JPH10152862A - 建設機械の冷却風路開口カバー - Google Patents

建設機械の冷却風路開口カバー

Info

Publication number
JPH10152862A
JPH10152862A JP31403196A JP31403196A JPH10152862A JP H10152862 A JPH10152862 A JP H10152862A JP 31403196 A JP31403196 A JP 31403196A JP 31403196 A JP31403196 A JP 31403196A JP H10152862 A JPH10152862 A JP H10152862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling air
engine
cooling
construction machine
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP31403196A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutoshi Minamiyoshi
康利 南吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Caterpillar Mitsubishi Ltd, Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd filed Critical Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority to JP31403196A priority Critical patent/JPH10152862A/ja
Publication of JPH10152862A publication Critical patent/JPH10152862A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設機械の冷却風路開口カバーに関し、上記
建設機械の少なくともエンジンを搭載するエンジンルー
ムに冷却ファンにより吸引した冷却用空気で、上記エン
ジンルーム内の各部位を冷却した後、上記建設機械から
遠ざかる方向に効果的に排出せしめる。 【解決手段】 建設機械に搭載されるエンジン8,作動
油用オイルポンプ26,作動油タンク30等のうち、少
なくともエンジン8を収納するエンジンルーム36内
に、上記エンジン8の熱交換器40の冷却ファン52に
より上記冷却用空気を吸引し、この冷却用空気で各部位
を冷却した後、上記エンジンルーム36の出口開口部7
0に設けられた導風部72を介して、上記建設機械から
遠ざかるように排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル,セ
ルフローダ,ブルドーザ等のホィールローダ、履帯式ロ
ーダの建設機械の冷却風路開口カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、パワーショベル,セルフ
ローダ,ブルドーザ等のホィールローダ、履帯式ローダ
の建設機械は、山間部のダム,トンネル,河川,道路等
の岩石の掘削やビル,建築物の取りこわし等に使用さ
れ、炎天下の非常に大気温度が高く、又上記作業現場の
足場や地表面の状態が悪い過酷な条件の中で、上記建設
機械にとっては、最大能力限界の出力でオーバロードに
ならないように、しかも連続的な稼働が強いられている
ことが多い。
【0003】上記建設機械の構造は上部車体,下部走行
体,作業装置の3つの部分から構成されているが、例え
ば従来の構造を油圧ショベルについて説明する。油圧シ
ョベル基本構造は、図5,6に示したように上記上部車
体は旋回可能に形成された上部旋回体2,上部旋回体2
の下側に設けられる下部走行体4,作業装置6の3つの
部分の構成で形成されている。
【0004】上部旋回体2はエンジン8,旋回装置1
2,運転席14,図示しない油圧装置等から構成されて
おり、下部走行体4はカーボディ16,トラックローラ
フレーム18,走行装置20,図示しない足廻り装置か
ら構成され、更に作業装置6はバケット22を支持する
ブーム24,アーム25と、これらを作動させる各種の
油圧シリンダ,リンクロッドとから構成されている。
【0005】上記油圧ショベルの稼働のための装置は、
上記の走行装置20,旋回装置12,作業装置6であ
り、これら各装置の動力伝達はエンジン8の動力をオイ
ルポンプ26で油圧力に変換して行っている。又、走行
装置20においては、図示しないスイベルジョイントを
経由して走行モータを回しトラック28に伝達し、又旋
回装置12においては、図示しない旋回モータを回し、
旋回ギアに伝達し、更に作業装置6においては各種油圧
シリンダ等に伝達して上記油圧ショベルの作業を行って
いる。
【0006】上記のようにエンジン8で駆動されるオイ
ルポンプ26により吐出される、例えば約140〜30
0kg/cm2 に高圧化された作動油は、種々の図示し
ないコントロールバルブで制御され上記各装置に伝達さ
れて低圧油となり、再度上記コントロールバルブを経由
して作動油タンク30に戻り、再び該オイルポンプ26
により循環されるようになっている。
【0007】上記建設機械においては、自動車のように
走行することが目的ではないので、上記建設機械に搭載
されたエンジン8により、上記作動油がオイルポンンプ
26の最大吐出圧になるように常時設定されており、こ
の作動油を制御装置により制御弁をパイロット油圧で制
御し、上記建設機械自身の走行,回転及び種々の上記建
設作業を行っている。
【0008】従って、上記のように建設機械は稼働中に
おいては、上記オイルポンプ26が最大能力を出力でき
るように制御されており、該建設機械がオーバロードに
ならない限界領域で連続的に一日中稼働することが多
い。そのため、該作動油が上記オイルポンプ26から吐
出し、上記作業を行い、作動油タンク30側に戻る頃に
は、かなり温度が上昇するため、このまま使用し続ける
と、該作動油の温度が上昇し、油圧機器類に使用されて
いる天然樹脂又は合成樹脂製オイルシールの劣化・損傷
を招き油圧機器類の寿命を縮める。
【0009】又、ラジエータのエンジン冷却水温度が上
昇すると、エンジンがオーバヒートを起こして出力が低
下したり、更には冷却水が沸騰してエンジ焼付き等の故
障を生じる。そこで、上記のように作業を行い帰還して
きた作動油を、上記エンジンの冷却用の熱交換器である
冷却水用ラジエータ40の前面に重合するように配設さ
れた作動油用オイルクーラー50で冷却して、作動油タ
ンク30に戻し、再び上記油路を循環するようになって
いる。
【0010】又、上記建設機械は上記のようなダム,ト
ンネル,河川,道路等の作業現場の塵埃が非常に発生す
る中で稼働するため、又騒音防止の見地から上記の作動
油用オイルクーラー50,冷却水用ラジエータ40,エ
ンジン8,オイルポンプ26等は周囲が殆ど囲まれたエ
ンジンルーム36中に配設されており、エンジンルーム
36は、冷却水用ラジエータ40の前面の冷却風の取入
口46と該冷却を終えた冷却用空気を大気中に排出する
ための出口とを有するように、狭いスペースに形成され
ている。
【0011】特に、小、中型建設機械では、上記したよ
うなダム,トンネル,河川,道路等の建設現場や、ビ
ル,家屋の取りこわし作業現場では狭い場所での作業も
多いため、これらの狭い作業現場でも作業ができるよう
に、又コスト及び総重量を低減し維持費を軽減するため
に、該建設機械全体をコンパクトに形成する必要がある
ので、又オペレータが長時間搭乗するキャブ15は、該
建設機械の運転等のため、人間工学上の居住空間を損な
わないように、できるだけ小さくし、且つ又多量に使用
される大きな作動油タンク30,燃料タンク31,スト
レージボックス33が搭載されているので、従って上記
エンジンルームのスペースも可能な限りコンパクトに形
成されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5,
図6に示したように上記建設機械の上部旋回体2のキャ
ブ15や作動油タンクの後方に、キャブ15の車巾方向
に延在するエンジンルーム36が設けられている。又、
エンジンルーム36のキャブ15の車巾方向の隔壁板3
2に設けられた上記冷却用空気の取入口46から冷却フ
ァン52の吸引力により、該冷却用空気がオイルクーラ
50,ラジエータ40を介して、エンジンルーム36内
に取入れられる。
【0013】そして、上記冷却用空気はオイルクーラ5
0,ラジエータ40,エンジン8の付属機器を冷却して
から、図5,6に示したようにエンジンルーム36の、
上部の隔壁板32の一部を構成する、上部開口を覆うカ
バー35の上面に碁盤の目のように形成された水平な複
数個の出口開口部32cにより、上記冷却用空気が排出
されるように構成されている。
【0014】従って、上記冷却用空気は、図6に示した
ように、オイルクーラ50,ラジエータ40,と同時に
エンジン8の付属機器を冷却した後、カバー35に設け
られた格子状の出口開口部32cにより排出される。し
かしながら、エンジンルーム36の下流側後方の隔壁板
32rに高温になった冷却用空気が衝突するため、上記
高温の冷却用空気の動圧が静圧に変わり、且つ上記後方
の隔壁板32rで、この静圧が滞留して高圧になるの
で、上記後方側の出口開口部32cにおける、下流側の
出口開口部32dに片寄って集中的に吹き出される従っ
て、図6(B),図7に示したように上記出口開口部3
2cの有効面積のうち、略下流端付近の開口32d付近
に集中的に排出されるので、上記高温になった冷却用空
気の放出を阻害することになり、上記冷却効果を低減せ
しめている。
【0015】又、上記の格子状の出口開口部32cが略
上方に向いているので、排出される上記高温になった冷
却用空気は上記建設機械の周辺の作業領域内に滞留して
しまう。上記のように、オイルクーラ50,ラジエータ
40を冷却して約80℃の高温になった冷却空気は、格
子状の出口開口部32dより排出されるが、その高温の
空気が上記建設機械の周囲に滞留することになり、その
一部が図6(B)に二点鎖線で示したように、再び取入
口46から冷却ファン52によって吸引されてしまい、
オイルクーラ50,ラジエータ40を冷却するための冷
却空気の温度が、外気よりも上昇して冷却性能を悪化さ
せる。
【0016】又、上記建設機械は自動車のように人間や
荷物等を運搬することが目的ではないので、同一作業を
略同じ場所で該建設機械を旋回したり、前後進を繰り返
しながら長時間の間、略同じ領域内で作業しなければな
らない。又、略同領域内での建設機械を旋回して作業す
ることを繰り返し行っていると、エンジンルーム36の
上記水平状に配設された格子状の出口開口部32cから
の高温の冷却用空気が上方の周囲に排出されても、上記
建設機械の周辺に滞留しているので、上記建設機械から
排出せしめられ滞留している高温の冷却用空気の中での
作業が多くなることがしばしば起こる。
【0017】この状態では、図6(B)に示したように
上記滞留している高温の冷却用空気を、上記エンジンル
ーム36の冷却ファン52の吸引力により吸気取入口4
6から吸い込んでしまい、上記のラジエータ40の冷却
用空気温度が、ますます上昇し冷却性能を悪化させる恐
れがある。従って、上記のような状況下にあっては、該
建設機械の前記した過酷な作業の長時間の作業を続行が
できなくなる恐れがあるばかりか、作動油の温度が上昇
すると油圧機器類を損傷したり寿命を縮める恐れがあ
る。
【0018】又、エンジン冷却水温度が上昇するとエン
ジンオーバヒートで出力低下や故障を生じる恐れがあ
る。本発明はこのような課題に鑑み創案されたもので、
建設機械に搭載されるエンジン,オイルポンプ,作動油
タンク等のうち少なくともエンジンを収納するエンジン
ルーム内に、上記エンジンの熱交換器の冷却ファンによ
り吸引された冷却用空気を該エンジンルームの上流から
下流に流し、各部位を冷却した後、該エンジンルームか
ら排出する熱風を吹き出す出口開口部を設け、該出口開
口部から吹き出す方向を上記建設機械から速やかに遠ざ
けるようにした、建設機械の冷却風路開口カバーを提供
することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】このため請求項1記載の
本発明の建設機械の冷却風路開口カバーは、建設機械に
搭載されるエンジンにより駆動されるオイルポンプから
の高圧の作動油を上記建設機械の走行装置,作業装置等
へ伝達せしめ、帰還してくる高温になった作動油及びエ
ンジンの冷却水のうち少なくともいずれか一方を冷却す
る熱交換器を備え、該熱交換器を冷却した冷却用空気で
上記エンジンを通風する建設機械の冷却風路開口カバー
において、上記建設機械の作動油タンク,熱交換器,エ
ンジン,オイルポンプのうち少なくとも該エンジンを収
納するエンジンルームと、上記エンジンルームを囲繞す
る一方側の隔壁板に設けられ、上記エンジンの冷却ファ
ンが該エンジンルーム内に冷却用空気を取入れる冷却用
空気の取入口と、上記取入口の下流側に上記の作動油及
びエンジン冷却水のうちいずれか一方を冷却する熱交換
器と、上記熱交換器の下流において上記エンジンルーム
を構成する上方側又は周囲側方の隔壁板の少なくと一方
の隔壁板に設けられる上記冷却用空気の出口開口部に該
冷却用空気の流出方向を案内する導風部とを設けたこと
を特徴としている。
【0020】請求項2記載の本発明の建設機械の冷却風
路開口カバーは、請求項1記載の構成において、上記出
口開口部が少なくと1個設けられ上記出口開口部の総合
計開口面積が上記熱交換器の冷却用空気の吸込口有効面
積の約80%以下に形成されていることを特徴としてい
る。請求項3記載の本発明の建設機械の冷却風路開口カ
バーは、請求項1又は2記載の構成において、上記出口
開口部が複数個設けられ該複数国の面積が、上記冷却用
空気の下流側から上流側に行くにしたがい略漸増するよ
うに設けられたことを特徴としている。
【0021】請求項4記載の本発明の建設機械の冷却風
路開口カバーは、請求項3記載の構成において、上記エ
ンジンルームの下流側における上流側から下流側に向か
って設けられた複数個の出口開口部から延びる上記導入
部が、上記各出口開口部からの冷却用空気が重層になる
よう流出させ、上記最下流側の出口開口部からの該冷却
用空気の吹出す流速を上流側の出口開口部から吹出す流
速より速くして帯状流とし、上記最上流側の出口開口部
からの該冷却用空気の吹き出す流速を下流側の出口開口
部より吹出す流速より速くして帯状流とし、少なくとも
上記の最上下流側の速度の速い両帯状流で上記両帯状流
の間の上記出口開口部からの冷却用空気が包囲されて流
れるように構成したことを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1〜4につ
いて説明する。上記従来例の油圧ショベルと実質的に同
一の部位には同一符号を付して説明する。図1は本発明
の実施形態を示すもので、本発明の建設機械の冷却風路
開口カバーを油圧ショベルに適用した場合を示す一部を
破断した概略平面図、図2は図1の2A−2A線に沿う
断面を示す概略拡大断面図、図3は図2の矢視Yの上記
吹き出し開口部の面積を模式的に示す説明図、図4は図
2の矢視Rのラジエータを示す概略正面図である。
【0023】図1〜4に示したように、上記油圧ショベ
ルの上部旋回体2にはオペレータが搭乗するキャブ1
5,作動油タンク30,燃料タンク31,ストレージボ
ックス33等が搭載されており、更にキャブ15や作動
油タンク30の後方の隔壁板32で包囲されたエンジン
ルーム36内には、作動油用オイルクーラ50,熱交換
器であるエンジンの冷却水用ラジエータ40,冷却ファ
ン52,エンジン8,エンジン8で駆動される作動油用
のオイルポンプ26等が収納されるように搭載されてい
る。
【0024】又、エンジンルーム36の冷却水用ラジエ
ータ40の前方の隔壁板32には、図1,2に示したよ
うに、上記建設機械の上部旋回体2の上下方向に任意の
間隔をおいて平行に穿たれた複数個のスリットからなる
冷却用空気の取入口46が設けられ、ラジエータ40の
アッパタンク40aはパイプ41を介してエンジン8に
連結され、ロアタンク40bはパイプ43により冷却水
用ポンプ47を介してエンジン8に連結されている。
【0025】又、エンジン8で駆動される作動用のオイ
ルポンプ26は、作動油タンク30から吸い上げた作動
油を、図5に示した上部旋回装置12,走行装置20,
作業装置6等へ、図示しない制御装置を介して供給し、
各種の作業をした後、高温(約90℃)になった作業油
を、詳細を図示しないが、図1〜2に示した作動油用オ
イルクラ50で冷却し、作動油用タンク30に帰還せし
め、再度上記の作動油用オイルポンプ26により吸い上
げられ上記の流路を循環する。
【0026】又、エンジン8の冷却水はパイプ41を介
して冷却水用ラジエータ40に供給され冷却ファン52
で吸引された冷却用空気により冷却された後、パイプ4
3,ポンプ47を介してエンジン8に入りエンジンの冷
却経路を循環する。又、図2に示したように、エンジン
8の上方側の隔壁板32は、エンジン8,冷却水用ラジ
エータ40,作動油用オイルポンプ26等の点検整備の
ため開口32eが設けられており、開口32eを、図示
しないがボルトにより締結される開閉可能なカバー35
が取付けられている。
【0027】又、図1,図2に示したように、上記のエ
ンジンルーム36とオイルポンプ26との間を仕切るよ
うに、隔壁32Wが設けられており、この隔壁32Wの
上部からエンジンルーム36の後方の隔壁板32rとカ
バー35の連結部近傍に向けて上側に傾斜するように上
部隔壁32W1が延設されている。上記のように、上方
へ延設された上部隔壁32W1の延長線とカバー35の
冷却用空気の出口開口部70の水平方向延長線との交点
の角度がαになるように形成された冷却風路Vの体積
が、下流から上流に行くに従って末広がりになるように
形成され、冷却風路Vの下流から上流に向かって上記冷
却用空気の流体圧力が漸減するように構成されている。
【0028】又、上記の隔壁板32W,上部隔壁板32
W1はエンジンルーム36内に配設された部品間の断熱
壁ともなっている。そして、エンジン,オイルポンプ間
の隔壁32Wは、オイルポンプ26が貫通しており、隔
壁板32Wとオイルポンプ26との間には間隙が存在
し、上記冷却風の一部が通過できるように構成され、オ
イルポンプ26側に入った冷却用空気は、上記の隔壁3
2W1と隔壁板32との間隙や必要に応じて設けられる
排気孔等から配設され、換気されるように構成されてい
る。
【0029】更に、カバー35には、図2に示したよう
に冷却用空気の取入口46により冷却ファン52によっ
て吸引され、各部位を冷却した熱風を吹き出す出口開口
部70はエンジンルーム36の下流側のカバー35の上
面に設けられている。又、この出口開口部70は少なく
とも1個設けられていればよいが、この出口開口部70
の開口面積は、図4に示した冷却水用ラジエータ40前
面の有効冷却面積Mの約80%位に形成されている。
【0030】上記出口開口部70が1個設けられている
場合には、以下説明する複数個有する場合と同様に、上
記1個の出口開口部70の開口面積は、図4に示した冷
却水用ラジエータ40有効冷却前面の面積Mの約80%
位に形成されている。又、出口開口部70の開口面積を
冷却水用ラジエータ40前面の開口面積の約80%以下
に形成することにより、出口開口から吹き出す流速を、
冷却水用ラジエータ40部分を通過する流速よりも一層
高め、冷却水用ラジエータ40で熱せられた空気が上記
建設機械から速やかに遠ざかるよう勢いよく吹き出させ
る効果を得ることができる。
【0031】更に、出口開口部70は、図3に示す平面
視において、で少なくとも出口開口部70の面積S(S
1〜S6)を覆うように、例えば上記油圧ショベルの後
方に吹き出すように設けられた上記冷却用空気の流出方
向を案内する導風部72が設けられている。次に、出口
開口部70が複数個設けられている場合の出口開口部7
0の開口面積S,導風部72等について、詳細に説明す
る。
【0032】先ず、出口開口部70の開口面積Sについ
て説明すると、図2,3に示したようにカバー35の上
面に、例えば6個の出口開口部70a〜70fが設けら
れ、該油圧ショベルの上記車体の車巾方向の長さは、そ
れぞれ略同じ長さWで設けられ、且つ上記上記車体前後
方向の長さLは、図2,3に示したように一番下流側が
短くL1で形成され、L1から上流に行くに従って長く
なるようにL1<L2<L3<L4<L5<L6に形成
されているので、出口開口部70a〜70fの開口面積
S1〜S6は下流側より上流側に行くにしたがい大きく
なるように各々の面積がS1<S2<S3<S4<S5
<S6になるように形成されている。
【0033】又、上記したように、上記6個の出口開口
部70(70a〜70f)の各面積の合計S(S=S1
+S2+S3+S4+S5+S6)は、冷却水用ラジエ
ータ40の有効前面積Mの約80%以下になるように形
成されている。又、上記の各出口開口部70a〜70f
に設けられた導風部72の各導風部72a〜72fは、
図2,3に示したように各出口開口部70a〜70fの
開口面積S1〜S6の各々を、少なくとも覆うように形
成された、上記建設機械から遠ざかる方向に向けて吹き
出すように設けられている。
【0034】本実施例は上記のように構成されているの
で、上記の出口開口部70が1個の場合であっても、上
記油圧ショベルの図示しないスタータスイッチを閉にす
ると、エンジン8が作動し、作動油用のオイルポンプ2
6から作動油が吐出され、上記の作動装置6,走行装置
20,上部旋回体2等へ、図示しない制御装置により供
給され、且つ高温になった帰還してくる作動油を、オイ
ルクーラ50で冷却せしめられる。
【0035】更に、上記冷却用空気は冷却水用ラジエー
タ40,エンジン8を冷却して出口開口部70,導風部
72を介してエンジンルーム36内から出口開口部70
の開口面積S2〜S5の大きさに逆比例するように、図
2に示したように導風部72b〜72eから略同じ吹き
出し量で、上記車巾方向の斜め上方向へ向けて吹き出さ
れ排出されるように構成されている。
【0036】上記吹き出す構成は、図2に示したように
出口開口部70における、隔壁32W1とカバー35と
で囲繞される冷却風路Vの体積が上流から下流に行くに
したがって末絞りとなるように構成されているので、次
のように作用効果を発揮する。従って、上記の出口開口
部70から排出された冷却用空気は、上記の導入部72
により上部旋回体2から遠ざかる方向に吹き出され、上
記建設機械の近傍に滞留することがない。
【0037】即ち、上記吹き出し構成は、図1〜3に示
したように、冷却用空気は取入口46から吸引され下流
に流れ、エンジン8より後方の冷却風路Vの断面積が末
絞りに形成されており、且つカバー35の冷却風路Vの
下流側の側壁に衝突するので、上記冷却用空気の流速
(動圧)が急激に減少して静圧に変わり、この衝突部位
の付近の上記静圧力が高くなり、出口開口部70aの開
口面積S1が小さいので、吹出し量が絞られ静圧が高い
ため、出口開口部70aからの吹き出し速度が大きくな
り帯状になって吹き出される(図2においては、出口開
口部70a,70fは後述する制御板73a,73fが
設けられた場合を示している)。又、その静圧力は、冷
却風路Vの上流にいくにしたがって低減されていくが、
これに対して、逆に出口開口部70b〜70fの開口面
積S2〜S6は下流から上流に行くにしたがって大きく
形成されているので、上記吸引されてくる冷却用空気の
動圧と上記静圧が混流して、上記6つ出口開口部70b
〜70eから導風部72b〜72eを介して排出される
冷却用空気量が、略同じ状態で吹き出し得る状態を保持
させることができ、上記高温になった冷却用空気を効果
的に排出することができるため、エンジンルーム36の
各部位の冷却を向上させることができる。
【0038】又、特に上記冷却を必要とする部位の上記
出口開口部70の開口面積を適格な大きさに設けておけ
ば、所望の上記冷却を達成することができる。更に、図
2,図3に示したように導風部72aの下側に沿って制
御板73aを設けて導風部72aと恊動して、上記吹出
量を絞り流速を速くして下側エアカーテン状の帯状流を
形成するようにし、且つ上流側の出口開口部70fの導
風ダクト72fの下側に沿って制御板73fを設け、上
記と同様に導風部72fと恊動して上記吹出量を絞り流
速を速くして上側エアカーテン状の帯状流を形成して排
出するようにすれば、上記導風部72b〜72eから吹
き出される高熱の冷却用空気は、上記上下の導風部72
a,72fから吹き出される比較的高速なエアカーテン
状の帯状流に挟まれ誘導され散乱することなく遠方まで
吹き出され排出されるので、上記建設機械の付近には排
出された高温の冷却用空気が滞留することがなく、冷却
用空気の取入口46側に戻り取入口46から再び吸引さ
れることがない。
【0039】従って、導風部72から排出され冷却用空
気は、油圧ショベルの周囲近傍から離れたところに吹き
出されるので、油圧ショベルが旋回しても油圧ショベル
の周囲近傍には上記の排出された高温の熱風の層が滞留
しないようになり、該熱風を取入口46からエンジンル
ーム36内に再び吸引することがなくなるため、冷却効
果を向上させることができる。
【0040】上記実施形態では、図2に示したように、
出口開口部70の上下側端部の出口開口部70a,70
fの開口からの流速の速い上下の帯状流のエアーカーテ
ンで他の出口開口部70b〜70eから排出される流体
流を挟むようにして上記建設機械から遠ざかる方向に吹
き出すものであったが、上記上下の帯状流を左右方向に
も上記速度速い帯状流を形成し、上記の他の出口開口部
70b〜70eから排出される流体流を筒状に包囲する
ようにして上記建設機械から遠ざかる方向に吹き出すよ
うにすれば、更に上記冷却効果を向上することができ
る。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の建設機械の冷却風路開口カバーによれば、建設機
械に搭載されるエンジンにより駆動されるオイルポンプ
からの高圧の作動油を上記建設機械の走行装置,作業装
置等へ伝達せしめ、帰還してくる高温になった作動油及
びエンジンの冷却水のうち少なくともいずれか一方を冷
却する熱交換器を備え、該熱交換器を冷却した冷却用空
気で上記エンジンを通風する建設機械の冷却風路開口カ
バーにおいて、上記建設機械の作動油タンク,熱交換
器,エンジン,オイルポンプのうち少なくとも該エンジ
ンを収納するエンジンルームと、上記エンジンルームを
囲繞する一方側の隔壁板に設けられ、上記エンジンの冷
却ファンが該エンジンルーム内に冷却用空気を取入れる
冷却用空気の取入口と、上記取入口の下流側に上記の作
動油及びエンジン冷却水のうちいずれか一方を冷却する
熱交換器と、上記熱交換器の下流において上記エンジン
ルームを構成する上方側又は周囲側方の隔壁板の少なく
と一方の隔壁板に設けられる上記冷却用空気の出口開口
部に該冷却用空気の流出方向を案内する導風部とを設け
たので、上記冷却用空気を取入口より冷却ファンの吸引
力で吸引し作動油用オイルクーラ,冷却水用ラジエータ
を冷却し、更にエンジン及びエンジンの付属機器を冷却
した後、上記の出口開口部から導風部を介して風速をあ
げ上記建設機械から遠ざかるように吹き出されるため冷
却性能を向上することができる。
【0042】従って、エンジンルームから導風部より吹
き出された高温の熱風が、再び上記エンジンルームの上
流側の冷却用空気の取入口に戻り、再び吸込まれ冷却用
空気の温度が上昇し冷却性能を悪化させることを防止す
ることができる。請求項2記載の本発明の建設機械の冷
却風路開口カバーによれば、請求項1記載の構成におい
て、上記出口開口部が少なくと1個設けられ上記出口開
口部の総合計開口面積が上記熱交換器の冷却用空気の吸
込口の有効面積の約80%以下に形成されているため、
上記出口開口部から導風部を介して上記建設機械から遠
ざかる方向に吹き出し、上記冷却性能を向上することが
できる。
【0043】請求項3記載の本発明の建設機械の冷却風
路開口カバーによれば、請求項1又は2記載の構成にお
いて、上記出口開口部が複数個設けられ該複数国の面積
が、上記冷却用空気の下流側から上流側に行くにしたが
い略漸増するように設けられているので、上記のエンジ
ンルームの冷却用空気の取入口から吸引した冷却用空気
が、上記カバーの下流側の端部の隔壁に衝突し、動圧が
静圧に変わり、該静圧が高くなり、上記吸引された冷却
用空気の動圧と上記静圧の混合流体の圧力が、上記下流
側から上流側に行くにしたがって低くなり、又上記下流
側より上流側に行くにしたがって上記出口開口部の開口
面積が大きく形成されているため、上記各出口開口部か
ら上記冷却用空気を片寄らずに効果的に吹き出すことが
でき、上記冷却を効果的に行うことができる。
【0044】請求項4記載の本発明の建設機械の冷却風
路開口カバーによれば、請求項3記載の構成において、
上記エンジンルームの下流側における上流側から下流側
に向かって設けられた複数個の出口開口部から延びる上
記導入部が、上記各出口開口部からの冷却用空気が重層
になるよう流出させ、上記最下流側の出口開口部からの
該冷却用空気の吹出す流速を上流側の出口開口部から吹
出す流速より速くして帯状流とし、上記最上流側の出口
開口部からの該冷却用空気の吹き出す流速を下流側の出
口開口部より吹出す流速より速くして帯状流とし、少な
くとも上記の最上下流側の速度の速い両帯状流で上記両
帯状流の間の上記出口開口部からの冷却用空気が包囲さ
れて流れるように構成したので、上記のエンジンルーム
から排出された高温の冷却用空気は上記該建設機械から
遠ざかる方向に、上記の最上流側及び最下流側がの流速
の速い上記両帯状流に包囲されて流れるため、上記建設
機械の付近には高温になった上記冷却用空気を滞留させ
ることがないため、上記冷却効果を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すもので、油圧ショベル
に適用した場合を示す一部を破断した概略平面図であ
る。
【図2】図1の2A−2A線に沿う概略拡大断面図であ
る。
【図3】図2の矢視Yの上記吹き出し開口部の面積を示
す説明図である。
【図4】図2の矢視Rのラジエータを示す概略正面図で
ある。
【図5】従来例の油圧ショベルを示す概略斜視図であ
る。
【図6】図5の要部の説明図であり、(A)は図5の一
部を破断した平面図を示す概略平面図、(B)は図6
(A)のエンジンルームの拡大図を示す説明図である。
【図7】図6(A)の7A−7A線に沿う断面を示す概
略断面図である。
【符号の説明】
2 上部旋回体(上部車体) 4 下部走行体 6 作業装置 8 エンジン 12 旋回装置 15 キャブ 16 カーボディ 18 トラックローラフレーム 20 走行装置 22 バケット 24 ブーム 26 作動油用オイルポンプ 30 作動油タンク 31 燃料タンク 33 ストレージボックス 32 隔壁板 32a 隔壁板 32W 隔壁 32W1 上部隔壁 36 エンジンルーム 36a 作動油タンクルーム 40 冷却水用ラジエータ(熱交換器) 50 作動油用オイルクーラー 52 冷却ファン 70 出口開口部 72 導風部 73a 制御板 73f 制御板 S 出口開口部の開口面積

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械に搭載されるエンジンにより駆
    動されるオイルポンプからの高圧の作動油を上記建設機
    械の走行装置,作業装置等へ伝達せしめ、帰還してくる
    高温になった作動油及びエンジンの冷却水のうち少なく
    ともいずれか一方を冷却する熱交換器を備え、該熱交換
    器を冷却した冷却用空気で上記エンジンを通風する建設
    機械の冷却風路開口カバーにおいて、 上記建設機械の作動油タンク,熱交換器,エンジン,オ
    イルポンプのうち少なくとも該エンジンを収納するエン
    ジンルームと、 上記エンジンルームを囲繞する一方側の隔壁板に設けら
    れ、上記エンジンの冷却ファンが該エンジンルーム内に
    冷却用空気を取入れる冷却用空気の取入口と、 上記取入口の下流側に上記の作動油及びエンジン冷却水
    のうちいずれか一方を冷却する熱交換器と、 上記熱交換器の下流において上記エンジンルームを構成
    する上方側又は周囲側方の隔壁板の少なくと一方の隔壁
    板に設けられる上記冷却用空気の出口開口部に該冷却用
    空気の流出方向を案内する導風部とを設けたことを特徴
    とする、建設機械の冷却風路開口カバー。
  2. 【請求項2】 上記出口開口部が少なくと1個設けられ
    上記出口開口部の総合計開口面積が上記熱交換器前面の
    開口面積の約80%以下に形成されていることを特徴と
    する、請求項1記載の建設機械の冷却風路開口カバー。
  3. 【請求項3】 上記出口開口部が複数個設けられ該複数
    国の面積が、上記冷却用空気の下流側から上流側に行く
    にしたがい略漸増するように設けられたことを特徴とす
    る、請求項1又は2記載の建設機械の冷却風路開口カバ
    ー。
  4. 【請求項4】 上記エンジンルームの下流側における上
    流側から下流側に向かって設けられた複数個の出口開口
    部から延びる上記導入部が、上記各出口開口部からの冷
    却用空気が重層になるよう流出させ、上記最下流側の出
    口開口部からの該冷却用空気の吹出す流速を上流側の出
    口開口部から吹出す流速より速くして帯状流とし、上記
    最上流側の出口開口部からの該冷却用空気の吹き出す流
    速を下流側の出口開口部より吹出す流速より速くして帯
    状流とし、少なくとも上記の最上下流側の速度の速い両
    帯状流で上記両帯状流の間の上記出口開口部からの冷却
    用空気が包囲されて流れるように構成したことを特徴と
    する、請求項3記載の建設機械の冷却風路開口カバー。
JP31403196A 1996-11-25 1996-11-25 建設機械の冷却風路開口カバー Withdrawn JPH10152862A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31403196A JPH10152862A (ja) 1996-11-25 1996-11-25 建設機械の冷却風路開口カバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31403196A JPH10152862A (ja) 1996-11-25 1996-11-25 建設機械の冷却風路開口カバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10152862A true JPH10152862A (ja) 1998-06-09

Family

ID=18048389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31403196A Withdrawn JPH10152862A (ja) 1996-11-25 1996-11-25 建設機械の冷却風路開口カバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10152862A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008208557A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業機械の冷却風排気構造
KR20110032098A (ko) * 2009-09-22 2011-03-30 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 건설중장비용 유압탱크설치구조

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008208557A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業機械の冷却風排気構造
KR20110032098A (ko) * 2009-09-22 2011-03-30 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 건설중장비용 유압탱크설치구조

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101253062B (zh) 建筑机械的冷却装置
JP2000204588A (ja) エンジンの吸気構造
JPH10152862A (ja) 建設機械の冷却風路開口カバー
KR20170107363A (ko) 건설 기계
JP2000130161A (ja) 建設機械の冷却装置
JP4075532B2 (ja) 建設機械
JP2003011679A (ja) 建設機械の冷却装置
JP3208121B2 (ja) 建設機械の冷却装置
JP3511280B2 (ja) 建設機械の冷却装置
JP3511283B2 (ja) 建設機械の冷却装置
JP3427996B2 (ja) 建設機械の冷却装置
JP3361054B2 (ja) 建設機械の冷却装置
JPH09280201A (ja) 建設機械の作動油タンク及びその作動油の冷却装置
JPH11269918A (ja) 建設機械の冷却装置
JP3511281B2 (ja) 建設機械の冷却装置
JP2000120106A (ja) 建設機械の冷却装置
WO2021131734A1 (ja) 作業機械
JP2001064996A (ja) 建設機械の冷却構造
JP2001159152A (ja) 建設機械の冷却装置
JP2000144802A (ja) 建設機械の冷却装置
JP3051691B2 (ja) 走行作業機におけるエンジン等の配置機構
JP3300635B2 (ja) 旋回式建設機械
JPH11241369A (ja) 建設機械の冷却装置
JPH11158916A (ja) 建設機械の冷却装置
JP3427995B2 (ja) 冷却ファン・セパレートクーリング構造

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040203