JPH10152247A - 重送検出装置 - Google Patents

重送検出装置

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JPH10152247A
JPH10152247A JP31044796A JP31044796A JPH10152247A JP H10152247 A JPH10152247 A JP H10152247A JP 31044796 A JP31044796 A JP 31044796A JP 31044796 A JP31044796 A JP 31044796A JP H10152247 A JPH10152247 A JP H10152247A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄状媒体の影響を受けることなく、薄状媒体
の重送を確実に検出することができる重送検出装置を提
供すること。 【解決手段】 重送検出装置HSは、用紙Y1の用紙ガ
イド55の基準面T1より一定の距離H1だけ離れて上
方側に配置された反射型光センサHS1を備えている。
前記基準面T1上を通過する用紙Y1を押圧するフィル
ム体F1が設けられ、このフィルム体F1は、その用紙
Y1による反射光の影響を受けない乳白色になってい
る。このセンサHS1は、用紙Y1による反射光の影響
を受けずに、用紙ガイド55上のフィルム体F1までの
距離を測定可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、複写機、
ファクシミリ装置、印刷機、プリンタまたは証明書自動
発行機などに用いられる、例えば用紙等の薄状媒体の重
送を検出することができる重送検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の搬送機構においては、例
えば用紙等の薄状媒体の下方側に配置された下側ローラ
と、薄状媒体の上方側に配置された上側ローラとを備
え、薄状媒体を介して両ローラが相互に当接された状態
で、これら上側及び下側ローラを回転させることによ
り、薄状媒体を順次搬送することができる。しかし、薄
状媒体の搬送途中に、何らかの原因で薄状媒体を適切に
搬送できずに、薄状媒体が重送することがあるので、重
送検出装置をその搬送路に設けて、薄状媒体の重送が起
きていないかを検出している。
【0003】その重送検出装置としては、搬送路の一方
(上)側及び他方(下)側に、例えば、発光素子及び受
光素子をそれぞれ取り付けた透過型検出装置があり、こ
の検出装置は、その薄状媒体の透過光量の大小を検出し
て、重送であるか否かを判別している。即ち、薄状媒体
が一枚の場合と、例えば2枚重なった場合とでは、透過
光量が半減するので、その検出装置が薄状媒体の透過光
量が半減したことを検出すると、重送していることが判
別できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
そのような重送検出装置は、例えば、文字等が黒色で多
数記録された用紙の場合、文字等の記載部分の透過光量
を検出するか、文字等が記載されていない白地部分の透
過光量を検出するかによって、透過光量が異なる。その
ため、用紙等の薄状媒体が一枚の場合でも、重送検出装
置が黒字の文字部分を検出すると、その透過光量が半減
することもあって、薄状媒体が重送していることを正確
に判別することが困難である。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、薄状媒体の影響を受けることな
く、薄状媒体の重送を確実に検出することができる重送
検出装置を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の重送検出装置によれば、薄状媒体
を搬送路に沿って搬送手段により搬送する際に、複数の
薄状媒体が相互に重なり合っているか否かを検出する重
送検出装置において、前記搬送路の基準面上を通過する
薄状媒体を基準面に押圧するとともに、その薄状媒体に
よる反射光の影響を受けない薄状弾性部材と、前記搬送
路の基準面より一定の距離だけ離れて配置され、前記搬
送路上の前記薄状弾性部材までの距離を測定可能な反射
型光センサとを備えている。
【0007】それにより、薄状弾性部材は、前記基準面
上を通過する薄状媒体を基準面に押圧するため、一枚の
薄状媒体が基準面と薄状弾性部材との間に挟まれた場合
は、薄状弾性部材が反射型光センサ側にわずかに接近す
るのに対し、二枚以上の薄状媒体が重送して基準面上を
通過し、基準面と薄状弾性部材との間に挟まれた場合
は、薄状弾性部材が反射型光センサ側に大きく接近す
る。従って、その反射型光センサは、薄状媒体による反
射光の影響を受けない薄状弾性部材までの距離を測定す
るので、薄状弾性部材が反射型光センサ側に大きく接近
するか、わずかに接近するかを検出すれば、薄状媒体が
重送しているか否を判別することができる。尚、「距離
を測定可能な反射型光センサ」とは、その距離を具体的
な数値まで算出できるものに限った訳ではなく、その距
離の違いを検出できる程度のものであれば足りることを
意味する。
【0008】請求項2に記載の重送検出装置によれば、
前記薄状弾性部材は、前記反射型光センサの測定範囲を
覆う大きさを有するとともに、前記基準面上を通過する
薄状媒体による反射光の影響を受けない薄状弾性フィル
ム体よりなっている。それにより、薄状弾性フィルム体
は、前記センサの測定範囲を覆う範囲に渡って基準面上
を通過する薄状媒体を基準面に十分に押圧するため、一
枚の薄状媒体が基準面と薄状弾性フィルム体との間に挟
まれた場合は、薄状弾性フィルム体が反射型光センサ側
にわずかに接近するのに対し、二枚以上の薄状媒体が重
送して基準面上を通過し、基準面と薄状弾性フィルム体
との間に挟まれた場合は、薄状弾性フィルム体が反射型
光センサ側に大きく接近する。その反射型光センサは、
薄状媒体による反射光の影響を受けない薄状弾性フィル
ム体までの距離を測定するので、薄状弾性フィルム体が
反射型光センサ側に大きく接近するか、わずかに接近す
るかを検出すれば、薄状媒体が重送しているか否を判別
することができる。
【0009】請求項3に記載の重送検出装置によれば、
前記薄状弾性フィルム体は、その一端部側が前記基準面
より離間したフィルム体支持部に取り付けられており、
その他端部側が前記基準面上を押圧するように湾曲して
いる。それにより、湾曲する薄状弾性フィルム体は、確
実に薄状媒体を基準面上を押圧するため、一枚、もしく
は、二枚以上の薄状媒体が、基準面と薄状弾性フィルム
体との間に挟まれた場合に対応した正確な位置に存在す
ることになって、反射型光センサによる、薄状弾性フィ
ルム体までの距離の測定も正確になる。
【0010】請求項4に記載の重送検出装置によれば、
前記薄状弾性フィルム体は、前記基準面上を通過する薄
状媒体による反射光の影響を受けない乳白色となってい
る。それにより、その乳白色の場合、基準面と薄状弾性
フィルム体との間に挟まれた薄状媒体による反射光の影
響を受けずに、光の反射率を安定させることができるの
で、反射型光センサは、薄状弾性フィルム体までの距離
を正確に測定できる。
【0011】請求項5に記載の重送検出装置によれば、
前記重送検出装置が重送であることを検出した場合、前
記搬送路から分岐された退避部に、薄状媒体を退避させ
るように搬送できる搬送装置に取り付けられている。そ
れにより、重送であることが検出された場合、前記搬送
装置は、退避部にその薄状媒体を退避させるように搬送
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した薄状媒
体の重送検出装置を備えた書類自動発行装置、具体的に
は、証明書自動発行機の一実施例を図面を参照して説明
する。尚、この重送検出装置とは、薄状媒体、例えば用
紙等を搬送路に沿って搬送する際に、複数の薄状媒体
(例えば、用紙)が相互に重なり合って搬送されている
か否かを検出することができるものをいう。図1は、本
実施例の証明書自動発行機1の斜視図であるが、この発
行機1は、例えば、住所がある市役所等、該当する行政
区画内に住む住民が、例えば住民票、戸籍謄本等の証明
書の取得を希望する場合に利用できる機械であって、市
役所の担当者に申請書を直接提出せずに、利用者が証明
書自動発行機1に対して所定操作を行えば、希望する証
明書を自動的に発行することができる機械である。従っ
て、この発行機1を設置すれば、担当者を増員しなくて
も、待ち時間がなく証明書を取得できる他、休日または
時間外に発行機1を稼働することができる。但し、この
発行機1を利用できる者は、住民のプライバシー保護等
の観点から、暗証番号(即ちユーザID識別コード)等
の情報を記録する磁気テープを備えた磁気カード(若し
くはICチップを備えたIDカード)などを所有する者
(以下利用者ともいう)に限られる。
【0013】この証明書自動発行機1の筐体1aの前面
パネルには、証明書の発行を希望する利用者個々が所有
する磁気カード(もしくはIDカード)を挿入するため
のカード挿入口2aが設けられ、このカード挿入口2a
の機械内部には、前記磁気テープに記録された情報を読
み取るカードリーダが配設されている。このカード挿入
口2a内側には、カードを検出するセンサ(図示せず)
及びカード挿入口2aからカードリーダ2(図5参照)
の位置まで、カードを搬送する搬送部(図示せず)が設
けられており、センサによるカードの検出に基づいて搬
送部が駆動することにより、カードをカードリーダ2ま
で搬送することができる。それにより、カードリーダ2
により読み取られたデータと、入力される暗証番号との
一致を検出することによって、カード所有者を確認する
ことができる。
【0014】そのカード挿入口2aの側方には、例えば
用紙切れ等のように証明書自動発行機1にトラブルが発
生した際に、当該トラブルを解決する保守担当員を呼び
出すための呼び出しボタン22が設けられている。ま
た、その呼び出しボタン22の上方には、例えば操作方
法や案内等の表示される表示手段としてのCRT表示装
置3が設けられており、そのCRT表示装置3の画面
は、利用者が表示されている部分の一部に直接触れるこ
とによって、所定の情報を入力することのできる入力手
段としてのタッチパネル4になっている。
【0015】そのタッチパネル4の側方には、手数料を
支払うためのコイン投入口5a及び紙幣挿入口6aが形
成されており、これらは硬貨を貯めることができるコイ
ンメック5及び紙幣を貯めることができるビルバリ6
(図5参照)と連通している。これらのコイン投入口5
a及び紙幣挿入口6aの下方には、釣り銭及びレシート
を取り出すための取り出し口8が設けられている。ま
た、取り出し口8の側方には、レーザプリンタ11(図
2参照)にて印刷された住民票、戸籍謄本等の証明書を
排出する証明書排出口7が形成されている。それによ
り、利用者がタッチパネル4を触れながら所定操作を行
えば、希望する証明書が証明書排出口7から発行され
る。
【0016】また、前記呼び出しボタン22の下方に
は、車椅子を利用している人がこの証明書自動発行機1
を利用する際、容易に操作できるように配慮したアシス
トバー42が設けられている。更に、このアシストバー
42の下方で筐体1aの一部には、車椅子の利用者が利
用しやすくなるように、車椅子に乗車している人の膝か
ら下が納まる程度の大きさの掘り込み43が形成されて
おり、その掘り込み43の内側面には、車椅子の一部が
衝突した場合にショックを吸収するためのショック吸収
シート44が設けられている。
【0017】尚、この証明書自動発行機1の高さは、車
椅子の利用者でも楽に利用できるように、例えば130
cmになるように構成されている。また、上述したタッ
チパネルの上方には、この証明書自動発行機1が使用可
能状態であるか使用不能状態にあるかを表示する操作表
示器10が設けられている。
【0018】次に、図5を参照して、証明書自動発行機
1を含む証明書自動発行システムの電気的構成について
説明する。本実施例の証明書自動発行機1は、ホストコ
ンピュータ31と接続された、CPU13の指令によっ
て動作する。このCPU13は、上述したカードリーダ
2と、CRT表示装置3と、CRT表示装置3の画面に
表示されているタッチパネル4と、前記コインメック5
及びビルバリ6と、保守担当員を呼び出すための呼び出
しボタン22と、領収書用のレシートを印刷するための
ジャーナルプリンタ12と、操作方法等を音声にて説明
するための発声装置16と、CPU13を制御して証明
書自動発行機1を所定のプロセス通りに動作させ、証明
書を発行するための動作プログラムを格納するハードデ
ィスク(HDD)17と、証明書自動発行機1から離れ
た位置にいる保守担当員の近くに設置され、証明書自動
発行機1の稼働状況や呼び出しボタン22が押されたこ
と等を保守担当員に知らせるためのリモート操作パネル
33と、証明書自動発行機1内の記録装置としてのレー
ザプリンタ11と、レーザプリンタ11で印刷された書
類を搬送するための搬送ユニット51と、タッチパネル
4から入力された書類が複数枚である場合にそれらの書
類の端部を綴じるためのステープラ14及びそれらの書
類に割印を付すための割印機15と、書類を証明書排出
口7まで書類を搬送する用紙排出ユニット71と、証明
書自動発行機1を所定のプロセス通りに動作させる動作
プログラムがロードされるRAM49と、証明書自動発
行機1を動作させるためのプログラムを記憶するROM
50とに接続されている。証明書自動発行機1を動作さ
せるための必要なプログラムは、ROM50に記憶して
いるもの以外は、ハードディスク17から適宜RAM4
9に転送され、そのプログラムに基づいて証明書自動発
行機1は動作するが、RAM49は、更に証明書自動発
行機1を動作させる際に必要なデータ等を記憶すること
ができる。
【0019】また、ホストコンピュータ31には、該当
する行政区画内の全住民に関する住民票、戸籍謄本等の
証明書用データを記憶するデータベース32が接続され
ており、ホストコンピュータ31は、IDカードより得
たユーザID識別コード、及び、利用者が希望選択した
例えば住民票、戸籍謄本等の証明書及び必要な部数等に
関するデータに基づいて、データベース32を検索しこ
のベース32から必要な証明書作成用データを抽出し
て、CPU13へ証明書作成用データを送信することが
できる。
【0020】次に、本実施例における証明書自動発行機
1内の用紙送り経路について、図2を参照して説明す
る。図2は、証明書自動発行機1の用紙送り経路に関す
る内部構成を示す概略断面図である。この発行機1内の
下方部には、レーザプリンタ11が設置されており、そ
のプリンタ11上部には、該レーザプリンタ11によっ
て印刷された用紙Y1を排出する上部排出口11aが形
成されている。レーザプリンタ11の上面には、用紙ガ
イド54が形成されており、この用紙ガイド54は、前
記上部排出口11aから排出された用紙Y1を下流側に
搬送させることができる。
【0021】この用紙ガイド54の上方側には、用紙Y
1を搬送する搬送ユニット51が設置されている。この
搬送ユニット51は、その内部に用紙ガイド55を設け
ており、用紙ガイド54から送り出された用紙Y1は用
紙ガイド55に沿って一方向(図2紙面右方)に搬送さ
せることができる。また、搬送ユニット51内の用紙ガ
イド55の上方側には、幅揃えトレイ56が形成されて
おり、用紙ガイド55から幅揃えトレイ56に向かう場
合、搬送路はその搬送方向をほぼ180度Uターンさせ
て反対方向(図2紙面左方)に向かう。この搬送ユニッ
ト51側方(図2紙面左方)には、用紙排出ユニット7
1が配設されており、この用紙排出ユニット71は、前
記用紙Y1を証明書排出口7に向かって搬送させること
ができる。
【0022】具体的には、搬送ユニット51の内部に
は、レーザプリンタ11の上面に沿うとともにその端部
(図2紙面右端部)側で上方に向かう搬送路としての用
紙ガイド55が形成されており、この用紙ガイド55の
上側及び下側には、用紙ガイド54から送り出された用
紙Y1を搬送するための、送りローラ55a及び55b
が複数個設置されている。その用紙ガイド55の上方端
部側(図2紙面右上方側)には、用紙Y1の重送等の際
にレーザプリンタ11の上面側に戻すように、搬送方向
を180度Uターンさせる退避ガイド55cが分岐路の
一つとして形成されており、切替バー55dの位置が切
り替わることにより、重送した用紙Y1は、退避部とし
ての退避ガイド55cに搬送される。このように用紙搬
送ユニット51において、重送した用紙Y1を退避ガイ
ド55cに搬送する理由は、このプリンタ11は複製
(複写)防止用の改竄防止用紙に記録を行うので、用紙
Y1の重送により、未印刷の公的な用紙Y1を装置1外
部に出さないようにするためである。
【0023】また、用紙ガイド55は、前記退避ガイド
55cとの分岐点の右上方側で、搬送方向をほぼ90度
折曲げて用紙排出ユニット71(図2紙面左方)側に向
かっており、折曲げられた用紙ガイド55の左方には、
用紙ガイド55を通過した用紙Y1の幅を揃えるための
幅揃えトレイ56が形成されている。その幅揃えトレイ
56の一端(図2紙面右端)側には、該幅揃えトレイ5
6上に載せられた用紙Y1の後端を押し出すためのツメ
57aが設けられ、具体的には、このツメ57aは押し
出しガイド57に固定されて配置されている。その用紙
排出ユニット71の上方には、幅揃えされた用紙Y1を
綴じるステープラ14が設けられ、このステープラ14
の上方には、割印を押すことができる割印機15が設置
されている。
【0024】また、該幅揃えトレイ56の一端(図2紙
面右端)側には、前記ツメ57aに隣設して支軸56c
が設けられており、この支軸56cは、幅揃えトレイ5
6を図2点線で示す上方位置と実線で示す下方位置との
間を揺動させるための支点としての働きをする。即ち、
用紙Y1が幅揃えトレイ56上に複数枚載せられた場合
に、幅揃えトレイ56を点線で示す上方位置に移動さ
せ、幅揃えされた用紙Y1をステープラ14に差し込ん
で綴じるとともに、差し込まれた用紙Y1に割印機15
が割印を押すことができる。
【0025】その幅揃えトレイ56の他端(図2紙面左
端)には、該幅揃えトレイ56上の用紙Y1を、用紙排
出ユニット71へ送り出すための送りローラ58a、5
8bが設置されている。そして、該送りローラ58a、
58bの近傍には、排出トレイ確認センサ59が取り付
けられており、このセンサ59の信号に基づいて、CP
U13は用紙排出ユニット71の排出トレイ72上に用
紙Y1が送られたか否かを判断することができる。ま
た、幅揃えトレイ56の途中には、複数枚の用紙Y1の
幅揃えを行う幅揃えツメ84が設置されている。
【0026】また、用紙排出ユニット71は、排出トレ
イ72の下方側に配置された複数(4個)の下側ローラ
73と、これら下側ローラ73の上方側に配置された複
数(4個)の上側ローラ74と、これらローラ73、7
4を支持するローラ軸に固着されたプーリ73b、74
bを回転させるタイミングベルト75、76、77と、
このタイミングベルト75、76、77を回転させるス
テップモータ78とを備えている。それにより、用紙Y
1を介して上下一対のローラ73、74を相互に当接し
た状態で、ステップモータ78が駆動してタイミングベ
ルト75、76、77を回転させると、これら下側及び
上側ローラ73、74が回転することにより、用紙Y1
を証明書排出口7へ搬送する。
【0027】次に、図3を参照して用紙搬送路に取り付
けられた重送検出装置について説明すると、この重送検
出装置HSは、搬送ユニット51内部に設けられた分岐
路55cの上流(図2紙面左方)側の用紙ガイド55に
取り付けられている。具体的には、重送検出装置HS
は、用紙Y1の用紙ガイド55の基準面T1より一定の
距離H1だけ離れて上方側に配置された反射型光センサ
HS1を備え、このセンサHS1は、用紙Y1等までの
距離を測定できる機能を有する。また、この反射型光セ
ンサHS1の測定範囲には、薄状弾性フィルム体F1が
設けられ、このフィルム体F1は、前記基準面T1上を
通過する用紙Y1を基準面T1に押圧するとともに、そ
の用紙Y1による反射光の影響を受けない乳白色になっ
ている。このように乳白色にしたのは、フィルム体F1
の光の反射率が一定となって、このフィルム体F1の下
方を通過する用紙Y1が透けて見えない、即ち用紙Y1
の反射による影響を受けることがないからである。
【0028】前記反射型光センサHS1は、マイクロ変
位センサと言われるものであって、発光素子LS及び受
光素子RSの一対を備えており、この場合、用紙Y1の
搬送方向Z1の上流側に受光素子RS、下流側に発光素
子LSを配置するように、反射型光センサHS1を用紙
ガイド55の上側部材に取り付けている。そして、セン
サHS1の発光素子LS(この場合、赤外発光型のフォ
トダイオード)から照射された光は、その下部に設置さ
れた薄状弾性フィルム体F1の上面に当たって反射し、
この反射光は、センサHS1の受光素子RS(この実施
例の場合は、「Position Sensitive Detectors」と称さ
れるものであって、受光した位置の違いを検出できる機
能を有している)を照射することができる。
【0029】この場合、用紙Y1は、搬送手段としての
送りローラ55a、55bにより、矢印Z1方向に用紙
ガイド55の下側部材の基準面T1上を滑るように搬送
されるので、薄状弾性フィルム体F1の下面と、フィル
ム体F1に押さえ付けられた基準面T1との間に、フィ
ルム体F1を押し上げるように挿入される。
【0030】そして、薄状弾性フィルム体F1は、前記
センサHS1の測定範囲を覆う範囲に渡って基準面T1
上を通過する用紙Y1を基準面T1に十分に押圧するた
め、一枚の用紙Y1が基準面T1とフィルム体F1との
間に挟まれた場合は、図4に明示するように、フィルム
体F1(実線で記載)が反射型光センサHS1側にわず
かに接近する(即ち、フィルム体F1と反射型光センサ
HS1との間の距離はH3となる)のに対し、二枚の用
紙Y1が重送して基準面T1上を通過し、基準面T1と
フィルム体F1との間に挟まれた場合は、フィルム体F
1(2点鎖線で記載)が反射型光センサHS1側に大き
く接近する(即ち、フィルム体F1と反射型光センサH
S1との間の距離はH2となる)。この場合、H1、H
3、H2の順番に長さが短くなる。
【0031】具体的には、用紙Y1の厚さは、例えば、
80マイクロメートル程度、薄状弾性フィルム体F1
は、140マイクロメートル程度であるのが望ましい
が、必ずしもこの数値に限定される訳ではない。そし
て、用紙Y1の厚さが、80マイクロメートル程度の場
合で、用紙Y1が2枚重送したとき、H2は、H3に比
べて80マイクロメートル程度小さくなることになる。
そのため、薄状弾性フィルム体F1は、用紙Y1厚さ
分、即ち、80マイクロメートル程度だけセンサHS1
側に上昇することになる。
【0032】その結果、前記センサHS1の受光素子R
Sは、一枚の用紙Y1が基準面T1とフィルム体F1と
の間に挟まれた場合は、図4の位置P1で受光するのに
対し、二枚の用紙Y1が基準面T1とフィルム体F1と
の間に挟まれた場合(2点鎖線で記載)は、位置P2で
受光することになるので、受光した位置の違いを検出す
ることによって、フィルム体F1までの距離を測定する
ことができる。尚、反射型光センサHS1は、その距離
を具体的な数値まで算出できるものであっても良いし、
それ以外に、本実施の形態の如く、その距離の違いをた
だ検出できる程度のものであっても良い。
【0033】このように、その反射型光センサHS1
は、用紙Y1による反射光の影響を受けないフィルム体
F1までの距離を測定するので、フィルム体F1が反射
型光センサHS1側に大きく接近するか、わずかに接近
するかを検出すれば、用紙Y1が重送しているか否を判
別することができる。それにより、この距離の違いを判
別する結果、用紙Y1の無しまたは単送(1枚の送
り)、重送(2枚以上の送り)を判定できることにな
る。
【0034】この場合、薄状弾性フィルム体F1は、図
3に示すように、その一端部F1b側が前記基準面T1
より離間したフィルム体支持部F2に取り付けられてお
り、その他端部F1c側が前記基準面T1上を押圧する
ように湾曲している。具体的には、薄状弾性フィルム体
F1は、弾性力のある薄状フイルム材等からなり、フィ
ルム体支持部F2は、用紙ガイド55の上方側に設けら
れている。そして、フィルム体F1は、その一端部F1
bで支持部F2に固着されるとともに、他端部F1c側
が下流側に向かうように湾曲している。このように設置
した理由は、他端部F1c側が上流側に向かうような設
置すると、他端部F1cの上方側に、搬送された用紙Y
1が乗り上げるおそれがあって、それを防止するためで
ある。また、フィルム体F1は反射型センサHS1の測
定範囲を覆うような長さ(具体的には、50mm程度)
であるのが望ましいが、必ずしもこの態様に限定される
訳ではなく、センサHS1の測定範囲を覆う位置に有れ
ばよい。
【0035】このように湾曲する薄状弾性フィルム体F
1は、確実に用紙Y1を基準面T1上を押圧するため、
一枚、もしくは、二枚以上の用紙Y1が、基準面T1と
薄状弾性フィルム体F1との間に挟まれた場合に対応し
た正確な位置に存在することになって、反射型光センサ
HS1による、薄状弾性フィルム体F1までの距離の測
定も正確になる。
【0036】この実施例の場合、薄状弾性フィルム体F
1は、上述した如く、前記基準面T1上を通過する用紙
Y1による反射光の影響を受けない乳白色となってい
る。具体的には、薄状弾性フィルム体F1は、乳白色に
製造時に染色されているのが好ましいが、必ずしもこの
態様に限定される訳ではなく、例えば、乳白色に染色さ
れた台紙を、薄状弾性フィルム体F1に後から貼り付け
ても良い。もっとも、用紙Y1の色や印刷の有無、艶に
よる影響を受けることがなければ、必ずしも用紙Y1の
反射光による影響を受けない乳白色にする理由はなく、
例えば、黒色等であってもよい。
【0037】仮に、用紙Y1の反射光による影響を受け
る場合、反射型光センサHS1を利用し、用紙Y1上面
までの距離を測定する方法では、例えば、以下のような
問題がある。即ち、用紙Y1の反射によって得られる光
強度が、用紙Y1の色、艶、印刷の有無等の種類によっ
て変動する。その為、用紙Y1の印字可能領域を制限す
るとともに重送を検出する範囲を制約したり、用紙Y1
の色、艶によりセンサHS1の光強度の検出レベルを調
整したり、更には、重送の判定基準を変更したりすると
いう煩雑な対応が必要となる。また、前記反射型光セン
サHS1の測定精度を向上させるため、基準面T1を金
属製のものにした場合に、仮に用紙Y1が前記センサH
S1の測定領域に無いと、基準面T1で金属の乱反射が
起きたり、また、その金属面と用紙Y1の反射率の違い
から用紙無し状態では、センサHS1の基準値を測定で
きない問題も想定され、始業点検時の用紙Y1が無い状
態で、センサHS1の良状態または不良状態の判定が不
可能となりうる。
【0038】しかし、この実施の態様の如く、前記反射
型光センサHS1がフィルム体F1によって、基準面T
1とフィルム体F1との間に挟まれた用紙Y1による反
射光の影響を受けない場合、光の反射率を安定させるこ
とができ、反射型光センサHS1は、薄状弾性フィルム
体F1までの距離を正確に測定できる。更に、用紙Y1
の変更による、用紙Y1の色、印刷の有無、艶等による
反射率の影響による煩わしいセンサHS1の調整作業も
解決し、用紙Y1が無い状態であっても、基準面T1と
の距離を測定でき、且つ、反射型光センサHS1の初期
値の設定が容易にできるようになる。
【0039】尚、上記実施の態様の重送検出装置HS
は、フィルム体F1までの距離H2、H3を検出するこ
とにより、用紙Y1の厚みを検出する方法を採用した反
射型光センサHS1を利用したが、用紙Y1の種類によ
る反射率の変動が、前記センサHS1の光検出レベルに
影響を与えずに、重送を確実に検出できる方法であれ
ば、反射型(変位)光センサHS1を利用した以外のも
のを採用してもよい。
【0040】以上のように、本実施の形態の重送検出装
置HSは、搬送路としての用紙ガイド55の基準面T1
上を通過する用紙Y1を基準面T1に押圧するととも
に、その用紙Y1による反射光の影響を受けない薄状弾
性フィルム体F1と、用紙ガイド55の基準面T1より
一定の距離(H1)だけ離れて上方側に配置され、その
用紙ガイド55上の薄状弾性フィルム体F1までの距離
を測定可能な反射型光センサHS1とを備えている。そ
れにより、薄状弾性フィルム体F1は、一枚の用紙Y1
が基準面T1と薄状弾性フィルム体F1との間に挟まれ
た場合は、反射型光センサHS1側にわずかに接近する
のに対し、二枚以上の用紙Y1が重送して基準面T1上
を通過し、基準面T1と薄状弾性フィルム体F1との間
に挟まれた場合は、反射型光センサHS1側に大きく接
近する。その反射型光センサHS1は、用紙Y1による
反射光の影響を受けない薄状弾性フィルム体F1までの
距離(H2、H3)を測定するので、薄状弾性フィルム
体F1が反射型光センサHS1側に大きく接近するか、
わずかに接近するかを検出すれば、用紙Y1が重送して
いるか否を確実に判別することができる。
【0041】尚、本発明を具体化した一実施例として証
明書自動発行機1において採用した重送検出装置につい
て説明したが、本発明の重送検出装置は、必ずしもこの
実施例に限定されることなく、例えば、複写機、ファク
シミリ装置、印刷機、プリンタ、券売機などに採用され
ている用紙搬送機構において用いても良い。また、用紙
Y1以外の薄状媒体、例えば、カード等の搬送装置に、
本発明の重送検出装置を採用しても良い。更に、前記重
送検出装置HSが重送であることを検出した場合、前記
搬送路としての用紙ガイド55から分岐された退避ガイ
ド55cに、薄状媒体Y1を退避させるように搬送でき
る搬送装置に、前記重送検出装置が取り付けられている
のが望ましいが、必ずしもこの態様に限定される訳では
なく、重送のまま搬送できるタイプにしても良い。ま
た、薄状弾性フィルム体F1以外の薄状弾性部材を採用
しても良い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1に記載の重送検出装置によれば、前記搬送路の基
準面上を通過する薄状媒体を基準面に押圧するととも
に、その薄状媒体による反射光の影響を受けない薄状弾
性部材と、前記搬送路の基準面より一定の距離だけ離れ
て配置され、前記搬送路上の前記薄状弾性部材までの距
離を測定可能な反射型光センサとを備えたので、薄状弾
性部材は、一枚の薄状媒体が基準面と薄状弾性部材との
間に挟まれた場合は、薄状弾性部材が反射型光センサ側
にわずかに接近するのに対し、二枚以上の薄状媒体が重
送して基準面上を通過して、基準面と薄状弾性部材との
間に挟まれた場合は、薄状弾性部材が反射型光センサ側
に大きく接近する。従って、反射型光センサは、薄状媒
体による反射光の影響を受けない薄状弾性部材までの距
離を測定すを測定すれば、薄状弾性部材が反射型光セン
サ側に大きく接近するか、わずかに接近するかが検出で
き、薄状媒体が重送しているか否を薄状媒体に影響を受
けることなく、確実に判別することができる。
【0043】請求項2に記載の重送検出装置によれば、
前記薄状弾性部材は、前記反射型光センサの測定範囲を
覆う大きさを有するとともに、前記基準面上を通過する
薄状媒体による反射光の影響を受けない薄状弾性フィル
ム体よりなっているので、薄状弾性フィルム体は、一枚
の薄状媒体が基準面と薄状弾性フィルム体との間に挟ま
れた場合は、反射型光センサ側にわずかに接近するのに
対し、二枚以上の薄状媒体が重送して基準面上を通過
し、基準面と薄状弾性フィルム体との間に挟まれた場合
は、反射型光センサ側に大きく接近する。その反射型光
センサは、薄状媒体による反射光の影響を受けない薄状
弾性フィルム体までの距離を測定するので、薄状弾性フ
ィルム体が反射型光センサ側に大きく接近するか、わず
かに接近するかを検出すれば、薄状媒体が重送している
か否を確実に判別することができる。
【0044】請求項3に記載の重送検出装置によれば、
前記薄状弾性フィルム体は、その一端部側が前記基準面
より離間したフィルム体支持部に取り付けられており、
その他端部側が前記基準面上を押圧するように湾曲して
いるので、湾曲する薄状弾性フィルム体は、確実に薄状
媒体を基準面上を押圧する。それにより、一枚、もしく
は、二枚以上の薄状媒体が、基準面と薄状弾性フィルム
体との間に挟まれた場合に対応した正確な位置に存在す
るので、反射型光センサによる、薄状弾性フィルム体ま
での距離の測定も正確になる。
【0045】請求項4に記載の重送検出装置によれば、
前記薄状弾性フィルム体は、前記基準面上を通過する薄
状媒体による反射光の影響を受けない乳白色となってい
るので、基準面と薄状弾性フィルム体との間に挟まれた
薄状媒体による反射光の影響を受けずに、光の反射率を
安定させることができる。それにより、反射型光センサ
は、薄状弾性フィルム体までの距離を正確に測定でき、
薄状媒体が重送しているか否を確実に判別することがで
きる。
【0046】請求項5に記載の重送検出装置によれば、
重送検出装置は、前記重送検出装置が重送であることを
検出した場合、前記搬送路から分岐された退避部に、薄
状媒体を退避させるように搬送できる搬送装置に取り付
けられているので、前記搬送装置は退避部にその薄状媒
体を退避させるように搬送でき、使い勝っての優れた搬
送装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化した実施例の証明書自動発行
機の外観を示す概略図である。
【図2】 本実施例における証明書自動発行機の用紙送
り経路の構成を示す概略断面図である。
【図3】 本実施例の重送検出装置及びその周囲を示す
拡大側面図である。
【図4】 本実施例の重送検出装置の作用を拡大して示
す図である。
【図5】 本実施例における証明書自動発行機及びこの
発行機を含むシステムの電気的構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
HS 重送検出装置 HS1 反射型センサ Y1 用紙 55 用紙ガイド 55c 退避ガイド 55a、55b 送りローラ F1 薄状弾性フィルム体 T1 基準面 F1b 一端部 F1c 他端部 F2 フィルム支持体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄状媒体を搬送路に沿って搬送手段によ
    り搬送する際に、複数の薄状媒体が相互に重なり合って
    いるか否かを検出する重送検出装置において、 前記搬送路の基準面上を通過する薄状媒体を基準面に押
    圧するとともに、その薄状媒体による反射光の影響を受
    けない薄状弾性部材と、 前記搬送路の基準面より一定の距離だけ離れて配置さ
    れ、前記搬送路上の前記薄状弾性部材までの距離を測定
    可能な反射型光センサとを備えたことを特徴とする重送
    検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された重送検出装置にお
    いて、 前記薄状弾性部材は、前記反射型光センサの測定範囲を
    覆う大きさを有するとともに、前記基準面上を通過する
    薄状媒体による反射光の影響を受けない薄状弾性フィル
    ム体よりなっていることを特徴とする重送検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された重送検出装置にお
    いて、 前記薄状弾性フィルム体は、その一端部側が前記基準面
    より離間したフィルム体支持部に取り付けられており、
    その他端部側が前記基準面上を押圧するように湾曲して
    いることを特徴とする重送検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載された重送検出
    装置において、 前記薄状弾性フィルム体は、前記基準面上を通過する薄
    状媒体による反射光の影響を受けない乳白色となってい
    ることを特徴とする重送検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一に記載され
    た重送検出装置において、 前記重送検出装置が重送であることを検出した場合、前
    記搬送路から分岐された退避部に、薄状媒体を退避させ
    るように搬送できる搬送装置に取り付けられたことを特
    徴とする重送検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007331850A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Sharp Corp 用紙搬送装置
JP2010052923A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Ricoh Co Ltd 用紙搬送装置、用紙穿孔装置、用紙処理装置、画像形成装置、光量調整方法、及びコンピュータプログラム
CN111609803A (zh) * 2020-06-08 2020-09-01 霍州煤电集团有限责任公司辛置煤矿 可提取纹理和颜色的煤矿立井罐道间距检测装置与方法

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CN111609803A (zh) * 2020-06-08 2020-09-01 霍州煤电集团有限责任公司辛置煤矿 可提取纹理和颜色的煤矿立井罐道间距检测装置与方法

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