JP2018017959A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 定着部から画像読取部への熱の伝達を低減できると共に、画像読取に要する時間も短い画像形成装置を提供する。【解決手段】 記録材の面のうち最初に画像が形成される面を表面、表面と反対側の面を裏面とすると、反転部から第3の搬送路、読取部、及び第4の搬送路を経由して両面搬送路を通過する記録材の表裏の向きは、反転部から第2の搬送路を経由して両面搬送路を通過する記録材の表裏の向きと同じであり、第2の搬送路が読取部と定着部との間に配置されている。【選択図】 図2

Description

本発明は、記録材に画像を形成する、複写機やレーザービームプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に関する。
画像形成装置の中には、画像形成装置がそれ自身によってプリントした記録材の画像を読取るようにユーザに促すモードを有するものがある。例えば、画像形成装置がプリントした記録材をユーザが原稿台にセットし、この記録材の画像を画像形成装置に読取らせ、この情報を基にして画像形成装置が以降のプリント時の画像形成条件を微調整する。これにより画質の向上を図ることができる(特許文献1)。
特開2010−102239号公報
ところで、原稿台を搭載していない画像形成装置で、画像形成装置にそれ自身によってプリントした記録材の画像を自動的に読取らせることも考えられる。この場合、画像を読取るイメージセンサを画像形成装置の内部に配置することも考えられる。
画像を読取るイメージセンサとして、例えばコンタクトイメージセンサ(CIS)のような、光を電気信号に変換する素子を一列に並べたイメージセンサがしばしば用いられる。このようなイメージセンサの多くは温度上昇により光電変換効率が変化し、画像の読取精度が低下する。従って、イメージセンサ(画像読取部)を加熱定着部のような熱源の近くに配置するのは好ましくない。
一方、画像読取に要する時間も短いほうが好ましい。定着部からイメージセンサまでの記録材の移動距離が長過ぎると、記録材が定着部を通過してからイメージセンサが画像を読取るまでの時間が長くなり過ぎる。画像を読取った後に行う処理(例えば画像形成条件の変更等)を考慮すると、イメージセンサまで(正確には画像を読取るまで)の記録材の移動距離は短いほうが好ましい。更に、記録材の両面に画像を形成し、少なくとも一面目の画像を読み取る場合、一面目の画像を読取った後、二面目に画像形成開始するまでの記録材の移動距離も短いほうが好ましい。
本発明の目的は、定着部から画像読取部への熱の伝達を低減できると共に、画像読取に要する時間も短い画像形成装置を提供することである。
上述の課題を解決するための本発明は、記録材に未定着画像を形成する画像形成部と、記録材に形成された未定着画像を記録材に定着する定着部と、定着処理済みの記録材を装置外に排出する排出部と、前記定着部から前記排出部へ記録材を案内する排出搬送路と、前記定着部を通過した記録材の後端が先端に変わって搬送されるように記録材を反転させる反転部と、前記反転部により反転された記録材を再び前記画像形成部へ案内するための両面搬送路と、前記排出搬送路の途中の分岐点から前記反転部へ記録材を案内する第1の搬送路と、前記反転部により反転された記録材を前記両面搬送路に案内する第2の搬送路と、を有する画像形成装置において、記録材に形成された画像を読取る読取部と、前記反転部により反転された記録材を前記読取部へ案内する第3の搬送路と、前記読取部を通過した記録材を前記両面搬送路へ案内する第4の搬送路と、を有し、記録材の面のうち最初に画像が形成される面を表面、前記表面と反対側の面を裏面とすると、前記反転部から前記第3の搬送路、前記読取部、及び前記第4の搬送路を経由して前記両面搬送路を通過する記録材の表裏の向きは、前記反転部から前記第2の搬送路を経由して前記両面搬送路を通過する記録材の表裏の向きと同じであり、前記第2の搬送路が前記読取部と前記定着部との間に配置されている、ことを特徴とする。
また、本発明は、記録材に未定着画像を形成する画像形成部と、記録材に形成された未定着画像を記録材に定着する定着部と、定着処理済みの記録材を装置外に排出する動作と、前記定着部を通過した記録材の後端が先端に変わって搬送されるように記録材を反転させる動作と、を選択的に実行可能な排出反転部と、前記排出反転部により反転された記録材を再び前記画像形成部へ案内するための両面搬送路と、前記定着部から前記排出反転部へ記録材を案内する第1の搬送路と、前記排出反転部により反転された記録材を前記両面搬送路に案内する第2の搬送路と、を有する画像形成装置において、記録材に形成された画像を読取る読取部と、前記排出反転部により反転された記録材を前記読取部へ案内する第3の搬送路と、前記読取部を通過した記録材を前記両面搬送路へ案内する第4の搬送路と、を有し、記録材の面のうち最初に画像が形成される面を表面、前記表面と反対側の面を裏面とすると、前記排出反転部から前記第3の搬送路、前記読取部、及び前記第4の搬送路を経由して前記両面搬送路を通過する記録材の表裏の向きは、前記排出反転部から前記第2の搬送路を経由して前記両面搬送路を通過する記録材の表裏の向きと同じであり、前記第2の搬送路が前記読取部と前記定着部との間に配置されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、定着部から画像読取部への熱の伝達を低減できると共に、画像読取に要する時間も短い画像形成装置を提供できる。
実施例1の画像形成装置の断面図 図1の右上部の拡大図 センサユニット(イメージセンサ)の断面図 実施例2の画像形成装置の断面図 図4の右上部の拡大図 実施例3の画像形成装置の断面図 図6の右上部の拡大図 搬送センサの動作を示す図
(実施例1)
図1及び図2を用いて本発明の実施例1の画像形成装置を説明する。図2は図1の一部を拡大した図である。なお、実施例1及び後述するその他の実施例の画像形成装置は、感光体ドラムを複数備えたフルカラーレーザービームプリンタになっているが、感光体ドラムが一つしかないモノクロの画像形成装置であっても構わない。
(給紙部)
図1は、画像形成装置1の断面図である。画像形成装置1の下部には、記録材を収容するカセット2が引き出し可能に収納されている。カセット2の端部付近にはカセット給送部3が配置されている。そして、画像形成装置1の右側には手差し給送部4が配設されている。カセット給装部3と手差し給送部4は、夫々、記録材を1枚毎分離し、レジストローラ5に給送するようになっている。記録材搬送方向においてレジストローラ5の下流には、記録材の通過を検知する搬送センサ200aが配置されている。
(搬送センサ)
搬送センサ200aについて図8を用いて以下に説明する。搬送センサ200aは、搬送路223に突出するように配設され軸支部222を中心として回転可能に支持されたセンサアーム221と、センサアーム221の移動を検出する検出部224からなる。センサアーム221は、バネなどの不図示の付勢手段によって実線の位置に保たれている。記録材225が図8の実線矢印方向に移動し搬送センサ200aに到達すると、センサアーム221が記録材225に押し上げられて図8の破線の位置に移動する。検出部224はセンサアーム221の移動を検出し、記録材225が搬送センサ200aに到達したことを知らせる信号を不図示の制御手段に送信する。その後、記録材225がさらに移動し、記録材225の下流側の端226がセンサアーム221から離れると、センサアーム221は図8の実線の位置に移動する。ここで、記録材225の搬送方向の下流側を向く端を先端、上流側を向く端を後端とする。検出部224はセンサアーム221の移動を検出し、記録材225が搬送センサ200aを通過したことを知らせる信号を不図示の制御手段に送信する。なお、後述する搬送センサ200b、200cも搬送センサ200aと同じ構造である。
(画像形成部及び定着部)
画像形成装置1は画像形成部6を有する。本例の画像形成部6は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4つの画像形成ステーション6Y、6M、6C、6Kを有する。画像形成部6には、像担持体である感光体7Y、7M、7C、7K、各感光体の表面を均一に帯電する帯電器8Y、8M、8C、8K、が設けられている。更に、画像情報に基づいてレーザービームを照射して感光体上に静電潜像を形成するスキャナユニット9、静電潜像にトナーを付着させて現像する現像器10Y、10M、10C、10Kが設けられている。更に、感光体上のトナー像を静電転写ベルト11に転写する一次転写部12Y、12M、12C、12Kが配設されている。転写ベルト11に転写されたトナー像は、二次転写部13で記録材の表面(第一面)に転写される。その後、記録材上のトナー像は定着部14で定着処理される。定着部14は、内部に熱源を有する定着ローラ(第1の回転体)14aと、定着ローラ14aと共に記録材を挟持搬送する定着ニップ部を形成する加圧ローラ(第2の回転体)14bを有する。記録材は定着ニップ部で搬送されつつ加熱される。これにより記録材に形成された未定着画像が記録材に定着される。なお、定着ローラ(第1の回転体)14aと加圧ローラ(第2の回転体)14bのうち、未定着画像と接触するのは定着ローラ(第1の回転体)14aである。
(排出部及び反転部)
定着部14の下流には搬送センサ200bが配置されている。搬送センサ200bが記録材に押し上げられて図中の点線の位置に位置することで、記録材が正しく搬送されていることを検知する。その後、第1のフラッパ15aが図中の実線の位置に位置している場合、記録材は定着部14の左側上部に配置された排出ローラ対(排出部)16に導かれる。第1のフラッパ15aが破線の位置に位置する場合、記録材は排出ローラ対16よりも上部に配置されたスイッチバックローラ対(反転部)17に導かれる。スイッチバックローラ対17は、定着部14を通過した記録材の後端が先端に変わって搬送されるように記録材を反転させるローラ対である。排出ローラ対16は定着処理済みの記録材を装置外に排出するローラ対であり、排出ローラ対16側に搬送された記録材は記録材積載部(記録材排出トレイ)18に排出される。なお、符号19は、定着部14から排出部16へ記録材を案内する排出搬送路である。
(画像読取部)
次に記録材の画像を読取る画像読取部100について説明する。画像読取部100は、画像形成装置1内であって、定着部14よりも上部に配設されている。画像読取部100は、記録材の画像を読取るセンサユニット(イメージセンサ)101a、101bを有する。図3はセンサユニット101bの断面図及び斜視図である。センサユニット101aと記録材搬送方向において同じ位置にあるセンサユニット101bは、図3に示すように、ガラス等の透過性の材質で形成された読取面201を有する。更に、ホルダ202、ハウジング203、用紙幅方向に配列されたLEDアレイ204、受光素子205、ロッドレンズ206を有する。ホルダ202はLEDアレイ204、受光素子205、ロッドレンズ206を保持する樹脂部品である。ハウジング203はアルミ製である。記録材は、その読取られる面が読取面201に接触しつつ搬送される。また、LEDアレイ204から出射した光は記録材の面で反射し、その反射光をロッドレンズ206で集光し、受光素子205に結像する。受光素子205は、入力された光を電圧に変換することで、記録材の画像の情報を電気信号に変換して画像データとする。センサユニット101aはセンサユニット101bを上下逆さまに配置しただけであるので詳細な説明は割愛する。
(記録材裏面へのプリント)
記録材の裏面(第二面)にプリントを行う場合は、第1のフラッパ15aを破線の位置に、第2のフラッパ15bを実線の位置に動かす。これにより排出搬送路19の途中の第1の分岐点20からスイッチバックローラ対17へ記録材を案内する第1の搬送路21を形成し、記録材を定着部14からスイッチバックローラ対17へ搬送する。その後、記録材を図2の左方向に送る方向にスイッチバックローラ対17を回転させることにより、記録材の後端が図2の搬送ガイド先端部28を通過するまで記録材を搬送する。さらにその後、第1のフラッパ15aを実線の位置に動かすことにより、スイッチバックローラ対17から両面搬送路27へ記録材を案内する第2の搬送路22を形成する。第2の搬送路22はスイッチバックローラ対17により反転された記録材を両面搬送路27に案内する搬送路である。第1のフラッパ15a及び第2のフラッパ15bを動かすタイミングは、記録材の後端が搬送センサ200bを通過してから所定の時間が経過した後とすればよい。さらにその後、スイッチバックローラ対17を一時停止してから記録材を図2の右方向に送る方向に回転させることにより、記録材を第2の搬送路22を経由して両面搬送路27へ搬送する。ここで、第2の搬送路22は、定着部14の上部を通過するように形成される。両面搬送路27の途中には搬送センサ200cが配設され、上記の搬送センサ200aと同様の仕組みによって記録材が正しく搬送されていることを検知する。記録材を両面搬送路27に搬送した後、記録材を両面搬送ローラ対25、ローラ対26を経由して再度レジストローラ5へ搬送する。その後、記録材を二次転写部13、定着部14、排出搬送路19を経由して排出ローラ対16へ搬送し記録材積載部18に排出する。
(記録材の画像(プリント画像)の読取)
定着部14によりトナー画像を定着された記録材の画像を画像読取部100で読み取る場合、記録材を第1の搬送路21を経由してスイッチバックローラ対17へ搬送する。その後、記録材を図2の左方向に送る方向にスイッチバックローラ対17を回転させることにより、記録材の後端が図2に示した搬送ガイド上の点29を通過するまで記録材を搬送する。さらにその後、第1のフラッパ15aを実線の位置に、第2のフラッパ15bを破線の位置に動かすことにより、スイッチバックローラ対17から画像読取部100へ記録材を搬送する第3の搬送路23を形成する。
ここで、画像読取部100のセンサユニット101a、101bは、画像形成装置1の内部かつ第2の搬送路22の上部に互いに画像の読み取りを行う面(図3の面201)が対向するように配設される。センサユニットとして、CIS(コンタクトイメージセンサ)などを用いることができる。2個のセンサユニット101a、101bを互いに対向させて配設することにより、2個のセンサユニットの間を通過した、記録材の両面にプリントされた画像を一度に読み取ることができる。記録材の両面の画像を一度に読取る必要がなければ、センサユニットは一個だけ配置すればよい。但し、センサユニットを一個だけにする場合、センサユニット101aを取り除き、センサユニット101bを残す。センサユニット101bは、反転部17で反転された記録材の二つの面のうち直前に第1の回転体14aと接触した記録材の面と対向する側に設けられたユニットである。したがって、二つのセンサユニットのうち少なくともセンサユニット101bを設けておけば、記録材が定着部14を通過してからセンサユニット101bが画像を読取るまでの時間を短くできる。よって画像読取に要する時間も短くできる。
また、第1のフラッパ15a及び第2のフラッパ15bを動かすタイミングは、記録材の後端が第2のフラッパ15bとスイッチバックローラ対17との間に配設された搬送センサ200dを通過してから所定の時間が経過した後とすればよい。搬送センサ200dの仕組みは上記の搬送センサ200aと同様である。さらにその後、スイッチバックローラ対17を一時停止してから記録材を図2の右方向に送る方向に回転させることにより、記録材を第3の搬送路23、画像読取部100、第4の搬送路24を経由して両面搬送路27へ搬送する。第4の搬送路24は、第2の搬送路22の上部に形成されている。画像読取部100は、搬送中の記録材の画像を読み取る。読み取った画像情報は、不図示の画像情報処理部にて記録あるいは特徴抽出などといった処理がなされ、これらから得られる情報を用いてプリント画像の評価や画像形成条件の調整などを行うことができる。また、読み取った画像情報を装置内部に配設された不図示のメモリやネットワーク上の不図示のコンピュータなどといった電子的記録部に保存することができる。
本実施例の画像形成装置1は、第2の搬送路22が画像読取部100と定着部14との間に配置されている。換言すると、第2の搬送路22が、第3及び第4の搬送路23、24と定着部14との間に配置されている。これにより、定着部14で発生した熱の一部が第2の搬送路22に存在する空気で断熱されるため、画像読取部100の昇温を抑えることができる。
また、両面プリントにおいて、記録材の面のうち最初に画像が形成される面を表面、表面と反対側の面を裏面とする。本例の装置は、反転部17から第3の搬送路23、読取部100、及び第4の搬送路24を経由して両面搬送路27を通過する記録材の表裏の向きは、反転部17から第2の搬送路22を経由して両面搬送路27を通過する記録材の表裏の向きと同じである。具体的には、第2の搬送路22を通過する記録材の二つの面のうち、直前に第1の回転体14aと接触した記録材の面は図2の下側を向く面である。また、第3及び第4の搬送路23、24を通過する記録材の二つの面のうち、直前に第1の回転体14aと接触した記録材の面は図2の下側を向く面である。つまり、反転部17から第3の搬送路23、読取部100、及び第4の搬送路24を経由して両面搬送路27を通過する記録材には、再度画像形成部6に搬送されるまでに、表裏の反転動作を施す必要がない。よって、第2の搬送路22を経由した記録材と同様、第二面にすぐに画像を形成でき、両面の画像の読取に要する時間も短くできる。
このように、本例の装置は、定着部から画像読取部への熱の伝達を低減できると共に、画像読取に要する時間も短くできる。
(実施例2)
図4及び図5を用いて実施例2の画像形成装置を説明する。なお、実施例1と重複する部分については説明を省略する。
本実施例における画像形成装置1は、実施例1における排出ローラ対16及びスイッチバックローラ対17の代わりに排出反転ローラ対(排出反転部)31を設けている。
定着部14でトナー像を定着した記録材を装置外部に排出する際には、第1のフラッパ15a及び第2のフラッパ15bを実線の位置に動かす。これにより、定着部14から排出反転ローラ対31へ記録材を搬送する第1の搬送路21を形成する。その後、記録材を図5の左方向に搬送する方向に排出反転ローラ対31を回転させることにより記録材を記録材積載部18に排出する。ここで、排出反転ローラ対31から排出された記録材を画像形成装置1の近傍に配設された不図示の後処理装置に搬送する搬送路を形成し、記録材の分別及びホチキス止め、ソートなどの後処理を実施できるようにしてもよい。
(記録材裏面へのプリント)
一方、記録材の裏面に印刷を行う場合は、記録材を定着部14から第1の搬送路21を経由して排出反転ローラ対31に搬送する。その後、記録材を図5の左方向に送るように排出反転ローラ対31を回転させることにより、記録材の後端が図5の搬送ガイド先端部28を通過するまで記録材を搬送する。さらにその後、第1のフラッパ15aを破線の位置に、第2のフラッパ15bを実線の位置に動かすことにより、排出反転ローラ対31から両面搬送路27へ記録材を搬送する第2の搬送路22を形成する。第1のフラッパ15a及び第2のフラッパ15bを動かすタイミングについては、実施例1と同様にすればよい。さらにその後、排出反転ローラ対31を一時停止してから記録材を図5の右方向に送る方向に回転させることにより、記録材を第2の搬送路22を経由して両面搬送路27へ搬送する。
(記録材の画像(プリント画像)の読取)
定着部14によりトナー画像を定着された記録材の画像を読み取る場合は、記録材を第1の搬送路21を経由して排出反転ローラ対31へ搬送する。その後、記録材を図5の左方向に送る方向に排出反転ローラ対31を回転させることにより、記録材の後端が図5に示した搬送ガイド上の点29を通過するまで記録材を搬送する。さらにその後、第1のフラッパ15aを実線の位置に、第2のフラッパ15bを破線の位置に動かすことにより、排出反転ローラ対31から画像読取部100へ記録材を搬送する第3の搬送路23を形成する。第1のフラッパ15a及び第2のフラッパ15bを動かすタイミングについては、実施例1と同様にすればよい。さらにその後、排出反転ローラ対31を一時停止してから記録材を図5の右方向に送る方向に回転させることにより、記録材を第3の搬送路23、画像読取部100、第4の搬送路24を経由して両面搬送路27へ搬送する。画像読取部100は、搬送中の記録材の画像を読取る。
本実施例の画像形成装置1も、実施例1同様、第2の搬送路22が画像読取部100と定着部14との間に配置されている。換言すると、第2の搬送路22が、第3及び第4の搬送路23、24と定着部14との間に配置されている。これにより、定着部14で発生した熱の一部が第2の搬送路22に存在する空気で断熱されるため、画像読取部100の昇温を抑えることができる。
また、両面プリントにおいて、記録材の面のうち最初に画像が形成される面を表面、表面と反対側の面を裏面とする。本例の装置は、排出反転部31から第3の搬送路23、読取部100、及び第4の搬送路24を経由して両面搬送路27を通過する記録材の表裏の向きは、排出反転部31から第2の搬送路22を経由して両面搬送路27を通過する記録材の表裏の向きと同じである。よって、第2の搬送路22を経由した記録材と同様、第二面にすぐに画像を形成でき、両面の画像の読取に要する時間も短くできる。
このように、本例の装置も、定着部から画像読取部への熱の伝達を低減できると共に、画像読取に要する時間も短くできる。
なお、本例の場合も、二つのセンサユニットのうち少なくともセンサユニット101bを設けておけば、記録材が定着部14を通過してからセンサユニット101bが画像を読取るまでの時間を短くできる。
(実施例3)
図6及び図7を用いて実施例3の画像形成装置を説明する。なお、実施例1と重複する部分については説明を省略する。
本実施例における画像形成装置1は、その右上部に後処理装置301が配設されている。後処理装置301には、記録材退避路302及び後処理排出ローラ対303、後処理記録材積載部304が配設されている。記録材退避路302は、画像形成装置1のスイッチバックローラ対17に接続されており、スイッチバックローラ対17から部分的に排出される記録材を一時的に格納する。本実施例における後処理装置301は、記録材積載部を増設することにより記録材を分別して排出する機能のみ有しているが、記録材のホチキス止めやソートなどを行う機能を有する後処理装置であってもよい。
定着部14によりトナー画像を定着された記録材を後処理排出ローラ対303へ搬送する際には、第1のフラッパ15aを実線の位置に、後処理搬送フラッパ44を破線の位置に動かす。これにより、排出搬送路19上の第1の分岐点20と排出ローラ対16との間にある第2の分岐点41から後処理搬送ローラ対43へ記録材を搬送する後処理搬送路42を形成する。その後、記録材を第2の後処理排出搬送路305を経由して後処理排出ローラ対303へ搬送し、後処理記録材積載部304へ排出する。後処理搬送フラッパ44と後処理搬送ローラ対43との間には搬送センサ200eが配設され、第1の実施例で説明した搬送センサ200aと同様の仕組みによって記録材が正しく搬送されていることを検知する。本実施例において、後処理搬送ローラ対43は画像形成装置1の内部に配設されているが、後処理装置301の内部に配設されていてもよい。また、記録材退避路302以外の搬送路を複数有する後処理装置へ記録材を搬送するために、後処理搬送路42及び後処理搬送ローラ対43、後処理搬送フラッパ44が複数配設されていてもよい。
本例のように、プリント後の記録材にホチキス止めやソートなどの後処理を行う後処理装置、へ搬送する搬送部を備えた画像形成装置であっても、定着部から画像読取部への熱の伝達を低減できると共に、画像読取に要する時間も短くできる。
14 定着部
16 排出ローラ対(排出部)
17 スイッチバックローラ対(反転部)
21 第1の搬送路
22 第2の搬送路
23 第3の搬送路
24 第4の搬送路
27 両面搬送路
31 排出反転ローラ対(排出反転部)
100 画像読取部

Claims (5)

  1. 記録材に未定着画像を形成する画像形成部と、
    記録材に形成された未定着画像を記録材に定着する定着部と、
    定着処理済みの記録材を装置外に排出する排出部と、
    前記定着部から前記排出部へ記録材を案内する排出搬送路と、
    前記定着部を通過した記録材の後端が先端に変わって搬送されるように記録材を反転させる反転部と、
    前記反転部により反転された記録材を再び前記画像形成部へ案内するための両面搬送路と、
    前記排出搬送路の途中の分岐点から前記反転部へ記録材を案内する第1の搬送路と、
    前記反転部により反転された記録材を前記両面搬送路に案内する第2の搬送路と、
    を有する画像形成装置において、
    記録材に形成された画像を読取る読取部と、
    前記反転部により反転された記録材を前記読取部へ案内する第3の搬送路と、
    前記読取部を通過した記録材を前記両面搬送路へ案内する第4の搬送路と、
    を有し、
    記録材の面のうち最初に画像が形成される面を表面、前記表面と反対側の面を裏面とすると、前記反転部から前記第3の搬送路、前記読取部、及び前記第4の搬送路を経由して前記両面搬送路を通過する記録材の表裏の向きは、前記反転部から前記第2の搬送路を経由して前記両面搬送路を通過する記録材の表裏の向きと同じであり、
    前記第2の搬送路が前記読取部と前記定着部との間に配置されている、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記定着部は、記録材上の未定着画像と接触する第1回転体と、前記第1回転体と共に記録材を挟持搬送する定着ニップ部を形成する第2回転体と、を有し、
    前記反転部で反転された記録材の二つの面のうち直前に前記第1の回転体と接触した記録材の面と対向する側、に前記読取部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 記録材に未定着画像を形成する画像形成部と、
    記録材に形成された未定着画像を記録材に定着する定着部と、
    定着処理済みの記録材を装置外に排出する動作と、前記定着部を通過した記録材の後端が先端に変わって搬送されるように記録材を反転させる動作と、を選択的に実行可能な排出反転部と、
    前記排出反転部により反転された記録材を再び前記画像形成部へ案内するための両面搬送路と、
    前記定着部から前記排出反転部へ記録材を案内する第1の搬送路と、
    前記排出反転部により反転された記録材を前記両面搬送路に案内する第2の搬送路と、
    を有する画像形成装置において、
    記録材に形成された画像を読取る読取部と、
    前記排出反転部により反転された記録材を前記読取部へ案内する第3の搬送路と、
    前記読取部を通過した記録材を前記両面搬送路へ案内する第4の搬送路と、
    を有し、
    記録材の面のうち最初に画像が形成される面を表面、前記表面と反対側の面を裏面とすると、前記排出反転部から前記第3の搬送路、前記読取部、及び前記第4の搬送路を経由して前記両面搬送路を通過する記録材の表裏の向きは、前記排出反転部から前記第2の搬送路を経由して前記両面搬送路を通過する記録材の表裏の向きと同じであり、
    前記第2の搬送路が前記読取部と前記定着部との間に配置されている、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記定着部は、記録材上の未定着画像と接触する第1回転体と、前記第1回転体と共に記録材を挟持搬送する定着ニップ部を形成する第2回転体と、を有し、
    前記排出反転部で反転された記録材の二つの面のうち直前に前記第1の回転体と接触した記録材の面と対向する側、に前記読取部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記装置は、記録材の画像を読取る場合は、記録材を前記第3の搬送路、前記読取部、及び前記第4の搬送路を経由して前記両面搬送路前へ搬送し、記録材の画像を読取らない場合は、記録材を前記第2の搬送路を経由して前記両面搬送路へ搬送することを特徴とする請求項1〜4いずれか一項に記載の画像形成装置。
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