軸芯方向に進退するとともに筒体の軸芯と直交する
面内にも移動するその他の支持体とからなるものであ
る。
【0011】本発明においては、更に筒体(1)を、そ
の内面上部と、内面下部と内面中間部で支持でき、筒体
(1)を安定して支持できる。請求項3記載の第3の発
明は、上記第2の発明におけるその他の支持体が、筒体
(1)の軸芯を通る鉛直面を挟んで対称位置に、かつ筒
体(1)の軸芯を通る水平面よりも下方に位置して配置
した2個の支持体(44)(45)からなるものであ
る。
【0012】本発明においては、更に、筒体(1)を、
その内面上部と、内面下部と、筒体(1)の軸芯より下
方の両側内面の4点で支持できるので、筒体(1)をよ
り一層安定して支持できるとともに、筒体(1)の芯出
しも可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図10に示す実施例に基
づいて本発明の実施の形態について説明する。
【0014】図1はロックシーム加工機を板材の供給側
から見た正面図で、前記従来のようにロックシーム加工
されて筒状に成形された筒体1が、その軸芯を水平にし
て供給される部分において、その筒体1の両開口端部1
a,1b側に位置して筒体支持機構2,3が対向配置さ
れ、下部には押し板機構4が配置され、更に一方の筒体
支持機構3の上部にはハゼ曲げ機構5が配置されてい
る。図1において6は筒体1の外周面に後巻きする金属
製の板材である。
【0015】上記図1に示す右側の筒体支持機構2につ
いて図1乃至図6により詳述する。図1において、基台
7はベース8上において、水平状態に供給された筒体1
の軸芯方向に対して進退可能に備えられており、油圧シ
リンダ等の駆動手段9により矢印A−B方向に進退駆動
されるようになっている。
【0016】基台7上には図4に示すように、部材10
を介して回転駆動手段であるサーボモータ11が備えら
れ、その駆動軸12には平歯車からなる駆動歯車13が
固設されている。
【0017】更に基台7上には支板14が立設され、該
支板14の前面両側には図6に示すように2本の第1案
内レール15,15が鉛直方向に固設されている。該第
1案内レール15,15には昇降部材16,16が摺動
可能に嵌合され、該両昇降部材16,16には昇降板1
7が固着されている。該昇降板17の後面中間部には、
図4に示すように、鉛直方向に雌ねじを刻設したナット
部材18が固着されている。
【0018】上記支板14の前面中央部にはねじ軸19
が鉛直方向に配置され、その上下部が支板14に設けた
部材20,21により回転可能に支持され、該ねじ軸1
9に上記ナット部材18が螺着されている。上記ねじ軸
19の下端には平歯車からなる従動歯車22が固着され
ており、上記駆動歯車13の回転が中間歯車23を介し
て従動歯車22に伝達されるようになっている。
【0019】したがって、上記回転駆動手段11により
駆動歯車13を正逆回転させると、ねじ軸19が正逆回
転し、ナット部材18が昇降移動し、昇降板17が昇降
移動するようになっている。
【0020】上記昇降板17の両側前面には図6に示す
ように腕板24,25が突設され、該両腕板24,25
の先端部の上下には、図5に示すように、両腕板24,
25間に渡って第2の案内レール26,27が水平方向
に架設されている。また、上記上下の案内レール26と
27の間には図4に示すように支持杆28が上記両腕板
24,25間に渡って固設されている。そして、該支持
杆28と上記昇降板17間には、図5に示すように、供
給された筒体1の軸芯を通る鉛直線X−X上に位置して
回転軸29が水平に回転可能に備えられている。
【0021】上記回転軸29にはウォームホイール30
が固着されているとともに先端部にピニオン31が固着
されている。上記一方の腕板25(図6参照)には回転
駆動手段であるサーボモータ32が固設され、その回転
軸33には図4に示すように、上記ウォームホイール3
0に噛合するウォーム34が固着されている。
【0022】上記昇降板17の前面には支扞35が突設
され(図4参照)、その先端には支持腕36が、上記X
−X線上に位置して固設され、該支持腕36の先端に第
1支持体である支持ピン37が上記X−X線上に位置し
て前方へ突設されている。該支持ピン37の先端周囲は
先細状の曲面になっており、該支持ピン37が上記筒体
1内へ挿入しやすいようになっている。
【0023】上記上側の第2の案内レール26には2個
の上側移動部材38,39が図5に示すように上記X−
X線を中心とする対称位置に摺動可能に嵌合して備えら
れ、また上記下側の第2の案内レール27には2個の下
側移動部材40,41がX−X線を中心とする対称位置
に摺動可能に嵌合して備えられている。
【0024】上記上側移動部材38と下側移動部材40
間には図5に示すように左側移動板42が固設され、ま
た、上側移動部材39と下側移動部材41間には右側移
動板43が固設されている。そして、左側移動板42の
前面上部には第2支持体である支持ピン44が突設さ
れ、右側移動部材43の前面上部には第3支持体である
支持ピン45が突設されて、これら両支持ピン44,4
5が、上記X−X線を中心として対称位置に配置されて
いる。また、両支持ピン44,45の先端周囲は上記第
1支持ピン37と同様に曲面になっている。更に、該両
支持ピン44,45の位置は、図3に示すように、上記
第1支持ピン37からの鉛直方向距離Hが、支持する筒
体1の鉛直方向の半径Rより短くなるように設定されて
いる。
【0025】更に上記左側移動板42の裏面には図5に
示すように、第1のラック46が水平方向に固着され、
その上面に刻設した歯46aが上記ピニオン31の下側
に噛合している。また、右側移動板43の裏面には第2
のラック47が水平方向に固着され、その下面に刻設し
た歯47aが上記ピニオン31の上側に噛合している。
【0026】したがって、サーボモータ32によりウォ
ーム34を一方向に回転すると、ウォームホイール3
0、回転軸29を介してピニオン31が一方向に回転
し、第1のラック46と第2のラック47が、第2支持
体44と第3支持体45が接近するように相反する方向
へ同量移動し、また、ウォーム34を他方向に回転する
と、第1のラック46と第2のラック47が、第2支持
体44と第3支持体45が離間するように相反する方向
へ同量移動するようになっている。
【0027】上記支板14の前面上部には図4に示すよ
うに、腕48が突設され、その先部には第4支持体であ
るハンガー49が、上記X−X線上に位置して突設され
ている。該第4支持体49の上面は図5に示すように左
右方向への曲面に形成されているとともに図4に示すよ
うに先端上部が下方へ傾斜し、上記筒体1内へ挿入しや
すいようになっている。
【0028】また、上記4個の支持体37,44,4
5,49の先端面は同一鉛直面上に位置している。尚、
図1の左側の筒体支持機構3は、上記右側の筒体支持機
構2と同一構造で、かつ図1に示すように対向して配置
されている。この左側の筒体支持機構3において、上記
右側の筒体支持機構2の各支持体37,44,45,4
9に対応する各支持体を37a,44a,45a,49
aとして示す。また、その他、同一部分には上記と同一
符号を付す。
【0029】次に図1に示すハゼ曲げ機構5について、
図1及び図8乃至図10により詳述する。図1におい
て、上記供給される筒体1の上部には、上記X−X線上
に位置しかつ筒体1の軸芯に沿って水平にレール50が
架設され、これに支板51が摺動可能に備えられてい
る。
【0030】図8において、支板51の先部には腕板5
2が垂設され、その腕板52の前面には軸受によりねじ
軸55が回転可能に垂設され、該ねじ軸55の下端には
傘歯車56が固着されている。更に上記腕板52には回
転駆動手段であるサーボモータ57が備えられており、
該回転駆動手段57の回転駆動軸に固着した傘歯車58
が上記傘歯車56に噛合している。
【0031】上記ねじ軸55には昇降部材59が螺合さ
れ、これに昇降板60が備えられている。上記腕板52
の前面には図10に示すように、鉛直方向の案内レール
53が2本固着されており、上記昇降板60の後面に
は、上記案内レール53に摺動可能に嵌合した昇降部材
54が固着されている。
【0032】上記昇降板60の前面には上下に位置して
2本の案内レール61,62が水平に架設されている。
そして該上側の案内レール61には2個の上側移動部材
63,64が図9に示すように、上記X−X線を中心と
する左右対称位置に摺動可能に嵌合して備えられ、ま
た、下側の案内レール62には2個の下側移動部材6
5,66がX−X線を中心とする左右対称位置に摺動可
能に嵌合して備えられている。
【0033】上記上側移動部材63と下側移動部材65
間には左側移動板67が固設され、また上側移動部材6
4と下側移動部材66間には右側移動板68が固設され
ている。
【0034】上記左側移動板67の裏面には水平方向に
雌ねじを貫設した左側ナット部材69が固着され、右側
移動板68の裏面には水平方向に雌ねじを貫設した右側
ナット部材70が固着されている。
【0035】上記昇降板60の前面には、図9に示すよ
うに、軸受71,72によりねじ軸73が回転可能に水
平方向に架設されており、その左側に左ねじ73aが刻
設され、右側に右ねじ73bが刻設されている。そし
て、該左ねじ73a部に上記左側ナット部材69が螺合
され、右ねじ73b部に上記右側ナット部材70が螺合
されている。
【0036】上記ねじ軸73は、図10に示すように、
上記昇降板60に備えた回転駆動手段であるサーボモー
タ74により、両傘歯車75,76を介して正逆回転さ
れるようになっている。
【0037】図9において、上記左側移動板67の下端
には左側曲げロール77が、右側移動板68の下端には
右側曲げロール78が、上記X−X線を中心として対称
位置に配置されているとともに、図9に示すように傾斜
状態で回転可能に備えられている。
【0038】図1及び図8において、上記支板51の下
部であって上記曲げロール77,78の後方には従来と
同様の折込棒79が設けられ、更にその後方には従来と
同様の曲げロール群80が設けられている。尚、上記支
板51は、図示しない進退駆動手段によりレール50に
沿って進退移動するようになっている。
【0039】次に、図1における押し板機構4について
図2により説明する。該機構4は、図2に示すように、
供給された筒体1の下部位置に配置され、上記X−X線
を中心とする対称位置に設けた垂直状の2枚の押し板8
1,82と、該2枚の押し板81,82を同時に昇降す
る昇降駆動手段83と、両押し板81,82をX−X線
を中心として対称に近接、離間させる駆動手段84を有
する。
【0040】図2において85は供給された板材6の位
置決めに用いるストッパである。尚、上記各駆動手段
は、数値入力することにより、自動的に所定量各部材を
駆動するようになっている。
【0041】次に内筒となる筒体1の外周に板材6を巻
設する工程について説明する。先ず、内筒となる筒体1
が図2及び図3に示すような小径断面の場合について説
明する。
【0042】この場合は、図4に示すサーボモータ11
を作動して駆動歯車13を一方向に回転し、ねじ軸19
を一方向に回転して昇降板17を上昇させて、図2及び
図3に示すように、第1支持体37を供給される筒体1
におけるその軸芯の真下の内面に接触する位置まで上昇
変位させる。この上昇と共に第2,第3支持体44,4
5も同量上昇変位する。
【0043】次で、サーボモータ32を作動してピニオ
ン31を一方向に回転し、第1のラック46を図5にお
いて右方へ移動し、第2のラック47を左方へ移動し
て、第2支持体44と第3支持体45を相互に接近する
ように移動変位させてその間隔Cを、図2及び図5に示
すように、供給される筒体1の軸芯を通る水平面よりも
下方の内面に接触するような間隔に設定する。
【0044】また、上記の小径断面の筒体1に、図7に
示すように板材6を半巻きすると、その両端6a,6b
の位置は、その相互間隔がDで、筒体1の軸芯からの距
離がEの位置になる。
【0045】したがって、ハゼ曲げ機構5における左右
の曲げロール77と78を上記の位置に合致させる必要
がある。この位置合わせは、図8におけるサーボモータ
57を作動してねじ軸55を一方向に回転し、左右の曲
げロール77,78を上記の距離Eに合致する位置まで
下降させるとともに、サーボモータ74を作動してねじ
軸73を一方向に回転し、左右の曲げロール77と78
を近接移動させて上記の間隔Dに設定する。
【0046】更に、押し板機構4における両押し板8
1,82の間隔を、図2及び図7に示すように上記筒体
1の短径、すなわち上記Dの間隔に設定する。この設定
は、駆動手段84により行う。
【0047】上記の設定状態において、先ず筒体1をロ
ボット等により、図1及び図2に示すように両筒体支持
機構2,3間に水平に供給する。次で駆動手段9により
両筒体支持機構2,3を筒体1の方向へ移動し、その一
方の支持機構2の4個の支持体37,44,45及び4
9を筒体1の一方の開口端部1a内へ挿入し、他方の支
持機構3の4個の支持体37a,44a,45a及び4
9aを筒体1の他方の開口端部1b内へ挿入する。これ
により各支持体が図2に示すように筒体1の内面に接触
し筒体1を支持する。この支持により筒体1の芯出しも
行われる。
【0048】次で、ロボット等が退避するとともに板材
6が上記筒体1の下部に図2のように供給され、押し板
機構4における両押し板81,82が昇降駆動手段83
により上昇する。
【0049】この両押し板81,82の上昇により、板
材6が図7に示すように、筒体1の略下半部に半巻きさ
れ、その両端6a,6b側が図7に示すように起立状態
になる。
【0050】次で、ハゼ曲げ機構5が筒体1方向へ前進
し、その左右の曲げロール77,78により上記板材6
の両端6a,6bが内方へ誘導されてハゼ曲げが開始さ
れ、後方の折込棒79及び曲げロール群80により板材
6が筒体1に巻回されるとともにロックシーム加工がな
される。これにより、内外二重筒からなる消音器が形成
される。
【0051】このロックシーム加工終了後は、上記各機
構が元状に復帰し、次の筒体1が供給され、上記の工程
をくり返して連続的に消音器を成形する。次に、板材6
が巻設される筒体が、図3において符号1Aで示すよう
に、上記筒体1より大径の場合について説明する。
【0052】この場合は、上記の小径の状態から、サー
ボモータ11を上記とは逆の方向に作動してねじ軸19
を逆回転させ、昇降板17を下降させて図3に示すよう
に、第1支持体37を供給される大径の筒体1Aの内面
下部に接触する位置37Aに下降させて設定する。この
下降とともに第2,第3支持体44,45も同量下降す
る。
【0053】次で、サーボモータ32を上記とは逆の方
向に作動してピニオン31を上記とは逆の方向に回転
し、第1のラック46と第2のラック47を上記とは逆
の方向へ移動させて第2支持体44と第3支持体45を
離間方向へ移動させ、図3において44A及び45Aで
示すように、大径の筒体1Aの内面に接触するように設
定する。
【0054】また、大径断面の筒体1Aに巻設する板材
6Aは図7に示すように、上記短径の筒体1に比べて長
尺であるため、その板材6Aを図7に示すように筒体1
Aに半巻きすると、その両端6a,6bの位置は、上記
小径断面の筒体1の場合に比べ、上記DがD1 に、ま
た、EがE1 のように拡大した位置になる。
【0055】したがって、ハゼ曲げ機構5における左右
の曲げロール77と78を上記D1とE1 の位置に合致
させる必要がある。この位置合わせは、図8におけるサ
ーボモータ57を上記とは逆方向に作動してねじ軸55
を上記とは逆の方向に回転し、左右の曲げロール77,
78を上記距離E1 に合致する位置まで上昇させるとと
もに、サーボモータ74を上記とは逆の方向に作動して
ねじ軸73を上記とは逆の方向に回転し、左右の曲げロ
ール77と78を離間移動させて上記の間隔D 1 に設定
する。
【0056】更に、押し板機構4における両押し板8
1,82の間隔を、駆動手段84により拡開して、図7
に示すように、大径の筒体1Aの短方向径D1 と同等の
間隔D 1 に設定する。
【0057】そして、上記のように設定した後、供給さ
れた大径断面の筒体1Aに対し、上記と同様の工程によ
り、各支持体でその筒体1Aの両開口端部を支持すると
ともにその筒体1Aの外周に板材6Aを巻回してロック
シーム加工する。
【0058】尚、上記実施例は、長円形の筒体に板材を
巻設する場合について説明したが、本発明は、その他、
真円形、楕円形、矩形等各種の断面の筒体に板材を巻設
する場合にも、更に、これらの断面形状の大径及び小径
の筒体に対しても、上記各支持体の上下、左右の移動の
合成により対応できる。
【0059】また、上記実施例では一方の支持機構に対
して4個の支持体を設けたが、その他、例えば、上記第
1支持体37と第4支持体49のみとし、かつこの第1
支持体37を筒体1の軸芯と直交する方向に移動させる
ようにしても、各種の筒体を支持できる。したがって、
支持体は上記4個に限らず、複数かつ必要数設ければよ
い。
【0060】また、上記図の実施例の第2,第3支持体
44,45は、図の実施例のように筒体1の軸芯を通る
水平面より下方に設けるものに限らず、筒体1の軸芯を
通る水平面位置やその水平面より上方に位置して設けて
もよい。
【0061】
【発明の効果】以上のようであるから、請求項1記載の
発明によれば、一種の支持機構で、断面径の異なる筒
体、更には円形、長円形、楕円形、矩形等の異形断面の
筒体の支持が可能になり、前記従来のような異種の筒体
毎に芯金を交換するものに比べて多くの芯金を用意して
管理する必要もなく経済的であり、作業の能率化、コス
ト低減を図ることができる。
【0062】更に、各支持体をモータ等の駆動手段で移
動させて段替えが可能であるため、段替え時間を大幅に
削減でき、効率が向上する。したがって、消音器の多品
種混合生産に有効である。
【0063】請求項2記載の発明によれば、更に安定し
た筒体の支持が可能になる。請求項3記載の発明によれ
ば、更により安定した筒体の支持と筒体の芯出しも可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すもので、板材供給側より
見た略図。
【図2】図1の略側面図。
【図3】本発明の支持体の移動を説明する図。
【図4】本発明の筒体支持機構を示す側断面図。
【図5】図4の左側から見た図。
【図6】図4の平面図。
【図7】大小の筒体に対する板材の巻き状態を説明する
図。
【図8】本発明に適用するハゼ曲げ機構の側面図。
【図9】図8の右側から見た図。
【図10】図8の平面図。
【図11】(a)〜(f)は筒体に板材を巻設する工程
を示す図。
【図12】従来の芯金による筒体支持方法を示す図で、
(a)は支持前、(b)は支持状態を示す。
【符号の説明】
1…筒体 1a,1b…両開口
端部 2,3…筒体支持機構 37,44,45,49,37a,44a,45a,4
9a…支持体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給された筒体の両開口端部を支持し
    て、その筒体の外周に板材を巻回し、その板材の巻回両
    端をロックシーム加工して2重の筒体を成形するものに
    おいて、 上記筒体の両開口端側に支持機構を配置し、該両支持機
    構に、筒体の両開口端部の内側に係止する複数の支持体
    を設け、該複数の支持体を筒体の軸芯方向に進退可能に
    設け、かつその複数の支持体の少なくとも一つを筒体の
    軸芯と直交する方向に移動可能に設けたことを特徴とす
    るロックシーム加工機。
  2. 【請求項2】 筒体が略水平に配置され、複数の支持体
    が、上記筒体の軸芯の真上に配置されて上記軸芯方向に
    のみ進退する支持体と、上記軸芯の真下に配置されて上
    記軸芯方向に進退するとともに鉛直方向にも移動する支
    持体と、筒体の中間位置に配置されて上記軸芯方向に進
    退するとともに筒体の軸芯と直交する面内にも移動する
    その他の支持体とからなる請求項1記載のロックシーム
    加工機。
  3. 【請求項3】 その他の支持体が、筒体の軸芯を通る鉛
    直面を挟んで対称位置に、かつ筒体の軸芯を通る水平面
    よりも下方に位置して配置した2個の支持体からなる請
    求項2記載のロックシーム加工機。
JP8317256A 1996-11-28 1996-11-28 ロックシーム加工機 Withdrawn JPH10156468A (ja)

Priority Applications (3)

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JP8317256A JPH10156468A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 ロックシーム加工機
US08/976,485 US6000115A (en) 1996-11-28 1997-11-24 Shell lock seaming machine
EP97120883A EP0845313A3 (en) 1996-11-28 1997-11-27 Shell lock seaming machine

Applications Claiming Priority (1)

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JPH10156468A true JPH10156468A (ja) 1998-06-16

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ID=18086226

Family Applications (1)

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JP8317256A Withdrawn JPH10156468A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 ロックシーム加工機

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US (1) US6000115A (ja)
EP (1) EP0845313A3 (ja)
JP (1) JPH10156468A (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
EP0845313A3 (en) 1998-07-01
US6000115A (en) 1999-12-14
EP0845313A2 (en) 1998-06-03

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