JP2007331850A - 用紙搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙を高速で搬送しつつ用紙の重送を確実に検出できる用紙搬送装置を提供すること。
【解決手段】用紙搬送装置は、用紙が搬送される搬送路と、用紙を搬送路へ搬出する搬送ローラと、用紙が重なって搬送路へ搬出された際に用紙の重送を検知する重送検知センサとを備え、搬送ローラは搬出された用紙が搬送路に接しながら搬送路に沿って搬送されるように用紙を搬出し、重送検知センサは用紙が搬送路に接しながら搬送されている領域で用紙の重送を検知するように配置されている。
【選択図】図3

Description

この発明は、用紙搬送装置に関し、詳しくは用紙の重ね送りを検知する重送検知機能を備えた用紙搬送装置に関する。
この発明に関連する従来技術としては、給紙部から用紙を送り出す給紙ローラと、給紙ローラから所定の間隔を空けて配置されたレジストローラと、給紙ローラからレジストローラに至る用紙搬送路の途中に設けられ超音波を発信する送波器と、送波器から発信された超音波を受信する受波器とを備え、送波器は用紙が給紙ローラとレジストローラの両ローラによって挟持された状態で超音波を用紙へ向けて発信し、受波器に受信された超音波の減衰度を所定の閾値と比較することにより用紙の重送を検出する用紙搬送装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−162426号公報
近年、複写機、プリンターなどの画像形成装置の高速印字化が進められている。
このため、画像形成装置に搭載される用紙搬送装置にも原稿や記録用紙などの用紙を高速で搬送することが求められている。
しかしながら、用紙を高速で搬送しようとすると、用紙が収納または積載された給紙部から用紙搬送路へ送り出す際に、用紙が重なった重送状態で送り出される恐れが高くなる。
用紙が重なった重送状態で搬送されると、用紙詰まり(ジャム)を引き起こす大きな要因となる。
また、仮にジャムが引き起こされなかったとしても、重送状態のままでは画像読取部において読み取られるべき画像と異なる画像が読み取られたり、画像形成部において1枚の用紙に形成されるべき画像が重なった複数の用紙にわたって形成されるなどの不具合が生じる。
したがって、用紙を高速で搬送するためには、単に給紙ローラ、搬送ローラなどの搬送手段の駆動速度を上げるだけでは不十分であり、用紙が重なって用紙搬送路へ送り出された際に確実に用紙の重送を検知する機能が求められる。
一般に用紙の重送を検知する手段としては用紙搬送路に設けられた超音波センサが用いられている。
超音波センサは超音波を発信する送波器と、送波器から発信された超音波を受信して電気エネルギーに変換する受波器とから構成される。
送波器から発信された超音波が用紙を透過する際に減衰することを利用し、受波器に受信された超音波の減衰度を所定の閾値と比較することにより、用紙が重送されているか否かを検知することができる。
しかしながら、超音波は空気を媒体として伝わるため、用紙搬送路における用紙の振幅、すなわち用紙のばたつきが大きいと受波器出力が変動し、正確な重送の検知が困難になる。
上述の従来技術では、用紙が給紙ローラとレジストローラの両ローラによって挟持された状態で送波器から超音波を発信するため、用紙のばたつきに起因する受波器出力の変動は解消できる。
しかし、給紙ローラから用紙を送り出した後、一旦、レジストローラで用紙の搬送を止めることにより給紙ローラとレジストローラの両ローラで用紙を挟持するため、用紙搬送の高速化を図るうえでは限度がある。
また、給紙ローラとレジストローラの配置間隔を最小サイズの用紙の長さよりも短く設定しなければならず、超音波センサの配置についても給紙ローラとレジストローラの間でなければならないという設計上の制約を伴う。
この発明は以上のような事情を考慮してなされたものであり、用紙を高速で搬送しつつ用紙の重送を確実に検出できる用紙搬送装置を提供するものである。
この発明は、用紙が搬送される搬送路と、用紙を搬送路へ搬出する搬送ローラと、用紙が重なって搬送路へ搬出された際に用紙の重送を検知する重送検知センサとを備え、搬送ローラは搬出された用紙が搬送路に接しながら搬送路に沿って搬送されるように用紙を搬出し、重送検知センサは用紙が搬送路に接しながら搬送されている領域で用紙の重送を検知するように配置されていることを特徴とする用紙搬送装置を提供するものである。
この発明によれば、用紙が搬送路に接しながら搬送路に沿って搬送されるように搬送ローラが用紙を搬出し、用紙のうち搬送路に接しながら搬送されている領域で重送検知センサが用紙の重送を検知するので、重送検知センサは搬送されている用紙のうち搬送路に接しながら搬送されている振幅の抑制された領域で用紙の重送を検知することとなり、用紙を高速で搬送しつつ確実に用紙の重送を検知することが可能となる。
この発明による用紙搬送装置は、用紙が搬送される搬送路と、用紙を搬送路へ搬出する搬送ローラと、用紙が重なって搬送路へ搬出された際に用紙の重送を検知する重送検知センサとを備え、搬送ローラは搬出された用紙が搬送路に接しながら搬送路に沿って搬送されるように用紙を搬出し、重送検知センサは用紙が搬送路に接しながら搬送されている領域で用紙の重送を検知するように配置されていることを特徴とする。
この発明による用紙搬送装置において、用紙とは読み取られるべき画像が形成された原稿、読み取られた画像が形成される記録用紙などを意味する。
また、この発明による用紙搬送装置において、搬送ローラとは、基本的に用紙に対して用紙搬送方向に摩擦力を付与することにより用紙を搬送するローラを意味するが、用紙の重送を検知した場合には重送を解消すべく逆回転して搬送方向と逆方向の摩擦力を用紙に付与する機能を備えていてもよいし、所定の搬送タイミングで用紙を搬送するために用紙を一旦チャックして静止させる機能を備えていてもよい。
したがって、搬送ローラは、給紙ローラやピックアップローラであってもよいし、用紙搬送路中に設けられたレジストローラ、或いはその他のローラであってもよい。
また、搬送ローラは、搬送ローラと対向する位置に設けられ搬送ローラと用紙との間の摩擦力を増大させる、例えば、分離パッド、リブなどの押圧部材を備えていてもよいし、搬送ローラと共に用紙を挟持する押圧ローラ又は従動ローラと対をなしていてもよいし、或いは、重送を積極的に解消すべく用紙搬送方向と逆方向の摩擦力を付与するさばきローラと対をなしていてもよい。
また、重送検知センサとは、用紙が重なって搬送された際に用紙の重送を検知するための手段を意味する。
したがって、重送検知センサは、超音波センサや光センサであってもよいし、或いは、搬送される用紙の表面に摺接し用紙の厚さによって変位する機械的な変位検出センサであってもよい。
また、用紙のうち搬送路に接しながら搬送されている領域とは、実質的に搬送路に接しながら搬送されている振幅の抑制された領域を意味し、必ずしも、搬送路に密着している必要はない。
この発明による用紙搬送装置は、搬送ローラに従動し搬送ローラとの間で用紙を挟持する従動ローラをさらに備え、搬送ローラと従動ローラは搬送方向の上流側と下流側に互いにずれて配置され搬送路に対して所定の搬出角度で用紙を搬出してもよい。
このような構成によれば、搬送ローラおよび従動ローラと用紙との接触点を通る搬送ローラおよび従動ローラの接線が搬送路に対して所定の角度をもって交差するので、前記接線の方向に用紙を搬出、すなわち用紙を搬送路に対して所定の搬出角度をもって搬出することが可能となり、用紙を搬送路へ押さえ付けるように搬出して用紙を搬送路により確実に接触させることが可能となる。
この発明による用紙搬送装置は、搬送ローラに従動し搬送ローラとの間で用紙を挟持する従動ローラをさらに備え、搬送ローラおよび従動ローラはそれらの硬度が互いに異なり搬送路に対して所定の搬出角度で用紙を搬出してもよい。
このような構成によれば、搬送ローラと従動ローラの硬度差により、硬度の低いローラが硬度の高いローラの周面に沿って窪むこととなり、用紙が硬度の高いローラの周面に沿って強制的にカールし、搬出方向が所定の方向に方向づけられ、搬送路に対して所定の搬出角度で搬出することが可能となる。これにより用紙を搬送路へ押さえ付けるように搬出して用紙を搬送路により確実に接触させることが可能となる。
この発明による用紙搬送装置において、重送検知センサは、搬出された用紙の先端と搬送路との接触点の近傍で用紙の重送を検知するように配置されることが好ましい。
というのは、搬出された用紙の先端と搬送路との接触点は用紙が搬送路に接触しはじめた領域であって確実に搬送路に接しているので、振幅が他の領域よりも効果的に抑制されており、この接触点の近傍で用紙の重送を検知すれば重送の検知精度をより一層向上させることができるからである。
また、重送検知センサが、搬出された用紙と搬送路との接触点の近傍で用紙の重送を検知するように配される上記構成において、重送検知センサは、搬送ローラと用紙との接触点を通る搬送ローラの接線と搬送路との交点よりも搬送方向の上流側で用紙の重送を検知するように配されてもよい。
このような構成によれば、厚紙、普通紙、薄紙といった用紙の剛性(コシの強さ)に係わりなく精度よく重送検知できるようになる。
というのは、次のような理由による。
すなわち、剛性の強い用紙はたわみ難く振動しずらいので、用紙の剛性が強いほど用紙の振幅は小さくなり、用紙と搬送路との接触点は搬送ローラよりも遠くなる。
一方、剛性の弱い用紙はたわみ易く振動し易いので、用紙の剛性が弱いほど用紙の振幅は大きくなり、用紙と搬送路との接触点は搬送ローラに近くなる。
剛性の強い用紙は本来的に振幅が小さいので、剛性の弱い用紙ほど振幅が抑制された領域で重送の検知が行なわれなければならない。
このような観点からすると、重送の検知ポイントは、普通紙や薄紙のように剛性の比較的弱いものを対象として設定することが好ましく、搬送ローラと用紙との接触点を通る搬送ローラの接線と搬送路との交点よりも搬送方向の上流側で用紙の重送を検知するようにすれば、剛性が弱いために搬送路との接触点が搬送ローラの近くになる普通紙や薄紙であっても精度よく重送の検知が行なわれるようになる。
具体的には、普通紙の接触点と薄紙の接触点との中間あたりが、重送の検知ポイントとして適しているといえる。
この発明による用紙搬送装置において、搬送ローラは搬送路の上流に配置された給紙ローラであってもよい。
このような構成によれば、搬送路の上流側で重送の検知を行うことができるので、例えば、重送が検知された場合には即座に用紙の搬送を止めるなどの手段を講ずることにより、重送の解消を図り易くなる。
以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳細に説明する。
実施例
図1〜9に基づいて、この発明の実施例による自動原稿送り装置(用紙搬送装置)(以下、「ADF」と略称する)が搭載された画像形成装置について説明する。図1は、実施例による画像形成装置の全体構成を示す概略図である。
画像形成装置の全体構成とその動作
図1に示されるように、この発明の実施例によるADF(用紙搬送装置)1が搭載された画像形成装置100は、ADF1によって搬送された原稿をスキャンして得られた画像データ、或いは、外部から伝達された画像データに応じて、所定の記録用紙(シート)に対してモノクロ画像を形成するものである。
画像形成装置100は、ADF1、画像読取部2、光書込ユニット3、現像器4、感光体5、帯電器6、クリーナユニット7、転写ユニット8、定着ユニット9、用紙搬送路10、給紙トレイ11および排紙トレイ12とから主に構成されている。
画像読取部2は、主に、光源ホルダー13、ミラー群14、およびCCD15とから構成されている。
ADF1から送られてくる原稿をスキャンする場合、光源ホルダー13およびミラー群14は静止した状態で、原稿の画像をスキャンする。
ADF1から原稿が搬送されてくると、光源ホルダー13の光源から原稿に光が照射され、原稿から反射された光がミラー群14を介して光路変換されCCD15に結像され、電子的な画像データに変換される。
なお、ADF1の具体的な構造と動作については後の項で詳述する。
帯電器6は、感光体5の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であり、実施例の画像形成装置100では、チャージャー型の帯電器6を用いているが、接触型のローラ型やブラシ型の帯電器を用いることもできる。
また、この実施例では光書込ユニット3として、レーザ照射部16a,16bおよびミラー群17a,17bを備えたレーザスキャニングユニット(LSU)を用いているが、発光素子をアレイ状に並べたEL書き込みヘッドやLED書き込みヘッドを用いることもできる。
光書込ユニット3は、高速印字処理に対応するために、2つのレーザ照射部16a,16bを備えた2ビーム方式を採用しており、照射タイミングの高速化に伴う負担が軽減されている。
そして、入力された画像データに応じてレーザ照射部16a,16bからレーザ光を照射し、ミラー群17a,17bを介して、帯電器6によって均一に帯電された感光体5を露光することにより、感光体5の表面に画像データに応じた静電潜像が形成される。
感光体5の近傍に配された現像器4は、感光体5の表面に形成された静電潜像を黒トナーで顕像化するものである。
また、感光体5の周囲に配されたクリーナユニット7は、現像・画像転写後に感光体5の表面に残留したトナーを除去・回収するものである。
画像形成装置100は、全体を統合制御する図示しない制御部を備えている。
制御部は、CPU、CPUが実行する制御プログラムを格納するROM、CPUにワークエリアを提供するRAM、制御データを保持する不揮発性メモリ、画像形成装置100の各部検知手段からの信号が入力される入力回路、画像形成装置100の各部駆動機構を作動させるアクチュエータやモータを駆動させるドライバ回路、レーザ照射部16a,16bを駆動する出力回路などから構成される。
上述のように、感光体5の表面に顕像化された静電像は、搬送されてくる用紙に対して転写ユニット8から静電像が有する電荷と逆極性の電界が印加されることにより記録用紙上に転写される。
例えば、静電像が(−)極性の電荷を有している場合、転写ユニット8の印加極性は(+)極性となる。
転写ユニット8の転写ベルト19は、駆動ローラ20、従動ローラ21および他のローラで張架され、所定の抵抗値(例えば、1×109〜1×1013Ω・cmの範囲)を有している。
感光体5と転写ベルト19との接触部には導電性を有し転写電界を印加することが可能な弾性導電性ローラ22が配置されている。
転写ユニット8で記録用紙上に転写された静電像(未定着トナー)は、定着ユニット9に搬送されることにより、未定着トナーが溶融し記録用紙上に定着する。
定着ユニット9は、加熱ローラ23,加圧ローラ24を備えており、加熱ローラ23の内周部には加熱ローラ23の表面を所定温度(定着温度:概ね160〜200℃)とする熱源が内蔵されている。
他方、加圧ローラ24は、加熱ローラ23に対して所定圧で圧接するようにその両端に図示しない加圧部材が配置されている。
これにより加熱ローラ23と加圧ローラ24との圧接部(定着ニップ部と呼ばれる)において、搬送されてくる記録用紙上の未定着トナーを加熱ローラ23で加熱して溶融させ、圧接部でトナーを記録用紙に押して記録用紙上に定着させる。
複数の給紙トレイ11は、画像形成に使用する記録用紙を蓄積しておくためのトレイであり、実施例の画像形成装置100では、装置の下方に設けられている。
実施例の画像形成装置100は高速印字処理を目的としているため、各給紙トレイ11には定型サイズの記録用紙を500〜1500枚収納可能な容積が確保されている。
また、画像形成装置100の側面には複数種の記録用紙を多量に収納可能な大容量給紙カセット(LCC)25と、主として不定型サイズの印字等に用いる手差しトレイ26が設けられている。
排紙トレイ12は、手差しトレイ26とは反対側の側面に配置されているが、排紙トレイ12に代えて、排紙用紙の後処理装置(ステープル、パンチ処理等々)や、複数段排紙トレイをオプションとして配置することも可能な構成となっている。
ADFの構成と動作
上述の画像形成装置100に搭載されたADF1について図2〜図9に基づいて説明する。図2は実施例によるADF(用紙搬送装置)の概略的な構成を示す概略図、図3は図2に示されるADFの要部拡大図、図4は図2に示されるADFの要部拡大図であり原稿が重なって搬送される重送状態を示している。
図5は原稿の重送によって超音波が減衰し受波器で変換された電気エネルギーが変動することを示す概念的なグラフ図、図6は図2に示されるADFの要部拡大図であり、用紙の剛性(コシの強さ)によって原稿と原稿搬送路との接触点が変化することを示している。図7および図8は搬送ローラおよび従動ローラの変形例を示す説明図、図9は変形例に係るADFの概略的な構成を示す概略図である。
図2に示されるように、上述の画像形成装置100(図1参照)に搭載されたADF1は、原稿(用紙)D(図3参照)が搬送される原稿搬送路(搬送路)S1と、原稿Dを搬送路へ搬出する搬送ローラ31と、搬送ローラ31と、搬送ローラ31に従動し搬送ローラ31との間で原稿Dを挟持する従動ローラ32と、原稿Dが重なって原稿搬送路S1へ搬出された際に原稿Dの重送を検知する重送検知センサ37とを備えている。搬送ローラ31および従動ローラ32は搬出された原稿Dが原稿搬送路S1に接しながら原稿搬送路S1に沿って搬送されるように原稿Dを搬出し、重送検知センサ37は原稿Dが原稿搬送路S1に接しながら搬送されている領域で原稿Dの重送を検知するように配置されている。
以下、より詳細に実施例のADF1について説明する。
図2に示されるように、ADF1は、原稿束が載置される原稿トレイ27と、原稿束から原稿D(図3参照)を原稿搬送路S1へ送り出すピックアップローラ28と、原稿搬送路S1へ送り出された原稿を1枚ずつ分離させながら原稿搬送路S1の下流側へ搬送する給紙ローラ29およびさばきローラ30と、原稿を原稿搬送路S1に沿って搬送するための複数対の搬送ローラ31および従動ローラ32と、読取部34に所定のタイミングで原稿を送り出すレジストローラ33と、画像の読取を終えた原稿Dを排紙トレイ36へ排出する排紙ローラ35とから主に構成されている。
原稿トレイ27は上下方向に移動でき、原稿束が載置されると図示しないセンサがそれを検知し、ユーザから印字要求がなされると原稿トレイ27が上方へ移動し原稿束のうち最も上に位置する原稿Dからピックアップローラ28によって原稿搬送路S1へ送り出される。
通常は、仮に原稿Dが重なった状態で原稿搬送路S1へ送り出された場合であっても、さばきローラ30によって重送状態が解消され、上述のように給紙ローラ29によって原稿搬送路S1の下流側へ1枚ずつ搬送される。
しかし実施例のADF1は、高速印字処理に対応するべく原稿を高速で搬送するため、さばきローラ30を設けていても重送が生じる可能性は否定できない。
そこで、実施例のADF1は、給紙ローラ29およびさばきローラ30の下流側に配置された搬送ローラ31と従動ローラ32の近傍に重送検知センサ37を設けている。重送検知センサ37は、超音波を発信する送波器38と、送波器38から発信された超音波を受信する受波器39とから構成されている。
図2の要部拡大図である図3に示されるように、搬送ローラ31と従動ローラ32は、搬送されてきた原稿Dを原稿搬送路S1へ押さえ付けるように所定の搬出角度で搬出すべく、原稿Dの搬送方向Fの上流側と下流側に向かって搬送ローラ31と従動ローラ32が交互にずれるように配置されている。
そして、重送検知センサ37は、原稿Dが原稿搬送路S1に接しながら原稿搬送路S1に沿って搬送される振幅(ばたつき)の抑制された領域、具体的には、搬送ローラ31と従動ローラ32から搬出された原稿Dの先端と原稿搬送路S1との接触点Cの近傍で原稿Dの重送を検知するように配置されている。
図3に示されるように、搬送ローラ31と従動ローラ32から搬出された原稿Dは原稿搬送路S1に対して鋭角をなすような所定の搬出角度をもって搬出され、原稿Dが原稿搬送路S1に接しながら原稿搬送路S1に沿って搬送されている際、送波器38から発信された超音波は原稿Dを透過する際に減衰し、受波器39に受信され電気エネルギーに変換される。
仮に、図4に示されるように原稿Daと原稿Dbが互いに重なった重送状態で搬送されている場合、送波器38から発信された超音波は原稿Da,Dbどうしが重なった僅かな空気層で大きく減衰し、受波器39に受信され電気エネルギーに変換される。
したがって、図5に示されるように、受波器39で変換された電気エネルギーのレベルを所定の閾値と比較することにより、原稿Dが正常に1枚ずつ搬送されているか、或いは重送状態で搬送されているかを検知することができる。
ここで、超音波は空気を媒体としているため、超音波を受ける原稿Dに振幅、すなわちばたつきがあると、原稿Dのばたつきにより受波器39の出力が変動し、正確な重送の検知が困難になる。なお、原稿Dのばたつきにより受波器39の出力が変動する原因としては、送波器38からの超音波を受けて超音波振動した原稿Dがばたつきによって受波器39に接近したときに、振動しながら受波器39に接近した原稿Dが通常よりも高いレベルの振動を受波器39と原稿Dとの間の空気を介して受波器39に与え、受波器39のセンサを通常よりも大きく振動させるためであると考えられる。
そのため、図3に示されるように、実施例のADF1では、搬送ローラ31と従動ローラ32によって原稿Dを原稿搬送路S1へ押さえ付けるように所定の搬出角度をもって搬出し、原稿Dの先端と原稿搬送路S1との接触点Cの近傍にうまれる原稿Dの振幅が抑制された領域で重送の検知が行われるように重送検知センサ37を配置しているのである。
ここで、重送検知センサ37が原稿Dの重送を精度よく検知するうえで、好ましい測定ポイントについて図6に基づいて説明する。
図6に示されるように、厚紙原稿D1、普通紙原稿D2、薄紙原稿D3といった原稿の剛性(コシの強さ)によって前記原稿D1,D2,D3の先端と原稿搬送路S1との接触点C1,C2,C3は変化する。
具体的には、厚紙原稿D1のように剛性の強い原稿はたわみ難いので、この場合、厚紙原稿D1の先端と原稿搬送路S1との接触点C1は搬送ローラ31および従動ローラ32から遠い位置となる。
一方、薄紙原稿D3のように剛性の弱い原稿はたわみ易いので、この場合、薄紙原稿D3の先端と原稿搬送路S1との接触点C3は搬送ローラ31および従動ローラ32に近い位置となる。
普通紙原稿D2は、厚紙原稿D1と薄紙原稿D3との中間となる剛性を有しているので、普通紙原稿D2の先端と原稿搬送路S1との接触点C2は、上記接触点C1,C3の中間あたりの位置となる。
ここで、厚紙原稿D1のように剛性が強くたわみ難い原稿は、本来的に振幅(ばたつき)が小さいので、原稿搬送路S1に必ずしも接していなくとも、比較的精度よく重送の検知が行える。
しかし、薄紙原稿D3のように剛性が弱くたわみ易い原稿は、振幅(ばたつき)が大きいので、上述のように原稿搬送路S1に接しながら原稿搬送路S1に沿って搬送される振幅の抑制された領域で重送の検知が行われなければならない。
このような観点からして、重送検知センサ37の好ましい測定ポイントは普通紙原稿D2の先端と原稿搬送路S1との接触点C2と、薄紙原稿D3の先端と原稿搬送路S1との接触点C3との中間あたりが適しているといえる。
具体的には、図6に示されるように、搬送ローラ31と前記原稿D1,D2,D3との接触点を通る搬送ローラ31の接線Tと原稿搬送路S1との交点よりも搬送方向Fの上流側で前記原稿D1,D2,D3の重送を検知するように重送検知センサ37を配置するとよい。
また、この実施例では、原稿Dが原稿搬送路S1に確実に接するように所定の搬出角度で搬出すべく、搬送ローラ31と従動ローラ32を搬送方向Fの上流側と下流側にそれぞれずらして配置したが、図7に示されるように、搬送ローラ31と従動ローラ32をずらすことなく配置し、原稿Dの自重によって原稿Dが原稿搬送路S1に接しながら原稿搬送路S1に沿って搬送されるように構成してもよい。
また、図8に示されるように、従動ローラ32aの硬度を搬送ローラ32aよりも低く設定し、従動ローラ32aが搬送ローラ31aの周面に沿って窪むようにすることにより、従動ローラ32aと搬送ローラ31aの挟持部で原稿Dを所定の方向に強制的に方向づけ、原稿Dを原稿搬送路S1に対して所定の搬出角度で搬出するようにしてもよい。
図3および図8に示されるような構成によれば、重力方向に直交する方向に延びる原稿搬送路だけでなく、重力方向と平行に延びる原稿搬送路であっても原稿を原稿搬送路に接触させながら搬送することが可能となり、重送検知センサの設置箇所の自由度が向上する。
要するに、この発明において、重送検知センサ37は、原稿Dが原稿搬送路S1に接しながら搬送される領域で原稿Dの重送を検知するように配されればよい。
このため、ADF1内の限られたスペースを有効に利用することができ、ADF1に重送検知機能を付与するにあたってADF1が大型化してしまうこともなく、ADF1内の様々なローラの近傍に重送検知センサ37を設けることが可能となる。
以下、この発明の変形例に係るADFについて図9に基づいて説明する。図9は変形例に係るADFの概略的な構成を示す概略図である。なお、上述の実施例と同一の部材については同一の符号を用いて説明する。
変形例
図9に示されるように変形例に係るADF200は、原稿搬送路S1の最も上流側に配置された1対の給紙ローラ29およびさばきローラ30の近傍に重送検知センサ37が配されている。重送検知センサ37は、上述の実施例と同様に、1対の送波器38と受波器39とから構成されている。
図9に示されるように、給紙ローラ29およびさばきローラ30の近傍の原稿紙搬送路S1は、下流側へ向かうにしたがってせり上がるように傾斜しており、給紙ローラ29およびさばきローラ30から搬出された原稿は、原稿搬送路S1の傾斜面に自ずと接しながら搬送されることとなる。
重送検知センサ37は、原稿搬送路S1に接しながら搬送される振幅(ばたつき)の抑制された領域で原稿の重送を検知するように配置されており、上述の実施例と同様に原稿の振幅(ばたつき)に影響されることなく精度よく重送の検知が行われる。その他の構成は上述の実施例に係るADF1と同様である。
変形例に係るADF200では、原稿搬送路S1の最も上流側で重送の検知が行われるので、原稿の重送を検知次第、原稿の搬送を止めることにより、ユーザの手で容易に原稿の重送を解消できる。
以上、詳細に説明したように、この発明によれば、原稿Dのうち原稿搬送路S1に接しながら搬送されている振幅(ばたつき)の抑制された領域で原稿の重送を検知するように重送検知センサ37を配置するので、原稿Dを高速で搬送しつつ原稿Dの重送を確実に検知することができる。また、原稿Dが原稿搬送路S1に接しながら搬送される箇所であれば、どこに重送検知センサ37を配置しても原稿の重送を確実に検知でき、設計上の自由度も非常に高い。
なお、上述の実施例では、ADF1の原稿搬送路S1にのみ重送検知センサ37を設けたが、勿論、記録用紙が搬送される画像形成装置100の用紙搬送路10にも、同様の手法によって重送検知センサ37を設けることが可能である。
この発明の実施例によるADF(用紙搬送装置)を搭載した画像形成装置の全体的な構成を示す概略図である。 実施例によるADF(用紙搬送装置)の概略的な構成を示す概略図である。 図2に示されるADFの要部拡大図である。 図2に示されるADFの要部拡大図であり、原稿が重なって搬送される重送状態を示している。 原稿の重送によって超音波が減衰し受波器で変換された電気エネルギーが変動することを示す概念的なグラフ図である。 図2に示されるADFの要部拡大図であり、用紙の剛性(コシの強さ)によって原稿と原稿搬送路との接触点が変化することを示している。 搬送ローラと従動ローラの変形例を示す説明図である。 搬送ローラと従動ローラの変形例を示す説明図である。 変形例に係るADFの概略的な構成を示す概略図である。
符号の説明
1,200・・・ADF(用紙搬送装置)
2・・・画像読取部
3・・・光書込ユニット
4・・・現像器
5・・・感光体
6・・・帯電器
7・・・クリーナユニット
8・・・転写ユニット
9・・・定着ユニット
10・・・用紙搬送路
11・・・給紙トレイ
12,36・・・排紙トレイ
13・・・光源ホルダー
14,17a,17b・・・ミラー群
15・・・CCD
16a,16b・・・レーザ照射部
19・・・転写ベルト
20・・・駆動ローラ
21,32・・・従動ローラ
22・・・弾性導電性ローラ
23・・・加熱ローラ
24・・・加圧ローラ
25・・・大容量給紙カセット
26・・・手差しトレイ
27・・・原稿トレイ
28・・・ピックアップローラ
29・・・給紙ローラ
30・・・さばきローラ
31・・・搬送ローラ
33・・・レジストローラ
34・・・読取部
35・・・排紙ローラ
37・・・重送検知センサ
38・・・送波器
39・・・受波器
100・・・画像形成装置
C,C1,C2,C3・・・接触点
D,Da,Db・・・原稿
D1・・・厚紙原稿
D2・・・普通紙原稿
D3・・・薄紙原稿
F・・・搬送方向
S1・・・原稿搬送路
T・・・接線

Claims (6)

  1. 用紙が搬送される搬送路と、用紙を搬送路へ搬出する搬送ローラと、用紙が重なって搬送路へ搬出された際に用紙の重送を検知する重送検知センサとを備え、搬送ローラは搬出された用紙が搬送路に接しながら搬送路に沿って搬送されるように用紙を搬出し、重送検知センサは用紙が搬送路に接しながら搬送されている領域で用紙の重送を検知するように配置されていることを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 搬送ローラに従動し搬送ローラとの間で用紙を挟持する従動ローラをさらに備え、搬送ローラと従動ローラは搬送方向の上流側と下流側に互いにずれて配置され搬送路に対して所定の搬出角度で用紙を搬出することを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
  3. 搬送ローラに従動し搬送ローラとの間で用紙を挟持する従動ローラをさらに備え、搬送ローラおよび従動ローラはそれらの硬度が互いに異なり搬送路に対して所定の搬出角度で用紙を搬出することを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
  4. 重送検知センサは、搬出された用紙の先端と搬送路との接触点の近傍で用紙の重送を検知するように配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の用紙搬送装置。
  5. 重送検知センサは、搬送ローラと用紙との接触点を通る搬送ローラの接線と搬送路との交点よりも搬送方向の上流側で用紙の重送を検知するように配置されていることを特徴とする請求項4に記載の用紙搬送装置。
  6. 搬送ローラが搬送路の上流に配置された給紙ローラであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の用紙搬送装置。
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